JPH101780A - 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料 - Google Patents

金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料

Info

Publication number
JPH101780A
JPH101780A JP15223396A JP15223396A JPH101780A JP H101780 A JPH101780 A JP H101780A JP 15223396 A JP15223396 A JP 15223396A JP 15223396 A JP15223396 A JP 15223396A JP H101780 A JPH101780 A JP H101780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal surface
treating agent
resin
embedded image
copolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15223396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Sugata
智之 菅田
Atsuhiko Tounaka
敦彦 當仲
Yasuhiro Shibata
康弘 柴田
Toshiaki Shimakura
俊明 島倉
Kiyotada Yasuhara
清忠 安原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP15223396A priority Critical patent/JPH101780A/ja
Priority to EP96922270A priority patent/EP0838537B1/en
Priority to CA 2226524 priority patent/CA2226524A1/en
Priority to DE69616066T priority patent/DE69616066T2/de
Priority to PCT/JP1996/001902 priority patent/WO1997003226A1/ja
Publication of JPH101780A publication Critical patent/JPH101780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面処理の後、水洗して乾燥させた後の褐変
又は黄変を抑制すると共に、金属表面の滑り性、塗膜密
着性、耐食性を改良した金属表面処理剤を提供する。 【解決手段】 (a)下記化1で表わされるフェノール
化合物と、(b)下記化2で表わされるビスフェノール
化合物と、ホルムアルデヒドとの共重合物に、下記化
3、化4で表わされる官能基が結合されているフェノー
ル−ビスフェノール−ホルムアルデヒド共重合体又はそ
の塩を含み、前記(a)のフェノール化合物と前記
(b)のビスフェノール化合物とのモル比が9:1〜
1:9であって、かつこの共重合体又はその塩が、金属
表面処理剤1l当り0.01〜10g含有されている金
属表面処理剤である。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属表面処理剤、処
理方法及び表面処理された金属材料、特に滑り性(潤滑
性)の向上、表面処理乾燥後の褐変又は黄変を抑制する
金属表面処理剤等に関する。
【0002】
【従来の技術】金属表面処理としては、例えばアルミニ
ウム缶の製造工程において、DI加工(Drawing & Iron
ing )の後、酸性クリナーによってスマットを除去し、
更に水洗した後に行われる化成処理等が挙げられる。こ
の化成処理は、耐食性、塗膜密着姓を向上させる目的で
行われる。化成処理としては、クロメート処理とノンク
ロメート処理の2種類があり、近年では公害防止の観点
からノンクロメート処理が主に行われている。このノン
クロメート処理のノンクロム化成処理剤としては、例え
ばリン酸ジルコニウム系処理剤が広く使用されている。
通常、アルミニウム缶の製造工程では、化成処理後、ア
ルミニウム缶は充分水洗され、オーブンで水切り乾燥さ
れ、次いで印刷、塗装がなされる。この印刷、塗装の工
程に移る際に、アルミニウム缶を搬送するベルトコンベ
アの幅は急激に狭くなる。この時、缶同士が接触した
り、缶がベルトコンベアのガイドに接触して、ジャミン
グ(搬送不良)を起こす可能性があり、このジャミング
によって、缶の搬送スピードが低下して缶の生産効率が
低下してしまう。
【0003】一般に、上記リン酸ジルコニウム系処理剤
を用いて処理すると、アルミニウム表面に酸化ジルコニ
ウムやリン酸ジルコニウムの皮膜が形成され、この皮膜
が一定以上の厚みになると、凝集破壊の原因となり、塗
膜密着性の不良が生じやすかった。また、上記無機質の
皮膜は、表面の滑り性がないため、上述したように缶を
ベルトコンベアで搬送する際にジャミングを生じ、缶の
生産効率が低下してしまうおそれがあった。
【0004】そこで、近年では、無機質の皮膜だけでな
く、有機質の皮膜を形成する処理剤が提案されている。
例えば、特開平7−278410号公報の「金属材料表
面処理用重合体組成物及び処理方法」には、無機質皮膜
を形成すると共にフェノール系樹脂の有機質皮膜をも形
成させる処理剤が提案されている。すなわち、この処理
剤は、酸性化合物と、下記化8に示す式(I)の重合体
[X=H,C1-5 アルキル、C1-5 ヒドロキシアルキ
ル、下記化9に示す式(II)の基など、R1 ,R2
H,OH,C1-10アルキル、C1-10ヒドロキシアルキル
基など、Y1 ,Y2=H又は下記化10に示す式(III)
又は下記化11に示す式(IV)のZ基、R3〜R7 =C
1-10アルキル、C1-10ヒドロキシアルキル基など、重合
体分子中の各ベンゼン環の置換Z基数平均値=0.2〜
1.0,n=5〜50]とを含み、pH=2.0〜6.
5の処理剤を金属表面とを接触させる処理方法が開示さ
れている。
【0005】
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】 また、特開平7−278836号公報の「アルミニウム
含有金属材料用表面処理組成物及び表面処理方法」に
は、無機質皮膜を形成すると共にビスフェノールA系樹
脂の有機質皮膜をも形成させる処理剤が提案されてい
る。すなわち、この処理剤は、リン酸イオン、縮合リン
酸イオン及び水性重合体を、1〜30:0.1〜10:
0.2〜20の重量配合割合で含み、2.0〜6.5の
pHの処理剤と、上記材料表面とを、30〜65℃にお
いて、5〜60秒間接触させ、水洗し、加熱乾燥する表
面処理方法が開示されている。ここで、上記水溶性重合
体は、下記化12に示す式(V)の化学構造を有し、式
(V)中Y1 ,Y2 は、H原子又は下記化13式(VI)
又は式(VII)のZ基であり、重合体分子中のベンゼン環
の平均Z基置換数0.2〜1.0である。
【0006】
【化12】
【化13】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−278410号公報の開示された表面処理剤に
より金属表面に形成された皮膜は、塗膜密着性、耐食性
を満足するものの、皮膜中のフェノールの共役発色によ
り、表面処理の後水洗して水切り乾燥後に外観が褐変や
黄変するという問題があった。
【0008】また上記特開平7−278836号公報に
開示されたビスフェノールA系樹脂を含有する表面処理
剤によって金属表面に形成された皮膜は、表面処理の後
水洗して水切り乾燥後に外観に褐変や黄変が生じないも
のの、ビスフェノールA系樹脂の親水性が高いため、皮
膜の滑り性にやや劣り、更に耐食性に欠けるという問題
があった。
【0009】上述のように滑り性が悪い場合には、アル
ミニウムDI缶ではジャミングを起こしてしまい、鋼板
等のコイルコーティングに用いた場合には、潤滑性に欠
けるという問題点があった。また、皮膜の褐変又は黄変
すると、後工程、例えば塗装工程にも支障をきたすおそ
れがあった。
【0010】本発明は上記従来の課題に鑑みたものであ
り、その目的は、表面処理の後、水洗して乾燥させた後
の褐変又は黄変を抑制すると共に、金属表面の滑り性
(潤滑性)、塗膜密着性、耐食性(アルミニウムDI缶
の場合には耐沸水黒変性)を改良した金属表面処理剤及
び処理方法を提供すると共に、褐変又は黄変を抑制し、
金属表面の滑り性、塗膜密着性、耐食性を有する表面処
理された金属材料を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の金属表面処理剤は、(a)下記化14
で表わされるフェノール化合物と、(b)下記化15で
表わされるビスフェノール化合物と、ホルムアルデヒド
との共重合物に、下記化16、化17で表わされる官能
基が少なくとも1種結合されているフェノール−ビスフ
ェノール−ホルムアルデヒド共重合体又はその塩を含
み、前記(a)のフェノール化合物と前記(b)のビス
フェノール化合物とのモル比が9:1〜1:9であっ
て、かつこの共重合体又はその塩(以後、塩も含めて単
に共重合体という)が、金属表面処理剤1l当り0.0
1〜10g含有されている。
【0012】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】 (式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 ,X,Y1 ,Y
2 ,:水素、水酸基、炭素数1〜10の直鎖又は分岐状
のアルキル基又は炭素数1〜10の直鎖又は分岐状のア
ルカノール基。これらアルキル基およびアルカノール基
は官能基によって置換されていてもよい) また、本発明の他の金属表面処理剤は、(c)下記化1
8で表わされる少なくとも窒素原子を1個以上含有する
フェノール系樹脂又はその塩と、(d)下記化19及び
/又は化20で表わされる少なくとも窒素原子を1個以
上含有するビスフェノール系樹脂又はその塩(以後、混
合物という)とを含み、前記(c)の樹脂と前記(d)
の樹脂との重量比が90:10〜10:90であって、
前記(c)の樹脂と前記(d)の樹脂との合計量が、金
属表面処理剤1l当り0.01〜10g含有されてい
る。
【0013】
【化18】
【化19】
【化20】 (式中、R6 ,R7 ,R8 ,R9 ,R10,R11,X1
3 ,Y4 ,Y5 ,Y6:水素、水酸基、炭素数1〜1
0の直鎖又は分岐状のアルキル基又は炭素数1〜10の
直鎖又は分岐状のアルカノール基、m,n,pはそれぞ
れ2〜50。これらアルキル基およびアルカノール基は
官能基によって置換されていてもよい) 上述したように、フェノール系樹脂を含む表面処理剤を
用いると、滑り性は良好であるが、水切り乾燥後の外観
に褐変又は黄変が生じる。一方、ビスフェノールA系樹
脂を含む表面処理剤を用いると、水切り乾燥後の外観に
褐変又は黄変が生じることはないが、耐食性に欠けると
いう問題があった。
【0014】本発明の金属表面処理剤は、フェノール系
樹脂及びビスフェノールA系樹脂の両樹脂をある一定の
比率で含有することにより、互いの欠点を相補する両樹
脂含有の樹脂皮膜を金属表面に形成することができる。
このため、水切り乾燥後の褐変又は黄変を抑制し、滑り
性を向上させることができる。従って、滑り性が向上す
るため、ジャミングの発生を抑制することができ、更に
コイルコーティングにおいては、潤滑性を有することと
なる。また、皮膜外観の褐変又は黄変を抑制することが
できるので、後工程、例えば塗装工程にも支障をきたす
おそれがない。
【0015】本発明に係る上記共重合体および混合物
は、酸性水溶液に溶解し、また金属表面処理時の金属表
面近傍における界面pHを上昇させることによって、ア
ルミニウム等の金属イオンと不溶性化合物を形成し、金
属表面にこれらの樹脂皮膜が形成される。
【0016】また、本発明の処理方法は、上記金属表面
処理剤を金属表面に接触させ、次いで水洗、乾燥させる
処理方法である。
【0017】更に、本発明の表面処理された金属材料
は、上記金属表面処理剤を用いて表面処理された金属材
料である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る共重合体に関して、
(a)の化合物と(b)の化合物とのモル比は9:1〜
1:9であり、好ましくは3:7〜7:3である。
(a)の化合物のモル比が上記範囲より多くなると、水
切り乾燥後の外観に褐変又は黄変が生じる。一方、
(b)の化合物のモル比が上記範囲より多くなると、上
記褐変又は黄変は抑制されるものの、耐食性が劣化す
る。
【0019】また、上記共重合体は金属表面処理剤1リ
ットル当たり0.01〜10g含有されており、好まし
くは0.1〜5gである。
【0020】上記共重合体が金属表面処理剤1リットル
当たり0.01g未満の場合には、金属表面の樹脂皮膜
厚さが不十分となり、バリヤー効果が低下するため、耐
食性及び滑り性が低下する。一方、10gを超えると、
金属表面の樹脂皮膜は必要以上に厚くなり、外観不良を
起こすと共に、コスト高になって経済性に劣る。
【0021】本発明に係る混合物に関して、c)の樹脂
とd)の樹脂との重量比が90:10〜10:90であ
り、好ましくは30:70〜70:30である。(c)
の樹脂の重量比が上記範囲より多くなると、水切り乾燥
後の外観に褐変又は黄変が生じる。一方、(d)の樹脂
の重量比が上記範囲より多くなると、上記褐変又は黄変
は抑制されるものの、耐食性が劣化する。
【0022】また、上記(c)又は(d)の樹脂は金属
表面処理剤1リットル当たり0.01〜10g含有され
ており、好ましくは0.1〜5gである。
【0023】上記混合物が金属表面処理剤1リットル当
たり0.01g未満の場合には、金属表面の樹脂皮膜厚
さが不十分となり、バリヤー効果が低下するため、耐食
性及び滑り性が低下する。一方、10gを超えると、金
属表面の樹脂皮膜は必要以上に厚くなり、外観不良を起
こすと共に、コスト高になって経済性に劣る。
【0024】本発明に係る金属表面処理剤は、以下の無
機酸、エッチング剤、エッチング助剤、多価アニオン、
酸化剤、アルミニウムイオンを含んでいてもよい。
【0025】無機酸 無機酸としては、リン酸、硝酸等が挙げられるが、リン
酸が最も好ましい。その酸の塩としては、ナトリウム、
カリウム、マグネシウム等の塩が好ましい。リン酸は、
水溶液を酸性にし、上記共重合体や混合物を溶解させ
る、さらに金属表面のエッチングの作用もある。このリ
ン酸の濃度としては、金属表面処理剤に対して0.1〜
10g/lであることが好ましく、より好ましくは0.
25〜5g/lである。リン酸の含有量が0.1g/l
未満の場合には、酸性度が不十分となり、上記共重合
体、混合物が溶解しにくくなり、一方10g/lを超え
ると、表面処理時の樹脂析出性が抑制され耐食性及び滑
り性が劣化する。
【0026】エッチング剤 フッ化物イオンが、エッチング剤の主成分であり、供給
源としては、フッ化水素酸及びその塩が挙げられる。フ
ッ化物イオンの金属表面処理剤に対する含有量は、0.
005g/l〜2g/lが好ましい。フッ化物イオンの
含有量が0.005g/l未満の場合には、金属表面の
エッチング不足となり、界面pHの上昇が不十分となる
ため、樹脂皮膜が金属表面に析出しにくくなり、耐食性
が劣る。一方、フッ化物イオンの含有量が5g/lを超
える場合には、エッチング過多となり、やはり樹脂皮膜
が金属表面に析出しにくくなり、耐食性が低下し、滑り
性も不十分となる。
【0027】エッチング助剤 エッチング助剤としてはケイフッ酸、ホウフッ酸及びそ
の塩を用いることができる。エッチング助剤の金属表面
処理剤に対する含有量は、0.003g/l〜5g/l
が好ましい。エッチング助剤の含有量が0.003g/
l未満の場合には、金属表面のエッチング不足となり、
樹脂皮膜が金属表面に析出しにくくなり、耐食性が劣
る。一方、エッチング助剤の含有量が5g/lを超える
場合には、エッチング過多となり、やはり樹脂皮膜が金
属表面に析出しにくくなり、耐食性が低下し、滑り性も
不十分となる。
【0028】多価アニオン 多価アニオンとしては、縮合リン酸(ピロリン酸、メタ
リン酸、ヘキサメタリン酸、トリポリリン酸、テトラリ
ン酸等)、モリブデン酸、タングステン酸、リンモリブ
デン酸、リンタングステン酸、ケイタングステン酸等及
びその塩が挙げられる。多価アニオンの金属表面処理剤
に対する含有量は、0.001g/l〜5g/lが好ま
しく、より好ましくは0.01g/l〜2g/lであ
る。多価アニオンの含有量が0.001g/l未満の場
合には、金属表面のエッチングが不均一となり、樹脂皮
膜が金属表面に析出しにくくなり、耐食性が劣り、滑り
性が低下する。一方、多価アニオンの含有量が5g/l
を超える場合には、処理液安定性が低下し、耐食性、滑
り性も低下する。ここで、処理液とは、本発明の金属表
面処理剤又は適宜水で希釈したものをいう。
【0029】更に、本発明の金属表面処理剤は、必要に
応じて以下の酸化剤、アルミニウムイオンを含んでもよ
い。
【0030】酸化剤 酸化剤は、金属表面を化学的安定化し、樹脂皮膜の緻密
化、均一化を促進するため、耐食性を向上する。酸化剤
としては、過酸化水素、亜硝酸、亜硝酸塩、過ホウ酸、
過ホウ酸塩、塩素酸、塩素酸塩、臭素酸、臭素酸塩等が
挙げられ、好ましくは過酸化水素、亜硝酸塩である。酸
化剤の金属表面処理剤に対する含有量は、10g/l以
下であることが好ましい。酸化剤の含有量が10g/l
を超えると、酸化剤としての効果が緩和され、不経済と
なる。
【0031】アルミニウムイオン アルミニウムイオンは、樹脂皮膜の析出速度を促進し、
皮膜の緻密化、均一化を促す効果を有するので、耐食性
を高めるために本発明の金属表面処理剤に添加してもよ
い。アルミニウムイオンの供給源としては、硝酸アルミ
ニウム、水酸化アルミニウム、フッ化アルミニウム等が
挙げられるが、処理金属が、アルミニウム合金材である
場合は、エッチングにより溶出したアルミニウムでもよ
い。アルミニウムイオンの金属表面処理剤に対する含有
量は、0.01g/l〜0.5g/lが好ましく、より
好ましくは0.05g/l〜0.2g/lである。アル
ミニウムイオンの含有量が0.01g/l未満の場合に
は、上記共重合体、混合物が金属表面に析出しにくくな
り、耐食性が不十分となる。一方、アルミニウムイオン
の含有量が0.5g/lを超える場合には、処理液中で
上記共重合体、混合物と不溶性化合物を形成し、処理液
に濁りが生じたり、スラッジが発生する。このため、処
理液の安定性が悪くなったり、外観の劣化につながる。
【0032】処理条件と処理方法 本発明の金属表面処理剤のpHは、2.0〜5.0であ
り、好ましくは2.5〜4.0である。pHの調整はN
aOH、アンモニア水溶液、硝酸等により行う。本発明
の金属表面処理剤と金属材料との接触温度は、常温(例
えば20℃)〜90℃が好ましく、より好ましくは35
〜65℃である。
【0033】金属材料と金属表面処理剤との接触時間
は、接触温度が高いほど短くする。スプレー塗布の場合
には、約5秒間〜5分間、好ましくは10〜60秒間で
ある。浸漬法を用いる場合には、上記接触時間より長い
接触時間を要する。その他、フローコート法、ロールコ
ート法で接触させても良い。
【0034】上記のように、表面処理を施された金属材
料は、水洗され、乾燥工程に入る。乾燥温度は150〜
240℃が好適であり、150℃未満では、処理済金属
材料の耐食性が劣る。
【0035】金属表面上への本発明に係る共重合体並び
に混合物の析出機構を以下に述べる。酸性水溶液中で
は、共重合体あるいは混合物の含有する窒素原子(アミ
ン由来)は陽イオン性を呈する。そして、金属をエッチ
ングした際の金属界面のpH上昇によりこの陽イオン性
は失われ金属表面に上記共重合体あるいは混合物が凝集
沈着する。また、この窒素原子のローン・ペア(孤立電
子対)が金属と共有(キレート化)されることによって
も金属表面への樹脂の析出が生じる。
【0036】本発明の好ましい実施態様を以下に示す。
【0037】1.本発明に係る共重合体又は混合物の合
計量は、金属表面処理剤に対して0.1〜5g/lであ
る。
【0038】2.金属表面処理剤は、必要に応じて無機
酸、エッチング剤、多価アニオンを含有する。
【0039】3.本発明の金属表面処理剤に含有される
無機酸は、リン酸である。
【0040】4.金属表面処理剤に対するリン酸の濃度
は、0.1g/l〜10g/lである。
【0041】5.金属表面処理剤に対するリン酸の濃度
は、0.25g/l〜5g/lである。
【0042】6.上記多価アニオンは、縮合リン酸であ
るピロリン酸、メタリン酸、ヘキサメタリン酸、トリポ
リリン酸、テトラリン酸、又はモリブデン酸、タングス
テン酸、リンモリブデン酸、リンタングステン酸、ケイ
タングステン酸及びその塩の少なくとも1種である。
【0043】7.上記多価アニオンの金属表面処理剤に
対する含有量は、0.001g/l〜5g/lである。
【0044】8.上記多価アニオンの金属表面処理剤に
対する含有量は、0.01g/l〜2g/lである。
【0045】9.上記エッチング剤は、フッ化物イオン
である。
【0046】10.上記フッ化物イオンの供給源は、フ
ッ化水素酸又はその塩である。
【0047】11.上記フッ化物イオンの金属表面処理
剤に対する含有量は、0.005g/l〜2g/lであ
る。
【0048】12.金属表面処理剤は、更にエッチング
助剤、酸化剤、アルミニウムイオンを含有する。
【0049】13.上記エッチング助剤は、ケイフッ
酸、ホウフッ酸及びその塩である。
【0050】14.上記エッチング助剤の金属表面処理
剤に対する含有量は、0.003g/l〜5g/lであ
る。
【0051】15.上記酸化剤は、過酸化水素、亜硝酸
(塩)、過ホウ酸(塩)、塩素酸(塩)、臭素酸(塩)
のいずれか1種である。
【0052】16.上記酸化剤の金属表面処理剤に対す
る含有量は、10g/l以下である。 17.上記アル
ミニウムイオンの供給源は、硝酸アルミニウム、水酸化
アルミニウム、フッ化アルミニウムである。
【0053】18.上記アルミニウムイオンの金属表面
処理剤に対する含有量は、0.01g/l〜0.5g/
lである。
【0054】19.上記アルミニウムイオンの金属表面
処理剤に対する含有量は、0.05g/l〜0.2g/
lである。
【0055】20.本発明の金属表面処理剤のpHは、
2.5〜4.0である。
【0056】21.上記pHの調整は、NaOH、アン
モニウム水溶液、硝酸のいずれか一種を用いて行う。
【0057】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
具体的に説明する。尚、本発明はこれらの実施例によっ
て限定されるものではない。
【0058】実施例1〜8及び比較例1〜4 (1)被処理物:Al−Mn系(JIS−A3004)
アルミニウム合金板をDI加工等して得られた成型缶。
【0059】(2)塗装下地用皮膜評価方法: a)耐沸水黒変性(耐食性):本実施例及び比較例の組
成物によって表面処理を行った被処理物を沸騰水道水中
に30分間浸漬した後の外見評価を次の基準で行った。
【0060】 ○ : 外観の変化なし △ : 僅かに黒変 × : 黒変 b)塗装下地用皮膜表面の滑り性:本実施例の方法で表
面処理を行った被処理物を「HEIDON−14」型試
験機で5mmφ鋼球、荷重50g、触針速度300mm/
min.で動摩擦係数を求めた。
【0061】 ○ : 0.55未満 △ : 0.55〜0.8 × : 0.8を超える場合 c)塗膜密着性:バーコータによってBASF社製塗料
(EB−70−001N 150mmg/m2 、クリヤ
ー;EB−69−002N 60mmg/m2 )を被処
理物に塗装する。そしてこの塗装された被処理物を、ウ
ェッジベンディング加工し、折れ曲り部をニチバン製セ
ロテープによりテープ剥離した時の塗膜剥離評価を次の
基準で行った。
【0062】 ○ : テープ剥離長さが15mm未満 △ : テープ剥離長さが15〜20mm × : テープ剥離長さが20mmを超える d)耐褐変性(変色性):水切り乾燥後の被処理物の外
観を目視観察した。
【0063】 ○ : 褐変なし △ : やや褐変 × : 褐変 (3)金属表面処理条件; <実施例1>Al−Mn系(JIS−A3004)成型
缶を30g/l濃度の酸性脱脂剤(「サーフクリーナー
NHC250」日本ペイント(株)製)で75℃、60
秒スプレー脱脂した後、水洗し、リン酸0.5g/l,
フッ酸0.5g/l,ピロリン酸0.5g/l,下記化
21に示す共重合体(フェノールとビスフェノールのモ
ル比=3:3)0.6g/lを含有しpH3.5に調整
した金属表面処理剤で50℃、20秒スプレー化成処理
を行った。処理後、水洗し190℃、3分間水切り乾燥
を行った。評価結果を表1に示す。
【0064】
【化21】 <化21の共重合体の合成方法>化21の共重合体の合
成方法を下記に示す。
【0065】攪拌装置、還流冷却機及び温度計を備えた
反応装置にフェノール3モル(282g)、ビスフェノ
ールA3モル(684g)、p−トルエンスルホン酸
0.3gを仕込み、160℃で2時間反応させた。次に
内温を100℃まで下げ、37%ホルムアルデヒド水溶
液(ホルムアルデヒドとして5モル)(406g)を1
時間かけて添加し、100℃で2時間還流反応を行い、
140℃まで常圧脱水反応を行った。次いで、真空脱水
を行い、系内の温度が160℃まで昇温したところで重
縮合反応を終了とした。次いで、120℃まで温度を下
げ、ブチルセロソルブ1650gを添加し、重縮合物を
完全に溶解させ、純水1650gを100℃以下で添加
し、系内の温度が50℃まで下がったところで、N−メ
チルアミノエタノール6モル(450g)を添加し、3
7%ホルムアルデヒド水溶液6モル(486.6g)を
1時間かけて添加し、50℃で1時間反応させ、更に9
0℃で1.5時間反応させた。得られた樹脂溶液は、粘
度が0.15Pa・s、遊離ホルムアルデヒドが0%、
遊離フェノールが0%、180℃1時間の不揮発分が3
1.1%あり、pH2のリン酸水溶液に溶解した。
【0066】<実施例2〜4,比較例1〜2>表1に示
すように、下記化22〜26に示す共重合体中のフェノ
ール/ビスフェノールのモル比及び共重合体の添加量を
変え、その他の成分の含有量は上記実施例1と同様の金
属表面処理剤で、上記実施例1に準拠して表面処理を行
った。評価結果を表1に示す。なお、化22〜26の共
重合体は前記化21の共重合体の合成法に準じて合成し
た。
【0067】
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【化26】
【表1】 <実施例5>Al−Mn系(JIS−A3004)成型
缶を30g/l濃度の酸性脱脂剤(「サーフクリーナー
NHC250」日本ペイント(株)製)で75℃、60
秒スプレー脱脂した後、水洗し、リン酸0.5g/l,
フッ酸0.5g/l,ピロリン酸0.5g/l,上記化
25に示すアミン変成フェノール系樹脂0.6g/l,
上記化26に示すアミン変成ビスフェノールA系樹脂
0.6g/lを含有しpH3.5に調整した金属表面処
理剤で50℃、20秒スプレー化成処理を行った。処理
後、水洗し190℃、3分間水切り乾燥を行った。評価
結果を表2に示す。
【0068】<実施例6〜8,比較例3〜4>化25に
示すアミン変成フェノール系樹脂と化26に示すアミン
変成ビスフェノールA系樹脂の含有量を変え、その他の
成分の含有量は上記実施例5と同様の金属表面処理剤
で、上記実施例5に準拠して表面処理を行った。評価結
果を表2に示す。
【0069】
【表2】 これらの結果から、本発明の金属表面処理剤によれば、
耐食性(耐沸水黒変性)、すべり性、上塗塗膜密着性、
耐褐変性のいずれの性能も従来のものに比べ向上してい
ることが判明した。
【0070】
【発明の効果】以上のように、本発明の金属表面処理剤
及び処理方法によれば、上記共重合体あるいは混合物中
のフェノール成分とビスフェノール成分との比率を特定
の範囲内で調整することにより、被処理物の外観の褐変
を抑制することができ、更に滑り性、塗膜密着性、耐食
性を向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 3/00 C09K 3/00 R (72)発明者 島倉 俊明 東京都品川区南品川4丁目1番15号 日本 ペイント株式会社東京事業所内 (72)発明者 安原 清忠 東京都品川区南品川4丁目1番15号 日本 ペイント株式会社東京事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記化1で表わされるフェノール
    化合物と、(b)下記化2で表わされるビスフェノール
    化合物と、ホルムアルデヒドとの共重合物に、下記化
    3、化4で表わされる官能基が少なくとも一種結合され
    ているフェノール−ビスフェノール−ホルムアルデヒド
    共重合体又はその塩を含み、前記(a)のフェノール化
    合物と前記(b)のビスフェノール化合物とのモル比が
    9:1〜1:9であって、かつこの共重合体又はその塩
    が、金属表面処理剤1l当り0.01〜10g含有され
    ていることを特徴とする金属表面処理剤。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 (式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 ,X,Y1 ,Y
    2 ,:水素、水酸基、炭素数1〜10の直鎖又は分岐状
    のアルキル基又は炭素数1〜10の直鎖又は分岐状のア
    ルカノール基。これらアルキル基およびアルカノール基
    は官能基によって置換されていてもよい)
  2. 【請求項2】 (c)下記化5で表わされる少なくとも
    窒素原子を1個以上含有するフェノール系樹脂又はその
    塩と、(d)下記化6及び/又は化7で表わされる少な
    くとも窒素原子を1個以上含有するビスフェノール系樹
    脂又はその塩とを含み、前記(c)の樹脂と前記(d)
    の樹脂との重量比が90:10〜10:90であって、
    前記(c)の樹脂と前記(d)の樹脂との合計量が、金
    属表面処理剤1l当り0.01〜10g含有されている
    ことを特徴とする金属表面処理剤。 【化5】 【化6】 【化7】 (式中、R6 ,R7 ,R8 ,R9 ,R10,R11,X1
    3 ,Y4 ,Y5 ,Y6:水素、水酸基、炭素数1〜1
    0の直鎖又は分岐状のアルキル基又は炭素数1〜10の
    直鎖又は分岐状のアルカノール基。これらアルキル基お
    よびアルカノール基は官能基によって置換されていても
    よい。m,n,pはそれぞれ2〜50)
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の金属表面処理剤
    を金属表面に接触させ、次いで水洗、乾燥させることを
    特徴とする金属表面処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の金属表面処理剤
    を用いて表面処理されたことを特徴とする表面処理金属
    材料。
JP15223396A 1995-07-10 1996-06-13 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料 Pending JPH101780A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15223396A JPH101780A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料
EP96922270A EP0838537B1 (en) 1995-07-10 1996-07-09 Metal surface treatments, method for treating metal surface, and surface-treated metallic material
CA 2226524 CA2226524A1 (en) 1995-07-10 1996-07-09 Metal surface treatment agent and method and metallic materials treated with the same
DE69616066T DE69616066T2 (de) 1995-07-10 1996-07-09 Metalloberflächenbehandlung, verfahren dafür und obeflächenbehandeltes metallisches material
PCT/JP1996/001902 WO1997003226A1 (fr) 1995-07-10 1996-07-09 Traitements de surface de metaux, procede de traitement de surface de metaux et materiau metallique ayant subi un traitement de surface

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15223396A JPH101780A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH101780A true JPH101780A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15536004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15223396A Pending JPH101780A (ja) 1995-07-10 1996-06-13 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH101780A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003082473A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Nippon Paint Co Ltd アルミニウムまたはアルミニウム合金の表面処理方法
JP2003253463A (ja) * 2001-12-26 2003-09-10 Sumitomo Metal Ind Ltd 亜鉛系めっき鋼板のノンクロム処理
JP2004507615A (ja) * 2000-07-27 2004-03-11 ロード コーポレーション 二液型水性金属保護処理
JP4550956B2 (ja) * 1999-08-10 2010-09-22 新日本製鐵株式会社 防食塗料および耐食性に優れる塗装金属板

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4550956B2 (ja) * 1999-08-10 2010-09-22 新日本製鐵株式会社 防食塗料および耐食性に優れる塗装金属板
JP2004507615A (ja) * 2000-07-27 2004-03-11 ロード コーポレーション 二液型水性金属保護処理
JP2003082473A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Nippon Paint Co Ltd アルミニウムまたはアルミニウム合金の表面処理方法
JP2003253463A (ja) * 2001-12-26 2003-09-10 Sumitomo Metal Ind Ltd 亜鉛系めっき鋼板のノンクロム処理

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11256096A (ja) 金属材料用表面処理剤組成物および処理方法
JPH0873775A (ja) 耐指紋性、耐食性、塗装密着性にすぐれた皮膜形成用金属表面処理剤および処理方法
JP3539756B2 (ja) 金属材料表面処理用重合体組成物および処理方法
AU4469796A (en) Low sludging composition and process for treating aluminum and its alloys
JP2771110B2 (ja) アルミニウム含有金属材料用表面処理組成物および表面処理方法
EP1230422A1 (en) Process and composition for treating metals
JPH101782A (ja) 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料
EP0838537B1 (en) Metal surface treatments, method for treating metal surface, and surface-treated metallic material
EP0533823B1 (en) Liquid composition and process for treating aluminium or tin cans to impart corrosion resistance and reduced friction coefficient
US5370909A (en) Liquid composition and process for treating aluminum or tin cans to impart corrosion resistance and mobility thereto
JPH101780A (ja) 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料
JP3789553B2 (ja) 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料
JPH11276987A (ja) 耐食性、塗装性および耐指紋性に優れた有機複合被覆金属材料、及びその製造方法
JP2001234350A (ja) 耐食性、塗装性、耐指紋性及び加工性に優れた金属板材料及びその製造方法
JPH101781A (ja) 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料
JPH101788A (ja) 金属表面処理剤、処理方法及び表面処理された金属材料
US5728234A (en) Composition and process for treating the surface of aluminiferous metals
JPH06158345A (ja) 3価クロム化合物のゾル、その組成物、およびその製造方法
JP4117203B2 (ja) 耐食性亜鉛系めっき鋼板
JPH0527711B2 (ja)
KR960007775B1 (ko) 크롬용출이 억제되는 크로메이트용액 및 이 용액을 이용한 크로메이트강판 제조방법
JP3881392B2 (ja) 金属表面処理組成物及び金属表面処理方法
JPH09263952A (ja) 金属表面処理剤、表面処理方法及び表面処理金属材
JPH09263750A (ja) 表面処理アルミ缶
JP2925211B2 (ja) 亜鉛系めつき鋼板のクロメート処理方法