JPH10177822A - ラバーコンタクトスイッチ - Google Patents

ラバーコンタクトスイッチ

Info

Publication number
JPH10177822A
JPH10177822A JP33852196A JP33852196A JPH10177822A JP H10177822 A JPH10177822 A JP H10177822A JP 33852196 A JP33852196 A JP 33852196A JP 33852196 A JP33852196 A JP 33852196A JP H10177822 A JPH10177822 A JP H10177822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key top
plunger
rubber contact
electrode
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33852196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyamoto
博史 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP33852196A priority Critical patent/JPH10177822A/ja
Publication of JPH10177822A publication Critical patent/JPH10177822A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tumbler Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い輝度で照明が行えるとともに、輝度ムラ
の生じることのない照明機能付きラバーコンタクトスイ
ッチを得る。 【解決手段】 キートップ47に発光素子49を設ける
とともに、発光素子49の電極をキートップ47の下面
に配設する。プランジャー43に導体を配設し、このプ
ランジャー43の導体を介して発光素子49の電極を回
路基板35の電源回路に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に用いら
れるラバーコンタクトスイッチに関し、更に詳しくは、
キートップに照明機能を付加したものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の各種スイッチ、例えばP/W
スイッチ、ミラースイッチ、又はオーディオスイッチ等
に用いるラバーコンタクトスイッチは、操作性を高める
ために、キートップを照明する場合がある。この種の従
来のラバーコンタクトスイッチ1は、図4に示すよう
に、例えばキートップ3と、このキートップ3の回転操
作を上下運動に変換するラバーコンタクト駆動部材(プ
ランジャー)5と、プランジャー5の上下運動に応じて
接点をON、OFFするラバーコンタクト7と、光源9
と、この光源9の光を照明したい位置まで導く屈曲した
導光部材11とからなる。ところが、このような構造で
は、屈曲した導光部材11を設けるため、光源9との離
間距離が大きくなり、輝度効率が低下するとともに、別
体の導光部材11を設けなければならないため、部品点
数が増える問題があった。
【0003】このような不具合を解消したものに、例え
ば、実開平6−3753号公報記載のラバーコンタクト
スイッチがある。図5に示すように、このラバーコンタ
クトスイッチ13は、それぞれ透明性を有するキートッ
プ15、プランジャー17、ラバーコンタクト19と、
印刷配線基板21上に配置した光源であるチップLED
23とからなる。また、プランジャー17は、照明を要
するキートップ15の照明ポイントの直下に上下動自在
に配設してある。このように構成したラバーコンタクト
スイッチ13によれば、光源を形成するチップLED2
3からの光をラバーコンタクト19、プランジャー17
を介して一直線状にキートップ15に導くことができ、
比較的高い輝度効率でキートップ15を照明できた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のラバーコンタクトスイッチ13は、プランジャ
ー17を介して一直線状に光をキートップ15に導くの
で、導光部材11の屈曲による輝度効率の低下は改善で
きるものの、プランジャー17の下方で発光するチップ
LED23からの光を、依然キートップ15の上面まで
導かなければならず、光源とキートップ15との離間距
離を十分に小さくすることができないため、照明の高輝
度化に限界があった。また、チップLED23、ラバー
コンタクト19、プランジャー17、キートップ15を
一直線状に配置して、光源からの光を導いているため、
これらの部材の組付け誤差が大きくなると、光源と照明
部との相対位置がずれ、導光効率が低下して輝度ムラの
生じる問題があった。本発明は上記状況に鑑みてなされ
たもので、高い輝度で照明が行えるとともに、輝度ムラ
の生じることのない照明機能付きラバーコンタクトスイ
ッチの提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るラバーコンタクトスイッチの構成は、ス
イッチケースに揺動自在に設けたキートップと、該キー
トップの揺動を上下運動に変換するプランジャーと、該
プランジャーの上下運動に応じて回路基板の接点を開閉
するラバーコンタクトとを具備したラバーコンタクトス
イッチにおいて、前記キートップに発光素子を設けると
ともに該発光素子の電極を前記キートップの下面に配設
し、前記プランジャーに配設した導体を介して該電極を
前記回路基板の電源回路に接続したことを特徴とするも
のである。更に、ラバーコンタクトスイッチは、前記キ
ートップの下面に傾斜面を形成し、前記電極を該傾斜面
の傾斜方向に細長く形成し、前記プランジャーの上端で
露出した前記導体に該電極を接触させて前記キートップ
と前記プランジャーとを当接させたことを特徴とするも
のであってもよい。また、前記発光素子は、有機EL素
子とすることが好ましい。
【0006】このように構成したラバーコンタクトスイ
ッチでは、キートップに光源となる発光素子が直接設け
られ、光源と照明部との離間距離がなくなり、輝度が高
まる。そして、照明部を発光素子で直接発光させるた
め、導光部材を用いた場合に生ずる光源と照明部との位
置ズレがなくなる。更に、キートップに傾斜面を形成
し、電極をこの傾斜面に形成し、プランジャーの導体を
この電極に接触させることで、キートップの揺動時にお
いても、電極と導体とを常に接触状態に維持できる。ま
た、発光素子として有機EL素子を用いれば、蒸着によ
る形成が可能となり、形状、発光面の凹凸、発光面積の
自由度が高まる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るラバーコンタ
クトスイッチの好適な実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明に係るラバーコンタクトスイ
ッチの縦断面図、図2は図1のプランジャー部及びラバ
ーコンタクト部のA−A断面図、図3は図1のキートッ
プのA−A断面図である。本実施形態によるラバーコン
タクトスイッチ31は、アンダースイッチケース33上
に配設した回路基板35と、この回路基板35上に配設
したラバーコンタクト37と、アッパースイッチケース
39に上下動自在に支持してあり下端をラバーコンタク
ト37の碗状の押下部41に当接するプランジャー43
と、アッパースイッチケース39に回動軸45を介して
回動自在に設けたキートップ47と、このキートップ4
7の上面に設けた発光素子である有機EL(Electro-Lu
minescence)素子49とを主な部材として構成してあ
る。
【0008】ラバーコンタクト37の押下部41の下面
には可動接点41aを設けてあり、可動接点41aは押
下部41が押下されることにより、回路基板35上に配
設した一対の固定接点35aを短絡してスイッチ回路を
閉じる。碗状の押下部41の側壁には、一対のカーボン
導体51a、51bを形成してある。一方のカーボン導
体51aは、上端を押下部41の上面で露出させるとと
もに、下端を回路基板35の電源回路に接続している。
また、他方のカーボン導体51bは、上端を押下部41
の上面で露出させるとともに、下端を回路基板35のグ
ランド回路に接続している。即ち、押下部41の上面に
は、電源回路とグランド回路に導通した電極が露出した
状態となっている。
【0009】プランジャー43には、一対のプラスチッ
ク導体53a、53bを形成してある。それぞれのプラ
スチック導体53a、53bは、上端をプランジャー4
3の上面で露出させるとともに、下端をプランジャー4
3の下面で露出させている。プランジャー43は、一方
のプラスチック導体53aを押下部41上面の電源回路
側電極に接触するとともに、他方のプラスチック導体5
3bを押下部41上面のグランド側電極に接触して、下
端面を押下部41の上面に当接している。即ち、プラン
ジャー43の上端には、回路基板35からの電源回路及
びグランド回路が導通状態となって導かれている。
【0010】キートップ47の上面には凹部55を形成
してあり、凹部55には底面側から下部電極57、有機
EL素子49、透明電極59を層設してある。下部電極
57としては、例えばAlを用いることができる。有機
EL素子49としては、例えばZnS薄膜をY2 3
やAl2 3 膜で挟んだものを用いることができる。こ
の有機EL素子49は、蒸着により形成するので、キー
操作を説明する種々のアイコン形状として形成が容易に
行える。また、透明電極59としては、酸化錫をドープ
した酸化インジウム(Indium Tin Oxide:ITO)を用
いることができ、ITOは優れた導電性、化学的安定
性、熱的安定性を有する。また、透明電極59の上面に
は、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム6
1を被覆してあり、PETフィルム61は下層の透明電
極59、有機EL素子49等を保護している。
【0011】キートップ47の下面には、プランジャー
43を押下するための突起63を垂設してあり、突起6
3の下面は傾斜面65となっている。この傾斜面65に
は、上述の下部電極57とITO透明電極59の一部を
延長して設けた一対の電極である摺動接点67a、67
bを配設してある。摺動接点67a、67bは傾斜面6
5の傾斜方向に細長く、且つ平行に設けてある。この摺
動接点67a、67bは、一方67aがプランジャー4
3上端の電源側のプラスチック導体53aに接触し、他
方67bがプランジャー43上端のグランド側のプラス
チック導体53bに接触している。即ち、キートップ4
7の摺動接点67a、67bは、プランジャー43のプ
ラスチック導体53a、53bを介して回路基板35の
電源回路とグランド回路とに接続されている。
【0012】このように構成したラバーコンタクトスイ
ッチ31では、回路基板35の電源回路に電圧が印加さ
れると、ラバーコンタクト37のカーボン導体51a、
51b、プランジャー43のプラスチック導体53a、
53b、及び突起63下面に露出した摺動接点67a、
67bを介して有機EL素子49に電圧が印加され、キ
ートップ47が押下されない状態(通常状態)におい
て、キートップ47の上面で有機EL素子49が発光す
ることとなる。
【0013】また、スイッチ操作時、キートップ47が
押下されると、キートップ47は回動軸45を中心に回
動する。このとき、プランジャー43の上端に対して傾
斜面65が相対移動することとなるが、突起63の下面
が傾斜面65で形成してあるため、傾斜面65の摺動接
点67a、67bと、プランジャー43上端のプラスチ
ック導体53a、53bとは、接触状態を維持したまま
摺動する。従って、キートップ47が押下されたときに
おいても、有機EL素子49を照明状態とすることがで
きる。
【0014】なお、上述のラバーコンタクトスイッチ3
1は、摺動接点67a、67bとプラスチック導体53
a、53bとの接点部分に、銀ペースト等の導電体を塗
布することにより、接点部分での導電性を補助して良好
な接続状態を確保することができる。
【0015】また、上述の実施形態では、キートップ4
7の表面が平坦面である場合を例示したが、本発明によ
るラバーコンタクトスイッチ31は、光源に蒸着形成可
能な有機EL素子49を用いるため、複雑な曲面形状に
合わせて発光面を形成することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るラバーコンタクトスイッチによれば、キートップに光
源となる発光素子を設けたので、光源と照明部との離間
距離がなくなり、高輝度照明が可能となる。そして、照
明部を発光素子で直接発光させるため、従来構造のよう
に導光部材等の組付け誤差により光源と照明部とに位置
ズレが生じ、輝度ムラの生じることがない。更に、キー
トップの下面に傾斜面を形成し、電極をこの傾斜面の傾
斜方向に形成し、プランジャーの上端で露出した導体に
この電極を接触させれば、キートップの揺動時において
も、電極と導体の接触状態を維持したまま摺動させるこ
とができ、発光素子を常に照明状態とすることができ
る。また、発光素子として蒸着により形成可能な有機E
L素子を用いれば、形状、発光面の凹凸、発光面積の自
由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラバーコンタクトスイッチの縦断
面図である。
【図2】図1のプランジャー部及びラバーコンタクト部
のA−A断面図である。
【図3】図1のキートップのB−B断面図である。
【図4】従来のラバーコンタクトスイッチの断面図であ
る。
【図5】プランジャーを導光部材に用いた従来のラバー
コンタクトスイッチの断面図である。
【符号の説明】
31 ラバーコンタクトスイッチ 35 回路基板 35a 固定接点(接点) 37 ラバーコンタクト 39 アッパーケース(スイッチケース) 43 プランジャー 47 キートップ 49 有機EL素子(発光素子) 53a、53b プラスチック導体(導体) 65 傾斜面 67a、67b 摺動接点(電極)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチケースに揺動自在に設けたキー
    トップと、該キートップの揺動を上下運動に変換するプ
    ランジャーと、該プランジャーの上下運動に応じて回路
    基板の接点を開閉するラバーコンタクトとを具備したラ
    バーコンタクトスイッチにおいて、 前記キートップに発光素子を設けるとともに該発光素子
    の電極を前記キートップの下面に配設し、前記プランジ
    ャーに配設した導体を介して該電極を前記回路基板の電
    源回路に接続したことを特徴とするラバーコンタクトス
    イッチ。
  2. 【請求項2】 前記キートップの下面に傾斜面を形成
    し、前記電極を該傾斜面の傾斜方向に細長く形成し、前
    記プランジャーの上端で露出した前記導体に該電極を接
    触させて前記キートップと前記プランジャーとを当接さ
    せたことを特徴とする請求項1記載のラバーコンタクト
    スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記発光素子は、有機EL素子であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のラバーコンタクトスイッ
    チ。
JP33852196A 1996-12-18 1996-12-18 ラバーコンタクトスイッチ Pending JPH10177822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33852196A JPH10177822A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 ラバーコンタクトスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33852196A JPH10177822A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 ラバーコンタクトスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10177822A true JPH10177822A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18318950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33852196A Pending JPH10177822A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 ラバーコンタクトスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10177822A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101640140A (zh) * 2008-07-31 2010-02-03 日本开闭器工业株式会社 微型开关
CN106229196A (zh) * 2016-08-29 2016-12-14 国威科技有限公司 一种驻车开关

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101640140A (zh) * 2008-07-31 2010-02-03 日本开闭器工业株式会社 微型开关
JP2010033994A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd 小型スイッチ
CN106229196A (zh) * 2016-08-29 2016-12-14 国威科技有限公司 一种驻车开关

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100386743B1 (ko) 조광식스위치
JP4220528B2 (ja) 車室内用照明装置
CN1259679C (zh) 按钮的照明结构和具有带照明结构的按钮的电子装置
US7015408B2 (en) Switch unit capable of directly illuminating switch operating position
JP2002251937A (ja) 照光式キーボードスイッチ
TWI277110B (en) Lighting type push-button switch
CN110998772A (zh) 一种键盘及电子设备
KR101489112B1 (ko) 차량용 실내 램프
JPH10177822A (ja) ラバーコンタクトスイッチ
JP3136670B2 (ja) 照光式プッシュスイッチ
JPH11250758A (ja) メンブレンスイッチ
US6837604B2 (en) Lighting apparatus
TWM627842U (zh) 顯示元件
US20100006413A1 (en) Illuminated keyboard
JP2004079339A (ja) 照光スイッチ
JP2606267Y2 (ja) 表面実装用チップ発光ダイオード及びそれを用いたメンブレンシートスィッチ
TW201804501A (zh) 發光按鍵
CN110010396A (zh) 发光按键、键帽结构及其键帽结构制造方法
CN217214723U (zh) 显示元件
TWM441199U (en) Light emitting keyboard key module
JPH11260183A (ja) 照光スイッチ及びその製造方法
JPH0241793Y2 (ja)
JP2000068074A (ja) 分散型エレクトロルミネセンス素子およびこれを用いた照光ユニット
WO2002093982A1 (fr) Element el et unite d'eclairage le comprenant
JP2001057122A (ja) 表示装置