JPH10177686A - 商品収納ボックス管理システム - Google Patents

商品収納ボックス管理システム

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JPH10177686A
JPH10177686A JP33551896A JP33551896A JPH10177686A JP H10177686 A JPH10177686 A JP H10177686A JP 33551896 A JP33551896 A JP 33551896A JP 33551896 A JP33551896 A JP 33551896A JP H10177686 A JPH10177686 A JP H10177686A
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Yuzo Mizuguchi
祐三 水口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約商品の受注業務,納品業務,受領業務
を、商品収納ボックスの管理とともにPOSターミナル
にて一元的に管理する。 【解決手段】 商品収納ボックス管理装置1とPOSタ
ーミナル2とを通信ケーブル3で接続する。POSター
ミナル2は、受注業務により受注データファイルを作成
する。また、納品業務により商品収納ボックスを選定
し、その選定した商品収納ボックスのロック機構を自動
的に解除して商品の収納を可能にする。さらに、受領業
務により受注番号が入力されると該当する受注データフ
ァイルに基づいて商品が収納された商品収納ボックスの
ロック機構を自動的に解除して商品の取出しを可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客から注文を受
けた商品をその顧客が受取るまで一時収納するロック機
構を有する複数の商品収納部を備えた商品収納ボックス
装置の管理を、商品の注文,納品及び受領を管理するP
OS(販売時点情報管理)ターミナルなどの商品管理装
置で行うようにした商品収納ボックス管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、流通小売業界においては、電話や
パソコン通信等を利用して顧客から商品の予約を受付
け、商品の予約を受けると関連業者に発注し、納品され
るとそれを一時保管し、その後顧客が注文した商品を受
取りに来ると代金と引換えに商品を渡すという予約販売
システムが考えられている。この予約販売システムは、
顧客自身が都合のよい時間に商品を受取りに来れるので
宅配が不要となり、その分コストを低減できる等の利点
がある。コンビニエンスストアやガソリンスタンド等の
24時間営業の販売店で実施するとその効果は大きい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記予
約販売システムを導入するにあたっては、顧客から注文
を受けた商品が納品されるとその商品を顧客が受取りに
来るまで保管する場所を店に確保し、かつ顧客が商品を
受取りに来た際にはミスなく迅速にその顧客が予約した
商品を受け渡せることが必要であり、この要件を、店員
の負担にならずに、しかも店員がアルバイトであっても
満たすことができるようにシステムを確立することが要
求されていた。
【0004】そこで本発明は、顧客から注文を受けた商
品を顧客が受取りに来るまで保管できるとともに、顧客
が商品を受取りに来た際には簡単な作業でミスなく迅速
にその顧客が予約した商品を受け渡せることができる商
品収納ボックス管理システムを提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、顧客から注文
を受けた商品をその顧客が受取るまで一時収納するロッ
ク機構を有する複数の商品収納部を備えた商品収納ボッ
クス装置と、商品の注文,納品及び受領を管理する商品
管理装置とを通信回線で接続してなる商品収納ボックス
管理システムであって、商品管理装置は、少なくとも制
御部,記憶部,入力部を有し、制御部は、商品を注文す
る顧客の識別コードとともにその顧客が注文した商品の
データが入力部から入力されるとその顧客に対して固有
の受注番号を発番し、この受注番号,顧客識別コード及
び注文商品データからなる受注データファイルを記憶部
に記憶する受注登録手段と、納品された商品の品番とと
もにその商品を注文した顧客に対する受注番号が入力部
から入力されるとその受注番号の受注データファイルに
入力された品番が記憶されているか判断し、記憶されて
いるとき商品収納ボックス装置における未使用の商品収
納部の1つを選択しその選択した商品収納部の識別コー
ドを当該受注データファイルに追加するとともに、商品
収納ボックス装置にその選択した商品収納部の識別コー
ドを含む電文を通信回線を介して送信する納品登録手段
と、商品を受取る顧客の識別コードとともにその顧客に
対する受注番号が入力部から入力されるとその受注番号
の受注データファイルに入力された顧客識別コードと商
品収納部識別コードとが記憶されているか判断し、記憶
されているとき商品収納ボックス装置に当該商品収納部
識別コードを含む電文を前記通信回線を介して送信する
受領登録手段と、納品登録手段により商品収納ボックス
装置に商品収納部識別コードを含む電文を送信した結果
商品収納ボックス装置から完了通知電文を受信すると識
別コードで識別される商品収納部を使用中として管理
し、受領登録手段により商品収納ボックス装置に商品収
納部識別コードを含む電文を送信した結果商品収納ボッ
クス装置から完了通知電文を受信すると識別コードで識
別される商品収納部を未使用として管理する商品収納部
管理手段とを備え、商品収納ボックス装置は、商品管理
装置から商品収納部識別コードを含む電文を受信すると
その識別コードで識別される商品収納部のロック機構を
解除し、当該商品収納部の扉が閉鎖されると商品管理装
置に完了通知電文を通信回線を介して送信するようにし
たものである。
【0006】このものにおいて、商品管理装置にデータ
記録部を設け、受注登録手段を、商品を注文する顧客の
識別コードとともにその顧客が注文した商品のデータが
入力部から入力されるとその顧客に対して固有の受注番
号を発番し、この受注番号と注文商品データとをデータ
記録部により媒体に記録するとともに、当該受注番号,
顧客識別コード及び注文商品データからなる受注データ
ファイルを記憶部に記憶するように変更してもよい。
【0007】また、商品管理装置に表示部を設け、納品
登録手段を、納品された商品の品番とともにその商品を
注文した顧客に対する受注番号が入力部から入力される
とその受注番号の受注データファイルに入力された品番
が記憶されているか判断し、記憶されているとき商品収
納部管理手段による管理情報から商品収納ボックス装置
における未使用の商品収納部リストを作成して表示部に
表示し、このリストから1商品収納部が選択されるとそ
の選択された商品収納部の識別コードを当該受注データ
ファイルに追加するとともに、商品収納ボックス装置に
その選択した商品収納部の識別コードを含む電文を通信
回線を介して送信するように変更してもよい。
【0008】また、受領登録手段を、商品を受取る顧客
の識別コードとともにその顧客に対する受注番号が入力
部から入力されるとその受注番号の受注データファイル
に入力された顧客識別コードと商品収納部識別コードと
が記憶されているか判断し、記憶されているとき商品収
納ボックス装置に当該顧客識別コードと商品収納部識別
コードとを含む電文を通信回線を介して送信するように
構成し、かつ商品収納ボックス装置に非接触式通信記憶
媒体の記憶情報を読取る情報読取手段を設け、商品管理
装置から顧客識別コードと商品収納部識別コードとを含
む電文を受信したことを条件に情報読取手段により非接
触式通信記憶媒体から読取る情報を監視し、一定時間以
内に受信電文中の顧客識別コードと等しいコード情報を
読取ると受信電文中の商品収納部識別コードで識別され
る商品収納部のロック機構を解除するように構成すると
好都合である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は本実施の形態におけ
る商品収納ボックス管理システムの概略図であって、図
中1は商品収納ボックス装置を示し、2は商品管理装置
として機能するPOSターミナルを示しており、両者を
通信ケーブル3で接続することによってシステムを構築
している。なお、この実施の形態では商品収納ボックス
装置1とPOSターミナル2とを1対1で接続するシス
テムについて説明するが、店の規模等に応じて商品収納
ボックス装置1を複数台にしたり、POSターミナル2
を複数台にしてもシステムの構築は可能である。
【0010】前記商品収納ボックス装置1は、それぞれ
自動ロック機構を有する扉を設けた15個の商品収納ボ
ックス11−01〜11−15と、各商品収納ボックス11
−01〜11−15の開閉等を制御する制御ユニット12と
を備えている。制御ユニット12には、各商品収納ボッ
クス11−01〜11−15の開閉をマニュアルで行うため
のキーボード13や、非接触通信式記憶媒体である非接
触ICカード(図2参照)4に電波を送信する送信アン
テナ14A及び該非接触ICカード4からの電波を受信
する受信アンテナ14Bなどを設けている。
【0011】前記非接触ICカード4は、図2に示すよ
うに、送受信アンテナ41、マイクロプロセッサユニッ
ト42及び該ユニット42の駆動電源である電池43を
内蔵している。前記マイクロプロセッサユニット42
は、制御部本体を構成するCPU(Centrl Processing
Unit)44と、プログラム等を予め格納したROM(Re
ad Only Memoly)45と、データを書換え可能に記憶す
るSRAM(Static Random Access Memoly )46と、
前記アンテナ41から送信するデータの出力及び前記ア
ンテナ41で受信したデータの入力を制御する入出力制
御部47と、前記送信データの変調及び受信データの復
調を行う変復調回路48とを備え、CPU44と、RO
M45,SRAM46及び入出力制御部47とを、バス
ライン49で接続している。
【0012】そして、この実施の形態においては、各店
員がそれぞれ固有のオペレータIDコードがSRAM4
6に設定された非接触ICカード4を携帯して業務を行
うものとする。また、会員になった各顧客にそれぞれ固
有の顧客IDコードがSRAM46に設定された非接触
ICカード4を配付し、顧客は商品を受取りに来店する
際に自身の非接触ICカード4を携帯するものとする。
【0013】前記POSターミナル2は、本体正面にキ
ーボード21と、モードスイッチ22と、オペレータ用
の表示器23とを設け、背面に客用の表示器24を設け
ている。また、本体内部にレシート及びジャーナル印字
用のプリンタ25を搭載しており、このプリンタ24に
よって印字されたレシート用紙をレシート発行口26か
ら排出し、ジャーナル用紙を本体内部で巻取るようにな
っている。さらに、本体下部に現金等を収容するための
ドロワ27を設けるとともに、バーコードを光学的に読
取るハンド式のスキャナ28と電話機29とを装備して
いる。
【0014】前記キーボード21は、各商品の品番等が
それぞれ設定されるプリセットキーを配設してなるプリ
セットキーボード21Aと、図3に示すように、[0
0]及び[0]〜[9]の置数キーk1、[C]のクリ
アキーk2、[PLU]のプライスルックアップキーk
3、[登録]の登録キーk4、[預/現計]の締めキー
k5、[責]のサインキーk6の他、予約販売で使用す
る受注キーk7,納品キーk8,受領キーk9,収納点
検キーk10及び終了キーk11等の各種のファンクシ
ョンキーを配設してなるファンションキーボード21B
とで構成している。
【0015】前記モードスイッチ22は、「登録」,
「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選
択するためのスイッチである。ここで「登録」とは、入
力部であるキーボード21やスキャナ28から入力され
た商品のデータに基づいて商品販売データを記憶部に登
録処理するとともに表示部であるオペレータ用表示器2
3及び客用表示器24に販売商品の品名,価格等を表示
し、締めキーk5により1取引の登録終了が宣言される
とデータ記録部であるプリンタ25によって媒体として
のレシート用紙及びジャーナル用紙にデータ印字を行い
レシートを発行する業務のモードである。「点検」と
は、「登録」業務によって記憶部に登録処理された商品
販売データの集計データを点検レポートとして出力する
業務のモードである。「精算」とは、「登録」業務によ
って記憶部に登録処理された商品販売データの集計デー
タを精算レポートとして出力した後、該記憶部のデータ
をクリアする業務のモードである。「設定」とは、各種
業務を行う上で必要なデータを予め記憶部に設定する業
務のモードである。
【0016】図4は前記商品収納ボックス装置1におけ
る制御ユニット12の要部構成を示すブロック図であ
る。すなわち制御ユニット12は、制御部本体を構成す
るCPU51と、プログラム等を予め格納したROM5
2と、データを書換え可能に記憶するRAM53と、時
間を計時する時計部54と、前記POSターミナル2と
のデータ通信を制御する通信インタフェース55と、前
記送信アンテナ14Aから送信する電波を送出す送信部
56aと前記受信アンテナ14Bにて受信した電波を受
取る受信部56bとを制御する無線通信コントローラ5
6と、前記キーボード13からのキー信号を取込むキー
ボードコントローラ57と、前記各商品収納部11−01
〜11−15の扉にそれぞれ設けたLEDからなる表示灯
58c,ロック機構58b及び扉センサ58cを制御す
る扉コントローラ58を搭載しており、前記CPU51
と、ROM52,RAM53,時計部54,通信インタ
フェース55,無線通信コントローラ56,キーボード
コントローラ57及び扉コントローラ58とをアドレス
バス、データバス等のバスライン59で接続している。
【0017】図5は前記POSターミナル2における制
御部20の要部構成を示すブロック図であって、制御部
本体を構成するCPU61と、プログラム等を予め格納
したROM62と、商品販売データを登録処理する記憶
部を形成するRAM63と、時間を計時する時計部64
と、前記商品収納ボックス装置1とのデータ通信を制御
する通信インタフェース65と、電話回線と電話機29
との間に介挿されるモデム66、前記モードスイッチ2
2からの信号を入力するとともに前記ドロワ27を自動
開放させるドロワ開放装置27aに駆動信号を送出する
I/Oポート67の他、前記キーボード21、各表示器
23,24、プリンタ25及びスキャナ28の各入出力
機器をそれぞれ制御するコントローラ68,69,7
0,71を搭載しており、前記CPU61と、ROM6
2,RAM63,時計部64,通信インタフェース6
5,モデム66,I/Oポート67及び各入出力機器コ
ントローラ68〜71とを、アドレスバス、データバス
などのバスライン72で接続している。
【0018】さて、前記POSターミナル2は、特に電
話やパソコン通信等を利用して顧客から商品の予約を受
付け、商品の予約を受けると関連業者に発注し、納品さ
れるとそれを一時保管し、その後顧客が注文した商品を
受取りに来ると代金と引換えに商品を渡すという予約販
売システムを実現するための構成として、前記RAM6
3に、図6に示すように受注番号,顧客IDコード,受
注商品情報,収納フラグ及びボックス番号の各データか
らなる受注データファイルを蓄積記憶する受注データフ
ァイルメモリ81を形成している。因みに、受注商品情
報は、客が予約した商品の品番とその商品が発注済
(0)なのか納品済(1)なのか受領済(2)なのかを
識別するステータスSとからなり、1ファイルにつき最
大10商品の情報を記憶可能である。また、収納フラグ
は当該受注データファイルの商品がまだ1品も納品され
ていないか(0)、納品されかつ商品収納ボックス11
−01〜11−15に収納されているか(1)、納品された
が商品収納ボックス11−01〜11−15が満杯で収納さ
れていないか(2)を識別するデータである。
【0019】また、図7に示すように、各顧客の識別コ
ードであるIDコード別に氏名,住所,電話番号などの
個人情報を予め設定した顧客テーブル82と、各予約商
品の品番別に商品名,発注先データ,価格等の商品情報
を予め設定するとともに発注数及び納品数を計数する予
約商品テーブル83と、各商品収納ボックス11−01〜
11−15のボックス番号別にそのボックスのサイズ情報
(大:L,小:S)を予め設定するとともに使用状態
(不使用=0,使用中=1)を識別する状態フラグを記
憶したボックス管理テーブル84と、一連の受注番号を
発番する受注番号カウンタ85とを、前記RAM63に
形成している。
【0020】しかして、前記POSターミナル2のCP
U60は、「登録」モードにおいて前記受注キーk7が
押下されると、図8の流れ図に示す処理を実行するよう
にプログラムを構成している。すなわちCPU60は、
モードスイッチ22により「登録」モードが選択された
状態でキーボードコントローラ68に入力されるキー信
号により受注キーk7の入力を検知すると、先ず、ST
(ステップ)1として顧客IDコードが入力されるのを
待機し、置数キーk1により顧客IDコードが置数さ
れ、続いて登録キーk4が入力されたならば、ST2と
してその置数された顧客IDコードで顧客テーブル82
を検索する。そして該当する顧客IDコードを検出した
ならば、ST3としてその顧客IDコードに対応する氏
名,住所及び電話番号を顧客テーブル82から読出して
RAM63に一時記憶するとともに、その氏名,住所及
び電話番号をオペレータ用表示器23及び客用表示器2
4に表示する。なお、顧客テーブル82に該当する顧客
IDコードが存在しない場合にはこの処理をエラーとす
る。
【0021】次に、ST4として予約商品の品番が入力
されるのを待機し、プリセットキーボード21Aのキー
入力またはスキャナ28のバーコードスキャニングによ
り品番が入力されたならば、ST5としてその品番で予
約商品テーブル83を検索する。そして該当する品番を
検出したならば、ST6としてその品番に対応する商品
名,発注先データ及び価格を予約商品テーブル83から
読出してRAM63に一時記憶するとともに、その商品
名及び価格をオペレータ用表示器23及び客用表示器2
4に表示する。
【0022】次に、ST7として終了キーk11の入力
を検知したならば、ST8として受注番号カウンタ85
を1だけカウントアップして新規の受注番号を発番す
る。なお、ST7にて終了キーk11の入力を検知する
前に予約商品の品番が入力された場合には、前記ST5
及びST6の処理を繰り返す。ST8にて受注番号を発
番したならば、ST9としてプリンタ16を駆動して、
図16に示す如く、この受注番号とともにRAM63に
記憶した顧客情報(顧客IDコード,氏名)と予約商品
情報(品番,商品名,価格,発注先データ)とを印字し
た受注レシートL1,L2を発注用と店控え用の2枚発
行する。しかる後、ST10として当該受注番号,顧客
IDコード,受注商品情報(予約商品の品番,S=
0),収納フラグ=0,ボックス番号=0のの受注デー
タファイルを作成し、受注データファイルメモリ81に
登録したならば、この処理を終了する。
【0023】また、前記POSターミナル2のCPU6
0は、「登録」モードにおいて前記納品キーk8が押下
されると、図9,図10の流れ図に示す処理を実行する
ようにプログラムを構成している。すなわちCPU60
は、モードスイッチ22により「登録」モードが選択さ
れた状態でキーボードコントローラ68に入力されるキ
ー信号により納品キーk8の入力を検知すると、先ず、
ST1として受注番号が入力されるのを待機し、置数キ
ーk1により受注番号が置数され、続いて登録キーk4
が入力されたならば、ST2としてその置数された受注
番号で受注データファイルメモリ81を検索する。そし
て該当する受注番号を検出したならば、ST3としてそ
の受注番号に対応する顧客IDコード,受注商品情報,
収納フラグ及びボックス番号の受注データを受注データ
ファイルメモリ81から読出してRAM63に一時記憶
するとともに、その顧客IDコードに対応する顧客氏名
を顧客テーブル82から読出して受注番号とともにオペ
レータ用表示器23に表示する。また、受注商品情報の
品番に対応する商品名を予約商品テーブル83から読出
して品番とともにオペレータ用表示器23に表示する。
なお、受注データファイルメモリ81に該当する受注番
号が存在しない場合にはこの処理をエラーとする。
【0024】次に、ST4として納品商品の品番が入力
されるのを待機し、プリセットキーボード21Aのキー
入力またはスキャナ28のバーコードスキャニングによ
り品番が入力されたならば、ST5としてその品番で受
注データファイルメモリ81から読出した受注データの
予約商品情報を検索する。そして該当する品番を検出
し、かつその品番に対応するステータスSが“0”(発
注済)の場合には、ST6としてその品番に対応するス
テータスSを“1”(納品済)に書換える。
【0025】次に、ST7として終了キーk11の入力
を検知したならば、ST8として当該受注データの収納
フラグをチェックする。なお、ST7にて終了キーk1
1の入力を検知する前に納品商品の品番が入力された場
合には、前記ST5及びST6の処理を繰り返す。ST
8にて収納フラグをチェックした結果“0”の場合に
は、当該受注データの商品が初めて納品されたので、S
T9としてボックス管理テーブル84を参照して未使用
の商品収納ボックスがあるか否かを判別する。そして、
各商品収納ボックス11−01〜11−15のボックス番号
に対応した状態フラグが全て“1”の場合には、商品収
納ボックスが全て使用中なので、ST10としてオペレ
ータ用表示器23に空ボックス無しのメッセージを表示
する。また、ST11として当該受注データの収納フラ
グを“2”に変更する。しかる後、ST12として収納
フラグを“2”に変更した受注データで受注ファイルデ
ータメモリ81内の同一受注番号のデータファイルを更
新したならば、この処理を終了する。
【0026】これに対し、ST9にて各商品収納ボック
ス11−01〜11−15のボックス番号に対応した状態フ
ラグの少なくとも1つが“0”の場合には、その商品収
納ボックスが未使用なので、ST13として上記状態フ
ラグが“0”のボックス番号をサイズ情報とともに読出
し、図17に示すような空ボックスリスト画面91を編
集してオペレータ用表示器23に表示する。
【0027】次に、ST14として空ボックスリスト画
面91に表示した空ボックス番号が入力されるのを待機
する。そして、置数キーk1により状態フラグが“0”
のボックス番号が置数され、続いて登録キーk4が入力
されたならば、ST15として当該受注データのボック
ス番号“0”を置数された番号に書換える。しかる後、
ST16として選択されたボックス番号をオペレータ用
表示器23に表示させる。また、ST17としてそのボ
ックス番号と予めRAM63に設定されているオペレー
タIDコードとで納品通知電文を作成し、この納品通知
電文を通信インタフェース65を介して商品収納ボック
ス装置1に送信する。
【0028】なお、ST8にて収納フラグをチェックし
た結果“1”の場合には、当該受注データの他の商品が
既に納品されているので、ST9〜ST15の処理を行
わずにST16に進む。そして、当該受注データのボッ
クス番号をオペレータ用表示器23に表示させるととも
にそのボックス番号と上記オペレータIDコードとで納
品通知電文を作成し、この納品通知電文を通信インタフ
ェース65を介して商品収納ボックス装置1に送信す
る。因みに、オペレータIDコードは当該POSターミ
ナル1を操作する店員を識別するコードであって、サイ
ンキーk6によってサインオン宣言した店員のオペレー
タIDコードがRAM63に設定されている。
【0029】ST17にて納品通知電文を商品収納ボッ
クス装置1に送信した後、CPU61は該商品収納ボッ
クス装置1からの応答を待つ。そして、ST18として
一定時間内に収納完了通知電文を受信した場合には、該
当ボックス番号の商品収納ボックスに納品商品が収納さ
れたので、ST19として当該受注データの収納フラグ
を“1”に変更する。しかる後、ST20として収納フ
ラグを“1”に変更した受注データで受注ファイルデー
タメモリ81内の同一受注番号のデータファイルを更新
したならば、この処理を終了する。なお、商品収納ボッ
クス装置1から一定時間内に収納完了通知電文を受信で
きなかった場合には、該当ボックス番号の商品収納ボッ
クスに納品商品が収納されたので、受注データファイル
メモリ81を更新することなくこの処理を終了する。
【0030】また、前記POSターミナル2のCPU6
0は、「登録」モードにおいて前記受領キーk9が押下
されると、図11,図12の流れ図に示す処理を実行す
るようにプログラムを構成している。すなわちCPU6
0は、モードスイッチ22により「登録」モードが選択
された状態でキーボードコントローラ68に入力される
キー信号により受領キーk9の入力を検知すると、先
ず、ST1として受注番号が入力されるのを待機し、置
数キーk1により受注番号が置数され、続いて登録キー
k4が入力されたならば、ST2としてその置数された
受注番号で受注データファイルメモリ81を検索する。
そして該当する受注番号を検出したならば、ST3とし
てその受注番号に対応する顧客IDコード,受注商品情
報,収納フラグ及びボックス番号の受注データを受注デ
ータファイルメモリ81から読出してRAM63に一時
記憶するとともに、その顧客IDコードに対応する顧客
氏名を顧客テーブル82から読出して受注番号とともに
オペレータ用表示器23及び客用表示器24に表示す
る。なお、受注データファイルメモリ81に該当する受
注番号が存在しない場合にはこの処理をエラーとする。
【0031】次に、ST4として顧客IDコードが入力
されるのを待機し、置数キーk1により顧客IDコード
が置数され、続いて登録キーk4が入力されたならば、
ST5としてその置数された顧客IDコードが受注デー
タファイルメモリ81から読出した受注データの顧客I
Dコードに一致するかチェックする。そして一致しない
場合には、再度顧客IDコードが入力されるのを待機す
る。
【0032】これに対し、顧客IDコードが一致する場
合には、ST6として当該受注データの収納フラグを調
べる。そして、収納フラグが“0”の場合には、この顧
客が予約した商品がまだ納品されていないので、ST7
として納品無しを知らせるメッセージ(例えば「お客様
がご予約された商品はまだ納品されておりません」)を
オペレータ用表示器23及び客用表示器24に表示させ
て、この処理を終了する。
【0033】ST6にて収納フラグが“1”または
“2”の場合には、ST8として当該受注データの受注
商品情報のうちステータスSが“1”の品番に対応する
商品名及び価格を予約商品ファイル83から読出し、そ
の価格に基づいて納品済み商品の料金を算出して、オペ
レータ用表示器23及び客用表示器24に商品名、価格
及び料金を表示させる。次いで、ST9として上記料金
に対する精算処理を実行する。例えば、置数キーk1に
より預かり金額が入力されるとともに締めキーk5が入
力されたならば、預かり金額と料金とから釣銭額を算出
しオペレータ用表示器23及び客用表示器24に表示さ
せるとともに、プリンタ25を駆動して買上レシートを
印字発行する。
【0034】しかる後、ST10として当該受注データ
の受注商品情報のうち納品済のステータスS“1”を受
領済のステータス“2”に変更する。次に、ST11と
して当該受注データの収納フラグを再度調べる。そし
て、収納フラグが“1”の場合には、また、ST12と
して当該受注データのボックス番号とステータスSを
“2”に変更した品番の商品名とをオペレータ用表示器
23及び客用表示器24に表示させる。さらに、ST1
3として当該受注データのボックス番号と顧客IDコー
ドとで受領通知電文を作成し、この受領通知電文を通信
インタフェース65を介して商品収納ボックス装置1に
送信する。
【0035】その後、該商品収納ボックス装置1からの
応答を待つ。そして、ST14として一定時間内に受取
完了通知電文を受信した場合には、該当ボックス番号の
商品収納ボックスから該当顧客IDコードの顧客が商品
を取出したので、ST15としてプリンタ25を駆動し
てジャーナル用紙に当該受注データの受注番号,顧客I
Dコード,ステータスSが“2”の品番及びボックス番
号を印字する。
【0036】次に、ST16として当該受注データの受
注商品情報における“0”以外の品番に対応するステー
タスSが全て“2”か否かを判断する。そして、全て
“2”の場合には当該受注データの顧客が予約した商品
を顧客に全て受渡したので、ST17として当該受注デ
ータの受注データファイルを受注データファイルメモリ
81から削除したならば、この処理を終了する。
【0037】これに対し、“0”以外の品番のうち少な
くとも1つに対応するステータスSが“0”または
“1”の場合には、当該受注データの顧客が予約した商
品の受渡しがまだ残っているので、ST18として当該
受注データで受注ファイルデータメモリ81内の同一受
注番号のデータファイルを更新したならば、この処理を
終了する。一方、ST11にて収納フラグが“2”の場
合には、この顧客が予約した商品は納品されてはいるが
商品収納ボックスには収納されていないので、ST19
としてボックス無しを知らせるメッセージ(例えば「お
客様がご予約された商品はボックスに収納されておりま
せん」)をオペレータ用表示器23及び客用表示器24
に表示させる。しかる後、ST15に進み、それ以後は
前記と同様の処理を行う。
【0038】なお、商品収納ボックス装置1から一定時
間内に受取完了通知電文を受信できなかった場合には、
該当ボックス番号の商品収納ボックスから商品が取出さ
れなかったので、受注データファイルメモリ81を更新
することなくこの処理を終了する。
【0039】また、前記POSターミナル2のCPU6
0は、「登録」モードにおいて前記収納点検キーk10
が押下されると、図13の流れ図に示す処理を実行する
ようにプログラムを構成している。すなわちCPU60
は、モードスイッチ22により「登録」モードが選択さ
れた状態でキーボードコントローラ68に入力されるキ
ー信号により収納点検キーk10の入力を検知すると、
先ず、ST1としてボックス管理テーブル84を参照し
て未使用の商品収納ボックスがあるか否かを判別する。
そして、各商品収納ボックス11−01〜11−15のボッ
クス番号に対応した状態フラグが全て“1”の場合に
は、商品収納ボックスが全て使用中なので、この処理を
終了する。
【0040】ST1にて各商品収納ボックス11−01〜
11−15のボックス番号に対応した状態フラグの少なく
とも1つが“0”の場合には、その商品収納ボックスが
未使用なので、ST2として受注データファイルメモリ
81を先頭データから順に検索し、収納フラグが“2”
のデータの有無を判別する。そして,ST3として収納
フラグが“2”の受注データが存在しない場合には、こ
の処理を終了する。
【0041】ST3にて収納フラグが“2”の受注デー
タを検出した場合には、ST4としてその受注データの
顧客IDコード,受注商品情報,収納フラグ及びボック
ス番号を受注データファイルメモリ81から読出す。そ
して、受注商品情報の品番に対応する商品名を予約商品
テーブル83から読出して未収納品リストを作成すると
ともに、ボックス管理テーブル84から状態フラグが
“0”のボックス番号をサイズ情報とともに読出し、図
18に示すような未収納品リスト及び空ボックスリスト
画面92を編集してオペレータ用表示器23に表示す
る。
【0042】次に、ST6として未収納品リスト及び空
ボックスリスト画面92に表示した空ボックス番号が入
力されるのを待機する。そして、置数キーk1により状
態フラグが“0”のボックス番号が置数され、続いて登
録キーk4が入力されたならば、ST7として当該受注
データのボックス番号“0”を置数された番号に書換え
る。次に、ST15としてST14にてボックス番号
“0”を書換えた受注データのボックス番号と予めRA
M53に設定されているオペレータIDコードとで納品
通知電文を作成し、この納品通知電文を通信インタフェ
ース65を介して商品収納ボックス装置1に送信する。
【0043】しかる後、該商品収納ボックス装置1から
の応答を待つ。そして、ST9として一定時間内に収納
完了通知電文を受信した場合には、該当ボックス番号の
商品収納ボックスに納品商品が収納されたので、ST1
0として当該受注データの収納フラグを“1”に変更す
る。しかる後、ST11として収納フラグを“1”に変
更した受注データで受注ファイルデータメモリ81内の
同一受注番号のデータファイルを更新したならば、この
処理を終了する。なお、商品収納ボックス装置1から一
定時間内に収納完了通知電文を受信できなかった場合に
は、該当ボックス番号の商品収納ボックスに納品商品が
収納されたので、受注データファイルメモリ81を更新
することなくこの処理を終了する。
【0044】一方、前記商品収納ボックス装置1におけ
る制御ユニット12のCPU51は、前記POSターミ
ナル2から伝送される納品通知電文を受信すると、図1
4の流れ図に示す収納受信処理を実行するようにプログ
ラムを構成している。すなわちCPU51は、通信イン
タフェース55を介して受信した電文がボックス番号と
オペレータIDコードとを含む納品通知電文であること
を判別すると、先ず、ST1として受信電文中のボック
ス番号とオペレータIDコードとをRAM53に一時記
憶する。
【0045】次に、前記送信部56aを制御して送信ア
ンテナ14Aから非接触ICカード4のデータ読取り用
の電波を発信し、非接触ICカード4のデータを受信ア
ンテナ14Bで受信するのを待機する。そして、ST2
として一定時間内に非接触ICカード4のデータを受信
し、そのカードデータからIDコードを検出したなら
ば、ST3としてそのIDコードがRAM53に記憶し
たオペレータIDコードと一致するか判別する。
【0046】ここで、非接触ICカード4から読出した
IDコードがRAM53に記憶したオペレータIDコー
ド、つまりはPOSターミナル2から受信した納品通知
電文中のオペレータIDコードに一致する場合には、S
T4としてRAM53に記憶したボックス番号、つまり
は上記納品通知電文中のボックス番号が設定された商品
収納ボックス11−x(xは01〜15)のロック機構58
bを解除して扉を開放可能にする。また、ST5として
同商品収納ボックス11−xの表示灯58aを点灯す
る。
【0047】次に、ST6として同商品収納ボックス1
1−xの扉センサ58cの信号を監視する。そして、一
定時間内に同商品収納ボックス11−xの扉が一旦開放
されその後閉じられたことを検知したならば、ST7と
して通信インタフェース55を介してPOSターミナル
2に収納完了通知電文を送信する。また、ST8として
同商品収納ボックス11−xの表示灯58aを消灯す
る。しかる後、ST9としてRAM53に記憶したボッ
クス番号とオペレータIDコードとをクリアしたなら
ば、この処理を終了する。
【0048】なお、ST6において一定時間内に同商品
収納ボックス11−xの扉が閉じられない場合には、S
T10として同商品収納ボックス11−xのロック機構
58bを動作させて扉を閉鎖するとともに、ST11と
して通信インタフェース55を介してPOSターミナル
2にエラー応答電文を送信する。その後、同商品収納ボ
ックス11−xの表示灯58aを消灯し、かつRAM5
3に記憶したボックス番号とオペレータIDコードとを
クリアしたならば、この処理を終了する。
【0049】また、ST2にて一定時間内にRAM53
に記憶したオペレータIDコードと一致するIDコード
を非接触ICカード4から読取れなかった場合には、S
T12として通信インタフェース55を介してPOSタ
ーミナル2にエラー応答電文を送信する。その後,RA
M53に記憶したボックス番号とオペレータIDコード
とをクリアしたならば、この処理を終了する。
【0050】また、前記CPU51は、前記POSター
ミナル2から伝送される受領通知電文を受信すると、図
15の流れ図に示す受取受信処理を実行するようにプロ
グラムを構成している。すなわちCPU51は、通信イ
ンタフェース55を介して受信した電文がボックス番号
と顧客IDコードとを含む受領通知電文であることを判
別すると、先ず、ST1として受信電文中のボックス番
号と顧客IDコードとをRAM53に一時記憶する。
【0051】次に、前記送信部56aを制御して送信ア
ンテナ14Aから非接触ICカード4のデータ読取り用
の電波を発信し、非接触ICカード4のデータを受信ア
ンテナ14Bで受信するのを待機する。そして、ST2
として一定時間内に非接触ICカード4のデータを受信
し、そのカードデータからIDコードを検出したなら
ば、ST3としてそのIDコードがRAM53に記憶し
た顧客IDコードと一致するか判別する。
【0052】ここで、非接触ICカード4から読出した
IDコードがRAM53に記憶した顧客IDコード、つ
まりはPOSターミナル2から受信した受領通知電文中
の顧客IDコードに一致する場合には、ST4としてR
AM53に記憶したボックス番号、つまりは上記受領通
知電文中のボックス番号が設定された商品収納ボックス
11−x(xは01〜15)のロック機構58bを解除して
扉を開放可能にする。また、ST5として同商品収納ボ
ックス11−xの表示灯58aを点灯する。
【0053】次に、ST6として同商品収納ボックス1
1−xの扉センサ58cの信号を監視する。そして、一
定時間内に同商品収納ボックス11−xの扉が一旦開放
されその後閉じられたことを検知したならば、ST7と
して通信インタフェース55を介してPOSターミナル
2に受取完了通知電文を送信する。また、ST8として
同商品収納ボックス11−xの表示灯58aを消灯す
る。しかる後、ST9としてRAM53に記憶したボッ
クス番号と顧客IDコードとをクリアしたならば、この
処理を終了する。
【0054】なお、ST6において一定時間内に同商品
収納ボックス11−xの扉が閉じられない場合には、S
T10として同商品収納ボックス11−xのロック機構
58bを動作させて扉を閉鎖するとともに、ST11と
して通信インタフェース55を介してPOSターミナル
2にエラー応答電文を送信する。その後、同商品収納ボ
ックス11−xの表示灯58aを消灯し、かつRAM5
3に記憶したボックス番号と顧客IDコードとをクリア
したならば、この処理を終了する。
【0055】また、ST2にて一定時間内にRAM53
に記憶した顧客IDコードと一致するIDコードを非接
触ICカード4から読取れなかった場合には、ST12
として通信インタフェース55を介してPOSターミナ
ル2にエラー応答電文を送信する。その後,RAM53
に記憶したボックス番号と顧客IDコードとをクリアし
たならば、この処理を終了する。
【0056】このように構成された本実施の形態の商品
収納ボックス管理システムを導入するコンビニエンスス
トア等の販売店においては、顧客から電話やパソコン通
信などを利用して商品の予約を受けると、店員が次の如
くPOSターミナル2を操作する。先ず、サインオン宣
言した後、モードスイッチ22で「登録」モードを選択
する。次に、受注キーk7を入力する。次に、当該顧客
から聞いた顧客IDコードを置数キーk1と登録キーk
4とで入力する。そうすると、顧客テーブル82が検索
され、該当顧客IDコードが設定されていたならば、そ
の顧客IDコードに対応する氏名,住所及び電話番号が
オペレータ用表示器23に表示されるので、店員は氏名
などを確認後、顧客が注文した商品の品番をスキャナ2
8または置数キーk1とPLUキーk3とで1品ずつ入
力する。こうして、注文商品の品番入力を全て終えたな
らば、終了キーk11を入力する。そうすると、この顧
客の予約注文取引に対して固有の受注番号が自動的に発
番されて、発注用の受注レシート81と店控え用の受注
レシートL2がレシート発行口26から発行されるの
で、店控え用の受注レシートL2を店で保管し、発注用
の受注レシートL1を関連業者に渡して予約商品の発注
を行う。このとき、POSターミナル2におけるRAM
63の受注データファイルメモリ81に、今回の受注番
号,顧客IDコード,受注商品情報(予約商品の品番,
S=0),収納フラグ=0,ボックス番号=0のの受注
データファイルが登録される。
【0057】その後、関連業者から予約商品の納品があ
ると、店員は次の如くPOSターミナル2を操作する。
先ず、サインオン宣言した後、モードスイッチ22で
「登録」モードを選択する。次に、納品キーk8を入力
する。次に、納品された予約商品に対応する受注レシー
トL1に印字された受注番号を置数キーk1と登録キー
k4とで入力する。そうすると、受注データファイルメ
モリ81が検索され、同一受注番号の受注データが格納
されていた場合には、その受注データ中の顧客IDコー
ドに対応する顧客氏名と受注商品情報の品番に対応する
商品名が表示されるので、受注レシートL1の氏名及び
商品名と照合する。そして、一致していたならば、納品
商品の品番をスキャナ28または置数キーk1とPLU
キーk3とで入力し、最後に終了キーk11を入力す
る。
【0058】ここで、この顧客に対する受注データの予
約商品が初めて納品された場合には、ボックス管理テー
ブル84が参照されて商品収納ボックス装置1に未使用
の商品収納ボックスがあるか否かが判別される。そし
て、未使用の商品収納ボックスが存在する場合には、そ
の未使用の商品収納ボックスのボックス番号とサイズと
を示した空ボックスリスト画面91がオペレータ用表示
器23に表示されるので、店員はその顧客の注文商品全
体の数や大きさから適当なサイズの空ボックスを選択
し、そのボックス番号x(xは01〜15)を置数キーk1
と登録キーk4とで入力する。そうすると、このボック
ス番号xと当該店員のオペレータIDコードとを含む納
品通知電文が通信ケーブル3を介して商品収納ボックス
装置1に送信される。
【0059】そこで店員は、自身のオペレータIDコー
ドを記憶した非接触式ICカード4を携帯して、予約商
品を商品収納ボックス11−xに入れに行く。このと
き、店員が商品収納ボックス装置1に近付くと、その店
員が携帯している非接触式ICカード4のオペレータI
Dコードが送信部56a及び受信部56bの作用により
読取られる。そして、納品通知電文中のオペレータID
コードと一致していることが確認されると、その電文中
のボックス番号xが設定された商品収納ボックス11−
xのロック機構58bが解除されるとともに、その商品
収納ボックス11−xの表示灯58aが点灯する。そこ
で店員は、表示灯58aが点灯している商品収納ボック
ス11−xに予約商品を入れたならば扉を閉じる。そう
すると、この扉はロック機構58bにより自動的にロッ
クされる。
【0060】このとき、商品収納ボックス装置1からP
OSターミナル2に通信ケーブル3を介して収納完了通
知電文が送信される。これにより、POSターミナル2
においては、受注データファイルメモリ81における該
当受注番号の受注データのうち商品収納ボックス11−
xに収納した商品の品番に対応するステータスSが
“1”に更新される。また、収納フラグが“1”に更新
される。
【0061】なお、商品収納ボックス装置1に空の商品
収納ボックスがない場合には、空ボックス無しのメッセ
ージがオペレータ用表示器23に表示されるので、店員
は納品された商品を別の場所に一時保管する。このと
き、上記受注データファイルメモリ81における該当受
注番号の受注データの収納フラグが“2”に更新され
る。また、既にこの客の他の予約商品が商品収納ボック
ス11−xに収納されている場合には、オペレータ用表
示器23にそのボックス番号xが表示されるので、店員
は前記と同様にしてそのボックス番号xの商品収納ボッ
クス11−xに納品商品を収納する。この場合も、商品
収納ボックス装置1からの収納完了通知電文に応じて受
注データファイルメモリ81における該当受注番号の受
注データのうち商品収納ボックス11−xに収納した商
品の品番に対応するステータスSが“1”に更新され
る。
【0062】その後、顧客が予約商品を受取りに来店す
ると、店員は次の如くPOSターミナル2を操作する。
先ず、サインオン宣言した後、モードスイッチ22で
「登録」モードを選択する。次に、受領キーk9を入力
する。次に、顧客に対応する受注レシートL2に印字さ
れた受注番号を置数キーk1と登録キーk4とで入力す
る。そうすると、受注データファイルメモリ81が検索
され、同一受注番号の受注データが格納されていた場合
には、その受注データ中の顧客IDコードに対応する顧
客氏名がオペレータ用表示器23と客用表示器24に表
示されるので、受注レシートL1の氏名と照合する。そ
して、一致していたならば、その顧客のIDコードを置
数キーk1と登録キーk4とで入力する。
【0063】ここで、顧客が予約した商品が商品収納ボ
ックス11−xに収納されている場合には、その収納さ
れている商品の料金が算出され、オペレータ用表示器2
3及び客用表示器24に商品名,価格とともに料金が表
示されるので、店員は顧客からその料金の支払いを受
け、その支払データを締めキーk5によりPOSターミ
ナル2に登録する。そうすると、この顧客の予約商品が
収納されている商品収納ボックス11−xのボックス番
号xと当該顧客のIDコードとを含む受領通知電文が通
信ケーブル3を介して商品収納ボックス装置1に送信さ
れる。
【0064】そこで顧客は、自身の顧客IDコードを記
憶した非接触式ICカード4を携帯して、予約商品を商
品収納ボックス11−xから取出しに行く。このとき、
顧客が商品収納ボックス装置1に近付くと、その顧客が
携帯している非接触式ICカード4の顧客IDコードが
送信部56a及び受信部56bの作用により読取られ
る。そして、受領通知電文中の顧客IDコードと一致し
ていることが確認されると、その電文中のボックス番号
xが設定された商品収納ボックス11−xのロック機構
58bが解除されるとともに、その商品収納ボックス1
1−xの表示灯58aが点灯する。そこで顧客は、表示
灯58aが点灯している商品収納ボックス11−xから
商品を取出したならば扉を閉じる。そうすると、この扉
はロック機構58bにより自動的にロックされる。
【0065】このとき、商品収納ボックス装置1からP
OSターミナル2に通信ケーブル3を介して受取完了通
知電文が送信される。これにより、POSターミナル2
においては、受注データファイルメモリ81における該
当受注番号の受注データのうち商品収納ボックス11−
xから取出された商品の品番に対応するステータスSが
“2”に更新される。そして、当該受注データの全品番
に対応するステータスが“2”の場合には、この受注デ
ータが受注データファイルメモリ81からクリアされ
る。
【0066】なお、顧客が予約した商品がまだ納品され
ていない場合には、その旨のメッセージがオペレータ用
表示器23及び客用表示器24に表示されるので、顧客
は後で受取りに来る。また、納品されてはいるが商品収
納ボックスに収納されていない場合には、店員が別の場
所に保管しておいた予約商品を探し出して客に渡す。
【0067】ところで、商品の納品があった際に商品収
納ボックス装置1に未使用の商品収納ボックスがなかっ
たときには、その商品は別の場所に一時保管される。そ
こで店員は、適当な時期になるとこの未収納の商品を収
納するボックスを次のような操作で決定する。
【0068】先ず、サインオン宣言した後、モードスイ
ッチ22で「登録」モードを選択する。次に、収納点検
キーk10を入力する。そうすると、ボックス管理テー
ブル84が参照されて商品収納ボックス装置1に未使用
の商品収納ボックスがあるか否かが判別される。そし
て、未使用の商品収納ボックスが存在する場合には、そ
の未使用の商品収納ボックスのボックス番号とサイズと
を示した空ボックスリストと1顧客分の未収納商品リス
トとを示した画面92が表示されるので、店員は納品が
あったときと同様にして適当なボックスを1つ選定し、
そのボックスに未収納商品を収納する。
【0069】このように本実施の形態によれば、顧客か
ら予約商品の注文を受けた際には、受注登録業務として
顧客IDコードと注文商品の品番をPOSターミナル2
に入力することにより、自動的に当該注文取引固有の受
注番号が発番され、受注レシートL1,l2が発行され
るので、その受注レシートL1,l2に基づいて商品の
発注を行えばよい。
【0070】また、予約商品の納品があった際には、納
品登録業務としてその商品に該当する注文取引の受注番
号と品番とをPOSターミナル2に入力することによ
り、空いている商品収納ボックスの1つを選定できるの
で、その商品収納ボックスに納品商品を収納すればよ
い。この場合において、店員が商品収納ボックス装置1
に近付くと該当する商品収納ボックスのロック機構58
bが解除されるとともに表示灯58aが点灯して店員に
知らせるようになっている。また、他の商品収納ボック
スはロック機構58bによりロックされており開けるこ
とができない。したがって、店員は選定した商品収納ボ
ックスに納品された商品を正しく収納することができ
る。
【0071】また、顧客が複数の商品を同時に予約し、
既に他の商品が納品されて商品収納ボックスに収納され
ていた場合には、上記納品登録業務を行うことにより該
当する商品収納ボックスが店員に告知され、店員はその
商品収納ボックスにしか納品商品を収納できなくなる。
したがって、1顧客が同時に予約した複数の商品が別々
の商品収納ボックスに収納されるような不具合を防止で
きる。
【0072】一方、顧客が商品を受取る際には、受領登
録業務として該当する受注番号と顧客IDコードとをP
OSターミナル2に入力することにより、納品されてい
る商品の料金が表示されるので、支払いを受ければよ
い。このとき、商品が商品収納ボックスに収納されてい
る場合には、そのボックス番号と商品名がオペレータ用
表示器23及び客用表示器24に表示されるので、顧客
自身が該当ボックス番号の商品収納ボックスから商品を
取出せばよい。この場合において、顧客が商品収納ボッ
クス装置1に近付くと該当する商品収納ボックスのロッ
ク機構58bが解除されるとともに表示灯58aが点灯
して客に知らせるようになっている。したがって、顧客
が誤って他人の商品を取出してしまうことはない。その
結果、店員を介することなく客自身による商品の取出し
が可能となり、店員がアルバイト等であっても容易に対
応できるものである。
【0073】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、前記実施の形態では、商品
の予約を電話やパソコン通信で行う場合を示したが、顧
客が店にきて注文をするシステム(クリーニング店や写
真の取次店等のシステム)であってもよい。この場合、
POSターミナル2に非接触ICカード4のカードリー
ダを接続することによって、顧客IDコードの入力が容
易になる。また、商品の注文データ入力時に受注レシー
トL1,L2に印字していた内容を顧客の所有する非接
触ICカード4に記録することによって、受注レシート
L1,L2を不要にすることも可能である。
【0074】また、商品のサイズに関する情報を予約商
品テーブル83に設定しておき、商品が納品された際に
その商品を収納可能な商品収納ボックスを自動的に選定
するようにしてもよい。この他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
顧客から注文を受けた商品を顧客が受取りに来るまで保
管できるとともに、顧客が商品を受取りに来た際には簡
単な作業でミスなく迅速にその顧客が予約した商品を受
け渡せることができる商品収納ボックス管理システムを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における商品収納ボッ
クス管理システムの概略図。
【図2】 同商品収納ボックス管理システムで使用する
非接触ICカードのブロック図。
【図3】 同商品収納ボックス管理システムにおけるP
OSターミナルのキーボードを示す図。
【図4】 同商品収納ボックス管理システムにおける商
品収納ボックス装置のブロック図。
【図5】 同POSターミナルのブロック図。
【図6】 同POSターミナルのRAMに形成する受注
データファイルメモリの構成図。
【図7】 同POSターミナルのRAMに形成するその
他の主要なメモリの構成図。
【図8】 同POSターミナルのCPUが実行する受注
キー処理を示す流れ図。
【図9】 同POSターミナルのCPUが実行する納品
キー処理を示す流れ図。
【図10】図9における納品終了キー入力後の処理を示
す流れ図。
【図11】同POSターミナルのCPUが実行する受領
キー処理を示す流れ図。
【図12】図11における収納フラグ判定後の処理を示
す流れ図。
【図13】同POSターミナルのCPUが実行する納品
点検キー処理を示す流れ図。
【図14】同商品収納ボックス管理システムのCPUが
実行する納品通知電文受信処理を示す流れ図。
【図15】同商品収納ボックス管理システムのCPUが
実行する受領通知電文受信処理を示す流れ図。
【図16】同実施の形態において印字発行される受注レ
シートの一例を示す図。
【図17】同実施の形態において表示される空ボックス
リスト画面の一例を示す図。
【図18】同実施の形態において表示される未収納品・
空ボックスリスト画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1…商品収納ボックス管理装置 2…POSターミナル(商品管理装置) 3…通信ケーブル 4…非接触ICカード 11−01〜11−15…商品収納ボックス 12…制御ユニット 81…受注データファイルメモリ 82…顧客テーブル 83…予約商品テーブル 84…ボックス管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07G 1/12 301 G07G 1/12 361Z 361 G06F 15/21 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客から注文を受けた商品をその顧客が
    受取るまで一時収納するロック機構を有する複数の商品
    収納部を備えた商品収納ボックス装置と、商品の注文,
    納品及び受領を管理する商品管理装置とを通信回線で接
    続してなる商品収納ボックス管理システムであって、 前記商品管理装置は、少なくとも制御部,記憶部,入力
    部を有し、 前記制御部は、 商品を注文する顧客の識別コードとともにその顧客が注
    文した商品のデータが前記入力部から入力されるとその
    顧客に対して固有の受注番号を発番し、この受注番号,
    顧客識別コード及び注文商品データからなる受注データ
    ファイルを前記記憶部に記憶する受注登録手段と、 納品された商品の品番とともにその商品を注文した顧客
    に対する受注番号が前記入力部から入力されるとその受
    注番号の前記受注データファイルに入力された品番が記
    憶されているか判断し、記憶されているとき前記商品収
    納ボックス装置における未使用の商品収納部の1つを選
    択しその選択した商品収納部の識別コードを当該受注デ
    ータファイルに追加するとともに、前記商品収納ボック
    ス装置にその選択した商品収納部の識別コードを含む電
    文を前記通信回線を介して送信する納品登録手段と、 商品を受取る顧客の識別コードとともにその顧客に対す
    る受注番号が前記入力部から入力されるとその受注番号
    の前記受注データファイルに入力された顧客識別コード
    と商品収納部識別コードとが記憶されているか判断し、
    記憶されているとき前記商品収納ボックス装置に当該商
    品収納部識別コードを含む電文を前記通信回線を介して
    送信する受領登録手段と、 前記納品登録手段により前記商品収納ボックス装置に商
    品収納部識別コードを含む電文を送信した結果前記商品
    収納ボックス装置から完了通知電文を受信すると前記識
    別コードで識別される商品収納部を使用中として管理
    し、前記受領登録手段により前記商品収納ボックス装置
    に商品収納部識別コードを含む電文を送信した結果前記
    商品収納ボックス装置から完了通知電文を受信すると前
    記識別コードで識別される商品収納部を未使用として管
    理する商品収納部管理手段とを具備し、 前記商品収納ボックス装置は、前記商品管理装置から商
    品収納部識別コードを含む電文を受信するとその識別コ
    ードで識別される商品収納部のロック機構を解除し、当
    該商品収納部の扉が閉鎖されると前記商品管理装置に完
    了通知電文を前記通信回線を介して送信するようにした
    ことを特徴とする商品収納ボックス管理システム。
  2. 【請求項2】 商品管理装置は、データ記録部を有し、
    かつ受注登録手段は、商品を注文する顧客の識別コード
    とともにその顧客が注文した商品のデータが入力部から
    入力されるとその顧客に対して固有の受注番号を発番
    し、この受注番号と注文商品データとを前記データ記憶
    部により媒体に記録するとともに、当該受注番号,顧客
    識別コード及び注文商品データからなる受注データファ
    イルを前記記憶部に記憶する手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の商品収納ボックス管理システム。
  3. 【請求項3】 商品管理装置は、表示部を有し、かつ納
    品登録手段は、納品された商品の品番とともにその商品
    を注文した顧客に対する受注番号が入力部から入力され
    るとその受注番号の受注データファイルに入力された品
    番が記憶されているか判断し、記憶されているとき商品
    収納部管理手段による管理情報から商品収納ボックス装
    置における未使用の商品収納部リストを作成して前記表
    示部に表示し、このリストから1商品収納部が選択され
    るとその選択された商品収納部の識別コードを当該受注
    データファイルに追加するとともに、前記商品収納ボッ
    クス装置にその選択した商品収納部の識別コードを含む
    電文を通信回線を介して送信する手段であることを特徴
    とする請求項1記載の商品収納ボックス管理システム。
  4. 【請求項4】 受領登録手段は、商品を受取る顧客の識
    別コードとともにその顧客に対する受注番号が入力部か
    ら入力されるとその受注番号の受注データファイルに入
    力された顧客識別コードと商品収納部識別コードとが記
    憶されているか判断し、記憶されているとき商品収納ボ
    ックス装置に当該顧客識別コードと商品収納部識別コー
    ドとを含む電文を通信回線を介して送信し、 商品収納ボックス装置は、非接触通信式記憶媒体の記憶
    情報を読取る情報読取手段を設け、商品管理装置から顧
    客識別コードと商品収納部識別コードとを含む電文を受
    信したことを条件に前記情報読取手段により前記非接触
    通信式記憶媒体から読取る情報を監視し、一定時間以内
    に受信電文中の顧客識別コードと等しいコード情報を読
    取ると受信電文中の商品収納部識別コードで識別される
    商品収納部のロック機構を解除することを特徴とする請
    求項1,2または3のいずれか1項記載の商品収納ボッ
    クス管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002322845A (ja) * 2001-02-23 2002-11-08 Hideo Hashimoto 集配箱装置の鍵情報発行取得方法
JP2010073102A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Nec Infrontia Corp 買物システム
JP2010102526A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Nec Infrontia Corp 買物システム

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