JPH10177469A - 移動端末音声認識/データベース検索/リソースアクセス通信システム - Google Patents
移動端末音声認識/データベース検索/リソースアクセス通信システムInfo
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- JPH10177469A JPH10177469A JP8336177A JP33617796A JPH10177469A JP H10177469 A JPH10177469 A JP H10177469A JP 8336177 A JP8336177 A JP 8336177A JP 33617796 A JP33617796 A JP 33617796A JP H10177469 A JPH10177469 A JP H10177469A
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- Computer And Data Communications (AREA)
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- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
フェースとしての音声認識/データベース検索機能を実
用的な精度及びコストで実現することにある。 【解決手段】 移動端末101で、入力部109から入
力された音声信号が、PHS網103、移動端末制御ホ
スト装置104、インターネット105を介し、音声制
御ホスト装置108に送られる。文音声認識部117は
受信音声信号を認識し、検索キーワード抽出部118が
その認識結果から検索キーワードを抽出し、移動端末1
01に返信する。移動端末101では、必要な検索キー
ワードを選択検索キーワードとして選択し、音声制御ホ
スト装置108に返信する。検索制御部118は、選択
検索キーワードに基づきデータベース検索エンジンに対
し検索処理を実行する。得られた検索結果HTML文章
データは、移動端末101に返送され表示される。ユー
ザは表示された検索結果HTML文章上のハイパーテキ
ストを選択し、インターネット105上の任意のリソー
スにアクセスする。
Description
装置において入力された通話音声等の音声を認識しその
認識結果に基づいてデータベースを検索する技術、及び
インターネット上等のリソースにアクセスする技術に関
する。
号を認識して、文字データに変換して蓄積したり、認識
結果を種々のサービスの利用に供したりするための音声
認識技術は、様々な産業分野で従来から要請されてい
る。
より、メインフレームコンピュータ又はワークステーシ
ョンコンピュータ等を用いた音声認識システムが開発さ
れている。
入力とする銀行の残高照会システムや座席予約システ
ム、作業員の音声を認識して荷物の自動配送を行う配送
荷物の仕分システムを始めとして、種々の産業分野に取
り入られつつある。
上述のような大規模なコンピュータシステムの環境のも
とでようやく実用的な認識精度を有するレベルに到達し
たばかりであり、いわゆるパーソナルコンピュータのよ
うな小型のコンピュータシステム環境のもとでは、実用
的な認識精度を有する安価な音声認識システムは未だ実
現されていないのが現状である。
て、近年、自動車電話・携帯電話やPHS(パーソナル
ハンディホンシステム)等の移動端末が、急速に普及し
つつある。
動車電話・携帯電話に比較して通話料金が安く、かつ、
「いつでも、どこでも、誰とでも」高い品質で通話がで
きるという特徴を備えており、爆発的に普及しつつあ
る。更に、PHSは、ISDN(Integrated Services
Digital Network:サービス統合デジタル網)をバックボ
ーンとする公衆網であるため、32キロビット/秒の伝
送レートでの高速デジタル通信が可能であり、マルチメ
ディア通信分野への応用に対する期待も高まっている。
携帯電話装置としてだけではなく、携帯情報管理装置と
しても利用できるような、マルチメディア情報管理/通
信端末装置としての実現の可能性も期待されている。具
体的には、このような移動端末は、通話機能/FAX機
能を備えることはもちろん、インターネットや社内ネッ
トワークへのアクセス機能としてのホームページアクセ
ス機能や電子メール通信機能を備えることが予想される
ほか、アドレス管理、スケジュール管理、データベース
検索/蓄積等の情報管理機能をも兼ね備えることが期待
される。
に利用できるよう、できる限り人にやさしく自然なユー
ザインタフェースを備えることが要請される。現在実現
されているユーザインタフェースとしては、キーボード
やマウスによる指操作入力、電子ペンによる手書き入力
等が実用化されているが、音声入力等にも対応すること
ができれば、ユーザインタフェースとして理想的であ
る。即ち例えば、基本機能としての通話機能を利用しな
がら通話内容を示す音声信号をデータとして処理し、そ
の処理結果に基づいてインターネット上のデータベース
を検索すること等が可能になれば、移動端末の利便性を
飛躍的に増大させることが可能になる。ここに、移動端
末に対してユーザインタフェースとして音声認識機能を
適用することの価値を見出すことができる。
理能力は限られている反面、前述したように、現在の音
声認識処理では、メインフレームコンピュータ又はワー
クステーションコンピュータクラスの環境のもとでない
と、実用的な認識精度を実現することは困難である。従
って、現状では、移動端末のユーザインタフェースとし
て音声認識機能を実現することは非常に困難である、と
いう問題点を有している。
境において、そのユーザインタフェースとしての音声認
識機能を実用的な精度及びコストで実現し、インターネ
ット上でのデータベース検索及び各種リソースへのアク
セスを可能とすることにある。
成を含む移動端末を有する。即ち、ホスト接続手段(制
御部110、通信部111)は、無線網又は有線網の何
れか一方又は両方から構成される中継網(PHS網10
3とインターネット105)を介して間接的に又はその
中継網を介さずに直接的にホスト装置である音声制御ホ
スト装置(音声制御ホスト装置108)に接続する。
入力する。音声データ送信手段(制御部110、通信部
111)は、ホスト接続手段による接続動作の後、音声
入力手段から入力される音声データを音声制御ホスト装
置に送信する。
通信部111)は、音声制御ホスト装置から返信される
検索キーワードを受信する。検索キーワード選択手段
(制御部110、出力部112、入力部109)は、受
信された検索キーワードから所望のものを選択検索キー
ワードとして、ユーザに選択させる。
0、通信部111)は、検索キーワード選択手段によっ
て選択された選択検索キーワードを音声制御ホスト装置
に送信する。
(制御部110、通信部111)は、音声制御ホスト装
置から返信された検索結果ハイパーメディアデータを受
信する。
理手段(制御部110、出力部112)は、受信された
検索結果ハイパーメディアデータを表示及び処理する。
リソースアクセス処理手段(制御部110、通信部11
1)は、表示される検索結果ハイパーメディアデータに
含まれかつユーザが指定したアクセス情報(ハイパーテ
キストに含まれるURL)に対応するホスト装置上のリ
ソース(ホームページデータ、Javaアプレット、フ
ァイルデータ、そのホスト装置のログインアカウント
等)に、中継網を介して間接的に又は中継網を介さずに
直接的にアクセスして、そのリソースを処理する。より
具体的には、リソースアクセス処理手段は、上記アクセ
ス情報であるURLにより示されるインターネット等に
接続されるホスト装置上のホームページデータやJav
aアプレットやファイルデータやそのホスト装置のログ
インアカウント等の各種リソースに対し、そのURLに
より指定されるHTTP(Hyper Text Transfer Protoc
ol)(ホームページデータの取得又はJavaアプレッ
トの取得/実行の場合)、FTP(File Transfer Prot
ocol)(ファイルデータの取得の場合)、又はTELN
ET(ホスト装置へのログインの場合)等の通信プロト
コルを用いて、アクセスする。この場合、リソースアク
セス処理手段は、上記URLによってホームページデー
タやJavaアプレットやファイルデータ等の取得又は
実行が指定されている場合には、それらを、上記HTT
P又はFTP等の通信プロトコルを用いてホスト装置か
ら移動端末に転送させて、表示し(ホームページデータ
の取得の場合)、実行し(Javaアプレットの取得及
び実行の場合)、又は蓄積する(ファイルデータの取得
の場合)。或いは、リソースアクセス処理手段は、上記
URLによってホスト装置に対するログインが指定され
ている場合は、TELNETプロトコルを用いてそのホ
スト装置にログインする。
御ホスト装置108を有する。即ち、移動端末接続手段
(パケット送受信部115、移動端末通信制御部11
6)は、移動端末内のホスト接続手段による接続動作に
応答して、移動端末を識別して接続する。
15、移動端末通信制御部116)は、現在接続されて
いる移動端末毎に、音声データを受信する。音声認識手
段(移動端末通信制御部116、文音声認識部117)
は、現在接続されている移動端末毎に、音声データ受信
手段により受信された音声データに対して音声認識処理
を実行する。
御部116、検索キーワード抽出部121)は、現在接
続されている移動端末毎に、音声認識手段による音声認
識処理によって得られる認識音声データから検索キーワ
ードを抽出する。
以下の検索インデックス作成手段及び検索キーワード出
力手段を含む。即ちまず、検索インデックス作成手段
は、現在接続されている移動端末毎に、音声認識手段に
よる音声認識処理によって得られる認識音声データを所
定の分類規則に従って分類することにより、より具体的
には、例えば入力されたデータ中に現れる各単語を出現
回数の多い順に分類することにより、検索インデックス
を作成する。検索キーワード出力手段は、現在接続され
ている移動端末毎に、検索インデックス作成手段により
作成される検索インデックスから所定の抽出基準を満た
す語句を抽出し、より具体的には、例えば出現回数が所
定回数以上の単語又は所定の出現回数順位以上の順位の
単語を抽出し、その抽出された語句から所定の不要キー
ワードを除去し、その結果得られる語句のうち新規のも
のを検索キーワードとして抽出する。なお、検索インデ
ックスの作成処理と不要キーワードの除去処理は、逆の
順序で実行されてもよく、それも本発明の権利範囲であ
る。
御部116、パケット送受信部115)は、現在接続さ
れている移動端末毎に、検索キーワード抽出手段によっ
て抽出される検索キーワードを、それに対応する移動端
末に返信する。
受信部115、移動端末通信制御部116)は、現在接
続されている移動端末毎に、選択検索キーワードを受信
する。
在接続されている移動端末毎に、前記選択検索キーワー
ド受信手段により受信された選択検索キーワードに対応
するリソースに対するアクセス情報を含む検索結果ハイ
パーメディアデータを所定のデータベースシステムから
検索する。この所定のデータベースシステムは、例え
ば、インターネットに接続される所定のホスト装置が提
供する。
(移動端末通信制御部116、パケット送受信部11
5)は、現在接続されている移動端末毎に、検索制御手
段による検索処理によって得られる検索結果ハイパーメ
ディアデータを、それに対応する移動端末に返信する。
む本発明による通信移動端末音声認識/データベース検
察通信システムにより、移動端末は、高度な音声認識/
データベース検索/リソースアクセス環境を設備する必
要がなく実用的な精度を有する音声認識/データベース
検索機能の提供を低コストで受けることができる。
な検索キーワードのみを選択検索キーワードとして簡単
に指定でき、それに対して音声制御ホスト装置にデータ
ベース検索を実行させることができるため、本当に必要
な情報を簡単に得ることができる。
とができる。即ち、まず、移動端末は、パーソナルハン
ディホンシステム通信機能(通信部111)を備える。
システム通信網(PHS網103)とインターネット
(インターネット105)を含む。また、音声制御ホス
ト装置及び前述のアクセス情報に対応するホスト装置
は、インターネットに接続する。
リソースアクセス処理手段は、パーソナルハンディホン
システム通信網を介して、そのパーソナルハンディホン
システム通信網を含む公衆網とインターネットとの間の
ゲートウエイ機能を有する移動端末制御ホスト装置(移
動端末制御ホスト装置104)に発信し接続することに
よって、インターネット上の通信プロトコルを使用し
て、移動端末制御ホスト装置からインターネットを介し
て音声制御ホスト装置又は前述のアクセス情報に対応す
るホスト装置に接続する。
世界的に普及しつつあるパーソナルハンディホンシステ
ム通信網及びインターネットを経由することにより、実
用的な精度を有する音声認識機能と、ワールドワイドな
データベース検索、及びその検索結果に対応するリソー
スへのアクセス機能の提供を、より低コスト及び手軽に
受けることができると同時に、本発明が提供する機能と
パーソナルハンディホンシステム通話機能及びインター
ネットアクセス機能とを、シームレスに結合することが
できる。
トコルは、下記の限定を含むことができる。即ち、上記
通信プロトコルは、インターネットプロトコル(IP)
層及びトランスミッションコントロールプロトコル(T
CP)層を含む階層プロトコルである。
ターネットプロトコル層のパケットデータであるインタ
ーネットプロトコルデータグラム(IPデータグラム)
のヘッダ(IPヘッダ)フィールドには、インターネッ
ト上での移動端末及び音声制御ホスト装置のアドレスを
指定する送信元インターネットプロトコルアドレス及び
宛先インターネットプロトコルアドレスが格納され、そ
のインターネットプロトコルデータグラムのデータフィ
ールドには、トランスミッションコントロールプロトコ
ル層のパケットデータであるトランスミッションコント
ロールプロトコルセグメントが格納される。
ロトコルセグメント(TCPセグメント)のヘッダ(T
CPヘッダ)フィールドには、音声認識/データベース
検索処理のための通信プロトコルを特定する送信元ポー
ト番号及び宛先ポート番号が格納され、そのトランスミ
ッションコントロールプロトコルセグメントのデータフ
ィールドには、移動端末を識別するための端末識別コー
ド、音声データ、検索キーワード、選択検索キーワー
ド、又は検索結果ハイパーメディアデータが格納され
る。
御ホスト装置とを全世界的に容易に特定できると共に、
音声認識/データベース検索処理サービスと、その検索
結果に基づくリソースへのアクセスサービス、及びその
他の情報処理サービスとの共存を容易に実現できる。
ホスト装置は、網によって相互に接続され、移動端末接
続手段、音声データ受信手段、音声認識手段、検索キー
ワード抽出手段、検索キーワード返信手段、選択検索キ
ーワード受信手段、データベース手段、検索制御手段、
及び検索結果ハイパーメディアデータ返信手段に対応す
る機能を分散して実現する複数のホストコンピュータか
ら構成されるように実現することができる。
荷分散を容易に実現できる。なお、音声制御ホスト装置
がインターネット上等の所定のデータベースシステムに
アクセスするのではなく、移動端末が、選択検索キーワ
ードを用いて直接データベースシステムへアクセスし、
検索結果ハイパーメディアデータを得るように構成され
てもよい。その場合は、移動端末は、上述の構成におい
て音声制御ホスト装置が具備していたのと同様の検索制
御手段を具備するように構成され、選択検索キーワード
送信手段及び検索結果ハイパーメディアデータ受信手段
は不要となる。また、音声制御ホスト装置において、選
択検索キーワード受信手段、検索制御手段、及び検索結
果ハイパーメディアデータ返信手段は、不要となる。
ト装置の単体も、本発明の権利範囲である。
の実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態で
は、PHS機能が組み込まれた移動端末において、通話
時に又はオフライン状態でマイクから入力された音声信
号が、PHS網からインターネットを介して特定の音声
サービスプロバイダ内のLANに接続される音声制御ホ
スト装置に送られ、そこで上記音声信号が認識された
後、その認識結果が自動的に分類されて検索キーワード
が抽出され、それらが移動端末に表示される。ユーザ
は、それらの検索キーワードのうち好きなものを電子ペ
ン等を用いて選択し、その結果得られる選択検索キーワ
ードが再び音声制御ホスト装置に送られる。音声制御ホ
スト装置では、その選択検索キーワードに基づいてイン
ターネット上の特定のデータベース検索エンジンがアク
セスされ、そこでのデータベースが検索される。この結
果、音声制御ホスト装置は、ユーザの意思によって選択
された選択検索キーワードに関連するデータベース情報
をインターネットから取得し、それをリアルタイムに移
動端末に返送する。このデータベース情報は、移動端末
で入力された音声の内容に関連するキーワードのうちか
らユーザが選択した選択検索キーワードを含むインター
ネット上のホームページ等の各種リソースに対するHT
ML文章(検索結果HTML文章データ)として表現さ
れ、その検索結果HTML文章は、統一形式アクセス情
報であるURLが記述されているハイパーテキストを含
む。移動端末は、この検索結果HTML文章データを受
信すると、ホームページの閲覧のためのブラウザアプリ
ケーションを起動し、上述の検索結果HTML文章デー
タをホームページ形式で表示する。移動端末のユーザ
は、ハイパーテキストの一部として表示されたアンカー
(テキストアンカー又はグラフィックスアンカー)を電
子ペンでタッチ等して選択することによって、そのアン
カーと共にハイパーテキストに含まれるURLに対応す
るインターネット上のホームページやJavaアプレッ
トやファイルやホスト装置のログインアカウント等の各
種リソースにアクセスし、移動端末に転送する必要のあ
る場合は、それらのリソースを、移動端末101に転送
した後、表示、実行、又は蓄積することができる。この
ように、本実施の形態では、移動端末は、高度な音声認
識環境を設備する必要がなく実用的な精度を有する音声
認識機能の提供を低コストで受けることができ、かつ、
インターネット上のデータベースの対話的検索機能をも
装備することができることが、本発明に関連する大きな
特徴である。 <システム構成>図1は、本発明の実施の形態の全体シ
ステム構成図である。
ており、無線基地102を介して、無線通信によってP
HS網103に接続される。無線基地102は、街路の
公衆電話ボックス、電柱、ビル屋上、地下通路等に設け
られる公衆無線基地、又は加入者宅内の親子電話装置等
である。なお、親子電話装置に接続される場合は、PH
S網を介さずに、直接公衆電話網に接続される。なお、
無線基地102の代わりに、有線接続装置を介して、有
線通信によってPHS網103又は公衆電話網に接続さ
れるように構成されてもよい。
N網と相互接続しており、これらの網には、高速デジタ
ル専用線等によってインターネット105に接続してい
る移動端末制御ホスト装置104が接続されている。
HS網103を介して、上記公衆電話網又はISDN網
に接続されている移動端末制御ホスト装置104に自動
的にダイヤルアップ発信することによって、インターネ
ット105に接続することができる。
専用線等を介して所定の音声サービスプロバイダのLA
N107に接続しているルータ装置106が接続されて
いる。LAN107は、イーサネット方式、ATM(As
ynchronous Transfer Mode)方式、又はFDDI方式に
よるローカルエリアネットワークである。LAN107
には、更に音声制御ホスト装置108が接続されてい
る。
置104に自動的にダイヤルアップ発信した後に、イン
ターネット105、ルータ装置106、及びLAN10
7を介して、音声制御ホスト装置108と通信すること
ができる。
いて、ユーザが、タッチパネルから音声制御ホスト装置
108との通信を指示すると、制御部110は、通信部
111に対して、音声制御ホスト装置108との通信開
始を依頼する。
始を依頼されると、現在移動端末制御ホスト装置104
に接続していなければ、無線基地(又は有線接続装置)
102に無線(又は有線)発信してPHS網103に接
続した後、移動端末制御ホスト装置104のアクセス電
話番号を指定してダイヤルアップ発信する。
と、移動端末101内の通信部111は、まず、移動端
末制御ホスト装置104内の接続確立部113と通信す
ることにより、インターネット105上の標準通信プロ
トコルであるTCP/IP及びPPP方式による接続の
確立のためのネゴシエーションを行う。この結果、移動
端末制御ホスト装置104から、移動端末101内の通
信部111に対して、インターネット105上の識別ア
ドレスであるIPアドレスが付与され、移動端末101
は、インターネット105へのアクセスが可能となる。
移動端末制御ホスト装置104に接続していれば、上記
タイヤルアップ発信は省略する。その後、移動端末10
1内の通信部111は、予め設定されている音声制御ホ
スト装置108のIPアドレスである“宛先IPアドレ
ス”と、移動端末制御ホスト装置104から付与された
IPアドレスである“送信元IPアドレス”と、移動端
末101を識別するための“端末識別コード”(例えば
PHS電話番号)と、ユーザの指定に基づく文音声認識
/データベース検索処理の開始要求コマンド又は文音声
認識/データベース検索処理の終了要求コマンドとが格
納されたTCP/IPパケットを、インターネット10
5に向けて送出する。
されている“宛先IPアドレス”に基づき、移動端末制
御ホスト装置104内のルーティング部114とインタ
ーネット105内の特には図示しない中継ホスト装置に
よって、音声サービスプロバイダ内のルータ装置106
まで転送された後、更に、LAN107を介して音声制
御ホスト装置108内のパケット送受信部115まで転
送される。
P/IPパケットから、“送信元IPアドレス”と、
“端末識別コード”と、文音声認識/データベース検索
処理の開始要求コマンド又は文音声認識/データベース
検索処理の終了要求コマンドとを取り出して、音声制御
ホスト装置108内の移動端末通信制御部116に引き
渡す。
た“送信元IPアドレス”と、“端末識別コード”と、
文音声認識/データベース検索処理の開始要求コマンド
又は文音声認識/データベース検索処理の終了要求コマ
ンドに関する情報を後述する処理端末登録テーブル(図
15)に登録した後、パケット送受信部115に対し
て、送信許可データが格納されたTCP/IPパケット
の移動端末101への返信を依頼する。
P/IPパケットを、移動端末101に対応するIPア
ドレスに向けて送信する。このようにして、音声制御ホ
スト装置108は、移動端末101から転送されてくる
音声データに対して文音声認識/データベース検索処理
を実行することが可能となる。
制御ホスト装置108から上記送信許可データが格納さ
れたTCP/IPパケットを受信すると、それに格納さ
れている送信許可データを制御部110に引き渡す。
送信許可データを引き渡された後、通信部111に対し
て、通話動作又はオフライン状態での音声入力動作によ
ってマイクから入力された音声データの音声制御ホスト
装置108への送信を依頼する。通信部111は、上記
音声データが格納されたTCP/IPパケットを、音声
制御ホスト装置108に対応するIPアドレスに向けて
送信する。
されている“宛先IPアドレス”に基づき、移動端末制
御ホスト装置104内のルーティング部114、インタ
ーネット105内の特には図示しない中継ホスト装置、
音声サービスプロバイダ内のルータ装置106、及びL
AN107を介して、音声制御ホスト装置108内のパ
ケット送受信部115まで転送される。
P/IPパケットに格納されている音声データを取り出
し、それを音声制御ホスト装置108内の移動端末通信
制御部116に引き渡す。
た音声データを文音声認識部117に引き渡す。文音声
認識部117は、引き渡された音声データに対して文音
声認識処理を実行し、認識結果である認識音声文章デー
タを検索キーワード抽出部121に引き渡す。検索キー
ワード抽出部121は、認識音声文章データを、移動端
末101別にインデックス分類し、その結果得られる検
索インデックスに基づいて不要キーワード辞書を参照し
ながら検索キーワードを抽出し、それを移動端末通信制
御部116に引き渡す。
ックスが格納されたTCP/IPパケットの移動端末1
01への返信を依頼する。パケット送受信部115は、
対応するTCP/IPパケットを、移動端末101に対
応するIPアドレスに向けて送信する。
制御ホスト装置108から上記検索キーワードが格納さ
れたTCP/IPパケットを受信すると、それに格納さ
れている検索キーワードを制御部110に引き渡す。
検索キーワードを、出力部112に出力する。出力部1
12は、検索キーワードを、LCD表示部に表示する。
ユーザは、複数表示される検索キーワードのうちから、
データベース検索を実行したい検索キーワードを、電子
ペンでタッチ等して選択することによって、選択検索キ
ーワードとして選択する。
部111に対して、上記選択検索キーワードの音声制御
ホスト装置108への送信を依頼する。通信部111
は、上記選択検索キーワードが格納されたTCP/IP
パケットを、音声制御ホスト装置108に対応するIP
アドレスに向けて送信する。
されている“宛先IPアドレス”に基づき、移動端末制
御ホスト装置104内のルーティング部114、インタ
ーネット105内の特には図示しない中継ホスト装置、
音声サービスプロバイダ内のルータ装置106、及びL
AN107を介して、音声制御ホスト装置108内のパ
ケット送受信部115まで転送される。
P/IPパケットに格納されている選択検索キーワード
を取り出し、それを音声制御ホスト装置108内の移動
端末通信制御部116に引き渡す。
た選択検索キーワードを検索制御部118に引き渡す。
検索制御部118は、インターネット105上の予め登
録されている特定のデータベース検索エンジンに対し
て、検索キーワードによる問合せを依頼する。その結
果、検索制御部118は、データベース検索エンジンか
ら返される検索結果に基づき検索結果HTML文章デー
タを生成し、それを移動端末通信制御部116に引き渡
す。この検索結果HTML文章データは、移動端末10
1で入力された音声の内容に関連する検索キーワードの
うちユーザが選択した上記選択検索キーワードを含むイ
ンターネット105上の任意のホームページ等の各種リ
ソースに対する統一形式アクセス情報であるURL(Un
iform Resource Locator)が記述されているハイパーテ
キストを含むハイパーテキストマークアップランゲージ
HTMLである。
S通話において、図22に示されるような会話がやりと
りされたとする。これに対して、文音声認識部117
は、途中経過として、図23に示されるような認識音声
文章データを出力する。なお、“*”は、文音声認識部
117によって付加される単語の区切りである。この認
識音声文章データを入力した検索制御部118は、途中
経過として、例えば、図24に示されるような検索イン
デックスを作成して、その中で例えば出現回数が2回を
超えた単語“時計”、“カシオ”、“楽器”、及び“G
ショック”を、検索キーワードとして抽出し、それを移
動端末101に表示させる。ユーザは、これらの検索キ
ーワードのうち、例えば“時計”と“カシオ”を選択
し、それらを選択検索キーワードとして音声制御ホスト
装置108に送信する。検索制御部118は、これらの
選択検索キーワード(アンド条件)によるインターネッ
ト105上の特定のデータベース検索エンジンに対する
問合せの結果として、図25に示されるような検索結果
HTML文章データを生成する。このHTMLデータに
おいて、例えば、“<A HREF="http://www.casio.co.jp
/">カシオホームページ</A>”がカシオホームページに
対応するハイパーテキストで、"http://www.casio.co.j
p/" が上記ホームページのURLを示し、“カシオホー
ムページ”がそのURLにアクセスするためのテキスト
アンカーを示している。上記URLは、アドレス情報
“www.casio.co.jp/”と、そのアドレスのリソースにア
クセスするための通信プロトコル情報“http”とを含
む。また、それに続く“<DD>”以降の文章が、上記デー
タベース検索エンジンから自動的に得られる説明文であ
る。なお、“ <”と“> ”で囲まれた記号は、表示制御
用の記号である。
TML文章データが格納されたTCP/IPパケットの
移動端末101への返信を依頼する。パケット送受信部
115は、対応するTCP/IPパケットを、移動端末
101に対応するIPアドレスに向けて送信する。
制御ホスト装置108から上記検索結果HTML文章デ
ータが格納されたTCP/IPパケットを受信すると、
それに格納されている検索結果HTML文章データを制
御部110に引き渡す。
ウザアプリケーションを起動して、引き渡された検索結
果HTML文章データを、ホームページ形式でLCD表
示部に表示する。
結果HTML文章データが受信されると、LCD表示部
311(図2の203)には、例えば図26のように検
索結果が表示される。ここで、下線が付加されたキーワ
ードが、インターネット105上のホームページ等の各
種リソースのURLと共にハイパーテキストに含まれる
テキストアンカーを示している。
表示されたアンカーを電子ペンでタッチ等することによ
り選択すると、移動端末101は、ブラウザアプリケー
ションの機能により、移動端末制御ホスト装置104を
介し、上記アンカーと共にハイパーテキストに含まれる
URLにより示されるインターネット105に接続され
るホスト装置上のホームページデータやJavaアプレ
ットやファイルデータやホスト装置のログインアカウン
ト等の各種リソースに対し、そのURLにより指定され
るHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)(ホーム
ページデータの取得又はJavaアプレットの取得及び
実行の場合)、FTP(File TransferProtocol)(フ
ァイルデータの取得の場合)、又はTELNET(ホス
ト装置へのログインの場合)等の通信プロトコルを用い
て、アクセスする。この場合、移動端末101は、上記
URLによってホームページデータやJavaアプレッ
トやファイルデータ等の取得又は実行が指定されている
場合には、それらを、上記HTTP又はFTP等の通信
プロトコルを用いてホスト装置から移動端末101に転
送させて、LCD表示部311(図2の203)に表示
し(ホームページデータの取得の場合)、CPU316
に実行させ(Javaアプレットの取得及び実行の場
合)、又はRAM317に蓄積する(ファイルデータの
取得の場合)。或いは、移動端末101は、上記URL
によってホスト装置に対するログインが指定されている
場合は、TELNETプロトコルを用いてそのホスト装
置にログインする。
上で、ユーザが、例えば、テキストアンカー“WATCH WA
TCHES!”を選択すると、URL“http://www.casio.co.
jp”を有するインターネット105上のホスト装置内の
“ww”ディレクトリから、HTTP通信プロトコルを用
いて、図27に示されるようなホームページが取得さ
れ、LCD表示部311(図2の203)に表示され
る。同様に、ユーザが、例えば、テキストアンカー“カ
シオホームページ”を選択すると、URL“http://ww
w.casio.co.jp”を有するインターネット105上のホ
スト装置内の“/ ”ディレクトリ(Webルートディレ
クトリ)から、図28に示されるようなホームページが
取得され、LCD表示部311(図2の203)に表示
される。 <移動端末101の外観構成>図2は、図1の移動端末
101の外観図である。
管理装置の外観を有し、音声を入力するための送話器を
兼ねたマイク201と、本発明には特には関連しないが
画像を入力するためのカメラ202と、各種情報を表示
し、またタッチ入力又はペン入力を受け付けるタッチパ
ネル機能を有するLCD表示部203と、音声を出力す
るための受話器を兼ねたスピーカ204を有する、ま
た、図1の無線基地102に発信するための無線アンテ
ナ205と、無線基地102の代わりの有線接続装置に
接続するためのソケット206を有する。
Cカードスロット207と、他の移動端末101又はパ
ーソナルコンピュータ等との間で赤外線光通信を行うた
めの光送受信機208を有する。
末101の機能ブロック図である。
に、入力部109、制御部110、通信部111、及び
出力部112から構成され、それぞれバス326によっ
て相互に接続されている。
分と、本発明には特には関連しないが画像を入力する部
分と、出力部112の動作において後述するタッチパネ
ル機構の部分とから構成される。
/D変換部302、及びマイク制御部303から構成さ
れる。マイク301(図2の201に対応)は、PHS
電話の送話器を兼ねており、ユーザが発声した音声を入
力する。
入力されたアナログ音声信号をデジタル音声データに変
換し、更にそのデジタル音声データを、PHSの標準音
声符号化方式であるADPCM(Adaptive Differentia
l Pulse Code Modulation:適応差分線形パルス符号化)
方式によって符号化する。なお、この部分は、PHS端
末を構成するLSI集積回路として、既に実用化されて
いる。
た音声データを、通話時には、通信部111内の通信制
御部321に転送して通話チャネルに載せると共に、文
音声認識/データベース検索処理時には、更に制御部1
10内のRAM317に転送する。
arge Coupled Device )カメラ304、A/D変換部3
05、メモリ306、及びカメラ制御部307から構成
される。
づいて任意の画像を撮像する。A/D変換部305は、
CCDカメラ304によって撮像されたアナログ映像信
号を、デジタル画像データに変換する。
レーム単位で記憶する。カメラ制御部307は、CCD
カメラ304、A/D変換部305、及びメモリ306
の動作を制御する。
分と、画像を出力する部分とから構成される。音声を出
力する部分は、スピーカ308、D/A変換部309、
及びスピーカ制御部310から構成される。
の通信制御部321から受信されたPHS通話音声デー
タ、又は制御部110内のRAM317から受信された
合成音声データを、D/A変換部309に転送する。
ータを復号し、アナログ音声信号に変換し、それをスピ
ーカ308(図2の204に対応)から音声として放音
させる。
3、LCDドライバ312、メモリ313、及びLCD
制御部314から構成される。LCD制御部314は、
制御部110内のRAM317から受信された文字デー
タ、イメージデータ、コマンドボタンデータ等の各種画
像データをメモリ313にフレーム単位で保持させ、L
CDドライバ312に起動をかける。
らフレーム単位で読み出される画像データを、LCD表
示部311(図2の203に対応)に表示する。なお、
LCD表示部311(図2の203)の表面には、透明
タッチパネルが配設されており、ユーザは、LCD表示
部311に表示されるコマンドボタンデータ等に従っ
て、タッチパネルに指タッチ又はペンタッチすることに
より、コマンド入力等を行うことができる。この入力信
号は、タッチパネル制御部315によって制御部110
内のRAM317に転送される。
RAM317、及びROM318と、ICカードインタ
フェース部319、及び必要に応じてICカードスロッ
ト207(図2)に挿入されるICカード320とから
構成される。
た制御プログラムに従って、RAM317をワークエリ
アとして使用しながら、移動端末101全体の動作を制
御する。
Cカード320に対するデータの入出力を制御する。最
後に、通信部111は、通信制御部321、無線ドライ
バ322、無線アンテナ323、有線ドライバ324、
及びソケット325から構成される。
インターネット105との間のTCP/IP通信処理
(後述する)を実行し、無線ドライバ322又は有線ド
ライバ324を制御する。
信データを、無線アンテナ323(図2の205に対
応)を介して送受信されるPHS無線信号との間で相互
変換する。PHS無線信号は、1.9GHzの無線周波
数と、300kHzのキャリア周波数間隔と、4チャネ
ル/キャリアのTDMA−TDD無線アクセス方式と、
π/4シフトQPSK変調方式と、384kbits/
secの無線伝送速度に基づく無線信号である。
に、通信データを、ソケット325(図2の206に対
応)を介して送受信される有線信号との間で相互変換す
る。これは、一般的な電話帯域モデム変調信号である。
動作について、以下に詳細に説明する。 <移動端末101の処理>まず、移動端末101の処理
について説明する。
16が、電源投入後に、制御部110内のROM318
に記憶されている制御プログラムを実行する動作として
実現される制御動作を示す全体動作フローチャートであ
る。
フローチャートで示される各機能を実現する制御プログ
ラム及びそれに必要なデータは、例えば、図2に示され
るICカードスロット207に着脱自在なICカード3
20に、CPU316が読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で記憶され、そのプログラムコードがCPU3
16によって直接実行され、又は、そのプログラムコー
ドが必要に応じてRAM317又は書込み可能なROM
318にロードされてCPU316によって実行される
ように構成されてもよい。或いは、上述の制御プログラ
ム及びそれに必要なデータは、無線又は有線の通信回線
又は光送受信機208(図2)から通信部111を介し
て他の機器から受信されて、RAM317又は書込み可
能なROM318にロードされてCPU316によって
実行されるように構成されてもよい。
403→404→401の繰返しループにおいては、図
3のタッチパネル制御部315からタッチパネル入力の
検出が通知されたか否かの判定処理(401)、音声制
御ホスト装置108(図1)から検索キーワードが受信
されたか否かの判定処理(412)、音声制御ホスト装
置108(図1)から検索結果HTML文章データが受
信されたか否かの判定処理(402)、その他の受信/
表示処理(403)、及び必要なデータの送信処理(4
04)が実行される。
ル入力の検出が通知されステップ401の判定がYES
となると、ステップ405又は406で、上記タッチパ
ネル入力が図3のCCDカメラ304(図2の202)
の入力指示又は図3のマイク301(図2の201)の
入力指示であるか否かが、判定される。
04(図2の202)の入力指示であってステップ40
5の判定がYESとなると、ステップ407で、図3の
入力部109内のカメラ制御部307に対して、例えば
手書き文字画像等の入力処理の開始が指示される。その
後、ステップ404の送信処理に進む。画像入力処理
は、本発明には特には関連しないため、その詳細な説明
は省略する。
(図2の201)の入力指示であってステップ406の
判定がYESとなると、ステップ408で、図3の入力
部109内のマイク制御部303に対し、音声入力処理
の開始が指示される。この音声入力処理の開始指示は、
例えばPHS通話処理の開始指示、又は文音声認識/デ
ータベース検索処理を実行するためのオフライン状態で
の音声入力処理の開始指示である。
6からの指示によって、マイク301(図2の201)
及びA/D変換部302に対して、音声入力の開始を指
示する。この結果、A/D変換部302からは、マイク
301(図2の201)から入力された音声データが出
力される。
PHS通話の開始指示である場合には、上述の音声デー
タは、通信制御部321の特には図示しない送信処理に
よって、所定の通話チャネルに載せられて通話相手に送
信される。
音声認識/データベース検索処理のための音声入力処理
の開始指示を含む場合には、それ以後マイク301(図
2の201)から入力されマイク制御部303から出力
された音声データは、後述するステップ404の送信処
理において、そこで音声制御ホスト装置108に向けて
送信される。
04(図2の202)の入力指示でも図3のマイク30
1(図2の201)の入力指示でもない場合には、ステ
ップ405及び406の判定がNOとなって、ステップ
409で、他のキー入力処理が実行される。その後、ス
テップ404の送信処理に進む。
から通信部111を介して制御部110内のRAM31
7に検索インデックスが受信され、ステップ401→4
12→402→403→404→401の繰返しループ
におけるステップ412の判定がYESとなると、ステ
ップ413において、上記検索キーワードがRAM31
7から出力部112内のメモリ313に転送され、LC
D制御部314に対して上記検索キーワードの表示が指
示される。
って、メモリ313からLCDドライバ312を介して
LCD表示部311(図2の203)に、受信された検
索キーワードが表示される。この検索キーワードは、同
時に複数表示されるが、ユーザは、そのうちの任意のも
のを選択可能なように、LCD表示部203上のタッチ
パネルがタッチパネル制御部315によってアクティブ
にされる。この選択操作に応答して、ステップ401の
判定がYESとなり、後述するステップ409において
その操作が検出される。
から通信部111を介して制御部110内のRAM31
7に検索結果HTML文章データが受信され、ステップ
401→402→403→404→401の繰返しルー
プにおけるステップ402の判定がYESとなると、ス
テップ410において、上記検索結果HTML文章デー
タがRAM317から出力部112内のメモリ313に
転送され、ホームページの閲覧のためのブラウザアプリ
ケーションを起動し、このアプリケーションを用いて、
LCD制御部314に対して、上記検索結果HTML文
章データの表示が指示される。
って、メモリ313からLCDドライバ312を介して
LCD表示部311(図2の203)に表示されるブラ
ウザアプリケーションの画面に、受信された検索結果H
TML文章データが表示される。
説明する。図5及び図6は、上記送信処理の詳細を示す
動作フローチャートである。まず、ステップ501で
は、図4のステップ409の他キー入力処理によって処
理されたタッチパネルからのキー入力が送信指示を伴っ
ているか否かが判定される。なお、検索キーワードの選
択のためのキー入力は、後述する図6のステップ514
で検出される。
5の処理へ進む。ステップ501の判定がYESの場合
には、ステップ502で、移動端末101が現在図1の
移動端末制御ホスト装置104に接続中であるか否かが
判定される。
ホスト装置104に接続中でありステップ502の判定
がYESならば、図3の制御部110内のCPU316
は、ステップ504で、移動端末101の“端末識別コ
ード”とキー入力処理に対応するコマンドの送信指示
を、図3の通信部111内の通信制御部321に対し依
頼する。この結果、通信制御部321は、上記“端末識
別コード”とコマンドが格納されたTCP/IPパケッ
トを生成し、それをインターネット105に接続されて
いる所定のホスト(例えば図1の音声制御ホスト装置1
08)に向け送信する。
ホスト装置104に接続中ではなくステップ502の判
定がNOならば、図3の制御部110内のCPU316
は、ステップ503で、図3の通信部111内の通信制
御部321に対して発信処理を依頼してから、ステップ
504を実行する。
く文音声認識/データベース検索処理の開始要求コマン
ドの送信指示及び文音声認識/データベース検索処理の
終了要求コマンドの送信指示は、上述のステップ504
において発行される。
Oの場合又はステップ504の処理の後、ステップ50
5では、図4のステップ408によって、文音声認識/
データベース検索処理のための音声入力処理の開始指示
が実行されており、音声データの音声制御ホスト装置1
08(図1)への送信指示がなされているか否かが判定
される。
0の処理へ進む。ステップ505の判定がYESの場合
には、ステップ506で、音声制御ホスト装置108か
ら文音声認識/データベース検索処理の開始要求コマン
ドに対する応答である送信許可データが既に返信されて
いるか否かが判定される。
ト装置108がまだ移動端末101からの文音声認識/
データベース検索処理の開始要求コマンドに対する準備
が完了していないため、ステップ510の処理へ進む。
/データベース検索処理の開始要求コマンドに対する応
答である送信許可データが既に返信されておりステップ
506の判定がYESの場合には、更に、ステップ50
7で、移動端末101が現在図1の移動端末制御ホスト
装置104に接続中であるか否かが判定される。
ホスト装置104に接続中でありステップ507の判定
がYESならば、図3の制御部110内のCPU316
は、ステップ509で、図3に示される入力部109内
のマイク制御部303から制御部110内のRAM31
7に転送されてきている音声データの送信指示を、通信
部111内の通信制御部321に対し依頼する。この結
果、通信制御部321は、上記音声データが格納された
TCP/IPパケットを生成し、それをインターネット
105に接続されている図1の音声制御ホスト装置10
8に向けて送信する。
ホスト装置104に接続中ではなくステップ507の判
定がNOならば、図3の制御部110内のCPU316
は、ステップ508で、図3の通信部111内の通信制
御部321に対して発信処理を依頼してから、ステップ
509を実行する。
ベース検索処理のための音声データの送信指示は、上述
のステップ509において発行される。前述したように
ステップ505又は506の判定がNOの場合又はステ
ップ509の処理の後、ステップ510では、図4のス
テップ407によって、画像入力処理の開始指示が実行
されており、画像データを図1のインターネット105
に接続されている特には図示しない画像制御ホスト装置
への送信指示がなされているか否かが判定される。
プ514の処理に進む。ステップ510の判定がYES
の場合には、ステップ511で、移動端末101が現在
図1の移動端末制御ホスト装置104に接続中であるか
否かが判定される。
ホスト装置104に接続中でありステップ511の判定
がYESならば、図3の制御部110内のCPU316
は、ステップ513で、図3に示される入力部109内
のメモリ306に得られている画像データの送信指示
を、通信部111内の通信制御部321に対して依頼す
る。この結果、通信制御部321は、上記画像データが
格納されたTCP/IPパケットを生成し、それをイン
ターネット105に接続されている特には図示しない画
像制御ホスト装置108に向けて送信する。
ホスト装置104に接続中ではなくステップ511の判
定がNOならば、図3の制御部110内のCPU316
は、ステップ512で、図3の通信部111内の通信制
御部321に対して発信処理を依頼してから、ステップ
513を実行する。
指示は、本発明には特には関連しないため、その詳細な
説明は省略する。前述したようにステップ510の判定
がNOの場合又はステップ513の処理の後、図6のス
テップ514では、図4のステップ409の他キー入力
処理によって処理されたタッチパネルからのキー入力が
選択検索キーワードの送信指示を伴っているか否かが判
定される。
プ404の送信処理を終了する。ステップ514の判定
がYESの場合には、ステップ515で、移動端末10
1が現在図1の移動端末制御ホスト装置104に接続中
であるか否かが判定される。
ホスト装置104に接続中でありステップ515の判定
がYESならば、図3の制御部110内のCPU316
は、ステップ517で、キー入力処理によって選択Sれ
た選択検索キーワードの送信指示を、図3の通信部11
1内の通信制御部321に対し依頼する。この結果、通
信制御部321は、上記選択検索キーワードが格納され
たTCP/IPパケットを生成し、それをインターネッ
ト105に接続されている図1の音声制御ホスト装置1
08に向けて送信する。
ホスト装置104に接続中ではなくステップ515の判
定がNOならば、図3の制御部110内のCPU316
は、ステップ516で、図3の通信部111内の通信制
御部321に対して発信処理を依頼してから、ステップ
517を実行する。
Oの場合又はステップ517の処理の後、図4のステッ
プ404の送信処理を終了する。 <通信データのフォーマット>図7は、移動端末101
と移動端末制御ホスト装置104及びインターネット1
05(音声制御ホスト装置108)との間で通信される
通信データのフォーマット図である。
104との間では、通信データは、PPP(Point-to-P
oint Protocol )と呼ばれる通信プロトコルに基づき、
図7(a) に示されるPPPフレーム(図の左から右に向
けて転送される)を用いて、PHS規格の32kbit
s/secの伝送レートを有するデジタル通信チャネル
上を伝送される。
“アドレス”、“コントロール”の各フィールドは、図
7(a) に示される各固定ビット列が設定される。2オク
テットのデータ長を有するFCSは、フレームチェック
シーケンスと呼ばれ、PPPフレームデータの誤り検出
/訂正用のデータである。移動端末101と移動端末制
御ホスト装置104との間でPPPリンクが確立した後
に転送されるPPPフレームの“インフォメーション”
フィールド(可変データ長を有する)には、インターネ
ット105(図1)上のデータの基本伝送単位であるI
Pデータグラムが格納され、その場合に、2オクテット
のデータ長を有する“プロトコル”フィールドには、”
インフォメーション”フィールドにIPデータグラムが
格納されていることを示す16進値“0021”が格納され
る。
フィールドには、上述のようにIPデータグラムが格納
される。このIPデータグラムは、上述のようにインタ
ーネット105上のデータの基本伝送単位である。IP
データグラムは、インターネットプロトコル(IP)に
従って規定され、その“データ”フィールドに格納され
たデータをインターネット105上の宛先のホスト装置
まで一意に転送するための機能を提供し、インターネッ
ト105上でのアドレスを特定する機能、そのIPデー
タグラム自身を“宛先IPアドレス”で指定されたホス
トまでインターネット105上の一定の経路で転送する
機能、そのIPデータグラム自身のフラグメント化(分
割)と再組立てを行う機能等を備える。
ように、IPヘッダフィールドとデータフィールドとか
ら構成される。IPヘッダフィールドには、それが含ま
れるIPデータグラム自身を配送するために必要な全て
の情報が含まれる。図8(a)は、IPヘッダのフォーマ
ット図である。
て、5乃至6ワードのデータ長を有し、このデータ長は
第1ワードの“ヘッダ長”フィールドに格納され、ま
た、IPデータグラム全体のデータ長は、第1ワードの
“IPデータグラムの全長”フィールドに格納される。
は、IPデータグラムの転送方法を規定するインターネ
ットプロトコル(IP)のバージョンが設定され、現在
のバージョンは4である。
ドには、配送の優先度を表わす情報等が格納されるが、
ここは本発明には特には関連しない。第2ワードの各フ
ィールドは、IPデータグラムがインターネット105
上での転送の制約によりフラグメント化(分割)される
場合における制御情報を規定する。まず、“識別番号”
フィールドには、分割されたフラグメントであるこのI
Pデータグラムが属する分割前のIPデータグラムを識
別するための一意な整数が設定される。次に、”フラグ
メントのオフセット”フィールドには、分割されたフラ
グメントであるこのIPデータグラムが分割前のIPデ
ータグラムのどの部分に相当するかを示すオフセット情
報が設定される。そして、”フラグ列”フィールドに
は、分割されたフラグメントであるこのIPデータグラ
ムに、それが属する分割前のIPデータグラムを構成す
る他のフラグメントが後続するか否かが設定される。以
上の情報により、インターネット105上の中継ホスト
においてIPデータグラムがフラグメント化されても、
受信側で分割前のIPデータグラムを正確に復元するこ
とができる。
To Live)フィールドには、そのIPデータグラムがイ
ンターネット105上にどれだけの時間の間存在するこ
とを許すかを示す秒単位の時間情報が設定される。イン
ターネット105上の中継ホストは、IPデータグラム
を処理する毎に上記フィールド値を減算し、値が0以下
になったIPデータグラムはインターネット105上か
ら廃棄する。これにより、インターネット105上での
過度なトラヒックの発生が抑制される。なお、廃棄され
たIPデータグラムに関する再送制御は、そのIPデー
タグラムに格納されるTCPセグメントに対する制御処
理において実行される。
は、そのIPデータグラムの“データ”フィールドに格
納されるデータのフォーマットを規定するための整数値
が設定される。本実施の形態の場合には、図7(c) に示
されるように、IPデータグラムの“データ”フィール
ドにはTCPセグメントデータが格納されるため、その
フォーマットを規定する整数値6が設定される。
ィールドには、IPヘッダのデータの誤りを検出するた
めのチェックサムデータが設定される。第4ワードに
は、32ビットの“送信元IPアドレス”が設定され
る。例えばIPデータグラムが移動端末101から音声
制御ホスト装置108へ転送される場合には、“送信元
IPアドレス”としては、後述する発信処理により移動
端末制御ホスト装置104から移動端末101に対して
付与されたIPアドレスが設定される。図1の音声制御
ホスト装置108は、この“送信元IPアドレス”を記
憶することにより、インターネット105を介して移動
端末101に対して、検索キーワード又は検索結果HT
ML文章データ等を返信することができる。
アドレス”が設定される。例えばIPデータグラムが移
動端末101から音声制御ホスト装置108へ転送され
る場合には、“宛先IPアドレス”としては、音声制御
ホスト装置108に固定的に割当てられているIPアド
レスが設定される。移動端末制御ホスト装置104内の
ルーティング部114、インターネット105上の各中
継ホスト装置、及び音声サービスプロバイダ内のルータ
装置106は、受信したIPデータグラムに格納されて
いる上記“宛先IPアドレス”を識別することによっ
て、予め各装置が有する経路制御テーブル情報に従っ
て、そのIPデータグラムの配送経路を決定し、最終的
にそのIPデータグラムを音声サービスプロバイダ内の
音声制御ホスト装置108まで転送することができる。
ドは、オプションであり、インターネット105を構成
する各ネットワークのテスト又はデバッグのための情報
や、インターネット105上での配送経路を制御又は監
視するための制御情報等が設定されるが、ここは本発明
には特には関連しない。
は、データ長を合わせるためのパディングデータが設定
される。次に、IPデータグラムの“データ”フィール
ドには、TCPセグメントデータが格納される。このT
CPセグメントは、トランスミッションコントロールプ
ロトコル(TCP)に従って規定され、その“データ”
フィールドに格納されたデータをインターネット105
上の宛先のホスト装置まで正確に適切な順序で配送する
ための機能を備える。IPデータグラムがインターネッ
ト105上でのデータの一意な転送の機能のみを提供
し、データの信頼性を確保する機能(再送制御機能等)
を提供しないのに対して、TCPセグメントは、データ
の信頼性を確保する機能を提供するものである。
ームと)IPデータグラムとTCPセグメントという階
層構造を有するのは、インターネット105上ではなる
べく小さい処理負荷のもとで効率良くデータを配送する
必要があり、エンド対エンド間ではできるかぎり信頼性
の高いデータ配送を実現する必要があるという異なる要
請に効率的に対処するためである。これにより、インタ
ーネット105上の中継ホスト装置は、IPデータグラ
ムのIPヘッダのみを参照することにより、そのIPデ
ータグラムの“データ”フィールドに格納された情報
(TCPセグメント)をできる限り高速かつ効率的に宛
先ホスト装置まで配送することができ、エンド対エンド
(送信元ホスト装置と宛先ホスト装置)間では、TCP
セグメントのTCPヘッダを参照することにより、再送
制御等の信頼性の高いデータ通信を実現することができ
るのである。
ように、TCPヘッダフィールドとデータフィールドと
から構成される。図8(b) は、TCPヘッダのフォーマ
ット図である。
に、32ビットを1ワードとして、5乃至6ワードのデ
ータ長を有し、このデータ長は第4ワードの“ヘッダ
長”フィールドに格納され、また、IPデータグラム全
体のデータ長は、第1ワードの“IPデータグラムの全
長”フィールドに格納される。
ルド及び“宛先ポート番号”フィールドには、文音声認
識/データベース検索処理のための通信プロトコルを特
定する16ビットの整数値が設定される。
受信部115(図1)は、文音声認識/データベース検
索処理のための音声データや選択検索キーワードが格納
されたTCPセグメントのほかにも、電子メールデータ
を始めとする様々なデータが格納された様々なTCPセ
グメントを送受信するため、受信したTCPセグメント
のTCPヘッダに設定されている“宛先ポート番号”フ
ィールドの値を認識することによって、そのTCPセグ
メントの“データ”フィールドに格納されているデータ
を音声制御ホスト装置108で実行されるどのアプリケ
ーションに引き渡すかを決定することができる。
したTCPセグメントのTCPヘッダに設定されている
“宛先ポート番号”フィールドの値が文音声認識/デー
タベース検索処理のための通信プロトコルに対応する値
を示している場合は、そのTCPセグメントの“デー
タ”フィールドに格納されている音声データ又は選択検
索キーワードを移動端末通信制御部116に引き渡すこ
とができる。
の通信制御部321(図3)も、検索結果HTML文章
データが格納されたTCPセグメントの他にも、ホーム
ページデータや電子メールデータを始めとする様々なデ
ータが格納された様々なTCPセグメントを送受信する
ため、受信したTCPセグメントのTCPヘッダに設定
されている“宛先ポート番号”フィールドの値を認識す
ることにより、そのTCPセグメントの“データ”フィ
ールドに格納されているデータを移動端末101で実行
されるどのアプリケーションに引き渡すかを決定するこ
とができる。
CPセグメントのTCPヘッダに設定されている“宛先
ポート番号”フィールドの値が文音声認識/データベー
ス検索処理のための通信プロトコルに対応する値を示し
ている場合には、制御部110(図1、図3)に、文音
声認識/データベース検索処理のためのデータの受信を
通知し、そのTCPセグメントの“データ”フィールド
に格納されている検索キーワード又は検索結果HTML
文章データを引き渡すことができる。
ット送受信部115及び移動端末101の通信部111
内の通信制御部321は、受信したTCPセグメントの
TCPヘッダに設定されている“送信元ポート番号”を
確認することにより、送信元のアプリケーションを確認
することができる。
ワードの“シーケンス番号”フィールドは、現在のTC
Pコネクションにおいて送信側から受信側に送信される
全バイトストリームのうち、このTCPセグメントの
“データ”フィールドに格納されているデータの先頭が
上記全バイトストリームの何バイト目にあたるかを、送
信側から受信側に通知するためのフィールドである。逆
に、第3ワードの“確認応答番号”フィールドは、現在
のTCPコネクションにおいて送信側から受信側に送信
される全バイトストリームのうち、受信側が現在何バイ
ト目までを誤り無く受信したかを、受信側から送信側に
通知するためのフィールドである。これにより、例えば
移動端末101から音声制御ホスト装置108に対し
て、音声データを正しい順序でかつ高い信頼性のもとで
転送することが可能となる。
は、TCPセグメントの種類を示す値が設定される。T
CP通信においては、例えばコネクションの開始時又は
終了時等において確認応答のための様々な制御データが
通信されるが、それらの制御データの種類が、“フラグ
列”フィールドに設定される。
は、受信側が現在何バイトのデータを連続して受信する
ことが可能であるかを示すウインドウデータを、受信側
から送信側に通知するためのフィールドである。これに
より、受信側から送信側に対するデータのフロー制御が
可能となり、例えば音声制御ホスト装置108の負荷が
高いような場合には移動端末101に対して音声データ
の送信を抑制させる、といようなきめの細かい制御が可
能となる。
約用のフィールドである。第5ワードの“チェックサ
ム”フィールドには、TCPヘッダ及び“データ”フィ
ールドに格納されているデータの誤りを検出するための
チェックサムデータが格納される。これにより、例えば
音声制御ホスト装置108は、移動端末101から検索
キーワード又は音声データを正確に受信することができ
る。
ータ(インタラプトデータやアボートデータ等)を通信
するための制御データであるが、これは本発明には特に
は関連しない。
は、例えば送受信装置間で通信可能な最大セグメント長
を指定するため等に使用されるが、これは本発明には特
には関連しない。
は、データ長を合わせるためのパディングデータが設定
される。上述の構成を有するTCPセグメントの通信
(終端)処理機能は、移動端末101においては通信部
111内の通信制御部321(図3)において実現さ
れ、音声制御ホスト装置108においてはパケット送受
信部115(図1)において実現される。なお、移動端
末101においてCPU316が実行する制御プログラ
ムが上記処理機能を実現するように構成されてもよい。 <発信処理>前述のように、移動端末101の制御部1
10内のCPU316(図3)は、図4のステップ40
4に対応する図5に示される送信処理のうち、移動端末
101が現在図1の移動端末制御ホスト装置104に接
続中でなくステップ502、507、511、又は51
5の判定がNOである場合には、ステップ503、50
8、512、又は516において、図3の通信部111
内の通信制御部321に対して発信処理を依頼する。こ
の依頼によって、通信制御部321が実行する発信処理
は、図9の動作フローチャートによって示される。
ェーズが実行される。このフェーズでは、移動端末制御
ホスト装置104のアクセス電話番号に対して自動的に
ダイヤルアップが行われ移動端末制御ホスト装置104
が着信した後、リンクコントロールプロトコル(LC
P)と呼ばれるプロトコルを使用し、通信に使用される
PPPフレーム(図7(a) )の最大データ長の決定、エ
スケープされるべき非透過文字の決定、PPPフレーム
の“プロトコル”フィールド(図7(a) )のデータ長を
2オクテットから1オクテットに圧縮することの有無の
決定、PPPフレームの固定値“11111111”を有する
“アドレス”フィールド(図7(a) )を省略(圧縮)す
ることの有無の決定等に関するネゴシエーションが、移
動端末制御ホスト装置104内の接続確立部113(図
1)との間で実行される。この場合、移動端末101の
通信部111内の通信制御部321と移動端末制御ホス
ト装置104内の接続確立部113との間の通信は、図
7(a) に示されるフォーマットを有するPPPフレーム
を用いて、その“プロトコル”フィールドにLCPを特
定する16進値“c021”を設定し、その“インフォメー
ションフィールド”に、必要な制御データを設定して、
実行される。
ェーズが実行される。このフェーズでは、PAP(Pass
word Authentication Protocol)又はCHAP(Challe
ngeHandshake Authentication Protocol )と呼ばれる
認証プロトコルを使用し、移動端末101を使用するユ
ーザの認証が、移動端末制御ホスト装置104内の接続
確立部113(図1)から移動端末101に対して実行
される。これにより、移動端末制御ホスト装置104を
運営するインターネットプロバイダは、移動端末101
を使用するユーザが契約されたユーザであるか否かを決
定できる。この場合、移動端末101の通信部111内
の通信制御部321と移動端末制御ホスト装置104内
の接続確立部113との間の通信は、図7(a) に示され
るフォーマットを有するPPPフレームを用いて、その
“プロトコル”フィールドにPAPを特定する16進値
“c023”又はCHAPを特定する16進値“c223”を設
定し、その“インフォメーションフィールド”に、必要
な認証用データを設定して、実行される。
クレイヤプロトコルフェーズが実行される。本実施の形
態の場合、このフェーズでは、IPコントロールプロト
コル(IPCP)と呼ばれるプロトコルを使用して、T
CPヘッダ(図8(b) 参照)の圧縮の有無が決定される
と共に、移動端末制御ホスト装置104が割当てること
のできる空き(未使用)IPアドレスのうちの1つが移
動端末101に対して割り当てられ、加えて、必要な経
路情報が移動端末101の通信部111内の通信制御部
321(図3)と移動端末制御ホスト装置104内のル
ーティング部114(図1)に設定される。これ以後、
移動端末101は、そのIPアドレスを使用することに
よって、インターネット105に接続される音声制御ホ
スト装置108、及びインターネット105上のユーザ
が希望する任意のリソースにアクセスすることが可能と
なる。この場合、移動端末101の通信部111内の通
信制御部321と移動端末制御ホスト装置104内の接
続確立部113との間の通信は、図7(a) に示されるフ
ォーマットを有するPPPフレームを用いて、その“プ
ロトコル”フィールドにIPCPを特定する16進値
“8021”を設定し、その“インフォメーションフィール
ド”に、必要なIPアドレスのネゴシエーションのため
のデータ等を設定して、実行される。
は、移動端末制御ホスト装置104内のルーティング部
114との間で通信用のTCP/IPパケットが格納さ
れたPPPフレームを授受することが可能となり、移動
端末101は、インターネット105上のリソースに自
由にアクセスすることが可能になる。
置108等へのアクセスを可能とするために、移動端末
101は、例えば2チャネル同時通信機能を有するよう
に構成することができる。
通信制御部321(図3)は、一定時間(例えば10分
間)送受信データを検出しなかった場合に、移動端末制
御ホスト装置104との間のPPPリンクを自動的に切
断するように構成することができる。 <文音声認識/データベース検索処理に関する移動端末
101の送受信処理の詳細動作>ユーザが移動端末10
1のタッチパネルを操作して文音声認識/データベース
検索処理の開始を指示した場合及びそれ以後に移動端末
101が実行する送受信処理の詳細な動作について、説
明する。
チパネル制御部315において検出された後、制御部1
10内のCPU316(図3)によって、それが実行さ
れる前述した図4の動作フローチャートに対応する制御
動作において、ステップ401の判定がYES、ステッ
プ405及び406の判定がNOとなって、ステップ4
09の他キー入力処理が実行されることにより、検出さ
れる。更に、ステップ404の送信処理において、前述
した図5のステップ501の判定がYESとなり、必要
に応じてステップ503で発信処理が実行された後、ス
テップ504において、移動端末101の“端末識別コ
ード”と上述の文音声認識/データベース検索処理の開
始指示を示すキー入力処理に対応するコマンドの送信指
示が、図3の通信部111内の通信制御部321に対し
て依頼される。
7(c) に示されるフォーマットを有するTCPセグメン
トを生成する。この場合、図7(c) 及び図8(b) に示さ
れるフォーマットを有するTCPヘッダにおいて、“送
信元ポート番号”フィールド及び“宛先ポート番号”フ
ィールドには、文音声認識/データベース検索処理のた
めの通信プロトコルを特定する16ビットの整数値が設
定される。そして、TCPセグメントの“データ”フィ
ールドには、移動端末101を特定する“端末識別コー
ド”(例えばそのPHS電話番号)と、ユーザの指定に
基づく文音声認識/データベース検索処理の開始要求コ
マンドとが格納される。
セグメントが“データ”フィールドに格納された図7
(b) に示されるフォーマットを有するIPデータグラム
を生成する。この場合に、図7(b) 及び図8(a) に示さ
れるフォーマットを有するIPヘッダにおいて、“プロ
トコル”フォーマットには、その“データ”フィールド
に格納されるTCPセグメントデータのフォーマットを
規定する整数値6が設定される。また、“送信元IPア
ドレス”フィールドには、既に実行されている発信処理
(図9のステップ903の説明を参照)によって移動端
末制御ホスト装置104内の接続確立部113から移動
端末101の通信部111内の通信制御部321に対し
て付与されたIPアドレスが設定される。更に、“宛先
IPアドレス”フィールドには、音声制御ホスト装置1
08に割り当てられているIPアドレスが設定される。
データグラムが“インフォメーション”フィールドに格
納され、その”インフォメーション”フィールドにIP
データグラムが格納されていることを示す16進値“00
21”が“プロトコル”フィールドに格納された図7(a)
に示されるフォーマットを有するPPPフレームを生成
し、通信制御部321内に設定されている経路情報(図
9のステップ903の説明を参照)に従って、上記PP
Pフレームを移動端末制御ホスト装置104に送信す
る。以降、上述のTCPセグメント、IPデータグラ
ム、及びPPPフレームとからなるデータ単位がインタ
ーネット105内を転送される場合に、そのデータ単位
を単にTCP/IPパケットと呼ぶ。
するIPデータグラムのIPヘッダに格納されている
“宛先IPアドレス”に基づいて、移動端末制御ホスト
装置104内のルーティング部114とインターネット
105内の特には図示しない中継ホスト装置によって、
音声サービスプロバイダ内のルータ装置106まで転送
された後、更に、LAN107を介して音声制御ホスト
装置108内のパケット送受信部115まで転送され
る。
たTCP/IPパケットを構成するIPデータグラムの
IPヘッダの“宛先IPアドレス”フィールドに自分で
ある音声制御ホスト装置108のIPアドレスが設定さ
れていることを識別することによって、そのTCP/I
Pパケットを受信する。
したTCP/IPパケットを構成するTCPセグメント
の“宛先ポート番号”フィールド及び“送信元ポート番
号”フィールドに文音声認識/データベース検索処理の
ための通信プロトコルを特定する16ビットの整数値が
設定されていることを確認することにより、移動端末通
信制御部116(図1)に対して受信通知を通知する。
は、受信したTCP/IPパケットを構成するIPデー
タグラムのIPヘッダから“送信元IPアドレス”を取
り出し、上記TCP/IPパケットを構成するTCPセ
グメントの“データ”フィールドから“端末識別コー
ド”と文音声認識/データベース検索処理の開始要求コ
マンドとを取り出して、それらのデータを移動端末通信
制御部116に引き渡す。
スト装置108から移動端末101に対して、送信許可
データが格納されたTCP/IPパケットが返信され
る。このTCP/IPパケットは、それを構成するIP
データグラムのIPヘッダに格納されている“宛先IP
アドレス”に基づいて、音声サービスプロバイダ内のル
ータ装置106と、インターネット105内の特には図
示しない中継ホスト装置によって、移動端末制御ホスト
装置104内のルーティング部114まで転送された
後、更に、PHS網103(図1)を介して移動端末1
01の通信部111内の通信制御部321(図3)まで
転送される。
御部321は、転送されてきたTCP/IPパケットを
構成するIPデータグラムのIPヘッダの“宛先IPア
ドレス”フィールドに自分である移動端末101(に一
時的又は動的)に割当てられているのIPアドレスが設
定されていることを識別することによって、そのTCP
/IPパケットを受信する。
CP/IPパケットを構成するTCPセグメントの“宛
先ポート番号”フィールド及び“送信元ポート番号”フ
ィールドに文音声認識/データベース検索処理のための
通信プロトコルを特定する16ビットの整数値が設定さ
れていることを確認することにより、移動端末101の
制御部110内のCPU316に対して受信通知を通知
する。この通知と共に、通信制御部321は、受信した
TCP/IPパケットを構成するTCPセグメントの
“データ”フィールドから送信許可データを取り出し、
それをCPU316に引き渡す。
可データを、前述した図4のステップ403で処理し、
その送信許可データをRAM317に記憶する。移動端
末101では、ユーザがタッチパネルを操作して文音声
認識/データベース検索処理の開始を指示することによ
って、CPU316が、前述した図4のステップ408
で、図3の入力部109内のマイク制御部303に対し
て、PHS通話処理の開始指示、又は文音声認識/デー
タベース検索処理を実行するためのオフライン状態での
音声入力処理の開始を指示する。これにより、ユーザ
は、通話動作又はオフライン状態での音声入力動作によ
ってマイク301(図2の201)からの音声の入力を
開始している。
4のステップ401→412→402→403→404
→401の繰返しループの1処理として実行されるステ
ップ404の送信処理において、図5のステップ50
5、506の判定がYESとなり、必要に応じてステッ
プ508で再度の発信処理が実行された後、ステップ5
09で、図3に示される入力部109内のマイク制御部
303から制御部110内のRAM317に転送されて
きている音声データの送信指示が、通信部111内の通
信制御部321に対して依頼される。
7(c) に示されるフォーマットを有するTCPセグメン
トを生成する。この場合に、図7(c) 及び図8(b) に示
されるフォーマットを有するTCPヘッダにおいて、
“送信元ポート番号”フィールド及び“宛先ポート番
号”フィールドには、文音声認識/データベース検索処
理のための通信プロトコルを特定する16ビットの整数
値が設定される。そして、TCPセグメントの“デー
タ”フィールドには、図3に示される入力部109内の
マイク制御部303から制御部110内のRAM317
に転送されてきている音声データが格納される。
セグメントが“データ”フィールドに格納された図7
(b) に示されるフォーマットを有するIPデータグラム
を生成する。この場合に、図7(b) 及び図8(a) に示さ
れるフォーマットを有するIPヘッダにおいて、“プロ
トコル”フォーマットには、その“データ”フィールド
に格納されるTCPセグメントデータのフォーマットを
規定する整数値6が設定される。また、“送信元IPア
ドレス”フィールドには、既に実行されている発信処理
(図9のステップ903の説明を参照)によって移動端
末制御ホスト装置104内の接続確立部113から移動
端末101の通信部111内の通信制御部321に対し
て付与されたIPアドレスが設定される。更に、“宛先
IPアドレス”フィールドには、音声制御ホスト装置1
08に割り当てられているIPアドレスが設定される。
データグラムが“インフォメーション”フィールドに格
納され、その”インフォメーション”フィールドにIP
データグラムが格納されていることを示す16進値“00
21”が“プロトコル”フィールドに格納された図7(a)
に示されるフォーマットを有するPPPフレームを生成
し、通信制御部321内に設定されている経路情報(図
9のステップ903の説明を参照)に従って、上記PP
Pフレームを移動端末制御ホスト装置104に送信す
る。
するIPデータグラムのIPヘッダに格納されている
“宛先IPアドレス”に基づいて、移動端末制御ホスト
装置104内のルーティング部114とインターネット
105内の特には図示しない中継ホスト装置によって、
音声サービスプロバイダ内のルータ装置106まで転送
された後、更に、LAN107を介して音声制御ホスト
装置108内のパケット送受信部115まで転送され
る。
たTCP/IPパケットを構成するIPデータグラムの
IPヘッダの“宛先IPアドレス”フィールドに自分で
ある音声制御ホスト装置108のIPアドレスが設定さ
れていることを識別することによって、そのTCP/I
Pパケットを受信する。
したTCP/IPパケットを構成するTCPセグメント
の“宛先ポート番号”フィールド及び“送信元ポート番
号”フィールドに文音声認識/データベース検索処理の
ための通信プロトコルを特定する16ビットの整数値が
設定されていることを確認することにより、移動端末通
信制御部116(図1)に対して受信通知を通知する。
は、受信したTCP/IPパケットを構成するIPデー
タグラムのIPヘッダから“送信元IPアドレス”を取
り出し、上記TCP/IPパケットを構成するTCPセ
グメントの“データ”フィールドから音声データを取り
出して、それらのデータを移動端末通信制御部116に
引き渡す。
引き渡された音声データを文音声認識部117に引き渡
す。文音声認識部117は、引き渡された音声データに
対して文音声認識処理を実行し、認識結果である認識音
声文章データを検索キーワード抽出部121に引き渡
す。検索キーワード抽出部121は、認識音声文章デー
タを、移動端末101別にインデックス分類し、その結
果得られる検索インデックスに基づいて不要キーワード
辞書を参照しながら検索キーワードを抽出し、それを移
動端末通信制御部116に引き渡す。そして、移動端末
通信制御部116は、後述するようにして、検索キーワ
ード抽出部121から得た検索キーワードが格納された
TCP/IPパケットを、移動端末101に対して返信
する。
するIPデータグラムのIPヘッダに格納されている
“宛先IPアドレス”に基づいて、音声サービスプロバ
イダ内のルータ装置106と、インターネット105内
の特には図示しない中継ホスト装置によって、移動端末
制御ホスト装置104内のルーティング部114まで転
送された後、更に、PHS網103(図1)を介して移
動端末101の通信部111内の通信制御部321(図
3)まで転送される。
御部321は、転送されてきたTCP/IPパケットを
構成するIPデータグラムのIPヘッダの“宛先IPア
ドレス”フィールドに自分である移動端末101(に一
時的又は動的)に割当てられているのIPアドレスが設
定されていることを識別することによって、そのTCP
/IPパケットを受信する。
CP/IPパケットを構成するTCPセグメントの“宛
先ポート番号”フィールド及び“送信元ポート番号”フ
ィールドに文音声認識/データベース検索処理のための
通信プロトコルを特定する16ビットの整数値が設定さ
れていることを確認することにより、移動端末101の
制御部110内のCPU316に対して受信通知を通知
する。
信したTCP/IPパケットを構成するTCPセグメン
トの“データ”フィールドから検索キーワード(複数
可)を取り出し、それをCPU316に引き渡す。
ーワードを、前述した図4のステップ412で処理し、
ステップ413で、その検索キーワードをLCD表示部
311(図2の203)に表示する。
を操作することにより、表示されている1つ以上の検索
キーワードのうち任意のものを、選択検索キーワードと
して選択する。
パネル制御部315において検出された後、制御部11
0内のCPU316(図3)によって、それが実行され
る前述した図4の動作フローチャートに対応する制御動
作において、ステップ401の判定がYES、ステップ
405及び406の判定がNOとなって、ステップ40
9の他キー入力処理が実行されることによって、検出さ
れる。更に、ステップ404の送信処理において、前述
した図6のステップ514の判定がYESとなり、必要
に応じてステップ516で発信処理が実行された後、ス
テップ5174において、上記選択検索キーワードの送
信指示が、図3の通信部111内の通信制御部321に
対して依頼される。
7(c) に示されるフォーマットを有するTCPセグメン
トを生成する。この場合に、図7(c) 及び図8(b) に示
されるフォーマットを有するTCPヘッダにおいて、
“送信元ポート番号”フィールド及び“宛先ポート番
号”フィールドには、文音声認識/データベース検索処
理のための通信プロトコルを特定する16ビットの整数
値が設定される。そして、TCPセグメントの“デー
タ”フィールドには、タッチパネル制御部315を介し
て抽出された選択検索キーワードが格納される。
セグメントが“データ”フィールドに格納された図7
(b) に示されるフォーマットを有するIPデータグラム
を生成する。この場合に、図7(b) 及び図8(a) に示さ
れるフォーマットを有するIPヘッダにおいて、“プロ
トコル”フォーマットには、その“データ”フィールド
に格納されるTCPセグメントデータのフォーマットを
規定する整数値6が設定される。また、“送信元IPア
ドレス”フィールドには、既に実行されている発信処理
(図9のステップ903の説明を参照)によって移動端
末制御ホスト装置104内の接続確立部113から移動
端末101の通信部111内の通信制御部321に対し
て付与されたIPアドレスが設定される。更に、“宛先
IPアドレス”フィールドには、音声制御ホスト装置1
08に割り当てられているIPアドレスが設定される。
データグラムが“インフォメーション”フィールドに格
納され、その”インフォメーション”フィールドにIP
データグラムが格納されていることを示す16進値“00
21”が“プロトコル”フィールドに格納された図7(a)
に示されるフォーマットを有するPPPフレームを生成
し、通信制御部321内に設定されている経路情報(図
9のステップ903の説明を参照)に従って、上記PP
Pフレームを移動端末制御ホスト装置104に送信す
る。
するIPデータグラムのIPヘッダに格納されている
“宛先IPアドレス”に基づいて、移動端末制御ホスト
装置104内のルーティング部114とインターネット
105内の特には図示しない中継ホスト装置によって、
音声サービスプロバイダ内のルータ装置106まで転送
された後、更に、LAN107を介して音声制御ホスト
装置108内のパケット送受信部115まで転送され
る。
たTCP/IPパケットを構成するIPデータグラムの
IPヘッダの“宛先IPアドレス”フィールドに自分で
ある音声制御ホスト装置108のIPアドレスが設定さ
れていることを識別することによって、そのTCP/I
Pパケットを受信する。
したTCP/IPパケットを構成するTCPセグメント
の“宛先ポート番号”フィールド及び“送信元ポート番
号”フィールドに文音声認識/データベース検索処理の
ための通信プロトコルを特定する16ビットの整数値が
設定されていることを確認することにより、移動端末通
信制御部116(図1)に対して受信通知を通知する。
は、受信したTCP/IPパケットを構成するIPデー
タグラムのIPヘッダから“送信元IPアドレス”を取
り出し、上記TCP/IPパケットを構成するTCPセ
グメントの“データ”フィールドから選択検索キーワー
ドを取り出して、それらのデータを移動端末通信制御部
116に引き渡す。
後述するようにして選択検索キーワードを検索制御部1
18に引き渡す。検索制御部118は、インターネット
105上の予め登録されている特定のデータベース検索
エンジンに対して、検索キーワードによる問合せを依頼
する。その結果、検索制御部118は、データベース検
索エンジンから返される検索結果に基づき検索結果HT
ML文章データを生成し、それを移動端末通信制御部1
16に引き渡す。そして、移動端末通信制御部116
は、後述するようにして、検索制御部118から得た検
索結果HTML文章データが格納されたTCP/IPパ
ケットを、移動端末101に対して返信する。
するIPデータグラムのIPヘッダに格納されている
“宛先IPアドレス”に基づいて、音声サービスプロバ
イダ内のルータ装置106と、インターネット105内
の特には図示しない中継ホスト装置によって、移動端末
制御ホスト装置104内のルーティング部114まで転
送された後、更に、PHS網103(図1)を介して移
動端末101の通信部111内の通信制御部321(図
3)まで転送される。
御部321は、転送されてきたTCP/IPパケットを
構成するIPデータグラムのIPヘッダの“宛先IPア
ドレス”フィールドに自分である移動端末101(に一
時的又は動的)に割当てられているのIPアドレスが設
定されていることを識別することによって、そのTCP
/IPパケットを受信する。
CP/IPパケットを構成するTCPセグメントの“宛
先ポート番号”フィールド及び“送信元ポート番号”フ
ィールドに文音声認識/データベース検索処理のための
通信プロトコルを特定する16ビットの整数値が設定さ
れていることを確認することにより、移動端末101の
制御部110内のCPU316に対して受信通知を通知
する。
信したTCP/IPパケットを構成するTCPセグメン
トの“データ”フィールドから検索結果HTML文章デ
ータを取り出し、それをCPU316に引き渡す。
果HTML文章データを、前述した図4のステップ40
2で処理し、ブラウザアプリケーションを起動して、引
き渡された検索結果HTML文章データを、ハイパーテ
キストの一部であるアンカーを含むホームページ形式で
LCD表示部311(図2の203)に表示する。
表示されたホームページ上のアンカーを電子ペンでタッ
チ等することにより選択すると、移動端末101は、ブ
ラウザアプリケーションの機能によって、移動端末制御
ホスト装置104を介して、上記アンカーと共にハイパ
ーテキストに含まれるURLにより示されるインターネ
ット105に接続されるホスト装置上のホームページデ
ータやJavaアプレットやファイルデータやホスト装
置のログインアカウント等の各種リソースに対して、そ
のURLによって示されるHTTPやFTP等の通信プ
ロトコルを用いて、アクセスする。
を操作することにより、音声制御ホスト装置108に対
して文音声認識/データベース検索処理の終了を示すた
めの、文音声認識/データベース検索処理の終了要求コ
マンドを指示することができる。
は、図3のタッチパネル制御部315において検出され
た後、制御部110内のCPU316(図3)によっ
て、それが実行される前述した図4の動作フローチャー
トに対応する制御動作において、ステップ401の判定
がYES、ステップ405及び406の判定がNOとな
って、ステップ409の他キー入力処理が実行されるこ
とにより、検出される。更に、ステップ404の送信処
理において、前述した図5のステップ501の判定がY
ESとなり、必要に応じてステップ503で発信処理が
実行された後、ステップ504において、移動端末10
1の“端末識別コード”と上述の文音声認識/データベ
ース検索処理の終了要求コマンドの送信指示が、図3の
通信部111内の通信制御部321に対して依頼され
る。
“データ”フィールドに移動端末101を特定する“端
末識別コード”と文音声認識/データベース検索処理の
終了要求コマンドとが格納された図7(c) に示されるフ
ォーマットを有するTCPセグメントを生成し、次に、
そのTCPセグメントが“データ”フィールドに格納さ
れた図7(b) に示されるフォーマットを有するIPデー
タグラムを生成し、更に、そのIPデータグラムが“イ
ンフォメーション”フィールドに格納された図7(a) に
示されるフォーマットを有するPPPフレームを生成
し、それらからなるTCP/IPパケットを送信する。
この場合に、TCPヘッダ(図7(c) 、図8(b) )、I
Pヘッダ(図7(b) 、図8(a) )、及び“プロトコル”
フィールド(図7(a) )に設定される各情報は、前述の
文音声認識/データベース検索処理の開始要求コマンド
が送信される場合に設定される各情報と同一である。
は、前述の文音声認識/データベース検索処理の開始要
求コマンド等が格納されたTCP/IPパケットの場合
と全く同様にして、インターネット105を介して音声
制御ホスト装置108内のパケット送受信部115まで
転送される。
認識/データベース検索処理の開始要求コマンド等が格
納されたTCP/IPパケットが転送されてきた場合と
全く同様にして、転送されてきたTCP/IPパケット
を受信し、移動端末通信制御部116(図1)に対して
受信通知を通知する。
は、受信したTCP/IPパケットを構成するTCPセ
グメントの“データ”フィールドから“端末識別コー
ド”と文音声認識/データベース検索処理の終了要求コ
マンドとを取り出して、それらのデータを移動端末通信
制御部116に引き渡す。
後述するようにしてその移動端末101に対する文音声
認識/データベース検索処理を終了する。 <移動端末通信制御部116、文音声認識部117、及
び検索制御部118の概略動作>次に、音声制御ホスト
装置108内の移動端末通信制御部116、文音声認識
部117、検索キーワード抽出部121、及び検索制御
部118の概略動作について説明する。
/データベース検索処理の開始要求コマンドを送信した
移動端末101に割当てられている“端末識別コード”
(上記コマンドを転送してきたTCPセグメントに格納
されている)毎に、図15に示されるデータ構造を有す
る処理端末登録テーブルにエントリを登録すると共に、
後述する各種バッファファイルを音声制御ホスト装置1
08が管理するファイルシステム上に作成する。また、
移動端末通信制御部116は、上記エントリとファイル
の登録に成功すると、上記コマンドを転送してきたIP
データグラムに格納されていた“送信元IPアドレス”
の移動端末101に向けて、送信許可データを返信す
る。
動端末101から受信した音声データを、その“送信元
IPアドレス”(それを転送してきたIPデータグラム
に格納されている)に対応する処理端末登録テーブルの
エントリから特定される音声バッファファイルに追加書
き込みする。
処理端末登録テーブルのエントリ毎に、各エントリから
特定される音声バッファファイルに音声データが受信さ
れていればそれに対して文音声認識処理を実行し、その
結果得られる認識音声文章データを上記各エントリに対
応する文章バッファファイルに追加書き込みする。
図15に示される処理端末登録テーブルのエントリ毎
に、各エントリから特定される文章バッファファイルに
認識音声文章データが得られていれば、それに対して検
索キーワードの抽出処理を実行し、その結果得られる検
索キーワードを上記各エントリに対応する検索キーワー
ドバッファファイルに追加書き込みする。
録テーブルのエントリ毎に、各エントリから特定される
検索キーワードバッファファイルに検索キーワードが得
られていれば、それを各エントリに登録されている“送
信元IPアドレス”の移動端末101に向けて返信す
る。
れ以後移動端末101から受信した選択検索キーワード
を、その“送信元IPアドレス”(それを転送してきた
IPデータグラムに格納されている)に対応する処理端
末登録テーブルのエントリから特定される選択検索キー
ワードバッファファイルに追加書き込みする。
される処理端末登録テーブルのエントリ毎に、各エント
リから特定される選択検索キーワードバッファファイル
に選択検索キーワードが受信されていればそれに対して
データベース検索処理を実行し、その結果得られる検索
結果HTML文章データを上記各エントリに対応する検
索結果バッファファイルに追加書き込みする。
録テーブルのエントリ毎に、各エントリから特定される
検索結果バッファファイルに検索結果HTML文章デー
タが得られていれば、それを各エントリに登録されてい
る“送信元IPアドレス”の移動端末101に向けて返
信する。
/データベース検索処理の終了要求コマンドを受信した
処理端末登録テーブルのエントリ、又は最終アクセス時
刻が現在時刻から一定時間前の時刻よりも更に前の時刻
である処理端末登録テーブルのエントリについて、その
エントリの内容を削除し、それから特定される各バッフ
ァファイルを削除する。 <移動端末通信制御部116の詳細動作>図10〜図1
4は、上記機能を実現するために、移動端末通信制御部
116が実行する制御動作を示す動作フローチャートで
ある。この動作フローチャートは、移動端末通信制御部
116を制御する特には図示しないプロセッサが、特に
は図示しない制御プログラムを実行する動作として実現
される。
装置108内のパケット送受信部115(図1)から受
信通知が通知されたか否かが判定される。前述したよう
に、パケット送受信部115は、インターネット105
から転送されてきたTCP/IPパケットを構成するI
PデータグラムのIPヘッダの“宛先IPアドレス”フ
ィールドに自分である音声制御ホスト装置108のIP
アドレスが設定されていることを識別することにより、
そのTCP/IPパケットを受信し、かつ、それを構成
するTCPセグメントの“宛先ポート番号”フィールド
及び“送信元ポート番号”フィールドに文音声認識/デ
ータベース検索処理のための通信プロトコルを特定する
16ビットの整数値が設定されていることを確認するこ
とによって、移動端末通信制御部116に対して受信通
知を通知する。この受信通知は、文音声認識/データベ
ース検索処理の開始要求コマンド、文音声認識/データ
ベース検索処理の対象である音声データ、データベース
検索対象となる選択検索キーワード、又は文音声認識/
データベース検索処理の終了要求コマンドの何れかに関
する受信通知である。
知されステップ1001の判定がYESとなると、ステ
ップ1002で、パケット送受信部115から受信通知
と共に引き渡されたデータが取り込まれる。この場合
に、受信通知が、文音声認識/データベース検索処理の
開始要求コマンドの受信通知である場合には、“送信元
IPアドレス”と“端末識別コード”と上記コマンドと
が取り込まれる。また、受信通知が、音声データの受信
通知である場合には、“送信元IPアドレス”と音声デ
ータとが取り込まれる。また、受信通知が、選択検索キ
ーワードの受信通知である場合には、“送信元IPアド
レス”と選択検索キーワードとが取り込まれる。更に、
受信通知が、文音声認識/データベース検索処理の終了
要求コマンドの受信通知である場合には、“端末識別コ
ード”とそのコマンドとが取り込まれる。
テップ1003、図11のステップ1007、ステップ
1009、又は図12のステップ1011の判定が順に
検査され、何れかの判定結果がYESとなる。即ち、ス
テップ1002でパケット送受信部115から引き渡さ
れたデータが、文音声認識/データベース検索処理の開
始要求コマンドに関するものである場合はステップ10
03の判定がYESとなってステップ1004〜100
6が実行され、音声データに関するものである場合は図
11のステップ1007の判定がYESとなってステッ
プ1008が実行され、選択検索キーワードに関するも
のである場合は図11のステップ1009の判定がYE
Sとなってステップ1010が実行され、文音声認識/
データベース検索処理の終了要求コマンドに関するもの
である場合には図12のステップ1011の判定がYE
Sとなってステップ1012と1013が実行される。
知されておらずステップ1001の判定がNOの場合、
又は上述の各コマンド、音声データ、又は選択検索キー
ワードの受信に対応する処理の後は、図13のステップ
1014と1015で検索キーワードの送信処理が、ま
た図14のステップ1016と1017で検索結果HT
ML文章データの送信処理が実行され、それに続くステ
ップ1018及び1019で最終アクセス時刻が一定時
間以上前である移動端末101との通信を終了させるた
めの処理が行われた後、再び図10のステップ1001
の判定処理に戻る。
ステップ1002でパケット送受信部115から引き渡
されたデータが文音声認識/データベース検索処理の開
始要求コマンドに関するものである場合において、ステ
ップ1003の判定がYESとなって実行されるステッ
プ1004〜1005の処理について説明する。
データの受信用のバッファファイルである音声バッファ
ファイルと、認識音声文章の一時保存用のバッファファ
イルである文章バッファファイルと、検索制御部118
が使用する検索インデックスバッファファイル及び検索
済キーワードバッファファイルと、検索キーワードの送
信用のバッファファイルである検索キーワードバッファ
ファイルと、選択検索キーワードの受信用のバッファフ
ァイルである選択検索キーワードバッファファイルと、
検索結果HTML文章データの送信用のバッファファイ
ルである検索結果バッファファイルとが、音声制御ホス
ト装置108が管理するファイルシステム上に作成され
る。
制御部116内の特には図示しないメモリに記憶される
図15に示されるデータ構造を有する処理端末登録テー
ブルに、1つのエントリ(横1行のデータ組)が確保さ
れる。そして、そのエントリに、“端末識別コード”
と、“送信元IPアドレス”と、最終アクセス時刻と、
音声バッファファイル名と、文章バッファファイル名
と、検索インデックスバッファファイル名と、検索済キ
ーワードバッファファイル名と、検索キーワードバッフ
ァファイル名と、選択検索キーワードバッファファイル
名と、検索結果バッファファイル名とが登録される。
“端末識別コード”は、ステップ1002でパケット送
受信部115から引き渡されたデータであり、移動端末
101から転送されてきたTCP/IPパケットを構成
するTCPセグメントの“データ”フィールドに格納さ
れていたものである(図7(c) 参照)。“送信元IPア
ドレス”は、やはりステップ1002においてパケット
送受信部115から引き渡されたデータであり、移動端
末101から転送されてきたTCP/IPパケットを構
成するIPデータグラムのIPヘッダに格納されていた
ものである(図7(b) 、図8(a) 参照)。最終アクセス
時刻には現在時刻が設定される。各バッファファイル名
は、ステップ1004で作成された各ファイルを示すフ
ァイル名である。
006では、ステップ1002でパケット送受信部11
5から引き渡され処理端末登録テーブルの上記エントリ
に登録された“送信元IPアドレス”に向けて、送信許
可データが返信される。
は、“送信元IPアドレス”への送信許可データの返信
を、パケット送受信部115(図1)に対して依頼す
る。この結果、パケット送受信部115は、まず、図7
(c) に示されるフォーマットを有するTCPセグメント
を生成する。この場合、図7(c) 及び図8(b) に示され
るフォーマットを有するTCPヘッダにおいて、“送信
元ポート番号”フィールド及び“宛先ポート番号”フィ
ールドには、文音声認識/データベース検索処理のため
の通信プロトコルを特定する16ビットの整数値が設定
される。そして、TCPセグメントの“データ”フィー
ルドには、送信許可データが格納される。
TCPセグメントが“データ”フィールドに格納された
図7(b) に示されるフォーマットを有するIPデータグ
ラムを生成する。この場合に、図7(b) 及び図8(a) に
示されるフォーマットを有するIPヘッダにおいて、
“プロトコル”フォーマットには、その“データ”フィ
ールドに格納されるTCPセグメントデータのフォーマ
ットを規定する整数値6が設定される。また、“送信元
IPアドレス”フィールドには、音声制御ホスト装置1
08に割当てられているIPアドレスが設定される。更
に、“宛先IPアドレス”フィールドには、図10のス
テップ1002でパケット送受信部115から引き渡さ
れた“送信元IPアドレス”が設定される。
のIPデータグラムが格納されたLAN107上のプロ
トコルに従ったフレームを生成し、それをLAN107
に送出する。例えば、LAN107がイーサネット方式
によるローカルエリアネットワークであれば、上記フレ
ームは、イーサネットフレームである。
セグメントとから構成されるTCP/IPパケットは、
それを構成するIPデータグラムのIPヘッダに格納さ
れている“宛先IPアドレス”に基づいて、ルータ装置
106及びインターネット105を介して移動端末制御
ホスト装置104まで転送された後、更に、PHS網1
03及び無線基地(又は有線接続装置)102を介し
て、移動端末101の通信部111内の通信制御部32
1(図3)まで転送される。
スト装置108へは、前述したようにして、音声データ
が転送されてくる。ステップ1006の処理の後、図1
3のステップ1014と1015で検索キーワードの送
信処理が、また図14のステップ1016と1017で
検索結果HTML文章データの送信処理が実行され、そ
れに続くステップ1018と1019で最終アクセス時
刻が一定時間以上前である移動端末101との通信を終
了させるための処理が行われ、再び図10のステップ1
001の判定処理に戻る。
YESであり、ステップ1002でパケット送受信部1
15から引き渡されたデータが音声データである場合に
おいて、図11のステップ1007の判定がYESとな
って実行されるステップ1008の処理について説明す
る。
テップ1002でパケット送受信部115から引き渡さ
れたのと同じ“送信元IPアドレス”が記憶されている
処理端末登録テーブル(図15)のエントリが検索さ
れ、該当するエントリに記憶されている音声バッファフ
ァイル名に対応する音声バッファファイル(図10のス
テップ1004参照)に、図10のステップ1002で
パケット送受信部115から引き渡された音声データが
追加書き込みされる。なお、追加書込み時の音声バッフ
ァファイルのサイズは、音声制御ホスト装置108が管
理するファイルシステムによって自動的に調整される。
るエントリに記憶されている最終アクセス時刻が、現在
時刻に更新される。このようにして、移動端末101毎
(“端末識別コード”毎)の音声バッファファイルを介
して、移動端末通信制御部116から文音声認識部11
7(図1)に音声データが引き渡される。文音声認識部
117は、後述するように、図15に示される処理端末
登録テーブルのエントリ毎に、各エントリから特定され
る音声バッファファイルに音声データが受信されていれ
ばそれに対して文音声認識処理を実行し、その結果得ら
れる認識音声文章データを上記各エントリに対応する文
章バッファファイルに追加書き込みすることになる。更
に、検索キーワード抽出部121(図1)は、後述する
ように、図15に示される処理端末登録テーブルのエン
トリ毎に、各エントリから特定される文章バッファファ
イルに認識音声文章データが得られていればそれに対し
て検索キーワードの抽出処理を実行し、その結果得られ
る検索キーワードを上記各エントリに対応する検索キー
ワードバッファファイルに追加書き込みすることにな
る。
テップ1014と1015で検索キーワードの送信処理
が、また図14のステップ1016と1017で検索結
果HTML文章データの送信処理が実行され、それに続
くステップ1018と1019で最終アクセス時刻が一
定時間以上前である移動端末101との通信を終了させ
るための処理が行われ、再び図10のステップ1001
の判定処理に戻る。
YESであり、ステップ1002でパケット送受信部1
15から引き渡されたデータが選択検索キーワードであ
る場合において、図11のステップ1009の判定がY
ESとなって実行されるステップ1010の処理につい
て説明する。
テップ1002でパケット送受信部115から引き渡さ
れたのと同じ“送信元IPアドレス”が記憶されている
処理端末登録テーブル(図15)のエントリが検索さ
れ、該当するエントリに記憶されている選択検索キーワ
ードバッファファイル名に対応する選択検索キーワード
バッファファイル(図10のステップ1004参照)
に、図10のステップ1002でパケット送受信部11
5から引き渡された選択検索キーワードが追加書き込み
される。なお、追加書込み時の選択検索キーワードバッ
ファファイルのサイズは、音声制御ホスト装置108が
管理するファイルシステムによって自動的に調整され
る。
るエントリに記憶されている最終アクセス時刻が、現在
時刻に更新される。このようにして、移動端末101毎
(“端末識別コード”毎)の選択検索キーワードバッフ
ァファイルを介して、移動端末通信制御部116から検
索制御部118(図1)に選択検索キーワードが引き渡
される。検索制御部118は、後述するように、図15
に示される処理端末登録テーブルのエントリ毎に、各エ
ントリから特定される選択検索キーワードバッファファ
イルに選択検索キーワードが得られていればそれに対し
てデータベース検索処理を実行し、その結果得られる検
索結果HTML文章データを上記各エントリに対応する
検索結果バッファファイルに追加書き込みすることにな
る。
テップ1014と1015で検索キーワードの送信処理
が、また図14のステップ1016と1017で検索結
果HTML文章データの送信処理が実行され、それに続
くステップ1018と1019で最終アクセス時刻が一
定時間以上前である移動端末101との通信を終了させ
るための処理が行われ、再び図10のステップ1001
の判定処理に戻る。
がYESであり、ステップ1002でパケット送受信部
115から引き渡されたデータが文音声認識/データベ
ース検索処理の終了要求コマンドに関するものである場
合において、図11のステップ1011の判定がYES
となって実行されるステップ1012と1013の処理
について説明する。
ップ1002でパケット送受信部115から引き渡され
たのと同じ“端末識別コード”が記憶されている処理端
末登録テーブル(図15)のエントリの内容が全て削除
される。
に記憶されていた音声バッファファイル名、文章バッフ
ァファイル名、検索済キーワードバッファファイル名、
検索インデックスバッファファイル名、検索キーワード
バッファファイル名、選択検索キーワードバッファファ
イル名、及び検索結果バッファファイル名に対応する各
バッファファイルが、音声制御ホスト装置108が管理
するファイルシステム上から削除される。
テップ1014と1015で検索キーワードの送信処理
が、また図14のステップ1016と1017で検索結
果HTML文章データの送信処理が実行され、それに続
くステップ1018と1019で最終アクセス時刻が一
定時間以上前である移動端末101との通信を終了させ
るための処理が行われ、再び図10のステップ1001
の判定処理に戻る。
知されておらず図10のステップ1001の判定がNO
の場合、又は上述の各コマンド、音声データ、又は選択
検索キーワードの受信に対応する処理の後に実行され
る、図13のステップ1014と10115の処理、図
14のステップ1016と1017の処理、及びそれに
続くステップ1018と1019の処理について説明す
る。
出部121から得られている検索キーワードの送信処理
と、検索制御部118から得られている検索結果HTM
L文章データの送信処理とが実行される。
理端末登録テーブル(図15)において、検索キーワー
ドバッファファイル名に対応する検索キーワードバッフ
ァファイルに検索キーワードが存在するエントリがある
か否かが判定される。
4の判定がNOの場合には、ステップ1015での検索
キーワードの送信処理は実行されずに、図14のステッ
プ1016の処理に進む。
テップ1014の判定がYESの場合には、ステップ1
015で、該当するエントリ毎に、そのエントリに記憶
されている“送信元IPアドレス”に向けて、そのエン
トリに記憶されている検索キーワードバッファファイル
名に対応する検索キーワードバッファファイル内の検索
キーワードが送信され、その送信された検索キーワード
が上記検索キーワードバッファファイルから削除され
る。なお、削除時の検索キーワードバッファファイルの
サイズは、音声制御ホスト装置108が管理するファイ
ルシステムによって自動的に調整される。
テップ1014の判定がNOである場合に、図14のス
テップ1016が実行される。ステップ1016では、
処理端末登録テーブル(図15)において、検索結果バ
ッファファイル名に対応する検索結果バッファファイル
に検索結果HTML文章データが存在するエントリがあ
るか否かが判定される。
6の判定がNOの場合には、ステップ1017での検索
結果HTML文章データの送信処理は実行されずに、ス
テップ1018及び1019の処理に進む。
テップ1016の判定がYESの場合には、ステップ1
017で、該当するエントリ毎に、そのエントリに記憶
されている“送信元IPアドレス”に向けて、そのエン
トリに記憶されている検索結果バッファファイル名に対
応する検索結果バッファファイル内の検索結果HTML
文章データが送信され、その送信された検索結果HTM
L文章データが上記検索結果バッファファイルから削除
される。なお、削除時の検索結果バッファファイルのサ
イズは、音声制御ホスト装置108が管理するファイル
システムによって自動的に調整される。
テップ1016の判定がNOである場合に、ステップ1
018が実行される。ここでは、処理端末登録テーブル
(図15)のエントリのうち、最終アクセス時刻が現在
時刻から一定時間前の時刻より更に前の時刻であるエン
トリが検出され、そのエントリの内容が全て削除され
る。
に記憶されていた音声バッファファイル名、文章バッフ
ァファイル名、検索済キーワードバッファファイル名、
検索インデックスバッファファイル名、検索キーワード
バッファファイル名、選択検索キーワードバッファファ
イル名、及び検索結果バッファファイル名に対応する各
バッファファイルが、音声制御ホスト装置108が管理
するファイルシステム上から削除される。
のステップ1001の判定処理に戻る。 <文音声認識部117の詳細動作>図16は、文音声認
識部117の機能ブロック図である。
に、図15に示される処理端末登録テーブルのエントリ
毎に、各エントリから特定される音声バッファファイル
に音声データが受信されていればそれに対して文音声認
識を実行し、その結果得られる認識音声文章データを上
記各エントリに対応する文章バッファファイルに追加書
き込みする。
からの音声データの読出しと文章バッファファイルへの
認識音声文章データの書込みは、図16の入出力制御部
1609が制御する。まず、この入出力制御部1609
の制御動作につき説明する。図17は、入出力制御部1
609が実行する制御動作を示す動作フローチャートで
ある。この動作フローチャートは、入出力制御部160
9を制御する特には図示しないプロセッサが、特には図
示しない制御プログラムを実行する動作として実現され
る。
録テーブル(図15)において、音声バッファファイル
名に対応する音声バッファファイルに音声データが記憶
されているエントリが存在するか否かが判定される。
01の判定がYESならば、ステップ1702で、該当
するエントリ毎に、そのエントリに記憶されている“端
末識別コード”と、そのエントリに記憶されている音声
バッファファイル名に対応する音声バッファファイル上
の音声データとが、図16の入力バッファキュー160
1に書き込まれ、その音声データが音声バッファファイ
ルから削除される。
ューイングしている音声データを、音声区間検出部16
02に順次流し込む機能を有する。音声区間検出部16
02以降に接続されている音声分析部1603、音素認
識部1604、単語認識部1606、及び文章認識部1
607は、データ処理パイプラインを形成しており、相
互に独立して、入力データを処理する機能を有する。ま
た、1602〜1607の各部分は、現在処理している
音声データに対応する“端末識別コード”(入力バッフ
ァキュー1601から入力される)を認識することがで
きる。従って、最終的に文章認識部1607から出力バ
ッファキュー1608へは、“端末識別コード”と認識
音声文章データとの組が出力されることになる。
1701の判定がNOの場合には、ステップ1703
で、図16の出力バッファキュー1608に、“端末識
別コード”と認識音声文章データの組が得られているか
否かが判定される。
03の判定がYESならば、ステップ1704で、出力
バッファキュー1608内の組毎に、その組の“端末識
別コード”に対応する処理端末登録テーブルのエントリ
について、そのエントリに記憶されている文章バッファ
ファイル名に対応する文章バッファファイルに、出力バ
ッファキュー1608内の組の認識音声文章データが追
加書き込みされる。
1703の判定がNOの場合には、再びステップ170
1の判定処理が実行される。以上のようにして文音声認
識部117は、流れ作業的に効率良く、複数の移動端末
101から要求された音声データに対する文音声認識処
理を実行することができる。
602〜1607の各部分の機能につき、以下に説明す
る。なお、以下に説明する各方式は、例えば、文献「電
子・情報工学入門シリーズ2 音響・音声工学」(古井
著、近代科学社)第14章」を参照することにより、実
現することができる。
キュー1601から入力される音声データのサンプル時
系列について、音声が存在する区間を検出する。より具
体的には、音声区間検出部1602は、所定サンプル
(例えば8kHzサンプリングデータについて32乃至
256サンプル)ずつの平均パワー(電力)を計算し、
その平均パワーが所定の閾値を超えた状態が所定回数以
上連続して続く区間を、音声区間として検出する。これ
により、音声が存在しない区間で文音声が誤認識されて
しまうのを防ぐことができる。
602から出力される音声データについて、その特徴分
析を行うことによって、特徴量パラメータベクトルを検
出する。音声分析方式としては、以下の周知の分析方式
の何れかを採用することができる。 (1)音声データ時系列を入力とする帯域フィルタバン
クの各出力を平滑化し、それらの平滑化された各出力を
特徴量パラメータベクトルの要素とする方式。 (2)連続する所定サンプルずつの音声データ時系列を
入力とする高速フーリエ変換(FFT)によって計算し
た各短時間スペクトル成分を平滑化し、それらの平滑化
された各成分値を特徴量パラメータベクトルの要素とす
る方式。 (3)連続する所定サンプルずつの音声データ時系列を
入力とするケプストラム分析によってケプストラム係数
群を計算し、それらを特徴量パラメータベクトルの要素
とする方式。 (4)上記(3)のケプストラム係数群に加えて、それ
らに対するΔ(デルタ)ケプストラム(ケプストラムの
微係数)群を計算し、それらを特徴量パラメータベクト
ルの要素に加える方式。 (5)連続する所定サンプルずつの音声データ時系列を
入力とする線形予測分析(LPC分析、更に具体的には
線スペクトル対分析:LSP分析)によって、LPC
(LSP)係数群を計算し、それらを特徴量パラメータ
ベクトルの要素とする方式。 (6)連続する所定サンプルずつの音声データ時系列を
入力とする自己相関分析によって自己相関関数を計算
し、それらに基づいて検出される音声のピッチ基本周波
数パターンを特徴量パラメータベクトルの1つの要素に
加える方式。
ム周期(所定サンプル)毎に音声分析部1603から出
力される特徴量パラメータベクトルと、音素標準パター
ン辞書1605に蓄積されている各音素の特徴量パラメ
ータベクトルの標準パターンとの類似度(距離)を計算
し、その結果所定フレーム周期毎に得られる類似度の高
い音素の組をその類似度と共に音素ラティスデータとし
て出力する。音素認識部1604は、音素の認識誤りの
発生を回避するために、所定フレーム周期毎に最終的な
音素を決定することはせずに、音素候補を表にした音素
ラティスデータの形式で結果データを出力する。
毎に音素認識部1604から出力される音素ラティスデ
ータを入力として、所定フレーム周期毎に単語候補を表
にして単語ラティスデータを出力する。単語認識方式と
しては、以下の周知の分析方式の何れかを採用すること
ができる。 (1)単語認識部1606は、音素認識部1604から
出力される複数のフレーム周期にまたがる音素ラティス
データの時系列と、単語辞書に蓄積されている全音素標
準パターン系列とで、時間正規化(DPマッチング or
DTW:DynamicTime Warping)を実行し、単語ラティ
スデータを出力する。この場合も、単語認識部1606
は、単語の認識誤りの発声を回避するために、所定フレ
ーム周期毎に最終的な単語を決定することはせずに、単
語候補を表にした単語ラティスデータの形式で結果デー
タを出力する。 (2)単語認識部1606は、HMM(Hidden Markov
Model )によって、全単語をモデル化し、音素認識部1
604から出力される複数のフレーム周期にまたがる音
素ラティスデータの時系列をHMM分析部に入力し、生
起確率の大きいものから複数個のモデルに対応する各単
語を、単語候補である単語ラティスデータとして出力す
る。最後に、文章認識部1607は、その第1段処理と
して、単語認識部1606から出力される単語ラティス
データを順次入力し、日本語(英語でもよい)の文節構
造に関する文節内文法(語順規則)に従って、種々の文
節の可能性を文節ラティスデータとして算出する。そし
て、文章認識部1607は、その第2段処理として、文
節間文法に従って文節間の意味的な係り受けを解析し、
認識音声文章データを決定し、それを、入力バッファキ
ュー1601から順次伝達されてきた“端末識別コー
ド”と対について、出力バッファキュー1608に書き
込む。 <検索キーワード抽出部121の詳細動作>図18は、
検索キーワード抽出部121の機能ブロック図である。
したように、図12に示される処理端末登録テーブルの
エントリ毎に、各エントリから特定される文章バッファ
ファイルに文音声認識部117によって認識音声文章デ
ータが得られていればそれに対して検索キーワードの抽
出処理を実行し、その結果得られる検索キーワードを上
記各エントリに対応する検索キーワードバッファファイ
ルに追加書き込みする。
からの認識音声文章データの読出しと検索キーワードバ
ッファファイルへの検索キーワードの書込みは、図18
の入出力制御部1806が制御する。まず、この入出力
制御部1806の制御動作につき説明する。図19は、
入出力制御部1806が実行する制御動作を示す動作フ
ローチャートである。この動作フローチャートは、入出
力制御部1806を制御する特には図示しないプロセッ
サが、特には図示しない制御プログラムを実行する動作
として実現され、前述した、文音声認識部117内の図
16に示される入出力制御部1609と同様の制御動作
を実現する。
録テーブル(図15)において、文章バッファファイル
名に対応する文章バッファファイルに認識音声文章デー
タが記憶されているエントリが存在するか否かが判定さ
れる。
01の判定がYESならば、ステップ1902で、該当
するエントリ毎に、そのエントリに記憶されている“端
末識別コード”と、そのエントリに記憶されている文章
バッファファイル名に対応する文章バッファファイル上
の認識音声文章データとが、図18の入力バッファキュ
ー1801に書き込まれ、その認識音声文章データが文
章バッファファイルから削除される。
ューイングしている認識音声文章データを、検索インデ
ックス作成部1802に順次流し込む機能を有する。検
索インデックス作成部1802及び検索キーワード抽出
部1803は、図16に示される文音声認識部117の
構成の場合と同様に、データ処理パイプラインを形成し
ており、相互に独立して、入力データを処理する機能を
有する。また、1802と1803の各部分は、現在処
理している認識音声文章データに対応する“端末識別コ
ード”(入力バッファキュー1801から入力される)
を認識することができる。従って、最終的に検索キーワ
ード抽出部1803から出力バッファキュー1805へ
は、“端末識別コード”と検索キーワードとの組が出力
されることになる。
1901の判定がNOの場合には、ステップ1903
で、図18の出力バッファキュー1805に、“端末識
別コード”と検索キーワードの組が得られているか否か
が判定される。
03の判定がYESならば、ステップ1904で、出力
バッファキュー1805内の組毎に、その組の“端末識
別コード”に対応する処理端末登録テーブルのエントリ
について、そのエントリに記憶されている検索キーワー
ドバッファファイル名に対応する検索キーワードバッフ
ァファイルに、出力バッファキュー1805内の組の検
索キーワードが追加書き込みされる。
1903の判定がNOの場合には、再びステップ190
1の判定処理が実行される。以上のようにして検索キー
ワード抽出部121は、文音声認識部117の場合と同
様に、流れ作業的に効率良く、複数の移動端末101か
らの要求に基づいて文音声認識部117において得られ
た認識音声文章データに対する検索キーワード抽出処理
を実行することができる。
ための1802〜1804の各部分の機能につき、以下
に説明する。検索インデックス作成部1802は、入力
バッファキュー1801から順次入力される“端末識別
コード”と認識音声文章データとの組のそれぞれについ
て、その組の“端末識別コード”に対応する処理端末登
録テーブルのエントリに記憶されている検索インデック
スバッファファイル名から得られる検索インデックスバ
ッファファイルを使用しながら、移動端末101別に認
識音声文章データを構成する単語を一定の基準に従って
分類したリストである検索インデックスを作成し、それ
を上記組の“端末識別コード”と共に検索キーワード抽
出部1803に出力する。具体的には、検索インデック
ス作成部1802は、例えば、その組の認識音声文章デ
ータを構成する各単語の出現回数をカウントすることに
より、出現回数の大きい順にリスト化された単語表であ
る検索インデックスを作成する。この場合、検索インデ
ックスバッファファイルには、1つの移動端末101か
ら文音声認識/データベース検索処理の開始要求コマン
ドが指定された以後の検索インデックスが蓄積されてお
り、その検索インデックスと今回入力された認識音声文
章データを構成する各単語とに基づいて、新たな検索イ
ンデックスが作成され、それが検索インデックスバッフ
ァファイルに蓄積される。このため、上記コマンドの指
定以後に1つの移動端末101から入力された音声に現
れる単語が、一定の基準で、即ち例えば出現回数の多い
順で、検索インデックス上でリスト化されることにな
る。なお、認識音声文章データには、特には図示しない
単語の区切り情報が含まれる。この単語の区切り情報
は、文章バッファファイル及び入力バッファキュー18
01を介して、文音声認識部117内の文章認識部14
07から引き渡されるため、認識音声文章データ上での
各単語の区切りは容易に識別できる。
検索インデックス作成部1802から出力される“端末
識別コード”と検索インデックスとの組のそれぞれにつ
き、その組の検索インデックス中で所定の基準を満たす
単語、例えば出現回数が一定回数以上の(又は一定の出
現回数順位以上の順位の)単語を抽出する。更に、検索
キーワード抽出部1803は、抽出された単語のうち、
不要キーワード辞書1804に登録されていない単語を
抽出し、更に、上記検索インデックスと共に検索インデ
ックス作成部1802から出力されている“端末識別コ
ード”に対応する処理端末登録テーブルのエントリに記
憶されている検索済キーワードバッファファイル名から
得られる検索済キーワードバッファファイルに登録され
ている検索済キーワード以外の単語を抽出し、それを検
索キーワードとして上記組の“端末識別コード”と共に
出力バッファキュー1805に出力する。また、検索キ
ーワード抽出部1803は、その検索キーワードを、上
記検索済キーワードバッファファイルに登録する。
詞、形容詞、副詞、助動詞、助詞、接続詞、前置詞等の
単語が登録されている。この辞書が参照されることによ
り、無意味な単語がデータベース検索処理されることを
回避することができ、移動端末101に対して有意な検
索キーワードのみを提供することができる。
には、1つの移動端末101から文音声認識/データベ
ース検索処理の開始要求コマンドが指定された以後にデ
ータベース検索処理された検索キーワードが登録されて
いる。このファイルが参照されることにより、同じ検索
キーワードが重複してデータベース検索処理されること
を回避することができる。 <検索制御部118の詳細動作>図20は、検索制御部
118の機能ブロック図である。
に、図15に示される処理端末登録テーブルのエントリ
毎に、各エントリから特定される選択検索キーワードバ
ッファファイルに選択検索キーワードが受信されていれ
ばそれに対してデータベース検索処理を実行し、その結
果得られる検索結果HTML文章データを上記各エント
リに対応する検索結果バッファファイルに追加書き込み
する。
ファファイルからの選択検索キーワードの読出しと検索
結果バッファファイルへの検索結果HTML文章データ
の書込みは、図20の入出力制御部2004が制御す
る。まず、この入出力制御部2004の制御動作につき
説明する。図21は、入出力制御部2004が実行する
制御動作を示す動作フローチャートである。この動作フ
ローチャートは、入出力制御部2004を制御する特に
は図示しないプロセッサが、特には図示しない制御プロ
グラムを実行する動作として実現され、前述した、文音
声認識部117内の図16に示される入出力制御部16
09と同様の制御動作を実現する。
録テーブル(図15)において、選択検索キーワードバ
ッファファイル名に対応する選択検索キーワードバッフ
ァファイルに選択検索キーワードが記憶されているエン
トリが存在するか否かが判定される。
01の判定がYESならば、ステップ2102で、該当
するエントリ毎に、そのエントリに記憶されている“端
末識別コード”と、そのエントリに記憶されている選択
検索キーワードバッファファイル名に対応する選択検索
キーワードバッファファイル上の選択検索キーワードと
が、図20の入力バッファキュー2001に書き込ま
れ、その選択検索キーワードが選択検索キーワードバッ
ファファイルから削除される。
ューイングしている選択検索キーワードを、検索実行部
2002に順次流し込む機能を有する。検索実行部20
02は、現在処理している認識音声文章データに対応す
る“端末識別コード”(入力バッファキュー2001か
ら入力される)を認識することができる。従って、検索
実行部2002から出力バッファキュー2003へは、
“端末識別コード”と検索結果HTML文章データとの
組が出力されることになる。
2101の判定がNOの場合には、ステップ2103
で、図20の出力バッファキュー2003に、“端末識
別コード”と検索結果HTML文章データの組が得られ
ているか否かが判定される。
03の判定がYESならば、ステップ2104で、出力
バッファキュー2003内の組毎に、その組の“端末識
別コード”に対応する処理端末登録テーブルのエントリ
について、そのエントリに記憶されている検索結果バッ
ファファイル名に対応する検索結果バッファファイル
に、出力バッファキュー2003内の組の検索結果HT
ML文章データが追加書き込みされる。
2103の判定がNOの場合には、再びステップ210
1の判定処理が実行される。以上のようにして検索制御
部118は、文音声認識部117の場合と同様に、流れ
作業的に効率良く、複数の移動端末101から受信され
た選択検索キーワードに対するデータベース検索処理を
実行することができる。
めの検索実行部2002の機能につき、以下に説明す
る。検索実行部2002は、入力バッファキュー200
1から出力される“端末識別コード”と選択検索キーワ
ードの組のそれぞれについて、その組の選択検索キーワ
ードを用いて、インターネット105上の予め登録され
ている特定のデータベース検索エンジンに対して、問合
せを依頼する。この場合、複数の選択検索キーワードが
例えばアンド結合又はオア結合されることによって問合
せデータが作成される。そして、この問合せデータは、
上述のデータベース検索エンジンが存在するインターネ
ット105に接続されるホスト装置上のWebサーバに
対するHTTPの通信プロトコルに基づく要求データと
して、TCP/IPパケットに格納されパケット送受信
部115(図1)を介して送信される。その結果、検索
制御部118は、インターネット105上の上記ホスト
装置からルータ装置106、LAN107、及びパケッ
ト送受信部115(図1)を介して返される検索結果に
基づいて、図25に示されるような検索結果HTML文
章データを生成し、それを上記組の“端末識別コード”
と共に出力バッファキュー2003に書き込む。 <他の実施の形態>以上説明した実施の形態では、移動
端末101は、PHS端末であって、移動端末101と
音声制御ホスト装置108とは、PHS網103とイン
ターネット105を介して接続されている。しかし、本
発明は、これに限られるものではなく、無線又は有線に
よって間接的又は直接的に音声制御ホスト装置108に
接続される形態であれば、どのような形態であっても本
発明をそれに適用することができる。
8によって検索されるデータベース検索エンジンは、イ
ンターネット105に接続されるホスト装置上のWeb
サーバが管理するものであるが、本発明はこれに限られ
るものではなく、例えば音声制御ホスト装置108内又
はLAN107に接続される他のホスト装置内に検索キ
ーワードに対するホームページ情報を格納したローカル
なデータベースを構築し、検索制御部118はそれにア
クセスして検索結果を得るように構成されてもよい。
検索キーワードを選択した後、それが音声制御ホスト装
置108に返信され、音声制御ホスト装置108によっ
てデータベース検索エンジンへのアクセスが実行され、
その結果得られる検索結果HTML文章データが移動端
末101に返信される構成を有するが、ユーザが選択検
索キーワードを選択した後、移動端末101がその選択
検索キーワードを用いて直接データベース検索エンジン
へアクセスし、検索結果HTML文章データを得るよう
に構成されてもよい。
声認識/データベース検索/リソースアクセス環境を設
備する必要がなく実用的な精度を有する音声認識/デー
タベース検索機能の提供を低コストで受けることが可能
となる。
な検索キーワードのみを選択検索キーワードとして移動
端末から簡単に指定でき、それに対して音声制御ホスト
装置にデータベース検索をリアルタイムで実行させるこ
とができるため、本当に必要な情報を簡単に得ることが
可能となる。
世界的に普及しつつあるパーソナルハンディホンシステ
ム通信網及びインターネットを経由することにより、実
用的な精度を有する音声認識機能と、ワールドワイドな
データベース検索、及びその検索結果に対応するリソー
スへのアクセス機能の提供を、より低コスト及び手軽に
受けることができると同時に、本発明が提供する機能と
パーソナルハンディホンシステム通話機能及びインター
ネットアクセス機能とを、シームレスに結合することが
可能となる。
御ホスト装置とを全世界的に容易に特定できると共に、
音声認識/データベース検索処理サービスと、その検索
結果に基づくリソースへのアクセスサービス、及びその
他の情報処理サービスとの共存を容易に実現することが
可能となる。
負荷分散を容易に実現することが可能となる。
る。
る。
る。
ある。
である。
(その1)である。
(その2)である。
(その3)である。
(その4)である。
(その5)である。
る。
チャートである。
作フローチャートである。
る。
ャートである。
ある。
示す図である。
例(その1)を示す図である。
例(その2)を示す図である。
ー 1602 音声区間検出部 1603 音声分析部 1604 音素認識部 1605 音素標準パターン辞書 1606 単語認識部 1607 文章認識部 1608、1805、2003 出力バッファキュ
ー 1609、1806、2004 入出力制御部 1802 検索インデックス作成部 1803 検索キーワード抽出部 1804 不要キーワード辞書 2002 検索実行部
Claims (10)
- 【請求項1】 移動端末がホスト装置と通信する通信シ
ステムであって、 前記移動端末内に、 無線網又は有線網の何れか一方又は両方から構成される
中継網を介して間接的に又は該中継網を介さずに直接的
に前記ホスト装置である音声制御ホスト装置に接続する
ホスト接続手段と、 音声を入力する音声入力手段と、 前記ホスト接続手段による接続動作の後、前記音声入力
手段から入力される音声データを前記音声制御ホスト装
置に送信する音声データ送信手段と、 前記音声制御ホスト装置から返信される検索キーワード
を受信する検索キーワード受信手段と、 該受信された検索キーワードから所望のものを選択検索
キーワードとして選択する検索キーワード選択手段と、 該検索キーワード選択手段によって選択された選択検索
キーワードを前記音声制御ホスト装置に送信する選択検
索キーワード送信手段と、 前記音声制御ホスト装置から返信された検索結果HTM
Lデータを受信する検索結果ハイパーメディアデータ受
信手段と、 該受信された検索結果ハイパーメディアデータを表示及
び処理する検索結果ハイパーメディアデータ表示/処理
手段と、 該表示される検索結果ハイパーメディアデータに含まれ
かつユーザが指定したアクセス情報に対応するホスト装
置上のリソースに、前記中継網を介して間接的に又は該
中継網を介さずに直接的にアクセスして、該リソースを
処理するリソースアクセス処理手段と、 を含み、 前記音声制御ホスト装置内に、 前記移動端末内のホスト接続手段による接続動作に応答
して、前記移動端末を識別して接続する移動端末接続手
段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記音声データを受
信する音声データ受信手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記音声データ受信
手段により受信された音声データに対して音声認識処理
を実行する音声認識手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記音声認識手段に
よる音声認識処理によって得られる認識音声データから
検索キーワードを抽出する検索キーワード抽出手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記検索キーワード
抽出手段によって抽出される検索キーワードを、それに
対応する移動端末に返信する検索キーワード返信手段
と、 現在接続されている移動端末毎に、前記選択検索キーワ
ードを受信する選択検索キーワード受信手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記選択検索キーワ
ード受信手段により受信された選択検索キーワードに対
応するリソースに対する前記アクセス情報を含む前記検
索結果ハイパーメディアデータを所定のデータベースシ
ステムから検索する検索制御手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記検索制御手段に
よる検索処理によって得られる検索結果ハイパーメディ
アデータを、それに対応する移動端末に返信する検索結
果ハイパーメディアデータ返信手段と、 を含む、 ことを特徴とする移動端末音声認識/データベース検索
/リソースアクセス通信システム。 - 【請求項2】 移動端末がホスト装置と通信する通信シ
ステムに使用される前記移動端末であって、 無線網又は有線網の何れか一方又は両方から構成される
中継網を介して間接的に又は該中継網を介さずに直接的
に前記ホスト装置である音声制御ホスト装置に接続する
ホスト接続手段と、 音声を入力する音声入力手段と、 前記ホスト接続手段による接続動作の後、前記音声入力
手段から入力される音声データを前記音声制御ホスト装
置に送信する音声データ送信手段と、 前記音声制御ホスト装置から返信される検索キーワード
を受信する検索キーワード受信手段と、 該受信された検索キーワードから所望のものを選択検索
キーワードとして選択する検索キーワード選択手段と、 該検索キーワード選択手段によって選択された選択検索
キーワードを前記音声制御ホスト装置に送信する選択検
索キーワード送信手段と、 前記音声制御ホスト装置から返信された検索結果ハイパ
ーメディアデータを受信する検索結果ハイパーメディア
データ受信手段と、 該受信された検索結果ハイパーメディアデータを表示及
び処理する検索結果ハイパーメディアデータ表示/処理
手段と、 該表示される検索結果ハイパーメディアデータに含まれ
かつユーザが指定したアクセス情報に対応するホスト装
置上のリソースに、前記中継網を介して間接的に又は該
中継網を介さずに直接的にアクセスして、該リソースを
処理するリソースアクセス処理手段と、 を含むことを特徴とする移動端末。 - 【請求項3】 移動端末がホスト装置と通信する通信シ
ステムに使用される前記ホスト装置であって、 無線網又は有線網の何れか一方又は両方から構成される
中継網を介して間接的に又は該中継網を介さずに直接的
に前記移動端末が実行する接続動作に応答して、前記移
動端末を識別して接続する移動端末接続手段と、 現在接続されている移動端末毎に、音声データを受信す
る音声データ受信手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記音声データ受信
手段により受信された音声データに対して音声認識処理
を実行する音声認識手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記音声認識手段に
よる音声認識処理によって得られる認識音声データから
検索キーワードを抽出する検索キーワード抽出手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記検索キーワード
抽出手段によって抽出される検索キーワードを、それに
対応する移動端末に返信する検索キーワード返信手段
と、 現在接続されている移動端末毎に、選択検索キーワード
を受信する選択検索キーワード受信手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記選択検索キーワ
ード受信手段により受信された選択検索キーワードに対
応するリソースに対するアクセス情報を含む検索結果ハ
イパーメディアデータを所定のデータベースシステムか
ら検索する検索制御手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記検索制御手段に
よる検索処理によって得られる検索結果ハイパーメディ
アデータを、それに対応する移動端末に返信する検索結
果ハイパーメディアデータ返信手段と、 を含むことを特徴とする音声制御ホスト装置。 - 【請求項4】 前記移動端末は、パーソナルハンディホ
ンシステム通信機能を備え、 前記中継網は、パーソナルハンディホンシステム通信網
とインターネットを含み、 前記音声制御ホスト装置は、前記インターネットに接続
し、 前記移動端末内のホスト接続手段又はリソースアクセス
処理手段は、前記パーソナルハンディホンシステム通信
網を介して、該パーソナルハンディホンシステム通信網
を含む公衆網と前記インターネットとの間のゲートウエ
イ機能を有する移動端末制御ホスト装置に発信し接続す
ることによって、前記インターネット上の通信プロトコ
ルを使用して、前記移動端末制御ホスト装置から前記イ
ンターネットを介して前記音声制御ホスト装置又は前記
アクセス情報に対応するホスト装置に接続又はアクセス
する、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の
移動端末音声認識/データベース検索/リソースアクセ
ス通信システム、移動端末、又は音声制御ホスト装置。 - 【請求項5】 前記ホスト接続手段が使用する通信プロ
トコルは、インターネットプロトコル層及びトランスミ
ッションコントロールプロトコル層を含む階層プロトコ
ルであって、 前記インターネット上を伝送される前記インターネット
プロトコル層のパケットデータであるインターネットプ
ロトコルデータグラムのヘッダフィールドには、前記イ
ンターネット上での前記移動端末及び前記音声制御ホス
ト装置のアドレスを指定する送信元インターネットプロ
トコルアドレス及び宛先インターネットプロトコルアド
レスが格納され、該インターネットプロトコルデータグ
ラムのデータフィールドには、前記トランスミッション
コントロールプロトコル層のパケットデータであるトラ
ンスミッションコントロールプロトコルセグメントが格
納され、 前記トランスミッションコントロールプロトコルセグメ
ントのヘッダフィールドには、前記音声認識/データベ
ース検索処理のための通信プロトコルを特定する送信元
ポート番号及び宛先ポート番号が格納され、該トランス
ミッションコントロールプロトコルセグメントのデータ
フィールドには、前記移動端末を識別するための端末識
別コード、前記音声データ、前記検索キーワード、前記
選択検索キーワード、又は前記検索結果ハイパーメディ
アデータが格納される、 ことを特徴とする請求項4に記載の移動端末音声認識/
データベース検索/リソースアクセス通信システム、移
動端末、又は音声制御ホスト装置。 - 【請求項6】 前記音声制御ホスト装置は、網によって
相互に接続され、前記移動端末接続手段、前記音声デー
タ受信手段、前記音声認識手段、前記検索キーワード抽
出手段、前記検索キーワード返信手段、前記選択検索キ
ーワード受信手段、前記検索制御手段、及び前記検索結
果ハイパーメディアデータ返信手段に対応する機能を分
散して実現する複数のホストコンピュータから構成され
る、 ことを特徴とする請求項1、又は3乃至5の何れか1項
に記載の移動端末音声認識/データベース検索/リソー
スアクセス通信システム又は音声制御ホスト装置。 - 【請求項7】 前記検索キーワード抽出手段は、 現在接続されている移動端末毎に、前記音声認識手段に
よる音声認識処理によって得られる認識音声データを所
定の分類規則に従って分類することにより、検索インデ
ックスを作成する検索インデックス作成手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記検索インデック
ス作成手段により作成される検索インデックスから所定
の抽出基準を満たす語句を抽出し、該抽出された語句か
ら所定の不要キーワードを除去し、その結果得られる語
句のうち新規のものを検索キーワードとして抽出する検
索キーワード出力手段と、 を含むことを特徴とする請求項1、又は3乃至6の何れ
か1項に記載の移動端末音声認識/データベース検索/
リソースアクセス通信システム又は音声制御ホスト装
置。 - 【請求項8】 前記検索インデックス作成手段は、入力
されたデータ中に現れる各単語を、出現回数の多い順に
分類することにより、前記検索インデックスを作成し、 前記検索キーワード出力手段は、前記検索インデックス
から、出現回数が所定回数以上の単語又は所定の出現回
数順位以上の順位の単語を抽出し、該抽出された語句か
ら所定の不要キーワードを除去し、その結果得られる語
句のうち新規のものを検索キーワードとして抽出するこ
とを特徴とする請求項7に記載の移動端末音声認識/デ
ータベース検索/リソースアクセス通信システム又は音
声制御ホスト装置。 - 【請求項9】 前記所定のデータベースシステムは、前
記インターネットに接続される所定のホスト装置が提供
する、 ことを特徴とする請求項4に記載の移動端末音声認識/
データベース検索/リソースアクセス通信システム又は
音声制御ホスト装置。 - 【請求項10】 移動端末がホスト装置と通信する通信
システムであって、 前記移動端末内に、 無線網又は有線網の何れか一方又は両方から構成される
中継網を介して間接的に又は該中継網を介さずに直接的
に前記ホスト装置である音声制御ホスト装置に接続する
ホスト接続手段と、 音声を入力する音声入力手段と、 前記ホスト接続手段による接続動作の後、前記音声入力
手段から入力される音声データを前記音声制御ホスト装
置に送信する音声データ送信手段と、 前記音声制御ホスト装置から返信される検索キーワード
を受信する検索キーワード受信手段と、 該受信された検索キーワードから所望のものを選択検索
キーワードとして選択する検索キーワード選択手段と、 該選択検索キーワードに対応するリソースに対する前記
アクセス情報を含む前記検索結果ハイパーメディアデー
タを所定のデータベースシステムから検索する検索制御
手段と、 該検索結果ハイパーメディアデータを表示及び処理する
検索結果ハイパーメディアデータ表示/処理手段と、 該表示される検索結果ハイパーメディアデータに含まれ
かつユーザが指定したアクセス情報に対応するホスト装
置上のリソースに、前記中継網を介して間接的に又は該
中継網を介さずに直接的にアクセスして、該リソースを
処理するリソースアクセス処理手段と、 を含み、 前記音声制御ホスト装置内に、 前記移動端末内のホスト接続手段による接続動作に応答
して、前記移動端末を識別して接続する移動端末接続手
段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記音声データを受
信する音声データ受信手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記音声データ受信
手段により受信された音声データに対して音声認識処理
を実行する音声認識手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記音声認識手段に
よる音声認識処理によって得られる認識音声データから
検索キーワードを抽出する検索キーワード抽出手段と、 現在接続されている移動端末毎に、前記検索キーワード
抽出手段によって抽出される検索キーワードを、それに
対応する移動端末に返信する検索キーワード返信手段
と、 を含む、 ことを特徴とする移動端末音声認識/データベース検索
/リソースアクセス通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8336177A JPH10177469A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 移動端末音声認識/データベース検索/リソースアクセス通信システム |
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JP8336177A JPH10177469A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 移動端末音声認識/データベース検索/リソースアクセス通信システム |
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JPH10177469A true JPH10177469A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18296464
Family Applications (1)
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JP8336177A Pending JPH10177469A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 移動端末音声認識/データベース検索/リソースアクセス通信システム |
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JP (1) | JPH10177469A (ja) |
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