JPH10177358A - 内照式電飾看板 - Google Patents
内照式電飾看板Info
- Publication number
- JPH10177358A JPH10177358A JP33849196A JP33849196A JPH10177358A JP H10177358 A JPH10177358 A JP H10177358A JP 33849196 A JP33849196 A JP 33849196A JP 33849196 A JP33849196 A JP 33849196A JP H10177358 A JPH10177358 A JP H10177358A
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- JP
- Japan
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- display
- signboard
- sheet
- reflected light
- light
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる内容を切り換えて表示が可能で鮮明な
表示が得られる内照式電飾看板を提供する。 【解決手段】 絵柄などの表示3を施された看板シート
2の裏面には表示5を施された透明性フィルム4と、こ
の透明性フィルム4が設けられる。この透明性フィルム
4の裏側には蛍光灯8が配置されている。常時は看板の
表面となる看板シート2に施した表示3のみが視認され
る。蛍光灯8を点灯すると透明性フィルム4に施された
表示5が看板シート2に写し出されて、看板シート2に
施された表示3と相俟って一体的な表示がなされる。
表示が得られる内照式電飾看板を提供する。 【解決手段】 絵柄などの表示3を施された看板シート
2の裏面には表示5を施された透明性フィルム4と、こ
の透明性フィルム4が設けられる。この透明性フィルム
4の裏側には蛍光灯8が配置されている。常時は看板の
表面となる看板シート2に施した表示3のみが視認され
る。蛍光灯8を点灯すると透明性フィルム4に施された
表示5が看板シート2に写し出されて、看板シート2に
施された表示3と相俟って一体的な表示がなされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内、屋外の広告
や展示に使用する異なる内容を切り換えて表示が可能な
内照式電飾看板に関する。
や展示に使用する異なる内容を切り換えて表示が可能な
内照式電飾看板に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の内照式電飾看板
は、看板の表面となる絵柄などの表示を施した反射光表
示体の後方に離間して予め濃色の表示を施した透過光表
示体を配設し、常時は反射光表示体のみが視認される
が、背後より照明すると、その透過光による画像がその
前方に設置される反射光表示体に投射されて、反射光表
示体に施された画像などと相俟って自然な深みのある画
面として現すものである。
は、看板の表面となる絵柄などの表示を施した反射光表
示体の後方に離間して予め濃色の表示を施した透過光表
示体を配設し、常時は反射光表示体のみが視認される
が、背後より照明すると、その透過光による画像がその
前方に設置される反射光表示体に投射されて、反射光表
示体に施された画像などと相俟って自然な深みのある画
面として現すものである。
【0003】このような内照式電飾看板として特開平3
−19556号公報には、常時表示用の光表示板Aと時
限表示用の光表示板Bとを密着させずに間隙をおいて前
後に配設し、各光表示板A,Bは、透明基板をそれぞれ
有し、各透明基板の外面には光屈折率の異なる透明樹脂
コーティング層を積層し、かつ該透明樹脂コーティング
層の表面には極めて微小な凹凸を形成すると共に、この
凹凸が形成されたそれぞれの透明樹脂コーティング層に
は、常時表示用の光表示板Aと時限表示用の光表示板B
とではそれぞれ異なる絵柄等内容で反射率の高い光反射
表示手段を積層し、後側に位置する時限表示用の光表示
板Bの後面に、該時限表示用の光表示板Bの透明基板の
透明樹脂コーティング層に積層した光反射表示手段と同
色のバックシートを添着し、前側に位置する常時表示用
の光表示板Aの透明基板の周縁側に常灯の光源をその周
端から内部に入光可能に配設し、上記時限表示用の光表
示板の透明基板の周縁側に適時点灯させる光源をその周
端から内部に入光可能に配設した照明光反射表示装置が
開示されている。この照明光反射表示装置は、前側の透
明基板の光反射表示手段と、後側の透明基板の光反射表
示手段とが相重なった状態で目視され、前側の透明基板
の光反射表示手段と後側の透明基板の光反射表示手段と
で違った内容の表示をさせることができるものである。
−19556号公報には、常時表示用の光表示板Aと時
限表示用の光表示板Bとを密着させずに間隙をおいて前
後に配設し、各光表示板A,Bは、透明基板をそれぞれ
有し、各透明基板の外面には光屈折率の異なる透明樹脂
コーティング層を積層し、かつ該透明樹脂コーティング
層の表面には極めて微小な凹凸を形成すると共に、この
凹凸が形成されたそれぞれの透明樹脂コーティング層に
は、常時表示用の光表示板Aと時限表示用の光表示板B
とではそれぞれ異なる絵柄等内容で反射率の高い光反射
表示手段を積層し、後側に位置する時限表示用の光表示
板Bの後面に、該時限表示用の光表示板Bの透明基板の
透明樹脂コーティング層に積層した光反射表示手段と同
色のバックシートを添着し、前側に位置する常時表示用
の光表示板Aの透明基板の周縁側に常灯の光源をその周
端から内部に入光可能に配設し、上記時限表示用の光表
示板の透明基板の周縁側に適時点灯させる光源をその周
端から内部に入光可能に配設した照明光反射表示装置が
開示されている。この照明光反射表示装置は、前側の透
明基板の光反射表示手段と、後側の透明基板の光反射表
示手段とが相重なった状態で目視され、前側の透明基板
の光反射表示手段と後側の透明基板の光反射表示手段と
で違った内容の表示をさせることができるものである。
【0004】しかしながら、この照明光反射表示装置
は、装置が複雑であり、透明基板の端部から光源を入光
可能に設けたものであるので、透明基板の他端側まで届
く光の範囲には限界があるため大型の光表示板とするに
は適しないという問題点があった。また、光表示板Bの
取替えが容易でないため、絵柄を種々取り替えるのには
適しないという問題点があった。さらに、光表示板Aと
光表示板Bとを間隙をおいて配設しているので、光表示
板Bによる画像が鮮明でなかった。すなわち、従来の内
照式電飾看板においては、表裏2つの表示体を離間して
配設してあるので、裏側の画像の鮮明さに劣るという問
題点があった。
は、装置が複雑であり、透明基板の端部から光源を入光
可能に設けたものであるので、透明基板の他端側まで届
く光の範囲には限界があるため大型の光表示板とするに
は適しないという問題点があった。また、光表示板Bの
取替えが容易でないため、絵柄を種々取り替えるのには
適しないという問題点があった。さらに、光表示板Aと
光表示板Bとを間隙をおいて配設しているので、光表示
板Bによる画像が鮮明でなかった。すなわち、従来の内
照式電飾看板においては、表裏2つの表示体を離間して
配設してあるので、裏側の画像の鮮明さに劣るという問
題点があった。
【0005】また、このような内照式電飾看板において
昼夜をとわず鮮やかな画像が得られるものとして、特開
昭62−62362号公報には、半透明乳白色の膜を背
後にコーティングした透明写真の同じものを2枚重ね、
向きを同じくして、両画像が完全に一致したところで、
これを固定させた昼夜兼用写真が開示されている。
昼夜をとわず鮮やかな画像が得られるものとして、特開
昭62−62362号公報には、半透明乳白色の膜を背
後にコーティングした透明写真の同じものを2枚重ね、
向きを同じくして、両画像が完全に一致したところで、
これを固定させた昼夜兼用写真が開示されている。
【0006】しかしながら、この昼夜兼用写真は、同じ
写真を両画像が完全に一致するように固定するものであ
るので2つの画像面を重ねるものであり、異なる画像面
を重ねる内照式電飾看板には適しない。
写真を両画像が完全に一致するように固定するものであ
るので2つの画像面を重ねるものであり、異なる画像面
を重ねる内照式電飾看板には適しない。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、異なる内容を切り換えて表示することが可能で
鮮明な表示が得られる内照式電飾看板を提供することを
目的とする。
であり、異なる内容を切り換えて表示することが可能で
鮮明な表示が得られる内照式電飾看板を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の内照
式電飾看板は、絵柄などの表示を施された反射光表示体
と、この反射光表示体の裏面に設けられた絵柄などの表
示を施された透過光表示体と、この透過光表示体の裏側
に配置された透過光用光源とを有するものである。
式電飾看板は、絵柄などの表示を施された反射光表示体
と、この反射光表示体の裏面に設けられた絵柄などの表
示を施された透過光表示体と、この透過光表示体の裏側
に配置された透過光用光源とを有するものである。
【0009】このような構成を採用することにより、常
時は看板の表面となる反射光表示体に施した表示のみが
視認されることになるが、透過光用光源を点灯すること
により透過光表示体に施された絵柄などの表示が反射光
表示体に写し出されて、反射光表示体に施された画像な
どの表示と相俟って一体的な表示がなされる。これによ
り異なる内容の画像などを切り換えて表示することがで
きる。また、透過光表示体は、反射光表示体の裏面に設
けられるものであるので、透過光表示体に施された絵柄
などの表示は鮮明に反射光表示体に写し出される。
時は看板の表面となる反射光表示体に施した表示のみが
視認されることになるが、透過光用光源を点灯すること
により透過光表示体に施された絵柄などの表示が反射光
表示体に写し出されて、反射光表示体に施された画像な
どの表示と相俟って一体的な表示がなされる。これによ
り異なる内容の画像などを切り換えて表示することがで
きる。また、透過光表示体は、反射光表示体の裏面に設
けられるものであるので、透過光表示体に施された絵柄
などの表示は鮮明に反射光表示体に写し出される。
【0010】また、本発明の請求項2の内照式電飾看板
は、前記透過光表示体が、前記反射光表示体の裏面に着
脱可能に取り付けられているものである。このため、前
記透過光表示体を交換することにより、季節や曜日ごと
などに簡単に内容を変更して表示することができる。
は、前記透過光表示体が、前記反射光表示体の裏面に着
脱可能に取り付けられているものである。このため、前
記透過光表示体を交換することにより、季節や曜日ごと
などに簡単に内容を変更して表示することができる。
【0011】さらに、本発明の請求項3の内照式電飾看
板は、前記反射光表示体が、20〜40%の透過率と6
5〜75%の白度とを有するものである。このような構
成を採用することにより、反射光表示体の裏側に透過光
表示体を設けても透過光用光源の消灯時には透過光表示
体に施された絵柄などの表示が反射光表示体の表面から
透けて見えることがなく、かつ、透過光用光源の点灯時
には透過光表示体に施された絵柄などの表示が反射光表
示体に鮮明に写し出される。
板は、前記反射光表示体が、20〜40%の透過率と6
5〜75%の白度とを有するものである。このような構
成を採用することにより、反射光表示体の裏側に透過光
表示体を設けても透過光用光源の消灯時には透過光表示
体に施された絵柄などの表示が反射光表示体の表面から
透けて見えることがなく、かつ、透過光用光源の点灯時
には透過光表示体に施された絵柄などの表示が反射光表
示体に鮮明に写し出される。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例について添
付図面を参照して詳細に説明する。図1において内照式
電飾看板は、表面にスクリーン印刷により常時表示用の
絵柄や文字などの表示3を施された反射光表示体たる看
板シート2と、この看板シート2に粘着テープ(図示せ
ず)により着脱可能に貼り付けられた透過光表示体たる
透明性フィルム4とからなる看板部材1を有する。この
透明性フィルム4には前述した看板シート2に施された
表示3と一体的な絵柄等を構成する時限表示用の絵柄や
文字などの表示5がスクリーン印刷により施されてい
る。この表示5は、後述するように透明性フィルム4に
透過光により転写されることから、その色彩はなるべく
濃色であるのが好ましい。
付図面を参照して詳細に説明する。図1において内照式
電飾看板は、表面にスクリーン印刷により常時表示用の
絵柄や文字などの表示3を施された反射光表示体たる看
板シート2と、この看板シート2に粘着テープ(図示せ
ず)により着脱可能に貼り付けられた透過光表示体たる
透明性フィルム4とからなる看板部材1を有する。この
透明性フィルム4には前述した看板シート2に施された
表示3と一体的な絵柄等を構成する時限表示用の絵柄や
文字などの表示5がスクリーン印刷により施されてい
る。この表示5は、後述するように透明性フィルム4に
透過光により転写されることから、その色彩はなるべく
濃色であるのが好ましい。
【0013】上述したように裏面に透明性フィルム4が
貼り付けられた看板シート2は、枠6に張設され、この
枠6が、該枠6と同じ大きさの開口部7Aを有する箱体
7に着脱可能に取り付けられ、そして、この箱体7の底
面7Bには、透過光用光源たる蛍光灯8、8が固設され
る。
貼り付けられた看板シート2は、枠6に張設され、この
枠6が、該枠6と同じ大きさの開口部7Aを有する箱体
7に着脱可能に取り付けられ、そして、この箱体7の底
面7Bには、透過光用光源たる蛍光灯8、8が固設され
る。
【0014】このような内照式電飾看板において、看板
シート2は、昼間の反射光をもってしても透明性フィル
ム4に施された表示5がほとんど視認できず、常時は看
板の表面となる看板シート2の表示3のみが視認され、
蛍光灯8を点灯すると透明性フィルム4に施された表示
5を鮮明に写しだすことができる必要がある。上述した
ような看板シート2としては、白色、もしくは白色に黄
色など他の色彩を多少加えた白色系のものが好ましく、
65〜75%の白度(ASTM E313)を有するの
が好ましい。前記白度が65%未満では前記透明性フィ
ルム4の裏側から蛍光灯8により光を照射しても表示5
の鮮明な画像が得にくくなる一方、75%を超えると透
明性フィルム4に施された表示5が、蛍光灯8の消灯時
でも看板シート2の表面から透けて見えやすくなるため
好ましくない。また、前記看板シート2は、20〜40
%、特に23〜32%の透過率(ASTM D100
3)を有するのが好ましい。前記透過率が40%を超え
ると透明性フィルム4に施された表示5が蛍光灯8の消
灯時でも看板シート2の表面から透けて見えやすくなる
一方、20%未満では前記透明性フィルム4の裏側から
蛍光灯8により光を照射しても表示5の鮮明な画像が得
にくくなるため好ましくない。なお、この看板シート2
は、看板としての強度の点から80kg/3cm以上の
引張強さ(JIS L1018)と25kg/3cm以
上の引裂強さ(JIS L1018、JIS L109
6)を有するのが好ましい。
シート2は、昼間の反射光をもってしても透明性フィル
ム4に施された表示5がほとんど視認できず、常時は看
板の表面となる看板シート2の表示3のみが視認され、
蛍光灯8を点灯すると透明性フィルム4に施された表示
5を鮮明に写しだすことができる必要がある。上述した
ような看板シート2としては、白色、もしくは白色に黄
色など他の色彩を多少加えた白色系のものが好ましく、
65〜75%の白度(ASTM E313)を有するの
が好ましい。前記白度が65%未満では前記透明性フィ
ルム4の裏側から蛍光灯8により光を照射しても表示5
の鮮明な画像が得にくくなる一方、75%を超えると透
明性フィルム4に施された表示5が、蛍光灯8の消灯時
でも看板シート2の表面から透けて見えやすくなるため
好ましくない。また、前記看板シート2は、20〜40
%、特に23〜32%の透過率(ASTM D100
3)を有するのが好ましい。前記透過率が40%を超え
ると透明性フィルム4に施された表示5が蛍光灯8の消
灯時でも看板シート2の表面から透けて見えやすくなる
一方、20%未満では前記透明性フィルム4の裏側から
蛍光灯8により光を照射しても表示5の鮮明な画像が得
にくくなるため好ましくない。なお、この看板シート2
は、看板としての強度の点から80kg/3cm以上の
引張強さ(JIS L1018)と25kg/3cm以
上の引裂強さ(JIS L1018、JIS L109
6)を有するのが好ましい。
【0015】上述したような看板シート2としては、例
えば、アイフレックス(商品名)及びミラフレックス
(商品名)などを挙げることができる。
えば、アイフレックス(商品名)及びミラフレックス
(商品名)などを挙げることができる。
【0016】このアイフレックス及びミラフレックス
は、下記表1に示すようなな物性を有する。
は、下記表1に示すようなな物性を有する。
【0017】
【表1】
【0018】前記構成につきその作用について説明す
る。まず常時においては図3及び図4に示すように看板
シート2には、表面側から太陽光や照明などの光L1が
照射されるため、看板シート2の裏面側の透明性フィル
ム4に施された表示5は視認されず、表面側の表示3の
みが反射光L2により視認される。
る。まず常時においては図3及び図4に示すように看板
シート2には、表面側から太陽光や照明などの光L1が
照射されるため、看板シート2の裏面側の透明性フィル
ム4に施された表示5は視認されず、表面側の表示3の
みが反射光L2により視認される。
【0019】また、図示しないスイッチを操作して蛍光
灯8、8を点灯すると、図5及び図6に示すように透明
性フィルム4の裏面側から光L3が照射されることにな
る。すると、看板シート2の裏面側の透明性フィルム4
に施された表示5が透過光L4により看板シート2に写
し出され、表示3と表示5とが重なりあった状態で認識
される。
灯8、8を点灯すると、図5及び図6に示すように透明
性フィルム4の裏面側から光L3が照射されることにな
る。すると、看板シート2の裏面側の透明性フィルム4
に施された表示5が透過光L4により看板シート2に写
し出され、表示3と表示5とが重なりあった状態で認識
される。
【0020】このようにして、常時視認される表示3の
みの場合と、この表示3と蛍光灯8の点灯時にのみ視認
される表示5とが一体的に表示される場合とで、異なる
画面を表示することができる。
みの場合と、この表示3と蛍光灯8の点灯時にのみ視認
される表示5とが一体的に表示される場合とで、異なる
画面を表示することができる。
【0021】以上、詳述したとおり本実施例の内照式電
飾看板は、絵柄などの表示3を施された看板シート2
と、この看板シート2の裏面に設けられた表示5を施さ
れた透明性フィルム4と、この透明性フィルム4の裏側
に配置された蛍光灯8とを有するものであるので、常時
は看板の表面となる看板シート2に施した表示3のみが
視認されることになるが、蛍光灯8を点灯することによ
り透明性フィルム4に施された表示5が看板シート2に
写し出されて、看板シート2に施された表示3と相俟っ
て一体的な表示がなされる。これにより表示3のみの場
合と、表示3とともに表示5が表示される場合とで、異
なる内容を切り換えて表示することができる。
飾看板は、絵柄などの表示3を施された看板シート2
と、この看板シート2の裏面に設けられた表示5を施さ
れた透明性フィルム4と、この透明性フィルム4の裏側
に配置された蛍光灯8とを有するものであるので、常時
は看板の表面となる看板シート2に施した表示3のみが
視認されることになるが、蛍光灯8を点灯することによ
り透明性フィルム4に施された表示5が看板シート2に
写し出されて、看板シート2に施された表示3と相俟っ
て一体的な表示がなされる。これにより表示3のみの場
合と、表示3とともに表示5が表示される場合とで、異
なる内容を切り換えて表示することができる。
【0022】また、前記透明性フィルム4が、粘着テー
プにより看板シート2の裏面に着脱可能に貼り付けられ
ているので、蛍光灯8の点灯時に視認される表示5を頻
繁に取り替えることができるため、従来は面倒であった
内照式電飾看板の表示内容の変更を例えば季節や曜日ご
とに簡単に変更することができる。
プにより看板シート2の裏面に着脱可能に貼り付けられ
ているので、蛍光灯8の点灯時に視認される表示5を頻
繁に取り替えることができるため、従来は面倒であった
内照式電飾看板の表示内容の変更を例えば季節や曜日ご
とに簡単に変更することができる。
【0023】さらに、透明性フィルム4は、看板シート
2の裏面に設けられるものであるので、透明性フィルム
4に施された表示5は鮮明に看板シート2に写し出され
る。特に、看板シート2として、20〜40%の透過率
と65〜75%の白度とを有するものを使用しているの
で、看板シート2の裏側に透明性フィルム4を設けても
蛍光灯8の消灯時には透明性フィルム4に施された絵柄
などの表示5が看板シート2の表面から透けて見えるこ
とがなく、かつ、蛍光灯8の点灯時には透明性フィルム
4に施された表示5が看板シート2に鮮明に写し出され
る。
2の裏面に設けられるものであるので、透明性フィルム
4に施された表示5は鮮明に看板シート2に写し出され
る。特に、看板シート2として、20〜40%の透過率
と65〜75%の白度とを有するものを使用しているの
で、看板シート2の裏側に透明性フィルム4を設けても
蛍光灯8の消灯時には透明性フィルム4に施された絵柄
などの表示5が看板シート2の表面から透けて見えるこ
とがなく、かつ、蛍光灯8の点灯時には透明性フィルム
4に施された表示5が看板シート2に鮮明に写し出され
る。
【0024】また、本実施例においては透明性フィルム
4が看板シート2の裏面にぴったりと貼り付けられてい
るので、透過光L4により看板シート2に写し出される
表示5が鮮明である。特に、裏面に透明性フィルム4が
貼り付けられた看板シート2は、底面7Bに蛍光灯8が
取り付けられた箱体7に取り付けらているので、蛍光灯
8の消灯時に看板シート2の裏面側からはほとんど光が
照射しないため、表示5が看板シート2の表面から透け
て見えにくくなっている。しかも、表示5が透明性フィ
ルム4に施されているので、蛍光灯8、8からの光L3
の透過性が良好であるため表示5が看板シート2に明瞭
に写し出されることになる。特に、看板シート2を80
kg/3cm以上の引張り強さ(JIS L1018)
と25kg/3cm以上の引裂き強さ(JIS L10
96)のものを使用することにより、看板としての要求
される十分な強度を有するるとともに、透明性フィルム
4を粘着テープなどで着脱する際の耐久性に優れたもの
とすることができる。
4が看板シート2の裏面にぴったりと貼り付けられてい
るので、透過光L4により看板シート2に写し出される
表示5が鮮明である。特に、裏面に透明性フィルム4が
貼り付けられた看板シート2は、底面7Bに蛍光灯8が
取り付けられた箱体7に取り付けらているので、蛍光灯
8の消灯時に看板シート2の裏面側からはほとんど光が
照射しないため、表示5が看板シート2の表面から透け
て見えにくくなっている。しかも、表示5が透明性フィ
ルム4に施されているので、蛍光灯8、8からの光L3
の透過性が良好であるため表示5が看板シート2に明瞭
に写し出されることになる。特に、看板シート2を80
kg/3cm以上の引張り強さ(JIS L1018)
と25kg/3cm以上の引裂き強さ(JIS L10
96)のものを使用することにより、看板としての要求
される十分な強度を有するるとともに、透明性フィルム
4を粘着テープなどで着脱する際の耐久性に優れたもの
とすることができる。
【0025】上述したような前記実施例の内照式電飾看
板1は、昼間など外部が明るい状態でも蛍光灯8を点灯
することにより、看板シート2の表面にフィルム4に施
された表示5が視認されるのはもちろん、夜間において
蛍光灯8を点灯することにより一層明瞭に透明性フィル
ム4に施された表示5が視認されることになる。
板1は、昼間など外部が明るい状態でも蛍光灯8を点灯
することにより、看板シート2の表面にフィルム4に施
された表示5が視認されるのはもちろん、夜間において
蛍光灯8を点灯することにより一層明瞭に透明性フィル
ム4に施された表示5が視認されることになる。
【0026】以上、本発明の内照式電飾看板について前
記実施例に基づいて説明してきたが、本発明は前記実施
例に限定されるものではなく、本発明の思想を逸脱しな
い範囲で種々の変更が可能である。例えば、看板シート
2及び透明性フィルム4に施す表示3,5は、スクリー
ン印刷に限らず、蛍光灯8からの光の照射により看板シ
ート2の表示5を写し出すことができるものであれば、
スクリーン印刷に限らず、インクジェット方式やケッテ
ィングしたシートの貼り付けなど種々の方法で形成する
ことができる。また、看板シート2としては、種々の大
きさ及び厚さのものを適宜選択して用いることができ、
さらに、透過光表示体としては、透明性フィルム4に限
らず、蛍光灯8からの光の照射により看板シート2の表
示5を写し出すことができるものであれば、種々のフィ
ルムあるいはシートを用いることができる。また、前記
実施例においては、透過光表示体である透明性フィルム
4を粘着テープにより看板シート2に着脱可能に貼り付
けたが、貼り付ける必要はなく、看板シート2と透明性
フィルム4とを重ね合わせてクリップなどの把持具で固
定するなどしてもよい。
記実施例に基づいて説明してきたが、本発明は前記実施
例に限定されるものではなく、本発明の思想を逸脱しな
い範囲で種々の変更が可能である。例えば、看板シート
2及び透明性フィルム4に施す表示3,5は、スクリー
ン印刷に限らず、蛍光灯8からの光の照射により看板シ
ート2の表示5を写し出すことができるものであれば、
スクリーン印刷に限らず、インクジェット方式やケッテ
ィングしたシートの貼り付けなど種々の方法で形成する
ことができる。また、看板シート2としては、種々の大
きさ及び厚さのものを適宜選択して用いることができ、
さらに、透過光表示体としては、透明性フィルム4に限
らず、蛍光灯8からの光の照射により看板シート2の表
示5を写し出すことができるものであれば、種々のフィ
ルムあるいはシートを用いることができる。また、前記
実施例においては、透過光表示体である透明性フィルム
4を粘着テープにより看板シート2に着脱可能に貼り付
けたが、貼り付ける必要はなく、看板シート2と透明性
フィルム4とを重ね合わせてクリップなどの把持具で固
定するなどしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1の内照式電飾看板は、
絵柄などの表示を施された反射光表示体と、この反射光
表示体の裏面に設けられた絵柄などの表示を施された透
過光表示体と、この透過光表示体の裏側に配置された透
過光用光源とを有するものであるので、常時は看板の表
面となる反射光表示体に施した表示のみが視認される
が、透過光用光源を点灯することにより透過光表示体に
施された絵柄などの表示が反射光表示体に写し出され
て、反射光表示体に施された画像などの表示と相俟って
一体的な表示がなされる。これにより異なる内容の画像
などを切り換えて表示することができる。また、透過光
表示体は、反射光表示体の裏面に設けられるものである
ので、透過光表示体に施された絵柄などの表示は鮮明に
反射光表示体に写し出される。
絵柄などの表示を施された反射光表示体と、この反射光
表示体の裏面に設けられた絵柄などの表示を施された透
過光表示体と、この透過光表示体の裏側に配置された透
過光用光源とを有するものであるので、常時は看板の表
面となる反射光表示体に施した表示のみが視認される
が、透過光用光源を点灯することにより透過光表示体に
施された絵柄などの表示が反射光表示体に写し出され
て、反射光表示体に施された画像などの表示と相俟って
一体的な表示がなされる。これにより異なる内容の画像
などを切り換えて表示することができる。また、透過光
表示体は、反射光表示体の裏面に設けられるものである
ので、透過光表示体に施された絵柄などの表示は鮮明に
反射光表示体に写し出される。
【0028】また、本発明の請求項2の内照式電飾看板
は、前記透過光表示体が、前記反射光表示体の裏面に着
脱可能に取り付けられているものであるので、前記透過
光表示体を交換することにより、季節や曜日ごとに簡単
に内容を変更して表示することができる。
は、前記透過光表示体が、前記反射光表示体の裏面に着
脱可能に取り付けられているものであるので、前記透過
光表示体を交換することにより、季節や曜日ごとに簡単
に内容を変更して表示することができる。
【0029】さらに、本発明の請求項3の内照式電飾看
板は、前記反射光表示体が、20〜40%の透過率と6
5〜75%の白度とを有するものであるので、反射光表
示体の裏側に透過光表示体を設けても透過光用光源の消
灯時には透過光表示体に施された絵柄などの表示が反射
光表示体の表面から透けて見えることがなく、かつ、透
過光用光源の点灯時には透過光表示体に施された絵柄な
どの表示が反射光表示体に鮮明に写し出される。
板は、前記反射光表示体が、20〜40%の透過率と6
5〜75%の白度とを有するものであるので、反射光表
示体の裏側に透過光表示体を設けても透過光用光源の消
灯時には透過光表示体に施された絵柄などの表示が反射
光表示体の表面から透けて見えることがなく、かつ、透
過光用光源の点灯時には透過光表示体に施された絵柄な
どの表示が反射光表示体に鮮明に写し出される。
【図1】本発明の一実施例による内照式電飾看板を示す
破断斜視図である。
破断斜視図である。
【図2】前記実施例の内照式電飾看板の看板部材の積層
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
【図3】前記実施例の内照式電飾看板の使用状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図4】前記実施例の内照式電飾看板の使用状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】前記実施例の内照式電飾看板の他の使用状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図6】前記実施例の内照式電飾看板の他の使用状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
2 看板シート(反射光表示体) 3,5 表示 4 透明性フィルム(透過光表示体) 8 蛍光灯(透過光用光源)
Claims (3)
- 【請求項1】 絵柄などの表示を施された反射光表示体
と、この反射光表示体の裏面に設けられた絵柄などの表
示を施された透過光表示体と、この透過光表示体の裏側
に配置された透過光用光源とを有することを特徴とする
内照式電飾看板。 - 【請求項2】 前記透過光表示体が、前記反射光表示体
の裏面に着脱可能に取り付けられていることを特徴とす
る請求項1記載の内照式電飾看板。 - 【請求項3】 前記反射光表示体が、20〜40%の透
過率と65〜75%の白度とを有することを特徴とする
請求項1又は2記載の内照式電飾看板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33849196A JPH10177358A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 内照式電飾看板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33849196A JPH10177358A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 内照式電飾看板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10177358A true JPH10177358A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18318664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33849196A Pending JPH10177358A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 内照式電飾看板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10177358A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013179A (ko) * | 2002-08-03 | 2004-02-14 | 김상민 | 광고판 및 그 제작 방법 |
WO2005058432A1 (ja) * | 2004-03-11 | 2005-06-30 | Maruman & Co.,Ltd. | パターアドレス診断装置 |
JP2010020082A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Tokuyama Corp | 画像表示板 |
JP2011113436A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 透過照明型表示板 |
JP2016224175A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 雅昭 平山 | 投影画像表示装置 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP33849196A patent/JPH10177358A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013179A (ko) * | 2002-08-03 | 2004-02-14 | 김상민 | 광고판 및 그 제작 방법 |
WO2005058432A1 (ja) * | 2004-03-11 | 2005-06-30 | Maruman & Co.,Ltd. | パターアドレス診断装置 |
JP2010020082A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Tokuyama Corp | 画像表示板 |
JP2011113436A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 透過照明型表示板 |
JP2016224175A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 雅昭 平山 | 投影画像表示装置 |
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