JPH10176187A - 硬質表面用洗浄剤組成物 - Google Patents
硬質表面用洗浄剤組成物Info
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- JPH10176187A JPH10176187A JP8337995A JP33799596A JPH10176187A JP H10176187 A JPH10176187 A JP H10176187A JP 8337995 A JP8337995 A JP 8337995A JP 33799596 A JP33799596 A JP 33799596A JP H10176187 A JPH10176187 A JP H10176187A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 活性剤濃度が低濃度でも十分な洗浄力を有
し、かつすすぎ時の手の感触が良好な硬質表面用洗浄剤
組成物の提供。 【解決手段】 (a) アミド型アミンオキサイド（Ｉ）、
及び (b)炭素数３〜６の不飽和カルボン酸又はその無水
物のホモポリマーあるいはコポリマーから選ばれるアニ
オン性ポリマーを含有する硬質表面用洗浄剤組成物。 【化１】 〔式中、R1は炭素数７〜21のアルキル基又はアルケニル
基、R2は水素原子、炭素数１〜４のアルキル基又はヒド
ロキシアルキル基、R3及びR4は炭素数１〜４のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基、n は２〜５の数を示
す。〕
し、かつすすぎ時の手の感触が良好な硬質表面用洗浄剤
組成物の提供。 【解決手段】 (a) アミド型アミンオキサイド（Ｉ）、
及び (b)炭素数３〜６の不飽和カルボン酸又はその無水
物のホモポリマーあるいはコポリマーから選ばれるアニ
オン性ポリマーを含有する硬質表面用洗浄剤組成物。 【化１】 〔式中、R1は炭素数７〜21のアルキル基又はアルケニル
基、R2は水素原子、炭素数１〜４のアルキル基又はヒド
ロキシアルキル基、R3及びR4は炭素数１〜４のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基、n は２〜５の数を示
す。〕
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は硬質表面用洗浄剤組
成物に関し、詳しくは活性剤濃度が低濃度でも十分な洗
浄力を有し、かつすすぎ時の手の感触が良好な食器等の
硬質表面用洗浄剤組成物に関するものである。
成物に関し、詳しくは活性剤濃度が低濃度でも十分な洗
浄力を有し、かつすすぎ時の手の感触が良好な食器等の
硬質表面用洗浄剤組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
台所洗剤等の硬質表面用洗浄剤の基剤として、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、アルキルサルフェート又はアル
キルエーテルサルフェートなどの陰イオン界面活性剤が
広く用いられてきた。これらの陰イオン界面活性剤は、
洗浄力や起泡力は優れているが、皮膚への刺激性が認め
られ、また生分解性が低いため環境を汚染するといった
欠点を有していた。
台所洗剤等の硬質表面用洗浄剤の基剤として、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、アルキルサルフェート又はアル
キルエーテルサルフェートなどの陰イオン界面活性剤が
広く用いられてきた。これらの陰イオン界面活性剤は、
洗浄力や起泡力は優れているが、皮膚への刺激性が認め
られ、また生分解性が低いため環境を汚染するといった
欠点を有していた。
【０００３】そこで、近年になって皮膚への作用が温和
で生分解性の高い界面活性剤が求められるようになり、
アミンオキサイド型界面活性剤等が注目を集めるように
なってきた。アミンオキサイド型界面活性剤は優れた洗
浄力と起泡力を有し、しかも肌あれが少ないという特性
がある。現在、食器用洗浄剤等においては、活性剤を高
濃度にして洗浄剤を濃縮化し、ボトル等の容器もコンパ
クトにする傾向があるが、特にアミド基を有するアミド
型アミンオキサイドは低濃度でも十分な洗浄力を有する
ために、このようなコンパクト洗浄剤の活性成分として
は非常に適している。
で生分解性の高い界面活性剤が求められるようになり、
アミンオキサイド型界面活性剤等が注目を集めるように
なってきた。アミンオキサイド型界面活性剤は優れた洗
浄力と起泡力を有し、しかも肌あれが少ないという特性
がある。現在、食器用洗浄剤等においては、活性剤を高
濃度にして洗浄剤を濃縮化し、ボトル等の容器もコンパ
クトにする傾向があるが、特にアミド基を有するアミド
型アミンオキサイドは低濃度でも十分な洗浄力を有する
ために、このようなコンパクト洗浄剤の活性成分として
は非常に適している。
【０００４】即ち、コンパクト洗浄剤は、ボトル等の工
夫により吐出量を少量にするように設計されているが、
ユーザーは従来型洗浄剤使用時の習慣から多量に洗浄剤
を使用してしまい、手のあれや、環境に対する負荷も高
くなってしまうという欠点を有していた。しかし、アミ
ド型アミンオキサイドを用いると、従来の界面活性剤の
半分以下の量で十分な界面活性能を発揮できるため、低
濃度の洗浄剤を提供することができ、環境への負荷も少
なくなる。
夫により吐出量を少量にするように設計されているが、
ユーザーは従来型洗浄剤使用時の習慣から多量に洗浄剤
を使用してしまい、手のあれや、環境に対する負荷も高
くなってしまうという欠点を有していた。しかし、アミ
ド型アミンオキサイドを用いると、従来の界面活性剤の
半分以下の量で十分な界面活性能を発揮できるため、低
濃度の洗浄剤を提供することができ、環境への負荷も少
なくなる。
【０００５】しかしながら、このアミド型アミンオキサ
イドは、ガラスへの吸着性が強く、そのためにガラス製
品を洗浄後、すすぎをする時の手の感触が悪く、いわゆ
る「ぬるつき」等の感触を有するため、この感触の改善
が望まれている。
イドは、ガラスへの吸着性が強く、そのためにガラス製
品を洗浄後、すすぎをする時の手の感触が悪く、いわゆ
る「ぬるつき」等の感触を有するため、この感触の改善
が望まれている。
【０００６】従って、本発明の課題は、活性剤濃度が低
濃度でも十分な洗浄力を有し、かつすすぎ時の手の感触
が良好な硬質表面用洗浄剤組成物を提供することにあ
る。
濃度でも十分な洗浄力を有し、かつすすぎ時の手の感触
が良好な硬質表面用洗浄剤組成物を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、アミド型アミンオキサイドに特定のアニオン性ポ
リマーを配合することにより上記課題を解決できること
を見出し本発明を完成するに到った。
結果、アミド型アミンオキサイドに特定のアニオン性ポ
リマーを配合することにより上記課題を解決できること
を見出し本発明を完成するに到った。
【０００８】即ち、本発明は、下記(a) 成分及び(b) 成
分を含有することを特徴とする硬質表面用洗浄剤組成物
を提供するものである。 (a) 下記一般式（Ｉ）で表されるアミド型アミンオキサ
イド
分を含有することを特徴とする硬質表面用洗浄剤組成物
を提供するものである。 (a) 下記一般式（Ｉ）で表されるアミド型アミンオキサ
イド
【０００９】
【化２】
【００１０】〔式中、R1は炭素数７〜21の直鎖又は分岐
鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2は水素原
子、炭素数１〜４のアルキル基又はヒドロキシアルキル
基を示し、R3及びR4は同一又は異なって、炭素数１〜４
のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、n は２
〜５の数を示す。〕 (b) 炭素数３〜６の不飽和カルボン酸又はその無水物の
ホモポリマー、あるいは炭素数３〜６の不飽和カルボン
酸又はその無水物と、これと共重合しうる単量体とのコ
ポリマーから選ばれるアニオン性ポリマー
鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2は水素原
子、炭素数１〜４のアルキル基又はヒドロキシアルキル
基を示し、R3及びR4は同一又は異なって、炭素数１〜４
のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、n は２
〜５の数を示す。〕 (b) 炭素数３〜６の不飽和カルボン酸又はその無水物の
ホモポリマー、あるいは炭素数３〜６の不飽和カルボン
酸又はその無水物と、これと共重合しうる単量体とのコ
ポリマーから選ばれるアニオン性ポリマー
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
に説明する。
【００１２】本発明に用いられる(a) 成分は上記一般式
（Ｉ）で表されるアミド型アミンオキサイドである。
（Ｉ）で表されるアミド型アミンオキサイドである。
【００１３】一般式（Ｉ）において、R1は炭素数７〜21
の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す
が、好ましくは炭素数11〜17、特に好ましくは炭素数15
のアルキル基である。R2は水素原子、炭素数１〜４のア
ルキル基又はヒドロキシアルキル基を示すが、水素原
子、メチル基、ヒドロキシエチル基が好ましく、水素原
子が特に好ましい。R3及びR4は同一又は異なって、炭素
数１〜４のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す
が、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基が好まし
く、特にメチル基が好ましい。n は２〜５の数を示す
が、２〜３が好ましく、特に３が好ましい。
の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す
が、好ましくは炭素数11〜17、特に好ましくは炭素数15
のアルキル基である。R2は水素原子、炭素数１〜４のア
ルキル基又はヒドロキシアルキル基を示すが、水素原
子、メチル基、ヒドロキシエチル基が好ましく、水素原
子が特に好ましい。R3及びR4は同一又は異なって、炭素
数１〜４のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す
が、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基が好まし
く、特にメチル基が好ましい。n は２〜５の数を示す
が、２〜３が好ましく、特に３が好ましい。
【００１４】一般式（Ｉ）で表されるアミド型アミンオ
キサイドの具体例としては、パルミトイルアミドプロピ
ル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミンオキサイド、ミリストイル
アミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミンオキサイド、
ラウロイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミンオ
キサイド、ココイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジメチル
アミンオキサイド、パルミトイルアミドプロピル−Ｎ,
Ｎ−ジエチルアミンオキサイド、ミリストイルアミドプ
ロピル−Ｎ, Ｎ−ジエチルアミンオキサイド、ラウロイ
ルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジエチルアミンオキサイ
ド、ココイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジエチルアミン
オキサイド、パルミトイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジ
ヒドロキシエチルアミンオキサイド、ミリストイルアミ
ドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジヒドロキシエチルアミンオキサ
イド、ラウロイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジヒドロキ
シエチルアミンオキサイド、ココイルアミドプロピル−
Ｎ,Ｎ−ジヒドロキシエチルアミンオキサイド、パルミ
トイルアミドエチル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミンオキサイ
ド、ミリストイルアミドエチル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミ
ンオキサイド、ラウロイルアミドエチル−Ｎ, Ｎ−ジメ
チルアミンオキサイド、ココイルアミドエチル−Ｎ, Ｎ
−ジメチルアミンオキサイド等が挙げられる。
キサイドの具体例としては、パルミトイルアミドプロピ
ル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミンオキサイド、ミリストイル
アミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミンオキサイド、
ラウロイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミンオ
キサイド、ココイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジメチル
アミンオキサイド、パルミトイルアミドプロピル−Ｎ,
Ｎ−ジエチルアミンオキサイド、ミリストイルアミドプ
ロピル−Ｎ, Ｎ−ジエチルアミンオキサイド、ラウロイ
ルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジエチルアミンオキサイ
ド、ココイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジエチルアミン
オキサイド、パルミトイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジ
ヒドロキシエチルアミンオキサイド、ミリストイルアミ
ドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジヒドロキシエチルアミンオキサ
イド、ラウロイルアミドプロピル−Ｎ, Ｎ−ジヒドロキ
シエチルアミンオキサイド、ココイルアミドプロピル−
Ｎ,Ｎ−ジヒドロキシエチルアミンオキサイド、パルミ
トイルアミドエチル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミンオキサイ
ド、ミリストイルアミドエチル−Ｎ, Ｎ−ジメチルアミ
ンオキサイド、ラウロイルアミドエチル−Ｎ, Ｎ−ジメ
チルアミンオキサイド、ココイルアミドエチル−Ｎ, Ｎ
−ジメチルアミンオキサイド等が挙げられる。
【００１５】本発明に用いられる(b) 成分は、炭素数３
〜６の不飽和カルボン酸又はその無水物のホモポリマ
ー、あるいは炭素数３〜６の不飽和カルボン酸又はその
無水物と、これと共重合しうる単量体とのコポリマーか
ら選ばれるアニオン性ポリマーである。
〜６の不飽和カルボン酸又はその無水物のホモポリマ
ー、あるいは炭素数３〜６の不飽和カルボン酸又はその
無水物と、これと共重合しうる単量体とのコポリマーか
ら選ばれるアニオン性ポリマーである。
【００１６】炭素数３〜６の不飽和カルボン酸又はその
無水物としては、マレイン酸、アクリル酸、クロトン酸
又はこれらの無水物が挙げられる。また、これらと共重
合しうる単量体としては、炭素数２〜12のオレフィン系
モノマー又はスチレン系モノマーが好ましい。炭素数２
〜12のオレフィン系モノマーとしては、エチレン、プロ
ピレン、ブチレン、ジイソブチレン等が挙げられ、スチ
レン系モノマーとしては、スチレン、メチルスチレン等
が挙げられる。これらの中ではジイソブチレン及びスチ
レンが特に好ましい。また、コポリマーの共重合体比
は、不飽和カルボン酸又はその無水物：共重合しうる単
量体＝１：３〜３：１（モル比）が好ましい。本発明に
用いられるアニオン性ポリマーの分子量は特に限定され
ないが、1000〜100000のものが好ましい。
無水物としては、マレイン酸、アクリル酸、クロトン酸
又はこれらの無水物が挙げられる。また、これらと共重
合しうる単量体としては、炭素数２〜12のオレフィン系
モノマー又はスチレン系モノマーが好ましい。炭素数２
〜12のオレフィン系モノマーとしては、エチレン、プロ
ピレン、ブチレン、ジイソブチレン等が挙げられ、スチ
レン系モノマーとしては、スチレン、メチルスチレン等
が挙げられる。これらの中ではジイソブチレン及びスチ
レンが特に好ましい。また、コポリマーの共重合体比
は、不飽和カルボン酸又はその無水物：共重合しうる単
量体＝１：３〜３：１（モル比）が好ましい。本発明に
用いられるアニオン性ポリマーの分子量は特に限定され
ないが、1000〜100000のものが好ましい。
【００１７】本発明の洗浄剤組成物中の(a) 成分の含有
量は0.1 〜10重量％、(b) 成分の含有量は0.1 〜５重量
％が好ましい。また(a) 成分と(b) 成分との配合割合は
１／10〜10／１が好ましい。
量は0.1 〜10重量％、(b) 成分の含有量は0.1 〜５重量
％が好ましい。また(a) 成分と(b) 成分との配合割合は
１／10〜10／１が好ましい。
【００１８】本発明の洗浄剤組成物は、更に溶液の安定
生を向上させるために、(c) 成分として炭素数１〜４の
１価又は２価アルコール又はそのアルキレンオキサイド
付加物を含有することが好ましい、(c) 成分の具体例と
しては、エタノール、プロパノール、ブタノール、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール及びそれらのエチレンオキサイド及び／又はプロ
ピレンオキサイド付加物等が挙げられ、アルキレンオキ
サイド付加物の付加モル数は10〜80が好ましく、15〜30
が特に好ましい。これらの(c) 成分としては、エタノー
ル、プロピレングリコール及びそれらのエチレンオキサ
イド及び／又はプロピレンオキサイド付加物が好まし
い。本発明の洗浄剤組成物中の(c) 成分の含有量は 0.5
〜10重量％が好ましい。
生を向上させるために、(c) 成分として炭素数１〜４の
１価又は２価アルコール又はそのアルキレンオキサイド
付加物を含有することが好ましい、(c) 成分の具体例と
しては、エタノール、プロパノール、ブタノール、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール及びそれらのエチレンオキサイド及び／又はプロ
ピレンオキサイド付加物等が挙げられ、アルキレンオキ
サイド付加物の付加モル数は10〜80が好ましく、15〜30
が特に好ましい。これらの(c) 成分としては、エタノー
ル、プロピレングリコール及びそれらのエチレンオキサ
イド及び／又はプロピレンオキサイド付加物が好まし
い。本発明の洗浄剤組成物中の(c) 成分の含有量は 0.5
〜10重量％が好ましい。
【００１９】本発明の洗浄剤組成物中には、上記(a) 〜
(c) 成分以外に、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活
性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ば
れる界面活性剤を配合することができる。
(c) 成分以外に、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活
性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ば
れる界面活性剤を配合することができる。
【００２０】本発明の洗浄剤組成物中に配合されるアニ
オン界面活性剤としては、例えば、炭素数８〜14のアル
キル基を有するポリオキシエチレン（平均付加モル数
（以下ｐと略記）＝０〜６）アルキルエーテル硫酸塩、
炭素数８〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、炭
素数８〜14のα−オレフィンスルホン酸塩、炭素数８〜
18の二級アルカンスルホン酸塩、炭素数８〜14のα−ス
ルホ脂肪酸エステル塩、炭素数７〜15のアルキル基を有
するポリオキシエチレン（ｐ＝０〜６）アルキルエーテ
ルカルボン酸塩、炭素数８〜14のアルキル基を有するポ
リオキシエチレン（ｐ＝０〜６）モノアルキルエーテル
リン酸塩、炭素数８〜16のＮ−アシルメチルタウレー
ト、炭素数８〜14のポリオキシエチレン（ｐ＝０〜10）
アルキルエーテルとスルホコハク酸とのモノエステル
塩、炭素数８〜16のＮ−アシルグルタミン酸塩等が挙げ
られる。
オン界面活性剤としては、例えば、炭素数８〜14のアル
キル基を有するポリオキシエチレン（平均付加モル数
（以下ｐと略記）＝０〜６）アルキルエーテル硫酸塩、
炭素数８〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、炭
素数８〜14のα−オレフィンスルホン酸塩、炭素数８〜
18の二級アルカンスルホン酸塩、炭素数８〜14のα−ス
ルホ脂肪酸エステル塩、炭素数７〜15のアルキル基を有
するポリオキシエチレン（ｐ＝０〜６）アルキルエーテ
ルカルボン酸塩、炭素数８〜14のアルキル基を有するポ
リオキシエチレン（ｐ＝０〜６）モノアルキルエーテル
リン酸塩、炭素数８〜16のＮ−アシルメチルタウレー
ト、炭素数８〜14のポリオキシエチレン（ｐ＝０〜10）
アルキルエーテルとスルホコハク酸とのモノエステル
塩、炭素数８〜16のＮ−アシルグルタミン酸塩等が挙げ
られる。
【００２１】本発明の洗浄剤組成物中に配合される両性
界面活性剤としては、カルボベタイン型界面活性剤、ス
ルホベタイン型界面活性剤等が挙げられる。
界面活性剤としては、カルボベタイン型界面活性剤、ス
ルホベタイン型界面活性剤等が挙げられる。
【００２２】本発明の洗浄剤組成物中に配合されるノニ
オン界面活性剤としては、炭素数８〜14のアルキル基を
有するポリオキシエチレン（ｐ＝３〜20）アルキルエー
テル、炭素数８〜18のアルキル基を有するアルキルグリ
コシド、炭素数８〜18の脂肪酸のモノ及びジアルカノー
ルアミド等が挙げられる。
オン界面活性剤としては、炭素数８〜14のアルキル基を
有するポリオキシエチレン（ｐ＝３〜20）アルキルエー
テル、炭素数８〜18のアルキル基を有するアルキルグリ
コシド、炭素数８〜18の脂肪酸のモノ及びジアルカノー
ルアミド等が挙げられる。
【００２３】本発明の洗浄剤組成物中に配合されるカチ
オン界面活性剤としては、下記式（II）で表される化合
物が挙げられる。
オン界面活性剤としては、下記式（II）で表される化合
物が挙げられる。
【００２４】
【化３】
【００２５】〔式中、R5は炭素数８〜22のアルキル基を
示し、R6, R7及びR8は同一又は異なって、炭素数１〜３
のアルキル基又はベンジル基を示し、X- はCl-，Bl-, C
H3COO-等の陰イオン基を示す。〕 また、本発明の洗浄剤組成物には、組成物の安定性、洗
浄性能及び起泡性能を損なわない範囲で他の任意成分を
配合することができる。任意成分としては、例えば、エ
チレンジアミンテトラアセテート、ジエチレントリアミ
ンペンタアセテート、酸性ピロリン酸ナトリウム、ピロ
リン酸四ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、エチ
ルヒドロキシジホスホネート、クエン酸、ジピコリン
酸、ピコリン酸、８−ヒドロキシキノリン等のキレート
剤；トルエンスルホン酸やキシレンスルホン酸のナトリ
ウム塩やカリウム塩及び尿素などの可溶化剤；粘土鉱物
や水溶性高分子物質等の粘度調節剤；グリセリン、ソル
ビトール等の保湿剤；カチオン化セルロース等の感触向
上剤；その他酵素、香料、色素、防腐・防カビ剤等を添
加することができる。
示し、R6, R7及びR8は同一又は異なって、炭素数１〜３
のアルキル基又はベンジル基を示し、X- はCl-，Bl-, C
H3COO-等の陰イオン基を示す。〕 また、本発明の洗浄剤組成物には、組成物の安定性、洗
浄性能及び起泡性能を損なわない範囲で他の任意成分を
配合することができる。任意成分としては、例えば、エ
チレンジアミンテトラアセテート、ジエチレントリアミ
ンペンタアセテート、酸性ピロリン酸ナトリウム、ピロ
リン酸四ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、エチ
ルヒドロキシジホスホネート、クエン酸、ジピコリン
酸、ピコリン酸、８−ヒドロキシキノリン等のキレート
剤；トルエンスルホン酸やキシレンスルホン酸のナトリ
ウム塩やカリウム塩及び尿素などの可溶化剤；粘土鉱物
や水溶性高分子物質等の粘度調節剤；グリセリン、ソル
ビトール等の保湿剤；カチオン化セルロース等の感触向
上剤；その他酵素、香料、色素、防腐・防カビ剤等を添
加することができる。
【００２６】本発明の洗浄剤組成物は、上記(a)及び(b)
成分、更に必要により(c) 成分、任意成分及び水を常法
により混合することにより得ることができる。この際、
ｐＨを６〜12に調整することが好ましい。
成分、更に必要により(c) 成分、任意成分及び水を常法
により混合することにより得ることができる。この際、
ｐＨを６〜12に調整することが好ましい。
【００２７】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は活性成分として
上記(a) 成分を含有することにより、低い活性剤濃度で
も十分な洗浄力を有し、更に(b) 成分を含有することに
よりすすぎ時の手の感触を向上させることができる。
上記(a) 成分を含有することにより、低い活性剤濃度で
も十分な洗浄力を有し、更に(b) 成分を含有することに
よりすすぎ時の手の感触を向上させることができる。
【００２８】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。尚、例中の％は特記しない限り重量基準である。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。尚、例中の％は特記しない限り重量基準である。
【００２９】実施例１〜４及び比較例１〜２ 表１に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、その油汚れに
対する洗浄力及びすすぎ時の手の感触を下記方法により
評価した。その結果を表１に示す。
対する洗浄力及びすすぎ時の手の感触を下記方法により
評価した。その結果を表１に示す。
【００３０】＜油汚れ洗浄力の測定方法＞JIS K 3362記
載の洗浄力試験法に準じて、油汚れに対する洗浄力を測
定した。洗浄力の評価は、下記組成の基準洗剤Ａの洗浄
力を基準レベルとし、下記判定基準で評価した。
載の洗浄力試験法に準じて、油汚れに対する洗浄力を測
定した。洗浄力の評価は、下記組成の基準洗剤Ａの洗浄
力を基準レベルとし、下記判定基準で評価した。
【００３１】 ・基準洗剤Ａの組成 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム（エチレンオキサイド３モル付加） 13％ ラウリルジメチルアミンオキサイド 2 ラウロイルジエタノールアミド
１．５ パラトルエンスルホン酸ナトリウム １ エタノール 2 水 残部 ｐＨ７。
１．５ パラトルエンスルホン酸ナトリウム １ エタノール 2 水 残部 ｐＨ７。
【００３２】・判定基準 ○：基準洗剤Ａと同等以上の洗浄レベルである △：基準洗剤Ａの洗浄レベル以下だが洗浄効果は認めら
れる ×：洗浄効果が認められない。
れる ×：洗浄効果が認められない。
【００３３】＜すすぎ時の手の感触＞孔径15mmφのキャ
ップをつけた 300ml入りポリプロピレン製円筒容器に洗
浄剤組成物を 200ml入れ、30名のパネラーに家庭内にて
使用してもらい、すすぎ時の手の感触について下記基準
で評価した。
ップをつけた 300ml入りポリプロピレン製円筒容器に洗
浄剤組成物を 200ml入れ、30名のパネラーに家庭内にて
使用してもらい、すすぎ時の手の感触について下記基準
で評価した。
【００３４】・判定基準 ◎：ぬるつかず、スッキリすすぎが可能 ○：特にぬるつかず、すすぎやすい △：ぬるつきがやや残りやすい ×：ぬるつきが取れない
【００３５】
【表１】
【００３６】注） *1 デモールEP：花王（株）製の商品名、無水マレイン
酸とジイソブチレンのモル比１：１の共重合体、分子量
約7000〜8000 *2 デモールST：花王（株）製の商品名、無水マレイン
酸とスチレンのモル比１：１の共重合体、分子量約7000
〜８０００
酸とジイソブチレンのモル比１：１の共重合体、分子量
約7000〜8000 *2 デモールST：花王（株）製の商品名、無水マレイン
酸とスチレンのモル比１：１の共重合体、分子量約7000
〜８０００
Claims (7)
- 【請求項１】 下記(a) 成分及び(b) 成分を含有するこ
とを特徴とする硬質表面用洗浄剤組成物。 (a) 下記一般式（Ｉ）で表されるアミド型アミンオキサ
イド 【化１】 〔式中、R1は炭素数７〜21の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基又はアルケニル基を示し、R2は水素原子、炭素数１〜
４のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、R3及
びR4は同一又は異なって、炭素数１〜４のアルキル基又
はヒドロキシアルキル基を示し、n は２〜５の数を示
す。〕 (b) 炭素数３〜６の不飽和カルボン酸又はその無水物の
ホモポリマー、あるいは炭素数３〜６の不飽和カルボン
酸又はその無水物と、これと共重合しうる単量体とのコ
ポリマーから選ばれるアニオン性ポリマー - 【請求項２】 (b) 成分において、炭素数３〜６の不飽
和カルボン酸又はその無水物と共重合しうる単量体が、
炭素数２〜12のオレフィン系モノマー又はスチレン系モ
ノマーである請求項１記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項３】 (a) 成分の含有量が0.1〜10重量％、(b)
成分の含有量が0.1〜５重量％である請求項１又は２記
載の洗浄剤組成物。 - 【請求項４】 (a) 成分と(b) 成分との配合割合が、重
量比で(a) ／(b) ＝１／10〜10／１である請求項１〜３
のいずれか一項に記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項５】 更に(c) 成分として、炭素数１〜４の１
価又は２価アルコール又はそのアルキレンオキサイド付
加物を含有する請求項１〜４のいずれか一項に記載の洗
浄剤組成物。 - 【請求項６】 (c) 成分の含有量が 0.5〜10重量％であ
る請求項５記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項７】 ｐＨ６〜12に調整されている請求項１〜
６のいずれか一項に記載の洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8337995A JPH10176187A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 硬質表面用洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8337995A JPH10176187A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 硬質表面用洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10176187A true JPH10176187A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18313962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8337995A Pending JPH10176187A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 硬質表面用洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10176187A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000219668A (ja) * | 1999-01-28 | 2000-08-08 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | アミドアミンオキシド型界面活性化合物及び界面活性剤 |
Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US3703470A (en) * | 1970-10-06 | 1972-11-21 | Chemed Corp | Storage stable detergent composition |
| JPS6220596A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-29 | 川研ファインケミカル株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
| JPH02151692A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-11 | Kao Corp | 液体クレンザー組成物 |
| JPH069988A (ja) * | 1992-03-09 | 1994-01-18 | Amway Corp | 液体皿洗い洗剤 |
| JPH06108092A (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-19 | Lion Corp | 強アルカリ液体洗浄剤組成物 |
| JPH06184594A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-05 | Kao Corp | 液体漂白剤組成物 |
| JPH07292398A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-07 | Kao Corp | 液体洗浄剤組成物 |
| JPH0873890A (ja) * | 1994-09-05 | 1996-03-19 | Lion Corp | 液体硬表面洗浄剤組成物 |
| JPH08259991A (ja) * | 1995-03-24 | 1996-10-08 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP8337995A patent/JPH10176187A/ja active Pending
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| JP4544657B2 (ja) * | 1999-01-28 | 2010-09-15 | 川研ファインケミカル株式会社 | アミドアミンオキシド型界面活性化合物及び界面活性剤 |
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