JPH10174U - 感光部材及び画像形成装置 - Google Patents

感光部材及び画像形成装置

Info

Publication number
JPH10174U
JPH10174U JP614492U JP614492U JPH10174U JP H10174 U JPH10174 U JP H10174U JP 614492 U JP614492 U JP 614492U JP 614492 U JP614492 U JP 614492U JP H10174 U JPH10174 U JP H10174U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive member
winding shaft
image forming
forming apparatus
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP614492U
Other languages
English (en)
Inventor
浩一 鳥羽
優子 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP614492U priority Critical patent/JPH10174U/ja
Publication of JPH10174U publication Critical patent/JPH10174U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール状の感光部材を確実に巻取り軸に巻き
付ける。また、巻取り軸の回転数により、感光部材の巻
き付け終了および巻き付け誤動作を判定する。 【構成】 感光部材1またはリーダー部14の先端部に
穴部43及びテーパー部を、巻き取り軸21は周面に突
起部22を有しており、回転している突起部22に穴部
43をひっかけることにより感光部材1を巻取る。また
巻取り軸21の回転数をセンサー25で検出し、ある回
数に達すると巻き取り軸21の回転を停止し感光部材1
の巻き付けを終了させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、感光部材上に画像を露光し、加圧して転写部材に画像を形成する画 像形成装置と、そこに用いられる感光部材に関し、特に感光部材の自動装填及び 搬送方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置は、装置内に感光部材を自動装填する方法として、特開平 1−44434に示されるような装填方法がとられていた。
【0003】 また、感光部材の装填動作の終了及び誤動作等の検出は、感光部材の有無を検 出するセンサーによって判定されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来技術では、巻き取り軸に搬送されてきた感光部材を 摩擦力により巻き取るため、信頼性に欠けるという問題点を有していた。従って 感光部材を確実に巻き取り軸に巻き付けるために、巻き取り軸の周囲に巻き付け 用のレバーが必要であった。このため巻き取り軸周囲の機構が複雑であり、この 結果安定した装填動作が行い難いという問題点を有している。また、自動装填の 終了または誤動作を検出するために、巻き取り軸とは別に検出用のセンサー等が 必要であり、その分コスト的に高価になってしまうという問題点を有していた。 本考案はこのような問題点を解決するもので、その目的とするところは、簡単 な機構で感光部材を自動装填することができ、コスト的に安価で信頼性が高く、 かつ装置使用者が安心して使用することができる感光部材とそれを用いた画像形 成装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の感光部材は、自動装填機構を有する画像形成装置に用いられるロール 状のものであって、その先端またはリーダー部の先端に穴部及びテーパー部を、 有することを特徴とする。さらに、その先端またはリーダー部の厚みが80μm から150μmであることが望ましい。また、本考案の画像形成装置は、前記感 光部材及び前記感光部材の先端または前記感光部材に取り付けられたリーダー部 を巻き取る巻き取り軸の周面に突起を有すること、 前記巻き取り軸の回転数を検出する手段を有し、前記巻き取り軸の回転数によ り前記感光部材の装填動作の終了及び誤動作を判定することを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の感光部材及び画像形成装置について図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の感光部材とそれを用いた画像形成装置の構成を示す側面断面 図である。まず図1を用いて本画像形成装置を複写機とした場合の基本動作につ いて説明する。感光部材1は特開昭61ー278849号に記載されているよう な熱現像性の感光部材であって、連続したシート状でカートリッジ20内に収納 されている。原稿台3上には原稿4が載置され、光源ランプ5から出射された光 線が前記原稿を照射すると共に、前記原稿からの反射光はレンズ6を通り露光台 7上を移動する前記感光部材1に結像される。未露光の前記感光部材1は、露光 台7上で露光され潜像が形成された後、熱現像装置40内で加熱現像される。一 方、給紙トレイ10に収納されたカットシート状の転写部材11は給紙装置によ って送り出され、感光部材1上に形成された画像領域と同期して感光部材1と重 ね合わされて圧力転写装置60内の上ローラ61、中ローラ62との間で加圧転 写される。この後、転写部材11は感光部材1と分離され排紙トレイ8に排出さ れ、感光部材1は巻き取り軸21に巻き取られる。また、カートリッジ20内に 収納されている感光部材1の使用がすべて終了すると、巻き取り軸21に巻き取 られている使用済みの感光部材1は、逆方向へ搬送され再びカートリッジ20内 に巻き戻される。そして未使用の新しい感光部材が収納された別のカートリッジ と交換されるようになっている。
【0007】 次に本考案の特徴をなすところの感光部材について、図2から図4を用いて説 明する。
【0008】 図2は巻き取り軸21を示す断面図、図3は感光部材1の先端部を示した平面 図、図4は感光部材1に取り付けられたリーダー部14を示した平面図である。 巻き取り軸21は、図2で示すように周面に突起部22を有している。また感 光部材1は、ポリエチレンテフタレートフィルム(PETフィルム)を基材とし 、その表面上に感光性物質、色材等を塗布したもので、図3で示すようにその先 端部に穴部33及びテーパー部31を設けている。穴部33は、感光部材1を自 動装填する際に、巻き取り軸21周面上の突起部22にひっかけるためのもので 、巻き取り軸21に円滑に巻き取られるように、感光部材1の最先端部から1m m〜10mmの位置にある。この穴部33の形状は巻き取り軸21周面上の突起 部22の形状によって、図3に示すような長穴形状または図示しない丸形状等、 突起部22に引っかけ易く、かつコストが安い形状にすることが望ましい。
【0009】 テーパー部31は感光部材1を装填する際に、前記感光部材1を搬送する経路 にあるガイド部材等(図示せず)に感光部材1の先端部分の両端がひっかからな いよう、またガイド部材等に正しく誘い込まれるように設けられているものであ る。
【0010】 本例の場合は感光部材1自身の先端に自動装填用の穴部33とテーパー部31 を設けた例である。この方法であると非常に簡単でかつ安価な構成をとることが 可能であるが、より確実かつ安定に自動装填を行う方式として図4に示すように 専用のリーダーを設置する構成が考えられる。
【0011】 この場合も穴部43はリーダー部14の最先端から1mm〜10mmの位置に ありテーパー部41も先端部の両端に設けられている。
【0012】 またリーダー部14を用いて感光部材1を遮光する場合、感光部材1と同じ幅 または狭い場合では光が両端から入ってきてしまうため感光部材1は使用する前 に露光されてしまう。そこで図4に示すように初めからリーダー14を感光部材 1よりも幅広にしておくことにより露光を防ぐことができる。
【0013】 この場合感光部材1及びリーダー部14を巻き戻しする際に、幅広のリーダー 部14の両端が前記ガイド部材等にひっかからないよう、またガイド部材等に正 しく誘い込まれるようにテーパー部42を設けることにより、より安定した搬送 を行うことができる。
【0014】 さて次にリーダー部14の厚みについてであるが、これは80μmから150 μmの範囲が好適である。発明者らは、リーダー部14の厚みをいろいろ変えて みて自動装填の実験を行ってみたところ、以下に述べるような結果が得られた。 まずリーダー部14を自動装填した際、前記厚みよりも薄い場合についてであ るが巻き取り軸21までの搬送において、図1に示す熱現像装置40内における R形状部あるいは圧力転写装置60内におけるローラー部の複雑な搬送経路で屈 曲を起こしてしまい安定した搬送が困難であった。逆に前記厚みよりも厚い場合 巻き取り軸21までの搬送における、前記R形状部、前記ローラー部、巻き取り 軸21において、リーダー部14のこしが強いため各部における任意の形状、例 えば前記R形状部におけるR形状、巻き取り軸21における円筒形状が形成され にくいため、搬送開始しても途中で止まってしまい安定した搬送が困難であった 。
【0015】 このようにリーダー部14を自動装填する際はある程度の柔軟性と剛性が必要 であることがわかった。
【0016】 材質についてであるが上述した搬送性及び耐熱性等を考慮する必要がある。本 例に適用可能なリーダー部14としてはとしてはプラスチックフィルム(樹脂) 、不燃性の紙、布、アルミ箔のような金属あるいはこれらの複合部材が考えられ る。このうち汎用性、特性等を考慮するとポリエステル、ポリカーボネート、ポ リプロピレンなどで代表されるようなプラスッチクフィルムや紙を基材としその 両面にプラスチックフィルムをラミネートしたものが望ましい。本実施例におい ては通常電子写真方式の複写機に用いられるような普通紙を、厚さ16μmのポ リエチレンテフタレートフィルム(PETフィルム)で挟んでラミネートしたも のを用いている。
【0017】 さてこのリーダー部14にはバーコード15が設けられている。このバーコー ド15の目的としては感光部材1の感度、熱現像の条件、感光部材1の種別、仕 向先などの感光部材1の特性や区別に関わる情報を持たせるためである。このバ ーコード15はシール状になっており、それぞれの感光部材ごとに個別のものが 貼られるようにしてある。バーコード15は装置本体内の感光部材搬送経路の臨 んだ位置に設けられた反射式のフォトセンサー16によって読みとられるように なっている。反射式フォトセンサー16は一対の発光素子と受光素子から構成さ れており、フォトセンサー16の前面に反射物体があるどうか、またその反射率 がどの程度かによって物体の有無、あるいは物体の特性を判別できるようになっ ている。リーダー部14が搬送されてバーコード15がフォトセンサーが対面す る位置に来ると、図示しない制御装置によりフォトセンサー16からの信号が検 出され、この信号に基づいて画像形成装置のさまざまな動作が制御されるように なっている。制御すべき要素としては、感光部材への露光量、熱現像温度・時間 、正規の感光部材であるかどうかの判定、感光部材の搬送速度、圧力転写装置の 加圧力等がある。
【0018】 またこのフォトセンサー16は感光部材1の有無をも検出できる。例えば感光 部材1が、装置本体内に設置されていない場合や感光部材1の使用が終了して無 くなった場合、フォトセンサー16の発光素子からの光信号が感光部材1によっ て反射されないため受光素子に検出されない。これにより前述のバーコード15 の読みとりと、感光部材1の有無判別を共用することができる。尚、バーコード 15の設置位置はリーダー部14の表でも裏でもよく対面するフォトセンサー1 6の配置場所によって適宜選択すことができる。
【0019】 次に、本考案の画像形成装置内に未使用の感光部材を自動装填する際の、感光 部材の巻き取り方法について説明する。
【0020】 図5は巻き取り軸21部を示す斜視図である。巻き取り軸21は中心軸部に摩 擦クラッチ26と回転スリット板23を有しており、モータ24により回転して いる。前記感光部材1または前記リーダー部14が装置内に装着され自動装填が 開始されると、巻き取り軸21は回転を開始する。巻き取り軸21は、前記感光 部材1の穴部33を前記突起部22で確実に受けるために、感光部材1の搬送速 度の約1.2倍以上の周速で回転している。このとき前記摩擦クラッチ23は静 止摩擦により巻き取り軸21の中心軸部に付着し、巻き取り軸21と同速度で回 転している。また前記回転スリット板23も巻き取り軸21と同速度で回転して いる。
【0021】 感光部材1の先端部が巻き取り軸21に達し、前記感光部材1の穴部33が突 起部22にひっかかると、巻き取り軸21の回転速度は感光部材1の搬送速度に あわせられ遅くなる。このため巻き取り軸21の中心軸部に付着していた摩擦ク ラッチ26は滑る。これにより、巻き取り軸21の突起部22に感光部材1の穴 部33がひっかかる前後のモータ24の回転速度は変わらないまま摩擦クラッチ 26が滑ることにより巻き取り軸21の回転速度を遅くすることができる。
【0022】 本実施例では感光部材1の自動装填の終了は、巻き取り軸21の回転数によっ て検出している。巻き取り軸21の回転数は、巻き取り軸21と同速で回転して いる回転スリット板23の回転数で検出している。回転スリット板23の回転数 を検出しているセンサー25が、巻き取り軸21の突起部22に感光部材1の穴 部33がひっかかってから巻き取り軸21の回転数がある回数に達したことを検 出すると、モータは制止し巻き取り軸21の回転も制止する。これにより感光部 材1の自動装填動作は終了する。また同様に、自動装填の誤動作も巻き取り軸2 1の回転数により検出するため、巻き取り軸21部以外で感光部材1の有無を検 出するための別のセンサーは不要になる。
【0023】 尚、本考案は画像形成装置として複写機を用いた場合において説明してきたが 、複写機だけに限らず、ロール状の感光部材を使用する画像形成装置全般にわた って適用できる。
【0024】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、簡単な機構で確実に感光部材の自動装填を行うことが できると共に、低コストで信頼性が高く、しかも装置使用者が安心して使用する ことができる感光部材とそれを用いた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の画像形成装置の構成を示す側面断面
図。
【図2】 巻き取り軸を示す断面図。
【図3】 感光部材の先端部を示す平面図。
【図4】 リーダー部を示す平面図。
【図5】 巻き取り軸部を示す斜視図。
【符号の説明】
1 感光部材 3 原稿台 4 原稿 5 光源ランプ 6 レンズ 7 露光台 8 排紙トレイ 9 搬送ローラ 10 給紙トレイ 11 転写部材 12 給紙ローラ 13 排紙ローラ 14 リーダー部 15 バーコード 16 フォトセンサー 20 カートリッジ 21 巻き取り軸 22 突起部 26 摩擦クラッチ 23 回転スリット板 24 モータ 25 センサー 31,41,42 テーパー部 33,43 穴部 40 熱現像装置 60 圧力転写装置 61 上ローラ 62 中ローラ 63 下ローラ 64 分離ローラ 65 ピンチローラ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動装填機構を有する画像形成装置に用
    いられるロール状の感光部材であって、その先端または
    リーダー部の先端に穴部及び外形にテーパーを有するこ
    とを特徴とする感光部材。
  2. 【請求項2】 ロール状の感光部材であって、その先端
    またはリーダー部の厚みが80μmから150μmであ
    ることを特徴とする請求項1記載の感光部材。
  3. 【請求項3】 ロール状の感光部材と、前記感光部材を
    自動装填する機構を有し、前記感光部材及び前記感光部
    材の先端または前記感光部材に取り付けられたリーダー
    部の先端に穴部を有し、前記感光部材を巻き取る巻き取
    り軸の周囲に突起を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 巻き取り軸の回転数を検出する手段を有
    し、前記巻き取り軸の回転数により感光部材の装填動作
    の終了及び誤動作を判定することを特徴とする請求項3
    記載の画像形成装置。
JP614492U 1992-02-17 1992-02-17 感光部材及び画像形成装置 Pending JPH10174U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP614492U JPH10174U (ja) 1992-02-17 1992-02-17 感光部材及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP614492U JPH10174U (ja) 1992-02-17 1992-02-17 感光部材及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10174U true JPH10174U (ja) 1998-08-21

Family

ID=11630326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP614492U Pending JPH10174U (ja) 1992-02-17 1992-02-17 感光部材及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10174U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63218453A (ja) 画像記録装置
US5026039A (en) Sheet storage case for use in image recording apparatus
JPH10174U (ja) 感光部材及び画像形成装置
JPH01280758A (ja) 画像形成装置及び感光記録媒体
JP3006130B2 (ja) 画像形成装置
JP2609185B2 (ja) 画像形成方法
US5081484A (en) Image recording medium and detecting device therefor
JPH0459518A (ja) 画像形成装置
JP2913761B2 (ja) 画像形成装置
US5138365A (en) Image recording apparatus which discharges an output image sheet upon completion of photosensitive recording medium adjustment
JPH04166359A (ja) 画像形成装置
JPS63258344A (ja) 画像記録装置
JPH04166936A (ja) 画像形成装置
US5126782A (en) Image recording apparatus with a detecting device for detecting a remaining amount of a photo-sensitive recording medium
JPS6056761A (ja) シ−ト巻取装置
JPH04107541A (ja) 画像形成装置
JP2002020011A (ja) 巻取り装置及びシート材の巻取り方法
JPH01293345A (ja) 画像記録装置
JPH04166358A (ja) 画像形成装置
JPH0420961A (ja) 画像形成装置
JPH03143855A (ja) 画像形成装置
JPH0422950A (ja) 画像形成装置
JPH02201434A (ja) 画像形成装置
JPH02219188A (ja) 光学読取装置
JPH02113246A (ja) 画像形成装置