JPH10174139A - 個別選択呼出受信機 - Google Patents

個別選択呼出受信機

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JPH10174139A
JPH10174139A JP8327279A JP32727996A JPH10174139A JP H10174139 A JPH10174139 A JP H10174139A JP 8327279 A JP8327279 A JP 8327279A JP 32727996 A JP32727996 A JP 32727996A JP H10174139 A JPH10174139 A JP H10174139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
stored
memory
messages
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8327279A
Other languages
English (en)
Inventor
秀之 ▲やなぎ▼谷
Hideyuki Yanagiya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP8327279A priority Critical patent/JPH10174139A/ja
Publication of JPH10174139A publication Critical patent/JPH10174139A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の個別選択呼出受信機では、既に格納さ
れているメッセージが新たなメッセージの着信によって
消去されてしまう場合があって、利便性が低いという問
題点があったが、本発明では意図しないうちにメッセー
ジが消去されることがなく、利便性を高めることができ
る個別選択呼出受信機を提供する。 【解決手段】 受信部1が受信した信号が自己宛のメッ
セージであり、かつメモリ3に当該メッセージを格納す
るだけの容量が不足していると、制御部2が当該メッセ
ージをメモリに格納できなかったことを報知して、当該
メッセージをメモリに格納せず、当該メッセージを破棄
する個別選択呼出受信機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページャ又はポケ
ットベルとして知られている個別選択呼出受信機に係
り、特にメッセージを格納するメモリの容量が不足した
場合にも、重要なメッセージが消去されてしまうことを
防止できる個別選択呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、個別選択呼出受信機の急速な普及
に伴って、サービスの質の向上等を目的として、FLE
X−TDと称されるシステムが提案されている。
【0003】このFLEX−TDのサービスには、メッ
セージ通番サービスというものが考えられている。メッ
セージ通番サービスとは、基地局が特定の個別選択呼出
受信機に対するメッセージに一連の番号を付加するサー
ビスであり、個別選択呼出受信機は、着信したメッセー
ジの当該番号を参照して、番号が例えば「7」のメッセ
ージを着信した直後に「9」のメッセージを着信する
と、番号が「8」のメッセージが受信できなかったもの
と判断できるサービスである。
【0004】従来の個別選択呼出受信機について図1を
参照しながら説明する。図1は、個別選択呼出受信機の
構成ブロック図である。個別選択呼出受信機は、図1に
示すように、受信部1と、制御部2と、メモリ3と、報
知部4と、表示部5とから構成されている。
【0005】以下、各部を具体的に説明する。受信部1
は、アンテナに到来した信号を受信して復調し、制御部
2に出力するものである。制御部2は、受信部1から入
力される信号が自己宛であるか否かを調べ、自己宛であ
れば、その信号に含まれるメッセージをメモリ3に格納
するとともに、表示部5に表示出力させ、さらに報知部
4に着信したことを表す信号(着信信号)を出力して、
報知させるものである。
【0006】ここで、メモリ3に既に多量のメッセージ
が格納されているために、メモリ3に着信したメッセー
ジを格納する容量がないと、制御部2は、メモリ3に格
納されているメッセージのうち、最も古いものを消去し
て、着信したメッセージを格納するようにしている。
【0007】また、制御部2は、外部からの指示によっ
て、メモリ3に格納しているメッセージの一つを特定し
て、それを表示部5に表示出力させるものであり、ま
た、当該メッセージをメモリ3から消去するものであ
る。
【0008】メモリ3は、既に着信した複数のメッセー
ジを格納しているものである。報知部4は、具体的に
は、スピーカとLEDとを備え、制御部2から報知信号
の入力を受けると、スピーカから着信音を鳴動したり、
LEDを点灯させる等、着信したことを報知するもので
ある。
【0009】表示部5は、小型のLCDディスプレイで
あり、制御部2から入力されるメッセージを表示出力す
るものである。
【0010】次に、従来の個別選択呼出受信機の動作に
ついて、特にメモリ3がメッセージを格納するのに十分
な容量を残していないときに、新たなメッセージを着信
した場合を説明する。制御部2が新たなメッセージを着
信し、メモリ3に当該メッセージを格納しようとする
が、メモリ3には、既に多量のメッセージが格納されて
いるため、新たなメッセージを格納することができな
い。
【0011】すると、制御部2が、メモリ3に既に格納
されているメッセージのうち、最も古いメッセージを消
去して、新たに着信したメッセージを格納し、報知部4
に着信信号を出力するとともに、表示部5に当該着信し
たメッセージを表示出力させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の個別選択呼出受信機では、利用者にとっては、最も
古いメッセージが必ずしも重要度の低いメッセージとは
限らないにも関わらず、そのようなメッセージが新たな
メッセージの着信によって消去されてしまう場合があっ
て、利便性が低いという問題点があった。
【0013】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、メッセージメモリが満杯の時の新たな着呼によっ
て、一番古いメッセージが消去されるという問題点を解
決し、使用者が意図しないうちに、メッセージが消去さ
れることがなく、利便性を高めることができる個別選択
呼出受信機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、メッセージを格納
するメモリと、着信したメッセージがメモリに格納でき
ないと、メッセージを格納できないことを報知し、前記
着信したメッセージを破棄する制御部とを有することを
特徴としており、重要なメッセージが消去されてしまう
ことを防止できる。
【0015】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、メッセージを格納するメモリと、着
信したメッセージが前記メモリに格納できないと、前記
メモリに当該メッセージの通し番号を格納し、メッセー
ジを格納できないことを報知し、前記着信したメッセー
ジの内容を破棄する制御部とを有することを特徴として
おり、重要なメッセージが消去されてしまうことを防止
でき、かつ再送の対象のメッセージを容易に特定でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る個別選
択呼出受信機(本受信機)について説明する。本受信機
は、FLEX−TDのメッセージ通番システムを用い
て、メッセージの通し番号のみを格納し、使用者にメモ
リに格納できなかったメッセージがあることを報知し、
指示に応じて、既にメモリに格納されている古いメッセ
ージを消去して、再送サービスを利用して再送された当
該メッセージを受信してメモリに格納するものであり、
使用者の意図しないうちに、メッセージが消去されるこ
とがなく、利便性を高めることができる。
【0017】本受信機は、図1に示す従来の個別選択呼
出受信機と同様の構成を有するものであるが、制御部2
における動作が少々異なっている。そこで、本受信機に
おける制御部2の動作について図2を用いて説明する。
図2は、本受信機の制御部2の動作の一例を表すフロー
チャート図である。
【0018】尚、以下の説明において、制御部2は、メ
モリ3に格納できなかったメッセージの個数をカウント
する整数型の変数Mwaitと、メモリ3上で、メッセージ
を格納している領域を表すポインタの配列であるMes
と、メモリ3に格納しているメッセージの個数をカウン
トする整数型の変数mとを格納する一時的な記憶領域を
備えているものとしている。
【0019】制御部2は、受信部1から入力される信号
が自己宛であるか否かを調べ、自己宛であれば、メモリ
3に格納しているメッセージの個数を表す変数mを参照
して、当該信号に含まれるメッセージがメモリ3に格納
できるか否かを調べる(S1)。
【0020】そして、もし格納できるならば(Yesな
らば)、そのメッセージが要求によって、再度送信され
たメッセージ(以下、「再送メッセージ」と称する)で
あるか否かを調べ(S2)、再送メッセージでなければ
(Noならば)、後に説明する処理S4に移行する。
【0021】また、処理S2において、再送メッセージ
であれば(Yesであれば)、メモリ3に格納できなか
ったメッセージの個数を表すMwaitをデクリメントし
(S3)、mをインクリメントして(S4)、Mes[
m ](Mesのm番目の配列要素)によって参照される
メモリ領域にメッセージを格納し(S5)、処理終了す
る。
【0022】さらに、処理S1において、メッセージが
メモリ3に格納できないならば(Noならば)、そのメ
ッセージが再送メッセージであるか否かを調べ(S
6)、再送メッセージであれば(Yesならば)、処理
S8に移行する。また、処理S6において、再送メッセ
ージでなければ(Noならば)、メモリ3に格納できな
かったメッセージの個数を表すMwaitをインクリメント
し(S7)、表示部5に格納できなかったメッセージが
ある旨のメッセージを表示出力し、報知部4を鳴動し
て、それを報知して(S8)、処理終了する。
【0023】また、本受信機の制御部2は、メモリに格
納できなかったメッセージの通し番号のみをメモリ3に
格納しておくようにすることも考えられる。このように
しておけば、使用者にメモリ3に格納できなかったメッ
セージの通し番号を知らせることができ、再送の対象の
メッセージを容易に特定できる効果がある。
【0024】そこで、このようにした場合の制御部2の
動作について、図3を用いて説明する。図3は、本受信
機の制御部2の動作の一例を表すフローチャート図であ
る。尚、以下の説明で、制御部2は、メモリ3に格納で
きなかったメッセージの個数Mwaitと、メッセージへの
ポインタの配列であるMesと、メモリ3に格納してい
るメッセージの個数mとの他にメモリ3に格納できなか
ったメッセージの通し番号を格納する配列Mnum と、ル
ープ処理のための整数型の変数であるiとを格納する一
時的な記憶領域を備えているものとする。
【0025】制御部2は、受信部1から入力される信号
が自己宛であるか否かを調べ、自己宛であれば、メモリ
3に格納しているメッセージの個数を表す変数mを参照
して、当該信号に含まれるメッセージがメモリ3に格納
できるか否かを調べる(S11)。
【0026】そして、もし格納できないならば(Noな
らば)、そのメッセージが再送メッセージであるか否か
を調べ(S12)、再送メッセージであれば(Yesな
らば)、後に説明する処理S15に移行する。
【0027】また、処理S12において、再送メッセー
ジでなければ(Noならば)、Mwaitをインクリメント
して(S13)、Mnum[Mwait] (Mnum のMwait番目
の配列要素)に当該メッセージの通し番号を格納する
(S14)。そして、表示部5に格納できなかったメッ
セージがある旨のメッセージを表示出力し、報知部4を
鳴動して、それを報知して(S15)、処理終了する。
【0028】また、処理S11において、メッセージが
格納できるならば(Yesならば)、そのメッセージが
再送メッセージであるか否かを調べ(S21)、再送メ
ッセージでなければ(Noならば)、処理S31に移行
する(A)。
【0029】また、処理S21において、再送メッセー
ジであれば(Yesならば)、iを1に初期化して(S
22)、Mnum[i] が当該再送メッセージの通し番号と
一致するかを調べ(S23)、一致していなければ(N
oならば)、iをインクリメントし(S24)、iがM
waitと等しくなったか否かを調べ(S25)、等しくな
ければ(Noであれば)、処理S23に戻って、処理を
続ける。また、処理S25において、等しければ(Ye
sであれば)、処理S31に移行する(A)。
【0030】一方、処理S23において、iがMnum
[i] に一致していれば(Yesであれば)、Mnum[i]
にMnum[i+1] の内容を複写し(S26)、iをイ
ンクリメントし(S27)、iがMwaitに等しくなった
か否かを調べ(S28)、等しくないならば(Noなら
ば)、処理S26に戻って処理を続ける。
【0031】また、処理S28において、iがMwaitに
等しくなったならば(Yesならば)、Mwaitをデクリ
メントして(S29)、mをインクリメントし(S3
1)、Mes[ m ]が示すメモリ領域に当該メッセージ
を格納して(S32)、処理終了する。
【0032】次に、本受信機の動作について特にメモリ
3がメッセージを格納するのに十分な容量を残していな
いときに、新たなメッセージを着信した場合を例にとっ
て説明すると、受信部1がメッセージを含む信号を受信
して、制御部2に出力し、制御部2が当該メッセージが
自己宛であると、メモリ3に格納しようとするが、メモ
リ3には、当該メッセージを格納する領域がない。
【0033】すると、制御部2が当該メッセージの通し
番号を記憶格納して、当該メッセージをメモリ3に格納
せず、破棄するとともに、メモリ3に格納できなかった
メッセージがあることを使用者に報知する。
【0034】そこで、使用者がメモリ3に格納されてい
るメッセージから不要となったメッセージを探し出して
消去する。この間に、使用者が基地局に対して先にメモ
リ3に格納できなかったメッセージを再度送信するよう
に要求し、本受信機が当該メッセージを再度受信して、
メモリ3に格納する。
【0035】本受信機によれば、使用者が意図していな
いにも関わらず、重要なメッセージがメモリ3から削除
されることを防止できる効果がある。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、着信した
メッセージがメモリに格納できないと、それを報知して
メッセージを破棄する個別選択呼出受信機としているの
で、個別選択呼出受信機が使用者の意図しないうちに、
既にメモリに格納されているメッセージを消去して着信
したメッセージを格納することがなく、重要なメッセー
ジが消去されてしまうことを防止できる効果がある。
【0037】請求項2記載の発明によれば、着信したメ
ッセージがメモリに格納できないと、それを報知してメ
ッセージの通し番号をメモリに格納し、当該メッセージ
の内容を破棄する個別選択呼出受信機としているので、
個別選択呼出受信機が使用者の意図しないうちに、既に
メモリに格納されているメッセージを消去して着信した
メッセージを格納することがなく、重要なメッセージが
消去されてしまうことを防止でき、かつメモリに格納で
きなかったメッセージの通し番号を通知して、再送の対
象のメッセージを容易に特定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】個別選択呼出受信機の構成ブロック図である。
【図2】本受信機の制御部2の動作の一例を表すフロー
チャート図である。
【図3】本受信機の制御部2の動作の一例を表すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1…受信部、 2…制御部、 3…メモリ、 4…報知
部、 5…表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージを格納するメモリと、着信し
    たメッセージがメモリに格納できないと、メッセージを
    格納できないことを報知し、前記着信したメッセージを
    破棄する制御部とを有することを特徴とする個別選択呼
    出受信機。
  2. 【請求項2】 メッセージを格納するメモリと、着信し
    たメッセージが前記メモリに格納できないと、前記メモ
    リに当該メッセージの通し番号を格納し、メッセージを
    格納できないことを報知し、前記着信したメッセージの
    内容を破棄する制御部とを有することを特徴とする個別
    選択呼出受信機。
JP8327279A 1996-12-06 1996-12-06 個別選択呼出受信機 Pending JPH10174139A (ja)

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