JPH10172380A - キースイッチとキーボード - Google Patents

キースイッチとキーボード

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JPH10172380A
JPH10172380A JP8337177A JP33717796A JPH10172380A JP H10172380 A JPH10172380 A JP H10172380A JP 8337177 A JP8337177 A JP 8337177A JP 33717796 A JP33717796 A JP 33717796A JP H10172380 A JPH10172380 A JP H10172380A
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keyboard
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base mold
key
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Yasuo Otani
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/12Push-buttons
    • H01H3/122Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
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    • H01H3/122Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
    • H01H3/125Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報入力用のキースイッチとキーボードに関
し、キーボードとしての小型化とメンブレンシートの長
寿命化とを図る。 【解決手段】 メンブレンシートのスイッチング領域押
圧用の突起を備えたキートップと、該キートップ下方の
上記メンブレンシートに載置されたベースモールドと、
上記キートップが該ベースモールドに対して平行を保っ
て上下動し得るように該キートップとベースモールド間
に配されたリンク機構と、押下された上記キートップを
元位置に戻す弾性部材とを含んでなるキースイッチであ
って、前記弾性部材を、前記突起215aの先端面と対
応するように両端近傍で前記リンク機構213に懸張さ
れたシート214で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報入力用のキース
イッチとそれを備えたキーボードの構成に係わり、特に
キーボードとしての小型化とメンブレンシートの長寿命
化とを図ったキースイッチとキーボードに関する。
【0002】最近の情報技術の進展に伴って例えばノー
ト形のパーソナルコンピュータ(以下パソコンとする)
の如き携帯形のパソコンが普及しつつあるが、かかる携
帯形パソコンでは携帯時の利便性を考慮してパソコン延
いてはキーボードを如何に小型化するかが大きな課題と
なっている。
【0003】
【従来の技術】技術的背景を説明する図8はノート形パ
ソコンを概略的に説明する図であり、図9は従来のキー
スイッチの構成原理をキーボードとして説明する図、図
10は図9のキースイッチの動作を説明する図、図11
は他のキースイッチの構成をキーボード一部として説明
する図、図12は図11のキースイッチの動作を説明す
る図、図13は別のキースイッチの構成をキーボード一
部として説明する図、図14は図13のキースイッチの
動作を説明する図である。
【0004】図8でノート形パソコン1は、キーボード
12を収容する筐体本体11aと、液晶パネルの如き表
示装置19を収容する蓋体11bとからなるものであ
り、該蓋体11bは上記筐体本体11aの一辺に設けら
れたヒンジ11cによって所定角度αまで開閉し得るよ
うになっている。
【0005】そして該ノート形パソコン1では、キーボ
ード12に所定の配列で装着されている複数のキートッ
プ126を選択的に押圧操作したときに、押圧された該
キートップ126に対応する文字や記号が表示装置19
に表示されたり、また所要の処理結果が該表示装置19
に表示されるようになっている。
【0006】図9はかかるノート形パソコン1に使用さ
れるキーボード12を個々のキースイッチ周囲で切断し
て抽出した図である。すなわち図9でキーボード12
は、複数の所定位置にスイッチング領域121aを備え
て前記筐体本体11aの底板11a′に固定される通常
のメンブレンシート121と、該メンブレンシート12
1とほぼ同じ平面視サイズで上記スイッチング領域12
1aと対応するそれぞれ位置にフランジ付貫通孔122
aが形成された状態で該メンブレンシート上面と接して
位置するように上記筐体本体11aに固定される1個の
ベースモールド122と、該ベースモールド122の各
貫通孔位置ひいては上記メンブレンシート121の各ス
イッチング領域121aと対応するそれぞれの位置に配
置されるキースイッチ123とからなるものである。
【0007】なお上記フランジ付貫通孔122a周囲の
上記キートップ126とほぼ対応する領域が周壁122
bで囲まれてなる上記ベースモールド122は、該周壁
内部の四隅近傍に柱部122c-1と腕部122c-2がL
字形に繋がった状態のフック122cが該腕部122c
-2が外側を向いて対をなすように2個ずつ背中合わせに
突出して形成されている。
【0008】また上記キースイッチ123は、上記ベー
スモールド122のフランジ付貫通孔122aで位置決
め保持されて上記メンブレンシート121の上面に載置
されるゴムアクチュエータ124と、該ベースモールド
上面のゴムアクチュエータ近傍に着脱可能に装着される
2個のリンク125-1と125-2とからなるリンク機構
125、および該リンク機構125を介して上記ベース
モールド122に係止されるキートップ126とで構成
されている。
【0009】この内中空の逆椀形をなすゴムアクチュエ
ータ124は、開口外側の周辺には鍔124aが形成さ
れまた天井壁の内面には図示されない突起124bが形
成されてなるものであり、頭部124cを所要圧力で押
下したときの可逆的変形による上記突起124b先端の
押圧で上記メンブレンシート121の接点が接続され、
また該押下が解除されたときのゴム材の弾性による可逆
的変形の復旧によって該メンブレンシート121の接点
接続が解除されるようになっている。
【0010】そして、上記ベースモールド122のフラ
ンジ付貫通孔122aに該ゴムアクチュエータ124を
図示矢印Aのように底面(図では下)側から挿入した後
に該ベースモールド122を上記メンブレンシート12
1上に装着することで、該ベースモールド122を貫通
するゴムアクチュエータ124が該ベースモールド12
2に位置決め保持されて該メンブレンシート上に載置固
定できるようになっている。
【0011】また、平面視がコ字形で連結部125aの
長さa1 が上記ベースモールド122における2個のフ
ック間の間隔a2 より僅かに小さい上記リンク125-1
と125-2は、連結部125aの外側両サイドには上記
フック122cの腕部122c-2と底面122dとの間
に挿入し得る径の突起125bが形成され、また該連結
部125aに繋がるアーム125cの先端近傍外側両サ
イドには該突起125bとほぼ同じ径の突起125dが
形成されている。
【0012】このことは該リンク125-1と125-2
連結部外側両サイドに位置する各突起125bを矢印B
で示すように2個のフック122c間に挿入すること
で、該各リンク125-1と125-2が該突起125bを
中心として回動し得ることを示している。
【0013】更に、平面視サイズが角形で周面が角錐状
の斜面126aに形成されているこの場合のキートップ
126には、内側中央域に円形突起126bが突出して
形成され、また該円形突起近傍で上記ベースモールド1
22の各フック122cと対応するそれぞれの位置に、
上記各リンク125-1と125-2のアーム側突起125
dの嵌入で該突起125dを中心として回動できるよう
に該各リンク125と125-2を係止するフック126
cが破線Cで示すように形成されている。
【0014】このことは、各リンク125-1と125-2
のアーム側外側両サイドに位置する各突起125dを矢
印Dで示すように2個のフック126c間に挿入するこ
とで、該各リンク125-1と125-2が該突起125d
を中心として回動し得ることを示している。
【0015】そこで、先ずメンブレンシート121を筐
体本体11aの底面11a′上に装着する。次いで、例
えば該メンブレンシート121の各スイッチング素子1
21aの領域に上記ゴムアクチュエータ124を載置し
た状態でベースモールド122を筐体本体11aに固定
し、メンブレンシート121上の上記ゴムアクチュエー
タ124を該ベースモールド122によって位置決め保
持させる。
【0016】更に、2個の上記リンク125-1と125
-2を上述したように該ベースモールド122の各スイッ
チング領域に装着し、上記キートップ126のフック1
26cと該リンク125の突起125dとの嵌入で該キ
ートップ126を該リンク125を介してベースモール
ド122に係止することで、2個のリンク125-1と1
25-2からなるリンク125が備えられた複数のキース
イッチ123を有するキーボード12を図8のように構
成することができる。
【0017】この場合のキースイッチ123をキーボー
ド12にした状態で断面視した図10で、(10−1)
は非操作時の状態を示しまた(10−2)は押圧操作時
の状態を示している。
【0018】すなわち図の(10−1)で、キートップ
126は円形突起126bの先端面がゴムアクチュエー
タ124の頭部124cと接触した状態にあるが、この
状態ではリンク機構125の各突起125bと125d
がベースモールド122のフック122cとキートップ
126のフック126cとに保持されているので、キー
トップ126がリンク機構125を介してベースモール
ド123に係止されている。
【0019】なおこの時点でキーボード12としては、
上述したメンブレンシート121のスイッチング領域1
21aは図示の如く非接続状態にある。そこで該キート
ップ126を押下すると、円形突起126bがゴムアク
チュエータ124の頭部124cを押下して該ゴムアク
チュエータ124を可逆的に変形させるが、このとき上
述したリンク機構125の連結部側の突起125bはベ
ースモールド122の底面122dとフック122cの
腕部122c-2とに挟まれた状態で相互に開離する方向
に移動するので、ゴムアクチュエータ124の上述した
突起124bによる上記スイッチング領域121aの押
圧で該スイッチング領域121aが接続状態となる。
【0020】そして該キートップ126の押下が所定位
置に達した時点でゴムアクチュエータ124が反転変形
して(10−2)に示す状態となり、該キートップ12
6の押下操作が終了する。
【0021】また該キートップ126の押下操作を解除
すると、ゴムアクチュエータ124の弾性によって(1
0−1)に示す初期状態に復旧する。従って、キートッ
プ126を押下しまたは該押下を解除することで、スイ
ッチング領域121aでの接続とその解除が実現できる
キーボード12を構成することができる。
【0022】かかる構成になるキースイッチ123を備
えたキーボード12では、キートップ126自体がリン
ク機構125によってベースモールド122に係止され
ているので、キートップ周辺での押下で該キートップ1
26が傾いてもその後の上記ゴムアクチュエータ124
の可逆的反転によって該キートップ126自体がほぼ平
行に押し下げられることとなり、結果的に片押しによる
スイッチング領域121aでの接続不安定や接続不良が
抑制できるメリットがある。
【0023】以下、図11乃至図14で上述したゴムア
クチュエータ124を使用した従来の他のキースイッチ
をキーボードとして説明するが、いずれも図8で説明し
たノート形パソコン1に適用させる場合を例としている
ので、図9と図10で説明した上記キーボード12,キ
ースイッチ123と同じ対象部材や部位には同一の記号
を付すと共に重複する説明についてはそれを省略する。
【0024】図11は、図8で説明したノート形パソコ
ン1に使用される他のキーボードを図9同様に個々のキ
ースイッチ領域で切断して抽出した図である。すなわち
図11でキーボード13は、図9で説明したメンブレン
シート121と、ベースモールド122と、該ベースモ
ールド122の各フランジ付貫通孔位置ひいては上記メ
ンブレンシート121の各スイッチング領域121aと
対応するそれぞれの位置に配置されるキースイッチ13
1とからなるものである。
【0025】そしてこの場合のキースイッチ131は、
上記ベースモールド122のフランジ付貫通孔122a
で位置決め保持されて上記メンブレンシート121の上
面に載置保持される前記ゴムアクチュエータ124と、
該ベースモールド上面の上述した各フック122cに着
脱可能に装着される2個のギア付リンク132-1と13
-2からなるギア付リンク機構132、および該ギア付
リンク機構132を介して上記ベースモールド122に
係止されるキートップ133とで構成されている。
【0026】この内、平面視が前記リンク125と同様
のコ字形をなすこの場合のギア付リンク132-1と13
-2は、上記リンク125-1と125-2のアーム125
cの幅wを先端に行く程大きくすると同時にその先端面
を前記突起125dを中心とする円周面132aにした
上で、該円周面132a上に複数個(図では2個)のギ
ア歯132bを形成したものである。
【0027】またキートップ133は、図9で説明した
キートップ126における4個のフック126cの位置
のみが、上記2個のギア付リンク132-1と132-2
を各ギア歯132b同士が噛み合うように組み合わせた
ときの突起125dと対応するように形成されているも
のである。
【0028】このことは該各ギア付リンク132-1と1
32-2の連結部外側両サイドに位置する各突起125b
を、図9同様にベースモールド122の2個のフック1
22c間に嵌入することで該各リンク132-1と132
-2が該突起125bを中心として回動できると共に、該
各リンク132-1と132-2のアーム側外側両サイドに
位置する各突起125dを図9同様にキートップ133
の2個のフック126cに嵌入することで2個の該リン
ク132-1と132-2の各ギア歯132bが噛み合って
回動するギア付リンク機構132が構成できることを示
している。
【0029】そこで図9の場合と同様に、メンブレンシ
ート121を筐体本体11aの底面11a′上に装着し
た後、該メンブレンシート121の各スイッチング素子
領域に上記ゴムアクチュエータ124を載置した状態で
ベースモールド122を筐体本体11aに固定して該ゴ
ムアクチュエータ124をベースモールド122に位置
決め保持させる。
【0030】更に、2個の上記ギア付リンク132-1
132-2を上述したように該ベースモールド122に装
着し、上記キートップ133のフック126cと各ギア
付リンク132-1と132-2の突起125dとの嵌入で
該キートップ133を該ギア付リンク機構132を介し
てベースモールド122に係止することで、複数のキー
スイッチ131が備えられたキーボード13を図8のよ
うに構成することができる。
【0031】この場合のキースイッチ131を備えたキ
ーボード13を断面視した図12で、(12−1)は非
操作時の状態を示しまた(12−2)は押圧操作時の状
態を示している。
【0032】すなわち図の(12−1)で、キートップ
133は円形突起126bの先端面がゴムアクチュエー
タ124の頭部124cと接触した状態にあるが、この
状態ではギア付リンク機構132それぞれの各突起12
5bと125dがベースモールド122のフック122
cとキートップ133のフック126cに保持されてい
ると共に、該ギア付リンク機構132のギア歯132b
は互いに噛み合った状態にある。
【0033】従って、該キートップ133は該ギア付リ
ンク機構132を介してベースモールド123に係止さ
れたことになる。なおこの時点でキーボード13として
は、上述したメンブレンシート121のスイッチング領
域が非接続状態にあることは図10の場合と同様であ
る。
【0034】そこで上記キートップ133を押圧する
と、該ゴムアクチュエータ124が可逆的に変形して上
述したギア付リンク機構132の連結部側の突起125
bがベースモールド122の底面122dとフック12
2cの腕122c-2とに挟まれて相互に開離する方向に
移動するので、図11と同様にスイッチング領域121
aが接続して図(12−2)に示す状態にすることがで
きる。
【0035】なお該キートップ133の押圧操作を解除
すると、ゴムアクチュエータ124の弾性によって(1
2−1)に示す初期状態に復旧する。従って、図10の
場合と同様にキートップ133の押圧またはその解除で
スイッチング領域121aでの接続と解除が実現できる
キーボード13を構成することができる。
【0036】かかる構成になるキースイッチ131を備
えたキーボード13では、キートップ133の周辺を押
圧しても上記ギア付リンク機構132がギア歯132b
の噛み合いで同時に回動して常時キートップ133を平
行に上下動させることから、片押しによるスイッチング
領域121aでの接続不安定や接続不良を前記キースイ
ッチ123よりも更に減らせるメリットがある。
【0037】図11同様に個々のキースイッチ領域で切
断して抽出した図13で、キーボード14は、図9で説
明したメンブレンシート121と、ベースモールド14
1と、該ベースモールド141の各フランジ付貫通孔1
22aの位置ひいては上記メンブレンシート121の各
スイッチング領域121aと対応するそれぞれの位置に
配置されるキースイッチ142とからなるものである。
【0038】そしてこの場合のベースモールド141
は、図9で説明したベースモールド122における4個
のフック122cの内の片側で対をなす2個のフックの
腕部122c-2を他方のフック122cの腕部122c
-2と同じ方向に突出させた腕部141bとしたフック1
41aに変えたものであるが、その腕部141bは前記
リンク機構125の突起125bが位置決めできるよう
に先端を僅かに内側に突出して形成したものである。
【0039】また上記キースイッチ142は、上記ベー
スモールド141のフランジ付貫通孔122aで位置決
め保持される前記ゴムアクチュエータ124と、該ベー
スモールド上面の上述した各フック122cと141a
とに着脱可能に装着し得るパンダグラフ形リンク機構1
43、および該パンダグラフ形リンク機構143を介し
て上記ベースモールド141に係止されるキートップ1
47とで構成されている。
【0040】この内パンダグラフ形リンク機構143
は、それぞれが平面視がコ字形をなす第1のリンク14
4と第2のリンク145とをそれぞれのアーム144
a,145aのほぼ中間域で回動可能に係止させたもの
であり、それぞれの連結部144b,145bの外側両
サイドには図10で説明した突起125bが、また各ア
ーム144a,145aの先端近傍には図10で説明し
た突起125dを内側に突出させたものである。
【0041】また上記キートップ147は、図9で説明
したキートップ126における4個のフック126cの
みを、上記突起125dが該キートップ表面と平行する
方向に移動し得るような溝を備えた2対2個ずつのフッ
ク147a,147bに代えると共に、ベースモールド
141のフック141aと対応する側で対をなす2個の
フック147aは上記突起125dが位置決めできるよ
うに先端を僅かに内側に突出して形成したものである。
【0042】そして、該リンク143機構を構成する上
記各リンク144,145の突起125bをベースモー
ルド141のフック141aとフック122cとに嵌入
すると共に、該各リンク144,145の他の突起12
5dをキートップ147のフック147bとフック14
7aとに嵌入させることで、ベースモールド141とキ
ートップ147とを回動可能なパンダグラフ形リンク機
構143で係止させられるようになっている。
【0043】そこで図9の場合と同様に、メンブレンシ
ート121を筐体本体11aの底面11a′上に装着し
た後、該メンブレンシート121の各スイッチング領域
に上記ゴムアクチュエータ124を載置してからベース
モールド141を筐体本体11aに固定して該ゴムアク
チュエータ124をベースモールド141に位置決め保
持させる。
【0044】次いで上記パンダグラフ形リンク機構14
3をベースモールド141に装着すると共に上記キート
ップ147を該リンク機構143に装着して該キートッ
プ147とベースモールド141とを該リンク機構14
3を介して係止することで、複数のキースイッチ142
が備えられたキーボード14を図8のように構成するこ
とができる。
【0045】この場合のキースイッチ142を備えたキ
ーボード14を断面視した図14で、(14−1)は非
操作時の状態を示しまた(14−2)は押圧操作時の状
態を示している。
【0046】すなわち図の(14−1)で、キートップ
147は円形突起126bの先端面がゴムアクチュエー
タ124の頭部124cと接触した状態にあるが、この
状態ではパンダグラフ形リンク機構143の突起125
bがベースモールド141のフック141aにまた第2
のリンク145の突起125bがベースモールド141
のフック122cにそれぞれ嵌入されていると共に、第
1のリンク144の2個の突起125dがキートップ1
47のフック147bにまた第2のリンク145の各突
起125dがキートップ147のフック147aにそれ
ぞれ嵌入されている。
【0047】そこで、上記キートップ147を押圧する
と上記パンダグラフ形リンク機構143の第1のリンク
144の突起125dと第2のリンク145の突起12
5bとが共に矢印E方向に移動するが、このことは該リ
ンク機構143自体が低背化することを意味するので、
結果的にゴムアクチュエータ124が可逆的に変形して
図10と同様にスイッチング領域121aが接続して図
(14−2)に示す状態となる。
【0048】なお該キートップ147の押圧操作を解除
することで(14−1)に示す初期状態に復旧すること
は図10の場合と同様である。従って、キートップ14
7の押圧またはその解除でスイッチング領域121aで
の接続と解除が実現できるキーボード14を構成するこ
とができる。
【0049】かかるキースイッチ142を備えたキーボ
ード14では、図11で説明したキーボード13と同様
に、キートップ147への片押しによる接続不安定や接
続不良が抑制できるメリットがある。
【0050】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述したキーボ
ード12,13,14では、いずれも平面視サイズがメ
ンブレンシート121のスイッチング領域121aを越
える大きさの逆椀形のゴムアクチュエータ124を使用
しているため、メンブレンシートのスイッチング領域間
ピッチ、換言すればキートップ隣接間ピッチの縮小化に
制約が生じ、キーボードとしての小型化要求に対応しき
れないと言う問題があり、また上記ゴムアクチュエータ
124の開口側端面が常時メンブレンシートのスイッチ
ング領域周囲を押圧しているため継続した該押圧によっ
てメンブレンシート自体に変形や損傷を与えることがあ
ると言う問題があった。
【0051】
【課題を解決するための手段】上記課題は、メンブレン
シートのスイッチング領域押圧用の突起を備えたキート
ップと、該キートップ下方の上記メンブレンシートに載
置されたベースモールドと、上記キートップが該ベース
モールドに対して平行を保って上下動し得るように該キ
ートップとベースモールド間に配されたリンク機構と、
押下された上記キートップを元位置に戻す弾性部材とを
含んでなるキースイッチであって、前記弾性部材が、前
記突起の先端面と対応するように両端近傍で前記リンク
機構に懸張されたシートからなるキースイッチによって
解決される。
【0052】また、上記キースイッチが、整列してメン
ブレンシート上に配されているキーボードによって解決
される。従来のゴムアクチュエータをメンブレンシート
のスイッチング領域に対応する幅で懸張されたゴムシー
トに代えると、キーボードとしての小型化と継続した押
圧に伴うメンブレンシート自体の変形や損傷の抑制とを
同時に実現することができる。
【0053】そこで本発明では、懸張されたゴムシート
を介するキートップの押圧操作でメンブレンシートのス
イッチング領域を押圧し、また該押圧操作の解除に伴う
ゴムシートの弾性復帰で該押圧が解除し得るようにキー
スイッチを構成するようにしている。
【0054】このことは従来のゴムアクチュエータをメ
ンブレンシートのスイッチング領域に対応する幅で懸張
されたゴムシートに代えることから、メンブレンシート
のスイッチング領域間ピッチ換言すればキートップ隣接
間ピッチの縮小化が図れると共にメンブレンシートへの
継続した押圧がなくせることを意味する。
【0055】従って、キーボードとしての小型化要求に
対応し得ると同時にメンブレンシート自体の変形や損傷
にも対応させられるキースイッチとキーボードを実現す
ることができる。
【0056】
【発明の実施の形態】図1は本発明のキースイッチをキ
ーボード一部として説明する図、図2は図1のキースイ
ッチの動作を説明する図、図3は本発明の他のキースイ
ッチをキーボード一部として説明する図、図4は図3の
キースイッチの動作を説明する図、図5は本発明キース
イッチの押圧操作性を説明する図、図6はゴムシートの
応用例を説明する図、図7はゴムシートの他の応用例を
説明する図である。
【0057】なお、図では図11と図12で説明したキ
ースイッチに適用させた場合を例としているので、図1
1乃至図14と同じ対象部材や部位には同一の記号を付
すと共に重複する説明についてはそれを省略する。
【0058】図1は図9同様に個々のキースイッチ領域
で切断して抽出した図である。すなわち図1でキーボー
ド21は、図9で説明したメンブレンシート121と、
本発明に係わるベースモールド211と、該ベースモー
ルド211の上記貫通孔対応位置すなわち上記メンブレ
ンシート121の各スイッチング領域121aと対応す
るそれぞれの位置に配置されるキースイッチ212とか
らなるものである。
【0059】そしてベースモールド211は、図11ひ
いては図9で説明したベースモールド122におけるフ
ランジ付貫通孔122aをフランジのない貫通孔211
aに変えたものであり、その他の領域は上記ベースモー
ルド122と同等に形成されているものである。
【0060】またこの場合のキースイッチ212は、図
11で説明したギア付リンク機構132を構成する2個
のギア付リンク132-1と132-2とを各連結部125
aの厚さ方向片面(図では上面)に2個のゴムシート懸
張用突起213aを追加形成したギア付リンク213-1
と213-2に代えて構成したギア付リンク機構213
と、例えばシリコンラバーの如く弾性を有する短冊形の
ゴムシート214と、図11ひいては図9で説明したキ
ートップ126における円形突起126bのみを該突起
126bより長い円形突起215aに変えたキートップ
215とで構成されている。
【0061】そして上記ゴムシート214は、四隅に設
けた孔214aをギア歯132bを噛み合わせた状態の
上記ギア付リンク機構213のゴムシート懸張用突起2
13aに嵌入させることで、該ギア付リンク機構213
に懸張されるようになっている。
【0062】そこで図11の場合と同様に、メンブレン
シート121を筐体本体11aの底面11a′上に装着
した後、ベースモールド211の各貫通孔211aが該
メンブレンシート121の各スイッチング領域と合致す
る位置で該ベースモールド211を筐体本体11aに固
定する。
【0063】更に上記ギア付リンク機構213の各突起
125bを先ず上述したようにベースモールド211に
装着し、上記ゴムシート214を該ギア付リンク機構2
13に懸張させた後、該ギア付リンク機構213の各突
起125dを上述したようにキートップ215に係止す
ることで、複数のキースイッチ212が備えられたキー
ボード21を図8のように構成することができる。
【0064】この場合のキーボード21を断面視した図
2で、(2−1)は非操作時の状態を示しまた(2−
2)は押圧操作時の状態を示している。すなわち図の
(2−1)で、キートップ215の円形突起215aの
先端面には、ギア付リンク機構213に両端で懸張され
たゴムシート214が密着した状態にある。
【0065】そこで上記キートップ215を押圧する
と、上記円形突起215aの押下につれてゴムシート2
14が降下するが、同時に該ゴムシート214の両端が
ギア付リンク213-2の連結部125aの移動に伴って
開離することから、ゴムシート214としての張力が徐
々に増加しながら(2−2)に示す状態となる。
【0066】なお、該キートップ215の押圧操作を解
除するとゴムシート214としての弾性によってキート
ップ215が押し上げられるので、(2−1)に示す初
期状態に復旧する。
【0067】従って、キートップ215の押圧またはそ
の解除でスイッチング領域121aでの接続と解除が実
現できるキーボード21を図12の場合と同様に構成す
ることができる。
【0068】かかるキースイッチ212を備えたキーボ
ード21では、メンブレンシート121のスイッチング
領域121aにおける接続と解除を実現するゴムシート
214が該スイッチング領域121aの大きさに対応す
る幅で得られることから、上記ギア付リンク機構213
換言すれば2個のギア付リンク213-1と213-2の各
部肉厚を考慮することで、メンブレンシートのスイッチ
ング領域間ピッチひいてはキートップ隣接間ピッチの縮
小化が図れると共にメンブレンシートへのゴムシート2
14の継続した押圧をなくすことができる。
【0069】従って、キーボードとしての小型化要求に
対応し得ると同時にメンブレンシート自体の変形や損傷
にも対応させられるキースイッチとキーボードを実現す
ることができる。
【0070】なお、前記ベースモールド122に設けた
フランジ付貫通孔122aをフランジのない貫通孔21
1aに代えられることから、ベースモールド211とし
ての形成も容易化できるメリットがある。
【0071】図9同様に個々のキースイッチ領域で切断
して抽出した図3で、キーボード31は、前記メンブレ
ンシート121と、本発明に係わるベースモールド31
1と、該ベースモールド311の各貫通孔対応位置に配
置されるキースイッチ312とからなるものである。
【0072】そしてベースモールド311は、図13で
説明したベースモールド141におけるフランジ付貫通
孔122aをフランジのない貫通孔311aにしたもの
であり、その他の領域は上記ベースモールド141と同
等に形成されている。
【0073】またこの場合のキースイッチ312は、図
13で説明したパンダグラフ形リンク機構143の各連
結部144aの厚さ方向片面(図では上面)に2個のゴ
ムシート懸張用突起213aを追加形成したパンダグラ
フ形リンク機構313と、図1で説明したゴムシート2
14と、図13で説明したキートップ126における円
形突起126bのみを該突起126bより長い円形突起
314aに変えたキートップ314とで構成されてい
る。
【0074】そして上記ゴムシート214は、四隅に設
けた孔214aを該パンダグラフ形リンク313のゴム
シート懸張用突起213aに嵌入させることで、該パン
ダグラフ形リンク機構313の中央部に懸張されるよう
になっている。
【0075】そこで図13の場合と同様に、メンブレン
シート121を筐体本体11aの底面11a′上に装着
した後、ベースモールド311の各貫通孔311aが該
メンブレンシート121の各スイッチング素子領域と合
致する位置で該ベースモールド311を筐体本体11a
に固定する。
【0076】更に上記上記ゴムシート214が懸張され
たパンダグラフ形リンク機構313を図13で説明した
ようにベースモールド311に装着し、該ゴムシート2
14が円形突起314aの先端面に位置するように上記
キートップ314を図13同様に該パンダグラフ形リン
ク機構313に装着してキートップ314とベースモー
ルド311とを該形リンク機構313を介して係止する
ことで、複数のキースイッチ312が備えられたキーボ
ード31を図8同様に構成することができる。
【0077】この場合のキーボード31を断面視した図
4で、(4−1)は非操作時の状態を示しまた(4−
2)は押圧操作時の状態を示している。すなわち図の
(4−1)で、キートップ314の円形突起314aの
先端面には、パンダグラフ形リンク機構313によって
両端方向に懸張されたゴムシート214が密着した状態
にある。
【0078】そこで上記キートップ314を押圧する
と、上記円形突起314aの押下につれてゴムシート2
14が降下するが、同時に該パンダグラフ形リンク機構
313を構成する第1のリンク144と第2のリンク1
45の各連結部間に懸張されたゴムシート214が該連
結部の移動に伴って開離することから、ゴムシート21
4としての張力が徐々に増加しながら(4−2)に示す
状態となる。
【0079】なお、該キートップ314の押圧操作を解
除するとゴムシート214としての弾性によってキート
ップ314が押し上げられるので、(4−1)に示す初
期状態に復旧することは図2の場合と同様である。
【0080】従って、キートップ314の押圧またはそ
の解除でメンブレンシート121のスイッチング領域で
の接続と解除が実現できるキーボード31を図14の場
合と同様に構成することができる。
【0081】かかるキースイッチ312を備えたキーボ
ード31では、図2で説明したようにゴムシート214
が該スイッチング領域121aに対応する幅で得られる
ことから、上記パンダグラフ形リンク機構313の各部
肉厚を考慮することでキートップ隣接間ピッチの縮小化
が図れると共にメンブレンシートへのゴムシート214
の継続した押圧をなくすことができる等、図2のキーボ
ード21と同等の効果を得ることができる。
【0082】従って、キーボードとしての小型化要求に
対応し得ると同時にメンブレンシート自体の変形や損傷
にも対応させられる等、キースイッチとキーボードを実
現することができる。
【0083】なお前記ベースモールド141に設けたフ
ランジ付貫通孔122aをフランジのない貫通孔311
aにし得ることから、ベースモールド311としての形
成も容易化できるメリットが得られることも、図2の場
合と同様である。
【0084】本発明になるゴムシートを使用した場合の
操作性をグラフで説明する図5で、(A)は初期状態で
該ゴムシートが無負荷状態にある場合の測定値を例示
し、また(B)は初期状態で該ゴムシートが負荷状態に
ある場合の測定値を例示したものである。
【0085】なお(A),(B)共に、キートップの押
下速度を 20mm /min.、横軸Xを該キートップの押下距
離(mm) , 縦軸Yを押圧力(g) とし、それぞれ2個ずつ
の測定結果を示したものである。
【0086】そして図で示す如くキートップの押圧操作
中に、(A),(B)共に p1 で示す押圧力のピーク点
と押圧力低下点を示す p2 とを通る。このことは、キー
スイッチとキーボードを本発明の如く構成することでキ
ートップの押圧時に確実なスナップ感触が得られること
を示している。
【0087】従って、従来の逆椀形のゴムアクチュエー
タを使用した場合の押圧操作性を落とすことなく、キー
ボードとしての小型化とメンブレンシートへの継続した
押圧の抑制とを同時に実現することができる。
【0088】なお、上述したゴムシート214における
四隅の孔214aを該ゴムシート214の幅方向両サイ
ドから該孔位置まで切り込んだ切り込みに代えても同等
の効果が得られることを実験的に確認している。
【0089】ゴムシートとしての応用例を示した図6
は、図1で説明したゴムシート214を、その長手方向
中心域すなわち上述したキートップ215の円形突起2
15aの先端面と対応する領域の両面に、突出する凸部
217aと217bを追加して設けたゴムシート217
に代えたものである。
【0090】かかるゴムシート217を使用したキース
イッチとキーボードでは、キートップ押圧時のショック
が上記凸部217aと217bによって軽減されるメリ
ットがある。
【0091】なお上記凸部217aと217bとは、そ
の何れか片方のみを設けてもほぼ同等の効果が得られる
ことを実験的に確認している。またゴムシートとしての
別の応用例を示した図7は、図6で説明したゴムシート
217を、四隅の孔214aを両端方向各1箇所ずつの
2箇所に減らしたゴムシート218にしたものである。
【0092】かかるゴムシート218を使用したキース
イッチとキーボードでは、該ゴムシート218を装着す
るためにギア付リンクやパンダグラフ形リンクに設ける
ゴムシート懸張用突起213aの形成個数が減らせるこ
とから、かかる各リンク213や313の形成の容易化
とゴムシート214の装着の容易化が実現できるメリッ
トがある。
【0093】
【発明の効果】上述した如く本発明により、キーボード
としての小型化とメンブレンシートの長寿命化とを図っ
たキースイッチとキーボードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキースイッチをキーボード一部とし
て説明する図。
【図2】 図1のキースイッチの動作を説明する図。
【図3】 本発明の他のキースイッチをキーボード一部
として説明する図。
【図4】 図3のキースイッチの動作を説明する図。
【図5】 本発明キースイッチの押圧操作性を説明する
図。
【図6】 ゴムシートの応用例を説明する図。
【図7】 ゴムシートの他の応用例を説明する図。
【図8】 ノート形パソコンを概略的に説明する図。
【図9】 従来のキースイッチの構成原理をキーボード
として説明する図。
【図10】 図9のキースイッチの動作を説明する図。
【図11】 他のキースイッチの構成をキーボード一部
として説明する図。
【図12】 図11のキースイッチの動作を説明する
図。
【図13】 別のキースイッチの構成をキーボード一部
として説明する図。
【図14】 図13のキースイッチの動作を説明する
図。である。
【符号の説明】
11a′ 底板 21 キーボード 31 キーボード 121 メンブレンシート 121a スイッチング領域 125a 連結部 125b 突起 125d 突起 132b ギア歯 144 第1のリンク 144a 連結部 145 第2のリンク 211 ベースモールド 211a 貫通孔 212 キースイッチ 213 ギア付リンク機構 213-1,213-2 ギア付リンク 213a ゴムシート懸張用突起 214,217,218 ゴムシート 214a 孔 215 キートップ 215a 円形突起 217a,217b 凸部 217b 突起 311 ベースモールド 311a 貫通孔 312 キースイッチ 313 パンダグラフ形リンク機構 314 キートップ 314a 円形突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンブレンシートのスイッチング領域押
    圧用の突起を備えたキートップと、該キートップ下方の
    上記メンブレンシートに載置されたベースモールドと、
    上記キートップが該ベースモールドに対して平行を保っ
    て上下動し得るように該キートップとベースモールド間
    に配されたリンク機構と、押下された上記キートップを
    元位置に戻す弾性部材とを含んでなるキースイッチであ
    って、 前記弾性部材が、前記突起の先端面と対応するように両
    端近傍で前記リンク機構に懸張されたシートからなるこ
    とを特徴とするキースイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシートが、 前記突起の先端面と対応する領域に、少なくとも片面に
    突出する凸部を備えていることを特徴とするキースイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシートが、 ゴムからなり、 該シートに設けた孔で前記リンク機構に懸張されている
    ことを特徴とするキースイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のキースイッチが、整列し
    てメンブレンシート上に配されていることを特徴とする
    キーボード。
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