JPH10171813A - 情報検索方法及び装置 - Google Patents

情報検索方法及び装置

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JPH10171813A
JPH10171813A JP8330892A JP33089296A JPH10171813A JP H10171813 A JPH10171813 A JP H10171813A JP 8330892 A JP8330892 A JP 8330892A JP 33089296 A JP33089296 A JP 33089296A JP H10171813 A JPH10171813 A JP H10171813A
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JP
Japan
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reading
user
input
kanji
kana
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Pending
Application number
JP8330892A
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English (en)
Inventor
Kengo Fujioka
健吾 藤岡
Masahiro Oku
雅博 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH10171813A publication Critical patent/JPH10171813A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報検索処理装置に入力されたかな読みの元
の漢字表記を推測し、他読みを獲得する機能を持たせ、
利用者が希望する検索対象の漢字表記を読み誤ったかな
読みを入力した場合でも、利用者が望む検索対象を検索
することが可能な情報検索方法及び装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、利用者から入力されたかな読
みを受け取り、入力されたかなと同じ読みの漢字表記を
候補として抽出し、漢字表記の、入力されたかなとは異
なる他読みを取得し、取得した他読みと利用者が入力し
たかな読みとを検索条件として、データベースの検索を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報検索方法及び
装置に係り、特に、利用者の要求に応じて、利用者が欲
する情報を収めたデータベースを検索する情報検索方法
及び装置に関する。詳しくは、漢字の読みの曖昧性を考
慮してデータベースを検索する情報検索方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のかな読みを入力することにより、
情報を検索する情報検索装置では、利用者が検索対象の
漢字表記を読んで入力したかな読みと、データベースに
登録されている利用者の望む検索対象のかな読みとは異
なっている場合、以下の2つの方法によって漢字の読み
の曖昧性に対処している。
【0003】(1) 利用者に再度、かな読みの入力を
促すことにより、利用者自身が漢字の別のかな読みを入
力し直す。 (2) 人間のオペレータが、利用者が入力したかな読
みの元の漢字表記を利用者に確認し、オペレータがその
漢字を別の読み方に替えて検索を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報検索方法では、以下のような問題がある。前述
の(1)の情報検索方法は、利用者に再度、漢字を他の
かな読みに変えて入力してもらうため、利用者への負担
が大きく、また、利用者が正しいかな読みを入力しない
限り、利用者が希望する検索対象を検索結果として得る
ことができないという問題がある。
【0005】前述の(2)の情報検索方法は、オペレー
タ自身が、漢字表記を確認し、その漢字表記の複数のか
な読みで検索しなければならず、オペレータの稼働及び
精神的負担が大きい。本発明は、上記の点に鑑みなされ
たもので、情報検索処理装置に入力されたかな読みの元
の漢字表記を推測し、他読みを獲得する機能を持たせ、
利用者が希望する検索対象の漢字表記を読み誤ったかな
読みを入力した場合でも、利用者が望む検索対象を検索
することが可能な情報検索方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明は、利用者の検索要求
に対し、該利用者の希望する検索結果をデータベースか
ら取得する情報検索方法において、利用者から入力され
たかな読みを受け取り(ステップ1)、入力されたかな
と同じ読みの漢字表記を候補として抽出し(ステップ
2)、漢字表記の、入力されたかなとは異なる他読みを
取得し(ステップ3)、取得した他読みと利用者が入力
したかな読みとを検索条件として、データベースの検索
を行う(ステップ4)。
【0007】また、本発明は、抽出された漢字表記を利
用者に提示し、利用者に確認を求める。また、本発明
は、利用者に漢字表記の確認を求める際に、抽出された
漢字表記を、画面への出力または、音声による説明によ
って、利用者が入力したかな読みに対する元の漢字表記
であるか否かの入力を促す。
【0008】また、本発明は、漢字表記を候補として抽
出する際に、漢字表記と該漢字表記の可能な複数の読み
からなる同字異音データベースを入力されたかな読みに
よって検索し、入力された該読みの元の漢字表記を推測
する。また、本発明において、同字異音データベース
は、漢字表記と該漢字表記のいくつかの読みが登録さ
れ、入力されたかなとは異なる読み方を取得する際に、
同字異音データベースを検索して、入力されたかな読み
とは異なる読みを獲得する。
【0009】また、本発明は、利用者からの入力が一意
に確定できない場合に、該利用者からの入力に対応する
読みを該利用者に確認する。また、本発明は、入力され
たかな読みとは異なる他読みを取得した際に、データベ
ースを他読みのうち、どの読みで検索するかを利用者に
選択させる。
【0010】また、本発明は、利用者より入力されたか
な読みでデータベースを検索した結果、検索結果の中
に、該利用者が希望する検索結果が存在するかを調べ、
他読みにより、利用者が欲する情報を収めたデータベー
スの検索が既に行なわれたか否かを調べ、利用者から入
力したかな読みと、データベースを検索して獲得した元
の漢字の漢字表記と、他読みとを用いて、該利用者が欲
する情報を収めたデータベースを検索する。
【0011】また、本発明は、利用者が対象漢字の読み
を、読み誤って入力した際に、誤った読みを訂正し、デ
ータベースを検索する。図2は、本発明の原理構成図で
ある。本発明は、利用者の検索要求に対し、該利用者の
希望する検索結果をデータベースを検索して取得する情
報検索装置であって、利用者からかな読みの入力を受け
付ける入力手段1と、入力手段1により入力されたかな
読みから該かな読みに対応する漢字を推測する漢字表記
推測手段2と、入力手段1により入力されたかな読みと
は異なる漢字表記推測手段により推測された漢字に対応
する他読みを獲得する他読み獲得手段5と、入力手段1
により入力されたかな読み、または、他読み獲得手段5
から得た他読みに基づいてデータベース7を検索する検
索手段6と、検索手段6により検索された検索結果を利
用者に出力する検索結果出力手段8とを有する。
【0012】また、上記の漢字表記推測手段2は、漢字
表記と、該漢字表記の少なくとも1つの読みからなる同
字異音データベースを、入力されたかな読みで検索し、
入力された該かな読みに対応する漢字表記を推測する同
字異音データベース検索手段を含む。
【0013】また、本発明は、利用者に検索結果、検索
途中結果、入力された情報利用者に提示し、確認を促す
利用者確認手段を更に有する。また、上記の利用者確認
手段は、漢字表記推測手段2により推測された漢字表記
を利用者に確認する漢字表記確認手段を含む。
【0014】また、上記の漢字表記確認手段は、漢字表
記推測手段2により推測された漢字表記を、画面への出
力または音声による説明によって、利用者が入力したか
な読みに対応する漢字表記であるか否かを利用者に提示
する確認提示手段を含む。また、上記の他読み獲得手段
5は、漢字表記とそのいくつかの読みを登録した同字異
音データベースを検索することによって、入力されたか
な読みとは異なる他読みを獲得する手段を含む。
【0015】また、上記の利用者確認手段は、利用者か
らの入力が一意に確定できない場合に、該利用者からの
入力に対応するかな読みを該利用者に確認する入力確認
手段を含む。また、上記の利用者確認手段は、他読み獲
得手段5において獲得した元の漢字の複数の他読みの中
から、どのかな読みで利用者が欲する情報が格納されて
いるデータベースを再検索するかを、利用者に確認する
他読み確認手段を含む。
【0016】また、上記の利用者確認手段は、利用者が
入力したかな読みで検索した結果の中に、該利用者が希
望する検索結果が存在するかを利用者に問い合わせる検
索結果確認手段と、他読みによりデータベースを検索が
既に行われたかを問い合わせる他読み検索済み確認手段
とを含む。
【0017】また、上記の検索手段6は、入力手段1に
より取得したかな読みと、漢字表記推測手段2において
獲得した漢字表記と、他読み獲得手段5により取得した
他読みとを用いて、データベースを検索する複合検索手
段を含む。
【0018】また、上記の検索手段6は、検索対象の漢
字の読みを、利用者が読み誤って入力した場合に、誤っ
た該読みを訂正し、データベースを検索する訂正検索手
段を含む。上記のように、本発明では、利用者からのか
な読みの入力を受け取り、当該かな読みの元の漢字表記
を推測する。このとき、推測した漢字表記を利用者に確
認してもよい。
【0019】確認された漢字表記から入力されたかな読
みとは異なるかな読み、つまり、他読みを獲得する。獲
得された他読みと利用者が入力したかな読み、つまり、
利用者が希望する検索対象の漢字表記の複数のかな読み
を使って、利用者が欲する情報を収めたデータベースの
検索を行うことにより、利用者が望む検索対象を検索す
ることが可能となる。
【0020】つまり、漢字表記の持つかな読みには、曖
昧性があるため、利用者により入力されたかな読みを用
いて検索対象データベースを検索するよりも、漢字表記
を推測し、利用者により入力されたかな読み以外の他読
みを取得して、検索対象データベースを検索する方が利
用者が希望する情報を的確に検索することが可能とな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の情報検索装置に
基本構成を示す。同図に示す情報検索装置9は、入力部
1、漢字表記推測部2、同字異音データベース3、漢字
表記確認部4、他読み獲得部5、検索部6、検索対象デ
ータベース7、検索結果出力部8から構成される。
【0022】入力部1は、利用者からのかな読みの入力
を受け付け、漢字表記推測部2に転送する。漢字表記推
測部2は、入力部1で利用者から取得したかな読みか
ら、当該かな読みの元の漢字表記を推測する。
【0023】同字異音データベース3は、漢字表記とそ
の可能な複数の読みが格納されており、漢字表記推測部
2で取得した漢字表記をキーとして他読み獲得部5によ
り検索される。漢字表記確認部4は、漢字表記推測部2
で推測された複数の漢字表記の中から、利用者が希望す
る検索対象の漢字表記を、利用者に確認する。確認の方
法としては、ディスプレイ上に漢字表記を表示する、ま
たは、音声等により説明する方法が考えられる。
【0024】他読み獲得部5は、漢字表記確認部4にお
いて利用者により確認された漢字表記から同字異音デー
タベース3を検索して、当該漢字表記に対応する入力さ
れたかな読みとは異なる同字異音のかな読みを獲得す
る。検索部6は、他読み獲得部5と入力部1で取得した
入力されたかな読みの2つで検索対象データベース7を
検索する。
【0025】検索対象データベース7は、利用者が欲す
る情報が格納されている。検索結果出力部8は、検索部
6で獲得された検索結果を利用者へ出力する。図4は、
本発明の一連の情報検索動作を示すフローチャートであ
る。 ステップ101) 入力部1において、利用者からのか
な読みを受け付ける。
【0026】ステップ102) 漢字表記推測部2にお
いて、ステップ101で取得した利用者からのかな読み
に対応する漢字表記を、入力されたかな読みで同字異音
データベース3を検索することによって、利用者が希望
する検索対象の漢字表記を推測する。
【0027】ステップ103) 漢字表記確認部4で
は、ステップ102で推測された漢字表記が利用者の希
望する検索対象の漢字表記であるか否かを利用者に確認
する。つまり、推測された漢字表記を利用者のディスプ
レイ等の出力装置に出力し、利用者により、希望する漢
字表記であるか否かの回答を取得する。ここで、希望す
る漢字表記でない旨の回答があった場合には、漢字表記
推測部2で推測された複数の漢字表記のうち、次の漢字
表記を候補として、再度利用者に提示して確認を促す。
漢字表記が希望する旨の回答があった場合には、ステッ
プ104に移行する。
【0028】ステップ104) 他読み獲得部5におい
て、ステップ103において、利用者が希望すると判定
した漢字表記について、入力部1より入力されたかな読
みを用いて同字異音データベース3を検索し、利用者が
希望する検索対象の漢字表記の可能な複数の読みの中か
ら、利用者が入力したかな読みとは異なる読み、つま
り、他読みを取得する。
【0029】ステップ105) 検索部6において、ス
テップ101で入力部1より入力されたかな読みと、ス
テップ104において他読み獲得部5が取得した他読
み、つまり、1つの表記漢字に対応する入力されたかな
読みと、他読みを用いて検索対象データベース7を検索
する。
【0030】ステップ106) 検索結果出力部8にお
いて、ステップ105において、検索部6により検索さ
れた検索結果を利用者に出力する。 上記の処理フローにより、漢字表記の持つかな読みの曖
昧性を考慮しながら、利用者が望む検索対象を検索する
ことができる。
【0031】さらに、上記のステップ104または、
(及び)105において、検索した結果、1つの検索結
果も得られないような、利用者から入力されたかな読み
が一意に確定できない場合、例えば、本来、『むらか
み』と入力すべきところを、『そんじょう』とかな読み
が入力された場合に、ステップ104の他読みが検索さ
れない、または、ステップ105において検索結果が1
件も得られないような場合、利用者に入力されたかな読
みが正確であるか否かを確認してもらうため、利用者の
ディスプレイ上に確認を促すためのメッセージを表示す
ることも可能である。
【0032】また、上記のステップ104において、取
得した1つの漢字表記に対して複数の他読みが取得され
た場合に、どの読みで検索対象データベース7を検索す
るかを利用者に問い合わせることも可能である。利用者
により所望の他読みが選択された場合、当該他読みで検
索部6において、検索対象データベース7を検索するこ
とも可能である。
【0033】さらに、上記のステップ105において、
検索部6で検索された検索結果の中に利用者が希望する
検索結果があるか否かを、利用者に問い合わせ、希望す
る検索結果がない場合には、かな読みを再度入力するよ
うに、要求し、再入力されたかな読みで、表記漢字を推
測し、当該表記漢字から得られる他読みと、再入力され
たかな読みで、検索対象データベース7を再検索するよ
うにしてもよい。
【0034】また、ステップ104で取得された全ての
他読みで検索対象データベース7を検索したかを利用者
に問い合わせ、まだ、全ての他読みで検索していない場
合には、未検索の他読みで検索対象データベース7を検
索するようにしてもよい。さらに、ステップ101にお
いて、利用者が入力したかな読みが明らかに誤りである
と判定できる場合には、当該入力されたかな読みから推
測できる読みに訂正し、検索を行うようにしてもよい。
また、誤りであると判定された場合には、その旨を利用
者に通知し、再入力を促すようにしてもよい。
【0035】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を前述の図
4のフローチャートに沿って説明する。図5は、本発明
の一実施例の検索状況の例を示しており、具体的には、
利用者の望む検索対象の漢字表記『上谷』と、利用者が
入力部1に入力したかな読み『かみや』と、検索対象デ
ータベース7に登録されているかな読みを『うえたに』
とした場合の例である。
【0036】図6は、本発明の一実施例の同字異音デー
タベースの内容の例を示す。最初に、利用者が『上谷』
を『かみや』と読んだことにより、入力部1に『かみ
や』が入力される(ステップ101)。これにより、漢
字表記推測部2は、当該入力されたかな読み『かみや』
を受け取り、当該『かみや』をキーとして、図6に示す
同字異音データベース3を検索する。同字異音データベ
ース3の内容は、図6に示すとおりであるあので、『か
みや』に対応する漢字表記の候補として、図7に示すよ
うに、「神野」、「神矢」、「上野」、「上谷」を推測
する(ステップ102)。
【0037】次に、漢字表記確認部4は、漢字表記推測
部2で推測された漢字表記「神野」、「神矢」、「上
野」、「上谷」のうち、利用者の希望する検索対象の漢
字表記がどれであるのかを利用者に確認する(ステップ
103)。ここで、利用者によって確認されたのは、図
8に示すように、「上谷」である。
【0038】他読み獲得部5では、漢字表記確認部4で
獲得した漢字表記「上谷」により、同字異音データベー
ス3を検索する。同字異音データベース3の内容は、図
6に示した通りであるので、図9に示すように、他読み
として、“うえたに”、“じょうたに”の2つの読みを
獲得する(ステップ104)。
【0039】検索部7は、図10に示すように、入力部
1で獲得した利用者が入力したかな読み、「かみや」、
及び他読み獲得部5で獲得した他読み“うえたに”と
“じょうたに”を用いて、利用者の望む情報が格納され
ている検索対象データベース7を検索する(ステップ1
05)。これにより、検索部6で得られた検索結果を検
索結果出力部8が利用者に出力する(ステップ10
6)。
【0040】以上の処理により、図5に示すように利用
者の望む検索対象の漢字表記『上谷』に対して、利用者
の入力したかな読みが「かみや」であり、検索対象デー
タベース7に登録されているかな読みは「うえたに」で
あっても、検索に使われる読みは、図10のとおりであ
るので、利用者の望む検索対象「上谷」を、利用者の望
む検索対象以外の漢字表記「神野」、「神矢」、「上
野」に対する複数の他読み「かみの」、「かんの」、
「しんの」、「じんの」、「しんや」、「じんや」、
「うえの」を排除して、検索対象データベース7から検
索することができる。
【0041】また、利用者に漢字表記の確認を行わず、
複数の他読みが得られた場合に、獲得された他読み及び
入力されたかな読みで検索した結果、希望する検索結果
が得られたか否かを利用者に確認することにより、利用
者はまだ、希望する結果が得られていない場合には、候
補となっている他読みを指定することにより、別の検索
結果を得ることができる。さらに、検索結果が得られな
い場合には、入力されたかな読みが誤っている可能性が
あるので、訂正を利用者に要請することも可能である。
【0042】また、上記の実施例において、検索部6が
検索対象データベース7を検索する際に、入力されたか
な読みと他読みとを用いているが、この例に限定される
ことなく、検索対象データベース7に漢字表記も併せて
登録しておくことにより、検索する際のキーワードとし
て漢字表記も含めて検索することが可能であり、より的
確な検索が可能となる。
【0043】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0044】
【発明の効果】上述のように、本発明の情報検索方法及
び装置によれば、以下のような効果が得られる。 (1) 利用者の入力したかな読みが、データベースに
登録されている利用者の望む検索対象のかな読みとは異
なっていた場合でも、検索対象の漢字表記を他のかな読
みに変換して、利用者に再度入力してもらうことなく、
利用者が希望する検索対象を検索結果として得ることが
できる。
【0045】(2) また、入力者に漢字表記を確認さ
せることにより、利用者が入力したかな読みに対して、
考えられる複数の漢字表記が持つ全てのかな読みを用い
てデータベースを検索するのではなく、利用者が希望す
る検索対象の漢字表記の読みに対する複数のかな読みで
データベースを検索する。この結果、利用者が希望する
検索対象の漢字表記に対するかな読みを持つ候補のみを
検索結果として得ることができる。
【0046】(3) オペレータを介することなく、利
用者の希望する検索対象の漢字表記を特定し、その漢字
表記の複数のかな読みでデータベースを検索することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の情報検索装置の基本構成図である。
【図4】本発明の一連の情報検索動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の一実施例の検索状況の例である。
【図6】本発明の一実施例の同字異音データベースの内
容例である。
【図7】本発明の一実施例の漢字表記推測部で推測され
た漢字表記の例である。
【図8】本発明の一実施例の漢字表記確認部で獲得した
漢字表記の例である。
【図9】本発明の一実施例の他読み獲得部で獲得された
他読みの例である。
【図10】本発明の一実施例の検索部で検索に使われる
かな読みの例である。
【符号の説明】
1 入力部、入力手段 2 漢字表記推測部、漢字表記推測手段 3 同字異音データベース 4 漢字表記確認部 5 他読み獲得部、他読み獲得手段 6 検索部、検索手段 7 検索対象データベース、データベース 8 検索結果出力部、検索結果出力手段 9 情報検索装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の検索要求に対し、該利用者の希
    望する検索結果をデータベースから取得する情報検索方
    法において、 前記利用者から入力されたかな読みを受け取り、 前記入力されたかなと同じ読みの漢字表記を候補として
    抽出し、 前記漢字表記の、入力された前記かなとは異なる他読み
    を取得し、 取得した前記他読みと前記利用者が入力した前記かな読
    みとを検索条件として、前記データベースの検索を行う
    ことを特徴とする情報検索方法。
  2. 【請求項2】 前記抽出された漢字表記を前記利用者に
    提示し、 前記利用者に確認を求める請求項1記載の情報検索方
    法。
  3. 【請求項3】 前記利用者に前記漢字表記の確認を求め
    る際に、 抽出された前記漢字表記を、画面への出力または、音声
    による説明によって、前記利用者が入力したかな読みに
    対する元の漢字表記であるか否かの入力を促す請求項2
    記載の情報検索方法。
  4. 【請求項4】 前記漢字表記を候補として抽出する際
    に、 前記漢字表記と該漢字表記の可能な複数の読みからなる
    同字異音データベースを前記入力されたかな読みによっ
    て検索し、入力された該読みの元の漢字表記を推測する
    請求項1記載の情報検索方法。
  5. 【請求項5】 前記同字異音データベースには、漢字表
    記と該漢字表記のいくつかの読みが登録され、 前記入力されたかなとは異なる読み方を取得する際に、
    前記同字異音データベースを検索して、入力された前記
    かな読みとは異なる読みを獲得する請求項1及び4記載
    の情報検索方法。
  6. 【請求項6】 前記利用者から入力されたかな読みが一
    意に確定できない場合に、該利用者からの該かな読みを
    該利用者に確認する請求項1及び5記載の情報検索方
    法。
  7. 【請求項7】 入力された前記かな読みとは異なる他読
    みを取得した際に、 前記データベースを前記他読みのうち、どの読みで検索
    するかを前記利用者に選択させる請求項1記載の情報検
    索方法。
  8. 【請求項8】 前記利用者より入力された前記かな読み
    で前記データベースを検索した結果、検索結果の中に、
    該利用者が希望する検索結果が存在するかを調べ、 前記他読みにより、前記利用者が欲する情報を収めたデ
    ータベースの検索が既に行なわれたか否かを調べ、 前記利用者から入力した前記かな読みと、前記データベ
    ースを検索して獲得した元の漢字の漢字表記と、前記他
    読みとを用いて、該利用者が欲する情報を収めた前記デ
    ータベースを検索する請求項1、3及び7記載の情報検
    索方法。
  9. 【請求項9】 前記利用者が対象漢字の読みを、読み誤
    って入力されていることを検出した場合には、誤った読
    みを訂正し、前記データベースを検索する請求項1及び
    8記載の情報検索方法。
  10. 【請求項10】 利用者の検索要求に対し、該利用者の
    希望する検索結果をデータベースを検索して取得する情
    報検索装置であって、 前記利用者からかな読みの入力を受け付ける入力手段
    と、 前記入力手段により入力された前記かな読みから該かな
    読みに対応する漢字を推測する漢字表記推測手段と、 前記入力手段により入力されたかな読みとは異なる前記
    漢字表記推測手段により推測された漢字に対応する他読
    みを獲得する他読み獲得手段と、 前記入力手段により入力された前記かな読み、または、
    他読み獲得手段から得た前記他読みに基づいて前記デー
    タベースを検索する検索手段と、 前記検索手段により検索された検索結果を前記利用者に
    出力する検索結果出力手段とを有することを特徴とする
    情報検索装置。
  11. 【請求項11】 前記漢字表記手段は、 前記漢字表記と、該漢字表記の少なくとも1つの読みか
    らなる同字異音データベースを、入力された前記かな読
    みで検索し、入力された該かな読みに対応する漢字表記
    を推測する同字異音データベース検索手段を含む請求項
    10記載の情報検索装置。
  12. 【請求項12】 前記利用者に検索結果、検索途中結
    果、入力された情報利用者に提示し、確認を促す利用者
    確認手段を更に有する請求項10記載の情報検索装置。
  13. 【請求項13】 前記利用者確認手段は、 前記漢字表記推測手段により推測された前記漢字表記を
    前記利用者に確認する漢字表記確認手段を含む請求項1
    2記載の情報検索装置。
  14. 【請求項14】 前記漢字表記確認手段は、 前記漢字表記推測手段により推測された前記漢字表記
    を、画面への出力または音声による説明によって、前記
    利用者が入力した前記かな読みに対応する漢字表記であ
    るか否かを利用者に提示する確認提示手段を含む請求項
    13記載の情報検索装置。
  15. 【請求項15】 前記他読み獲得手段は、 前記漢字表記とそのいくつかの読みを登録した前記同字
    異音データベースを検索することによって、入力された
    前記かな読みとは異なる他読みを獲得する手段を含む請
    求項10記載の情報検索装置。
  16. 【請求項16】 前記利用者確認手段は、 前記利用者からの入力が一意に確定できない場合に、該
    利用者からの入力に対応するかな読みを該利用者に確認
    する入力確認手段を含む請求項12記載の情報検索装
    置。
  17. 【請求項17】 前記利用者確認手段は、 前記他読み獲得手段において獲得した元の漢字の複数の
    他読みの中から、どのかな読みで利用者が欲する情報が
    格納されている前記データベースを再検索するかを、前
    記利用者に確認する他読み確認手段を含む請求項12記
    載の情報検索装置。
  18. 【請求項18】 前記利用者確認手段は、 前記利用者が入力した前記かな読みで検索した結果の中
    に、該利用者が希望する検索結果が存在するかを利用者
    に問い合わせる検索結果確認手段と、 前記他読みにより前記データベースを検索が既に行われ
    たかを問い合わせる他読み検索済み確認手段とを含む請
    求項12及び17記載の情報検索装置。
  19. 【請求項19】 前記検索手段は、 前記入力手段により取得した前記かな読みと、前記漢字
    表記推測手段において獲得した前記漢字表記と、前記他
    読み獲得手段により取得した前記他読みとを用いて、前
    記データベースを検索する複合検索手段を含む請求項1
    0記載の情報検索装置。
  20. 【請求項20】 前記検索手段は、 検索対象の漢字の読みを、前記利用者が読み誤って入力
    した場合に、誤った該読みを訂正し、前記データベース
    を検索する訂正検索手段を含む請求項10記載の情報検
    索装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07230472A (ja) * 1994-02-16 1995-08-29 Shisuin Net:Kk 人名誤読補正方法

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