JPH07230472A - 人名誤読補正方法 - Google Patents

人名誤読補正方法

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JPH07230472A
JPH07230472A JP6019249A JP1924994A JPH07230472A JP H07230472 A JPH07230472 A JP H07230472A JP 6019249 A JP6019249 A JP 6019249A JP 1924994 A JP1924994 A JP 1924994A JP H07230472 A JPH07230472 A JP H07230472A
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JP
Japan
Prior art keywords
kanji
name
reading
search
person
Prior art date
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Pending
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JP6019249A
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English (en)
Inventor
Yoshio Nakayama
好雄 中山
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SHISUIN NET KK
Original Assignee
SHISUIN NET KK
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Publication date
Application filed by SHISUIN NET KK filed Critical SHISUIN NET KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検索システムの検索条件として人名の読みや
漢字を入力する場合に、ユーザの入力した人名の読みや
漢字を正しいものに補正、誘導することにより、検索漏
れを防止する。 【構成】 検索のための読みまたは漢字が入力される
と、いずれが入力されたか否かを判別した後、人名よみ
がな・漢字対応テーブルと人名漢字・よみがな対応テー
ブルの両方を連続して参照し、それらのテーブルサーチ
で得られた読みまたは漢字を全て検索プログラムに渡
す。それにより、誤った読みおよび漢字を正しいものに
補正することができ、その結果、検索漏れがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、姓名辞書を用いて、ユ
ーザが入力した人名の読みや漢字を正しいものに補正す
ることができる人名誤読補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイレクトメールを扱う会社
や、多くの人名を扱う会社および役所等では、顧客デー
タベース等の検索システムの検索条件として、人名の読
みあるいは人名の漢字を検索用コンピュータに入力し
て、住所や関連事項のデータを読み出していた。しか
し、読みが難しい人名や、難しい漢字を使用した人名
を、誤った読みあるいは漢字を検索システムに入力した
場合には、検索が失敗するか、あるいは正しいデータが
得られない。ところで、検索システムで問題となる点
は、本来不要なデータであるノイズが取り出されること
と、本来必要であるデータが漏れてしまうことである。
例えば、ユーザが『カワノ』と入力した場合、正しくは
『川野』さんのデータを検索したいにもかかわらず、
『河野』さんのデータが読み出されてしまうことがあ
り、この場合には必要なデータが漏れてしまう。また、
『河野』さん,『川野』さん,『川埜』さん,『河埜』
さんのデータが読み出された場合には、必要な『川野』
さんのデータ以外はノイズとなってしまう。人名を扱う
システムの場合、一般には検索漏れの方が差し支えがあ
り、必要な人名のデータが得られないと重大な問題とな
る。これに対して、検索ノイズの方は、それらの中から
正しい必要なものだけを抽出すればよいので、それほど
問題とはならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、人名の読
みや漢字を入力して、顧客データベース等から検索シス
テムで必要な顧客等のデータを得る場合、誤った読みや
誤った漢字を入力することによる検索漏れが最も問題と
なる。検索漏れに対する従来の処置としては、ユーザに
よる人名の読みや漢字の入力を再度、再々度繰り返し行
うことであった。すなわち、ユーザが最初『カワノ』と
入力して、『河野』さんのデータを取り出したい場合
に、検索結果として『河埜』さんのデータが読み出され
たならば、ここで初めて読みが誤っていたことを知り、
再度、ユーザが『コウノ』を入力する。再度、正しい人
名のデータが得られないときには、再々度、ユーザが読
みを入力することにより正しい人名を得ていた。しかし
ながら、この方法では、操作回数が多くなり、検索に時
間がかかってしまう。誤り易い人名は多く、例えば『投
野』という人名は、『トウノ』,『ナゲノ』等の読み方
がある。上記の例では、氏名のみの読みと漢字を入力す
る場合を考えたが、実際には氏名および名前の両方を入
力する場合が多いと思われる。また、氏名だけの場合で
も、2文字の漢字だけとは限らず、3文字以上の漢字で
ある場合も考えられる。このように、漢字の字数が多く
なればなるほど、誤った読みを入力する場合が多くな
る。本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、
検索システムの検索条件として人名の読みや漢字を入力
する場合に、ユーザの入力した人名の読みや漢字を正し
いものに補正、誘導することができ、検索漏れを防止す
ることが可能な人名誤読補正方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の人名誤読補正方法は、(イ)検索条件とし
てユーザが入力した‘よみ’または‘漢字’のいずれか
を判別し、人名よみがな・漢字対応テーブル(17)と
人名漢字・よみがな対応テーブル(18)をこの順序ま
たは逆の順序で参照することにより、入力された‘よ
み’または‘漢字’を用いて各テーブルをサーチし、サ
ーチにより得られた‘漢字’または‘よみ’の全てを検
索プログラム(16)に検索条件として渡すことを特徴
としている。また、(ロ)テーブル(17,18)のサ
ーチにより得られた‘漢字’または‘よみ’の全てを、
検索プログラム(16)に渡す代りに、中台韓国語人名
変換システム(24)に渡し、中台韓国語人名変換シス
テム(24)により、中国語、台湾語、韓国語の‘よ
み’から人名の漢字を抽出することも特徴としている。
さらに、(ハ)テーブルサーチを行う前に、人名誤読補
正処理を行うか否かをユーザに選択させる過程を設ける
ことも特徴としている。
【0005】
【作用】本発明においては、姓名辞書を用いることによ
り、ユーザの入力した人名の読みや漢字を、正しい読み
や漢字に補正し、誘導することにより、正しい検索条件
により検索を行う。そのため、ユーザが入力した‘よ
み’または‘漢字’を判別した後、姓名辞書をテーブル
化した人名よみがな・漢字対応テーブル、および人名漢
字・よみがな対応テーブルを参照することにより、入力
された‘よみ’または‘漢字’でサーチし、得られた
‘漢字’または‘よみ’の全てを検索プログラムの検索
条件として渡す。また、本発明の人名誤読補正システム
を中台韓国語人名変換システムと組み合わせることによ
って、中国、台湾、および韓国の人名を直感的に思い浮
ぶ読み方や、日常業務で使用される方言的な読み方を入
力するだけで、正しい目的の語の字体に変換することが
でき、それを検索条件として検索する場合には、漏れの
ない検索が可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の人名誤読補正方法を検索シ
ステムに適用した場合の人名誤読補正システムの説明図
である。図1において、11はユーザが検索条件として
読みまたは漢字を入力するキーボードおよび操作ガイド
のための表示を行うディスプレイからなる入出力装置、
12は人名誤読補正システムと検索プログラム等が組み
込まれたコンピュータ、15は本発明における人名誤読
補正システム、16は従来より使用されている検索のた
めの検索プログラム、17は人名誤読補正システム15
に接続された人名よみがなから漢字に変換するための人
名よみがな・漢字対応テーブル、18は同じく人名誤読
補正システム15に接続された人名漢字からよみがなに
変換する人名漢字・よみがな対応テーブル、19は検索
プログラム等16を実行するコンピュータに接続されて
いるデータベース、171は人名よみがな・漢字対応テ
ーブルの詳細なフォーマット、181は人名漢字・よみ
がな対応テーブルの詳細なフォーマットである。
【0007】人名誤読補正システム15に接続されてい
る人名よみがな・漢字対応テーブル17、および人名漢
字・よみがな対応テーブル18は、いずれも姓名辞書の
内容をテーブル化したものである。姓名辞書は、市販さ
れているものをメモリに読み込んでテーブルにすること
ができる。市販されている姓名辞書では、約7件分の
姓、約10万件分の名について、よみがなと漢字が掲載
されている。この程度の人数分をテーブル化しても容量
は数メガバイトであり、現在のコンピュータシステムで
は、容量面、性能面、コスト面から大きな負担はない。
図1の太線矢印は、処理の順序を示すものである。この
太線矢印に沿って、人名誤読補正システムの動作を説明
する。先ず、(1)ユーザがよみがなを入力し、人名誤
読補正を行ってからデータベースを検索する例を説明す
る。入出力装置11からユーザが『カワノ』と入力する
と、人名誤読補正システム15は入力されたよみがな
『カワノ』を人名よみがな→漢字テーブル17を参照す
ることにより、よみがなから漢字に変換する。フォーマ
ット171に示すように、『よみがな』をキーとして漢
字を参照すると、『川野』,『河野』,『河埜』の3つ
に変換される。人名誤読補正システム15は、次に人名
よみがな→漢字テーブル17で変換された『川野』,
『河野』,『河埜』をキーとして人名漢字・よみがな対
応テーブル18を参照する。これにより、『川野』は
『カワノ』に、『河野』は『カワノ』と『コウノ』に、
また『河埜』は『カワノ』と『コウノ』に、それぞれ変
換される。結局、ユーザが入力した『カワノ』は『カワ
ノ』と『コウノ』に補正された形で、次のプロセッサに
入力され、検索プログラムにかけられる。このように、
人名誤読補正システム15は、『カワノ』と『コウノ』
に自動展開して検索プログラムに入力することにより、
検索漏れを防止することができる。検索プログラム16
は、『カワノ』と『コウノ』をキーワードとしてデータ
ベース19を検索する。
【0008】次に、(2)ユーザが『川野』と漢字を入
力した場合には、人名誤読補正システム15は前述の
(1)とは逆に人名漢字・よみがな対応テーブル18を
先に参照した後に、人名よみがな・漢字対応テーブル1
7を参照する。すなわち、先ず入力された『川野』をキ
ーとして人名漢字・よみがな対応テーブル18を参照す
ることにより、『カワノ』に変換する。人名誤読補正シ
ステム15は、次に、この『カワノ』をキーとして人名
よみがな・漢字対応テーブル17を参照することによ
り、『川野』,『河野』,『河埜』に変換する。そし
て、『川野』,『河野』,『河埜』を次段の検索用プロ
セッサに転送して検索プログラムにかける。このように
して、入力された『川野』は、『川野』,『河野』,
『河埜』に自動展開されて検索されることになる。次
に、(3)本実施例においては、この人名誤読補正シス
テム15を使用すると、検索の量が多くなりかねないの
で、この機能を使用するか否かを最初に選択することが
できるようにする。例えば、事前に正確な名前を知って
いるデータについてデータベースを検索する場合や、漏
れが生じるおそれがないか、生じても差し支えない場合
には、人名誤読補正システム15の使用を省略する。
【0009】図2は、本発明の一実施例を示す人名誤読
補正方法の動作フローチャートである。 図2では、人
名よみがな・漢字対応テーブルを(A)とし、人名漢字
・よみがな対応テーブルを(B)としている。先ず、前
処理として本方法のON/OFFを決定する。つまり、
人名誤読補正システム15を使用するか否かを決定する
(ステップ100)。OFFであれば、検索目的の人名
を入力し(ステップ100−1)、その検索目的の人名
をそのまま検索プログラムに検索条件として渡す。ON
であれば、検索目的の人名を入力し(ステップ10
1)、入力した文字は‘よみ’(ひらがな/カタカナ)
であるか否かを判別し(ステップ102)、そうであれ
ば、(A)のテーブル、つまり人名よみがな・漢字対応
テーブル17をサーチする(ステップ103)。(A)
のテーブルに該当する‘よみ’があったときには(ステ
ップ104)、(A)のテーブルにより得られた‘漢
字’の全てを用いて(B)のテーブルをサーチする(ス
テップ105)。(B)のテーブルに該当する‘漢字’
があれば(ステップ106)、(B)のテーブルサーチ
により得られた‘よみ’の全てを検索プログラムに検索
条件として渡す(ステップ107)。そして、入力した
文字をクリアし、処理を終了する(ステップ108)。
【0010】一方、ステップ102において、入力した
文字が‘よみ’(ひらがな/カタカナ)でない場合に
は、入力した文字が‘漢字’であるか否かを判別する
(ステップ109)。これにより、英数文字は除かれ
る。漢字であれば、先ず(B)のテーブルをサーチする
(ステップ110)。(B)のテーブルに該当する‘漢
字’がある場合には(ステップ111)、(B)のテー
ブルサーチにより得られた‘よみ’(ひらがな/カタカ
ナ)の全てを用いて(A)のテーブルをサーチする(ス
テップ112)。次に、(A)のテーブルに該当する
‘よみ’があるならば(ステップ113)、(A)のテ
ーブルサーチにより得られた‘漢字’の全てを検索プロ
グラムに検索条件として渡す(ステップ114)。そし
て、入力した文字をクリアし、最初のステップ101に
戻る(ステップ108)。一方、ステップ104におい
て(A)のテーブルに該当する‘よみ’がない場合、あ
るいはステップ106において(B)のテーブルに該当
する‘漢字’がない場合、あるいはステップ109にお
いて入力した文字が‘漢字’でない場合、あるいはステ
ップ111において(B)のテーブルに該当する‘漢
字’がない場合、あるいはステップ113において
(A)のテーブルに該当する‘よみ’がない場合には、
いずれもステップ115に分岐して、入力された文字を
そのまま検索条件として検索プログラムに渡す。検索プ
ログラムに渡した後は、入力した文字をクリアし、処理
を終了する(ステップ108)。
【0011】図3は、本発明の応用例を示すもので、人
名誤読補正システムを中台韓国語人名変換システムに組
み込んだ場合を示すブロック図である。ところで、本出
願人は平成5年11月30日付けで中国、台湾および韓
国語の人名を、それぞれの言語に対する正式な読み方、
および日本式権威読みについての知識がなくても、目的
の外国語に変換できる人名変換システムを出願した(特
願平5−299793号明細書および図面参照)。上記
システムでは、近年、非常に多くなった外国人、特に中
国人、台湾人、および韓国人の人名を正しく業務処理用
プロセッサに入力できるようにする。そのために、業務
処理用プロセッサに中台韓国語人名変換辞書26を接続
したフロントエンドプロセッサ24を組み込んで、予め
正しい人名の文字字体を決定する。すなわち、フロント
エンドプロセッサ24に接続された中台韓国語人名変換
辞書26を参照することにより、人名に使用された漢字
等の読みをキーとしてその読みに一致する表記(旧体漢
字、簡体字、繁体字、およびハングル文字)を抽出し、
一致した表記の全てをディスプレイ画面27に一覧表示
する。次に、この中から該当表記があるか否かをユーザ
が判定し、あればその表記を人名を形成する文字に確定
する。これにより、中国、台湾および韓国の言語の知識
がなくても、また日常業務で使用されている方言的な読
みや、直感的に思い浮かぶ読みからも、目的の人名の文
字を選択して、ワードプロセッサや業務処理用プロセッ
サに入力することができるので、外国人の人名を扱う役
所や企業ではその利用価値が大である。
【0012】本応用例では、図3に示すように、中台韓
国語人名変換システムのフロントエンドプロセッサ24
の前段に本発明の人名誤読補正システム15を組み込
む。人名誤読補正システム15には、図1と同じように
人名よみがな・漢字対応テーブル17および人名漢字・
よみがな対応テーブル18が接続されている。フロント
エンドプロセッサ24に接続されている標準日本語変換
辞書25には、従来より用いられているような日本語の
表示(漢字)とそれに付随する読み(訓読みおよび音読
み)が記述された標準テーブルが格納されている。ま
た、中台韓国語変換辞書26には、中国、台湾および韓
国の国語での人名に使用される字体表示(旧体漢字、簡
体字、ハングル、繁体字)と日本語の仮名に相当するピ
ンイン、日本式権威読み、方言読み1、方言読み2、方
言読み3等が記述された変換テーブルが格納されてい
る。さらに、フォントファイル28は、該当する文字に
相当する18ドット×18ドットの‘1’,‘0’パタ
ーンが格納されている。このフォントファイル28の変
換テーブル内は、中国語、台湾語、および韓国語の各テ
ーブル区分に分割されており、該当する国語を指定する
場合には切換えコードにより各区分に切換えられる。
【0013】図4は、図3における動作フローチャート
である。先ず、前処理として本方法のON/OFFを決
定する(つまり、人名誤読補正システム15を使用する
か否かを決定する)(ステップ200)。ONであれ
ば、図2に示した本発明の動作フローを実行する(ステ
ップ201)。ただ、図2では、(A)および(B)の
テーブルサーチで得られた‘よみ’または‘漢字’を検
索プログラムに渡しているが、ここでは検索プログラム
の代りに中台韓国語人名変換システムのフロントエンド
プロセッサ24に渡す。フロントエンドプロセッサ24
では、図4に示すように、中台韓入力モードであるか否
かによりモード設定を行い(ステップ202)、中台韓
入力モードでなければ、日本人の人名であるから、標準
日本語変換辞書25を検索する(ステップ220)。一
方、中台韓入力モードであれば、中台韓国語変換辞書2
6をオープンする(ステップ203)。
【0014】次に、変換テーブルの登録された読みをト
レースする(ステップ204)。すなわち、該当する読
みを検索するのであるが、読みのトレースの順序は、方
言読み3,方言読み2,方言読み1をトレースし、日本
式権威読み、ピンインの順にトレースしてもよく、また
その逆の順序でトレースしてもよい。次に、登録された
読みがあるか否かを判定し(ステップ205)、なけれ
ば変換しない(ステップ210)。一方、登録された読
みがあれば、中台韓フォントファイル28をオープンす
る(ステップ206)。次に、コード体系を切り換える
ために、文字コード列の先頭に切換えコードを挿入し
て、中国語、台湾語、あるいは韓国語のいずれかの区分
に切換える(ステップ207)。次に、読みに一致した
全ての表記の文字コードを中台韓フォントファイル28
に入力することにより、各文字コードを対応するフォン
トパターンにそれぞれ変換する。そして、ヒットした表
記の一覧表示を行う(ステップ208)。ユーザに対し
て、ディスプレイ画面上の一覧表示の中で、該当する表
記があるか否かを判定する(ステップ209)。なけれ
ば、変換しない(ステップ210)。一方、該当する表
記があれば、その表記を選択した後に、正しい人名であ
ることを確定する(ステップ211)。そして、最初に
戻って、次の読みのモード設定動作を行う(ステップ2
02)。
【0015】このように、本発明の人名誤読補正システ
ム15を中台韓国語人名変換システムに適用することに
より、中国、台湾、および韓国等、漢字を使用する文化
圏での同種システムにおいて使用が可能である。また、
検索の量が多くなりかねないので、人名誤読補正システ
ム15を使用するか否かをユーザが任意に選択できるよ
うにすることにより、検索の量またはフロントエンドプ
ロセッサの後段の業務プロセッサの量を減少させること
ができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検索システムの検索条件として人名の読みや漢字を入力
する場合に、ユーザの入力した人名の読みや漢字を正し
いものに補正、誘導することができ、検索漏れを防止す
ることが可能である。また、本発明の人名誤読補正シス
テムを中台韓国語人名変換システムに適用した場合に
は、中国、台湾、韓国の人名を正式の読みについて知識
がなくても、目的とする外国語字体のフォントに変換す
ることができるとともに、入力された読みや漢字を正し
いものに補正できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す人名誤読補正システム
のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す人名誤読補正方法の動
作フローチャートである。
【図3】本発明を中台韓国語人名変換システムに適用し
た場合のブロック図である。
【図4】図3における応用システムの動作フローチャー
トである。
【符号の説明】
11・・・キーボードとディスプレイを備えた入出力装
置、12・・・プロセッサシステム、15・・・人名誤
読補正システム、16・・・検索プログラム、17・・
・人名よみがな・漢字対応テーブル、18・・・人名漢
字・よみがな対応テーブル、19・・・データベース、
171・・・人名よみがな・漢字対応テーブルのフォー
マット、181・・・人名漢字・よみがな対応テーブル
のフォーマット、21・・・キーボード、24・・・フ
ロントエンドプロセッサ、25・・・標準日本語変換辞
書、26・・・中台韓国語変換辞書、27・・・ディス
プレイ装置、28・・・フォントファイル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索条件としてユーザが入力した‘よ
    み’または‘漢字’のいずれかを判別し、人名よみがな
    ・漢字対応テーブルと人名漢字・よみがな対応テーブル
    をこの順序または逆の順序で参照することにより、入力
    された‘よみ’または‘漢字’を用いて上記各テーブル
    をサーチし、サーチにより得られた‘漢字’または‘よ
    み’の全てを検索プログラムに検索条件として渡すこと
    を特徴とする人名誤読補正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の人名誤読補正方法にお
    いて、前記テーブルのサーチにより得られた‘漢字’ま
    たは‘よみ’の全てを、検索プログラムに渡す代りに、
    中台韓国語人名変換システムに渡し、該中台韓国語人名
    変換システムにより、中国語、台湾語、韓国語の‘よ
    み’から人名の漢字を抽出することを特徴とする人名誤
    読補正方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の人名誤読補正
    方法において、前記テーブルサーチを行う前に、人名誤
    読補正処理を行うか否かをユーザに選択させる過程を設
    けることを特徴とする人名誤読補正方法。
JP6019249A 1994-02-16 1994-02-16 人名誤読補正方法 Pending JPH07230472A (ja)

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