JP2000346669A - 電話番号検索方法及び装置，そのナビゲーション装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 市外局番が不明確な場合でも、良好に該当先
を検索するとともに、電話番号の入力操作の簡略化を図
る。 【解決手段】 ユーザがメニューから目的地を「電話番
号から探す」を選択すると、（Ａ）に示す市内局番の入
力画面が表示される。ユーザは、所望する該当先の電話
番号を市内局番から入力する。ユーザが全桁の入力を終
了すると、入力された市内局番及び登録番号に該当する
電話番号を検索する。その結果、該当する電話番号が存
在し、それが複数あるときは、それらの電話番号及び対
応する施設名称が、（Ｂ）のように表示される。ユーザ
が表示されたリストを参照して所望の目的地を選択する
と、（Ｃ）のようにその施設の詳細情報が表示される。
次に、選択された目的地と車両の現在位置に基づいて経
路探索の演算処理が行なわれ、更に探索された経路に従
った案内処理が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電話番号を入力し
て該当先を検索する電話番号検索技術に関し、例えばナ
ビゲーション装置における目的地設定に好適な電話番号
検索方法及び装置に関するものである。

【０００２】

【背景技術】例えば車両用のナビゲーション装置では、
経路探索における目的の設定に電話番号などが利用され
ている。図６には、ナビゲーション装置におけるメニュ
ーの一例が示されている。この例では、最上位の階層の
項目Ｍ1に「目的を設定する」というメニューが用意さ
れている。そして、メニュー項目「目的地を設定する」
の下位階層メニュー項目Ｍ12として、「自宅」，「電話
番号から探す」，「住所から探す」，「ジャンルから探
す」，……が用意されている。更に、メニュー項目「ジ
ャンルから探す」の下位階層メニュー項目Ｍ123に、
「飲食店」，「ゴルフ場」，……となっている。他のメ
ニュー項目についても同様である。

【０００３】経路探索において、「電話番号から探す」
というメニューをユーザが選択すると、目的地の電話番
号の入力画面が表示される。そして、ユーザが所望の目
的地の電話番号を入力すると該当先が検索され、これを
目的地として経路探索が行なわれるという具合である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的なナ
ビゲーション装置の電話番号検索では、市外局番から入
力された電話番号に基づいて、一致する施設が検索さ
れ、該当する施設名称が表示される。しかしながら、検
索しようとする施設名称の電話番号の市外局番が不明瞭
な場合には、電話番号から該当先を検索することができ
ない。

【０００５】市外局番の入力を必要としない背景技術と
しては、例えば特開平７−４９９９５号公報に開示され
たナビゲーション装置がある。これによれば、現在地情
報に基づいて市外局番が求められる。このため、ユーザ
は市内局番から入力すればよい。ナビゲーション装置で
は、現在地の市外局番と、入力された市内局番及びそれ
に続く４桁の登録番号から検索が行なわれる。しかし、
この背景技術では、現在位置から市外局番が検出される
ため、経路探索の目的地設定のように、現在地と異なる
地域の市外局番検出には不向きである。

【０００６】更に、電話番号は、市内局番，市外局番，
及び登録番号で構成されるが、これら全てを正確に入力
することは手数がかかり、入力間違いも生じやすい。

【０００７】この発明は、以上の点に着目したもので、
その目的は、市外局番が不明確な場合でも、良好に該当
先を検索することである。他の目的は、電話番号の入力
操作の簡略化を図ることである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の電話番号検索方法は、市外局番，市内局
番，及び登録番号によって構成された電話番号のうち、
市内局番と登録局番を入力するステップ；これによって
入力された市内局番と登録番号が一致する該当先を検索
するステップ；これによって検索された該当先を表示し
て所望のものを選択するステップ；を備えたことを特徴
とする。

【０００９】本発明の電話番号検索装置は、多数の電話
番号と、それらの各該当先の情報を格納した記憶手段；
市外局番，市内局番，及び登録局番によって構成された
電話番号のうち、市内局番と登録局番を入力する番号入
力手段；この入力手段によって入力された市内局番と登
録番号が一致する該当先を、前記記憶手段を参照して検
索する検索手段；この検索手段によって検索された該当
先の情報を、前記記憶手段から読み出す情報読出手段；
前記番号入力手段によって入力された番号及び前記情報
読出手段によって読み出された情報を表示する表示手
段；この表示手段に表示された該当先から所望のものを
選択する選択手段；を備えたことを特徴とする。

【００１０】本発明のナビゲーション装置は、前記電話
番号検索装置を備えたことを特徴とする。本発明の前記
及び他の目的，特徴，利点は、以下の詳細な説明及び添
付図面から明瞭になろう。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図２には、本実施形態にかかるナビ
ゲーション装置の外観が示されている。同図に示すよう
に、本形態のナビゲーション装置は、比較的小型で機能
も簡易化されており、表示画面が狭いいわゆるＴbyＴタ
イプのナビゲーション装置である。まず、装置全体の大
きさは、例えばダッシュボードに取り付ける機器の規格
の１DINサイズ程度となっている。前面には、ディスプ
レイ１０，操作キー１２〜１６，スピーカ１８，テンキ
ー１９，ジョイスティック２０が設けられている。ディ
スプレイ１０には、必要に応じて入力装置の一つとして
タッチパネル２１が設けられる。

【００１２】これらのうち、ディスプレイ１０は、例え
ば白黒表示の液晶パネルによってナビゲーション装置と
一体に構成されており、例えば縦×横が１２８ドット×
２５６ドット（又は６４ドット×１２８ドット），３８
mm×７２mm程度の大きさとなっている。操作キー１２〜
１６は、必要最小限のもののみとなっており、本例で
は、メニュー表示を行うためのキースイッチである「メ
ニュー」，車両現在位置を含む地域の地図を表示するた
めのキースイッチである「現在地」，直前に表示されて
いた画面に表示を戻すためのキースイッチである「戻
る」の三つが設けられている。スピーカ１８は、音声に
よるナビゲーションを行うために設けられている。テン
キー１９は、電話番号などの数字を入力するためのもの
である。ジョイスティック２０は、表示画面上における
カーソルの移動などを行うための入力装置である。ステ
ィック２０を軸方向に押圧することで確定入力を行うこ
とが可能となっている。タッチパネル２１は、ディスプ
レイ１０上に表示されたキー入力などを行う入力装置で
ある。

【００１３】更に、一般的なナビゲーション装置では、
地図などのナビゲーションデータは、記憶情報が機械的
な読み取り装置を介して読み取られるＣＤ−ＲＯＭやＤ
ＶＤ−ＲＯＭなどの動的記憶手段に格納されている。し
かし、本形態の装置では、記憶情報が電気的に読み取ら
れる静的記憶手段にナビゲーションデータが格納されて
いる。静的記憶手段としては、例えば、ＲＯＭ，ＥＰＲ
ＯＭ，フラッシュメモリ，メモリスティック，ＩＣカー
ド，ＲＡＭなどが該当する。これらは、ナビゲーション
装置本体に内蔵されたものであっても、ナビゲーション
装置本体に着脱できるようなメモリカードなどのカード
形式のものであってもよい。これら静的記憶手段には、
例えば約１００［km］四方のナビゲーションデータが格
納される。

【００１４】図１には、上述した外観のナビゲーション
装置の構成が示されている。同図において、上述したデ
ィスプレイ１０は、ＣＰＵを中心に構成されている演算
部３０の画面管理部３２によってその表示が管理されて
いる。また、操作キー１２〜１６，ジョイスティック２
０及びタッチパネル２１は入力管理部３４に接続されて
おり、これによって入力が管理されている。更に、前記
スピーカ１８は音声出力回路３６を介して音声出力管理
部３８に接続されており、これによってスピーカ１８の
音声出力が管理されている。

【００１５】車両位置を測定するＧＰＳセンサ４０，車
両の走行距離を測定する距離センサ４２，車両の進行方
位を測定する方位センサ４４は、現在位置認識部４６に
接続されている。ＧＰＳセンサ４０によってＧＰＳ航法
による位置計測が行われ、距離センサ４２及び方位セン
サ４４によって自立航法による位置計測が行われる構成
となっている。

【００１６】地図データ，各階層のメニュー項目を表
示，選択等するためのメニューデータ，電話番号などの
目的地検索用データなどのナビゲーションに必要な各種
のデータは、メモリカードなどによって構成されたデー
タ記憶部４８に格納されている。データ記憶部４８は、
画面管理部３２，音声出力管理部３８，地図データ読み
込み部５０及び電話番号管理部６１に接続されている。
上述した現在位置認識部４６と地図データ読み込み部５
０は、地図管理部５２に接続されている。画面管理部３
２及び地図管理部５２には、地図の描画処理を行うため
の地図描画部５４が接続されている。そして、前記画面
管理部３２，入力管理部３４，音声出力管理部３８，地
図管理部５２，電話番号管理部６１は、経路演算部５６
及び経路案内部５８とともに全体管理部６０に接続され
ている。経路演算部５６は、経路探索の演算を行う機能
を備えており、経路案内部５８は、経路案内のための処
理を行う機能を備えている。更に、電話番号管理部６１
は、電話番号に基づく施設検索を行う機能を備えてい
る。

【００１７】次に、本形態の動作について説明する。ユ
ーザが電源投入後に装置前面のメニューキー１２をオン
とすると、ディスプレイ１０上に図６に示したようなメ
ニューが表示される。すなわち、メニューキー１２をユ
ーザがオンとすると、これが入力管理部３４によって検
知され、その旨が全体管理部６０に通知される。全体管
理部６０では、画面管理部３２に対して予め用意されて
いるメニューデータをデータ記憶部４８から読み込むよ
うに指示する。なお、電源投入後は、キー操作の有無に
かかわらず、メニューを表示するようにしてもよい。

【００１８】次に、画面管理部３２は、データ記憶部４
８を参照し、ディスプレイ１０にメニュー表示を行う。
最初は、階層Ｍ1の項目である「目的地を設定する」，
「各種設定をする」，……が表示される。ここで、ユー
ザがジョイスティック２０を操作し、例えば「目的地を
設定する」を選択したとすると、これが入力管理部３４
によって検知され、その旨が全体管理部６０に通知され
る。全体管理部６０では、画面管理部３２に対して該当
する項目の階層に含まれる下位項目を表示するように指
示する。これにより、ディスプレイ１０には、次の階層
Ｍ12に含まれている「自宅」，「電話番号から探す」，
「住所から探す」，「５０音から探す」，「メモリ地点
から探す」，……の各メニュー項目が順に表示される。

【００１９】この状態でユーザがジョイスティック２０
を操作して「電話番号から探す」を選択すると、図３〜
図４に示す電話番号入力処理が行なわれる（ステップＳ
１０）。「電話番号から探す」の選択は入力管理部３４
によって検知され、その旨が全体管理部６０に通知され
る。全体管理部６０では、画面管理部３２に対して予め
用意されている電話番号入力画面をデータ記憶部４８か
ら読み込むように指示する。これにより、ディスプレイ
１０には、図５（Ａ）に示すような市内局番の入力画面
が表示される（ステップＳ１２）。この入力画面では、
入力をユーザに促すため、電話番号の表示領域が点滅し
ている。

【００２０】ユーザは、テンキー１９によって、所望す
る該当先の電話番号を市内局番から入力する（ステップ
Ｓ１４）。入力された番号は、ディスプレイ１０に表示
される。ユーザは、全桁の入力を終了すると（ステップ
Ｓ１６のYes）、ジョイスティック２０の押し下げなど
所定の入力確定操作を行なう。この確定操作は、入力管
理部３４によって検知され、その旨が全体管理部６０に
通知される。全体管理部６０は、入力された市内局番及
び登録番号を電話番号管理部６１に通知する。

【００２１】電話番号管理部６１は、データ記憶部４８
を参照し、入力された市内局番及び登録番号に該当する
電話番号を検索する（ステップＳ１８）。その結果、該
当する電話番号が存在し（ステップＳ２０のYes）、そ
れが複数あるときは（ステップＳ２２のYes）、それら
の電話番号及び対応する施設名称がデータ記憶部４８か
ら読み出される。それらのデータは画面管理部３２に送
られ、ディスプレイ１０に表示される（ステップＳ２
４）。

【００２２】図５（Ｂ）には、表示の一例が示されてい
る。この例では、入力された市内局番及び登録番号が
「３２５５−９７６６」であり、これに該当する電話番
号として、「０３−３２５５−９７６６，ＥＱＲ」，
「０４２２−３２５５−９７６６，〇飯店」，「０４２
４−３２５５−９７６６，×工務店」，「０４２７−３
２５５−９７６６，△書店」などがある。この例では、
画面に該当先を全部表示することができないので、三角
矢印によってスクロールできる表示となっている。ま
た、この例は、市外局番の番号順の表示となっている
が、アイウエオ順など他の適宜の順序で表示してよい。
画面上で表示順序を切り換えられるようにしてもよい。

【００２３】また、検索された電話番号，該当する施設
名称の他に、市外局番に対応する地域名又はその施設名
称の所在する地域名など（例えば「東京」）も同一の画
面に表示させるようにしてもよい。これにより、比較的
多くの電話番号が検索された場合でも、ユーザは、表示
される地域名を手がかりとして施設を選択可能となる。
更に、図３のステップＳ１０とＳ１２との間に、ユーザ
に地域名称を入力させるステップを設け、該入力された
地域内で、電話番号を検索するようにしてもよい。この
場合、限定された地域内で検索が行なわれるため、表示
される検索結果（図５（Ｂ）参照）はさほど多くならな
い。特に、比較的広範囲（例えば日本全国）の電話番号
のデータを保有している場合に効果がある。

【００２４】次に、ユーザは、上述した表示画面のリス
トを参照し、ジョイスティック２０やタッチパネル２１
を操作して、所望の目的地を選択する（ステップＳ２６
のYes）。この選択結果は、入力管理部３４で検出さ
れ、全体管理部６０を介して電話番号管理部６１に通知
される。電話番号管理部６１では、選択された施設の詳
細情報をデータ記憶部４８から読み出し、画面管理部３
２に伝達する。これにより、選択された施設の詳細がデ
ィスプレイ１０に表示される（ステップＳ２８）。例え
ば、ユーザが「０３−３２５５−９７６６，ＥＱＲ」を
目的地として選択したとすると、施設「ＥＱＲ」の詳細
が図５（Ｃ）のようにディスプレイ１０に表示される。

【００２５】ユーザがこれを目的地として設定すると
（ステップＳ３０のYes）、それが全体管理部６０によ
って経路演算部５６に伝達される。経路演算部５６で
は、設定された目的地と、現在位置認識部４６で認識さ
れた車両の現在位置に基づいて経路探索の演算処理が行
なわれる。そして、経路案内部５８により、探索された
経路に従った案内処理が実行される（ステップＳ３
２）。

【００２６】詳述すると、時々刻々と変化する車両の現
在位置は、ＧＰＳセンサ４０，距離センサ４２，方位セ
ンサ４４による検知結果に基づいて現在位置認識部４６
で認識される。認識された現在位置の情報は、地図管理
部５２に送られる。地図管理部５２は、地図データ読み
込み部５０に対して、現在位置に対応する地図データを
順次データ記憶部４８から読み込むように指令する。こ
れによって読み込まれた地図データは、地図描画部５４
に送られるとともに、その旨が全体管理部６０に通知さ
れる。すると、全体管理部６０は、画面管理部３２に地
図表示を指令し、地図描画部５４で描画された地図がデ
ィスプレイ１０に車両現在位置とともに表示される。

【００２７】また、画面管理部３２は、車両現在位置に
対応する表示用の案内データを、データ記憶部４８から
読み出してディスプレイ１０に表示する。また、音声出
力管理部３８は、車両現在位置に対応する音声用の案内
データを、データ記憶部４８から読み出して音声出力回
路３６に供給し、スピーカ１８による音声案内を行う。
すなわち、車両が右左折する交差点などの案内を開始す
る案内地点に達すると、右左折の方向を示す案内がディ
スプレイ１０に表示されるとともに、音声出力管理部３
８，音声出力回路３６及びスピーカ１８によって、その
旨の音声案内が行われる。

【００２８】一方、電話番号管理部６１による電話番号
を検索（ステップＳ１８）の結果、該当する電話番号が
存在するものの（ステップＳ２０のYes）、それが一つ
のみの場合は（ステップＳ２２のNo）、その電話番号及
び対応する施設名称がデータ記憶部４８から読み出さ
れ、ディスプレイ１０に表示される（ステップＳ３
４）。この場合は、ユーザによる選択の余地はないの
で、続いて該当施設の詳細が表示される（ステップＳ２
８）。ユーザがこれを目的地として設定すると（ステッ
プＳ３０のYes）、上述したようにして経路探索，経路
案内が行なわれる。

【００２９】他方、電話番号管理部６１による電話番号
を検索（ステップＳ１８）の結果、該当する電話番号が
存在しなかった場合（ステップＳ２０のNo）、及び該当
先があったにもかかわらずユーザが目的地として設定し
なかった場合は（ステップＳ３０のNo）、全体管理６
０，画面管理部３２によって電話番号の再入力を促す画
面が表示される（ステップＳ３６）。図５（Ｄ）には、
そのような表示の一例が示されている。ここで、ユーザ
が再入力を選択したときは（ステップＳ３８のYes）、
画面管理部３２によって、図５（Ａ）に示した市内局番
の入力画面がディスプレイ１０に表示される（ステップ
Ｓ１２）。しかし、ユーザが再入力を選択しなかったと
きは（ステップＳ３８のNo）、メニュー画面に戻る。

【００３０】このように、本形態によれば、市内局番及
び登録番号の入力に基づいて該当施設の検索が行われ
る。そして、市内局番及び登録番号が同一のものを有す
る該当先が複数検索された場合には、それらを表示し、
ユーザが所望のものを選択する。このため、市外局番が
不明な場合でも所望の施設を検索することができる。

【００３１】加えて、ＣＤ−ＲＯＭやＤＶＤ−ＲＯＭの
ような動的記憶手段を使用したナビゲーション装置で
は、記憶しているデータ量が豊富なため、市内局番及び
登録番号が同一の施設が多数検索される可能性が高い。
すると、それらのリストから所望の施設を選択する際に
手数がかかる可能性がある。

【００３２】しかし、本実施形態のように、メモリカー
ドのような静的記憶手段にナビゲーションデータを格納
したコンパクトなナビゲーション装置の場合には、デー
タが一定地域に限られているため、市内局番及び登録番
号が同一の施設もさほど多くはない。このため、該当施
設の選択を簡便に行うことが可能となる。また、静的記
憶手段は、動的記憶手段と比較してデータ読み出しに要
する時間が短い。従って、電話番号検索も短時間で行う
ことができる。このような理由から、本発明は、比較的
簡易なナビゲーションシステムに好適である。

【００３３】本発明には数多くの実施形態があり、以上
の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例
えば、次のようなものも含まれる。 （１）施設情報の内容としては、図５（Ｃ）に示した住
所や電話番号の他、当該施設を表す記号やアイコン，施
設の写真，営業内容，地図など、必要に応じて適宜のも
のを表示するようにしてよい。図５（Ｂ）に示したリス
トも同様であり、電話番号と施設名称以外の適宜の情報
をリストに含めるようにしてよい。 （２）前記実施形態は、本発明を車両用のナビゲーショ
ン装置に適用した例であるが、携帯用のナビゲーション
装置などにも適用可能である。また、電話番号から施設
を検索して表示する電話番号検索装置として使用しても
よい。

【００３４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果がある。 （１）市内局番及び登録番号に基づいて該当先を検索す
ることとしたので、市外局番が不明確な場合でも、良好
に該当先を検索することができる。 （２）市外局番を入力する必要がないので、電話番号の
入力操作の簡略化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。

【図２】前記形態のナビゲーション装置の外観を示す斜
視図である。

【図３】前記形態における電話番号入力処理ルーチンを
示すフローチャートである。

【図４】前記形態における電話番号入力処理ルーチンを
示すフローチャートである。

【図５】前記電話番号入力処理におけるディスプレイの
表示例を示す図である。

【図６】ナビゲーション装置におけるメニュー構成の一
例を示す図である。

【符号の説明】

１０…ディスプレイ １２〜１６…操作キー １２…メニューキー １８…スピーカ １９…テンキー ２０…ジョイスティック ２１…タッチパネル ３０…演算部 ３２…画面管理部 ３４…入力管理部 ３６…音声出力回路 ３８…音声出力管理部 ４０…センサ ４２…距離センサ ４４…方位センサ ４６…現在位置認識部 ４８…データ記憶部 ４８…順次データ記憶部 ５０…地図データ読み込み部 ５２…地図管理部 ５４…地図描画部 ５６…経路演算部 ５８…経路案内部 ６０…全体管理部 ６１…電話番号管理部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC14 AC17 AC18 AC19 5B075 ND20 NK02 NK10 PP02 PP03 PP13 PP22 PP30 PQ02 PQ05 UU14 UU16

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 市外局番，市内局番，及び登録番号によ
   って構成された電話番号のうち、市内局番と登録局番を
   入力するステップ；これによって入力された市内局番と
   登録番号が一致する該当先を検索するステップ；これに
   よって検索された該当先を表示して所望のものを選択す
   るステップ；を備えたことを特徴とする電話番号検索方
   法。
2. 【請求項２】 多数の電話番号と、それらの各該当先の
   情報を格納した記憶手段；市外局番，市内局番，及び登
   録局番によって構成された電話番号のうち、市内局番と
   登録局番を入力する番号入力手段；この入力手段によっ
   て入力された市内局番と登録番号が一致する該当先を、
   前記記憶手段を参照して検索する検索手段；この検索手
   段によって検索された該当先の情報を、前記記憶手段か
   ら読み出す情報読出手段；前記番号入力手段によって入
   力された番号及び前記情報読出手段によって読み出され
   た情報を表示する表示手段；この表示手段に表示された
   該当先から所望のものを選択する選択手段；を備えたこ
   とを特徴とする電話番号検索装置。
3. 【請求項３】 請求項２記載の電話番号検索装置を備え
   たことを特徴とするナビゲーション装置。