JPH10171785A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH10171785A
JPH10171785A JP8328646A JP32864696A JPH10171785A JP H10171785 A JPH10171785 A JP H10171785A JP 8328646 A JP8328646 A JP 8328646A JP 32864696 A JP32864696 A JP 32864696A JP H10171785 A JPH10171785 A JP H10171785A
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JP8328646A
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Haruyoshi Gonjiyou
治好 権正
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書中の表のデータについて自動的に計算を
行わせることが可能な文書作成装置を提供する。 【解決手段】 入力した文書10の中に表があるか否か
が検査され(ステップS2−3)、ある場合には入力文
書10の中の計算タグ<CALC...>の検索が行わ
れる。このタグに基づき計算式を取り出し、この計算式
に基づきステップS2−8において小計、合計などが計
算される。計算結果はデータファイルに格納される。ス
テップS2−11において出力文書の表のセルを解釈す
る場合に各セル毎にデータファイルの内容が書き込まれ
る(ステップS2−13)。これによって、表の中の数
値データの自動計算が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書の作成装置、
特に文書中の表のデータを自動的に計算することができ
る文書作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品情報や製品情報などに基づき文書の
作成を行う場合、その商品情報として他の文章の記述を
利用する場合が多い。また、この商品情報としては、紙
の文書の文章だけでなく、データベース内の文章を利用
する場合も近年多くなってきている。これは、近年、デ
ータベースが広く普及し、文書作成の現場においてもデ
ータベースを利用して商品情報などを得る場合が多いか
らである。また、見積書やカタログなどを作成する場合
においても、所定の商品の単価などを調べる際にデータ
ベースを用いて商品の単価などを取得することが多い。
【0003】データベースに格納されている情報が更新
される場合には、利用者は文書や表に利用したデータ
を、新たに更新されたデータに変更(転記)する必要が
ある。また、データベースとは別に、文書のデータを更
新する場合には、この文書のデータの更新をデータベー
スに反映する必要が生じる場合も多い。データベースへ
の反映(データの更新)は、一般には新たなデータが入
力された文書や表を用いて、データベースにデータの更
新を指示することにより行われている。また、このよう
にして更新された新たなデータを他の利用者が文書の作
成に利用する場合には、他の利用者がデータベースをア
クセスし、新たなデータを自分の文書や表に転記する必
要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、データベ
ースを利用して商品情報や製品情報を管理することは広
く行われているが、これに伴い、データをデータベース
から文書に転記する機会が多くなってきている。その場
合に、商品単価などが変更された場合には文書の他の部
分、例えば見積書における合計などを新たに計算し直す
必要が生じている。この再計算は、データが更新される
度に行わなければならず計算間違いなどを引き起こす一
因となっていた。
【0005】このような課題に鑑み、例えば、特開平6
−309313号公報には、文書中の表のデータをプロ
グラムに計算させる技術について開示がなされている。
同号公報に記載されている発明によれば、希望する位置
に計算結果を出力することができるとされている。
【0006】しかしながら、同号公報に記載されている
発明には、例えば次のような問題点があった。まず、文
書情報に管理情報を埋め込むための手間が必要となって
しまう。次に、この計算処理のための特別な装置を必要
としてしまうという問題がある。
【0007】本発明は、かかる課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は文書の中の表に示されている数字に
対する計算式を指定することを可能とし、この計算式に
よる計算結果をその表に挿入し得る文書作成装置を提供
することである。特に、文書としては、HTML(ハイ
パーテキストマークアップランゲージ)で表記が制御さ
れている文書に関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、文書中の表の
中のデータに対し計算式を指定することができ、文書を
表示する際にその計算式で表の行や列を計算することを
可能とするものである。そして、この計算結果をその文
書に挿入することにより、文書とデータを同時に管理す
ることを可能とするものである。このような結果、文書
を中心としてデータの転記やデータの加工を行うことを
可能とする。特に、文書としてはHTMLで提示された
文章を取り扱うことができる。
【0009】具体的には、本発明は以下のような手段を
備えている。
【0010】まず、上記課題を解決するために、第1の
本発明は、文書の表示を制御する文書表示言語で記述さ
れた入力文書を解釈し、前記文書表示言語に従って表示
を行う文書データ取得手段と、前記入力文書中のテーブ
ル表示の中に記述されている数値に基づき、所定の計算
をするデータ処理手段と、前記データ処理手段が計算し
た計算結果を出力文書中のテーブル表示の中に埋め込む
文書合成手段と、を含むことを特徴とするものである。
【0011】これらのデータ取得手段や、データ処理手
段や、文書合成手段は、例えばプログラムで構成するこ
とが好適である。特に、本発明においてはテーブル表記
を用いて計算すべきデータを明示したため、容易にデー
タ処理の対象となるデータを識別可能である。
【0012】上記課題を解決するために、第2の本発明
は、第1の本発明の文書作成装置において、さらに、前
記文書中の所定のボタンが押下された場合に前記データ
処理手段を起動するデータ処理手段起動手段、を含むこ
とを特徴とするものである。
【0013】所定のボタンが押下された場合にのみデー
タ処理が行われるため、必要がある場合にのみデータ処
理を行わせることが可能である。
【0014】上記課題を解決するために、第3の本発明
は、第1の本発明の文書作成装置において、前記文書デ
ータ取得手段は、前記入力文書を解釈する際に、前記入
力文書中に計算命令がある場合には、前記計算命令が指
示する計算式を前記データ処理手段に計算させる計算制
御手段、を含むことを特徴とするものである。
【0015】計算式が計算命令によって各文書毎に、明
示的に指定することが可能である。
【0016】上記課題を解決するために、第4の本発明
は、第1の本発明の文書作成装置において、さらに、前
記データ処理手段は、前記入力文書の文書名と、前記文
書名に対応する計算式と、を予め格納した計算式テーブ
ル中から、前記入力文書の文書名を検索し、見つけられ
た文書名に対応して格納されている前記計算式を取り出
す計算式取り出し手段と、前記計算式取り出し手段によ
って取り出された計算式に基づいた計算を行う計算手段
と、を含むことを特徴とするものである。
【0017】文書名からその文書名に対応して計算式を
指定できるため、各文書毎に計算式をいちいち指定する
必要がなく、簡易に計算式を指定可能である。
【0018】上記課題を解決するために、第5の本発明
は、第1、2、3、又は4の本発明の文書作成装置にお
いて、前記データ処理手段は、前記テーブル表記中に計
算の基礎となる数値が記述されている場合にのみ前記所
定の計算を行うことを特徴とするものである。
【0019】従って、数値がある場合にのみ計算を実行
することが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0021】図1には、本発明の好適な実施の形態に係
る文書作成装置の構成を表す構成ブロック図が示されて
いる。入力文書10の中には表形式のデータ形式によっ
てデータが設定されており、この表の各列には各項目
(商品名、商品単価など)のデータが入力されている。
また、この入力文書10はHTMLで記述された文書で
ある。
【0022】本実施の形態においては、このように、入
力文書10の中からデータを取り出しやすいように表形
式を用いてデータの認識が行われている。
【0023】本実施の形態にかかる文書作成装置におい
ては、入力文書10からデータを取り出す文書データ取
得部12と、データを処理するデータ処理部14、HT
ML文書とデータを合成する文書合成部16と、から構
成されている。
【0024】文書データ取得部12は、HTML文書で
ある入力文書10からデータを取り出す機能を有する。
データ処理部14は、この取り出されたデータを利用者
の入力等に基づいて加工を行う機能を有する。また、文
書合成部16は、加工されたデータを出力文書(入力文
書と同様にHTML文書である)の中の指定された位置
に挿入する機能を有している。
【0025】本実施の形態において特徴的なこれらの機
能は、いずれも外部プログラムとして文書作成装置に備
えられている機能である。また、本実施の形態に係る文
書作成装置は図1に示されているように、上記特徴的な
各機能の他に、入力文書10の内容を表示する文書表示
装置20を有している。
【0026】以下、フローチャートに基づき本実施の形
態の動作の流れについて説明する。
【0027】以下に説明する動作の例は、商品の見積書
が作成される場合の例である。具体的には、商品名や商
品単価などが入力され、この商品名や商品単価などから
小計及び合計を計算する場合の動作について説明する。
最終的な見積書の表示例が後述する図5に示されてい
る。また、この見積書を表すHTML文書の表の各列に
は、項目として商品名、商品単価が予めそれぞれ入力さ
れていることを前提とする。これらの項目の入力は、利
用者が手で入力した場合でも良いし、また、データベー
スからコピーされたものであっても良い。本実施の形態
に係る文書作成装置は、どのような方法によるかを問わ
ずに予め入力されたデータ、に基づく計算機能を提供す
ることを目的とするものである。
【0028】図2に示されているフローチャートに基づ
き動作を説明する。まず、見積書の元になる入力文書1
0であるHTML文書の取り出しが行われる。この取り
出した文書は図1における文書表示装置20において表
示される。一方、文書データ取得部12は表示した文書
の表のセルを解析する。解析した結果セルデータの各列
に格納されているデータを、それぞれ商品名、商品単価
であると解釈して、データファイルを作成する。
【0029】データファイルの具体的な内容の例につい
て図6に示されている。図6には入力文書10であるH
TML文書についても示されている。図6の「入力文書
形式」に示されているように、表はタグ<table>
によって示されている。また各セルの内容はタグ<td
>とタグ</td>で囲まれた部分によって示されてい
る。すなわち、図6の「入力文書形式」においてはある
セルには「A−Color CMICS」という文字列
が示されており、その隣のセルには「860000」と
いう数値データが入力されている。また、次の行のセル
には[ABLE−5255M」という文字列、及び「5
40000」という数値データがそれぞれ入力されてい
ることが図6の「入力文書形式」から理解されよう。
【0030】また、図6の「入力文書形式」には、タグ
<table>の次にタグ<CALC“@2*@3=@
4”>が記載されている。本実施の形態において特徴的
なことは、このタグ<CALC“@2*@3=@4”>
によって、文書作成装置に計算式を認識させることがで
きることである。このように、本実施の形態において
は、HTMLにおける新たなタグの拡張を行い、この新
たなタグによって計算式の指定を可能としたのである。
後述するようにこの拡張された新たなタグによって、デ
ータ処理部14におけるデータ処理の内容が指定される
のである。
【0031】さて、このような「入力文書形式」に基づ
いて、文書データ取得部12は、データファイルを作成
する。図6に示されているようにこのデータファイルは
表のセルの内容を例えば「,」などで区切ったデータフ
ァイルである。そのため、図6に示されているよう
に、’A−Color CMICS’,86000
0...’ABLE−5255M’,54000
0...などのようにデータがセル毎に区切って記述さ
れる。そして、データ処理部14はこのようなデータフ
ァイルを文書データ取得部12から受け取るのである。
尚、データ処理部14にデータファイルを渡すタイミン
グは、利用者が指定するのが好適である。計算等のデー
タの処理が必要ない文書も多いからである。利用者がタ
イミングを指定する手段としては文書作成装置自体に、
利用者がデータ処理の開始を指定できるような命令を備
えさせることも可能である。例えば、エディタのコマン
ドの1つとして再計算コマンドを設け、利用者がこの再
計算コマンドを発行すると、データ処理部14が起動さ
れるように構成するのが好適である。
【0032】また、データ処理部14の起動には、文書
中のボタンを使用するのも好適である。これはデータ処
理部14を起動する必要のある文書は決まっているた
め、そのような文書中にいわゆる文書ボタンを設けるの
である。そして、利用者が個の文書ボタンをクリック等
した場合に、データ処理部14が起動されるのである。
このように、クリック等された場合に外部のプログラム
を起動するボタンは従来からよく利用されており、例え
ばHTML等で容易に実現することが可能である。
【0033】次に、データ処理部14は各商品の個数を
利用者に入力させる。すなわち、商品名と商品単価のみ
が表示された見積書を画面に表示し、利用者にその個数
を各商品毎に入力させるのである(ステップS2−
1)。
【0034】尚、本実施の形態においては、データ処理
部14において利用者に個数の入力を行わせたが、個数
の入力は、上記データ取得部12で行うことも好適であ
る。この場合には、データ取得部12において個数が入
力されたデータファイルを作成し、このデータファイル
をデータ処理部14に送付することになる。
【0035】さて、次に、データ処理部14は処理を示
す計算式を入力文書形式から取り出す。この計算式は上
述したように入力文書形式の中でタグ形式で埋め込まれ
ている。具体的にはタグ<CALC“@2*@3=@
4”>により2列目と3列目の数値を掛け算し、その結
果を4列目に記述するという計算式が、図6のタグによ
り示されている。
【0036】この計算をするために、まずデータ処理部
14は、入力文書10を解釈する。(ステップS2−
2)。具体的には、この動作は入力文書10のHTML
を解釈することにより行われる。次に、この入力文書1
0の中に表があるか否かが検査される(ステップS2−
3)。この検査の結果、もし表がない場合にはデータ処
理部14における動作は一切行われず処理が完了する。
【0037】一方、ステップS2−3における検査の結
果、表が存在する場合にはステップS2−4において計
算式の取り出しが行われる。この計算式の取り出しには
二つの手法が考えられる。その一つは入力文書10の中
に計算式を埋め込んだ場合であり、上述したようにタグ
命令を用いて計算式を入力文書10の中で明示的に示す
場合である。このように入力文書10の中で明示的に計
算式を示す場合のステップS2−4の動作の流れが図3
のフローチャートに示されている。図3に示されている
ように、データ処理部14はまず入力文書10を解釈
し、タグ<CALC...>があるか否かを探すのであ
る(ステップS3−1)。
【0038】次にステップS3−2においてこのタグが
見つけられたか否かが検査される。タグが見つけられな
かった場合には処理が終了し計算処理は行われない。計
算式が見つけられた場合、すなわちタグが見つけられた
場合には、係る計算式による計算を行うべく図2におけ
るステップS2−5に処理が移行する。
【0039】入力文書10の中に計算式そのものを埋め
込む方法について図3において説明したが、一方、文書
の名前に基づいて、予め定められている計算式を取り出
すことも好ましい。このような手法によれば文書の内容
そのものには計算式自体は示されていないことになる。
また文書の名称(タイトル)から計算式を求める本手法
の動作の説明図が図7に示されている。図7に示されて
いるように、文書の名前から予め定められている計算式
を求める場合には、文書の名前とそれに対応する計算式
が格納されている計算式テーブルを別途保管しておく必
要がある。そして、データ処理部14は入力文書10の
中のタイトル(具体的にはタグ<title>で示され
る)を計算式テーブル30から検索する。そして、この
計算式テーブル30中に該当するタイトルが見い出され
た場合には、そのタイトルに対応する計算式が取り出さ
れるのである。例えば、図7に示されているように入力
文書10のタイトルが「A社様見積書」である場合には
図7の計算式テーブル30に示されているように、2列
目と3列目とを乗算し、この乗算結果を4列目に格納す
るという計算式が得られる。
【0040】このように計算式テーブル30を利用する
場合の計算式を求める場合の動作の処理の流れが図4に
示されている。具体的には、図4には、図2のステップ
S2−4の動作の流れを表すフローチャートが示されて
いる。この図4のフローチャートに示されているよう
に、まずステップS4−1において文書の名前から計算
式テーブル30のサーチが行われる。すると、ステップ
S4−2において計算式の存在が検査され、計算式がな
い場合、すなわち文書の名前が計算式テーブル30の中
に存在しなかった場合には計算処理はすべて終了し何ら
処理は行われない。計算式テーブル30の中に文書の名
前を見い出すことができ、計算式が得られた場合には図
2におけるステップS2−5に処理が移行する。
【0041】以上述べた2個の手法の何れかによって、
計算式が得られると、次に、ステップS2−5において
入力文書10の中の表のセルの解釈が行われる。
【0042】そして、ステップS2−6においてそのセ
ルの内容として数値があるか否かが検査される。この検
査の結果、セルの内容(数値データ)がある場合には、
ステップS2−7に処理が移行し上記求められた計算式
に基づき計算が行われる。そして、この計算結果がデー
タファイルに書き込まれる。データファイルは、図6に
おいて説明したように、入力文書10の形式から表の内
容として取り出されたものであり、かつ利用者の入力に
より新たなデータも付加されているものである。例え
ば、各商品の個数などが上記ステップS2−1において
入力されている。ステップS2−7における計算におい
ては商品単価と商品個数から小計が計算され、この小計
もデータファイルに書き込まれるのである。具体的に小
計まで計算された場合のデータファイルの様子が図6の
「入力結果」に示されている。この「入力結果」には、
商品の個数として例えば「1」が入力され、小計として
例えば「860000」や「540000」が新たに数
値データとして書き込まれていることが理解されよう。
このような計算処理及び計算結果のデータファイルへの
書込みは表の各行毎に行われ、行毎に再び上記ステップ
S2−5に処理が移行し、表のセルの解釈が続けられ
る。
【0043】ステップS2−6において計算対象となる
セルがなくなった場合にはステップS2−8に処理が移
行する。このステップS2−8においては個数と商品単
価から小計、及び合計の計算が行われる。そして、これ
らの計算結果がデータファイルに入力されるのである。
次に、ステップS2−9において出力文書の解釈が行わ
れる。この出力文書は、入力文書と同様にHTMLによ
って記述されている文書である。
【0044】ステップS2−10においてはこの解釈に
おいて出力文書中に表があるか否かが検査される。表が
ない場合にはデータ処理部14における処理は終了し、
何ら計算は行われない。一方、ステップS2−10にお
ける検査の結果、表が出力文書中にある場合にはステッ
プS2−11に処理が移行する。
【0045】そして、ステップS2−11においては出
力文書の中の表の各セルの内容を解釈する。
【0046】ステップS2−12において解釈すべきセ
ルがある場合にはステップS2−13に処理が移行す
る。一方、ステップS2−12において解釈すべきセル
がなくなった場合にはデータファイルの内容がすべて出
力文書に書き込まれたことを意味するためデータ処理部
14における処理は終了する。ステップS2−12にお
いてセルがある場合には、ステップS2−13において
セルの内容にデータファイルの内容が書き込まれる。具
体的には、セルの内容としては商品名や商品単価、個
数、及び小計、さらには合計等が挙げられる。このう
ち、小計や合計は上記ステップS2−8において計算さ
れたものである。このデータファイルの出力文書への書
き込みが1行終了すると、再びステップS2−11に処
理が移行し次の行のセルの解釈を行うことになる。
【0047】以上のステップS2−9からステップS2
−13までの処理は文書合成部16において行われる。
すなわち、データ処理部14と文書合成部16との間の
データの受け渡しはデータファイルを介して内部的に行
われているのである。なお、このデータファイル自体は
内部処理用のファイルであり、利用者からは直接見るこ
とはできない。
【0048】文書合成部16によってステップS2−9
からステップS2−13までの処理において合成された
文書の形式が図6に示されている。図6の「出力文書形
式」に示されているように、表中の所定箇所のセルに個
数と小計が挿入されている点において、「出力文書形
式」は「入力文書形式」と異なっていることが図6から
理解されよう。このような図6の「出力文書形式」を文
書表示装置20において表示した場合の例が上で説明し
た図5に示されている。
【0049】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば文書の中の表の数値データを自動的に計算する機能を
有する文書作成装置が提供されるため、データの更新が
頻繁に行われるような文書であっても容易に新たな文書
を作成することが可能となる。
【0050】また、データベースなどにおけるデータの
更新を迅速に文書に反映させることができるため、文書
とデータを分割して管理する必要がなくなる。また、文
書と文書の間でデータを転記するなどの必要がないた
め、データ入力の際の入力ミスを減少させることが可能
である。
【0051】更に、文書の中の表のデータをそのまま用
いるため、文書の中に計算対象である旨の特別の指示を
入れる必要がなくなる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、第1の本発明によれ
ば、文書の中のテーブル表示中に記述されている数値を
計算する手段を設けたため、このテーブル表示の中の数
値を変更するだけで容易に文書の作成をすることが可能
となる。
【0053】第2の本発明によれば、文書中の所定ボタ
ンが押下された場合に計算を行わせることができるた
め、再計算を容易に実施することが可能となる。
【0054】第3の本発明によれば、入力文書中に計算
式を指示する計算命令が読み込まれているため、文書毎
に計算式を別個に設定することが可能である。
【0055】第4の本発明によれば、入力文書の名称に
よって、自動的に計算式を指示することができるため、
文書中に計算命令を組み込む必要がなく、簡易に計算式
を指定可能である。
【0056】第5の本発明によれば、テーブルの表記の
中に数値が存在する場合にのみ計算処理が行われるた
め、動作の制御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施の形態に係る文書作成装
置の構成を表す構成ブロック図である。
【図2】 本実施の形態に係る文書作成装置の動作の流
れを表すフローチャートである。
【図3】 図2におけるステップS2−4の計算式の取
り出し手法の一例を示すフローチャートである。
【図4】 図2におけるステップS2−4の計算式の取
り出し手法の一例を示すフローチャートである。
【図5】 本実施の形態に係る文書作成装置で作成され
る見積書の例を表す説明図である。
【図6】 本実施の形態に係る文書作成装置で用いられ
る入力文書の形式及びデータファイルとその計算結果
と、出力文書の形式を表す説明図である。
【図7】 図4で示されているように、文書のタイトル
から計算式を求める場合の動作原理を表す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 入力文書、12 文書データ取得部、14 デー
タ処理部、16 文書合成部、20 文書表示装置、3
0 計算式テーブル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の表示を制御する文書表示言語で記
    述された入力文書を解釈し、前記文書表示言語に従って
    表示を行う文書データ取得手段と、 前記入力文書中のテーブル表示の中に記述されている数
    値に基づき、所定の計算をするデータ処理手段と、 前記データ処理手段が計算した計算結果を出力文書中の
    テーブル表示の中に埋め込む文書合成手段と、 を含むことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書作成装置において、
    さらに、 前記文書中の所定のボタンが押下された場合に前記デー
    タ処理手段を起動するデータ処理手段起動手段、 を含むことを特徴とする文書作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の文書作成装置において、
    さらに、 前記文書データ取得手段は、 前記入力文書を解釈する際に、前記入力文書中に計算命
    令がある場合には、前記計算命令が指示する計算式を前
    記データ処理手段に計算させる計算制御手段、 を含むことを特徴とする文書作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の文書作成装置において、
    さらに、 前記データ処理手段は、 前記入力文書の文書名と、前記文書名に対応する計算式
    と、を予め格納した計算式テーブル中から、前記入力文
    書の文書名を検索し、見つけられた文書名に対応して格
    納されている前記計算式を取り出す計算式取り出し手段
    と、 前記計算式取り出し手段によって取り出された計算式に
    基づいた計算を行う計算手段と、 を含むことを特徴とする文書作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の文書作成
    装置において、 前記データ処理手段は、前記テーブル表記中に計算の基
    礎となる数値が記述されている場合にのみ前記所定の計
    算を行うことを特徴とする文書作成装置。
JP8328646A 1996-12-09 1996-12-09 文書作成装置 Pending JPH10171785A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001256220A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Fujitsu Ltd 情報処理方法、情報処理装置、記録媒体及び伝送媒体
WO2005098660A1 (ja) * 2004-04-08 2005-10-20 Justsystems Corporation 文書処理装置及び文書処理方法

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