JPH1017163A - 紙葉類分離装置 - Google Patents

紙葉類分離装置

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JPH1017163A
JPH1017163A JP17215496A JP17215496A JPH1017163A JP H1017163 A JPH1017163 A JP H1017163A JP 17215496 A JP17215496 A JP 17215496A JP 17215496 A JP17215496 A JP 17215496A JP H1017163 A JPH1017163 A JP H1017163A
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JP
Japan
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stepping motor
sheet
load
roller
drive current
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JP17215496A
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English (en)
Inventor
Eiji Mizuno
英治 水野
Toshihiko Tazaki
俊彦 田崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄な電流が流れないようにステッピングモ
ータの駆動電流の制御を行い、装置の小型化を実現する
こと。 【解決手段】 積み重ねられた紙葉類の1枚を搬送路へ
送り出すピックアップローラ及びフィードローラと、2
枚目以降の紙葉類が搬送路に搬送されないように抑えて
おくゲートローラと、前記フィードローラを回転させる
ステッピングモータとを備えた紙葉類の分離を行う紙葉
類分離装置において、前記フィードローラと前記ゲート
ローラ間の紙葉類通過を検出する紙葉類通過検出手段
と、前記紙葉類が前記フィードローラ及びゲートローラ
の間を通過しているときに前記フィードローラを駆動す
るステッピングモータの駆動電流の変化から負荷の大き
さを検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段で検出
された負荷に応じてステッピングモータの駆動電流の切
り替え制御を行う駆動電流制御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類分離装置に
関し、特に、紙葉類の分離を行うフィードローラとゲー
トローラにおけるステッピングモータの駆動電流を制御
して紙葉類を分離する紙葉類分離装置に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類の分離を行うフィードロー
ラとゲートローラのステッピングモータの駆動電流は、
紙葉類がフィードローラとゲートローラの間を通過する
ことにより紙葉類とゲートローラの摩擦からフィードロ
ーラに高負荷がかかることを想定して分離時の負荷に合
わせて設定されていた。
【0003】また、特開平3ー186537号公報に開
示されているように、紙葉類の分離しないときには、上
述した分離時の負荷を想定した値を設定したステッピン
グモータの駆動を行い、分離が始まるときに、その駆動
電流を削減して紙葉類がスリップするのを防止している
ものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0005】上記従来技術では、分離時の負荷を想定し
た値を設定してステッピングモータの駆動を行っている
ため、分離を行っていない負荷が小さいときには、ステ
ッピングモータに必要以上の電流が流れていることにな
る。
【0006】また、複数枚重なったまま分離した場合に
も脱調しないで対処できるように駆動電流を設定あるた
め、通常の1枚分離時には無駄な電流が流れていること
になる。
【0007】このように、従来は分離時の負荷に対して
ステッピングモータの駆動電流を制御することは考慮さ
れてなく、無駄な電流を流しているという問題点があっ
た。
【0008】さらに、このような無駄な電流を流してい
ることにより消費電流が大きくなり、この消費電流に対
処するためにモータドライバも必然的に大きくならざる
を得ず、装置の小型化が困難であったという問題点があ
った。
【0009】本発明の目的は、無駄な電流が流れないよ
うにステッピングモータの駆動電流の制御を行い、装置
の小型化を実現することが可能な技術を提供することに
ある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0012】積み重ねられた紙葉類の1枚を搬送路へ送
り出すピックアップローラ及びフィードローラと、2枚
目以降の紙葉類が搬送路に搬送されないように抑えてお
くゲートローラと、前記フィードローラを回転させるス
テッピングモータとを備えた紙葉類の分離を行う紙葉類
分離装置において、前記フィードローラと前記ゲートロ
ーラ間の紙葉類通過を検出する紙葉類通過検出手段と、
前記紙葉類が前記フィードローラ及びゲートローラの間
を通過しているときに前記フィードローラを駆動するス
テッピングモータの駆動電流の変化から負荷の大きさを
検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段で検出され
た負荷に応じてステッピングモータの駆動電流の切り替
え制御を行う駆動電流制御手段とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1から
図9により説明する。
【0014】図1は、本発明の実施形態にかかる紙葉類
分離装置の構成を説明するためのブロック図である。
【0015】本実施形態の紙葉類分離装置は、図1に示
すように、積み重ねられた紙葉類1の1枚目を搬送させ
るフィードローラ5と2枚目以降の紙葉類が搬送路に搬
送されないように抑えておくゲートローラ6とから構成
される分離部と、その分離部へ1枚目の紙葉類1を搬送
するピックアップローラ2と、分離後の紙葉類1を搬送
するピンチローラ7と、ピックアップローラ2およびフ
ィードローラ5およびピンチローラ7を駆動するステッ
ピングモータ14と、紙葉類1をピックアップローラ2
に押しつけるための押し板3及びばね4と、紙葉類1を
収納するスタッカ16と、分離部を紙葉類1が通過する
ことを検知する紙葉類通過検出センサ8と、ステッピン
グモータ14の駆動電流の大きさを測定し駆動電流値1
1aをマイコン部10に出力する電流測定部11と、パ
ルス制御部12から出力されるステッピングモータパル
ス信号12aより負荷判定タイミング信号9aをマイコ
ン部10に出力するカウンタ9と、マイコン部10にス
テッピングモータ14の負荷に対応した最適な駆動電流
を記憶させておく駆動電流テーブル17と、紙葉類通過
検出センサ8からの紙葉類通過検知信号8aあるいはス
テッピングモータの負荷により、ステッピングモータ1
4の駆動電流指示10bをモータ駆動部13に出力し、
さらにパルス制御部にステッピングモータ14の起動、
停止、逆転の指示10aを出力するマイコン部10と、
ステッピングモータ14を回転させるステッピングモー
タパルス信号12aを発生させるパルス制御部12と、
そのパルス制御部12とマイコン部10の出力信号12
a,10bによりステッピングモータ14に駆動電流1
3aを流しステッピングモータ14を駆動するモータ駆
動部13と、ステッピングモータ14に電流を供給する
電源15とにより構成される。
【0016】次に、上述した本実施形態の紙葉類分離装
置における紙葉類1の分離の開始から終了までの動作に
ついて説明する。
【0017】本実施形態の紙葉類分離装置は、ステッピ
ングモータ14にかかる負荷を検出し、その負荷に応じ
て駆動電流を制御するものである。
【0018】そのステッピングモータ14の負荷検出方
法について図4を用いて説明する。
【0019】図2は、ステッピングモータ14の1進相
分の電流波形と負荷およびステッピングモータ14の相
信号およびカウント値の関係を示す図である。
【0020】図2において、(1)は負荷が大きいとき
の波形、(2)は負荷が小さいときの波形を示してお
り、(1)、(2)ともに負荷と駆動電流の設定が適切
でない場合の電流波形を破線にて示してある。
【0021】ステッピングモータ14の負荷は、図2に
示すように、負荷が大きいときにはパルス信号12a
が”L”から”H”になったときに、駆動電流の変化の
傾きが大きくなり、負荷が小さいときには駆動電流の変
化の傾きが小さくなる。
【0022】これを利用して、カウンタ9を用いてその
カウント値nにおける駆動電流値を求めることによって
負荷の大きさを求めることができる。
【0023】図2に示す例では、(1)に示すように負
荷に対して最適な駆動電流が実線で示すi6である場合
に、駆動電流の設定をi1にしてステッピングモータを
駆動すると、駆動電流は破線に示すようにi1以上にな
らず、ステッピングモータは脱調することになる。
【0024】したがって、カウントnの相電流値がF6
であれば駆動電流の設定をi6にする。
【0025】また、(2)に示すように負荷に対して最
適な駆動電流が実線で示すi1の大きさである場合に、
駆動電流をi6してステッピングモータを駆動すると、
破線で示すi6の大きさまで上昇し、無駄な電流をモー
タ駆動部が消費する。したがってカウントnの相電流値
がF1であれば駆動電流の設定をi1にする。
【0026】このように、カウントnの相電流値に対応
するステッピングモータ14の駆動電流を設定すること
によって負荷に対応した駆動電流の制御を行う。
【0027】図3は、上述したステッピングモータ駆動
電流負荷の検出手順を示したフローチャートである。
【0028】図1に示したカウンタ9はパルス制御部1
2から出力されるステッピングモータ14の相信号の変
化がLowからHiに変化するタイミングにてカウント
を0からスタートさせる(ステップ301、302)。
このときのカウント値は0である。
【0029】カウント値は一定の周期にて積算され(ス
テップ303)、マイコン部10は一定の周期でカウン
タ9のカウント値を読みとる(ステップ304)。
【0030】カウント値がnになると(ステップ30
5)、電流測定部11から相電流値を読みとり(ステッ
プ306)、カウント値nの相電流値とそのときのステ
ッピングモータ14に最適な駆動電流を対応させた駆動
電流テーブル17からステッピングモータ14の駆動電
流を求め(ステップ307)、パルス制御部12および
モータ駆動部13へ出力する(ステップ308)。
【0031】次に、上述した負荷検出結果に基づいて、
ステッピングモータ14の駆動電流を変更する制御につ
いて説明する。
【0032】図4は、負荷検出によるステッピングモー
タ14の駆動電流制御を示すフローチャートである。
【0033】駆動電流制御は、図4に示すように、ま
ず、ステッピングモータ14の駆動電流を初期値のi1
として(ステップ400)ステッピングモータ14を起
動させる(ステップ401)。
【0034】次に、紙葉類通過検出センサ8が紙葉類1
の先端を検出した場合(ステップ402)、ステッピン
グモータ14の駆動電流をそのときのステッピングモー
タ14の負荷によって最適な値に変更する(ステップ4
03)。
【0035】紙葉類通過検出センサ8が紙葉類1の後端
を検出し(ステップ404)、1枚目の分離が終了する
までステッピングモータ14の駆動電流を最適な値にす
る(ステップ403)。
【0036】次の紙葉類1の分離を行うときは(ステッ
プ405)、ステッピングモータ14の駆動電流を初期
値のi1に戻し(ステップ406)、終了であれば、ス
テッピングモータ14を停止させる(ステップ40
7)。
【0037】図5は、上述した負荷検出によるステッピ
ングモータの駆動電流制御を示したタイムチャートであ
る。
【0038】図5に示すように、ステッピングモータ1
4の駆動開始からt1秒後に紙葉類が分離部に搬送され
たとき、ステッピングモータ14の負荷が大きい場合は
ステッピングモータ14の駆動電流を上げる。
【0039】t2秒後にステッピングモータ14の負荷
が軽減された場合は、ステッピングモータ14の駆動電
流を下げ、t3秒後に1枚目の分離が終了したときに
は、次の紙葉類1の分離のためステッピングモータ14
の駆動電流を初期値のi1に戻す。
【0040】このように、ステッピングモータの駆動電
流の変化から負荷の大きさを検出し、負荷に応じてステ
ッピングモータの駆動電流の大きさを変えてモータ駆動
部の発熱と消費電力を最小限にすることにより、無駄な
電流が流れないようにステッピングモータの駆動電流の
制御を行い、装置の小型化を実現することが可能とな
る。
【0041】また、上述したステッピングモータ14に
かかる負荷の検出において、通常の紙葉類1枚の分離に
かかる負荷の相電流を基準値とすることにより、その基
準値より相電流が大きい場合に、複数枚が分離されたと
いうことがわかる。
【0042】これにより、複数枚が分離されたかどうか
を特別な手段を用いることなく容易に判別できる。
【0043】以下に、複数枚の紙葉類の分離が行われた
どうかを判定し、複数枚分離されたときに、その分離し
た紙葉類を戻す再分離制御について説明する。
【0044】図6は、上述した再分離制御の手順を示す
フローチャートである。
【0045】再分離制御は、図6に示すように、まず、
ステッピングモータ14を起動して(ステップ60
0)、紙葉類通過検出センサ8が紙葉類1の先端を検知
すると(ステップ601)、マイコン10にてステッピ
ングモータ14の負荷を検出する(ステップ602)。
【0046】このとき、負荷がある一定値よりも大きい
場合は、複数枚重なったまま分離が行われたと判断し
(ステップ603)、ステッピングモータ14を停止し
て紙葉類1の分離を中断し(ステップ605)、ステッ
ピングモータ14を逆回転させて紙葉類1をスタッカ1
6まで戻し(ステップ606)、再び分離をやり直す。
【0047】負荷がある一定値よりも小さい場合は、ス
テップ608に進む。
【0048】ステップ604において、分離のやり直し
が規定回数を超えた場合は、ステッピングモータ14の
駆動電流を大きくし(ステップ607)、紙葉類を搬送
する。
【0049】そして、紙葉類の後端が分離部を通過した
ならば(ステップ608)、次の紙葉を分離するならば
(ステップ609)、ステップ601に戻り、しないな
らば、ステッピングモータ14を停止する(ステップ6
10)。
【0050】このように、ステッピングモータ14にか
かる負荷の大きさと基準値とを比較し、ステッピングモ
ータの負荷の大きさが基準値よりも大きい場合には、紙
葉類が複数枚重なったまま分離して搬送されていると判
断し、一度ローラ類を逆転させて紙葉類をスタッカまで
戻し、再び分離を行うことにより、紙幣が重なったまま
搬送されることはなく紙葉類のジャム、リジェクトを未
然に回避でき、ステッピングモータの駆動電流も最小限
に抑えることが可能となる。
【0051】次に、上述した負荷検出を行わずにステッ
ピングモータ14の駆動電流の制御を行う場合について
説明する。
【0052】図7は、紙葉類分離装置における紙葉類1
の搬送位置とその位置におけるステッピングモータ14
の駆動電流の関係を示した図である。
【0053】図7において、縦軸は分離部の紙葉類通過
の有無とステッピングモータ14の駆動電流を示し、横
軸は時間推移を示す。
【0054】一般に、紙葉類分離装置は、分離開始から
紙葉先端通過までは分離部にかかる負荷が小さく、紙葉
後端通過までは分離部にかかる負荷が大きい。
【0055】これにより、図7に示すように、分離開始
から紙葉先端通過までは低い駆動電流I1を、紙葉後端
通過までは高い駆動電流I2を駆動電流として流してス
テッピングモータ14の制御を行う。
【0056】このI2は分離時の負荷に対応できる電流
値とし、I1はI2よりも低くした電流値とする。
【0057】この制御は、図1に示したカウンタ9と駆
動電流テーブル17を設ける必要がなくなる。
【0058】そのステッピングモータの駆動電流の制御
の詳細を図8に示したフローチャートを用いて説明す
る。
【0059】まず、図8に示すように、マイコン部10
はステッピングモータ14の駆動電流の初期値をI1と
してステッピングモータ14の起動を行い(ステップ8
00)、パルス制御部12からモータ駆動部13にパル
ス信号12aが入力されると、ステッピングモータ14
は回転し、紙葉類1の分離が行われる。
【0060】T1秒後にピックアップローラ2により紙
葉類1が分離部まで搬送され、紙葉類通過検出センサ8
が紙葉類1の先端を検知すると(ステップ801)、マ
イコン部10はステッピングモータ14の駆動電流をI
2の大きさにする指示をモータ駆動部13に出力する
(ステップ802)。
【0061】モータ駆動部13は上記指示を受けると、
ステッピングモータ14の駆動電流をI2の大きさに
し、T2秒後まで紙葉類1を搬送させ、紙葉類通過検出
センサ8が紙葉類1の後端を検知すると(ステップ80
3)、マイコン部10はステッピングモータの駆動電流
をI1にする指示をモータ駆動部13に出す(ステップ
804)。
【0062】モータ駆動部13はステッピングモータ1
4の駆動電流をI1にし、T3秒後に分離が終了し、次
の紙葉類1を分離しなければ(ステップ805)、パル
ス制御部12はモータ駆動部11への出力を停止し、ス
テッピングモータ14を停止させる(ステップ80
6)。
【0063】このように、紙葉類がフィードローラとゲ
ートローラの間を通過したことを検知する紙葉類通過検
出センサとその紙葉類通過検出センサからの出力によ
り、紙葉類が分離部を通過していないときはステッピン
グモータの駆動電流を小さくしてステッピングモータの
駆動電流を切り替えることによりモータ駆動部の発熱と
消費電力を小さくすることができ、無駄な電流が流れな
いようにステッピングモータの駆動電流の制御を行い、
装置の小型化を実現することが可能となる。
【0064】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0065】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0066】無駄な電流が流れないようにステッピング
モータの駆動電流の制御を行い、装置の小型化を実現す
ることが可能となる。
【0067】紙幣が重なったまま搬送されることはなく
紙葉類のジャム、リジェクトを未然に回避でき、ステッ
ピングモータの駆動電流も最小限に抑えることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる紙葉類分離装置の構
成を説明するためのブロック図である。
【図2】ステッピングモータ14の1進相分の電流波形
と負荷およびステッピングモータ14の相信号およびカ
ウント値の関係を示す図である。
【図3】ステッピングモータ駆動電流負荷の検出手順を
示したフローチャートである。
【図4】負荷検出によるステッピングモータ14の駆動
電流制御を示すフローチャートである。
【図5】負荷検出によるステッピングモータの駆動電流
制御を示したタイムチャートである。
【図6】再分離制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】紙葉類分離装置における紙葉類1の搬送位置と
その位置におけるステッピングモータ14の駆動電流の
関係を示した図である。
【図8】ステッピングモータの駆動電流の他の制御を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1…紙葉類、2…ピックアップローラ、3…押し板、4
…ばね、5…フィードローラ、6…ゲートローラ、7…
ピンチローラ、8…紙葉類通過検出手段、9…カウン
タ、10…マイコン部、11…電流測定部、12…パル
ス制御部、13…モータ駆動部、14…ステッピングモ
ータ、15…電源、16…スタッカ、17…駆動電流テ
ーブル、8a…紙葉類通過検知信号、9a…負荷判定タ
イミング信号、10a…ステッピングモータの起動、停
止、逆転の指示、10b…駆動電流指示、11a…駆動
電流値、12a…パルス信号、13a…駆動電流。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ねられた紙葉類の1枚を搬送路へ
    送り出すピックアップローラ及びフィードローラと、2
    枚目以降の紙葉類が搬送路に搬送されないように抑えて
    おくゲートローラと、前記フィードローラを回転させる
    ステッピングモータとを備えた紙葉類の分離を行う紙葉
    類分離装置において、 前記フィードローラと前記ゲートローラ間の紙葉類通過
    を検出する紙葉類通過検出手段と、 前記紙葉類が前記フィードローラ及びゲートローラの間
    を通過しているときに前記フィードローラを駆動するス
    テッピングモータの駆動電流の変化から負荷の大きさを
    検出する負荷検出手段と、 前記負荷検出手段で検出された負荷に応じてステッピン
    グモータの駆動電流の切り替え制御を行う駆動電流制御
    手段とを備えたことを特徴とする紙葉類分離装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の紙葉類分離装置に
    おいて、 前記紙葉類が前記フィードローラ及びゲートローラの間
    を通過しているときにフィードローラを駆動するステッ
    ピングモータの負荷の大きさと紙葉類1枚を分離するの
    にかかる負荷である基準値とを比較する手段と、 前記比較手段により、前記駆動するステッピングモータ
    の負荷が基準値よりも大きいと判断されたときに、前記
    フィードローラ類を逆転させて紙葉類をスタッカまで戻
    す手段とを備えたことを特徴とする紙葉類分離装置。
  3. 【請求項3】 積み重ねられた紙葉類の1枚を搬送路へ
    送り出すピックアップローラ及びフィードローラと、2
    枚目以降の紙葉類が搬送路に搬送されないように抑えて
    おくゲートローラと、前記フィードローラを回転させる
    ステッピングモータとを備えた紙葉類の分離を行う紙葉
    類分離装置において、 前記フィードローラと前記ゲートローラ間の紙葉類通過
    を検出する紙葉類通過検出手段と、 前記紙葉類検出手段により、前記紙葉類が検出されたと
    きに、前記ステッピングモータの負荷に対応できる電流
    値の駆動電流を流し、前記紙葉類が検出されないとき
    は、検出されたときの電流値よりも小さい駆動電流を流
    す駆動電流制御手段とを備えたことを特徴とする紙葉類
    分離装置。
JP17215496A 1996-07-02 1996-07-02 紙葉類分離装置 Pending JPH1017163A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7334788B2 (en) 2003-03-24 2008-02-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Sheet feeder for feeding recording sheets while separating these
US11459198B2 (en) * 2018-10-26 2022-10-04 Seiko Epson Corporation Medium feeding apparatus and image reading apparatus

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