JPH1017150A - ピッチ変換装置 - Google Patents
ピッチ変換装置Info
- Publication number
- JPH1017150A JPH1017150A JP17610196A JP17610196A JPH1017150A JP H1017150 A JPH1017150 A JP H1017150A JP 17610196 A JP17610196 A JP 17610196A JP 17610196 A JP17610196 A JP 17610196A JP H1017150 A JPH1017150 A JP H1017150A
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- JP
- Japan
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- stopper plate
- movable
- pitch
- fixed
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- Pending
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移載機のハンド部に適用可能な軽量、コンパ
クトで剛性の高いピッチ変換装置を得る。 【解決手段】 一対の平行なガイドロッドの両端を固定
ブロックに締結して枠体を構成し、該枠体の中央部に２
ヶ所の穴をもつ複数の可動ブロックを該ガイドロッドに
移動自在に貫通し、隣接する可動ブロックとの間隔を規
制するための前後が隣接するストッパ板と互いに係合す
るストッパ板を該可動ブロック中央部に固定し、一端の
前記可動ブロックを駆動するためのアクチュエータを上
記固定ブロックの一方に取り付けた。
クトで剛性の高いピッチ変換装置を得る。 【解決手段】 一対の平行なガイドロッドの両端を固定
ブロックに締結して枠体を構成し、該枠体の中央部に２
ヶ所の穴をもつ複数の可動ブロックを該ガイドロッドに
移動自在に貫通し、隣接する可動ブロックとの間隔を規
制するための前後が隣接するストッパ板と互いに係合す
るストッパ板を該可動ブロック中央部に固定し、一端の
前記可動ブロックを駆動するためのアクチュエータを上
記固定ブロックの一方に取り付けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は所定の間隔で整列し
ているワークのピッチを変換する装置に関するものであ
る。
ているワークのピッチを変換する装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】特開昭６１ー２４３７３３に、パンタグ
ラフ機構を応用し、パンタグラフの交点にワークに作用
するピンを設け、溝によりガイドされたワークを前記ピ
ンで押しながら移送して所定のピッチに変換する機構が
開示されている。
ラフ機構を応用し、パンタグラフの交点にワークに作用
するピンを設け、溝によりガイドされたワークを前記ピ
ンで押しながら移送して所定のピッチに変換する機構が
開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記ピッ
チ変換機構では、多数のワークのピッチを変換しようと
した場合、リンクの数が増加し構造体としての剛性が損
なわれる。また、ピンはピッチ方向だけでなくそれに垂
直方向にも伸縮するので、ワークをピッチ方向のみに移
動させるのには別途ワークのガイドが必要である。従っ
てピックアンドプレースタイプの移載機、特に高速性が
要求されるものに適用することは難しい。本発明は、所
定間隔に整列したワークに作用してピッチ変換を行う、
特に電子部品のような微細ワークを移載する時に好適な
ピッチ変換装置を提供することを目的としている。
チ変換機構では、多数のワークのピッチを変換しようと
した場合、リンクの数が増加し構造体としての剛性が損
なわれる。また、ピンはピッチ方向だけでなくそれに垂
直方向にも伸縮するので、ワークをピッチ方向のみに移
動させるのには別途ワークのガイドが必要である。従っ
てピックアンドプレースタイプの移載機、特に高速性が
要求されるものに適用することは難しい。本発明は、所
定間隔に整列したワークに作用してピッチ変換を行う、
特に電子部品のような微細ワークを移載する時に好適な
ピッチ変換装置を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】直線的に移動可能な複数
の可動ブロックの各々にストッパ板を固着して、隣接す
るストッパ板を相互に係合して連結したピッチ変換装置
であって、ストッパ板の一端が凸部を有し、他端が前記
凸部を内包する凹部を有し、かつ凹部は凸部が移動方向
に所定範囲で移動できる隙間を有することを特徴として
いる。別の手段では、一対の平行なガイドロッドの両端
を固定ブロックに締結して枠体を構成し、該枠体の中央
部に２ヶ所の穴をもつ複数の可動ブロックを該ガイドロ
ッドに移動自在に貫通し、隣接する可動ブロックとの間
隔を規制するための前後が隣接するストッパ板と互いに
係合するストッパ板を該可動ブロック中央部に固定し、
一端の前記可動ブロックを駆動するためのアクチュエー
タを上記固定ブロックの一方に取り付けたことを特徴と
している。
の可動ブロックの各々にストッパ板を固着して、隣接す
るストッパ板を相互に係合して連結したピッチ変換装置
であって、ストッパ板の一端が凸部を有し、他端が前記
凸部を内包する凹部を有し、かつ凹部は凸部が移動方向
に所定範囲で移動できる隙間を有することを特徴として
いる。別の手段では、一対の平行なガイドロッドの両端
を固定ブロックに締結して枠体を構成し、該枠体の中央
部に２ヶ所の穴をもつ複数の可動ブロックを該ガイドロ
ッドに移動自在に貫通し、隣接する可動ブロックとの間
隔を規制するための前後が隣接するストッパ板と互いに
係合するストッパ板を該可動ブロック中央部に固定し、
一端の前記可動ブロックを駆動するためのアクチュエー
タを上記固定ブロックの一方に取り付けたことを特徴と
している。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は本発明のピッチ変換装置の
ピッチが閉じた状態の平面図を、図２はピッチが開いた
状態の平面図を示す。図１において、一対の平行するガ
イドロッド１ａ、１ｂは、その一端を固定ブロック２に
締結し、他端をアクチュエータ、例えばエアーシリンダ
６を取り付けた固定ベース３に締結して枠体を構成す
る。固定ブロック２と固定ベース３の間には、複数個の
可動ブロック４（４ａ、４ｂ、４ｃ…）をガイドロッド
１ａ、１ｂに案内されて移動自在になるように設ける。
それぞれの可動ブロック４がピッチ変換される個々のワ
ークに対応し、例えば可動ブロック４をｎ個装着すれ
ば、固定ブロック２を含めて、(ｎ＋１)個のワークに対
してピッチ変換を行うことができる。可動ブロック４
（４ａ、４ｂ、４ｃ…）及び固定ブロック２の表面に
は、ピッチ変換量を規定するストッパ板５（５ａ、５
ｂ、５ｃ…）をボルトあるいは接着等により所定位置に
取り付ける。
ピッチが閉じた状態の平面図を、図２はピッチが開いた
状態の平面図を示す。図１において、一対の平行するガ
イドロッド１ａ、１ｂは、その一端を固定ブロック２に
締結し、他端をアクチュエータ、例えばエアーシリンダ
６を取り付けた固定ベース３に締結して枠体を構成す
る。固定ブロック２と固定ベース３の間には、複数個の
可動ブロック４（４ａ、４ｂ、４ｃ…）をガイドロッド
１ａ、１ｂに案内されて移動自在になるように設ける。
それぞれの可動ブロック４がピッチ変換される個々のワ
ークに対応し、例えば可動ブロック４をｎ個装着すれ
ば、固定ブロック２を含めて、(ｎ＋１)個のワークに対
してピッチ変換を行うことができる。可動ブロック４
（４ａ、４ｂ、４ｃ…）及び固定ブロック２の表面に
は、ピッチ変換量を規定するストッパ板５（５ａ、５
ｂ、５ｃ…）をボルトあるいは接着等により所定位置に
取り付ける。
【０００６】図３をもとにストッパ板５の構造について
説明する。図３（ａ）にストッパ板５の平面図を示す
が、例えば数ｍｍ程度厚さのステンレス鋼板に胴部２０
をはさんで前部には凸状係合部９を、後部に凹状係合部
１４をワイヤカットやレーザ加工などによって形成す
る。ここで、前部とは可動ブロック４の移動方向に対
し、固定ブロック２側にあるものを称することにする。
なお、前記移動方向を長手、直交する方向を幅とし、図
示した各部の寸法をａ〜ｇとする。凸状係合部９は、胴
部２０から長手方向前側にかけての部分であり、略Ｔ形
状を成し先端部幅はａである。凹状係合部１４は、胴部
２０から長手方向後側にかけての部分で略Ｔ形状を成
し、内部は先端が狭まった略コの字形状に切り欠かれて
いる。略コの字の内寸幅ｂは、凸状係合部９の先端部幅
ａより若干大きい寸法とし、先端の狭部幅は胴部２０の
幅より大きく、かつ凸状係合部９の先端部幅ａより小さ
くし、凸状係合部９がはまりこむような形状とする。ス
トッパ板５をボルトで取り付ける場合のボルト取り付け
穴１５周辺の胴部２０の形状・寸法は、ストッパ板５が
後述するように移動するとき相互に干渉しないよう適宜
決める。
説明する。図３（ａ）にストッパ板５の平面図を示す
が、例えば数ｍｍ程度厚さのステンレス鋼板に胴部２０
をはさんで前部には凸状係合部９を、後部に凹状係合部
１４をワイヤカットやレーザ加工などによって形成す
る。ここで、前部とは可動ブロック４の移動方向に対
し、固定ブロック２側にあるものを称することにする。
なお、前記移動方向を長手、直交する方向を幅とし、図
示した各部の寸法をａ〜ｇとする。凸状係合部９は、胴
部２０から長手方向前側にかけての部分であり、略Ｔ形
状を成し先端部幅はａである。凹状係合部１４は、胴部
２０から長手方向後側にかけての部分で略Ｔ形状を成
し、内部は先端が狭まった略コの字形状に切り欠かれて
いる。略コの字の内寸幅ｂは、凸状係合部９の先端部幅
ａより若干大きい寸法とし、先端の狭部幅は胴部２０の
幅より大きく、かつ凸状係合部９の先端部幅ａより小さ
くし、凸状係合部９がはまりこむような形状とする。ス
トッパ板５をボルトで取り付ける場合のボルト取り付け
穴１５周辺の胴部２０の形状・寸法は、ストッパ板５が
後述するように移動するとき相互に干渉しないよう適宜
決める。
【０００７】前述したようにストッパ板５は各々可動ブ
ロック４に取り付けるが、基本的には凹状係合部の長手
寸法ｅと可動ブロック４の長手寸法は同一とし、端面を
一致させ、隣接するストッパ板同士、例えばストッパ板
５ａと５ｂは、互いに凸状係合部９ａと凹状係合部１４
ｂを係合した状態で取り付ける。ただし可動ブロックの
うち、エアーシリンダ６のロッドと連結される最後部の
ストッパ板４ａは長手寸法が大きくなる可能性があり、
これについては前側端面と凹状係合部１４の前端面２１
が一致するようにする。固定ブロック２については、後
部端面と凹状係合部１４の後端面２２が一致するように
する。
ロック４に取り付けるが、基本的には凹状係合部の長手
寸法ｅと可動ブロック４の長手寸法は同一とし、端面を
一致させ、隣接するストッパ板同士、例えばストッパ板
５ａと５ｂは、互いに凸状係合部９ａと凹状係合部１４
ｂを係合した状態で取り付ける。ただし可動ブロックの
うち、エアーシリンダ６のロッドと連結される最後部の
ストッパ板４ａは長手寸法が大きくなる可能性があり、
これについては前側端面と凹状係合部１４の前端面２１
が一致するようにする。固定ブロック２については、後
部端面と凹状係合部１４の後端面２２が一致するように
する。
【０００８】図３（ｂ）に、隣接する例えばストッパ板
５ａの凸状係合部９ａとストッパ板５ｂの凹状係合部１
４ｂが互いに係合し、縮んだ状態を示す。ストッパ板５
ａの凹状係合部の前端面２１ａとストッパ板５ｂの凹状
係合部の後端面２２ｂが密接している。ストッパ板の長
手方向各部寸法は、ｆ＋ｇ＞ｃ＋ｄを満足するようにし
ている。図３（ｃ）に、隣接するストッパ板５ａの凸状
係合部９ａとストッパ板５ｂの凹状係合部１４ｂが互い
に係合し、伸びた状態を示す。ストッパ板５ａの凸状係
合部の後端面２３ａとストッパ板５ｂの凹状係合部の後
部内端面２４ｂが密接している。この時、ストッパ板５
ｂに対するストッパ板５ａの変位量ｓはｄ−ｆで求めら
れる。これがピッチ変換量である。
５ａの凸状係合部９ａとストッパ板５ｂの凹状係合部１
４ｂが互いに係合し、縮んだ状態を示す。ストッパ板５
ａの凹状係合部の前端面２１ａとストッパ板５ｂの凹状
係合部の後端面２２ｂが密接している。ストッパ板の長
手方向各部寸法は、ｆ＋ｇ＞ｃ＋ｄを満足するようにし
ている。図３（ｃ）に、隣接するストッパ板５ａの凸状
係合部９ａとストッパ板５ｂの凹状係合部１４ｂが互い
に係合し、伸びた状態を示す。ストッパ板５ａの凸状係
合部の後端面２３ａとストッパ板５ｂの凹状係合部の後
部内端面２４ｂが密接している。この時、ストッパ板５
ｂに対するストッパ板５ａの変位量ｓはｄ−ｆで求めら
れる。これがピッチ変換量である。
【０００９】隣接するストッパ板の縮んだ状態の係合関
係は上述したものに限らず、図３（ｄ）に示すように、
ストッパ板５ａの凸状係合部の前端面２５ａとストッパ
板５ｂの凹状係合部の前部内端面２６ｂが密接している
ようにしてもよい。この時、ストッパ板５ｂに対するス
トッパ板５ａの変位量ｓはｇ−ｃで求められる。また、
ストッパ板の係合部も上述した略Ｔ形状のものに限ら
ず、凸状係合部は円状を成し、凹状係合部はこれを内包
する両端が半円状の溝を有した形状等、所定範囲で変位
方向に移動可能な形状であればよい。
係は上述したものに限らず、図３（ｄ）に示すように、
ストッパ板５ａの凸状係合部の前端面２５ａとストッパ
板５ｂの凹状係合部の前部内端面２６ｂが密接している
ようにしてもよい。この時、ストッパ板５ｂに対するス
トッパ板５ａの変位量ｓはｇ−ｃで求められる。また、
ストッパ板の係合部も上述した略Ｔ形状のものに限ら
ず、凸状係合部は円状を成し、凹状係合部はこれを内包
する両端が半円状の溝を有した形状等、所定範囲で変位
方向に移動可能な形状であればよい。
【００１０】次に作用について説明する。図１はピッチ
変換装置が縮んだ状態である。このときエアーシリンダ
６はロッドが押し出されるように作動しており、連結さ
れた可動ブロック４ａが前進することで、各ストッパ板
５は図３（ｂ）の状態となり、各可動ブロック４も密着
した状態となる。この状態からエアーシリンダ６を引き
戻し方向に作動すると、その変位は最後部の可動ブロッ
ク４ａに伝達され、該可動ブロック４ａはガイドロッド
１ａ、１ｂに案内されながら、エアーシリンダ６の引き
戻し方向に移動する。同時に、ストッパ板５ａも移動
し、その凸状係合部９ａは隣接する可動ブロック４ｂの
ストッパ板５ｂの凹状係合部１４ｂの切り欠き部内を移
動し、ついには図３（ｃ）に示すように凸状係合部９ａ
の後端２３ａが凹状係合部１４ｂの前端２４ｂに当接
し、ストッパ板５ａがストッパ板５ｂを引き始める。ス
トッパ板５ｂと可動ブロック４ｂは固定されているの
で、固定ブロック４ｂも移動する。
変換装置が縮んだ状態である。このときエアーシリンダ
６はロッドが押し出されるように作動しており、連結さ
れた可動ブロック４ａが前進することで、各ストッパ板
５は図３（ｂ）の状態となり、各可動ブロック４も密着
した状態となる。この状態からエアーシリンダ６を引き
戻し方向に作動すると、その変位は最後部の可動ブロッ
ク４ａに伝達され、該可動ブロック４ａはガイドロッド
１ａ、１ｂに案内されながら、エアーシリンダ６の引き
戻し方向に移動する。同時に、ストッパ板５ａも移動
し、その凸状係合部９ａは隣接する可動ブロック４ｂの
ストッパ板５ｂの凹状係合部１４ｂの切り欠き部内を移
動し、ついには図３（ｃ）に示すように凸状係合部９ａ
の後端２３ａが凹状係合部１４ｂの前端２４ｂに当接
し、ストッパ板５ａがストッパ板５ｂを引き始める。ス
トッパ板５ｂと可動ブロック４ｂは固定されているの
で、固定ブロック４ｂも移動する。
【００１１】以後同様に順次変位が伝達され、各可動ブ
ロック４は図２に示すように等間隔に開いた状態とな
る。このときエアーシリンダ６のストロークは、前述し
た変位量ｓと可動ブロック数ｎを掛けた数値より大きく
する必要がある。逆にエアーシリンダ６を押し出すと、
各可動ブロック４は図１に示す密な状態にもどる。この
ようにエアーシリンダ６の往復動作で各可動ブロックの
間隔をｓだけ伸縮することができる。
ロック４は図２に示すように等間隔に開いた状態とな
る。このときエアーシリンダ６のストロークは、前述し
た変位量ｓと可動ブロック数ｎを掛けた数値より大きく
する必要がある。逆にエアーシリンダ６を押し出すと、
各可動ブロック４は図１に示す密な状態にもどる。この
ようにエアーシリンダ６の往復動作で各可動ブロックの
間隔をｓだけ伸縮することができる。
【００１２】図４は、前述の可動ブロックにワークハン
ドリング具及び移載機構を設けて、ワークを把持して移
載するとともにピッチ変換をするようにした装置であ
る。全ての可動ブロック４の他に固定ブロック２にもそ
れぞれにアーム７を取り付け、アーム７の先端にはワー
クを吸着するための吸引孔８を設ける。吸引孔８は真空
発生装置（図示せず）からの配管が連結されており、ワ
ークを吸引保持できる。また、前述の固定ベース３は昇
降機構１３を介して直線移動機構１１に取り付けた構造
としており、昇降方向及び水平方向に移動することがで
きる。
ドリング具及び移載機構を設けて、ワークを把持して移
載するとともにピッチ変換をするようにした装置であ
る。全ての可動ブロック４の他に固定ブロック２にもそ
れぞれにアーム７を取り付け、アーム７の先端にはワー
クを吸着するための吸引孔８を設ける。吸引孔８は真空
発生装置（図示せず）からの配管が連結されており、ワ
ークを吸引保持できる。また、前述の固定ベース３は昇
降機構１３を介して直線移動機構１１に取り付けた構造
としており、昇降方向及び水平方向に移動することがで
きる。
【００１３】可動ブロック４が密接した状態の吸引孔８
の各位置にワーク１０が整列されて供給される。昇降機
構１３を作動して下降し、吸引孔８をワーク１０に密接
して真空力を作用させ、複数のワーク１０を同時に把持
した後上昇し、直線移動機構１１を駆動し、目的地へ移
動して下降し、ワーク１０を解放するピックアンドプレ
ース動作において、エアーシリンダ６を縮めて可動ブロ
ック４の相互間隔を伸ばすことによって、ワーク１０の
ピッチを吸引時のものから所定の寸法に変換して載置す
ることができる。特にその移動過程においてピッチ変換
動作を行えば能率の良い移載動作を行うことができる。
の各位置にワーク１０が整列されて供給される。昇降機
構１３を作動して下降し、吸引孔８をワーク１０に密接
して真空力を作用させ、複数のワーク１０を同時に把持
した後上昇し、直線移動機構１１を駆動し、目的地へ移
動して下降し、ワーク１０を解放するピックアンドプレ
ース動作において、エアーシリンダ６を縮めて可動ブロ
ック４の相互間隔を伸ばすことによって、ワーク１０の
ピッチを吸引時のものから所定の寸法に変換して載置す
ることができる。特にその移動過程においてピッチ変換
動作を行えば能率の良い移載動作を行うことができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明のピッチ変換装置は全ての可動ブ
ロックが一対のガイドロッドで支持されているため剛性
が高く、パンタグラフ機構のようにピッチ変換方向と直
角方向に伸縮する部材がないのでコンパクトである。し
たがって、電子部品などの微細物の高速移載機に適して
いる。移載機として構成した場合、複数のワークを同時
にハンドリングし、かつピッチ変換動作は移載動作と併
行して行うので、極めて能率の高い移載を実現すること
ができる。
ロックが一対のガイドロッドで支持されているため剛性
が高く、パンタグラフ機構のようにピッチ変換方向と直
角方向に伸縮する部材がないのでコンパクトである。し
たがって、電子部品などの微細物の高速移載機に適して
いる。移載機として構成した場合、複数のワークを同時
にハンドリングし、かつピッチ変換動作は移載動作と併
行して行うので、極めて能率の高い移載を実現すること
ができる。
【図１】ピッチが縮んだ状態を示す平面図
【図２】ピッチが開いた状態を示す平面図
【図３】ストッパ板の一形状及びその係合状態を示す図
【図４】ワークの移載に適用したピッチ変換装置を示す
図
図
１ａ・１ｂ…ガイドロッド ２ …固定ブロック ３ …固定ベース ４ …可動ブロック ５ …ストッパ板 ６ …エアーシリンダ ９ …凸状係合部 １０ …ワーク １１ …直線移動機構 １３ …昇降機構 １４ …凹状係合部
Claims (3)
- 【請求項１】 直線的に移動可能な複数の可動ブロック
の各々にストッパ板を固着して、隣接するストッパ板を
相互に係合して連結したピッチ変換装置であって、スト
ッパ板の一端が凸部を有し、他端が前記凸部を内包する
凹部を有し、かつ凹部は凸部が移動方向に所定範囲で移
動できる隙間を有することを特徴とするピッチ変換装
置。 - 【請求項２】 一対の平行なガイドロッドの両端を固定
ブロックに締結して枠体を構成し、該枠体の中央部に２
ヶ所の穴をもつ複数の可動ブロックを該ガイドロッドに
移動自在に貫通し、隣接する可動ブロックとの間隔を規
制するための前後が隣接するストッパ板と互いに係合す
るストッパ板を該可動ブロック中央部に固定し、一端の
前記可動ブロックを駆動するためのアクチュエータを上
記固定ブロックの一方に取り付けたことを特徴とするピ
ッチ変換装置。 - 【請求項３】 請求項２記載のピッチ変換装置におい
て、各可動ブロックのそれぞれにワークハンドリング機
構を設け、固定ブロックを昇降及び直線移動する可動部
に搭載したことを特徴とする請求項２記載のピッチ変換
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17610196A JPH1017150A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ピッチ変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17610196A JPH1017150A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ピッチ変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1017150A true JPH1017150A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16007719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17610196A Pending JPH1017150A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ピッチ変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1017150A (ja) |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP17610196A patent/JPH1017150A/ja active Pending
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