JPH10171112A - ポジ型感光性組成物 - Google Patents

ポジ型感光性組成物

Info

Publication number
JPH10171112A
JPH10171112A JP8330863A JP33086396A JPH10171112A JP H10171112 A JPH10171112 A JP H10171112A JP 8330863 A JP8330863 A JP 8330863A JP 33086396 A JP33086396 A JP 33086396A JP H10171112 A JPH10171112 A JP H10171112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
photosensitive composition
positive photosensitive
naphthoquinonediazide
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8330863A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kameyama
泰弘 亀山
Takaaki Niimi
高明 新実
Atsushi Fujita
藤田  淳
Yuki Tanaka
由紀 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP8330863A priority Critical patent/JPH10171112A/ja
Publication of JPH10171112A publication Critical patent/JPH10171112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠紫外領域の光を用いたハーフミクロンリソ
グラフィーに対応できる高解像力を有し、しかも反射率
の高い基板や段差のある基板上で、レジストの解像性を
保ちつつ反射光の影響を抑えることができる化学増幅型
ポジ感光性組成物を提供する。 【解決手段】 フェノール性水酸基含有アルカリ可溶性
樹脂または該水酸基が酸不安定基で保護された樹脂及び
光酸発生剤を含有するポジ型感光性組成物に於て、光吸
収剤として下記構造式(I)、(II)及び(III)から選
ばれる少なくとも1種の部分構造を有する化合物を含有
することを特徴とするポジ型感光性組成物。 【化1】 (ただし、Xはアルキレン基またはフェニレン基を表わ
し、Yはメチレン基、C1以上C10以下のアルキル基
で置換されたメチレン基またはジアゾメチレン基を表わ
す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に放射線に感
応するポジ型感光性組成物に関するものであり、さらに
詳しくは半導体集積回路作成用ポジ型レジストに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積度化は、一般に
言われるように3年間に4倍のスピードで進行し、例え
ばダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー(DR
AM)を例にとれば、現在では、16Mビットの記憶容
量を持つものの本格生産が開始されている。それにとも
ない集積回路の生産に不可欠のフォトリソグラフィー技
術に対する要求も年々厳しくなってきている。例えば、
16MビットDRAMの生産には、0.5μmレベルの
リソグラフィー技術が必要とされ、更に高集積度化の進
んだ64MDRAMにおいては、0.3μmレベル、2
56MDRAMでは0.25μmレベルのリソグラフィ
ー技術が必要とされると予想されている。これにともな
い、レジストの露光に用いられる波長も、水銀灯のg線
(436nm)からi線(365nm)、さらにKrF
エキシマレーザ光(248nm)へと短波長化が進んで
いる。ところが従来のナフトキノンジアジドを感光剤と
するポジ型フォトレジストでは、KrFエキシマレーザ
光などの遠紫外領域の光に対しては透過率が非常に低
く、低感度かつ低解像力となってしまう。
【0003】このような問題を解決する新しいポジ型レ
ジストとして、光酸発生剤と酸触媒反応によりアルカリ
現像液に対する溶解性が増大するような化合物とからな
る化学増幅型ポジ型フォトレジストが種々提案されてい
る。このような化学増幅型ポジ型フォトレジストにおい
て、高解像力を得るためには、露光波長である248n
mにおけるレジスト膜の透明性が重要な要素のひとつと
なる。すなわち、レジスト膜の透明性が悪く露光時に光
が基板表面まで十分に届かないと基板表面付近の光酸発
生剤が十分に感光せず、解像性の低下を引き起す。この
様な理由から露光波長において透明性の高いレジスト材
料の開発が進められてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら透明性の
高いレジストは、基板表面からの反射光による影響を受
けやすいという欠点を有している。反射率の高い基板や
段差のある基板上では、レジスト膜の透過率が高いと定
在波によるレジストパターンの側壁荒れや段差部からの
ハレーションによるパターン形状の劣化を招くようにな
る。従来一般的には、この問題を解決するために光吸収
剤を添加することが検討されてきた。しかし、従来光吸
収剤の種類によっては前述したようにレジスト膜の透明
性の低下による解像性の劣化が起るという問題があっ
た。このように反射率の高い基板や段差のある基板上で
は、レジストの解像性を保ちつつ反射光の影響を抑える
ことは、重要かつ困難な課題である。
【0005】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決した遠紫外領域の光を用いたハーフミクロンリソグ
ラフィーに対応できる高解像力を有し、しかも反射率の
高い基板や段差のある基板上で、レジストの解像性を保
ちつつ反射光の影響を抑えることができる化学増幅型ポ
ジ型感光性組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は化学増幅型
ポジ型フォトレジストの解像力を高くするためには、露
光により発生した酸が有効に作用し、露光量に対するレ
ジスト膜のアルカリ溶解性変化を大きくすることが必要
であり、また、基板からの反射光の影響を受けないほど
レジスト膜の吸光度が大きく、かつレジスト膜の吸収の
増大による解像性の劣化を抑えるためには、加える吸光
剤も露光後にアルカリ可溶性となることが、この問題を
解決するひとつの方法であるとの考えに基づき、鋭意検
討した結果、特定の光吸収剤を用いることにより、反射
率の高い基板や段差のある基板上でも、レジストの解像
性を保ちつつ反射光の影響を抑えることができる化学増
幅型ポジ型フォトレジスト組成物が得られることを見い
だし、本発明に至った。
【0007】すなわち本発明の要旨は、フェノール性水
酸基含有アルカリ可溶性樹脂または該水酸基が酸不安定
基で保護された樹脂及び光酸発生剤を含有するポジ型感
光性組成物に於て、光吸収剤として下記構造式(I)、
(II)及び(III)から選ばれる少なくとも1種の部分構
造を有する化合物を含有することを特徴とするポジ型感
光性組成物に存する。
【0008】
【化6】
【0009】(ただし、Xはアルキレン基またはフェニ
レン基を表わし、Yはメチレン基、C1以上C10以下
のアルキル基で置換されたメチレン基またはジアゾメチ
レン基を表わす。)以下、本発明を詳細に説明する。本
発明のポジ型感光性組成物は(i)フェノール性水酸基
含有アルカリ可溶性樹脂または該水酸基が酸不安定基で
保護された樹脂、(ii)光酸発生剤、及び(iii)光吸収
剤を主な構成成分とする。
【0010】本発明におけるフェノール性水酸基含有ア
ルカリ可溶性樹脂としては、現像時に露光部がアルカリ
可溶性となり、アルカリ現像液に溶出し、均一なレジス
ト膜形成能のあるものならば特に制限なく用いることが
できるが、例えばヒドロキシスチレン単独での重合また
はヒドロキシスチレンと各種のビニルモノマーとを共重
合して得られる樹脂などを用いることができる。ヒドロ
キシスチレンと共重合するビニルモノマーとしては、ア
クリル酸、ビニルアルコールまたは、これらの誘導体な
どを用いることができる。 該フェノール性水酸基含有
アルカリ可溶性樹脂がポリヒドロキシスチレンの場合、
具体的には、o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシ
スチレン、p−ヒドロキシスチレン、2−(o−ヒドロ
キシフェニル)プロピレン、2−(m−ヒドロキシフェ
ニル)プロピレン、2−(p−ヒドロキシフェニル)プ
ロピレンなどのヒドロキシスチレン類の単独または2種
以上をラジカル重合開始剤、アニオン重合開始剤または
カチオン重合開始剤の存在下で重合した樹脂が用いられ
る。また、重合後樹脂の吸光度を下げるために水素添加
を行なったものを用いてもよい。
【0011】またこれらのフェノール性水酸基含有アル
カリ可溶性樹脂の水酸基が酸不安定基で保護された樹脂
も用いることができる。該酸不安定基としては、露光時
に光酸発生剤より生成した酸によって、室温または露光
後の加熱(ポストエクスポージャベーク)で脱離し、水
酸基を再生するものであれば特に限定されないが、たと
えばメトキシメチル基、1−メトキシエチル基、1−メ
トキシプロピル基、1−メトキシブチル基、1−エトキ
シエチル基、1−エトキシプロピル基、1−エトキシブ
チル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニ
ル基などのアセタール基、1−メトキシ−1−メチルエ
チル基などのケタール基、tーブトキシカルボニル基な
どの炭酸エステル基などが使用される。これらのうち特
に好ましくはアセタール基である。
【0012】該フェノール性水酸基含有アルカリ可溶性
樹脂または該水酸基が酸不安定基で保護された樹脂の重
量平均分子量Mwは、レジスト膜が形成でき露光後にア
ルカリ現像液で現像できる範囲であれば使用することが
できるが、好ましくはポリスチレン換算値(ゲル・パー
ミエーション・クロマトグラフィ測定)で、3,000
以上60,000以下、さらに好ましくは4,000以
上50,000以下のものが用いられる。該樹脂の重量
平均分子量が、この範囲よりも大きいと露光部分のアル
カリ現像液に対する溶解性が小さくなり、良好なレジス
トのパターンが得られない。また該樹脂の重量平均分子
量が、この範囲よりも小さいと良好なレジスト塗膜が得
られない。
【0013】光酸発生剤としては、露光に用いられる光
または電子線などの放射線によって、酸を発生するもの
であれば、何でも用いることができるが、具体的には、
たとえば、トリス(トリクロロメチル)−s−トリアジ
ン、トリス(トリブロモメチル)−s−トリアジン、ト
リス(ジブロモメチル)−s−トリアジン、2,4−ビ
ス(トリブロモメチル)−6−p−メトキシフェニル−
s−トリアジンなどのハロゲン含有s−トリアジン誘導
体、1,2,3,4−テトラブロモブタン、1,1,
2,2−テトラブロモエタン、四臭化炭素、ヨードホル
ムなどのハロゲン置換パラフィン系炭化水素、ヘキサブ
ロモシクロヘキサン、ヘキサクロロシクロヘキサン、ヘ
キサブロモシクロドデカンなどのハロゲン置換シクロパ
ラフィン系炭化水素、ビス(トリクロロメチル)ベンゼ
ン、ビス(トリブロモメチル)ベンゼンなどのハロゲン
含有ベンゼン誘導体、トリブロモメチルフェニルスルホ
ン、トリクロロメチルフェニルスルホン、2,3−ジブ
ロモスルホランなどのハロゲン含有スルホン化合物、ト
リス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレートな
どのハロゲン含有イソシアヌレート誘導体、トリフェニ
ルスルホニウムクロライド、トリフェニルスルホニウム
メタンスルホネート、トリフェニルスルホニウムトリフ
ルオロメタンスルホネート、トリフェニルスルホニウム
p−トルエンスルホネート、トリフェニルスルホニウム
テトラフルオロボレート、トリフェニルスルホニウムヘ
キサフルオロアルセネート、トリフェニルスルホニウム
ヘキサフルオロホスホネートなどのスルホニウム塩、ジ
フェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルホネー
ト、ジフェニルヨードニウムp−トルエンスルホネー
ト、ジフェニルヨードニウムテトラフルオロボレート、
ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロアルセネート、
ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロホスホネートな
どのヨードニウム塩、p−トルエンスルホン酸メチル、
p−トルエンスルホン酸エチル、p−トルエンスルホン
酸ブチル、p−トルエンスルホン酸フェニル、1,2,
3−トリ(p−トルエンスルホニル)ベンゼン、p−ト
ルエンスルホン酸ベンゾインエステル、メタンスルホン
酸メチル、メタンスルホン酸エチル、メタンスルホン酸
ブチル、1,2,3−トリ(メタンスルホニル)ベンゼ
ン、メタンスルホン酸フェニル、メタンスルホン酸ベン
ゾインエステル、トリフルオロメタンスルホン酸メチ
ル、トリフルオロメタンスルホン酸エチル、トリフルオ
ロメタンスルホン酸ブチル、1,2,3−トリ(トリフ
ルオロメタンスルホニル)ベンゼン、トリフルオロメタ
ンスルホン酸フェニル、トリフルオロメタンスルホン酸
ベンゾインエステルなどのスルホン酸エステル類、ジフ
ェニルジスルホンなどのジスルホン類、ジ(フェニルス
ルホニル)メタン、ジ(ナフチルスルホニル)メタンな
どのメチレンビススルホン類、ジ(フェニルスルホニ
ル)ジアゾメタン、ジ(シクロヘキシルスルホニル)ジ
アゾメタンなどのスルホンジアジド類、o−ニトロベン
ジル−p−トルエンスルホネートなどのo−ニトロベン
ジルエステル類、N,N’−ジ(フェニルスルホニル)
ヒドラジドなどのスルホンヒドラジド類などが、挙げら
れる。これら光酸発生剤のうちで特に好ましくは、発生
する酸がスルホン酸、スルフェン酸、スルフィン酸のい
ずれかである化合物である。具体的には、トリフェニル
スルホニウムp−トルエンスルホネート、ジフェニルヨ
ードニウムp−トルエンスルホネートなどのオニウムの
スルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸フェニル、1,
2,3−トリ(p−トルエンスルホニル)ベンゼンなど
のスルホン酸エステル類、ジフェニルジスルホンなどの
ジスルホン類、ジ(フェニルスルホニル)メタン、ジ
(ナフチルスルホニル)メタンなどのメチレンビススル
ホン類、ジ(フェニルスルホニル)ジアゾメタン、ジ
(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタンなどのスル
ホンジアジド類、o−ニトロベンジル−p−トルエンス
ルホネートなどのo−ニトロベンジルエステル類などが
好適に用いられる。
【0014】本発明において用いる光吸収剤としては、
下記構造式(I)、(II)及び(III)で表される構造単
位を有する化合物であれば使用することができる。ま
た、下記構造式(I)、(II)及び(III)から選ばれる
少なくとも1種の部分構造を有する化合物であれば、光
酸発生剤の例として上記した化合物のうち、スルホン酸
誘導体、ビススルホン酸誘導体などを用いることもでき
る。また、かかる化合物を光吸収剤として用いる場合、
酸発生剤と光吸収剤とを兼ねて1種の化合物として用い
ることもできる。
【0015】
【化7】
【0016】(ただし、Xはアルキレン基またはフェニ
レン基を表わし、Yはメチレン基、C1以上C10以下
のアルキル基で置換されたメチレン基またはジアゾメチ
レン基を表わす。) 構造式(I)で表される部分構造を有する化合物の例と
しては、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、グリコールなどのアルコール類、フェ
ノール、クレゾール、キシレノール、ピロガノールなど
のフェノール類、ビスフェノールA、トリスフェノール
などの多核フェノール類、2,2’−ジヒドロキシベン
ゾフェノン、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、
2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,4,
2’4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,3,
4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,3,
4,2’,4’−ペンタヒドロキシベンゾフェノン、
2,3,4,2’,3’,4’−ヘキサヒドロキシベン
ゾフェノンなどのポリヒドロキシベンゾフェノン類、ポ
リヒドロキシスチレン、ノボラック樹脂などのアルカリ
可溶性フェノール樹脂類の水酸基の全てまたは一部分を
ベンゼンスルホニル基、ナフチルスルホニル基、1,2
−ベンゾキノンジアジド−4−スルホニル基、1,2−
ナフトキノンジアジド−4−スルホニル基または1,2
−ナフトキノンジアジド−5−スルホニル基などで置換
したものを用いることができる。構造式(I)で表わさ
れる部分構造を有する化合物の中でも、好ましくは、下
記構造式(IV)で表わされる部分構造を有する化合物で
あることが望ましい。
【0017】
【化8】
【0018】(ただし、Xはアルキレン基またはフェニ
レン基を表わし、R1 はフェニル基、ナフチル基、1,
2−ベンゾキノンジアジド基、または1,2−ナフトキ
ノンジアジド基を表わす。) これらの化合物のうちさらに好ましくは、フェノール、
クレゾール、キシレノール、ピロガロールの中から選ば
れた少なくとも1種の化合物とホルムアルデヒド、アセ
トアルデヒド、アセトンの中から選ばれた少なくとも1
種の化合物との重合により得られるノボラック樹脂また
は下記構造式(VII)で表されるポリヒドロキシベンゾ
フェノンの水酸基の少なくとも一部をベンゼンスルホニ
ル基、ナフチルスルホニル基、1,2−ベンゾキノンジ
アジド−4−スルホニル基、1,2−ナフトキノンジア
ジド−4−スルホニル基または1,2−ナフトキノンジ
アジド−5−スルホニル基で置換した化合物である。
【0019】
【化9】
【0020】(ただし、R6 〜R11は水素原子または水
酸基を表わし、R6 〜R11のうち少なくとも2個は水酸
基である。) 構造式(II)で表される部分構造を有する化合物の例と
しては、例えば下記構造式で示される化合物を用いるこ
とができる。
【0021】
【化10】
【0022】(ただし、R2 、R3 は同一でも異なって
いてもよく、置換基を有していてもよいアリール基を表
わし、Yはメチレン基、C1以上C10以下のアルキル
基で置換されたメチレン基またはジアゾメチレン基を表
わす。)R2 、R3 で表わされるアリール基としては、
フェニル基、ナフチル基などが挙げられ、置換基として
は、水酸基、C1以上C10以下のアルキル基、C1以
上C10以下のアルコキシ基、ニトロ基またはフッ素、
塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲン基などが挙げられ
る。より具体的には、例えば下記構造式で示される化合
物を用いることができる。
【0023】
【化11】
【0024】
【化12】
【0025】
【化13】
【0026】
【化14】
【0027】
【化15】
【0028】
【化16】
【0029】構造式(III)で表される部分構造を有す
る化合物の例としては、例えば下記構造式で示される化
合物を用いることができる。
【0030】
【化17】
【0031】(ただし、R4 、R5 は同一でも異なって
いてもよく、置換基を有していてもよいアリール基を表
わす。) R4 、R5 で表わされるアリール基としては、フェニル
基、ナフチル基などが挙げられ、置換基としては、水酸
基、C1以上C10以下のアルキル基、C1以上C10
以下のアルコキシ基、ニトロ基またはフッ素、塩素、臭
素、ヨウ素などのハロゲン基などが挙げられる。より具
体的には、例えば下記構造式で示される化合物を用いる
ことができる。
【0032】
【化18】
【0033】
【化19】
【0034】
【化20】
【0035】これらの光吸収剤は、レジスト画像を形成
するための露光波長において、露光時の基板表面からの
反射の影響を抑えるために十分な量を添加して使用され
る。その添加量は、レジスト膜厚を1μmとしたときに
そのレジスト膜の透過率が、露光波長において50%以
下となることが好ましい。吸光剤の添加量がこの範囲よ
りも少ないと基板表面からの反射の影響を抑えることが
できない恐れがある。
【0036】また、本発明の感放射線性組成物にその感
度、解像性、引き置き耐性などを向上させるために、有
機塩基、有機酸などを添加してもよい。本発明のポジ型
感光性組成物においては、フェノール性水酸基含有アル
カリ可溶性樹脂または該水酸基が酸不安定基で保護され
た樹脂100重量部に対し、光酸発生剤を0.01〜2
0重量部、好ましくは0.1〜10重量部の割合で用い
られる。また、光吸収剤の割合は各化合物の吸光度によ
って、決定され一様ではないが、一般的には1〜30重
量部の割合で用いられる。
【0037】光酸発生剤の量が、この範囲よりも少ない
と感度が非常に低くなり、実用性に劣る場合があり、光
酸発生剤の量がこの範囲よりも多いと、感度が非常に高
くなりすぎて、実用性に劣る恐れがあり好ましくない。
通常は、本発明のポジ型感光性組成物を適当な溶媒に溶
解して用いる。溶媒としては、該光酸発生剤、および該
樹脂に対して、十分な溶解度を持ち良好な塗膜性を与え
る溶媒であれば特に制限はないが、2−ヘキサノン、2
−ヘプタノン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶媒、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メチルセロソル
ブアセテート、エチルセロソルブアセテートなどのセロ
ソルブ系溶媒、ジエチルオキサレート、ピルビン酸エチ
ル、エチル−2−ヒドロキシブチレート、エチルアセト
アセテート、酢酸ブチル、酢酸アミル、酪酸エチル、酪
酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、3−メトキシプロ
ピオン酸メチル、2−ヒドロキシ−iso−ブチル酸メ
チルエステル、2−ヒドロキシ−iso−ブチル酸エチ
ルエステルなどのエステル系溶媒、プロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノブチルエーテルアセテー
ト、ジプロピレングリコールジメチルエーテルなどのプ
ロピレングリコール系溶媒、あるいはこれらの混合溶
媒、あるいはさらに芳香族炭化水素を添加したものなど
が挙げられる。溶媒の使用割合は、ポジ型感光性組成物
中の固形分の総量に対して重量比として1〜20倍の範
囲であることが好ましい。
【0038】本発明のポジ型感光性組成物を用いて半導
体基板上にレジストパターンを形成する場合には、通
常、上記のような溶媒に溶解した本発明のポジ型感光性
組成物を半導体基板上に塗布し、プリベーク、露光によ
るパターンの転写、露光後ベーク、現像の各工程を経て
フォトレジストとして使用することができる。半導体基
板は、通常半導体製造用基板として使用されているもの
であり、シリコン基板、ガリウムヒ素基板などである。
【0039】塗布には通常スピンコーターが使用され、
露光には、高圧水銀灯の436nm、365nmの光、
低圧水銀灯の254nm、エキシマレーザーなどを光源
とする157nm、193nm、222nm、248n
mの光または電子線などが好適に用いられる。露光の際
の光は、単色光でなくブロードであってもよい。また、
位相シフト法による露光も適用可能である。
【0040】本発明のポジ型フォトレジスト組成物の現
像液には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、
アンモニア水などの無機アルカリ類、エチルアミン、n
−プロピルアミンなどの第1級アミン類、ジエチルアミ
ン、ジ−n−プロピルアミンなどの第2級アミン類、ト
リエチルアミン,N,N−ジエチルメチルアミンなどの
第3級アミン類、テトラメチルアンモニウムハイドロオ
キシド、トリメチルヒドロキシエチルアンモニウムハイ
ドロオキシドなどの第4級アンモニウム塩、もしくはこ
れにアルコール、界面活性剤などを添加したものを使用
することができる。本発明のポジ型感光性組成物は、超
LSIの製造のみならず一般のIC製造用、マスク製造
用、画像形成用、液晶画面製造用、カラーフィルター製
造用あるいはオフセット印刷用としても有用である。
【0041】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り実施例により
何等制約は受けない。 合成例1(1−エトキシエチル化ポリビニルフェノール
の合成1) 窒素導入管、攪拌機、温度計を備えた1Lの四つ口フラ
スコにポリビニルフェノール(重量平均分子量4140
0)30gと酢酸エチル300mLとを加え、均一に溶
解させたあと、エチルビニルエーテル15.0gを加
え、ウオーターバスで40℃に加熱した。これに、36
%塩酸0.3gを加え、4時間攪拌を続けた。反応後、
この反応溶液を400mLの1%炭酸水素ナトリウム水
溶液で抽出した。この有機層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、ロータリエバポレーターで約100mLに濃縮し
た。この濃縮液を1Lのn−ヘキサンに投入して、ポリ
マーを回収した。析出したポリマーを真空乾燥して、3
5.6gの1−エトキシエチル化ポリビニルフェノール
を得た。得られたポリマーを重水素化アセトンに溶解
し、プロトンNMRスペクトルを測定したところ、δ値
6.2〜7.0の芳香族水素のシグナルとδ値5.2〜
5.5のアセタールメチン水素のシグナルとの面積比
は、11.3:1であった。この結果よりアセタール化
率をもとめると35.4%となった。
【0042】合成例2(1−エトキシエチル化ポリビニ
ルフェノールの合成2) 合成例1と同様にして、ポリビニルフェノール(重量平
均分子量17200)30g、エチルビニルエーテル1
5.0g、反応溶媒として酢酸エチル300mLとか
ら、39.8gの1−エトキシエチル化ポリビニルフェ
ノールを得た。得られたポリマーのプロトンNMRスペ
クトルを測定し、アセタール化率をもとめると36.0
%となった。
【0043】合成例3(1,2,3−トリヒドロキシベ
ンゾフェノンの1,2−ナフトキノンジアジド−4−ス
ルホン酸エステル化) 窒素導入管、攪拌機、温度計を備えた1Lの四つ口フラ
スコに1,2,3−トリヒドロキシベンゾフェノン1
1.5g、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホ
ニルクロライド40.3g、テトラヒドロフラン300
mLおよびN−メチルピロリドン30mLを加え、均一
に溶解させた。これに、トリエチルアミン15.2gを
加え、2時間攪拌を続けた。反応後、吸引ろ過により析
出した塩をろ別し、この反応溶液を1.5Lの水に投入
して、生成物を回収した。析出した生成物を真空乾燥し
て、45.2gの1,2,3−トリヒドロキシベンゾフ
ェノンの1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン
酸エステル化物を得た。
【0044】合成例4(1,2,3−トリヒドロキシベ
ンゾフェノンの1,2−ナフトキノンジアジド−5−ス
ルホン酸エステル化) 合成例3と同様にして1,2,3−トリヒドロキシベン
ゾフェノン11.5g、1,2−ナフトキノンジアジド
−5−スルホニルクロライド40.3g、テトラヒドロ
フラン300mL、N−メチルピロリドン30mLおよ
びトリエチルアミン15.2gとから、46.0gの
1,2,3−トリヒドロキシベンゾフェノンの1,2−
ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル化物を
得た。
【0045】合成例5(1,2,3,1’,4’−ペン
タヒドロキシベンゾフェノンの1,2−ナフトキノンジ
アジド−5−スルホン酸エステル化) 合成例3と同様にして1,2,3,1’,4’−ペンタ
ヒドロキシベンゾフェノン13.1g、1,2−ナフト
キノンジアジド−5−スルホニルクロライド56.4
g、テトラヒドロフラン500mL、N−メチルピロリ
ドン50mLおよびトリエチルアミン21.2gとか
ら、60.5gの1,2,3,1’,4’−ペンタヒド
ロキシベンゾフェノンの1,2−ナフトキノンジアジド
−5−スルホン酸エステル化物を得た。
【0046】合成例6(m−クレゾール/アセトアルデ
ヒド混合ノボラック樹脂の1,2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルホン酸エステル化) m−クレゾールとアセトアルデヒドとを縮合して得られ
たノボラック樹脂(重量平均分子量1000)6.7
g、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルク
ロライド5.4g、テトラヒドロフラン100mL、N
−メチルピロリドン10mLおよびトリエチルアミン
2.1gとから、合成例3と同様にして、11.2gの
m−クレゾール/アセトアルデヒド混合ノボラック樹脂
の1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エス
テル化物を得た。
【0047】合成例7(クレゾール/ホルムアルデヒド
混合ノボラック樹脂の1,2−ナフトキノンジアジド−
5−スルホン酸エステル化) クレゾールとホルムアルデヒドとを縮合して得られたノ
ボラック樹脂(重量平均分子量600)6.0g、1,
2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロライド
6.7g、テトラヒドロフラン100mL、N−メチル
ピロリドン10mLおよびトリエチルアミン2.5gと
から、合成例3と同様にして、11.4gのクレゾール
/ホルムアルデヒド混合ノボラック樹脂の1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−スルホン酸エステル化物を得
た。
【0048】実施例1 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として合成例3で合成した1,2−ナフトキノンジア
ジド−4−スルホン酸エステル0.043g、添加剤と
してトリ−iso−プロパノールアミン0.004g、
および溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブ
チル酸メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光
液とした。この感光液をシリコン基板上にスピンコート
し、ホットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜
厚0.75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板
上のレジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小
投影露光装置(NA=0.42)を用い、29.5mJ
/cm2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート
上で120℃、60秒間ベークした。この後、このレジ
スト膜をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.3
8重量%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られ
たレジストパターンを走査電子顕微鏡で観察することに
より解像力、パターン形状を評価した。その結果、0.
26μmのライン アンド スペースが良好な形状で解
像しており、定在波によるパターン側壁の荒れも観察さ
れなかった。
【0049】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.2μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は33%であ
った。
【0050】実施例2 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として合成例4で合成した1,2−ナフトキノンジア
ジド−5−スルホン酸エステル0.021g、添加剤と
してトリ−iso−プロパノールアミン0.004gお
よび溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブチ
ル酸メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光液
とした。この感光液をシリコン基板上にスピンコート
し、ホットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜
厚0.75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板
上のレジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小
投影露光装置(NA=0.42)を用い、28.0mJ
/cm2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート
上で120℃、60秒間ベークした。この後、このレジ
スト膜をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.3
8重量%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られ
たレジストパターンを走査電子顕微鏡で観察することに
より解像力、パターン形状を評価した。その結果、0.
28μmのライン アンド スペースが良好な形状で解
像しており、定在波によるパターン側壁の荒れも観察さ
れなかった。
【0051】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.4μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は33%であ
った。
【0052】実施例3 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として合成例5で合成した1,2−ナフトキノンジア
ジド−5−スルホン酸エステル0.022g、添加剤と
してトリ−iso−プロパノールアミン0.004gお
よび溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブチ
ル酸メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光液
とした。この感光液をシリコン基板上にスピンコート
し、ホットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜
厚0.75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板
上のレジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小
投影露光装置(NA=0.42)を用い、27.5mJ
/cm2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート
上で120℃、60秒間ベークした。この後、このレジ
スト膜をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.3
8重量%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られ
たレジストパターンを走査電子顕微鏡で観察することに
より解像力、パターン形状を評価した。その結果、0.
26μmのライン アンド スペースが良好な形状で解
像しており、定在波によるパターン側壁の荒れも観察さ
れなかった。
【0053】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.4μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は40%であ
った。
【0054】実施例4 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として合成例6で合成した1,2−ナフトキノンジア
ジド−5−スルホン酸エステル0.043g、添加剤と
してトリ−iso−プロパノールアミン0.004gお
よび溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブチ
ル酸メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光液
とした。この感光液をシリコン基板上にスピンコート
し、ホットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜
厚0.75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板
上のレジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小
投影露光装置(NA=0.42)を用い、31.5mJ
/cm2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート
上で120℃、60秒間ベークした。この後、このレジ
スト膜をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.3
8重量%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られ
たレジストパターンを走査電子顕微鏡で観察することに
より解像力、パターン形状を評価した。その結果、0.
26μmのライン アンド スペースが良好な形状で解
像しており、定在波によるパターン側壁の荒れも観察さ
れなかった。
【0055】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.4μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は41%であ
った。
【0056】実施例5 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として合成例7で合成した1,2−ナフトキノンジア
ジド−4−スルホン酸エステル0.076g、添加剤と
してトリ−iso−プロパノールアミン0.004gお
よび溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブチ
ル酸メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光液
とした。この感光液をシリコン基板上にスピンコート
し、ホットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜
厚0.75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板
上のレジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小
投影露光装置(NA=0.42)を用い、29.5mJ
/cm2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート
上で120℃、60秒間ベークした。この後、このレジ
スト膜をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.3
8重量%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られ
たレジストパターンを走査電子顕微鏡で観察することに
より解像力、パターン形状を評価した。その結果、0.
26μmのライン アンド スペースが良好な形状で解
像しており、定在波によるパターン側壁の荒れも観察さ
れなかった。
【0057】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.4μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は30%であ
った。
【0058】実施例6 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として合成例5で合成した1,2−ナフトキノンジア
ジド−5−スルホン酸エステル0.008g、合成例6
で合成した1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ン酸エステル0.027g、添加剤としてトリ−iso
−プロパノールアミン0.004gおよび溶媒としてプ
ロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート1.
6g、2−ヒドロキシ−iso−ブチル酸メチルエステ
ル6.0gを混合し、レジスト感光液とした。この感光
液をシリコン基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベークし、膜厚0.75μmのレ
ジスト膜とした。このシリコン基板上のレジスト膜をニ
コン社製KrFエキシマレーザ縮小投影露光装置(NA
=0.42)を用い、27.5mJ/cm2のエネルギ
ー量で露光した後、ホットプレート上で120℃、60
秒間ベークした。この後、このレジスト膜をテトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド2.38重量%水溶液で1
分間現像した。この現像後に得られたレジストパターン
を走査電子顕微鏡で観察することにより解像力、パター
ン形状を評価した。その結果、0.26μmのライン
アンド スペースが良好な形状で解像しており、定在波
によるパターン側壁の荒れも観察されなかった。
【0059】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.6μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は33%であ
った。
【0060】実施例7 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として下記構造式(A)
【0061】
【化21】
【0062】で示す化合物0.022g、添加剤として
トリ−iso−プロパノールアミン0.004gおよび
溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブチル酸
メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光液とし
た。この感光液をシリコン基板上にスピンコートし、ホ
ットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜厚0.
75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板上のレ
ジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小投影露
光装置(NA=0.42)を用い、33.0mJ/cm
2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート上で1
20℃、60秒間ベークした。この後、このレジスト膜
をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.38重量
%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られたレジ
ストパターンを走査電子顕微鏡で観察することにより解
像力、パターン形状を評価した。その結果、0.26μ
mのライン アンド スペースが良好な形状で解像して
おり、定在波によるパターン側壁の荒れも観察されなか
った。
【0063】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.2μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は18%であ
った。
【0064】実施例8 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として下記構造式(B)
【0065】
【化22】
【0066】で示す化合物0.035g、添加剤として
トリ−iso−プロパノールアミン0.004gおよび
溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブチル酸
メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光液とし
た。この感光液をシリコン基板上にスピンコートし、ホ
ットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜厚0.
75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板上のレ
ジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小投影露
光装置(NA=0.42)を用い、15.0mJ/cm
2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート上で1
20℃、60秒間ベークした。この後、このレジスト膜
をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.38重量
%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られたレジ
ストパターンを走査電子顕微鏡で観察することにより解
像力、パターン形状を評価した。その結果、0.26μ
mのライン アンド スペースが良好な形状で解像して
おり、定在波によるパターン側壁の荒れも観察されなか
った。
【0067】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.4μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は30%であ
った。
【0068】実施例9 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として下記構造式(C)
【0069】
【化23】
【0070】で示す化合物0.052g、添加剤として
トリ−iso−プロパノールアミン0.004gおよび
溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブチル酸
メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光液とし
た。この感光液をシリコン基板上にスピンコートし、ホ
ットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜厚0.
75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板上のレ
ジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小投影露
光装置(NA=0.42)を用い、15.5mJ/cm
2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート上で1
20℃、60秒間ベークした。この後、このレジスト膜
をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.38重量
%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られたレジ
ストパターンを走査電子顕微鏡で観察することにより解
像力、パターン形状を評価した。その結果、0.28μ
mのライン アンド スペースが良好な形状で解像して
おり、定在波によるパターン側壁の荒れも観察されなか
った。
【0071】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.2μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は21%であ
った。
【0072】比較例1 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、添加剤
としてトリ−iso−プロパノールアミン0.004g
および溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブ
チル酸メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光
液とした。この感光液をシリコン基板上にスピンコート
し、ホットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜
厚0.75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板
上のレジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小
投影露光装置(NA=0.42)を用い、27.5mJ
/cm2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート
上で120℃、60秒間ベークした。この後、このレジ
スト膜をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.3
8重量%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られ
たレジストパターンを走査電子顕微鏡で観察することに
より解像力、パターン形状を評価した。その結果、0.
26μmのライン アンド スペースが良好な形状で解
像していたが、定在波によるパターン側壁の荒れが観察
された。
【0073】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.4μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は75%であ
った。
【0074】比較例2 合成例1で合成した樹脂0.80g、合成例2で合成し
た樹脂0.20g、光酸発生剤としてジフェニルヨード
ニウム p−トルエンスルホン酸塩0.04g、光吸収
剤として下記構造式(D)
【0075】
【化24】
【0076】で示す化合物0.043g、添加剤として
トリ−iso−プロパノールアミン0.004gおよび
溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート1.6g、2−ヒドロキシ−iso−ブチル酸
メチルエステル6.0gを混合し、レジスト感光液とし
た。この感光液をシリコン基板上にスピンコートし、ホ
ットプレート上で80℃、60秒間ベークし、膜厚0.
75μmのレジスト膜とした。このシリコン基板上のレ
ジスト膜をニコン社製KrFエキシマレーザ縮小投影露
光装置(NA=0.42)を用い、15.0mJ/cm
2 のエネルギー量で露光した後、ホットプレート上で1
20℃、60秒間ベークした。この後、このレジスト膜
をテトラメチルアンモニウムヒドロキシド2.38重量
%水溶液で1分間現像した。この現像後に得られたレジ
ストパターンを走査電子顕微鏡で観察することにより解
像力、パターン形状を評価した。その結果、0.28μ
mのライン アンド スペースが解像しており、定在波
によるパターン側壁の荒れも観察されなかったが、その
パターン形状は台形となっており良くなかった。
【0077】またこのときの0.30μmのライン ア
ンド スペースの焦点深度は1.2μmであった。この
レジスト感光液をベーク後のレジスト膜厚が1μmとな
るように石英基板上にスピンコートし、ホットプレート
上で80℃、60秒間ベーク後紫外吸収スペクトルを測
定した。その結果、248nmでの透過率は44%であ
った。実施例及び比較例の結果をまとめて表−1に示し
た。
【0078】
【表1】
【0079】
【発明の効果】本発明のポジ型感光性組成物は、特定光
吸収剤を含有することにより、感度、焦点深度が良好
で、しかも、定在波による側壁あれがなく、パターン形
状も良好である。従って、特に反射率の高い基板や段差
のある基板上にフォトレジストパターンを形成する場合
に特に有効に使用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 由紀 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノール性水酸基含有アルカリ可溶性
    樹脂または該水酸基が酸不安定基で保護された樹脂及び
    光酸発生剤を含有するポジ型感光性組成物に於て、光吸
    収剤として下記構造式(I)、(II)及び(III)から選
    ばれる少なくとも1種の部分構造を有する化合物を含有
    することを特徴とするポジ型感光性組成物。 【化1】 (ただし、Xはアルキレン基またはフェニレン基を表わ
    し、Yはメチレン基、C1以上C10以下のアルキル基
    で置換されたメチレン基またはジアゾメチレン基を表わ
    す。)
  2. 【請求項2】 該光吸収剤が下記構造式(IV)で表され
    る部分構造を有する化合物であることを特徴とする請求
    項1記載のポジ型感光性組成物。 【化2】 (ただし、Xはアルキレン基またはフェニレン基を表わ
    し、R1 はフェニル基、ナフチル基、1,2−ベンゾキ
    ノンジアジド基、または1,2−ナフトキノンジアジド
    基を表わす。)
  3. 【請求項3】 該光吸収剤が、アルコール類、フェノー
    ル類、多核フェノール類、ポリヒドロキシベンゾフェノ
    ン類、及びアルカリ可溶性フェノール樹脂から選ばれる
    水酸基含有化合物の水酸基の少なくとも一部をベンゼン
    スルホニル基、ナフチルスルホニル基、1,2−ベンゾ
    キノンジアジド−4−スルホニル基、1,2−ナフトキ
    ノンジアジド−4−スルホニル基及び1,2−ナフトキ
    ノンジアジド−5−スルホニル基から選ばれる少なくと
    も1種の基で置換した化合物であることを特徴とする請
    求項1または2記載のポジ型感光性組成物。
  4. 【請求項4】 該光吸収剤が下記構造式(V)で表され
    る化合物であることを特徴とする請求項1記載のポジ型
    感光性組成物。 【化3】 (ただし、R2 、R3 は同一でも異なっていてもよく、
    置換基を有していてもよいアリール基を表わし、Yはメ
    チレン基、C1以上C10以下のアルキル基で置換され
    たメチレン基またはジアゾメチレン基を表わす。)
  5. 【請求項5】 該光吸収剤が下記構造式(VI)で表され
    る化合物であることを特徴とする請求項1記載のポジ型
    感光性組成物。 【化4】 (ただし、R4 、R5 は同一でも異なっていてもよく、
    置換基を有していてもよいアリール基を表わす。)
  6. 【請求項6】 該光吸収剤が、フェノール、クレゾー
    ル、キシレノール、ピロガロールの中から選ばれた少な
    くとも1種の化合物と、ホルムアルデヒド、アセトアル
    デヒド、アセトンの中から選ばれた少なくとも1種の化
    合物との重合により得られるノボラック樹脂の水酸基の
    少なくとも一部を、ベンゼンスルホニル基、ナフチルス
    ルホニル基、1,2−ベンゾキノンジアジド−4−スル
    ホニル基、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホ
    ニル基及び1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
    ニル基から選ばれた少なくとも1種の基で置換した化合
    物であることを特徴とする請求項2または3記載のポジ
    型感光性組成物。
  7. 【請求項7】 該光吸収剤が下記構造式(VII)で表され
    るポリヒドロキシベンゾフェノンの水酸基の一部分を、
    ベンゼンスルホニル基、ナフチルスルホニル基、1,2
    −ベンゾキノンジアジド−4−スルホニル基、1,2−
    ナフトキノンジアジド−4−スルホニル基及び1,2−
    ナフトキノンジアジド−5−スルホニル基から選ばれた
    少なくとも1種の基で置換した化合物であることを特徴
    とする請求項2または3記載のポジ型感光性組成物。 【化5】 (ただし、R6 〜R11は水素原子または水酸基を表わ
    し、R6 〜R11のうち少なくとも2個は水酸基であ
    る。)
  8. 【請求項8】 光吸収剤を該感光性組成物の塗布膜厚1
    ミクロンとしたときの露光波長における透過率が50%
    以下となる量含有することを特徴とする請求項1〜7に
    記載のポジ型感光性組成物。
  9. 【請求項9】 該露光波長が150nm〜300nmの
    範囲の波長であることを特徴とする請求項8に記載のポ
    ジ型感光性組成物。
JP8330863A 1996-12-11 1996-12-11 ポジ型感光性組成物 Pending JPH10171112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8330863A JPH10171112A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 ポジ型感光性組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8330863A JPH10171112A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 ポジ型感光性組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10171112A true JPH10171112A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18237373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8330863A Pending JPH10171112A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 ポジ型感光性組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10171112A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003177536A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Sumitomo Chem Co Ltd 化学増幅型ポジ型レジスト組成物
JP2003527355A (ja) * 2000-02-27 2003-09-16 シップレーカンパニー エル エル シー 光反応性酸発生剤およびそれを含有してなるフォトレジスト
KR100610165B1 (ko) * 1998-12-07 2006-08-09 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 포지티브 포토레지스트 조성물
WO2009063808A1 (ja) * 2007-11-12 2009-05-22 Hitachi Chemical Company, Ltd. ポジ型感光性樹脂組成物、レジストパターンの製造方法、半導体装置及び電子デバイス

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100610165B1 (ko) * 1998-12-07 2006-08-09 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 포지티브 포토레지스트 조성물
JP2003527355A (ja) * 2000-02-27 2003-09-16 シップレーカンパニー エル エル シー 光反応性酸発生剤およびそれを含有してなるフォトレジスト
JP4991074B2 (ja) * 2000-02-27 2012-08-01 ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ,エル.エル.シー. 光反応性酸発生剤およびそれを含有してなるフォトレジスト
JP2003177536A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Sumitomo Chem Co Ltd 化学増幅型ポジ型レジスト組成物
KR100934109B1 (ko) * 2001-12-11 2009-12-29 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 화학 증폭형 포지티브 내식막 조성물
WO2009063808A1 (ja) * 2007-11-12 2009-05-22 Hitachi Chemical Company, Ltd. ポジ型感光性樹脂組成物、レジストパターンの製造方法、半導体装置及び電子デバイス
JP4770985B2 (ja) * 2007-11-12 2011-09-14 日立化成工業株式会社 ポジ型感光性樹脂組成物、レジストパターンの製造方法、半導体装置及び電子デバイス
KR101210060B1 (ko) 2007-11-12 2012-12-07 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 포지티브형 감광성 수지 조성물, 레지스트 패턴의 제조방법, 반도체장치 및 전자 디바이스
US9786576B2 (en) 2007-11-12 2017-10-10 Hitachi Chemical Company, Ltd Positive-type photosensitive resin composition, method for production of resist pattern, semiconductor device, and electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3016231B2 (ja) ネガ型レジスト組成物
US5908730A (en) Chemical-sensitization photoresist composition
US6090518A (en) Radiation sensitive composition
JP3637723B2 (ja) ネガ型感放射線性樹脂組成物
JP3966430B2 (ja) 感放射線性組成物
JPH11218924A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH09166870A (ja) ネガ型感放射線性樹脂組成物
JP3447136B2 (ja) ポジ型感光性組成物
JP4480835B2 (ja) ポジ型感放射線性樹脂組成物
JP3847365B2 (ja) ポジ型感放射線性組成物
JPH10171112A (ja) ポジ型感光性組成物
JPH11223950A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP4132374B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3918542B2 (ja) 化学増幅型ポジ型レジスト組成物
JP4157645B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3448790B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH1130857A (ja) ポジ型感放射線性樹脂組成物
JP2000275835A (ja) パターン形成方法
JP4023931B2 (ja) ポジ型感放射線性樹脂組成物
JPH1020501A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3780027B2 (ja) 化学増幅型感放射線性組成物
JP3578829B2 (ja) ポジ型感光性組成物
JPH09179301A (ja) ポジ型感放射線性組成物
JP4017771B2 (ja) 感放射線性組成物
JP4015743B2 (ja) 感放射線性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060512