JPH10170561A - バースト信号周波数測定装置 - Google Patents

バースト信号周波数測定装置

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JPH10170561A
JPH10170561A JP8328631A JP32863196A JPH10170561A JP H10170561 A JPH10170561 A JP H10170561A JP 8328631 A JP8328631 A JP 8328631A JP 32863196 A JP32863196 A JP 32863196A JP H10170561 A JPH10170561 A JP H10170561A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力した測定対象のバースト信号aのバース
トパターン波形7と計測区間8とを表示部3に同時に表
示する。 【解決手段】 バースト信号の区間の切換り位置を示す
各エッジ位置を検出するエッジ位置検出部15,16
と、各エッジ位置からバーストパターン波形7を作成す
るバーストパターン波形作成部18と、操作入力に応じ
て、バースト信号のバースト継続期間内における搬送信
号の周波数の計測区間8を設定する計測区間設定部22
と、設定された計測区間を示すゲート信号を作成するゲ
ート信号作成部25と、バースト信号のゲート信号で指
定された計測区間における周波数fを測定する周波数測
定部20と、バーストパターン波形作成部で作成された
バーストパターン波形とゲート信号が指定する計測区間
のパターンと測定された周波数とを表示部に同時に表示
出力する表示装置3,27とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力されたバースト
信号の周波数を測定するバースト信号周波数測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話システム、携帯電話システ
ム、簡易携帯電話システム等のデジタル通信システムに
おいて、基地局と各移動局との間で送受信される信号は
バースト信号が採用される場合が多い。
【0003】図8は一般的なバースト信号の信号波形図
である。バースト周期TB を有するバースト信号aのバ
ースト継続期間TF 内に形成されたバーストフレーム1
内には、図示するように、先頭位置にランプビットが設
され、その後にバーストフレーム1の送信元や送信先を
示すフレーム情報が設定され、その後に送信すべき複数
のデータ領域が設定されている。そして、最終位置にガ
ードビットが設定されている。
【0004】このようなバーストフレーム1を構成する
デジタル情報を種々の変調方式で変調した後、最後に高
周波の搬送信号に載せてバースト信号aとする。図8に
示すバースト周期TB のうちのバースト継続期間TF
おける搬送信号の周波数fを計測するバースト信号周波
数測定装置においては、図9に示すように、バースト信
号aのバースト継続期間TF 内に計測区間TG を設定し
て、この計測区間TG において、搬送信号の周波数fを
計測する。
【0005】この計測区間TG の設定方法として、バー
スト信号aの立上がりをエッジ位置検出器で検出して、
このエッジ位置検出器から出力されるエッジ検出信号の
出力時刻から例えば測定対象のバースト信号aのバース
ト周期TB やバースト継続期間TF に応じて一義的に定
められた所定の時間T1 を経過した後に、計測区間を開
始し、時間TG 後に終了している。すなわち、開始時間
1 から計測区間TGの間、計測している。
【0006】さらに、言い換えると、バーストフレーム
1における先頭のランブビットや終端のカードビットが
計測区間TG に含まれないように、前記開始時間T1
計測区間TG が設定されている。
【0007】しかしながら、バースト信号aのバースト
継続期間TF 内に組込まれたバーストフレーム1を構成
するデジタル情報は搬送信号を種々の変調方式で変調し
ている。したがって、例えばFM変調された場合におい
ては、計測区間TG を過度に狭くすると、測定された周
波数値が変動する懸念がある。また、図8に示すよう
に、各データ領域毎に周波数fが異なる場合もある。
【0008】このような不都合を解消するために、バー
スト継続期間TF 内における計測区間TG の位置及び時
間幅を任意に設定できる周波数測定装置が提唱されてい
る。このような周波数測定装置においては、バースト継
続期間TF における任意の位置の任意の時間幅Wにおけ
る搬送信号の周波数fを測定することが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バース
ト継続期間TF 内における計測区間TG の位置及び時間
幅を任意に設定可能とした周波数測定装置においても、
まだ改良すべき次のような課題があった。
【0010】すなわち、この周波数測定装置の操作者が
測定対象のバースト信号aにおけるバースト周期TB
バースト継続期間TF を正確に把握した上で、計測区間
Gを特定する開始時間T1 (位置)や時間幅(TG
幅)を設定する必要がある。
【0011】しかし、一般に、操作者は、測定対象のバ
ースト信号aのバースト周期TB やバースト継続期間T
F を予め正確に把握している場合は希であり、この搬送
信号の周波数fの測定を含めて、上述したバースト周期
B やバースト継続期間TFも同時に測定する場合が多
い。
【0012】したがって、操作者は、測定に先だって自
己が設定した開始時間T1 や時間幅が妥当なものである
か否かを確認する術がなかった。そのために、誤って設
定した結果、計測区間TG の一部がバースト継続期間T
F を外れたり、ガードビット領域にさし掛かったりし
て、測定された周波数fに大きな誤差が発生する懸念が
ある。
【0013】また、バーストフレーム1内の特定のデー
タ領域におげる搬送信号の周波数fを測定する必要が生
じた場合においても、計測区間TG が目標とするデータ
領域に正確に対応していることを簡単に目視で確認する
術がなかった。
【0014】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、入力したバースト信号のバーストパターン
波形と計測区間とを表示装置に同時に表示することによ
って、バースト信号のバースト継続期間と周波数の計測
区間との位置関係を目視で簡単に確認しながら、計測区
間の設定と、実際の周波数測定とを実施でき、周波数測
定の作業性が向上し、かつたとえ不慣れな操作者であっ
ても、誤りなく確実にバースト信号における目標位置の
周波数を測定できるバースト信号周波数測定装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明のバースト信号周波数測定装置においては、
搬送信号が継続する継続区間と搬送信号が断になる区間
が繰り返すバースト信号を受けて、いずれかの区間の切
換り位置を検出するエッジ位置検出部と、この検出され
た区間の切換り位置からバーストパターン波形を作成す
るバーストパターン波形作成部と、操作入力に応じて、
バースト信号の継続期間内における搬送信号の周波数を
測りたい計測区間を設定する計測区間設定部と、計測区
間設定部で設定された計測区間を示すゲート信号を作成
するゲート信号作成部と、バーストパターン波形作成部
で作成されたバーストパターン波形を表示するととも
に、設定された計測区間がバーストパターン波形のどの
部分になるかが視認できるように表示する表示装置と、
バースト信号のゲート信号で指定された計測区間におけ
る搬送信号の周波数を測定して測定値を表示装置に出力
して表示せしめる周波数測定部とを備えたものである。
【0016】このように構成されたバースト信号周波数
測定装置においては、入力されたバースト信号の各区間
の切換り位置(エッジ位置)が検出されて、この各エッ
ジ位置から入力されたバースト信号のバーストパターン
波形が作成される。また、操作者が計測区間設定部に対
してバースト信号の継続期間内における搬送信号の周波
数の計測区間を設定すると、この設定された計測区間に
対応するゲート信号が生成される。そして、前記バース
トパターン波形とゲート信号が指定する計測区間のパタ
ーンとが表示装置の同一表示画面に同時に表示される。
また、同一表示画面には計測区間における測定された周
波数も同時に表示される。
【0017】したがって、操作者はバースト信号のバー
スト継続期間と周波数の計測区間との位置関係を目視で
簡単に確認しながら周波数の測定作業を実施できる。ま
た、別の発明のバースト信号周波数測定装置は、搬送信
号が継続する継続区間と搬送信号が断になる区間が繰り
返すバースト信号を受けて、いずれかの区間の切換り位
置を所定時刻からの経過時間として検出するエッジ位置
検出部と、この検出された区間の切換り位置からバース
トパターン波形を作成するバーストパターン波形作成部
と、操作入力に応じて、バースト信号のバースト継続期
間内における搬送信号の周波数の測りたい計測区間を設
定する計測区間設定部と、バーストパターン波形作成部
で作成されたバーストパターン波形に計測区間設定部及
び設定された計測区間のパターンを重ねるパターン重ね
処理部と、このパターン重ね処理部で計測区間のパター
ンが重ねられたバーストパターン波形を所定時刻から表
示する表示装置と、バースト信号の計測区間における搬
送信号の周波数を測定して表示装置に表示せしめる周波
数測定部とを備えたものである。
【0018】このような構成のバースト信号周波数測定
装置においては、バースト信号の各エッジ位置、操作者
が指定する計測区間の開始位置までの遅延時間は所定時
刻からの経過時間で計算及び設定される。したがって、
計測区間の開始位置の設定精度が向上する。
【0019】また、バーストパターン波形にゲート信号
が指定する計測区間のパターンが重ねられた状態で表示
されるので、バーストパターン波形と計測区間との関係
がより一層明瞭に表示される。
【0020】また、別の発明においては、上述した各発
明のバースト信号周波数測定装置に対して、バーストパ
ターン波形作成部で作成されたバーストパターン波形の
各区間の時間幅に応じて、このバーストパターン波形の
表示装置に対する時間方向の表示レンジを自動切換する
表示レンジ自動切換部が付加されている。したがって、
操作者は、測定対象のバースト信号におけるバースト継
続期間を特に気にすることなく、周波数測定作業を実施
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明の実施形態のバースト信
号周波数測定装置の外観図である。筐体2の前面2aに
例えばLCD(液晶表示パネル)で構成された二次元の
表示画面3aを有する表示部3、0〜9まての置数キー
4aと各種ファンクションキー4bが配列された操作パ
ネル4、及び電源スイッチ5が取付けられている。
【0022】このバースト信号周波数測定装置が通常の
測定モード時に、表示部3の表示画面3aには、図1,
図2に示すように、入力したバースト信号aのバースト
パターン波形7、このバーストパターン波形7に太い実
線で重ねられた計測区間(TG )8のパターン、この計
測区間(TG )8内で測定されたバースト信号aの搬送
信号のデジタルの周波数6が表示される。
【0023】さらに、この表示部3の表示画面3aに
は、図3に示す外部から入力されたトリガ信号dの入力
時刻から計測区間(TG )8の開示時刻まての経過時間
を示す遅延時間(Trig Delay)9及び計測区間(TG
8の時間幅(Gate Width)10の各標題、および操作者
が実際に設定した測定開始を示す設定遅延時間(D)1
1と測定終了を示す設定時間幅(W)12が表示され
る。
【0024】なお、計測区間(TG )8における実際の
設定遅延時間(D)11および設定設定時間幅(W)1
2はこのバースト信号周波数測定装置の設定モード時に
操作者により操作パネル4を用いて設定される。
【0025】図3はバースト信号周波数測定装置の概略
構成を示すブロック図である。信号入力端子13から入
力された例えば図4及び図8に示すバースト周期TB
バースト継続期間TF を有する搬送信号(高周波)のバ
ースト信号aは波形検波部14及び周波数測定部20へ
入力される。波形検波部14は入力されたバースト信号
aを包絡線検波して、図4に示す包絡線検波信号bを次
のエッジ検出部15へ送出する。エッジ検出部15は、
基準電圧を有してそれと包絡線検波信号bとを比較し
て、包絡線検波信号bの立上がり及び立下がりを検出し
て、検出した時刻にそれぞれ図4に示すエッシ検出信号
1 ,c2 を次のエッジ位置カウンタ16へ送出する。
【0026】トリガ信号入力端子17から入力された図
4に示すトリガ信号dはエッジ位置カウンタ16、バー
ストパターン波形作成部18及びゲート位置カウンタ2
1へ入力される。なお、このトリガ信号dの出力周期
は、前記入力されたバースト信号aのバースト周期TB
と等しく、かつ出力(発生)タイミングは、バースト信
号aのバースト継続期間TF の開始前に予め設定されて
いる。
【0027】エッジ位置カウンタ16はトリガ信号dの
発生時刻から各エッジ検出信号c1,c2 の入力時刻ま
での各経過時間A,Bを計時して、それぞれエッジ位置
の情報として次のバーストパターン波形作成部18へ送
出する。バーストパターン波形作成部18は、トリガ信
号dの発生時刻から時間A経過したタイミングで立上が
り、トリガ信号dの発生時刻から時間B経過したタイミ
ングで立下がる図4に示すバーストパターン波形信号h
を作成して、次のパターン重ね処理部19へ送出する。
【0028】計測区間設定部22内には、操作者が筐体
2の前面2aの操作パネル4を用いて設定した既に図2
で説明した計測区間8におけるトリガ信号dの発生時刻
からの設定遅延時間D及び設定時間幅Wが記憶保持され
ている。計測区間設定部22はこの記憶保持している設
定遅延時間D及び設定時間幅Wをゲート位置カウンタ2
1及び表示制御部27へ送出する。
【0029】ゲート位置カウンタ21は、図4に示すよ
うに、トリガ信号dの発生時刻から設定遅延時間Dだけ
経過したタイミング及びトリガ信号dの発生時刻から時
間(D+W)だけ経過したタイミングでそれぞれタイミ
ング信号e1 ,e2 を次のゲート信号作成部25へ送出
する。ゲート信号作成部25は最初のタイミング信号e
1 で立上がり、次のタイミング信号e2 で立下がる図4
に示すゲート信号gを作成して、周波数測定部20及び
パターン重ね処理部19へ送出する。
【0030】周波数測定部20は、入力されたバースト
信号aのバースト継続期間TF におけるゲート信号gが
指定した計測区間TG 内における搬送信号の周波数fを
計測して表示制御部27へ送出する。なお、この周波数
測定部20における周波数fの測定周期は、要求される
周波数の測定精度(有効桁数)に応じて変化するが、設
定された計測区間TG が短い場合は、一つのバーストフ
レーム1(バースト継続期間TF )の計測区間TG 内で
測定しきれない場合がある。このような場合は、図6に
示すように、複数のバーストフレーム1(バースト継続
期間TF )の計測区間TG に亘って周波数測定が実施さ
れる。
【0031】パターン重ね処理部19は、バーストパタ
ーン波形作成部18から入力されたバーストパターン波
形信号hにゲート信号作成部25から入力されたゲート
信号gの計測区間TG に対応するハイレベル区間を太い
実線で重ねた図4に示す合成波形信号iを作成する。パ
ターン重ね処理部19は作成した合成波形信号iを表示
レンジ自動切換部26及び表示制御部27へ送出する。
【0032】表示レンジ自動切換部26は、パターン重
ね処理部19から入力された合成波形信号iのハイレベ
ル区間の長さ、すなわちバースト信号aのバースト継続
期間TF の長さに対応して予め設定されている表示レン
ジRを次の表示制御部27へ送出する。
【0033】すなわち、この表示レンジ自動切換部26
は、信号合成さたバーストパターンの合成波形である図
2に示すバーストパターン波形7が表示部3の表示画面
3a内に最適寸法に表示されるように、表示レンジRを
設定する。
【0034】例えば、この表示レンジ自動切換部26が
存在しない場合は、図7(a)(b)(c)に示すよう
に、バースト継続期間TF が長い場合は表示画面3aを
飛び出し、バースト継続期間TF が短い場合は表示画面
3aの一部にしか表示されない。しかし、表示レンジ自
動切換部26で時間方向の表示レンジRを自動切換する
ことによって、たとえ図7(a)(b)(c)に示すよ
うにバースト継続期間TF が大きく変化したとしても、
図7(d)(e)(f)に示すように各バーストパター
ン波形7が表示部3の表示画面3a内に最適寸法で表示
される。
【0035】表示制御部27は、ケート重ね処理部19
から入力されたバーストパターンの合成波形信号iを表
示部3の表示画面3aに図2に示すようにバーストパタ
ーン波形7及び計測区間8として表示出力する。さら
に、表示制御部27は、周波数測定部20から入力され
た周波数fをデジタルの周波数6として同一表示画面3
aへ表示出力する。さらに、設定遅延時間(Trig Dela
y)9及び設定時間幅(Gate Width)10の各標題、お
よび計測区間設定部22から入力された実際の設定遅延
時間(D)11と設定時間幅(W)12とを同一表示画
面3aに表示出力する。
【0036】次に、計測区間設定部22における設定遅
延時間Dと計測区間TG の設定時間幅Wの設定処理を説
明する。先ず、測定対象のバースト信号aが入力されて
いる状態において、操作者が操作パネル4のファンクシ
ョンキー4bを操作してこのバースト信号周波数測定装
置の動作モードを設定モードにすると、入力操作案内表
示出力部23が起動して、表示部3の表示画面3aに図
5に示す入力操作案内を表示出力する。また、入力され
ているバースト信号aのバーストパターン波形7をも同
時に表示する。
【0037】この図5に示す入力操作案内においては、
設定時間幅(Gate Width)10の標題が反転表示され、
この設定時間幅Wの入力指示を示している。操作者が操
作パネル3の置数キー3aで実際の設定時間幅Wをキー
入力すると、入力された設定時間幅Wを記憶保持すると
共に、設定値表示出力部24が起動して、入力された設
定時間幅W12を表示画面3aにおける設定時間幅(Ga
te Width)10の下側に表示出力する。
【0038】設定時間幅Wの設定処理が終了すると、設
定時間幅(Gate Width)10の標題の反転表示を解消し
て、設定遅延時間(Trig Delay)9の標題を反転表示し
て、設定遅延時間Dの入力待ち状態となる。そして、操
作者が、トリガ発生時刻からの設定遅延時間Dを置数キ
ー3aを用いて入力すると、入力された設定遅延時間D
11を記憶保持すると共に、表示画面3aにおける設定
遅延時間(Trig Delay)9の標題の下側に表示出力す
る。
【0039】さらに、設定遅延時間Dと設定時間幅Wと
で設定された計測区間8をバーストパターン波形7上に
重ね表示する。以上の設定操作が終了すると、操作者は
ファンクションキー3bを操作して、動作モードを測定
モードに戻す。
【0040】なお、この実施形態においては、設定遅延
時間Dと設定時間幅Wとで設定したが、例えば、設定遅
延時間Dと別の設定遅延時間(D+W)とで設定するこ
とも可能である。さらに、設定遅延時間(D+W/2)
と設定時間幅(±W/2)とで設定することも可能であ
る。
【0041】このように構成されたバースト信号周波数
測定装置においては、表示部3の表示画面3aには、図
2に示すように、測定対象のバースト信号aのバースト
継続区間TF に対応するバーストパターン波形7が表示
されると共に、このバーストパターン波形7における周
波数の計測区間8が太い実線でバーストパターン波形7
に重ね表示される。
【0042】このように、操作者が操作パネル3を用い
て設定した計測区間8がバーストパターン波形7上の何
処に位置するかを表示画面3aを一瞥するのみで即座に
把握できる。したがって、誤って計測区間8の一部がバ
ースト継続期間TF を外れたり、ランプビットやガード
ビットにさし掛かる事態が発生することを未然に防止で
き、測定結果の信頼性を向上できる。
【0043】また、操作者は、例えば図8に示すバース
トフレーム1における各データ領域を測定区間に指定す
る場合において、この測定区間8と全体のバーストパタ
ーン波形7(バースト継続期間TF )との関係が表示画
面3aに表示されるので、精度良くかつ確実に測定区間
8を設定できる。
【0044】さらに、図7(a)〜(f)を用いて説明
したように、バーストパターン波形7の時間方向の表示
レンジが自動的に切換るので、たとえバースト継続期間
Fが大きく変化したとしても、常に各バーストパター
ン波形7が表示部3の表示画面3a内に最適寸法で表示
される。したがって、操作者にとって表示レンジの切換
操作を実施する必要がなく、操作負担が軽減される。
【0045】また、トリガ信号dの発生時刻からバース
ト信号aの各エッジ位置までの経過時間A,B、及び操
作者が指定する計測区間(TG )8の開始位置までの設
定遅延時間Dはトリガ信号dのトリガ発生時刻からの経
過時間で計算及び設定される。したがって、例えば、エ
ッジ検出部15における検出タイミングを示すエッジ検
出信号c1 の立上がり時刻からゲート位置カウンタ21
を起動する場合に比較して、計測区間8の開始位置の設
定精度が向上する。
【0046】さらに、バースト継続期間TF 内における
計測区間(TG )8を特定する設定遅延時間Dと設定時
間幅Wの設定操作において、入力操作案内及びバースト
パターン波形7上における計測区間8を含む設定結果を
表示部3の表示画面3aに表示している。
【0047】したがって、操作者は表示画面3aに表示
された計測区間8を観察しながら設定遅延時間Dと設定
時間幅Wとを最適値に設定でき、計測区間8の設定作業
能率を大幅に向上てきる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバースト信
号周波数測定装置においては、入力したバースト信号の
バーストパターン波形と計測区間とを表示装置に同時に
表示出力している。
【0049】したがって、操作者にとって、バースト信
号のバースト継続期間と周波数の計測区間との位置関係
を目視で簡単に確認しながら、計測区間の設定と、実際
の周波数測定とを実施できるので、周波数測定の作業性
が向上し、かつたとえ不慣れな操作者であっても、誤り
なく確実にバースト信号における目標位置の周波数を測
定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のバースト信号周波数測
定装置の外観図
【図2】 同実施形態における表示画面の表示内容を示
す図
【図3】 同実施形態の概略構成を示すブロック図
【図4】 同実施形態の動作を示すタイムチャート
【図5】 同実施形態における測定区間の設定時におけ
る表示画面に表示された入力操作案内を示す図
【図6】 同実施形態の周波数測定部の測定動作を説明
するための図
【図7】 同実施形態のバーストパターン波形の表示レ
ンジの自動切換を説明するための図
【図8】 一般的なバースト信号の信号波形及びフレー
ム構成を示す図
【図9】 従来の計測区間の設定方法を示す図
【符号の説明】
2…筐体 3…表示部 4…操作パネル 6…周波数 7…バーストパターン波形 8…測定区間 14…波形検波部 15…エッジ検出部 16…エッジ位置カウンタ 18…バーストパターン波形作成部 19…パターン重ね処理部 20…周波数測定部 21…ゲート位置カウンタ 22…計測区間設定部 23…入力操作案内表示出力部 24…設定値表示出力部 25…ゲート信号作成部 26…表示レンジ自動切換部 27…表示制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送信号が継続する継続区間と搬送信号
    が断になる区間が繰り返すバースト信号を受けて、いず
    れかの区間の切換り位置を検出するエッジ位置検出部(1
    5.16) と、 この検出された区間の切換り位置からバーストパターン
    波形を作成するバーストパターン波形作成部(18)と、 操作入力に応じて、前記バースト信号の継続期間内にお
    ける搬送信号の周波数を測りたい計測区間を設定する計
    測区間設定部(22)と、 この計測区間設定部で設定された計測区間を示すゲート
    信号を作成するゲート信号作成部(25)と、 前記バーストパターン波形作成部で作成されたバースト
    パターン波形を表示するとともに、前記設定された計測
    区間が前記バーストパターン波形のどの部分になるかが
    視認できるように表示する表示装置(3,27)と、 前記バースト信号の前記ゲート信号で指定された計測区
    間における搬送信号の周波数を測定して測定値を前記表
    示装置に出力して表示せしめる周波数測定部(20)とを備
    えたバースト信号周波数測定装置。
  2. 【請求項2】 搬送信号が継続する継続区間と搬送信号
    が断になる区間が繰り返すバースト信号を受けて、いず
    れかの区間の切換り位置を所定時刻からの経過時間とし
    て検出するエッジ位置検出部(15,16) と、 この検出された区間の切換り位置からバーストパターン
    波形を作成するバーストパターン波形作成部(18)と、 操作入力に応じて、前記バースト信号のバースト継続期
    間内における搬送信号の周波数の測りたい計測区間を設
    定する計測区間設定部(22)と、 前記バーストパターン波形作成部で作成されたバースト
    パターン波形に前記計測区間設定部及び設定された計測
    区間のパターンを重ねるパターン重ね処理部(19)と、 このパターン重ね処理部で計測区間のパターンが重ねら
    れたバーストパターン波形を前記所定時刻から表示する
    表示装置(3,27)と、 前記バースト信号の前記計測区間における搬送信号の周
    波数を測定して前記表示装置に表示せしめる周波数測定
    部(20,25) とを備えたバースト信号周波数測定装置。
  3. 【請求項3】 前記バーストパターン波形作成部で作成
    されたバーストパターン波形の各区間の時間幅に応じ
    て、このバーストパターン波形の前記表示装置に対する
    時間方向の表示レンジを自動切換する表示レンジ自動切
    換部(26)を備えた請求項1または2記載のバースト信号
    周波数測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102128979A (zh) * 2010-12-30 2011-07-20 上海自动化仪表股份有限公司 等精度测频电路及其测频方法
JP2012053055A (ja) * 2011-10-26 2012-03-15 Hioki Ee Corp 表示制御装置
JP2012053054A (ja) * 2011-10-26 2012-03-15 Hioki Ee Corp 表示制御装置

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