JPH10170394A - 光線路監視システムの試験方法 - Google Patents

光線路監視システムの試験方法

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JPH10170394A
JPH10170394A JP8327379A JP32737996A JPH10170394A JP H10170394 A JPH10170394 A JP H10170394A JP 8327379 A JP8327379 A JP 8327379A JP 32737996 A JP32737996 A JP 32737996A JP H10170394 A JPH10170394 A JP H10170394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光線路監視システム自体の異常を確実に検出
できる試験方法が求められていた。 【解決手段】 波長の異なる2種類の試験光の一方のみ
を反射しかつ他方を通過させるフィルタ部25と、該フ
ィルタ部25を通過した試験光の反射を防止する反射防
止手段26とを備えてなる試験ポート23を光スイッチ
6に確保し、試験ポート23に試験光線路8を接続する
第1の工程と、フィルタ部25を通過する試験光を試験
光線路8に入射して光パルス試験器20で反射光を観測
する第2の工程と、フィルタ部25で反射する試験光を
光パルス試験器20から試験光線路8に入射して光パル
ス試験器20で反射光を観測する第3の工程とを備えて
なり、第2、第3の工程のいずれか一方を先行して実施
した後、他方を実施する試験方法により、試験光線路の
異常を確実に検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光線路監視システ
ムの試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、光線路監視システムを示す。図
4中符号1は光試験装置(OPT部)、2は心線選択装
置、3は光源、4は光パワーメータ(OPM)、5は光
パルス試験器(OTDR:Optical Time Domain Ref
lectometer)、6は光スイッチ、7は光部品収納ケー
ス、8は試験光線路、9は通信光線路である。光線路監
視システムは、光試験装置1と、心線選択装置2とを備
えて構成される。光試験装置1と心線選択装置2との間
は試験光配線8によって光接続され、心線選択装置2は
内蔵した光部品収納ケース7にて通信光線路9と接続さ
れる。光試験装置1は光源3と、光パワーメータ4と、
光パルス試験器5とを装備し、これら光源3、光パワー
メータ4、光パルス試験器5を2本の試験光配線8、8
と接続している。なお、通信光線路9は、光ファイバ等
から構成された光配線である。
【0003】心線選択装置2は光スイッチ6と光部品収
納ケース7とを備えている。光スイッチ6は、1あるい
は複数の光部品収納ケース7に対応し、例えば2000
本の単心の光ファイバ11に対して、試験光配線8、8
を選択的に接続する。具体的には、光スイッチ6はメカ
ニカル方式のファイバ突き合わせ型スイッチであり、2
本の試験光配線8、8のそれぞれの端末に設けた単心光
ファイバを可動ヘッド12に搭載し、該可動ヘッド12
を図示しないパルスモータで駆動して目的位置に正確に
位置決めすることで、光ファイバ配列台6a上に配列さ
せた目的の光ファイバ11、11とそれぞれ接続する。
なお、可動ヘッド12、12の制御は光スイッチ6内蔵
のCPUによりなされる。光部品収納ケース7は、光ス
イッチ6から引き出された単心あるいは多心の光ファイ
バ11aと、この光ファイバ11aの途中に介在させた
光合分波器10(光カプラ)とを収納し、光ファイバ1
1aと通信光線路9とを光コネクタ13を介して接続す
る。また、光部品収納ケース7は、図示していない伝送
装置側の光線路が接続される接続用ポート14を有し、
この接続用ポート14を介して通信光線路9や光ファイ
バ11aを伝送装置側の光線路と接続する。なお、試験
光配線8と光ファイバ11、11aとは、光試験装置1
と心線選択装置2内の他の光部品とともに試験光線路を
構成する。
【0004】この光線路監視システムでは、光スイッチ
6にて目的の光ファイバ8、11同士を接続すること
で、目的の通信光線路9と光試験装置1とが接続され
る。そして、光源3から試験光配線8に入射した試験光
を、光スイッチ6、光部品収納ケース7を介して通信光
線路9へ入射し、この逆順で光試験装置1に帰還した反
射光を光パルス試験器5で観測することで、周知の光パ
ルス試験を行う。試験光波長としては、通信光波長であ
る1.31μm、あるいは通信光とは異なる波長として
は例えば1.55μmや1.65μmを用いることが一
般的である。
【0005】ところで、光線路監視システム自体の光線
路に異常があると通信光線路の光パルス試験が無意味に
なってしまうため、近年では、光線路監視システムの試
験方法が提案されている。この試験方法の一例として
は、まず、図4中符号15の測定ポートと、16の確認
ポートの2個のポートを光スイッチ6に確保し、これら
測定ポート15と確認ポート16とをループバック用光
ファイバ17で接続する。そして、光スイッチ6を駆動
させて測定ポート15と確認ポート16とに試験光配線
8、8をそれぞれ接続した後、光源6から試験光配線8
に入射した試験光をループバック用光ファイバ17を介
して光パルス試験器5へ帰還させることで、光試験装置
1から光スイッチ6までの試験光配線8、8の確認と、
光スイッチ6まわりの配線確認、光スイッチ6の動作確
認を行う。すなわち、光パワーメータ4で帰還した試験
光の強度を基準値と比較し、光パルス試験器5で試験光
の入射から帰還までの時間(距離)から試験光配線8お
よび通信光線路9の異常を観測し、両観測データを照合
することで異常の有無を確認している。なお、この試験
方法では、2本の試験光配線8とループバック用光ファ
イバ17とを通って入射試験光が光試験装置1に帰還さ
れるようにすれば良いので、ループバック用光ファイバ
17の取り付け位置は自由であり、例えば、光部品収納
ケース7にて光ファイバ11aに取り付けることも可能
である。この場合、測定ポートと確認ポートとを光部品
収納ケース7に設置する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な光線路監視システムの試験方法の場合、光パワーメー
タ4が高価であるため、光線路監視システムのコストが
上昇するといった問題があった。なお、光パワーメータ
4は、この試験においてループバックされた試験光強度
を基準値と比較することだけに機能し、通信光線路9の
パルス試験等の他の試験には利用されないため、ループ
バック光用の光パワーメータ4を設置しないで安価で実
施できる試験方法の開発が求められていた。また、前記
光線路監視システムでは、1心の通信光線路9に対して
2心の試験光線路が必要となることに鑑みて、光スイッ
チ6や光部品収納ケース7に2ポートを確保する必要が
あり、これにより、例えば、光スイッチ6の対応心数の
増加やコンパクト化の妨げになるといった問題が生じて
いた。伝送装置側の光パルス試験が不要である場合に
は、光部品収納ケース7では伝送装置側の光線路の試験
用ポートを省略できるはずであるが、このポートをルー
プバック用に残しておく必要があるため、光部品収納ケ
ース7を小型化できないといった不満があった。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、(1)光スイッチや光部品収納ケースに確保すべ
き試験ポートの数が減少するため、光スイッチの対応心
数の増大やコンパクト化が可能になる、(2)ループバ
ックした試験光用の光パワーメータが不要となるため、
コンパクト化、低コスト化できる(3)試験部品が簡便
であるので、試験を低コスト化できる(4)試験部品の
光線路への取り付けが容易であり、光パルス試験装置か
ら目的の範囲の試験光線路を簡便に試験することができ
る、(5)通信光線路の試験にも利用することができる
光線路監視システムの試験方法を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、波長の異なる少なくとも2種類の試験光を
試験光線路に入射して該試験光線路と接続した通信光線
路に入射し、該試験光が試験光線路あるいは通信光線路
で反射した反射光を観測して試験光線路および通信光線
路の異常を検出する光パルス試験器と、複数の通信用光
線路に対して前記試験光線路を選択的に切替可能に接続
する光スイッチとを備えた光線路監視システムの試験方
法であって、前記光パルス試験器から試験光線路に入射
される一方の波長の試験光のみを反射しかつ他方の波長
の試験光を通過させるフィルタ部と、該フィルタ部を通
過した試験光の反射を防止する反射防止手段とを備えて
なる試験ポートを光スイッチに確保し、該試験ポートに
試験光線路を接続する第1の工程と、第1の工程の完了
後、前記フィルタ部を通過する波長の試験光を光パルス
試験器から試験光線路に入射して光パルス試験器で反射
光を観測する第2の工程と、第1の工程の完了後、前記
フィルタ部で反射する波長の試験光を光パルス試験器か
ら試験光線路に入射して光パルス試験器で反射光を観測
する第3の工程を備えてなり、第2、第3の工程のいず
れか一方を先行して実施した後、他方を実施することを
特徴とする光線路監視システムの試験方法を前記課題の
解決手段とした。
【0009】フィルタ部および反射防止手段は、例えば
光コネクタでコアレス光ファイバを突き合わせ接続可能
に成端して形成した試験部品を利用して試験ポートに設
けることが好ましい。すなわち、この場合、光コネクタ
として、例えばJIS C5973に制定されるいわゆ
るSC形光コネクタを採用し、このSC形光コネクタフ
ェルールに光フィルタを組み込んだものをフィルタ部と
する。また、このフィルタ部でコアレス光ファイバを成
端して無反射端を形成したものを反射防止手段として利
用する。これにより、フィルタ部を試験ポートに接続す
るだけで、試験部品を試験ポートに簡便に取り付けるこ
とができ、フィルタ部および反射防止手段を試験ポート
に設置することができる。フィルタ部は、光コネクタに
組み込んだ光フィルタに限定されない。また、反射防止
手段としては、コアレス光ファイバ以外、全吸収膜等
や、フィルタ部を通過する試験光波長帯域のみ反射を防
止する光アイソレータ等の各種構成の採用が可能であ
る。なお、光コネクタとしては、例えばJIS C 5
981に制定されるプラスチック製多心光コネクタ(い
わゆるMT形光コネクタ:Mechanically Transferabl
e)等の各種光コネクタの採用が可能である。
【0010】第2、第3の工程は、試験ポートにフィル
タ部と反射防止手段とを設置したまま、連続して行うこ
とができる。したがって、光スイッチに確保する試験ポ
ートは一つのみで済み、光スイッチの対応心数の増加や
コンパクト化が可能になる。また、本発明の光線路監視
システムの試験方法によれば、試験光をループバックさ
せること無く試験光線路の異常を検出できるので、ルー
プバック光を受光するための光パワーメータが不要にな
る。
【0011】試験光波長としては、例えば1.31μm
と、1.55μm等を採用する。この場合、第1の工程
では光パルス試験器が試験光線路に入射する波長の異な
る2種類の試験光の内、一方の波長の試験光が反射し、
かつ他方の波長の試験光が通過するフィルタ部を試験ポ
ートに設ける。そして、第2の工程を一方の波長の試験
光で実施し、第3の工程を他方の波長の試験光で実施す
る。第2、第3の工程の実施順は、どちらが先でも良
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の光線路監視システム
の実施の形態を、図1から図3を参照して説明する。図
1は、本発明に係る光線路監視システムの試験方法を適
用する光線路監視システムを示す。なお、図中図4と同
一の構成部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化
する。図1において、本発明に係る光線路監視システム
は、光パルス試験器20(OTDR)と、心線選択装置
21とを備えて構成されている。光パルス試験器20
は、試験光線路8に試験光を入射する光源を内蔵してい
る。この光パルス試験器20には試験光線路8を一本接
続し、心線選択装置21の光スイッチ22にて、光部品
収納ケース7で通信光線路9と接続された多数本の光フ
ァイバ11に対して前記試験光配線8を選択的に接続す
ることで、目的の通信光線路9に光パルス試験器20が
接続されて、該通信光線路9の試験が光パルス試験器2
0によりなされる。心線選択装置21の他の部分の構成
は、図4に示す心線選択装置2と同様である。
【0013】図1中符号23は試験ポートであり、光ス
イッチ22に一つのみ設置される。この試験ポート23
には、試験部品24が着脱可能に接続される。この試験
部品24は、JIS C 5973に制定されるいわゆ
るSC形光コネクタの図示しないフェルールにフィルタ
を組み込んでなるフィルタ部25と、該フィルタ部25
により別の光ファイバと突き合わせ接続可能に成端され
た反射防止手段26(コアレス光ファイバ)とからな
る。
【0014】次に、本実施の形態の光線路監視システム
の試験方法を説明する。 [第1の工程]まず、試験部品24を組み立て、試験ポ
ート23に接続する。本実施の形態では、フィルタ部2
5は、波長1.55μmの試験光を通過させかつ波長
1.31μmの試験光を反射する構成とする。反射防止
手段26は無反射端を形成し、試験ポート23に接続さ
れた試験光線路8から入射されてフィルタ部25を通過
した試験光の反射を防止する。試験ポート23が完成し
たら、光スイッチ22を駆動して試験光線路8を試験ポ
ート23に接続する。 [第2の工程]第1の工程の完了後、波長1.55μm
の試験光を光源から試験光線路8を介して試験部品24
に入射し、光パルス試験器20で反射光を観測する。 [第3の工程]第2の工程の完了後、試験光線路8を試
験ポート23に接続したまま、波長1.31μmの試験
光を光源から試験光線路8を介して試験部品24に入射
し、光パルス試験器20で反射光を観測する。
【0015】以下、この光線路監視システムの試験方法
の作用および効果を説明する。この光線路監視システム
の試験方法では、第2の工程にて光パルス試験器20で
フレネル反射が観測される(図2参照)と、試験光線路
8のどこかに断線があることが判る。試験光線路8の断
線は、試験光線路8を構成する光ファイバの切断や、コ
ネクタ接続部や融着接続部の接続部の接続不良等であ
る。一方、フレネル反射が観測されない場合(図3参
照)では、試験光線路8が正常であることを断定はでき
ず、異常の有無を判定するには、第3の工程の結果を待
つ必要がある。すなわち、第2の工程でフレネル反射が
観測されないことは、試験光線路8が正常である場合の
他、例えば試験光線路8を構成する光ファイバの潰れ等
によって試験光が全吸収されて無反射状態になっている
場合等を含むためである。
【0016】次に、第2の工程で異常が検出されなかっ
た試験光線路8について第3の工程を実施し、ここで、
フレネル反射が観測できた(図2参照)場合には試験光
線路8が正常であることが判明し、フレネル反射が観測
できない(図3参照)場合には、前述の潰れ等の異常が
試験光線路8にあることが判る。これにより、試験光線
路8の異常箇所の有無を確実に判断することができる。
【0017】この光線路監視システムの試験方法では、
第2、第3の工程を逆の順で実施した場合にも、同様
に、試験光線路8の異常を確実に検出することができ
る。すなわち、第3の工程で異常が検出されない(フレ
ネル反射が観測された)ことは、波長1.31μmの試
験光をフィルタ部25が反射した場合の他、試験光線路
8が途中で断線している場合も含むため、続けて第2の
工程を行って波長の1.55μmの試験光についてフレ
ネル反射の有無を調べることで、異常箇所の有無を判断
することができる。
【0018】この光線路監視システムの試験方法によれ
ば、第1の工程の後、第2、第3の工程を連続して実施
することで、試験光線路8の異常箇所を確実に検出する
ことができ、光線路監視システムの信頼性を向上するこ
とができる。また、光スイッチ22に確保する試験ポー
ト23が一つで済むので、光スイッチ22の対応心数の
増加や、コンパクト化が可能になる。また、伝送装置側
の光線路の試験を省略する場合には、光部品収納ケース
7に設ける試験光線路用のポートも一つで済むため、光
部品収納ケース7の小型化、低コスト化が可能になる
(図1参照)。また、試験光をループバックさせる必要
が無く、ループバック光用の光パワーメータを使用する
こと無く試験を行うことができるので、試験を低コスト
化することができ、光線路監視システム自体の小型化、
低コスト化も可能になる。
【0019】なお、試験部品24は、試験光線路8の何
処にでも接続することが可能であり、これにより、試験
光線路8全線にわたって試験を実施することができる。
また、試験部品24は、通信光線路9に接続することも
可能であり、通信光線路9の試験に利用することも可能
である。また、本発明の光線路監視システムの試験方法
は、光パルス試験器20に複数本の試験光線路8を接続
した場合にも適用可能であり、それぞれの試験光線路8
を順に試験ポート23に接続して第2、第3の工程を実
施することで、全ての試験光線路8を試験することがで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
線路監視システムの試験方法によれば、以下のような優
れた効果を奏する。 フィルタ部と、該フィルタ部を通過した試験光の反射
を防止する反射防止手段とを備えた試験ポートを光スイ
ッチに一つだけ確保すれば良いので、光スイッチの対応
心数の増加や、コンパクト化が可能になる。 試験光をループバックさせる必要が無く、ループバッ
ク光用の光パワーメータを使用すること無く試験を行う
ことができるので、試験を低コスト化することができ、
光線路監視システム自体の小型化、低コスト化も可能に
なる。 フィルタ部を通過する波長の試験光を光源から試験光
線路に入射して光パルス試験器で反射光を観測する第2
の工程と、フィルタ部で反射する波長の試験光を光源か
ら試験光線路に入射して光パルス試験器で反射光を観測
する第3の工程とを備え、これら第2、第3の工程のい
ずれか一方を先行して実施した後、他方を実施すること
で、試験光線路の断線以外の各種異常をも確実に検出す
ることができるので、試験の信頼性が向上する。 の結果、光線路監視システムによる通信光線路の試
験の信頼性が向上する。 フィルタ部と、該フィルタ部を通過した試験光の反射
を防止する反射防止手段とを備えた試験ポートを通信光
線路に設置すると、通信光線路の試験にも利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光線路監視システムの試験方法を適
用する光線路監視システムの一例を示す平面図である。
【図2】 光パルス試験器で観測される時間(距離)と
試験光の光損失量(受光強度)との関係を示す図であっ
て、フレネル反射を示す。
【図3】 光パルス試験器で観測される時間(距離)と
試験光の光損失量(受光強度)との関係を示す図であっ
て、フレネル反射が観測されない状態を示す。
【図4】 従来例の光線路監視システムの試験方法に係
る光線路監視システムを示す平面図である。
【符号の説明】
8…試験光線路、9…通信光線路、20…光パルス試験
器(OTDR)、22…光スイッチ、23…試験ポー
ト、25…フィルタ部、26…反射防止手段(コアレス
光ファイバ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 好則 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 野村 義和 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長の異なる少なくとも2種類の試験光
    を試験光線路(8)に入射して該試験光線路と接続した
    通信光線路(9)に入射し、該試験光が試験光線路ある
    いは通信光線路で反射した反射光を観測して試験光線路
    および通信光線路の異常を検出する光パルス試験器(2
    0)と、複数の通信用光線路に対して前記試験光線路を
    選択的に切替可能に接続する光スイッチ(22)とを備
    えた光線路監視システムの試験方法であって、 前記光パルス試験器から試験光線路に入射される一方の
    波長の試験光のみを反射しかつ他方の波長の試験光を通
    過させるフィルタ部(25)と、該フィルタ部を通過し
    た試験光の反射を防止する反射防止手段(26)とを備
    えてなる試験ポート(23)を光スイッチに確保し、該
    試験ポートに試験光線路を接続する第1の工程と、 第1の工程の完了後、前記フィルタ部を通過する波長の
    試験光を光パルス試験器から試験光線路に入射して光パ
    ルス試験器で反射光を観測する第2の工程と、 第1の工程の完了後、前記フィルタ部で反射する波長の
    試験光を光パルス試験器から試験光線路に入射して光パ
    ルス試験器で反射光を観測する第3の工程とを備えてな
    り、 第2、第3の工程のいずれか一方を先行して実施した
    後、他方を実施することを特徴とする光線路監視システ
    ムの試験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8270828B2 (en) 2006-02-03 2012-09-18 Fujikura Ltd. Optical line monitoring apparatus and optical line monitoring method
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