JPH09152386A - 光リフレクタおよび光リフレクタを用いた光線路監視システム - Google Patents

光リフレクタおよび光リフレクタを用いた光線路監視システム

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JPH09152386A
JPH09152386A JP7336136A JP33613695A JPH09152386A JP H09152386 A JPH09152386 A JP H09152386A JP 7336136 A JP7336136 A JP 7336136A JP 33613695 A JP33613695 A JP 33613695A JP H09152386 A JPH09152386 A JP H09152386A
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Takeo Shimizu
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Ikuo Ota
育生 大田
Makoto Ito
眞 伊藤
Takeshi Oohira
壯 大衡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッシブダブルスター方式等の光加入者系の
光通信システムに用いられる複数の各加入者光線路毎の
障害情報を監視可能とする光リフクレタと光線路監視シ
ステムを提供する。 【解決手段】 局18から光ファイバ線路16a〜16hを介
して分岐された分岐端側に光リフクレタ3a〜3hをそ
れぞれ設けて各光受信器9と接続する。光リフレクタ3
には、基幹光導波路1と分岐光導波路8を設け、この分
岐部2に短波長透過フィルタ13を設け、分岐光導波路8
にはバンドパスフィルタ(BPF)14と全反射ミラー15
を設け、各光リフレクタ3a〜3h毎に各BPF14a〜
14hの透過光波長を異なる波長に設定する。局18側から
伝送される監視光のうち、前記設定透過光波長の光のみ
を各BPF14a〜14hで透過させて全反射ミラー15で反
射させ、基幹光導波路1を介して各光ファイバ線路16a
〜16hに戻すことで、光ファイバ線路の特定を可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電話通信等
の光加入者系の光ファイバ通信システムの光線路監視用
に用いられる光リフレクタおよび光リフレクタを用いた
光線路監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ等の光線路を用いて、電話通
信等の光加入者系の光通信が行われている。このような
光加入者系の光通信システムにおいて、従来は、幹線系
のみを光ファイバを備えたケーブルにより接続すること
が行われていたが、近年、光ファイバ等の光伝送路網の
敷設が盛んに行われ、幹線系のみならず、電話局と各加
入者宅(電話通信加入者)とを光線路(光ファイバ線
路)で接続する、いわゆる光化が進められている。
【0003】この光加入者系の光伝送路網の形態として
は、例えば図5に示すようなパッシブダブルスター(P
DS)方式が検討されている。この方式は、同図に示す
ように、局18内の局内端末に接続されている光ケーブル
19に1×Nスターカプラ20(Nは2以上の整数)を接続
し、複数の光線路としての光ファイバ線路16にスター状
に分岐し、この光ファイバ線路16を介して分岐した複数
の分岐端側に加入者宅21内の光加入者端末を接続して形
成されている。
【0004】ところで、光加入者系の光通信システムを
運用していく上で、光ファイバ線路16の障害を監視し、
その障害に対する対処を施すことが必要となる。光ファ
イバ線路16の監視方法としては、例えば図6に示される
ような光線路監視システムが提案されている。
【0005】この光線路監視システムは、同図に示すよ
うに、局18内の光送信器22から発信される波長λ0 の通
信光(信号光)を光加入者宅内の光受信器9に伝送する
光ファイバ線路16の途中に、波長平坦カプラ24を備えた
光分岐モジュール23を介設し、波長平坦カプラ24によっ
て光ファイバ線路16から分岐された光ファイバ26に、波
長λt の監視光を発信するOTDR(Optical Time Dom
ain Reflectmeter)5を接続して形成されている。この
監視光の波長λt は例えば1.55μm帯であり、前記通信
光の波長λ0 は例えば1.31μmであり、このように、こ
の光線路監視システムにおいては監視光の波長λt が通
信光波長λ0 よりも大きく(λ0 <λt)なるようにし
ている。
【0006】また、同図に示すシステムにおいては、前
記光分岐モジュール23の通信光入射側、すなわち、光送
信器22の接続側には短波長透過フィルタ13bが設けられ
ており、光ファイバ線路16の出射端側(光受信器9との
接続側)には短波長透過フィルタ13aが設けられてい
る。これらの短波長透過フィルタ13a,13bは、それぞ
れ、波長λ0 の通信光を透過し、波長λt の監視光を反
射する機能を有している。一方、光ファイバ26には長波
長透過フィルタ25が設けられており、この長波長透過フ
ィルタ25は、波長λt の監視光を透過し、波長λ0 の監
視光は反射する機能を有している。
【0007】この光線路監視システムにおいては、同図
に示すように、光送信器22から発信される波長λ0 の通
信光は、光ファイバ線路16を介して光分岐モジュール23
に入射し、短波長透過フィルタ13bを透過して光ファイ
バ線路16の出射端側に伝送され、短波長透過フィルタ13
aを透過して光受信器9に受信される。一方、OTDR
5から発信される波長λt の監視光は、長波長透過フィ
ルタ25を透過して、光ファイバ26から光分岐モジュール
23の波長平坦カプラ24に入射し、光ファイバ線路16を通
って光受信器9側に伝送される。そして、短波長透過フ
ィルタ13aで反射して光ファイバ線路16を逆行し、波長
平坦カプラ24、光ファイバ26を介してOTDR5側に戻
る。
【0008】なお、短波長透過フィルタ13aで反射して
光ファイバ線路16を逆行する波長λt の監視光は、波長
平坦カプラ24を介して光送信器22側にも一部伝送される
が、この波長λt の監視光は短波長透過フィルタ13bで
反射されるために、光送信器22に入射することはなく、
光送信器22に悪影響が及ばないようになっている。
【0009】そして、OTDR5は、波長λt の監視光
を発信してからその反射光が戻ってくるまでの時間と光
の減衰量等から、短波長透過フィルタ13aの位置と短波
長透過フィルタ13aによる監視光反射量とを検出する。
なお、光ファイバ線路16が正常な場合に、OTDR5に
よって予め、監視光反射量のデータをとっておき、この
データと、光ファイバ線路16の監視時に検出される監視
光反射量とを比較することにより、光ファイバ線路16の
異常の有無を判定することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示したような光線路監視システムにおいては、局18内に
設けられた光送信器22と1つの加入者宅21内に設けられ
た光受信器9とを接続する光ファイバ線路16の監視には
適しているものの、図5に示したように、局18内の局内
端末と複数の加入者宅21内の加入者端末とを接続する前
記PDS方式の光通信システムに適用した場合には、複
数の光ファイバ線路16からの監視光反射情報を各光ファ
イバ線路16毎に区別することができないために、各光フ
ァイバ線路16毎の監視を行うことができないといった問
題があった。
【0011】そこで、各光ファイバ線路16毎に光ファイ
バ線路16の監視を行うための光線路監視システムとし
て、例えば特表平4−502210号公報には、異なる
光ファイバ線路16毎に異なる波長の光を反射する反射器
を用いて、光ファイバ線路16等の分岐ポートを区別する
システムが提案されている。しかしながら、この提案の
システムには前記反射器の構成は全く示されてなく、こ
の提案のシステムが実際に実現され得るかどうかは甚だ
疑問であった。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、PDS方式のように、光フ
ァイバ線路等の光線路を介して複数の分岐端側に光加入
者端末が接続されて成る光通信システムの、各光線路毎
の障害情報を検知可能とする、光リフレクタおよび光リ
フレクタを用いた光線路監視システムを提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本発明の光リフレクタ
は、基幹光導波路と、この基幹光導波路から分岐した分
岐光導波路とを形成し、該分岐光導波路と基幹光導波路
との分岐点には基幹光導波路に入射する入射光のうちの
通信光を透過し、該入射光のうちの通信光とは異なる波
長をもった監視光を前記分岐光導波路側に反射し、さら
に、該分岐光導波路からの戻り光を反射して前記基幹光
導波路の入射側に逆行させる通信光透過フィルタが設け
られており、前記分岐光導波路には光反射体が設けら
れ、該光反射体と前記通信光透過フィルタとの間には前
記監視光の波長帯のうちの予め定められた設定波長の監
視光を透過して前記光反射体側に導き、該光反射体で反
射した反射光を透過して前記通信光透過フィルタ側に導
く設定監視光透過フィルタが設けられていることを特徴
として構成されている。
【0014】また、前記設定監視光透過フィルタは設定
波長とは異なる波長の監視光を分岐光導波路から外れる
方向に反射させる波長選択反射フィルタとしたことも、
本発明の光リフレクタの特徴的な構成とされている。
【0015】さらに、本発明の光リフレクタを用いた光
線路監視システムは、局内端末から光線路を介して分岐
した複数の分岐端側に光加入者端末が接続されて成る光
通信システムの前記複数の光線路を各光線路毎に監視す
る光線路監視システムであって、前記光線路の各分岐端
と各光加入者端末との間に該各光加入者端末毎に設定監
視光透過フィルタの設定透過光波長を異にした前記構成
の光リフレクタが介設されていることを特徴として構成
されている。
【0016】上記構成の本発明の光リフレクタにおい
て、基幹光導波路と、この基幹光導波路から分岐した分
岐光導波路との分岐点には、通信光透過フィルタが設け
られているために、通信光はこの通信光透過フィルタを
透過して基幹光導波路の出射端側に進み、一方、通信光
と異なる波長をもった監視光は分岐光導波路側に反射す
る。そして、この監視光の波長帯のうちの予め定められ
た設定波長の監視光のみが、分岐光導波路に設けられた
設定監視光透過フィルタを透過し、分岐光導波路に設け
られた光反射体側に導かれる。この設定波長の監視光
は、光反射体で反射して前記設定監視光透過フィルタを
透過し、前記通信光透過フィルタ側に導かれ、通信光透
過フィルタで反射して前記基幹光導波路の入射側に逆行
する。
【0017】このように、本発明の光リフレクタにおい
ては、基幹光導波路に入射した通信光と、通信光とは異
なる波長をもった監視光のうち、通信光が基幹光導波路
の出射側に伝搬することで、例えば基幹光導波路の入射
側に接続された局内端末と基幹光導波路の出射側に接続
された光加入者端末との間で光通信が行われ、一方、前
記監視光が分岐光導波路に入射し、監視光の波長帯のう
ちの予め設定された設定波長の監視光のみが分岐光導波
路で反射して基幹光導波路の入射側に戻ることにより、
この設定波長の監視光を用いた光線路の監視が行われ
る。
【0018】そして、この光リフレクタを局内端末から
分岐された複数の光線路の各分岐端と各光加入者端末と
の間に介設し、各光加入者端末毎に前記設定監視光透過
フィルタの設定透過光波長(前記設定波長)を異にして
本発明の光線路監視システムを構成することにより、各
光加入者端末毎に接続されている各光線路毎に波長の異
なる監視光が局内端末側に戻され、局内端末側でこの各
監視光を受信し、解析することにより、異常のある光線
路の特定ができるために、各光線路毎の障害情報を検出
することが可能となり、上記課題が解決される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。図1には、本発明に係る光リフレク
タおよび光リフレクタを用いた光線路監視シムテムの一
実施形態例の要部構成が示されている。同図において、
局18の局内端末に接続される光ケーブル19から、1×8
スターカプラ4および光ファイバ線路16を介して分岐し
た複数(図では8個)の分岐端側に、それぞれ、各光リ
フレクタ3a〜3hを介して各光加入者端末内の光受信
器9が接続されて、パッシブダブルスター(PDS)方
式の光通信システムが形成されている。
【0020】局18内には、図2に示すような監視装置17
が設けられており、監視装置17は、光合分波器としての
WDM(Wavelength Division Multiplex )カプラ12を
介して、各光ケーブル19A,19B,・・・と接続される
ようになっている。この監視装置17は、OTDR5、波
長可変光源6、光ディテクタ7、3dBカプラ10、心線
選択装置11を有して構成されている。
【0021】心線選択装置11は、複数の光ケーブル19
A,19B,・・・のうちの1つの光ケーブル19を選択す
るものである。この選択は、監視対象の光ファイバ線路
16a〜16hに対応させて行われるものであり、選択され
た光ケーブル19には、WDMカプラ12を介して、波長可
変光源6又はOTDR5からの監視光と、伝送装置から
の通信光(信号光)とが共に入射されるようになってい
る。
【0022】波長可変光源6は1.55μm(1550nm)帯の
監視光を発信する光源であり、発信する監視光の波長を
1490,1500,1510,1520,1530,1540,1550,1560nm
の、10nm間隔の8種類の波長のいずれかに可変できるよ
うになっており、波長可変光源6は、光線路監視時に、
この8種類の光のうちのいずれかを選択的に発信する。
【0023】3dBカプラ10は、例えばY分岐光導波路
を有しており、波長可変光源6から発信した監視光を心
線選択装置11側に入射させると共に、この監視光がWD
Mカプラ12を介して、光ケーブル19、1×8スターカプ
ラ4、光ファイバ線路16a〜16hに順に入射して、その
後、光リフレクタ3で反射し、光ファイバ線路16等を逆
行して心線選択装置11に戻ってきたときに、この戻り光
を光ディテクタ7に入射させる働きをする。
【0024】光ディテクタ7はこの戻り光を受信して検
波するものである。光ディテクタ7には光ファイバ線路
16が正常のときの戻り光の損失データが予め与えられて
おり、この与えられているデータと、光ファイバ線路監
視時のデータとを比較することにより、光ファイバ線路
16の異常の有無を判断する。
【0025】OTDR5は、前記のように、光ファイバ
線路16等の光線路の異常の有無を検出する機能の他に、
光ファイバ線路16の長手方向の光伝搬損失分布を検出す
る機能を有している。この機能は、OTDR5から発信
した監視光が光ファイバ線路16を伝搬するときに、後方
散乱光が生じ、その後方散乱光がOTDR5側に戻って
くることを利用する機能であり、この後方散乱光を常時
観測することにより、光ファイバ線路16の長手方向の光
伝搬損失分布を、例えば光強度分布(損失が大きいとき
には強度は小さくなる)によって測定する。
【0026】そして、光ファイバ線路16に異常があった
ときには、光強度が急激に低下して光強度分布が大きく
変化するために、光強度分布の急激な変化が生じたとこ
ろを光ファイバ線路16の異常箇所と特定することができ
る。なお、本実施形態例でも、OTDR5は波長1550nm
帯の観測光を発信するようになっている。
【0027】図1,3に示すように、光リフレクタ3
(3a〜3h)は、基幹光導波路1と、この基幹光導波
路1から分岐した分岐光導波路8とを形成して成る光導
波路回路パターンを有する導波路チップを備えており、
この導波路チップは、例えば基板上に、火炎堆積法、C
VD法、スパッタ法等によって回路パターンを形成する
コア部と、このコア部を覆うクラッド部を形成して構成
されている。
【0028】図3に示すように、基幹光導波路1と分岐
光導波路8との分岐点としての分岐部2には、例えば波
長1400nm以下の光を透過し、かつ、波長1400nmを越える
光を反射する短波長透過フィルタ13が、基幹光導波路1
と分岐光導波路8に対してそれぞれa°(a=82)傾け
て設けられている。この短波長透過フィルタ13は、基幹
光導波路1に入射する入射光のうちの通信光を透過し、
入射光のうちの通信光とは異なる波長をもった監視光を
分岐光導波路8側に反射し、さらに、分岐光導波路8か
らの戻り光を反射して基幹光導波路1の入射端28側に逆
行させる通信光透過フィルタとして機能するものであ
る。
【0029】分岐光導波路8の先端側には、光反射体と
しての全反射ミラー15が設けられており、この全反射ミ
ラー15と短波長透過フィルタ13との間にはバンドパスフ
ィルタ(Bandpass Filter ;BPF)14が、分岐光導波
路8を横切る方向に設けられている。このバンドパスフ
ィルタ14の分岐光導波路8に対する交差角bは、例えば
86°に形成されており、前記全反射ミラー15の分岐光導
波路8に対する交差角は90°に設定されている。バンド
パスフィルタ14は、前記監視光の波長1550nm帯のうちの
予め定められた設定波長の監視光を透過して全反射ミラ
ー15側に導き、かつ、全反射ミラー15で反射した反射光
を透過して前記短波長透過フィルタ13側に導く設定監視
光透過フィルタとして機能するものである。また、本実
施形態例では、バンドパスフィルタ14は、前記設定波長
とは異なる波長の監視光を分岐光導波路8から外れる方
向に反射させる波長選択反射フィルタと成している。
【0030】バンドパスフィルタ14の設定透過光波長
は、各光リフレクタ3a〜3hの各バンドパスフィルタ
14a〜14h毎に異なる波長に設定されており、本実施形
態例では、このように、バンドパスフィルタ14a〜14h
の設定透過光波長を異にすることにより、各光リフレク
タ3a〜3h毎に異なる波長の監視光を各基幹光導波路
1の入射側に反射して、光ファイバ線路16a〜16hのい
ずれかを介して局18側に戻すように構成されている。
【0031】なお、本実施形態例では、図3の鎖線に示
すように、光リフレクタの基幹光導波路1の入射端28側
および出射端29側にそれぞれ、ファイバブロック30が設
けられて、ファイバブロック30に固定した光ファイバと
基幹光導波路1とが接続されるようになっている。そし
て、光リフレクタ3の導波路チップおよびファイバブロ
ック30を一体化して金属ケース等の保護匡体(図示せ
ず)内に収容し、モジュール化しており、このようにす
ることで、光リフレクタ3の光ファイバ線路16および光
受信器9との接続を容易にし、かつ、外部からの水分の
浸入を防ぎ、機械的強度を向上させている。
【0032】本実施形態例の光リフレクタ3および光リ
フレクタ3を用いた光線路監視システムは以上のように
構成されており、次に、その動作について図1,2に基
づいて説明する。まず、光線路監視時に、監視対象の光
ファイバ線路16a〜16hに対応させて、この光ファイバ
線路16a〜16hが接続されている光ファイバケーブル19
(例えば19A)が監視装置17内の心線選択装置11によっ
て選択される。そうすると、監視装置17内の波長可変光
源6から発信される1550nm帯の監視光(波長1490,150
0,・・・1550nmのうちのいずれかの光)と伝送装置か
らの1310nmの通信光とがWDMカプラ12で合波され、光
ケーブル19Aを通って1×8スターカプラ4に入射す
る。この通信光および監視光は、1×8スターカプラ4
によって分岐されて、光ファイバ線路16a〜16hに入射
し、各光ファイバ線路16a〜16hを通ってそれぞれ光リ
フレクタ3a〜3hに入射する。
【0033】そして、通信光および監視光は共に各光リ
フレクタ3a〜3hの基幹光導波路1を通って、分岐部
2に設けられた短波長透過フィルタ13に入射し、波長13
10nmの通信光は短波長透過フィルタ13を透過して基幹光
導波路1の出射端29側に進み、光受信器9側に導かれ
る。一方、前記波長1550nm帯の監視光は、短波長透過フ
ィルタ13で反射して分岐光導波路8に入射する。そし
て、監視光は各光リフレクタ3a〜3hの各分岐光導波
路8をその先端側に向かって伝搬し、各バンドパスフィ
ルタ14a〜14hに入射する。
【0034】例えば、波長1490nmの監視光が前記波長可
変光源6から発信されたとする。そうすると、光リフレ
クタ3aにおいては、例えば、図4に示すような特性を
有するバンドパスフィルタ14aによって設定波長として
の1490nmが設定されているために、この監視光はバンド
パスフィルタ14aを透過して分岐光導波路8の先端側に
進む。そして、この波長1490nmの監視光は、分岐光導波
路8を伝搬して全反射ミラー15に入射し、全反射ミラー
15で反射して分岐光導波路8を逆行し、バンドパスフィ
ルタ14aを介して短波長透過フィルタ13に入射する。そ
して、この監視光は、短波長透過フィルタ13で反射して
基幹光導波路1に入射し、基幹光導波路1を逆行して、
その入射端28側に伝搬する。
【0035】そのため、波長1490nmの監視光は、光リフ
レクタ3aの基幹光導波路1の入射端28側に戻され、光
ファイバ線路16aを逆行し、1×8スターカプラ4、光
ケーブル19Aを介して局18内に戻ることになる。そし
て、局18内の監視装置17に設けられている光ディテクタ
7によって検波され、この検波によって光ファイバ線路
16aの異常が有無が検出される。
【0036】なお、光リブレクタ3aのバンドパスフィ
ルタ14aは、図1に示すように、波長1490nm以外の1500
〜1560nmの監視光を分岐光導波路8から外れる方向に反
射するために、1490nm以外の波長の監視光が光リフレク
タ3aに入射したときには、その監視光は分岐光導波路
8から外れる方向に反射し、基幹光導波路1側に戻るこ
とはない。
【0037】また、光リフレクタ3bに入射した波長15
50nm帯の監視光は、前記のように、短波長透過フィルタ
13で反射して分岐光導波路8に入射し、バンドパスフィ
ルタ14bに入射するが、この監視光のうち、設定波長と
しての1500nmの光のみがバンドパスフィルタ14bを透過
して分岐光導波路8の先端側に進み、それ以外の、1490
nmおよび、1510〜1560nmの監視光は分岐光導波路8から
外れる方向に反射する。そのため、前記波長1490nmの監
視光が光リフレクタ3bに入射しても、この監視光はバ
ンドパスフィルタ14bで分岐光導波路8から外れる方向
に反射し、監視装置17側に戻ることはない。
【0038】そして、監視装置17側から波長1500nmの監
視光が発信されたときには、この監視光がバンドパスフ
ィルタ14bを透過し、この波長1500nmの監視光は、光リ
フレクタ3aにおける波長1490nmの監視光の動作と同様
に、全反射ミラー15で反射して分岐光導波路8を逆行
し、短波長透過フィルタ13で基幹光導波路1側に反射し
た後、基幹光導波路1の入射端28側に戻る。そして、光
ファイバ線路16bを通り、1×8スターカプラ4、光ケ
ーブル19Aを介して局18内の監視装置17に戻る。
【0039】さらに、各光リフレクタ3c〜3hにおい
ても、同様に、各光リフレクタタ3c〜3hのバンドパ
スフィルタ14c〜14hに入射した光のうち、それぞれ、
設定波長としての、1510,1520,1530,1540,1550,15
60nmの光のみが各バンドパスフィルタ14c〜14hを透過
した後、全反射ミラー15で反射して分岐光導波路8を逆
行し、それ以外の波長の光は分岐光導波路8から外れ、
それにより、前記設定波長の監視光のみが基幹光導波路
1の入射端28側に戻る。そして、各設定波長の監視光の
みが各光ファイバ線路16c〜16hをそれぞれ通り、局18
側の監視装置17に戻っていく。
【0040】本実施形態例によれば、上記のように、光
リフレクタ3(3a〜3h)を、基幹光導波路1から分
岐した分岐光導波路8に、監視光の波長帯のうちの設定
波長の監視光を透過し、この設定波長とは異なる波長の
監視光を分岐光導波路8から外れる方向に反射させるバ
ンドパスフィルタ14(14a〜14h)を設け、このバンド
パスフィルタ14(14a〜14h)によって透過した設定波
長の監視光のみを全反射ミラー15で反射して局18側の監
視装置17に戻すように構成したために、前記監視光の波
長帯のうちのどのような波長の光が光リフレクタ3に入
射しても、その光のうちの設定波長の監視光のみを局18
側の監視装置17に戻すことができる。
【0041】そして、本実施形態例の光線路監視システ
ムによれば、この光リフレクタ3(a〜3h)を、局18
から分岐した各光ファイバ線路16a〜16h毎にその分岐
端側にそれぞれ設け、各光リフレクタ3a〜3hの各バ
ンドパスフィルタ14a〜14hの透過光波長を異なる波長
に設定することにより、各光ファイバ線路16a〜16h毎
に異なる波長の監視光を局18側の監視装置17に戻すこと
が可能となり、その戻り光情報を利用して、どの光ファ
イバ線路16に異常があるか否かを特定することができ
る。そして、光ファイバ線路16の長手方向の光伝搬損失
情報をOTDR5によって検出することにより、光ファ
イバ線路16の長手方向の障害情報を検出することが可能
となり、それにより、どの光ファイバ線路のどの箇所に
異常が生じたかを正確に検知することができる。
【0042】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、1つの光ケーブル19Aを伝送する
光を1×8スターカプラ4および光ファイバ線路16a〜
16hを用いて8個に分岐する光通信システムの監視シス
テムとしたが、この分岐数は必ずしも8分岐とするとは
限らず、例えば4分岐でも16分岐あるいはそれ以外の分
岐数でも構わない。
【0043】また、上記実施形態例では、通信光として
波長1310nmの光を用い、監視光として波長1550nm帯の光
を用いたが、通信光および監視光の波長は特に限定され
るものではない。例えば、通信光として、波長1310nmお
よび波長1550nmの光を用い、監視光として波長1650nm帯
の光を用いても構わない。なお、このように、波長1650
nm帯の光を監視光として用いるときには、この帯域の波
長を4分岐、8分岐等の分岐数Nに合わせてN分割し、
この分割した各波長に対応させて、各光リフレクタ3に
よって反射する光の設定波長を設定し、各設定波長の監
視光のみを透過するバンドパスフィルタ14等の設定監視
光透過フィルタを各光リフレクタ3に配設すればよい。
【0044】さらに、上記実施形態例では、各光リフレ
クタ3にバンドパスフィルタ14を設け、このバンドパス
フィルタ14により、監視光の波長のうちの設定波長の監
視光を透過し、設定波長とは異なる波長の監視光を分岐
光導波路8から外れる方向に反射するようにしたが、バ
ンドパスフィルタ14の代わりに、例えば、前記設定波長
の監視光のみを透過し、設定波長とは異なる波長の監視
光を吸収するフィルタを設けても構わない。
【0045】さらに、光リフレクタ3を形成するとき
に、短波長透過フィルタ13の基幹光導波路1および分岐
光導波路8に対する角度や、バンドパスフィルタ14、全
反射ミラー15の分岐光導波路8に対する角度は必ずしも
図3に示したa〜cの角度に形成するとは限らず、適宜
設定されるものである。
【0046】さらに、上記実施形態例では、光リフレク
タ3を形成する光導波路部品の両端側にファイバブロッ
ク30を設けて、このファイバブロック30および光導波路
部品を共通の保護匡体内に収容してモジュール化した
が、光リフレクタ3は必ずしもモジュール化するとは限
らない。ただし、上記実施形態例のようにモジュール化
することにより、取り扱いが容易となり、光監視システ
ムへの適用を行い易くすることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、光リフレクタを基幹光
導波路と、この基幹光導波路から分岐部を介して分岐し
た分岐光導波路とを設けて構成し、基幹光導波路に入射
した入射光のうちの、通信光とは異なる波長帯を有する
監視光を、前記分岐部に設けた通信光透過フィルタで反
射して分岐光導波路に入射させ、分岐光導波路に設けた
設定監視光透過フィルタにより、監視光の波長帯のうち
の設定波長の光のみを透過した後、光反射体で反射して
基幹光導波路の入射側に戻すように構成したものである
から、この光リフレクタに、監視光の波長帯のうちのい
かなる光が入射しても、そのうちの設定波長の監視光の
みを反射して基幹光導波路の入射側に戻すことができ
る。
【0048】そのため、この光リフレクタを、局内端末
から光線路を介して分岐した複数の分岐端側に光加入者
端末が接続されて成る光通信システムの、複数の光線路
の各分岐端と各光加入者端末との間に介設し、各光加入
者端末毎に設定監視光透過フィルタの設定透過光波長
(前記設定波長)を異なる波長とすれば、各光線路毎に
特定の設定波長の光を局側に反射して戻すことが可能と
なり、その反射光を利用して、光線路の障害情報を各光
線路毎に検出することができる。
【0049】また、光リフレクタを構成するときに、前
記設定監視光透過フィルタは設定波長とは異なる波長の
監視光を分岐光導波路から外れる方向に反射させる波長
選択反射フィルタとした本発明によれば、波長選択反射
フィルタとして機能する設定監視光透過フィルタによっ
て、設定波長とは異なる波長の監視光を分岐光導波路か
ら外れる方向に反射させることにより、設定波長以外の
波長の監視光が基幹光導波路の入射側に戻ることをより
一層確実に防止することが可能となり、設定波長の監視
光のみを確実に基幹光導波路の入射側に戻して、例えば
光ファイバ線路等の光線路を通して局側の監視装置に戻
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光リフレクタの一実施形態例を、
この光リフクレタを用いた光線路監視システムに組み込
み状態で示す構成図である。
【図2】上記実施形態例の光リフレクタを用いた光線路
監視システムを示すブロック構成図である。
【図3】上記実施形態例の光リフレクタを詳細に示す構
成図である。
【図4】上記実施形態例の光リフレクタに使用するバン
ドパスフィルタの一例を示す特性図である。
【図5】光加入者系のパッシブダブルスター方式の光通
信システムを示す説明図である。
【図6】従来のOTDRを用いた光線路監視システムの
一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基幹光導波路 2 分岐部 3,3a,3a〜3h 光リフレクタ 6 波長可変光源 8 分岐光導波路 13 短波長透過フィルタ 14,14a〜14h バンドパスフィルタ 15 全反射ミラー 16,16a〜16h 光ファイバ線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大田 育生 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 眞 宮城県仙台市青葉区中山七丁目2番1号 東北電力株式会社研究開発センター内 (72)発明者 大衡 壯 宮城県仙台市青葉区中山七丁目2番1号 東北電力株式会社研究開発センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基幹光導波路と、この基幹光導波路から
    分岐した分岐光導波路とを形成し、該分岐光導波路と基
    幹光導波路との分岐点には基幹光導波路に入射する入射
    光のうちの通信光を透過し、該入射光のうちの通信光と
    は異なる波長をもった監視光を前記分岐光導波路側に反
    射し、さらに、該分岐光導波路からの戻り光を反射して
    前記基幹光導波路の入射側に逆行させる通信光透過フィ
    ルタが設けられており、前記分岐光導波路には光反射体
    が設けられ、該光反射体と前記通信光透過フィルタとの
    間には前記監視光の波長帯のうちの予め定められた設定
    波長の監視光を透過して前記光反射体側に導き、該光反
    射体で反射した反射光を透過して前記通信光透過フィル
    タ側に導く設定監視光透過フィルタが設けられているこ
    とを特徴とする光リフレクタ。
  2. 【請求項2】 設定監視光透過フィルタは設定波長とは
    異なる波長の監視光を分岐光導波路から外れる方向に反
    射させる波長選択反射フィルタとしたことを特徴とする
    請求項1記載の光リフレクタ。
  3. 【請求項3】 局内端末から光線路を介して分岐した複
    数の分岐端側に光加入者端末が接続されて成る光通信シ
    ステムの前記複数の光線路を各光線路毎に監視する光線
    路監視システムであって、前記光線路の各分岐端と各光
    加入者端末との間に該各光加入者端末毎に設定監視光透
    過フィルタの設定透過光波長を異にした請求項1又は請
    求項2記載の光リフレクタが介設されていることを特徴
    とする光リフレクタを用いた光線路監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016181792A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 東日本電信電話株式会社 遠隔連絡システムおよび遠隔連絡システムを用いる状況判断方法

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