JP2803726B2 - 光線路の心線対照方法 - Google Patents

光線路の心線対照方法

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JP2803726B2
JP2803726B2 JP62125079A JP12507987A JP2803726B2 JP 2803726 B2 JP2803726 B2 JP 2803726B2 JP 62125079 A JP62125079 A JP 62125079A JP 12507987 A JP12507987 A JP 12507987A JP 2803726 B2 JP2803726 B2 JP 2803726B2
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久治 柳川
一男 神子
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本発明は光線路の心線(光ファイバ)を対照する方法
に関する。 『従来の技術』 通信に現用されている光線路(光ケーブル)におい
て、光システムの増加、光ネットワークの輻輳などが生
じた場合、新たな光線路などに切り替えるためのルート
変更が必須となる。 このような線路切替では、現用光線路の各心線(光フ
ァイバ)を対照し、これら現用の心線を切替用光線路の
各心線(光ファイバ)と誤接続なく相対接続しなければ
ならないが、現状では、かかる技術についての提案が殆
どみられない。 これに類する光線路の切替技術として、現用光線路の
一部に故障が生じたとき、その現場に光応急ケーブルを
もちこんで応急処理する光応急システムがある。 一般に、光応急システムによる線路切替では、現用光
線路の各切替点において、作業員が目視によりケーブル
断面内の各心線位置を確認したり、心線色をトレースし
て心線対照し、しかる後、現用光線路、切替用光線路の
各心線相互を間違いのないよう接続している。 『発明が解決しようとする問題点』 上述した光応急システムの場合、作業員の技量に依存
して心線対照を行なうので、心線を誤認する確率が高
く、線番の異なる心線相互の接続してしまう誤接続にし
ても、これをその場で発見することは殆ど無理である。 もちろん、心線数が少ない場合の心線対照では心線誤
認の問題が緩和されるが、心線数が千心にも及ぶ加入者
ケーブルの場合では、心線誤認以前の問題として、作業
員に依存した心線対照が困難となる。 本発明は上記の問題点に鑑み、光線路における心線対
照が簡易かつ確実に行なえる光線路の心線対照方法を提
供しようとするものである。 『問題点を解決するための手段』 本発明に係る光線路の心線対照方法は所期の目的を達
成するために下記の技術手段を特徴とする。すなわち本
発明の心線対照方法は、複数本の光ファイバを心線とし
て備えている光線路において、心線対照すべき光ファイ
バに現用光よりも長波長の試験光を入射して現用光と試
験光との波長を相互に異ならせるとともに当該試験光の
伝送状態にて光線路を曲げ、その曲げ箇所からの漏洩試
験光を検知して光ファイバの対照を行なうことを特徴と
する。 本発明の係る光線路の心線対照方法は、上記におい
て、光結合器を介して試験用の光源を光線路に接続し、
その光源からの試験光を心線対照すべき光ファイバに入
射したりする。 本発明に係る光線路の心線対照方法は、また、上記に
おいて、試験光に心線の線番情報をのせたりする。 『実 施 例』 以下、本発明方法の実施例につき、図面を参照して説
明する。 第1図において、多数本の光ファイバ(心線)を内蔵
した光ケーブルからなる現用の光線路(以下現用光線路
という)1は、その一端にE/Oを有する送光端部2、そ
の他端にO/Eを有する受光端部3を備えているととも
に、送光端部2が一局に配置され、受光端部3が他局に
配置されている。 現用光線路1の心線たる各光ファイバF1、F2、F3
F4、F5、F6、F7は、一本の線状に略示されているが、実
際は多数本ある。 現用光線路1の各区間線路部1a、1b、1c、1d、1e、1
f、1gは、それぞれ光コネクタ4を介して相互に接続さ
れ、区間線路部1aと送光端部2、区間線路部1gと受光端
部3も、それぞれ光コネクタ4を介して相互に接続され
ている。 第1図では、現用光線路1の区間線路部1c〜1eが切替
区間線路部5に設定され、その切替区間線路部5の前
端、後端が、それぞれ前側切替点P1、後側切替点P2とな
っている。 現用光線路1の区間線路部1aには、光フィルタからな
る光結合器6が備えられ、その光結合器6には、現用光
線路1の各光ファイバへ試験光を入射するための試験光
源7が、光ファイバからなる光伝送体8を介して接続さ
れている。 現用光線路1の区間線路部1gには、光フィルタ9が備
えられ、現用光線路1の両切替点P1、P2には、試験光を
検知するための検知手段(ローカルディテクタ)10、11
が備えられる。 第2図において、切替用の光線路(以下切替用光線路
という)12は前述したと同様の光ケーブルからなり、前
記区間線路部1c、1d、1eとほぼ等長の各線路部12c、12
d、12eが光コネクタ4を介して相互に接続され、これら
線路部12c、12d、12eの端部にも光コネクタ4が取りつ
けられたものである。 切替用光線路12の線路部12c端には、試験光源13が接
続され、切替用光線路12の線路部12e側には、試験光を
検知するための検知手段(ローカルディテクタ)14が備
えられている。 切替用光線路1の心線である各光ファイバf3、f4、f5
も、一本の線状に略示されているが、実際は多数本あ
る。 第1図の現用光線路1において心線対照するとき、一
例として以下のように条件設定する。 その一つは、現用光線路1において、その現用光の波
長λが例えばλ=1.3μmのとき、試験光源7から
出射する試験光は、これの波長λを例えばλ=1.55
μmのように設定して、これら波長λ1を相互に異
ならせる。 他の一つは、光フィルタからなる光結合器6として、
第3図のごとく現用光(波長λ)を光ファイバF1から
光ファイバF2へと透過させるが、試験光(波長λ)は
これを光ファイバF1へと透過させないものを用いる。 上記2つの条件は、例えば各光ファイバF1〜F7がシン
グルモード型であるとき、後述する曲げ状態において、
これら光ファイバF1〜F7の現用光の損失を小さくするた
め設定される。 さらに他の一つは、光フィルタ9として、上記現用光
を受光端部3側へ透過させ、かつ、上記試験光を反射、
放射させるものを用いる。 この条件は、受光端部3のO/Eに試験光を入射させな
いため設定される。 第1図において、試験光源7から出射した試験光を光
伝送体8より現用光線路1の光ファイバに試験光を入射
するとともに、当該光伝送状態において、両切替P1、P2
に該当する区間線路部1c、1fの一部を曲げて、光ファイ
バF3、F4に曲がりを生じさせる。 この際の曲げ手段は、第4図に例示したように曲げガ
イド用治具15を光ファイバF3、F6に当てがい、その治具
15の曲率半径Rに合わせて光ファイバF3、F6を曲げる。 かくて曲げられた光ファイバF3、F6からは、試験光が
漏洩され、これら漏洩試験光が切替点P1、P2においてロ
ーカルディテクタからなる検知手段10、11により検知さ
れる。 この場合、切替点P2でモニタ体制をとり、切替点P1
の前記曲げにより損失が生じたことを、そのモニタ地点
(切替点P2)で検知して同一の光路であることを確認し
てよいが、通常は、試験光を符号変調し、例えば線番が
1である光ファイバの符号「00000001」、線番が2であ
る光ファイバの符号「00000010」を読みとり、線番自体
をも検知する。 第2図の切替用光線路12において心線対照するとき、
当該切替用光線路12が現用のものでないので、その一端
に接続された試験光源13から、切替用光線路12の各光フ
ァイバf3〜f5に試験光を入射し、その他端側における検
出手段14を介して心線対照する。 上記のようにして心線対照した後、現用光線路1の切
替区間線路部5を切替用光線路12と切り替えるとき、第
5図のごとく、現用光線路1中のメタル線16を通信線と
して用い、両切替点P1、P2において切替同期をとりなが
ら、これら切替点P1、P2に配置されたコネクタ切替用の
瞬時切替装置を介して所定の線路切替を行なう。 第6図はその切替装置のブロック図であり、同図にお
いて、17は切替機構部、18は現用光線路1の心線を対照
するためのローカルディテクタ、19は前記線番符号の読
取系、20は切替用光線路12の心線を対照するための試験
光源、21は切替用光線路12の心線を対照するためのロー
カルディテクタ、22は同期切替を行なうためのモデムを
含む伝送系、22は切替状態等を表示するモニタ(液晶ス
テータモニタ)、24は所定の信号を受けて切替機構部17
などを制御するための制御系である。 第6図の切替装置は、所定の線路切替後、線路端末相
互の心線対照を行ない、その切替状態にあやまりのある
ときは、切替用光線路12を現用光線路1の切替区間線路
部5に切り替えて元の状態に復帰させる機能も具備す
る。 なお、誤切替の情報は、前記試験光源7および検知手
段11などを介して当該切替装置に伝達される。 『発明の効果』 本発明に係る光線路の心線対照方法はつぎのような効
果を有する。 現用光よりも長波長の試験光を所定の光線路(心線
対照すべき光ファイバ)に入射し、その試験光を光線路
から漏洩させて検知することにより心線対照するもので
ある。したがって、心線たる光ファイバがクロスしたり
捩れたりしていてもミスなく心線対照することができ
る。 試験光が現用光よりも長波長であるので、光ファイ
バの特定の曲げに対して現用光を殆ど漏洩させず、試験
光のみを効率よく漏洩させる。したがって漏洩試験光に
基づいて高感度の心線対照を実現することができる。 心線識別に際して現用光を漏洩させることがない。
したがって現用の光線路であってもこれに影響を与える
ことなく心線対照することができる。 漏洩試験光の検知に際し、その試験光にのせた線番
符号をも読み取らせる場合には、より信頼性の高い心線
対照を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明方法の一実施例を示したもので、第1図は
現用光線路における心線対照手段を略示した説明図、第
2図は切替用光線路の心線対照手段を略示した説明図、
第3図は現用光線路における試験光の入射状況を略示し
た説明図、第4図は現用光線路における心線の曲げ状態
を略示した説明図、第5図は現用光線路の切替区間線路
部を切替用光線路と切り替える状態を略示した説明図、
第6図は切替装置のブロック図である。 1……現用光線路 1a〜1g……現用光線路の区間線路部 6……光結合器 7……試験光源 8……光伝送体 10、11……試験光の検知手段 F1〜F7……光ファイバ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数本の光ファイバを心線として備えている光線路
    において、心線対照すべき光ファイバに現用光よりも長
    波長の試験光を入射して現用光と試験光との波長を相互
    に異ならせるとともに当該試験光の伝送状態にて光線路
    を曲げ、その曲げ箇所からの漏洩試験光を検知して光フ
    ァイバの対照を行なうことを特徴とする光線路の心線対
    照方法。 2.光結合器を介して試験用の光源を光線路に接続し、
    その光源からの試験光を心線対照すべき光ファイバに入
    射する特許請求の範囲第1項記載の光線路の心線対照方
    法。 3.試験光に心線の線番情報をのせる特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の光線路の心線対照方法。
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JPS53130053A (en) * 1977-04-20 1978-11-13 Sumitomo Electric Ind Ltd Circuit supervisory system of optical fiber cable
JPS60211333A (ja) * 1984-04-06 1985-10-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバ無切断検知装置

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