JP2573628Y2 - 空回線の接続による光ファイバ接続状態試験装置 - Google Patents
空回線の接続による光ファイバ接続状態試験装置Info
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- JP2573628Y2 JP2573628Y2 JP1992057330U JP5733092U JP2573628Y2 JP 2573628 Y2 JP2573628 Y2 JP 2573628Y2 JP 1992057330 U JP1992057330 U JP 1992057330U JP 5733092 U JP5733092 U JP 5733092U JP 2573628 Y2 JP2573628 Y2 JP 2573628Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、端局間に布設された
光ファイバの接続状態を試験する場合、空回線の光ファ
イバを試験する光ファイバに接続し、試験する光ファイ
バの接続状態を試験する装置についてのものである。
光ファイバの接続状態を試験する場合、空回線の光ファ
イバを試験する光ファイバに接続し、試験する光ファイ
バの接続状態を試験する装置についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による光パルス試験器
(以下、OTDRという。)の構成を図3により説明す
る。図3の1Aは光源、1Bは光方向性結合器、4は測
定される光ファイバ、1Cは光検出器、1Dは表示部で
ある。なお、図3の構成は特公昭62-53062号公報の第1
図と同じものである。
(以下、OTDRという。)の構成を図3により説明す
る。図3の1Aは光源、1Bは光方向性結合器、4は測
定される光ファイバ、1Cは光検出器、1Dは表示部で
ある。なお、図3の構成は特公昭62-53062号公報の第1
図と同じものである。
【0003】次に、図3の表示部1Dに表示される反射
波形を図4により説明する。図4の左側が光ファイバ4
の始端の状態を示し、右側に進むにつれて反射波形は減
衰する。なお、図4は特公昭62-53062号公報の第2図と
同じものである。例えば、光ファイバ4が10kmのとき、
光ファイバ4により5dB 程度の減衰を受ける。
波形を図4により説明する。図4の左側が光ファイバ4
の始端の状態を示し、右側に進むにつれて反射波形は減
衰する。なお、図4は特公昭62-53062号公報の第2図と
同じものである。例えば、光ファイバ4が10kmのとき、
光ファイバ4により5dB 程度の減衰を受ける。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図3のOTDRにより
端局間に布設された光ファイバ4に光パルスを送り、反
射光により端局間の接続状態を試験する場合、受端付近
の反射光パルスでは、受端付近の光ファイバ4の断線に
よる反射光パルスかどうかを識別することができないこ
とがある。この考案は、端局間に布設された光ファイバ
の接続状態を試験する場合、空回線の光ファイバを試験
する光ファイバに接続し、試験する光ファイバと接続さ
れた空回線の光ファイバにOTDRの光パルスを入射
し、試験する光ファイバと接続された空回線の光ファイ
バからの反射光を測定することにより、試験する光ファ
イバの受端付近の接続状態を確実に試験する装置の提供
を目的とする。
端局間に布設された光ファイバ4に光パルスを送り、反
射光により端局間の接続状態を試験する場合、受端付近
の反射光パルスでは、受端付近の光ファイバ4の断線に
よる反射光パルスかどうかを識別することができないこ
とがある。この考案は、端局間に布設された光ファイバ
の接続状態を試験する場合、空回線の光ファイバを試験
する光ファイバに接続し、試験する光ファイバと接続さ
れた空回線の光ファイバにOTDRの光パルスを入射
し、試験する光ファイバと接続された空回線の光ファイ
バからの反射光を測定することにより、試験する光ファ
イバの受端付近の接続状態を確実に試験する装置の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案では、光パルス11を出射するOTDR1
と、光パルス11を出射するOTDR1と、端局2の出
力が端子3Aに接続され、光ファイバ4の始端が端子3
Bに接続され、OTDR1の出力が端子3Cに接続され
る光スイッチ3と、光ファイバ4の終端が端子5Aに接
続され、端局6の入力が端子5Bに接続され、端子5C
に空回線の光ファイバ7が接続される光スイッチ5とを
備え、端局2と端局6間で光通信をするときは、光スイ
ッチ3の端子3Aと端子3Bを接にし、光スイッチ5の
端子5Aと端子5Bを接にし、端局2と端局6間の光通
信を断にするときは、光スイッチ3の端子3Bと端子3
Cを接にし、光スイッチ5の端子5Aと端子5Cを接に
して光ファイバ4に光ファイバ7を接続し、光ファイバ
4と光ファイバ7による反射光パルスのレベルをOTD
R1で測定し、光ファイバ4の接続状態を検査する。
め、この考案では、光パルス11を出射するOTDR1
と、光パルス11を出射するOTDR1と、端局2の出
力が端子3Aに接続され、光ファイバ4の始端が端子3
Bに接続され、OTDR1の出力が端子3Cに接続され
る光スイッチ3と、光ファイバ4の終端が端子5Aに接
続され、端局6の入力が端子5Bに接続され、端子5C
に空回線の光ファイバ7が接続される光スイッチ5とを
備え、端局2と端局6間で光通信をするときは、光スイ
ッチ3の端子3Aと端子3Bを接にし、光スイッチ5の
端子5Aと端子5Bを接にし、端局2と端局6間の光通
信を断にするときは、光スイッチ3の端子3Bと端子3
Cを接にし、光スイッチ5の端子5Aと端子5Cを接に
して光ファイバ4に光ファイバ7を接続し、光ファイバ
4と光ファイバ7による反射光パルスのレベルをOTD
R1で測定し、光ファイバ4の接続状態を検査する。
【0006】
【作用】次に、この考案による光ファイバ接続状態試験
装置の構成を図1により説明する。図1の1はOTD
R、2は端局、3は光スイッチ、4と7は光ファイバ、
5は光スイッチ、6は端局である。
装置の構成を図1により説明する。図1の1はOTD
R、2は端局、3は光スイッチ、4と7は光ファイバ、
5は光スイッチ、6は端局である。
【0007】端局2は光スイッチ3の端子3Aに接続さ
れ、OTDR1の光パルス11は光スイッチ3の端子3
Cに接続される。光ファイバ4の始端は光スイッチ3の
端子3Bに接続され、光ファイバ4の終端は光スイッチ
5の端子5Aに接続される。光スイッチ5の端子5Bに
端局6が接続され、光スイッチ5の端子5Cに空回線の
光ファイバ7が接続される。
れ、OTDR1の光パルス11は光スイッチ3の端子3
Cに接続される。光ファイバ4の始端は光スイッチ3の
端子3Bに接続され、光ファイバ4の終端は光スイッチ
5の端子5Aに接続される。光スイッチ5の端子5Bに
端局6が接続され、光スイッチ5の端子5Cに空回線の
光ファイバ7が接続される。
【0008】図1の端局2・6の間で光通信をするとき
は、光スイッチ3の端子3A・3Bを接にし、光スイッ
チ5の端子5A・5Bを接にする。これにより、OTD
R1と光ファイバ7は切り離され、端局2・6間が光フ
ァイバ4で接続される。端局2・6間の光通信を断にす
るときは、光スイッチ3の端子3B・3Cを接にし、光
スイッチ5の端子5A・5Cを接にする。これにより、
端局2・6が光ファイバ4から切り離され、OTDR1
と光ファイバ7が光ファイバ4に接続される。OTDR
1から光パルス11を光ファイバ4に入射すると、光フ
ァイバ4と光ファイバ7による反射光パルスのレベルが
OTDR1で測定される。これにより、光ファイバ4の
端局6付近の接続状態を検査することができる。
は、光スイッチ3の端子3A・3Bを接にし、光スイッ
チ5の端子5A・5Bを接にする。これにより、OTD
R1と光ファイバ7は切り離され、端局2・6間が光フ
ァイバ4で接続される。端局2・6間の光通信を断にす
るときは、光スイッチ3の端子3B・3Cを接にし、光
スイッチ5の端子5A・5Cを接にする。これにより、
端局2・6が光ファイバ4から切り離され、OTDR1
と光ファイバ7が光ファイバ4に接続される。OTDR
1から光パルス11を光ファイバ4に入射すると、光フ
ァイバ4と光ファイバ7による反射光パルスのレベルが
OTDR1で測定される。これにより、光ファイバ4の
端局6付近の接続状態を検査することができる。
【0009】次に、図1の波形図を図2により説明す
る。図4の23は始端による反射光パルス13のレベル
であり、図4の24は光ファイバ7の終端による反射光
パルス14のレベルである。図4のレベル23・24の
間にレベル25〜27が現れるが、これらは光ファイバ
7の接続点や2次反射光などである。レベル24が観測
されることにより、端局2・6間の光ファイバ4の接続
状態を確認することができる。
る。図4の23は始端による反射光パルス13のレベル
であり、図4の24は光ファイバ7の終端による反射光
パルス14のレベルである。図4のレベル23・24の
間にレベル25〜27が現れるが、これらは光ファイバ
7の接続点や2次反射光などである。レベル24が観測
されることにより、端局2・6間の光ファイバ4の接続
状態を確認することができる。
【0010】
【考案の効果】この考案によれば、端局間に布設された
光ファイバの接続状態を試験する場合、空回線の光ファ
イバを試験する光ファイバに接続し、試験する光ファイ
バと接続された空回線の光ファイバにOTDRの光パル
スを入射し、試験する光ファイバと接続された空回線の
光ファイバからの反射光を測定することにより、試験す
する光ファイバの接続状態を確実に試験することができ
る。
光ファイバの接続状態を試験する場合、空回線の光ファ
イバを試験する光ファイバに接続し、試験する光ファイ
バと接続された空回線の光ファイバにOTDRの光パル
スを入射し、試験する光ファイバと接続された空回線の
光ファイバからの反射光を測定することにより、試験す
する光ファイバの接続状態を確実に試験することができ
る。
【図1】この考案による光ファイバ減衰量測定装置の構
成図である。
成図である。
【図2】図1の波形図である。
【図3】従来技術によるOTDRの構成図である。
【図4】図3の波形図である。
1 OTDR(光パルス試験器) 2 端局 3 光スイッチ 4 光ファイバ 5 光スイッチ 6 端局 7 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 跡部 直之 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 有居 正仁 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 鈴木 秀喜 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 審査官 村田 尚英
Claims (1)
- 【請求項1】 光パルス(11)を出射する光パルス試験器
(1) と、 第1の端局(2) の出力が第1の端子(3A)に接続され、第
1の光ファイバ(4) の始端が第2の端子(3B)に接続さ
れ、光パルス試験器(1) の出力が第3の端子(3C)に接続
される第1の光スイッチ(3) と、 第1の光ファイバ(4) の終端が第4の端子(5A)に接続さ
れ、第2の端局(6) の入力が第5の端子(5B)に接続さ
れ、第6の端子(5C)に空回線の第2の光ファイバ(7) に
接続される第2の光スイッチ(5) とを備え、 第1の端局(2) と第2の端局(6) 間で光通信をするとき
は、第1の光スイッチ(3) の第1の端子(3A)と第2の端
子(3B)を接にし、第2の光スイッチ(5) の第4の端子(5
A)と第5の端子(5B)を接にし、 第1の端局(2) と第2の端局(6) 間の光通信を断にする
ときは、第1の光スイッチ(3) の第2の端子(3B)と第3
の端子(3C)を接にし、第2の光スイッチ(5) の第4の端
子(5A)と第6の端子(5C)を接にして第1の光ファイバ
(4) に第2の光ファイバ(7) を接続し、第1の光ファイ
バ(4) と第2の光ファイバ(7) による反射光パルスのレ
ベルを光パルス試験器(1) で測定し、第1の光ファイバ
(4) の接続状態を検査する空回線の接続による光ファイ
バ接続状態試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992057330U JP2573628Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 空回線の接続による光ファイバ接続状態試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992057330U JP2573628Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 空回線の接続による光ファイバ接続状態試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614943U JPH0614943U (ja) | 1994-02-25 |
JP2573628Y2 true JP2573628Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=13052566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992057330U Expired - Fee Related JP2573628Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 空回線の接続による光ファイバ接続状態試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573628Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3637377B2 (ja) * | 1995-11-07 | 2005-04-13 | 住電オプコム株式会社 | 光多重伝送システムにおけるシステム機能試験用光スイッチ装置 |
JP6901843B2 (ja) * | 2016-11-04 | 2021-07-14 | 日立金属株式会社 | 光ファイバ監視システム |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP1992057330U patent/JP2573628Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614943U (ja) | 1994-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980127 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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