JPH10170218A - 光波干渉測定装置 - Google Patents

光波干渉測定装置

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JPH10170218A
JPH10170218A JP8352964A JP35296496A JPH10170218A JP H10170218 A JPH10170218 A JP H10170218A JP 8352964 A JP8352964 A JP 8352964A JP 35296496 A JP35296496 A JP 35296496A JP H10170218 A JPH10170218 A JP H10170218A
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light
frequency
optical
measurement
interference
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JP8352964A
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Hitoshi Kawai
斉 河井
Jun Kawakami
潤 川上
Hirochika Shinjiyou
啓慎 新城
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、物体の長さ、変位、密度等を高精度
に測定する光波干渉測定装置に関し、光束の出射角度の
変動に伴って発生する測定誤差を除去した光波干渉測定
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】所定の周波数ω1、ω1’を有する光束を
出射する光源101と、光束から干渉光を発生させる光
学系201、231、232と、干渉光を受光する受光
部301と、光源101から偏光ビームスプリッタ20
1に至る光束の光路上に配置され、光源101から出射
された光束の出射角度の変動を補正する光導波路291
とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の長さ、変
位、密度等を高精度に測定する光波干渉測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】物体の長さ、変位、密度等を高精度に測
定する代表的な光波干渉測定装置としてヘテロダイン式
干渉測長機がある。この従来のヘテロダイン式干渉測長
機を図8を用いて説明する。図8は従来のヘテロダイン
式干渉測長機の概略構成を示している。図8において、
光源101は、周波数ω1の光と、周波数ω1に対して
周波数がわずかに異なる周波数ω1’(ω1’=ω1+
Δω)の光とを含む光束を出射する。この2つの光は、
偏光方位が互いに直交した直線偏光となっている。
【0003】光源101から出射した光束は、偏光ビー
ムスプリッタ201で分離され、周波数ω1の光は偏光
ビームスプリッタ201を透過して、測定光としてステ
ージ311に設置された移動鏡232に向い、周波数ω
1’の光は偏光ビームスプリッタ201で反射されて、
参照光として固定鏡231に向かう。ステージ311は
測定対象物である。当該ヘテロダイン式干渉測長機によ
りステージ311の図8の矢印方向の移動量(変位量)
が測定される。
【0004】測定光としての周波数ω1の光は、ステー
ジ311の移動鏡232で反射されて偏光ビームスプリ
ッタ201に向かい、参照光としての周波数ω1’の光
は、固定鏡231で反射されて偏光ビームスプリッタ2
01に向かう。周波数ω1、ω1’の2つの光は偏光ビ
ームスプリッタ201で再び結合されてレシーバ301
に入力する。レシーバ301内で2つの光は干渉させら
れた後、光電変換される。
【0005】図示していないが、レシーバ301の受光
部には偏光子が付加されている。この偏光子は、具体的
には測定光(ω1)の偏光方位と参照光(ω1’)の偏
光方位とに対してほぼ45°傾いて配置されている。レ
シーバ301で光電変換された光は、測定ビート信号4
11として演算装置501へ出力される。一方、光源1
01では、出射直後の周波数ω1および周波数ω1’の
光束の一部が取り出され、偏光子を透過したのち光電変
換されて、参照ビート信号401として演算装置501
へ出力される。演算装置501において、参照ビート信
号401に対する測定ビート信号411の位相変化に基
きステージ311の矢印方向の変位が演算される。
【0006】さて、上述のような構成の従来のヘテロダ
イン式干渉測長機を用いて高精度で測長を行う際には、
当然のことながら、できる限り測長誤差を生じさせる要
因を排除しておく必要がある。従来のヘテロダイン式測
長機を用いる上で測長誤差を低減させるべく考慮すべき
点は幾つかあるが、その中でも光源から出射した光束の
出射方向が変位計測方向に対して相対的に変動してしま
うことによる測定誤差に十分留意する必要がある。この
相対的な出射方向の変動が生じてしまう要因として以下
のようなものが挙げられる。
【0007】(1)移動鏡232が設置されているステ
ージ311の移動に伴って生じるステージ311自体の
ピッチング、ヨーイング; (2)光学素子201、231、232の振動、熱変形
等による位置変動;そして、 (3)光源101における、光束出射点の平行シフトお
よび光束の出射角度の変動。
【0008】これらの測定誤差要因の中で光束の出射方
向の変動が比較的大きく、測定誤差として無視できない
要因として、(1)の「ステージのピッチング、ヨーイ
ング」と、(3)「光束の出射角度の変動」の2つがあ
る。
【0009】このうち、(1)の「ステージのピッチン
グ、ヨーイング」に基づく測定誤差は、一般的にコサイ
ン誤差と呼ばれている。コサイン誤差に関しては、例え
ば、レーザ測長機を図9に示すような構成にしてピッチ
ングとヨーイングを計測することにより補正することが
可能である。図9では、ステージ311の移動方向であ
るZ軸とともに、X軸およびY軸についての回転成分で
あるピッチングおよびヨーイングの2軸(ρ軸,φ軸)
を測定対象としている。なお、図9の偏光ビームスプリ
ッタ201、202、203には、順に、固定鏡23
1、233、235が備え付けられている。
【0010】ステージ311には、移動鏡232、23
4、236が設けられている。ミラー237は、50%
反射ビームスプリッタ212で反射された光束を偏光ビ
ームスプリッタ202側に偏向する。ミラー238は、
33%反射ビームスプリッタ211で反射された光束を
偏光ビームスプリッタ203側に偏向する。また、レシ
ーバ301で検出する第1軸に対して、レシーバ302
で検出する第2軸が垂直方向に配置され、レシーバ30
3で検出する第3軸が第1軸に対して水平方向に配置さ
れている。
【0011】光源101から出射された光束は、33%
反射ビームスプリッタ211および50%反射ビームス
プリッタ212によって3軸に振幅分割され、それぞれ
の軸で干渉する。この結果は、各軸に配置されたレシー
バ301、302、303から測定信号411、41
2、413として出力される。演算装置501は、光源
101から出力された参照信号401とレシーバ301
から出力された測定信号411との差分に基づいて、ス
テージ311のZ軸方向の変位を求めるとともに、測定
信号411と測定信号412との差分に基づくピッチン
グ成分(ステージ311のρ軸回りの変動成分)の算出
と、測定信号411と測定信号413との差分に基づく
ヨーイング成分(ステージ311のφ軸回りの変動成
分)の算出を行い、これら2つの変動成分に応じて、ス
テージ311のZ軸方向の変位の測定誤差を補正する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のヘ
テロダイン干渉測長機においては、測定対象物であるス
テージ311自体の移動で生じるピッチングおよびヨー
イングによるコサイン誤差を補正する具体的な方法が存
在する。しかしながら、従来のヘテロダイン干渉測長機
では、測長誤差要因として無視できない(3)の「光束
の出射角度の変動」については全く考慮されていない。
【0013】ここで、光源からの光束の出射角度に変動
が生じた場合の測定誤差について図10を用いて説明す
る。図10は、図8に示したヘテロダイン式干渉測長機
の構成の一部を示している。光源101から移動鏡23
2を経てレシーバ301に達する光束の光路長をLm、
固定鏡231を経てレシーバ301に達する光束の光路
長をLrとする。移動鏡232に向かう周波数ω1の光
束の出射角度がθm変化し、固定鏡231に向かう周波
数ω1’の光束の出射角度がθr変化したとすると、レ
シーバ301では、2つの光束が相対的に傾くため、次
式(1)で与えられる測定誤差Ehtが生ずる。
【0014】 Eht={Lm(1/cosθm−1)−Lr(1/cosθr−1)}/2 ・・・式(1)
【0015】なお、単一周波数の光束で測長を行なうホ
モダイン方式の測長機の場合にも、光束の出射角度の変
動に基づく同様の測長誤差が生じるが、その場合の光束
の出射角度の変化をθsとすると、上記式(1)におい
てθmとθrにθsを代入したものが測定誤差Ehoと
なる。
【0016】 Eho=(Lm−Lr)(1/cosθs−1)/2 ・・・式(2)
【0017】これらの測長誤差Eht、Ehoは、ステ
ージ311が静止している状態でも発生し、前述のピッ
チング、ヨーイングによる測長誤差を補正する装置構成
を用いても補正不可能な成分である。高精度に測長を行
なおうとする場合には、これらの出射角度の変動による
測長誤差は無視できない大きさとなる。
【0018】本発明は、上述の従来の光波干渉測定装置
の有する問題点を解決するためになされたものであって
その目的は、光束の出射角度の変動に伴って発生する測
定誤差を除去した光波干渉測定装置を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の実施の形態を表す図1乃至図7に対応付け
て本発明を説明すると、請求項1記載の発明において
は、所定の周波数(ω1、ω1’)を有する光束を出射
する光源(101)と、光束から干渉光を発生させる光
学系(201又は204と、231、232、あるい
は、204と221、222、および241〜243)
と、干渉光を受光する受光手段(301)と、光源(1
01)から光学系(201)に至る光束の光路上に配置
され、光源(101)から出射された光束の出射角度の
変動を補正する光導波路(291)とを備えている。
【0020】また請求項2記載の発明は、所定の周波数
(ω1、ω1’)を有する測長用光束を出射する第1の
光源(101)と、周波数(ω1、ω1’)と異なる複
数の周波数(ω2、ω3)を有し、測長用光束の光路上
の屈折率変動を計測するための屈折率変動計測用光束を
出射する第2の光源(102)と、測長用光束と屈折率
変動計測用光束との共通光路を形成し、それぞれの光束
からそれぞれ干渉光を発生させる光学系(204、、2
21〜243)と、各干渉光をそれぞれ受光する複数の
受光手段(301、271、272)と、第2の光源
(102)から光学系(204)に至る屈折率変動計測
用光束の光路上に配置され、第2の光源(102)から
出射された屈折率変動計測用光束の出射角度の変動を補
正する光導波路(292〜295)とを備えている。
【0021】これらの光波干渉測定装置において、光学
系は、光導波路(291〜295)からの出射光を、干
渉を生じさせる第1および第2の光に分離する光分離手
段(201、204)と、第1の光(ω1’、ω2、ω
3)を反射する第1の反射鏡(231、241)と、第
2の光(ω1、ω2、ω3)を反射して、第1の反射鏡
(231、241)に対して相対的に移動する第2の反
射鏡(232、242)とから構成される。
【0022】そして、上記光波干渉測定装置において、
光導波路(291〜295)は、マルチモード光ファイ
バであることを特徴としている。
【0023】以上のような本発明の構成によれば、導波
路(291)の光入射端部に入射した複数の光(ω1、
ω1’、ω2、ω3)は、光導波路(291)内で全反
射を繰り返しながら進み、光導波路(291)の出射端
部から出射角度の変動成分が除去された光となって光分
離手段(201、204)へ出射する。そして、光導波
路(291)として、光源(103)からの複数の光
(ω1、ω1’、ω2、ω3)を透過させる周波数帯域
を有する光ファイバを用いるようにしている。従って、
本発明の光波干渉測定装置によれば、光源から出射した
複数の周波数の光の出射角度の変動に起因する測定誤差
を減少させることができるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
光波干渉測定装置を図1を用いて説明する。図1は、本
実施の形態による光波干渉測定装置の構成を概略的に示
す図である。図1に示す本実施の形態による光波干渉測
定装置の光源1には、例えばHe−Neレーザ(λ=6
33nm)が用いられている。光源101の出射光の光
路中であって光源1の光の出射口に隣接して光導波路2
91が設けられている。光導波路291としては、例え
ば長さ数cm程度のマルチモードの光ファイバがある。
【0025】光導波路291から出射される光の光路上
には偏光ビームスプリッタ201が配置されている。偏
光ビームスプリッタ201を透過する光の光路上には、
測定対象物であるステージ311と共に移動する移動鏡
232が位置している。偏光ビームスプリッタ201で
反射する光の光路上には光束を再び偏光ビームスプリッ
タ201に戻す固定鏡231が固定されている。また、
偏光ビームスプリッタ201で同軸にされた反射光の光
路上に反射光を受光するレシーバ301が設けられてい
る。このように本実施の形態による光波干渉測定装置の
構成は、光源101と偏光ビームスプリッタ201との
間に光導波路291を配設した点以外は図8に示した従
来のヘテロダイン式干渉測長機の構成と同様である。
【0026】次に本実施の形態による光波干渉測定装置
の変位測定動作を説明する。光源101は、周波数ω1
の光と、周波数ω1に対して周波数がわずかに異なる周
波数ω1’(ω1’=ω1+Δω)の光とを含む光束を
出射する。この2つの光は、偏光方位が互いに直交した
直線偏光となっている。光源101から出射した周波数
ω1と周波数ω1’の2つの光は、光導波路291に入
射され、出射角度変動成分の除去が行われる。
【0027】光導波路291の光入射端部は、図示は省
略したが光源101からの2つの光(ω1、ω1’)を
集光する対物レンズ等の集光光学系が設けられている。
集光光学系により導波路291の光入射端部に入射した
2つの光(ω1、ω1’)は、光導波路291内で全反
射を繰り返しながら進み、もしも、光源101から出射
した2つの光がそれぞれ独立して出射角度の変動を生じ
たとしても、光導波路291の出射端部からは出射角度
変動成分の除去がされた同軸の2つの平行光となって偏
光ビームスプリッタ201へ出射する。
【0028】本実施の形態において、光導波路291に
長さ数cm程度のマルチモードの光ファイバを用いてい
るのは、光源からの2つの光(ω1、ω1’)を十分透
過させる周波数帯域を有すること、および偏光依存性を
有さないこと、という出射角度変動成分を除去するのに
必要な条件をマルチモードファイバが満たしているから
である。なお、出射光の角度補正をさせる光導波路29
1の取り付け調整は、光源101を取り付ける際の調整
と同様にして行うことができる。すなわち、光導波路2
91からの出射光をステージ311上の移動鏡232に
入射し、ステージ311を測長範囲内で移動させて移動
鏡232の反射光がレシーバ301の受光面で移動しな
いように調整すればよい。
【0029】光導波路291を透過して出射角度変動成
分が除去された2つの光は、偏光ビームスプリッタ20
1で周波数ω1の光と周波数ω1’の光とに分離され、
周波数ω1の光は偏光ビームスプリッタ201を透過し
て、測定光としてステージ311に設置された移動鏡2
32に向い、周波数ω1’の光は偏光ビームスプリッタ
201で反射されて、参照光として固定鏡231に向か
う。
【0030】測定光としての周波数ω1の光は、移動鏡
232で反射されて偏光ビームスプリッタ201に向か
い、参照光としての周波数ω1’の光は、固定鏡231
で反射されて偏光ビームスプリッタ201に向かう。周
波数ω1、ω1’の2つの光は偏光ビームスプリッタ2
01で再び結合されてレシーバ301に入力する。図示
していないが、レシーバ301の受光部には偏光子が付
加されている。この偏光子は、具体的には測定光(ω
1)の偏光方位と参照光(ω1’)の偏光方位とに対し
てほぼ45°傾いて配置されている。
【0031】レシーバ301に入射した2つの光束は、
偏光子を透過することによって干渉し、その干渉光が光
電変換素子で検出される。レシーバ301で光電変換さ
れた光は、測定ビート信号411として演算装置501
に入力される。一方、光源101では、出射直後の周波
数ω1および周波数ω1’の光束の一部が取り出され、
偏光子を透過することによって2つの光が干渉した後光
電変換され、参照ビート信号401として演算装置50
1に入力される。演算装置501は、参照ビート信号4
01に対する測定ビート信号411の位相変化に基づい
て、ステージ311の矢印方向の変位を演算する。これ
らの動作については、従来のへテロダイン式干渉測長機
と同様である。
【0032】このように本実施の形態による光波干渉測
定装置は、光源101の直後に出射角度変動成分の除去
用の光導波路291を設けた点に特徴を有している。光
導波路291を用いることにより、その入射端において
入射光の角度変動が生じた場合でも、光導波路291の
出射端からは、角度変動のない光束を出射することがで
きる。なお、光が光導波路内を伝搬した結果、出射端か
らの光が強度変動を生じてしまう可能性があるが、本実
施の形態における測定方法では光の強度変動に影響され
ないへテロダイン計測を用いているのでほとんど問題に
はならない。干渉光の強度を計測するホモダイン測定の
場合であっても光の強度変動を補正するような構成にす
ることにより、本実施の形態で示したような光導波路を
光路中に配置して光束の出射角度の補正を行うことが可
能である。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態による光
波干渉測定装置について図2乃至図6を用いて説明す
る。図2は、本実施の形態による光波干渉測定装置の構
成を概略的に示す図である。本実施の形態による光波干
渉測定装置は屈折率変動補正用の干渉計を搭載している
点に特徴を有している。光波干渉測定の測定動作と共に
屈折率変動補正用の干渉計について説明する。
【0034】図2の光波干渉測定装置では、光源部10
3から周波数ω1の光および周波数ω1’(ω1’=ω
1+△ω1)の測長用の2つの光と、屈折率変動を測定
するための周波数ω2およびω3の光が同軸で出射され
る。周波数ω1の光と周波数ω1’の光は、周波数が互
いにわずかに異なり、偏光方位が互いに直交した直線偏
光となっている。周波数ω2の光および周波数ω3の光
は直線偏光で、その方位は測長用の光(ω1、ω1’)
の偏光方位に対して45°の角度をなしている。光源部
103の構成の例を図3に示す。測長用の光源101か
ら出射した周波数ω1の光と周波数ω1’の光が、周波
数選択素子(ダイクロイックミラー)253に向かう。
【0035】屈折率変動を測定するための光源部102
からは周波数ω2’の光と周波数ω3’(ω3’=2・
ω2’)の互いに異なる周波数を有する2つの光が出射
する。光源部102からの周波数ω2’と周波数ω3’
の光は、それぞれ周波数シフタ261、262により周
波数変調され、光源部103から出射する際には周波数
ω2(例えば、ω2=ω2’+80MHz)と周波数ω
3(例えば、ω3=ω3’+160.1MHz)の光と
なる。周波数シフタ261により周波数シフトした周波
数ω2の光は反射鏡240で反射した後、周波数選択素
子252において、周波数シフタ262により周波数シ
フトした周波数ω3の光と同軸になり、周波数選択素子
253において測長用の周波数ω1およびω1’の光と
同軸なる。なお、測長用の光源101からは参照ビート
信号401が出力されている。従って光源部103から
出射する光は、光源101からの周波数ω1および周波
数ω1’の光と光源102からの周波数ω2および周波
数ω3の光とが同軸になった光となる。
【0036】図2に戻って、光源部103からの光のう
ち、ステージ311に設置してある移動鏡232の光軸
方向(図中矢印方向)の変位量を測長するための周波数
ω1の光と周波数ω1’の光は、偏光ビームスプリッタ
204で周波数ω1の光と周波数ω1’の光とに分離さ
れる。周波数ω1’の光は参照光として偏光ビームスプ
リッタ204で反射し、さらに固定鏡231で反射した
後、再び偏光ビームスプリッタ204に戻る。また、周
波数ω1の光は測定光として偏光びームスプリッタ20
4を透過して移動鏡232で反射した後、再び偏光ビー
ムスプリッタ204に戻る。以後、参照光だけが通る光
路を参照光路、測定光だけが通る光路を測定光路と呼ぶ
ことにする。
【0037】参照光路を通過した後偏光ビームスプリッ
タ204から射出した周波数ω1’の光と、測定光路を
通過した後偏光ビームスプリッタ204から射出した周
波数ω1の光は同軸になり、周波数選択素子251を透
過してレシーバ301に入射する。図示していないが、
レシーバ301内には偏光子が光入射側に付加された光
電変換素子が設けられている。この偏光子は、具体的に
は参照光の偏光方位と測定光の偏光方位とに対してほぼ
45°傾いて配置している。この結果、可干渉となった
2つの光が光電変換素子に入力されて電気信号に変換さ
れて測定信号411として出力される。一方で光源部1
03からの参照ビート信号401も演算回路502に入
力する。演算回路502では、参照ビート信号401に
対する測定ビート信号411の位相変化を測定すること
によって移動鏡232の変位量D(ω1)を求めてい
る。
【0038】次に屈折率変動補正用の光波干渉測定装置
について説明する。光源部103からの周波数ω2の光
および周波数ω3の光のそれぞれが、偏光ビームスプリ
ッタ204により参照光と測定光に分離する。偏光ビー
ムスプリッタ204を反射した周波数ω2の光および周
波数ω3の光は参照光として、周波数ω1’の光と同様
に固定鏡231で反射し、再び偏光ビームスプリッタ2
04に向かう。偏光ビームスプリッタ204を透過した
周波数ω2の光および周波数ω3の光は測定光として、
周波数ω1の光と同様に移動鏡232で反射したのち、
再び偏光ビームスプリッタ204に向かう。参照光路を
通過した周波数ω2とω3の光と、測定光路を通過した
周波数ω2とω3の光は、偏光ビームスプリッタ204
で同軸になった後、周波数選択素子251で反射して測
長用の周波数ω1とω1’の光から分離される。
【0039】周波数選択素子251で反射した測定光路
からの周波数ω2とω3の光および参照光路からの周波
数ω2とω3の光は、偏光ビームスプリッタ205で再
び参照光と測定光とに分離される。すなわち、参照光路
を通過した周波数ω2とω3の光は偏光ビームスプリッ
タ205で反射し、反射鏡239で光路を折り曲げられ
て、周波数変換素子271に入射する。測定光路を通過
した周波数ω2とω3の光は偏光ビームスプリッタ20
5を透過して、周波数変換素子272に入射する。周波
数変換素子271および272は、周波数ω3の光はそ
のまま透過させ、それより低い周波数ω2(<ω3)の
光を周波数ω3からわずかに異なる周波数に高調波変換
して出力する。
【0040】こうして、周波数変換素子271で周波数
変換された周波数ω3の光は、光源部103から周波数
ω3である光と干渉してレシーバ304で受光され光電
変換される。一方、周波数変換素子272で周波数変換
された周波数ω3の光は、光源部103から周波数ω3
である光と干渉してレシーバ305で受光され光電変換
される。
【0041】受光素子304では参照光路を通った周波
数ω2の光と周波数ω3の光による干渉信号421が生
成される。また、受光素子305では測定光路を通った
周波数ω2の光と周波数ω3の光による干渉信号422
が生成される。受光素子304からの干渉信号421お
よび受光素子305からの干渉信号422は、ともに演
算回路502に供給される。
【0042】演算回路502では、参照光路からの周波
数ω2の光および周波数ω3の光による干渉信号421
と、測定光路からの周波数ω2の光および周波数ω3の
光による干渉信号422との位相差に基づいて、周波数
ω3の光に対する光路長変化D(ω3)と周波数ω2の
光に対する光路長変化(ω2)との差である{D(ω
3)−D(ω2)}が演算される。
【0043】演算器502ではさらに、測長用干渉計で
測定した移動鏡232の変位量D(ω1)を、屈折率の
変動量補正{D(ω3)−D(ω2)}で補正し、真の
変位量(幾何学的な距離)Dを求めるための演算も行わ
れる。以下、移動鏡232の変位量D(ω1)から真の
変位量(幾何学的な距離)Dの導出方法について説明す
る。周波数ω1、ω2および周波数ω3の光に対する光
路長D(ω1)、D(ω2)およびD(ω3)は、それ
ぞれ次の式(3)乃至式(5)により表される。
【0044】 D(ω1)={1+N・F(ω1)}×D ・・・式(3) D(ω2)={1+N・F(ω2)}×D ・・・式(4) D(ω3)={1+N・F(ω3)}×D ・・・式(5)
【0045】ここで、Dは幾何学的な距離であり、Nは
空気の密度である。またF(ω)は、空気の構成比が不
変であれば空気の密度に依存することなく光の周波数ω
のみに依存する関数である。上の式3乃至式5より、幾
何学的距離Dは次の式6により与えられる。
【0046】 D=D(ω1)−A・{D(ω3)−D(ω2)} ・・・式(6)
【0047】但し、A=F(ω1)/(F(ω3)−F
(ω2))である。本実施の形態による光波干渉測定装
置では、このようにして測長用の光の光路中の屈折率の
変化を別の光束を用いて計測し補正するようにしてい
る。しかしながら、この屈折率の計測を行う場合におい
ても、各光束の出射角度に変動が生じてしまうと、本来
測定すべき屈折率変動とは無関係の誤差成分まで検出し
てしまうことになる。測長用の光路の屈折率変動を測定
するために用いられる光は、測長用の光路とできるだけ
同軸になるようにした方が測定精度を向上させる上で好
ましい。
【0048】このため本実施の形態においては、例えば
図4に示すように、光源部103の周波数選択素子25
3と偏光ビームスプリッタ204との間に光導波路29
5を配置するようにしている。こうすることにより、各
周波数の光の出射角度に角度変動があっても光導波路2
95により各出射光を同軸にさせることができる。また
測長用の光の角度変動が小さいような場合には、図5に
示すように周波数選択素子252と周波数選択素子25
3との間に光導波路294を配置してもよい。こうする
ことで、測長用の光の光導波路に起因する光量ロスを少
なくさせることができ、特にホモダイン計測に有効であ
る。さらに光量ロスなどの点から多波長の光を同軸で通
すのが困難である場合には、図6に示すように周波数シ
フタ261と反射鏡240との間、および周波数シフタ
262と周波数選択素子252との間にそれぞれ光導波
路292、293を配置してもよい。
【0049】本実施の形態の光導波路292〜295に
おいても、光入射端部には光源101あるいは光源10
2からの光を集光する対物レンズ等の集光光学系が設け
られている。集光光学系により導波路292〜295の
光入射端部に入射した光は、光導波路292〜295内
で全反射を繰り返しながら進み、光源101、102か
ら出射した光が独立して出射角度の変動を生じたとして
も、光導波路292〜295の出射端部からは出射角度
変動成分の除去がされた同軸の平行光となって次の光学
系へ出射する。また、本実施の形態における光導波路2
92〜295も第1の実施の形態における光導波路29
1と同様の理由により、いずれも長さ数cmのマルチモ
ードの光ファイバを用いることができる。
【0050】次に、本発明の第3の実施の形態による光
波干渉測定装置を図7を用いて説明する。図7は、本実
施の形態による光波干渉測定装置の構成を概略的に示す
図である。本実施の形態による光波干渉測定装置は、上
述の第2の実施の形態による光波干渉測定装置の光学系
の一部を変更し、光学的な測定分解能を向上させた点に
特徴を有している。従って本実施の形態においては、第
2の実施の形態による光波干渉測定装置の構成要素と同
一の機能を有する構成要素には同一の符号を付してその
説明を省略する。以下第2の実施の形態との相違点に着
目して本実施の形態による光波干渉測定装置を説明す
る。
【0051】図7に示す光波干渉測定装置の光源部10
3から出射する光は、図2の光源部103と全く同じ光
が出射する。具体的には、周波数ω1の光と周波数ω
1’(ω1’=ω1+△ω1)の測長用の光と、屈折率
変動を測定するための周波数ω2およびω3の光を含む
光を同軸で出射する。周波数ω1の光と周波数ω1’の
光は、周波数が互いにわずかに異なり、偏光方位が互い
に直交した直線偏光となっている。周波数ω2の光およ
び周波数ω3の光は直線偏光で、その方位は測長用の光
(ω1、ω1’)の偏光方位に対して45°の角度をな
している。
【0052】光源部103を出射した光のうち、測長用
の参照光となる周波数ω1’と、屈折率計測用の参照光
となる周波数ω2およびω3の光は、偏光ビームスプリ
ッタ204で反射し、1/4波長板221を通過して固
定鏡241で反射した後、再び1/4波長板221を通
過して偏光ビームスプリッタ204に戻る。ここで、1
/4波長板221を2回通過することにより、参照光の
偏光方位は90°回転させられる。従って、偏光ビーム
スプリッタ204で初めに反射した参照光は今度は偏光
ビームスプリッタ204を透過する。偏光ビームスプリ
ッタ204を透過した参照光は、反射鏡243で反射さ
れた後、再び偏光ビームスプリッタ204を透過し、1
/4波長板221を通過して固定鏡241で再び反射す
る。固定鏡241で反射した参照光は、再び1/4波長
板221を通過して偏光ビームスプリッタ204に戻
り、ここで反射される。このように、参照光は固定鏡2
41で2回反射することになる。
【0053】同様に測長用の測定光となる周波数ω1
と、屈折率計測用の周波数ω2およびω3の光は、1/
4波長板222を通過して移動鏡242で反射した後、
再び1/4波長板222を通過して偏光ビームスプリッ
タ204に戻る。ここで、1/4波長板222を2回通
過するので、測定光の偏光方位は90°回転させられ
る。従って、偏光ビームスプリッタ204を初めに透過
した測定光は偏光ビームスプリッタ204で今度は反射
される。偏光ビームスプリッタ204を反射した測定光
は、反射鏡243で反射された後、再び偏光ビームスプ
リッタ204で反射され1/4波長板222を通過して
移動鏡242で再び反射する。移動鏡242で反射した
測定光は、1/4波長板222を通過して偏光ビームス
プリッタ204に戻り、ここを透過する。このように、
測定光も移動鏡242で2回反射することになる。この
ような、いわゆるダブルパスの構成にすることにより第
1および第2の実施の形態による光波干渉測定装置より
も光学的に測定分解能を2倍に向上させて測定を行うこ
とができるようになる。偏光ビームスプリッタ204を
出射した後の光の処理は、第2の実施の形態において説
明したものと同一であるので説明を省略する。本実施の
形態の光波干渉測定装置も、測長用の光の光路中の屈折
率の変化を別の光束を用いて計測し補正するようにして
いる。従って、本実施の形態における光波干渉測定装置
においても、第2の実施の形態と同様に図4乃至第6図
に示す光導波路292〜295を配置して、屈折率計測
用の光と測長用の光とがたとえ出射角度に変動を生じる
ことがあっても同一光路を通るように補正されるように
している。
【0054】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、光束の出
射角度の変動に起因する測定誤差を除去した、高精度な
光波干渉計測を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による光波干渉測定
装置の概略の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による光波干渉測定
装置の概略の構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による光波干渉測定
装置の光源部103の構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による光波干渉測定
装置の光源部103に光導波路を配置した例を示す図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態による光波干渉測定
装置の光源部103に光導波路を配置した他の例を示す
図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による光波干渉測定
装置の光源部103に光導波路を配置した他の例を示す
図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態による光波干渉測定
装置の概略の構成を示す図である。
【図8】従来のへテロダイン式干渉測長機の概略の構成
を示す図である。
【図9】ステージのピッチング、ヨーイングに対処した
従来の干渉測長機の概略の構成を示す図である。
【図10】光束の出射角度の変動に伴う測定誤差に関す
る説明図である。
【符号の説明】
101〜102 光源 103 高原部 201〜205 偏光ビームスプリッタ 211、212 ビームスプリッタ 221、222 1/4波長板 231〜242 反射鏡 251〜253 周波数選択素子 261、262 周波数シフタ 271、272 周波数変換素子 281、282 偏光回転装置 291〜295 光導波路 301〜305 レシーバ 311 ステージ 501、502 演算装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の周波数を有する光束を出射する光源
    と、 前記光束から干渉光を発生させる光学系と、 前記干渉光を受光する受光手段と、 前記光源から前記光学系に至る前記光束の光路上に配置
    され、前記光源から出射された前記光束の出射角度の変
    動を補正する光導波路とを備えたことを特徴とする光波
    干渉測定装置。
  2. 【請求項2】所定の周波数を有する測長用光束を出射す
    る第1の光源と、 前記周波数と異なる複数の周波数を有し、前記測長用光
    束の光路上の屈折率変動を計測するための屈折率変動計
    測用光束を出射する第2の光源と、 前記測長用光束と前記屈折率変動計測用光束との共通光
    路を形成し、それぞれの光束からそれぞれ干渉光を発生
    させる光学系と、 前記各干渉光をそれぞれ受光する複数の受光手段と、 前記第2の光源から前記光学系に至る前記屈折率変動計
    測用光束の光路上に配置され、前記第2の光源から出射
    された前記屈折率変動計測用光束の出射角度の変動成分
    を除去する光導波路とを備えたことを特徴とする光波干
    渉測定装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の光波干渉測定装置
    において、 前記光学系は、 前記光導波路からの出射光を、干渉を生じさせる参照光
    路を介する第1の光と測定光路を介する第2の光に分離
    する光分離手段と、 前記第1の光を反射する第1の反射鏡と、前記第2の光
    を反射して、前記第1の反射鏡に対して相対的に移動す
    る第2の反射鏡とを有することを特徴とする光波干渉測
    定装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の光波干
    渉測定装置において、 前記光導波路は、光ファイバであることを特徴とする光
    波干渉測定装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の光波干渉測定装置におい
    て、 前記光ファイバは、透過率に優れ偏光特性のないマルチ
    モード光ファイバであることを特徴とする光波干渉測定
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108050941A (zh) * 2017-12-25 2018-05-18 西安工业大学 一种调频连续波激光干涉光纤位移传感器及其位移检测方法

Cited By (2)

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CN108050941A (zh) * 2017-12-25 2018-05-18 西安工业大学 一种调频连续波激光干涉光纤位移传感器及其位移检测方法
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