JPH10170205A - 間隙寸法検出方法および間隙寸法検出用積層体 - Google Patents

間隙寸法検出方法および間隙寸法検出用積層体

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JPH10170205A
JPH10170205A JP8351833A JP35183396A JPH10170205A JP H10170205 A JPH10170205 A JP H10170205A JP 8351833 A JP8351833 A JP 8351833A JP 35183396 A JP35183396 A JP 35183396A JP H10170205 A JPH10170205 A JP H10170205A
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JP
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gap
pressure measurement
card
size
measurement film
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Masao Shigyo
雅夫 執行
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/14Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring distance or clearance between spaced objects or spaced apertures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/16Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring distance of clearance between spaced objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/022Site diversity; Macro-diversity

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードを通す間隙を簡単かつ正確に測定で
き、間隙の調整を作業者の経験や勘に頼ることなく客観
的かつ正確に行うことを可能にする。 【解決手段】 カードの挿入方向に向って次第に厚さが
薄くなった弾性マットに、圧力測定フィルムを重ねた状
態で間隙に通し、圧力測定フィルムが発色開始する位置
から間隙の寸法を求める。弾性マットは、階段状に厚さ
が変化するものが使用可能である。弾性マットは、少な
くとも一方の面にカード挿入方向と平行な複数の凸部を
ストライプ状に設けることにより圧縮変形し易くし、こ
の凸部の上面を階段状に形成するのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電車の自動改札機や
バスの自動改札機などにカードを投入する際にカードが
通る磁気ヘッドを含む搬送路の間隙の寸法を検出する方
法に関するものである。この他にクレジットカードやプ
リペイドカードの読み取り部も対象となる。
【0002】
【従来の技術】電車やバスの自動改札機やテレホンカー
ド式電話機などでは、磁気カードを搬送ローラと磁気ヘ
ッドとの間に通して、カードの内容を読取ったり、新た
なデータを書き込んだりしている。この場合磁気ヘッド
による読取り・書き込みを確実に行うためには、磁気ヘ
ッドとカードとの接触圧を適切に管理することが必要で
ある。
【0003】このため、磁気ヘッドとこれに対向する搬
送ローラとの間に形成される間隙を、カードの厚さに基
づいて正確に調整しておく必要が生じる。従来は機械を
分解し厚さゲージを当てて調整するか、カードを何度も
繰り返し投入して調整していた。
【0004】
【従来の技術の問題点】このようにカードを何度も間隙
に通して間隙の大きさを調節する従来の方法では、手間
がかかり調整時間が長くなるという問題がある。
【0005】特に使用頻度が極めて高い自動改札機で
は、作業者が毎朝点検しなければならず、このように手
間がかかり作業能率が悪いのは大きな問題であった。ま
た作業者の経験と勘に依存することになり、間隙の調整
が主観的で不揃いになったり、不正確になり易いという
問題がある。
【0006】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、カードを通す間隙を簡単かつ正確に測定す
ることができ、間隙の調整を作業者の経験や勘に頼るこ
となく客観的かつ正確に行うことを可能にする間隙寸法
検出方法を提供することを目的とする。またこの方法の
実施に直接使用する間隙寸法検出用積層体を提供するこ
とを第2の目的とする。
【0007】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、加圧部を発
色させる圧力測定フィルムを用いて、所定厚さのカード
を通すための間隙の寸法を検出する方法であって、カー
ドの挿入方向に向って次第に厚さが薄くなった弾性マッ
トに、圧力測定フィルムを重ねた状態で前記間隙に通
し、前記圧力測定フィルムが発色開始する位置から前記
間隙の寸法を求めることを特徴とする間隙寸法検出方法
により達成される。
【0008】ここに用いる弾性マットは、たとえば階段
状に厚さが変化するものが使用可能である。弾性マット
は、少なくとも一方の面にカード挿入方向と平行な複数
の凸部をストライプ状に設けることにより圧縮変形し易
くし、この凸部の上面を階段状に形成するのがよい。
【0009】弾性マットは、厚さが一定でカード挿入方
向に向って所定量の圧縮変形に要する圧力が次第に小さ
くなるように作ったものであってもよい。また互いに厚
さが異なりそれぞれは一定の厚さである複数の弾性マッ
トにそれぞれ圧力測定フィルムを重ねた複数の積層体を
用意しておき、各積層体を例えば薄いものから順に間隙
に通し、発色し始める厚さの積層体から間隙の寸法を知
ることもできる。
【0010】第2の目的は上面に前端から階段状に順次
高くなる段部を形成した弾性マットと、この弾性マット
に積層された圧力測定フィルムとを有することを特徴と
する間隙寸法検出用積層体、により達成される。ここに
弾性マットの少なくとも一方の面にはカード挿入方向に
平行な複数の凸条を設け、凸条の上面に階段状の段部を
形成するのがよい。
【0011】
【実施態様】図1はこの発明の実施態様である自動改札
機のカード搬送路を示す図、図2は磁気ヘッド付近の拡
大斜視図、図3は原理を説明するための積層体の側面図
(A)と平面図(B)、図4は弾性マットの斜視図、図
5は圧力測定フィルムの発色位置と間隙の大きさとの関
係を示す図である。
【0012】図1,2において符号10は長方形の磁気
カードであり、プラスチックス製の薄板の片面に、磁性
体粉塗布層12を有する。この磁性体粉塗布層12は磁
気カード10の挿入方向に平行すなわちカード10の長
辺に平行に設けられている。自動改札機は、このカード
10を取込みローラ14,14から取込んで搬送ベルト
16,16および18,18に挟んで搬送し、さらにガ
イドローラ20および排出ローラ22,22によって排
出する。
【0013】搬送ベルト16,16と18,18と間に
は、カード10のデータ読取り・書き込み部24が介在
する。すなわちカード10の磁性体粉塗布層12が無い
面に転接する搬送ローラ26と、このローラ26に対向
してカード10の磁性体粉塗布層12に密着する磁気ヘ
ッド28とを持つ。この磁気ヘッド28はカード10が
移動するのに伴って、この磁性体粉塗布層12のデータ
を読取り、また反対に新たなデータを書き込む。
【0014】この場合に磁気ヘッド28とカード10と
の間隙が変動すると、正確なデータの読取り・書き込み
が不可能である。反対にこの間隙が小さすぎると、カー
ド10を痛めるたり、カード詰まりを生じることにな
る。そこで磁気ヘッド28のカード10に対する接触圧
が適正になるように搬送ローラ26と磁気ヘッド28と
の間隙G(図3参照)を正確に管理することが必要にな
るのである。
【0015】図3において符号30は間隙寸法検出用の
積層体である。この積層体30は、十分に薄い樹脂製の
基板32と、この基板32の上に密着保持した弾性マッ
ト34と、この弾性マット34の上を覆う圧力測定フィ
ルム36とを積層したものである。
【0016】ここに用いる弾性マット34は、全体が例
えばシリコンゴムなどで作られ、図3,図4に示すよう
にカード10の挿入方向Aに平行な多数のストライプ状
の凸条38を持つ。各凸条38の上面には、挿入方向A
に向かって次第に低くなる階段状の段部40が形成され
ている。この段部40の高さと数は測定する間隙Gの寸
法と検出精度とに従って決められる。例えば段部40の
各段の高さの差を10μmとし、段部40の最上段の高
さを150μm程度とする。
【0017】圧力測定フィルム36は、圧力を加えた部
位だけが発色するようにしたものであり、例えば、富士
写真フィルム株式会社より販売されている「プレスケー
ル」(商品名)を用いることができる。
【0018】この圧力測定フィルム36は、発色剤を入
れたマイクロカプセルを含む発色剤層を支持体に塗布し
たフィルム(Aフィルムという)を、顕色剤を支持体に
塗布したフィルム(Cフィルムという)に重ね、加圧部
位のマイクロカプセルを破壊させることにより発色剤を
顕色剤に吸着させ、化学反応により例えば赤に発色させ
るものである(ツーシートタイプ)。また1枚の支持体
に顕色剤と、マイクロカプセルに入れた発色剤とを塗布
し、加圧部位のマイクロカプセルを破壊させてその中の
発色剤を顕色剤に反応させるものもある(モノシートタ
イプ)。
【0019】この圧力測定フィルム36では、破壊する
圧力が異なるマイクロカプセルを用いることにより、検
出する圧力を変えることができる。ここではツーシート
タイプのものを用いてもよいのは勿論可能であるが、取
扱いが容易であるためにモノシートタイプのものを用い
るのが望ましい。
【0020】圧力測定フィルム36を弾性マット34に
載せ、基板32と共に3層に重ねて積層体30とした状
態で図1に示す取込みローラ14,14に投入する。す
ると積層体30はローラ26と磁気ヘッド28との間隙
Gに進入する。
【0021】この間隙Gよりも積層体30の前部は薄
く、後部は厚く作られている。このため積層体30は間
隙Gに等しい高さの段部40Aが磁気ヘッド28に衝突
することになり、この衝突した段部40Aにより圧力測
定フィルム36が発色する。
【0022】段部40は後方が次第に高くなっているか
ら、この発色を生じさせた段部40Aよりも後方の段部
40は全て発色することになる。図3(B)で42はこ
の発色部分を、また42Aは段部40Aによる発色部分
を示す。
【0023】従って最初に発色を生じさせた段部40A
の高さから間隙Gの大きさを求めることができる。この
段部40Aは例えば圧力測定フィルム36に予め目盛4
4(図3(B)参照)を印刷しておき、この目盛44か
ら間隙寸法を検出することができる。この図3(B)で
は90μmを示す。
【0024】また凸条38の上面には、段部40の最も
高い段付近に陥没したマーク46(図4参照)を付して
おけば、間隙Gの通過時にこのマーク46を圧力測定フ
ィルム36に転写することができる。この場合にはフィ
ルム36の発色部分42の中にこのマーク46の転写像
46Aができるから、この転写像46Aを基準にして段
部40Aによる発色部42Aの位置を正確に知ることが
できる。
【0025】段部40Aによる発色部42Aの位置が求
められれば、図5に基づいて間隙Gの大きさが求められ
る。この図5の変換特性図は、用いる積層体30の種類
ごとに予め用意される。
【0026】この実施態様では弾性マット34に4本の
凸条38を設けた。これはカード10の挿入方向Aを逆
にした場合と、表裏を反対にして挿入する場合との合計
4つの挿入方向があり得ることを考慮したものである。
すなわちカード10の種類により磁性体粉塗布層12の
位置が変化しても、弾性マット34は共通に使用できる
ようにしたものである。
【0027】
【他の実施態様】図6〜9は積層体30の他の実施態様
を示す図、図10は図9におけるX−X線断面図であ
る。積層体30が間隙Gに進入する際に、圧力測定フィ
ルム36や弾性マット34には後方(挿入方向Aと反対
方向)へ押す力が作用する。このためフィルム36と弾
性マット34の相対位置がずれるおそれが生じる。図6
〜10に示す実施態様はこれらのずれを防止するもので
ある。
【0028】図6に示す積層体30Aは、基板32と弾
性マット34とを接着層50で接着し、圧力測定フィル
ム36の前端を接着層52で基板32に着脱可能に固定
したものである。
【0029】図7に示す積層体30Bは、圧力測定フィ
ルム36の前端を基板32の前端下面に折り返して接着
したものである。54はその接着層である。図8に示す
積層体30Cは、圧力測定フィルム36の前端と基板3
2の前端とをクリップ56で挟んだものである。
【0030】図9に示す積層体30Dは、基板32Dの
両側縁を弾性マット34の両側縁の上面に折り返し、こ
の折り返し部32Eと弾性マット34との間に圧力測定
フィルム36の両側縁を挟持したものである。
【0031】
【他の実施態様】図11〜13は弾性マットの他の実施
態様を示す図である。図11に示す弾性マット34A
は、一定厚さの弾性シート60の上に、径の異なるワイ
ヤー62(62a、62b、62c、62d、62e)
を径の順番に平行に等間隔に並べて固着したものであ
る。
【0032】図12に示す弾性マット34Bは、一定厚
さの弾性シート64の上に、径が異なる粒を用いて階段
状に形成したものである。すなわち先端側から一定幅ご
とに径の小さい粒66aから大きい粒66fとなるよう
に順に固着したものである。
【0033】図13に示すものは、互いに厚さが異なり
それぞれは一定厚さである弾性マットを有する積層体3
0a、30b、…を組合せて積層体の組68としたもの
である。この積層体の組68は一組として用いられる。
すなわち薄い積層体30aから順に厚い積層体30b、
30c、…を取込みローラ14,14(図1参照)に投
入し、発色し始める厚さの積層体を検出するものであ
る。
【0034】
【他の実施態様】図14は弾性マットの他の実施態様を
示す平面図、図15はその側面図、図16はその原理説
明図である。ここに示す弾性マット34Eは、カード挿
入方向A側(前端側)に向かって幅が狭くなった平面視
くさび状の凸条38Eを持つ。なおこの凸条38Eの高
さは一定で平坦である。
【0035】この弾性マット34Eを基板32Eと圧力
測定フィルム36Eとの間に挟んだ積層体30Eを間隙
Gに進入させた時には、その進入量に従って凸条38E
の反発力が増大する。磁気ヘッド28により圧縮されて
変形する凸条38Eの幅が進入量に応じて増大するから
である。この凸条の反発力は圧力測定フィルム36Eに
加わる圧力となる。
【0036】従って図16に示すように、間隙Gが小さ
い時には、小さい進入量S1でこの反発力がフィルム3
6Eを発色させる圧力に達する。間隙Gが大きくなるの
に従って発色させる圧力を発生するまでの進入量は、S
2、S3とは増大する。この結果発色位置と間隙Gの大き
さとの関係は前記図5と同様になる。従って圧力測定フ
ィルム36Eの発色部分42Eの先端位置(発色位置)
42E(A)を検出することにより間隙Gの大きさを検
出することができる。
【0037】
【他の実施態様】図17はさらに他の実施態様を示す平
面図、図18はその側面図、図19はここに用いるテー
プ状積層体の斜視図である。
【0038】この実施態様では積層体30Fをテープ状
にして、これを厚さを予め測定した基板32Fに貼着し
た。ここにテープ状の積層体30Fは、その長さ方向に
平行でかつ幅方向に高さが順に高くなる多数の凸部70
を有する弾性マット34Fと、この上面を覆う圧力測定
フィルム36Fと、弾性マット34Fの下面に塗った接
着剤層72とを持つ。なおこの圧力測定フィルム36F
は透明フィルムを用いて作られたもので、発色位置を外
側から検出できるものとする。
【0039】この積層体30Fは、厚さが判っている基
板32Fに貼って間隙Gに通すことにより、間隙Gの大
きさに対応する位置で圧力測定フィルム36Fを発色さ
せることができる。そしてその後この積層体30Fの縁
から発色位置までの距離を測ることにより発色位置にお
ける間隙Gの大きさを知ることができる。
【0040】この実施態様によれば磁気ヘッド28の位
置が不明な場合にも使用できる。すなわちカード10
(図1,2)と縦横寸法が同一で十分に薄い基板32F
に、この積層体30Fを横断方向に貼って用いればよ
い。この積層体30は基板32Fに対して直交方向に貼
ってもよいが斜めに貼ってよい。斜めに貼れば磁気ヘッ
ド28と交叉する軌跡が長くなり、発色位置の検出精度
が向上する。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、カード
の挿入方向に低くなる凸条を有する弾性マットに圧力測
定フィルムを重ねて間隙に通すことにより、間隙の寸法
に対応する位置で圧力測定フィルムを発色させるから、
この発色位置を測ることにより間隙の大きさを検出する
ことができる。
【0042】このため極めて簡単な作業で間隙の大きさ
を短時間で精度良く検出でき、間隙調整の能率を著しく
高めることができる。また作業者の勘に頼ることなく客
観的に正確な間隙調整を行うことができる。
【0043】請求項2の発明によれば、厚さが一定でカ
ードの挿入方向に向かって同一間隙に対して反発力が次
第に小さくなるようにした弾性マットを用いるから、前
記請求項1の発明と同一の効果が得られる。
【0044】請求項3の発明によれば、それぞれ厚さが
一定でかつ互いに厚さが異なる複数の弾性マットにそれ
ぞれ圧力測定フィルムを重ねた積層体を組にして用意
し、これらの積層体を例えば薄いものから厚いものへ順
に間隙に通し、発色し始める厚さの積層体を求めること
により、間隙の大きさを知るから、前記請求項1の発明
と同一の効果が得られる。
【0045】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
の実施に直接使用する積層体を得ることができる。この
場合に弾性マットにはカードの挿入方向に平行な複数の
ストライプ状凸条を設け、この凸条の上面に階段状の段
部を設けるのが望ましい(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動改札機のカード搬送路を示す図
【図2】その磁気ヘッド付近の拡大斜視図
【図3】原理を説明するための側面図(A)と平面図
(B)
【図4】弾性マットの斜視図
【図5】発色位置と間隙Gの関係を示す図
【図6】積層体の他の実施態様を示す側面図
【図7】積層体の他の実施態様を示す側面図
【図8】積層体の他の実施態様を示す側面図
【図9】積層体の他の実施態様を示す平面図
【図10】図9におけるX−X線断面図
【図11】弾性マットの他の実施態様を示す斜視図
【図12】弾性マットの他の実施態様を示す斜視図
【図13】本発明の他の実施態様である積層体の組を示
す斜視図
【図14】弾性マットの他の実施態様を示す平面図
【図15】同じく側面図
【図16】同じく原理説明図
【図17】他の実施態様を示す平面図
【図18】同じく側面図
【図19】ここに用いるテープ状積層体の斜視図
【符号の説明】
10 カード 12 磁性体粉塗布層 24 データ読取り・書き込み部 26 搬送ローラ 28 磁気ヘッド 30,30A〜30F、30a 積層体 32,32E,32F 基板 34,34A,34B,34E,34F 弾性マット 36,36E,36F 圧力測定フィルム 38,38E 凸条 40 段部 40A 間隙Gに等しい高さの段部 42 発色部分 42A 段部40Aによる発色部分 44 目盛 46 マーク 46A マークの発色位置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧部を発色させる圧力測定フィルムを
    用いて、所定厚さのカードを通すための間隙の寸法を検
    出する方法であって、カードの挿入方向に向って次第に
    厚さが薄くなった弾性マットに、圧力測定フィルムを重
    ねた状態で前記間隙に通し、前記圧力測定フィルムが発
    色開始する位置から前記間隙の寸法を求めることを特徴
    とする間隙寸法検出方法。
  2. 【請求項2】 加圧部を発色させる圧力測定フィルムを
    用いて、所定厚さのカードを通すための間隙の寸法を検
    出する方法であって、カードの挿入方向に向かって所定
    量の圧縮変形に要する圧力が次第に小さくなるように作
    られた一定厚さの弾性マットに、圧力測定フィルムを重
    ねた状態で前記間隙に通し、前記圧力測定フィルムが発
    色開始する位置から前記間隙の寸法を求めることを特徴
    とする間隙寸法検出方法。
  3. 【請求項3】 加圧部を発色させる圧力測定フィルムを
    用いて、所定厚さのカードを通すための間隙の寸法を検
    出する方法であって、互いに厚さが異なりそれぞれが一
    定の厚さである複数の弾性マットにそれぞれ圧力測定フ
    ィルムを重ねた複数の積層体を用意し、これらの積層体
    を順次前記間隙に通した時に発色する積層体と発色しな
    い積層体との厚さにより前記間隙の寸法を求めることを
    特徴とする間隙寸法検出方法。
  4. 【請求項4】 上面に前端から階段状に順次高くなる段
    部を形成した弾性マットと、この弾性マットに積層され
    た圧力測定フィルムとを有することを特徴とする間隙寸
    法検出用積層体。
  5. 【請求項5】 弾性マットは少なくとも一方の面にカー
    ド挿入方向に平行な複数の凸条を持ち、前記凸条の上面
    に段部が形成されている請求項4の間隙寸法検出用積層
    体。
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