JPH10170037A - 分煙空気清浄装置 - Google Patents

分煙空気清浄装置

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JPH10170037A
JPH10170037A JP9097046A JP9704697A JPH10170037A JP H10170037 A JPH10170037 A JP H10170037A JP 9097046 A JP9097046 A JP 9097046A JP 9704697 A JP9704697 A JP 9704697A JP H10170037 A JPH10170037 A JP H10170037A
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Yoshito Kubo
吉人 久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 禁煙コーナーに使用される分煙空気清浄装置
において煙草の煙を確実に吸引して空間を浄化すること
のできる装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 天井面1には四角く囲まれた遮蔽板2を
備え、その中央に天井扇風機6を配置する。このとき天
井扇風機6が床3から天井面1へ向かって送風すると、
遮蔽板2で区画された分煙空間4内で循環気流Aが形成
され、この循環気流Aによって上昇する煙草の煙10
は、放射状に配置された複数の空気清浄機7a,7b,
7c,7dによって浄化できるので、煙草の煙10が分
煙空間4外に漏れることなく分煙空間4内の空気浄化が
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、喫煙コーナーに使
用される分煙空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分煙空気清浄装置は、特
許登録2036184号に記載されたものが知られてい
る。
【0003】以下、その分煙空気清浄装置について図1
3を参照しながら説明する。図に示すように、下向きの
エアカーテン101を作るエアー吹出口102のある空
気清浄機本体103を、天井104にエアカーテン10
1により部屋105を囲い空間106を作るように複数
台設置し、空気清浄機本体107に空間106内の空気
を吸い込むエアー吸込口108および空間106外に空
気を排出するエアー吹出口102およびエアー排出口1
09との間に空気清浄機および送風機を設け、エアー排
出口109からの排出量をエアカーテン101の外部巻
込風量よりも大に設定することで、空間106内を負圧
にし空間106内の汚染物を外に流出させず清浄空気と
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の分煙
空気清浄装置では、エアカーテンをつくる空気清浄機の
みで分煙空間を遮蔽しているが、空気清浄機のみでは吹
出し風速が弱く、風量も少ないため、エアーカーテン効
果が充分に発揮されず、分煙空間からの煙草の煙が漏れ
やすいという課題があり、良好なエアカーテン効果が得
られ、分煙空間からの煙草の煙を空間外に漏らさないこ
とが要求されている。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、分煙空間内で天井扇風機によって循環気
流を形成することでエアカーテン効果を高めることがで
き、煙草の煙が分煙空間外に漏れることのない分煙空気
清浄装置を提供することを目的としている。
【0006】また、従来の分煙空気清浄装置では、エア
カーテン気流により煙草の煙が分煙空間内で拡散しやす
いという課題があり、分煙空間で発生した煙草の煙をう
まく空気清浄機の吸気側に導くことが要求されている。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、煙草の煙をほとんど漏れなく空気清浄機
の吸込み口に導くことができる分煙空気清浄装置を提供
することを目的としている。
【0008】また、従来の分煙空気清浄装置では、空気
清浄機への吸込み前に煙草の煙を含んだ気流が、天井面
に沿って流れるため天井面を汚染するという課題があ
り、天井面をできるだけ汚染しないことが要求されてい
る。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、天井面付近の煙草の煙の滞留を防ぎ、分
煙空間における天井面の汚れを少なくすることができる
分煙空気清浄装置を提供することを目的としている。
【0010】また、従来の分煙空気清浄装置では、空気
清浄機運転中は、煙センサーの取り付け位置によって
は、分煙空間内の気流性状空気の汚れを正確に検知でき
ない場合があり、センサー検知による自動運転とした場
合、動作が不安定になるという課題があり、空気の汚れ
を確実に検知して、安定した空気清浄機の自動運転が行
えることが要求されている。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、空気清浄機運転中でも空気の汚れを確実
に検知して安定した空気清浄機の運転を行うことのでき
る分煙空気清浄装置を提供することを目的としている。
【0012】また、従来の分煙空気清浄装置では、機器
の最適な自動運転が困難であるという課題があり、省エ
ネルギーを考慮した機器の自動運転が要求されている。
【0013】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、分煙空間内における省エネルギーを考慮
した機器の最適な自動運転ができる分煙空気清浄装置を
提供することを目的としている。
【0014】また、従来の分煙空気清浄装置では、喫煙
による空気の汚れ度合いに応じて、個々の空気清浄機を
適切な処理風量で運転できないという課題があり、空気
の汚れ度合いに応じた適切な風量での空気清浄機の運転
が要求されている。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、空気の汚れ度合いに応じた適切な風量で
空気清浄機の自動運転ができる分煙空気清浄装置を提供
することを目的としている。
【0016】また、従来の分煙空気清浄装置では、循環
気流を形成する風量と空気清浄機の処理風量とが等しく
ないと空気の汚れの浄化効率が低下するという課題があ
り、分煙空間内につねに適切な風量の循環気流を形成す
ることが要求されている。
【0017】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、分煙空間内において、つねに適切な風量
の循環気流を形成することのできる分煙空気清浄装置を
提供することを目的としている。
【0018】また、従来の分煙空気清浄装置では、気流
の乱れによりエアカーテン効果が低下して、煙草の煙が
分煙空間外へ広がりやすいという課題があり、気流の乱
れを抑制してエアカーテン効果を高めることが要求され
ている。
【0019】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、気流の乱れを抑制してエアカーテン効果
を高めることができる分煙空気清浄装置を提供すること
を目的としている。
【0020】また、従来の分煙空気清浄装置では、エア
カーテンの気流分布が不均一になりやすく、エアカーテ
ンによる遮蔽効果が低下して、煙草の煙が分煙空間外へ
広がりやすいという課題があり、気流分布を均一にして
遮蔽効果を高めることが要求されている。
【0021】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、エアカーテンの気流分布を均一にして遮
蔽効果を高めることができる分煙空気清浄装置を提供す
ることを目的としている。
【0022】また、従来の分煙空気清浄装置では、空調
や人の動きなどによる外乱の影響を受けやすいという課
題があり、外乱による煙草の煙の拡散を防止することが
要求されている。
【0023】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、空調などの外乱による煙草の煙の拡散を
抑制することのできる分煙空気清浄装置を提供すること
を目的としている。
【0024】また、従来の分煙空気清浄装置では、とく
に冬期など、循環気流による気流感により足元の冷えが
生じるという課題があり、気流感による足元の不快感を
抑制することが要求されている。
【0025】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、とくに冬期など、気流感による足元の冷
えや不快感を抑制することができる分煙空気清浄装置を
提供することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の分煙空気清浄装
置は、上記目的を達成するために、天井方向に送風する
よう天井面から設置された天井扇風機と、前記天井扇風
機の周囲を囲むように天井面に垂設した遮蔽板を有し、
前記天井扇風機と前記遮蔽板との間に、複数の空気清浄
機を放射状に配してなる構成としたものである。
【0027】本発明によれば、分煙空間で循環気流を形
成することでエアカーテン効果を高めることができ、煙
草の煙が分煙空間外に漏れることのない分煙空気清浄装
置が得られる。
【0028】また、他の手段は、空気清浄機の吸い込み
側の端部間を、天井扇風機の周囲をとり囲むように天井
面から垂設され、空気清浄機本体の高さ寸法と相当同一
寸法の仕切板を有する構成としたものである。
【0029】そして本発明によれば、煙草の煙を、ほと
んど漏れなく空気清浄機の吸込み口に導くことができる
分煙空気清浄装置が得られる。
【0030】また、他の手段は、天井扇風機の天井取り
付け部または本体を覆い、天井面に着脱可能に設けられ
た多角錘形状の整流枠と、前記整流枠の天井設置面の外
径寸法を前記天井扇風機の羽根外径寸法と略同一寸法と
したものである。
【0031】そして本発明によれば、天井面付近の煙草
の煙の滞留を防ぎ、分煙空間における天井面の汚れを少
なくすることができる分煙空気清浄装置が得られる。
【0032】また、他の手段は、天井扇風機の上方の天
井面に、煙草の煙を検知する煙センサーを配置したもの
である。
【0033】そして本発明によれば、空気清浄機運転中
も、空気の汚れを確実に検知して安定した空気清浄機の
運転を行うことのできる分煙空気清浄装置が得られる。
【0034】また、他の手段は、分煙空間内における人
間の存在を検知する人感センサを備えたものである。
【0035】そして本発明によれば、分煙空間内におけ
る人間の在・不在を検知して、機器を自動運転すること
のできる分煙空気清浄装置が得られる。
【0036】また、他の手段は、個々の空気清浄機が、
煙草の煙を検知できる汚れセンサーを備えたものであ
る。
【0037】そして本発明によれば、空気の汚れ度合い
に応じた適切な風量で空気清浄機の運転ができる分煙空
気清浄装置が得られる。
【0038】また、他の手段は、複数の空気清浄機の処
理風量の総和風量を算出する総和風量算出手段と、前記
総和風量にほぼ等しい風量で天井扇風機を運転できる風
量制御手段を備えたものである。
【0039】そして本発明によれば、分煙空間内につね
に適切な風量の循環気流を形成することのできる分煙空
気清浄装置が得られる。
【0040】また、他の手段は、天井面から垂設された
遮蔽板は、天井の接合部に設けられた整流素子を備えた
ものである。
【0041】そして本発明によれば、気流の乱れを抑制
してエアカーテン効果を高めることができる分煙空気清
浄装置が得られる。
【0042】また、他の手段は、天井面から垂設された
遮蔽板は、空気清浄機からの吹出し気流を前記遮蔽板の
長辺方向で、気流分布を均一に導くための気流制御手段
を備えたものである。
【0043】そして本発明によれば、エアカーテンの気
流分布を均一にして遮蔽効果を高めることができる分煙
空気清浄装置が得られる。
【0044】また、他の手段は、天井扇風機を囲む遮蔽
板と同一囲い形状で、前記遮蔽板直下より外側にパーテ
ィションを設けたものである。
【0045】そして本発明によれば、空調などの外乱に
よる煙草の煙の拡散を抑制することのできる分煙空気清
浄装置が得られる。
【0046】また、他の手段は、パーティションの内側
に、放射暖房手段を備えたものである。
【0047】そして本発明によれば、とくに冬期、気流
による足元の冷えや不快感を抑制することができる分煙
空気清浄装置が得られる。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明は、天井方向に送風するよ
う設けた天井扇風機と、この天井扇風機の周囲を囲むよ
うに天井面に垂設した遮蔽板を有し、前記天井扇風機と
前記遮蔽板の間に、複数の空気清浄機を放射状に配置し
たものであり、天井扇風機を運転することで、分煙空間
内の気流は床から天井へ向かい天井面に沿って周囲に広
がり、さらに天井面に垂設された遮蔽板によって気流の
風向が床方向に偏向され、再び床から天井への上昇気流
に合流するという循環気流が形成され、この循環気流中
で喫煙された煙草の煙は、前記天井扇風機と前記遮蔽板
の間に設置された空気清浄機で清浄化されるため、エア
カーテン効果が高まり、煙草の煙が分煙空間外に漏れる
ことなく分煙空間内の空気を浄化できるという作用を有
する。
【0049】また、空気清浄機の吸い込み側の端部間
を、天井扇風機の周囲をとり囲むように天井面から垂設
され、空気清浄機本体の高さ寸法と相当同一寸法の仕切
板を有する構成としたものであり、天井扇風機により天
井へ向かって上昇させられた煙草の煙は、天井面に沿っ
て周囲に広がるものの、仕切板によって空気清浄機の吸
込み口より外側への広がりが防止されるので、煙草の煙
を、ほとんど漏れなく空気清浄機の吸込み口へ導くこと
ができるという作用を有する。
【0050】また、天井扇風機の天井取り付け部または
本体を覆う多角錘形状の天井扇風機整流枠を天井面に着
脱可能に設け、この整流枠の天井設置面の外径寸法を前
記天井扇の羽根外径寸法と略同一寸法としたものであ
り、天井扇風機の運転による循環気流は、多角錘形状の
天井扇風機整流枠により天井面に直接衝突することなく
天井方向から遮蔽板方向に整流しつつ偏向されるので、
天井面付近における煙草の煙の滞留を防止できるととも
に、天井扇風機を取り付けている天井面の汚れを少なく
することができるという作用を有する。
【0051】また、天井扇風機の上方の天井面に、煙草
の煙を検知する煙センサーを配置したものであり、天井
扇風機で形成される上昇気流中の煙草の煙を、直接煙セ
ンサーで検知できるため、空気清浄機運転中でも空気の
汚れを確実に検知して安定した空気清浄機の運転ができ
るという作用を有する。
【0052】また、分煙空間内における人間の存在を検
知する人感センサを備えたとしたものであり、人間が分
煙空間内に存在するならば天井扇風機を運転し、分煙空
間内からいなくなりかつ空気が浄化された後、天井扇風
機の運転を停止するので、省エネルギーを考慮した機器
の最適な自動運転ができるという作用を有する。
【0053】また、個々の空気清浄機が、煙草の煙を検
知できる汚れセンサーを備えたものであり、個々の空気
清浄機に内蔵された汚れセンサーが検知した空気の汚れ
度合に応じて、個々の空気清浄機が風量を決定するの
で、適切な風量で空気清浄機の自動運転ができるという
作用を有する。
【0054】また、複数の空気清浄機の運転風量の総和
風量を算出する総和風量算出手段と、前記総和風量にほ
ぼ等しい風量で天井扇風機を運転できる風量制御手段を
備えたものであり、天井扇風機によって形成される循環
気流の風量が、複数台の空気清浄機の処理風量を超えな
いので、分煙空間に最適な風量循環気流を形成すること
ができるという作用を有する。
【0055】また、天井面から垂設された遮蔽板は、天
井の接合部に設けられた整流素子を備えたものであり、
遮蔽板付近の天井部の気流は、滑らかに下向きに偏向さ
れるので、気流の乱れを抑制してエアカーテン効果を高
めることができるという作用を有する。
【0056】また、天井面から垂設された遮蔽板は、空
気清浄機からの吹出し気流を前記遮蔽板の長辺方向で、
気流分布を均一に導くための気流制御手段を備えたもの
であり、空気清浄機からの吹出し気流は、気流制御手段
によって遮蔽板下側で長辺方向に気流分布が均一になる
よう導かれるのでエアカーテンの気流分布を均一にして
遮蔽効果を高めることができるという作用を有する。
【0057】また、天井扇風機を囲む遮蔽板と同一囲い
形状で、前記遮蔽板直下より外側にパーティションを設
けたものであり、パーティションにより分煙空内への外
乱の影響が遮断されるので、空調などの外乱による煙草
の煙の拡散を抑制することができるという作用を有す
る。
【0058】また、パーティションの内側に放射暖房手
段を備えたものであり、放射暖房手段によって、パーテ
ィション内部の分煙空間内が放射効果により暖房できる
ので、とくに冬期、気流による足元の冷えや不快感を抑
制することができるという作用を有する。
【0059】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0060】
【実施例】
(実施例1)以下、従来例と同一部分には同一符号を付
け、その詳細な説明は省略する。
【0061】図1に示すように、天井面1の一角を四角
く囲うように、複数の板状の遮蔽板2を天井104から
垂設し、天井面1から床面3に至る分煙空間4を形成し
ている。この分煙空間4の天井面1の中央には、天井取
り付け部5を介して天井扇風機6が取り付けられ、この
天井扇風機6の周囲の天井面1には、放射状に複数台の
空気清浄機7a,7b,7c,7dが設置されている。
また、空気清浄機7a,7b,7c,7dは、天井面1
中央の天井扇風機6側に吸込み口8a,8b,8c,8
dが、遮蔽板2側に吹出し口9a,9b,9c,9dが
向くよう配置されている。
【0062】上記構成において、天井扇風機6を床面3
から天井面1へ向かって上昇気流ができるよう運転する
と、分煙空間4内の煙草の煙10が吸引され、天井10
4にぶつかり天井面1に沿うようにして全周方向に広が
る。この気流はやがて遮蔽板2によって風向が下向きに
偏向されて床面3に広げられ、再び天井扇風機6による
上昇気流に吸引されるという循環気流Aを分煙空間4に
形成することとなる。
【0063】この循環気流Aは、天井扇風機6による全
周方向の気流により生成されているため、遮蔽板2によ
る風向の偏向作用に対しても漏れが少なく、良好なエア
カーテン効果が発揮できる。また、煙草の煙10が含ま
れた汚れた空気は、天井面1に沿って循環気流Aが流れ
る際に、吸込み口8a,8b,8c,8dから空気清浄
機7a,7b,7c,7dに吸い込まれ、清浄化された
後、吹出し口9a,9b,9c,9dから遮蔽板2に向
かって吹出すこととなる。
【0064】このように本発明の実施例1の分煙空気清
浄装置では、分煙空間4内で発生した煙草の煙10は、
循環気流Aに取り込まれエアカーテン効果により分煙空
間4外に漏れることがなく、また、循環気流Aに乗って
いる間に空気清浄機7a,7b,7c,7dによって清
浄化することができる。
【0065】なお、本実施例において、分煙空間4を区
画するのに複数の板状の遮蔽板2を用いたが、カーテン
を垂壁状に天井面1から垂らして用いても同様に実施可
能である。
【0066】また、本実施例において、遮蔽板2は四角
囲い形状としたが、特にこれに限定されるものではな
く、円弧状の囲い形状としても良い。
【0067】(実施例2)以下、従来例および前記実施
例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は省
略する。
【0068】図2に示すように、空気清浄機7aの吸込
み口8aの端部と空気清浄機7bの吸込み口8bの端部
とを接続する仕切板11aと、同様に空気清浄機7bの
吸込み口8bの端部と空気清浄機7cの吸込み口8cの
端部とを接続する仕切板11b、空気清浄機7cの吸込
み口8cの端部と空気清浄機7dの吸込み口8dの端部
とを接続する仕切板11c、空気清浄機7dの吸込み口
8dの端部と空気清浄機7aの吸込み口8aの端部とを
接続する仕切板11dが、それぞれ天井面1から垂設さ
れており、仕切板11a,11b、11c、11dの天
井面1からの高さ寸法は、空気清浄機7a,7b,7
c,7dの本体高さ寸法と相当同一寸法として配置され
ている。
【0069】上記構成において、天井扇風機6の運転に
よる煙草の煙10などを含んだ汚染空気は、天井面1を
沿って流れる際に、仕切板11a,11b、11c、1
1dによって、気流が偏向され仕切板11a,11b、
11c、11dに沿う流れが形成されるので、空気清浄
機7a,7b,7c,7dの吸込み口8a,8b,8
c,8dへ汚染空気を導くように作用する。
【0070】このように本発明の実施例2の分煙空気清
浄装置では、循環気流Aによる煙草の煙10を含んだ汚
染空気を、ほとんど漏れなく空気清浄機の吸込み口に導
くことができる。
【0071】(実施例3)以下、従来例および前記実施
例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は省
略する。
【0072】図3において、天井扇風機6の本体12を
覆う着脱可能な多角錘形状の整流枠13を天井104か
ら設けていて、この整流枠13の天井面1側の外径寸法
を天井扇風機6の羽根14の外径寸法と略同一寸法とし
ている。
【0073】上記構成において、天井扇風機6を運転す
ると、分煙空間4内の煙草の煙10が上昇気流にのって
天井104方向に吸引されるが、このとき整流枠13に
よって、気流が直接急激に天井面1にぶつかることが回
避され、徐々に整流されながら偏向され放射状に遮蔽板
2に向かって広がるので、乱流を生じることなく滑らか
に循環気流Aを形成するよう作用する。
【0074】このように本発明の実施例3の分煙空気清
浄装置では、整流枠13は着脱可能としているので、最
も汚れが付着しやすい羽根14上方の天井面1を、煙草
の煙10の汚染から守ることができるとともに、汚れた
整流枠13のメンテナンスが容易にできる。
【0075】なお、実施例では、整流枠13は本体12
を覆うようにしているが、天井扇風機6が天井面1から
離れて設置されている場合は、整流枠13は、天井取り
付け部5のみを覆うようにしてもよい。
【0076】また、整流枠13の形状を多角錘とした
が、乱流を生じることなく滑らかに気流の方向を偏向で
きる形状であればなんでも良く、たとえば円錐形状をし
ても、その作用効果に差異を生じない。
【0077】(実施例4)以下、従来例および前記実施
例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は省
略する。
【0078】図4において、天井扇風機6の羽根14の
上方の天井面1に煙草の煙10を検知する煙センサー1
5を配置されており、この煙センサー15の検知する煙
濃度の強度に基づいて天井扇風機6および空気清浄機7
a,7b,7c,7dの運転が制御される。
【0079】上記構成において、まず天井扇風機6の運
転を停止させておき、分煙空間4内で喫煙したときは、
煙センサー15が天井へ上昇した煙草の煙10を検知し
て、まず天井扇風機6の運転を開始して、循環気流Aを
形成する。その後、羽根14上方の煙センサー15での
検知濃度が大きくなるときには、空気清浄機7a,7
b,7c,7dの強運転を行い、検出濃度が一定または
小さくなるときは空気清浄機7a,7b,7c,7dの
弱運転を行うもので、煙センサー15で煙草の煙10が
検知できなくなった時には、天井扇風機6の運転と空気
清浄機7a,7b,7c,7dの運転を停止させるもの
である。
【0080】このように本発明の実施例4の分煙空気清
浄装置では、煙センサー15は羽根14の上方で、天井
扇風機6の吹出し側に設置されているので、空気清浄機
7a,7b,7c,7dの運転時も、空気の汚れを的確
に検出して安定した自動運転を行うことができ、さら
に、煙草の煙10の濃度変化に応じて空気清浄機7a,
7b,7c,7dの運転を制御することができる。
【0081】(実施例5)以下、従来例および前記実施
例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は省
略する。
【0082】図5において、天井扇風機6の本体12下
方に赤外線方式の人感センサー16を設けたものであ
る。
【0083】上記構成において、分煙空間4内に人間が
いるならば煙草を吸う可能性が高いとの判断から、人感
センサー16が人間の赤外線を検知したならば、天井扇
風機6運転を開始させ、人間が喫煙を行う前に循環気流
Aを形成するよう作用し、人間が分煙空間4内からいな
くなったとき、天井扇風機6の運転を停止させるよう作
用するものである。
【0084】このように本発明の実施例5の分煙空気清
浄装置では、分煙空間4内における人間の在・不在を検
知して、天井扇風機6を的確に自動運転させることがで
きるので、常時運転やスイッチの入・切忘れによるによ
るエネルギーのムダ使いを未然に防止できる。
【0085】なお、本実施例では人感センサー16を赤
外線検知方式のもので、天井扇風機6の本体12下方に
設置としたが、これに限定されるものではなく、分煙空
間4内での人間の在・不在が検知できるもの、たとえば
分煙空間4内で人間の体重を検知して在・不在を判断す
る重量センサー方式、分煙空間4の入り口に設けられた
光電式の人検知方式を用いても、その作用効果に何ら差
異を生じない。
【0086】(実施例6)以下、従来例および前記実施
例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は省
略する。
【0087】図6において、空気清浄機7a,7b,7
c,7dには、それぞれに煙草の煙10を検知可能な汚
れセンサー17a,17b,17c,17dを備えてお
り、空気の汚れ度合いや煙草の煙の濃度に応じて、空気
清浄機7a,7b,7c,7dの運転風量を可変して自
動運転ができる構成としたものである。
【0088】上記構成において、分煙空間4内で喫煙、
または空気の汚染質の発生が始まると、煙草の煙10ま
たは空気の汚れを、個々の空気清浄機7a,7b,7
c,7dに備えられた汚れセンサー17a,17b,1
7c,17dが検知し、その検知濃度に応じて個々の空
気清浄機7a,7b,7c,7dを風量可変で自動運転
を行うものである。
【0089】このように本発明の実施例6の分煙空気清
浄装置では、個々の空気清浄機7a,7b,7c,7d
に、汚れセンサー17a,17b,17c,17dを備
えられているので、分煙空間4内の中央以外でも、喫煙
などによる汚染質の発生をすばやく検知でき、空気の汚
れ度合いに応じた適切な風量で空気清浄機の運転を行う
ことができる。
【0090】(実施例7)以下、従来例および前記実施
例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は省
略する。
【0091】図7において、天井扇風機6は、空気清浄
機7a,7b,7c,7dの運転風量の総和風量を算出
する総和風量算出手段18と、前記総和風量とほぼ等し
い風量で天井扇風機6を運転できる風量制御手段19と
を有するものである。
【0092】上記構成において、総和風量算出手段18
は、つねに空気清浄機7a,7b,7c,7dの運転状
態を監視していて、1台でも運転状態が変更になるたび
に、空気清浄機7a,7b,7c,7dの総和風量の算
出を行い、風量制御手段19は、その総和風量とほぼ等
しい風量、すなわち望ましくは総和風量の80%から1
10%の範囲、さらに望ましくは90%から100%の
範囲で循環気流Aが形成されるよう、天井扇風機6の運
転制御を行うことができるものである。
【0093】このように本発明の実施例7の分煙空気清
浄装置では、空気清浄機7a,7b,7c,7dの総和
風量とほぼ等しい風量で天井扇風機6が運転されるの
で、循環気流Aの風量が、空気清浄機7a,7b,7
c,7dの処理風量とほぼ等しくなることから、空気清
浄機7a,7b,7c,7dの吸込みを妨げることな
く、分煙空間4内につねに適切な風量の循環気流Aを形
成することができる。
【0094】なお、本実施例では、空気清浄機7a,7
b,7c,7dの総和風量の90%から100%の範囲
で天井扇風機6の運転制御を行うことが望ましいとした
が、天井扇風機6の天井面1からの取り付け高さと、天
井扇風機6と空気清浄機7a,7b,7c,7dとの距
離および位置関係によって異なることがあるので、この
数値に限定されるものではなく、分煙空間4内で煙草の
煙10の浄化が最も速くできるよう天井扇風機6の運転
制御を行うことが最も望ましい。
【0095】(実施例8)以下、従来例および前記実施
例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は省
略する。
【0096】図8において、遮蔽板2は、天井(図示せ
ず)との接合部で、空気清浄機7a,7b,7c,7d
側に、円弧形状とした整流素子20を備えた構成とした
ものである。
【0097】上記構成において、整流素子20は、天井
面(図示せず)に沿って流れてくる循環気流Aと、空気
清浄機7a,7b,7c,7dからの吹出し気流を、乱
すことなく整流して下向きに偏向させるものである。
【0098】このように本発明の実施例8の分煙空気清
浄装置では、遮蔽板2部分での気流の乱れを抑制してエ
アカーテン効果を高めることができる。
【0099】なお、本実施例では、整流素子20を円弧
形状としたが、気流を整流できる形状であれば何でも良
く、たとえば放物線形状としてもよい。
【0100】(実施例9)以下、従来例および前記実施
例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は省
略する。
【0101】図9において、遮蔽板2は、空気清浄機7
a,7b,7c,7dからの吹出し気流が、遮蔽板2の
長辺方向で均一な分布になるよう、気流制御手段として
の気流チャンバ21を備え、前記気流チャンバ21は、
吹出し口9a,9b,9c,9dからの吹出し気流を受
ける開口部22と、この気流を遮蔽板2の長辺方向へ広
げるためのガイドベーン23と、気流ガイド24とによ
って構成されるものである。
【0102】上記構成において、空気清浄機7a,7
b,7c,7dの吹出し口9a,9b,9c,9dから
遮蔽板2に向かって吹き出される気流は、天井面(図示
せず)に沿って、遮蔽板2に備えられた整流素子20に
よって下向き気流に偏向された後、気流チャンバ21の
開口部22へ向かって流れることとなる。このとき、気
流チャンバ21内のガイドベーン23と気流ガイド24
によって、この気流は遮蔽板2の長辺方向へと均一に広
がるよう導かれ、遮蔽板2の下面での長辺方向の気流分
布がほぼ均一になって吹出すことができるよう作用する
ものである。
【0103】このように本発明の実施例9の分煙空気清
浄装置では、遮蔽板2の長辺方向の気流分布を均一にし
て遮蔽効果の高いエアカーテンを形成することができ
る。
【0104】なお、本実施例では、気流制御手段を気流
チャンバ21としたが、遮蔽板2の長辺方向での気流分
布を均一にできるものであれば何でも良く、例えば、気
流チャンバ21の代わりに、遮蔽板2の長辺長さと同等
のクロスフローファンを用いた送風機を配した構成とし
てもよい。
【0105】また、気流制御手段の気流ガイド24は、
直線形状のものを用いたが、曲線で滑らかに処理された
ものを用いてもよい。
【0106】(実施例10)以下、従来例および前記実
施例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は
省略する。
【0107】図10と図11において、天井扇風機6を
囲う遮蔽板2と同様の四角の囲い形状で、遮蔽板2より
も外側、望ましくは遮蔽板2よりも50cm以内の外側
の範囲、さらに望ましくは遮蔽板から10cmから20
cm外側の範囲に、間仕切り用の壁として用いるパーテ
ィション25を設置した構成としたものである。
【0108】上記構成において、遮蔽板2より外側にパ
ーティション25を設置することによって、循環気流A
はパーティション25の内側に沿うように流れ、床3面
に向かうため、分煙空間4外における空調の吹出しや、
人の動きなどによる外乱の防止ができるよう作用する。
【0109】このように本発明の実施例10の分煙空気
清浄装置では、遮蔽板2より外側にパーティション25
を設置することによって、循環気流Aの安定化がはかれ
るとともに、空調などの外乱による分煙空間4外への煙
草の煙の拡散を抑制することができる。
【0110】(実施例11)以下、従来例および前記実
施例と同一部分には同一符号を付け、その詳細な説明は
省略する。
【0111】図12において、パーティション25の分
煙空間4側で、かつ下方には、放射暖房手段である電気
パネルヒーター26が設けられている。
【0112】上記構成において、電気パネルヒーター2
6に電気を供給して発熱させると、分煙空間4内の人間
に対して、放射暖房を行うことができるものである。
【0113】このように本発明の実施例11の分煙空気
清浄装置では、電気パネルヒーター26による放射暖房
効果によって、とくに冬期、気流による足元の冷えや不
快感を抑制することができる。
【0114】なお、本実施例では放射暖房手段を電気パ
ネルヒーター26としたが、放射暖房のできるものであ
れば何を用いても良く、その作用効果に差異を生じな
い。
【0115】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば分煙空間で循環気流を形成することでエアカ
ーテン効果を高めることができ、煙草の煙が分煙空間外
に漏れることのないという効果のある分煙空気清浄装置
を提供できる。
【0116】また、煙草の煙を、ほとんど漏れなく空気
清浄機の吸込み口に導くことができる効果のある分煙空
気清浄装置を提供できる。
【0117】また、天井面付近の煙草の煙の滞留を防
ぎ、分煙空間における天井面の汚れを少なくすることが
できる効果のある分煙空気清浄装置を提供できる。
【0118】また、空気清浄機運転中も、空気の汚れを
確実に検知して安定した空気清浄機の運転を行うことの
できる効果のある分煙空気清浄装置を提供できる。
【0119】また、分煙空間内における人間の在・不在
を検知して、機器を自動運転することのできる効果のあ
る分煙空気清浄装置を提供できる。
【0120】また、空気の汚れ度合いに応じた適切な風
量で空気清浄機の運転ができる効果のある分煙空気清浄
装置を提供できる。
【0121】また、分煙空間内につねに適切な風量の循
環気流を形成することのできる効果のある分煙空気清浄
装置を提供できる。
【0122】また、気流の乱れを抑制してエアカーテン
効果を高めることができる効果のある分煙空気清浄装置
を提供できる。
【0123】また、気流分布を均一にして遮蔽効果の高
いエアカーテンを形成することができる効果のある分煙
空気清浄装置を提供できる。
【0124】また、空調などの外乱による煙草の煙の拡
散を抑制することのできる効果のある分煙空気清浄装置
を提供できる。
【0125】また、とくに冬期、気流による足元の冷え
や不快感を抑制することができる効果のある分煙空気清
浄装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の分煙空気清浄装置の斜視図
【図2】同実施例2の分煙空気清浄装置の斜視図
【図3】同実施例3の分煙空気清浄装置の断面図
【図4】同実施例4の分煙空気清浄装置の斜視図
【図5】同実施例5の分煙空気清浄装置の斜視図
【図6】同実施例6の分煙空気清浄装置の斜視図
【図7】同実施例7の分煙空気清浄装置の斜視図と制御
ブロック図
【図8】同実施例8の分煙空気清浄装置の要部斜視図
【図9】同実施例9の分煙空気清浄装置の要部斜視図
【図10】同実施例10の分煙空気清浄装置の斜視図
【図11】同上面図
【図12】本発明の実施例11の分煙空気清浄装置の斜
視図
【図13】従来の分煙空気清浄装置の概略を示す断面図
【符号の説明】
1 天井面 2 遮蔽板 4 分煙空間 5 天井取り付け部 6 天井扇風機 7a 空気清浄機 7b 空気清浄機 7c 空気清浄機 7d 空気清浄機 8a 吸込み口 8b 吸込み口 8c 吸込み口 8d 吸込み口 11a 仕切板 11b 仕切板 11c 仕切板 11d 仕切板 12 本体 13 整流枠 14 羽根 15 煙センサー 16 人感センサー 17a 汚れセンサー 17b 汚れセンサー 17c 汚れセンサー 17d 汚れセンサー 18 総和風量算出手段 19 風量制御手段 20 整流素子 21 気流チャンバ 22 開口部 23 ガイドベーン 24 気流ガイド 25 パーティション 26 電気パネルヒーター 104 天井

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井方向に送風するよう天井面から設置さ
    れた天井扇風機と、前記天井扇風機の周囲を囲むように
    天井面に垂設した遮蔽板を有し、前記天井扇風機と前記
    遮蔽板との間に、複数の空気清浄機を放射状に配してな
    る分煙空気清浄装置。
  2. 【請求項2】空気清浄機の吸込み口側の端部間を、天井
    扇風機の周囲をとり囲むように天井面から垂設され、空
    気清浄機本体の高さ寸法と相当同一寸法の仕切板を有す
    る請求項1記載の分煙空気清浄装置。
  3. 【請求項3】天井扇風機の天井取り付け部または本体を
    覆い、天井面に着脱可能に設けられた多角錘形状の整流
    枠と、前記整流枠の天井設置面の外径寸法を前記天井扇
    風機の羽根外径寸法と略同一寸法とした請求項1または
    2記載の分煙空気清浄装置。
  4. 【請求項4】天井扇風機の上方の天井面に、煙草の煙を
    検知する煙センサーを配置した請求項1、2または3記
    載の分煙空気清浄装置。
  5. 【請求項5】分煙空間内における人間の存在を検知する
    人感センサを備えた請求項1、2、3または4記載の分
    煙空気清浄装置。
  6. 【請求項6】個々の空気清浄機が、煙草の煙を検知でき
    る汚れセンサーを備えた請求項1、2、3、4または5
    記載の分煙空気清浄装置。
  7. 【請求項7】複数の空気清浄機の運転風量の総和風量を
    算出する総和風量算出手段と、前記総和風量にほぼ等し
    い風量で天井扇風機を運転できる風量制御手段を備えた
    請求項1、2、3、4、5または6記載の分煙空気清浄
    装置。
  8. 【請求項8】天井面から垂設された遮蔽板は、天井の接
    合部に設けられた整流素子を備えた請求項1、2、3、
    4、5、6または7記載の分煙空気清浄装置。
  9. 【請求項9】天井面から垂設された遮蔽板は、空気清浄
    機からの吹出し気流を前記遮蔽板の長辺方向で、気流分
    布を均一に導くための気流制御手段を備えた請求項1、
    2、3、4、5、6、7または8記載の分煙空気清浄装
    置。
  10. 【請求項10】天井扇風機を囲む遮蔽板と同一囲い形状
    で、前記遮蔽板直下より外側にパーティションを設けた
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の
    分煙空気清浄装置。
  11. 【請求項11】パーティションの内側に、放射暖房手段
    を備えた請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9ま
    たは10記載の分煙空気清浄装置。
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