JPH1016970A - 固定部材付きパレット及び輸送ユニット - Google Patents

固定部材付きパレット及び輸送ユニット

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Publication number
JPH1016970A
JPH1016970A JP18688196A JP18688196A JPH1016970A JP H1016970 A JPH1016970 A JP H1016970A JP 18688196 A JP18688196 A JP 18688196A JP 18688196 A JP18688196 A JP 18688196A JP H1016970 A JPH1016970 A JP H1016970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
box
fixing member
bag
carton
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18688196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhei Takezawa
泰平 竹澤
Hiroshi Kanda
弘 神田
Tsutayoshi Kuwagaki
傳美 桑垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kikkoman Corp filed Critical Kikkoman Corp
Priority to JP18688196A priority Critical patent/JPH1016970A/ja
Publication of JPH1016970A publication Critical patent/JPH1016970A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】パレットにカートンを簡単に取り外し可能に装
着し、その再利用を容易にする。 【解決手段】フォークリフトで昇降可能に形成されて成
るパレットと該パレット上に固定設置された固定部材で
固定部材付きパレットを構成し、パレット1の固定部材
6にバックインボックス2を挿入装着し、係止部材16
によりバックインボックス2をパレット1に固定した
後、液体をビニール袋9へ液入口10を通して供給す
る。次いで、フォークリフトでコンテナに収納後目的地
へ輸送し、そこで液体を排出した後係止部材16を抜取
りバックインボックス2をパレット1より分離する。そ
して、ビニール袋9をバックインボックス2より取り除
き、該ボックス2を平面状に折畳み再利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、パレットに固定
部材を固定設置し該部材を介して被輸送物をパレットに
着脱自在に装着する発明に関する。
【0002】
【従来の技術】ビニール袋に充填された液体が収納され
たカートンすなわちバックインボックスで醤油等の液体
を輸送することは、一般に行われているが、最近効率化
のためカートンが大型になる傾向があり、このような場
合それの積み替え等の便宜からパレットに乗せたまま輸
送するのが有効である。しかし、充填され輸送済みの液
体を排出した後、そのまま返送したのでは非能率的であ
り、パレットとカートンを分離し、特にカートンは折り
畳んだ方がコンテナのスペースを有効に利用できる。さ
らにカートンをただ単にパレットに乗せただけでは不安
定であり、両者をバンド等で固定する手段もあるが、そ
の固定するための装置等が別に必要でその着脱も繁雑で
ある。
【0003】このような背景のもと従来パレットとカー
トンを組み合わせた技術として、パレットに組み付けら
れる直方体形状のカートン内に密着して分離可能な門型
支持枠と横桁とから成る補強枠を組み込むことによりリ
サイクルを容易にした「パレットボックス」(実開平7
−257573)、あるいは段ボールで形成されたパレ
ットの舌片及びつま片と包装箱の下端接合部に貫通孔を
設け係止具で固定することにより両者を着脱自在に構成
した「パレット付包装箱」(特開昭57−68347)
等を挙げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術におい
て、前者は、パレットとカートンは固定一体化されてお
り、カートンをパレットより取り外しカートンのみを流
通させるいわゆるリサイクル等は不可能である。一方、
後者においては、パレットとカートンは着脱自在に一応
構成されているが、カートンの固定部材として段ボール
製のパレットの舌片及びつま片を利用しており、カート
ンが大型の場合強度的に問題がある。さらに、舌片等
は、パレットの構成部材を利用しており、カートンが多
角形あるいは円筒形等の場合は、対応不可能である。
【0005】かかる現状に鑑み本願発明者は鋭意研究の
結果、パレットにアングル等の部材を固定設置し該部材
を介してパレットにカートンを係止部材で着脱自在に装
着すれば、カートンが大型の場合あるいはカートンをバ
ックインボックスとして利用し、その内部に大容量の液
体が収納されても強度的に充分対応可能であり、カート
ン及びパレット自体の補強にもなることを知見し、本願
発明を完成させた。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本願発明は、フ
ォークリフトで昇降可能に形成されて成るパレットと該
パレット上に固定設置された固定部材より構成され、固
定部材を介して被輸送物をパレットに着脱自在に装着す
ることを特徴とする固定部材付きパレット、及びフォー
クリフトで昇降可能に形成されて成るパレット、該パレ
ット上に固定設置された固定部材、及びカートンより構
成され、固定部材を介してパレットにカートンを着脱自
在に装着することを特徴とする輸送ユニットである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1において、1はパレットで、
バックインボックス2をその上に載置しフォークリフト
運搬する際に用いられるもので、平面を形成する上下の
平板3とそれを結合させているリブ材4より構成されて
いる。そして、図2に示すごとくリブ材4と平板3で空
間5が形成されるが、ここにフォークリフトのフォーク
が挿入されパレットとともに積載物が運ばれる。
【0008】6は、バックインボックス2の固定部材
で、例えばアングル等の形鋼で形成され、パレット1に
ボルト等で固定されており、その平面形状は図面3に示
すごとくバックインボックス2の水平断面の形状と同じ
形にする。そして、図1のごとく固定部材6とパレット
1の上面7で形成される空間8に、バックインボックス
2は装着される。また、固定部材6は、塩化ビニール等
のプラスチック材で形成してもよい。以上において、パ
レット1、バックインボックス2、及び固定部材6で輸
送ユニットAを、またパレット1と固定部材6で固定部
材付きパレットBをそれぞれ構成する。
【0009】バックインボックス2の水平断面の形状
は、それが小型の場合は矩形でもよいが、大型の場合
は、例えば図3に示すように8角形あるいは円形にしな
いと強度的に無理がある。本願の場合は、固定部材6の
平面形状を変えるのみでいかなる形状のバックインボッ
クス2にも対応可能である。バックインボックス2の内
部には、ビニール袋9に充填された液体が収納されてい
て、ビニール袋9の上部には液入口10下部には液出口
11がバルブ12,13を伴ってそれぞれ設置されて
る。液出口11は、バックインボックス2を貫通して外
部に開口しており、パレット1に装着されたまま液が排
出できるような構成となっている。
【0010】固定部材6において、液出口11に対応さ
せて図4に示すごとく切欠部14を設けておくと、ビニ
ール袋9の最下部に液出口11を設けることができ、充
填された液の残留量を少なくすることが可能である。図
5に示す16は、例えばそれ自体が着脱自在に装着され
て成るスクリベット等の係止部材16で、固定部材6の
垂直部に穿設された挿通孔17及びそれに対応してバッ
クインボックス2に同様に穿設されている挿通孔18を
貫通させて挿通することにより、それ自体が有する弾性
作用でもってバックインボックス2は固定部材6を介し
てパレット1に固定される。
【0011】
【作用】以上の構成においてその作用について説明す
る。図1のごとくパレット1の固定部材6にバックイン
ボックス2を挿入装着し、係止部材16によりバックイ
ンボックス2をパレット1に固定した後、液体をビニー
ル袋9へ液入口10を通して供給する。次いで、フォー
クリフトでコンテナに収納後目的地へ輸送し、そこで液
体を排出した後係止部材16を抜取りバックインボック
ス2をパレット1より分離する。そして、ビニール袋9
をバックインボックス2より取り除き、該ボックス2を
平面状に折畳み再利用する。すなわち、戻りの便ではパ
レット1及びバックインボックス2とも平面状になり、
コンテナのスペースを有効利用できる。
【0012】次に図6に示すのは他の実施例で、固定部
材6の垂直部材19を図3におけるそれより高くした例
で、本実施例により係止部材16を省略することが可能
である。また、以上バックインボックスによる方法を主
体として説明したが、大型のカートンをパレットに装着
する場合も同様に利用できる。
【0013】
【発明の効果】本願発明は、以上のごとく構成されてお
り、パレットにバックインボックスあるいはカートンを
確実に装着することができ、固定部材がパレット及びバ
ックインボックスの補強材にもなり、充填物の排出後は
パレットより簡単にバックインボックスを分離できる。
特に、バックインボックスは平面状に折り畳むことで、
戻りの便のスペースを少なくすることが可能で、バック
インボックスのリサイクルが簡単に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 輸送ユニットの正面断面図
【図2】 図1の部分側面図
【図3】 図1の平面断面図
【図4】 図3の4−4視拡大図
【図5】 図1のC部拡大図
【図6】 他の実施例図
【符号の説明】
A 輸送ユニット B 固定部材付きパレット 1 パレット 2 バックインボックス 6 固定部材 9 ビニール袋 10 液入口 11 液出口 16 係止部材 17,18 挿通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォークリフトで昇降可能に形成されて成
    るパレットと該パレット上に固定設置された固定部材よ
    り構成され、固定部材を介して被輸送物をパレットに着
    脱自在に装着することを特徴とする固定部材付きパレッ
    ト。
  2. 【請求項2】フォークリフトで昇降可能に形成されて成
    るパレット、該パレット上に固定設置された固定部材、
    及びカートンより構成され、固定部材を介してパレット
    にカートンを着脱自在に装着することを特徴とする輸送
    ユニット。
JP18688196A 1996-06-28 1996-06-28 固定部材付きパレット及び輸送ユニット Pending JPH1016970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18688196A JPH1016970A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 固定部材付きパレット及び輸送ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18688196A JPH1016970A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 固定部材付きパレット及び輸送ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1016970A true JPH1016970A (ja) 1998-01-20

Family

ID=16196322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18688196A Pending JPH1016970A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 固定部材付きパレット及び輸送ユニット

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