JPH10169675A - バンドブレーキ - Google Patents
バンドブレーキInfo
- Publication number
- JPH10169675A JPH10169675A JP8330914A JP33091496A JPH10169675A JP H10169675 A JPH10169675 A JP H10169675A JP 8330914 A JP8330914 A JP 8330914A JP 33091496 A JP33091496 A JP 33091496A JP H10169675 A JPH10169675 A JP H10169675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- drum
- brake
- anchor pin
- anchor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/06—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for externally-engaging brakes
- F16D65/065—Brake bands
- F16D65/067—Brake bands with means for mounting, e.g. end connection members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンカーピンとの接触部の耐摩耗性が高く、
作動にも安定性のあるバンドブレートを得る。 【解決手段】 アンカーブラケット３１の突出部３３を
切断面でみると、突出部３３のアンカーピン４側の側面
３３ａの幅の中央部分に断面がほぼ台形状の係合突起３
１ａを形成し、頂辺のフラット部分３１ｆでアンカーピ
ン４と線接触をさせる。それによりブレーキバンドの位
置の安定化が図られ接触部の耐摩耗性が向上し、又作動
が安定したバンドブレートを得る。
作動にも安定性のあるバンドブレートを得る。 【解決手段】 アンカーブラケット３１の突出部３３を
切断面でみると、突出部３３のアンカーピン４側の側面
３３ａの幅の中央部分に断面がほぼ台形状の係合突起３
１ａを形成し、頂辺のフラット部分３１ｆでアンカーピ
ン４と線接触をさせる。それによりブレーキバンドの位
置の安定化が図られ接触部の耐摩耗性が向上し、又作動
が安定したバンドブレートを得る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車などの自動
変速機に用いられるバンドブレーキに関する。
変速機に用いられるバンドブレーキに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車などに用いる自動変速機におい
て、駆動力の伝達、遮断を行うバンドブレーキは、同じ
寸法の多板クラッチよりも大きな静的トルク容量を持っ
ている。自動車などの自動変速機を小型化する要求は大
きいので自動車などの自動変速機へのバンドブレーキの
使用は最近増加する傾向にあり、さらにバンドブレーキ
に対する小型化の要求にもきびしいものがある。
て、駆動力の伝達、遮断を行うバンドブレーキは、同じ
寸法の多板クラッチよりも大きな静的トルク容量を持っ
ている。自動車などの自動変速機を小型化する要求は大
きいので自動車などの自動変速機へのバンドブレーキの
使用は最近増加する傾向にあり、さらにバンドブレーキ
に対する小型化の要求にもきびしいものがある。
【０００３】バンドブレーキにおいては、ブレーキバン
ドをドラムの外周面に当接することによって、駆動力の
伝達、遮断を行っている。自動変速機の小型化に伴い、
バンドブレーキも小型化すると、ブレーキバンドをドラ
ムの外周面に当接する方法も制限されてくる。現在多用
されているバンドブレーキの全体構成を図１に示すと、
バンドブレーキ１０は、トランスミッションケース１
と、ケース１内に回転自在に保持されたドラム２と、Ｃ
字形状のブレーキバンド３と、ケース１内に保持された
アンカーピン４ならびにアプライピン５とから構成され
ている。トランスミッションケース１はその内部にドラ
ム２とブレーキバンド３を収容する空間が形成されてい
る。
ドをドラムの外周面に当接することによって、駆動力の
伝達、遮断を行っている。自動変速機の小型化に伴い、
バンドブレーキも小型化すると、ブレーキバンドをドラ
ムの外周面に当接する方法も制限されてくる。現在多用
されているバンドブレーキの全体構成を図１に示すと、
バンドブレーキ１０は、トランスミッションケース１
と、ケース１内に回転自在に保持されたドラム２と、Ｃ
字形状のブレーキバンド３と、ケース１内に保持された
アンカーピン４ならびにアプライピン５とから構成され
ている。トランスミッションケース１はその内部にドラ
ム２とブレーキバンド３を収容する空間が形成されてい
る。
【０００４】ブレーキバンド３は、Ｃ字形状の金属製の
バンド３５と、その内周面に接合された摩擦ライニング
３６と、バンド３５の両端部にそれぞれ固定されたアン
カーブラケット３１とアプライブラケット３２とからな
っている。さらにアンカーブラケット３１はドラム２の
半径方向に突出する突出部３３を、アプライブラケット
３２は同じく半径方向に突出する突出する突出部３４を
有している。
バンド３５と、その内周面に接合された摩擦ライニング
３６と、バンド３５の両端部にそれぞれ固定されたアン
カーブラケット３１とアプライブラケット３２とからな
っている。さらにアンカーブラケット３１はドラム２の
半径方向に突出する突出部３３を、アプライブラケット
３２は同じく半径方向に突出する突出する突出部３４を
有している。
【０００５】アンカーピン４は、円筒状の部材であり、
ドラム２の回転軸と平行な方向（即ち図において紙面と
直角な方向）にトランスミッションケース１に保持さ
れ、アンカーブラケット３１の突出部３３と接してい
る。またアプライピン５は先端が球状の円筒状部材であ
り、ドラム２のほぼ接線方向に、摺動可能にトランスミ
ッションケース１に保持され、その先端でアプライブラ
ケット４を押圧、駆動してブレーキバンド３をドラム４
の外周面に圧接したり、又は後退して押圧を解除する。
ドラム２の回転軸と平行な方向（即ち図において紙面と
直角な方向）にトランスミッションケース１に保持さ
れ、アンカーブラケット３１の突出部３３と接してい
る。またアプライピン５は先端が球状の円筒状部材であ
り、ドラム２のほぼ接線方向に、摺動可能にトランスミ
ッションケース１に保持され、その先端でアプライブラ
ケット４を押圧、駆動してブレーキバンド３をドラム４
の外周面に圧接したり、又は後退して押圧を解除する。
【０００６】バンドブレーキの各部品の加工寸法が凡て
正しいということは困難であり、各部の寸法やアンカー
ピンとアンカーブラケットとの当接状態にバラツキが生
じ局部的に過大な荷重がかかる状態が生ずる惧れがあ
る。そこでアンカーブラケットの部分を取り出して示し
た側面図である図４、図４をＳ方向からみた平面図であ
る図５、及び図５の部分拡大図である図６から判るよう
に突出部３３のアンカーピン４側に断面弧状の係合突起
３１ａを設け、円柱状のアンカーピン４と点接触をする
ようにしたバンドブレーキが考えられた。図６に示すよ
うに、突出部３３のアンカーピン側の側面３３ａ（符号
３３ｂはその反対側の側面を示している。）に矢印Ｒで
示す半径を有する断面円弧状の係合突起３１ａがアンカ
ーブラケットの幅方向の中央に配設されている。
正しいということは困難であり、各部の寸法やアンカー
ピンとアンカーブラケットとの当接状態にバラツキが生
じ局部的に過大な荷重がかかる状態が生ずる惧れがあ
る。そこでアンカーブラケットの部分を取り出して示し
た側面図である図４、図４をＳ方向からみた平面図であ
る図５、及び図５の部分拡大図である図６から判るよう
に突出部３３のアンカーピン４側に断面弧状の係合突起
３１ａを設け、円柱状のアンカーピン４と点接触をする
ようにしたバンドブレーキが考えられた。図６に示すよ
うに、突出部３３のアンカーピン側の側面３３ａ（符号
３３ｂはその反対側の側面を示している。）に矢印Ｒで
示す半径を有する断面円弧状の係合突起３１ａがアンカ
ーブラケットの幅方向の中央に配設されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】アンカーピンとアンカ
ーブラケットの突起部とを点接触させる従来のバンドブ
レーキは荷重が均一に分散される効果はあるが、点接触
のため接触部の摩耗がはげしく、そのためアプライピン
５の駆動ストロークが変わってしまいブレーキバンドの
締結レスポンスが悪化するなど、作動の安定化が図れな
い。またアンカーピンとアンカーブラケットとの係合部
には軸方向を直接規制するものがなく、ブレーキバンド
の位置が安定しないという欠点を免れない。特にブレー
キバンドの非締結時において、顕著に表われ、ひきずり
トルクの増加や摩擦ライニング３６の早期摩耗の原因と
もなる。
ーブラケットの突起部とを点接触させる従来のバンドブ
レーキは荷重が均一に分散される効果はあるが、点接触
のため接触部の摩耗がはげしく、そのためアプライピン
５の駆動ストロークが変わってしまいブレーキバンドの
締結レスポンスが悪化するなど、作動の安定化が図れな
い。またアンカーピンとアンカーブラケットとの係合部
には軸方向を直接規制するものがなく、ブレーキバンド
の位置が安定しないという欠点を免れない。特にブレー
キバンドの非締結時において、顕著に表われ、ひきずり
トルクの増加や摩擦ライニング３６の早期摩耗の原因と
もなる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の課題を
解決するために、アンカーピンと係合するアンカーブラ
ケットの突出部に断面が台形状の係合突起を形成し、バ
ンド軸方向の中央付近でアンカーピンと線接触をするよ
うにしたバンドブレーキを得たものである。
解決するために、アンカーピンと係合するアンカーブラ
ケットの突出部に断面が台形状の係合突起を形成し、バ
ンド軸方向の中央付近でアンカーピンと線接触をするよ
うにしたバンドブレーキを得たものである。
【０００９】
【実施例】この発明のバンドブレーキの基本構成は図１
に示したものと同じである。図２はアンカーブラケット
３１を取り出して示した側面図、図３は図２のＸ−Ｘ断
面図（図６と同じ方向からみた断面図）であって、アン
カーブラケット３１の突出部３３のアンカーピン側の側
面３３ａにドラム２の円周方向に突出する係合突起３１
ａが形成されている。この係合突起３１ａはアンカーブ
ラケット３１の幅方向の中央に半径方向に配設され図３
から判るようにほぼ台形状の断面形状を有していて、そ
の頂辺に当たるフラット部分３１ｆのところでアンカー
ピン４と線接触をなすようになっている。
に示したものと同じである。図２はアンカーブラケット
３１を取り出して示した側面図、図３は図２のＸ−Ｘ断
面図（図６と同じ方向からみた断面図）であって、アン
カーブラケット３１の突出部３３のアンカーピン側の側
面３３ａにドラム２の円周方向に突出する係合突起３１
ａが形成されている。この係合突起３１ａはアンカーブ
ラケット３１の幅方向の中央に半径方向に配設され図３
から判るようにほぼ台形状の断面形状を有していて、そ
の頂辺に当たるフラット部分３１ｆのところでアンカー
ピン４と線接触をなすようになっている。
【００１０】このようにこの発明のバンドブレーキでは
アンカーピンと線接触を行うので点接触に比べて耐摩耗
性が向上する。又ブレーキバンドが動作中に巾方向に多
少移動したり、アンカーピンとの接触に傾きが生じたり
しても、台形の頂辺部によって規制され安定化がはから
れる。
アンカーピンと線接触を行うので点接触に比べて耐摩耗
性が向上する。又ブレーキバンドが動作中に巾方向に多
少移動したり、アンカーピンとの接触に傾きが生じたり
しても、台形の頂辺部によって規制され安定化がはから
れる。
【００１１】
【発明の効果】この発明のバンドブレーキは前記の如き
構成であって、アンカーピンと、アンカーブラケットの
突出部と線接触を行うように構成されているので、全体
として強度が大きく、耐摩耗性が高く、かつ作動の安定
化が図れるバンドブレーキを得たものである。
構成であって、アンカーピンと、アンカーブラケットの
突出部と線接触を行うように構成されているので、全体
として強度が大きく、耐摩耗性が高く、かつ作動の安定
化が図れるバンドブレーキを得たものである。
【図１】バンドブレーキの基本構成を示す図
【図２】アンカーブラケットを取り出して示した側面図
【図３】図２のＸ−Ｘ断面図
【図４】従来のアンカーブラケット部を示す側面図
【図５】図４をＳ方向からみた平面図
【図６】従来の突出部の拡大平面図
１０ バンドブレーキ １ トランスミッションケース ２ ドラム ３ ブレーキバンド ４ アンカーピン ５ アプライピン ３１ アンカーブラケット ３１ａ 係合突起 ３２ アプライブラケット ３３ 突出部 ３３ａ アンカーピン側の側面 ３４ 突出部 ３５ 金属バンド ３６ 摩擦ライニング
Claims (1)
- 【請求項１】 ケースと、 このケース内に回転自在に保持されたドラムと、 このドラムの外周面に着脱自在に当接し、両端部にドラ
ムの半径方向に突出する第１係止部および第２係止部を
もつブレーキバンドと、 前記ケース内に保持され、上記第１係止部と係合するア
ンカーピンと、 前記ケース内に保持され、前記第２係止部を駆動して、
前記ブレーキバンドを前記ドラムと当接する方向に駆動
するアプライピンとからなるバンドブレーキにおいて、 アンカーピンは円柱状でドラムの回転軸と平行な方向に
延び、 アンカーピンと係合する第１係止部は、その幅方向の中
央にドラムの円周方向に突出し、かつドラムの半径方向
にのびる断面台形状の係合突起を有し、前記アンカーピ
ンとこの係合突起を介して線接触によって当接すること
を特徴とするバンドブレーキ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8330914A JPH10169675A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | バンドブレーキ |
| US08/988,136 US6068093A (en) | 1996-12-11 | 1997-12-10 | Band brake |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8330914A JPH10169675A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | バンドブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169675A true JPH10169675A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18237890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8330914A Pending JPH10169675A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | バンドブレーキ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6068093A (ja) |
| JP (1) | JPH10169675A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6948596B2 (en) | 2001-10-19 | 2005-09-27 | Deere & Company | Dual-acting band brake |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4602706A (en) * | 1981-10-09 | 1986-07-29 | Borg-Warner Corporation | Double wrap brake band |
| JP2505090B2 (ja) * | 1992-06-05 | 1996-06-05 | アイシン化工株式会社 | バンドブレ―キ |
| JP2612398B2 (ja) * | 1992-06-05 | 1997-05-21 | アイシン化工株式会社 | バンドブレーキ |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP8330914A patent/JPH10169675A/ja active Pending
-
1997
- 1997-12-10 US US08/988,136 patent/US6068093A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6068093A (en) | 2000-05-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050819 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050831 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051031 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060425 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061108 |