JPH10169337A - ローラーブラインド等の自動停止装置 - Google Patents

ローラーブラインド等の自動停止装置

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JPH10169337A
JPH10169337A JP9321516A JP32151697A JPH10169337A JP H10169337 A JPH10169337 A JP H10169337A JP 9321516 A JP9321516 A JP 9321516A JP 32151697 A JP32151697 A JP 32151697A JP H10169337 A JPH10169337 A JP H10169337A
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cage
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻上げた上昇位置で停止限界に達するローラ
ーブラインド用の巻上げ管を駆動する管状電動モータの
自動停止装置に関する。 【解決手段】 本装置は巻上げ軸によってモータハウジ
ング上に加わるトルクに応動する解除装置から成り、巻
上げ時に作動する単一スイッチ、および巻上げ時に少な
くとも巻上げ管に加わるトルクがその解除トルクよりも
大きい巻上げ段階で作動する前記スイッチを不能にする
ための機械的手段から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻上げ位置で停止
限界に到達するローラーブラインド等の巻上げ管を駆動
する管状電動モータの自動停止装置に関し、ローラーブ
ラインドの上昇位置への到達によりトルクが増大すると
きに電動モータへの電力供給を遮断するように巻上げシ
ャフトにより電動モータのハウジング上に加わるトルク
に応動する解除装置から成る。
【0002】
【従来の技術】かかる装置はEP特許出願第 0703
344号から既知である。この装置はローラーブライン
ドの各移動方向のために、トルクの増大に応動する機構
により制御されるスイッチ、およびローラーブラインド
が走行した走行路を測定する機構により制御されるスイ
ッチから成る。巻上げ時に、ローラーブラインドのエプ
ロンが懸垂される場合、ローラーブラインドによりモー
タに加わるトルクは一定範囲の巻上げの解除値よりも大
きく、かつトルクに応じてスイッチは開放するが、終了
走行路を測定する機構により制御されるスイッチにより
遮断され、そのスイッチの接触が閉鎖する。第2段階に
置いて、ローラーブラインドが上限停止位置に接近する
ときに、そのトルクは解除値よりも小さくなって対応す
るスイッチは再び閉鎖する。この後に、前記終了走行路
測定機構はセットされ、そのスイッチを開放し、かつモ
ータはトルクに応動してスイッチにより連続的に電力供
給される。第3段階において、ローラーブラインドが上
限停止位置に到達すると、モータに加わるトルクは停止
限界でローラーブラインドを保持する結果として急激に
増大し、かつ対応するスイッチは開放してモータを停止
させる。下降時に、第3スイッチは、終了した走行路が
ローラーブラインドの全巻出しに対応する場合、モータ
への電力供給を遮断するために終了走行路測定機構によ
り制御される。このスイッチは、ローラーブラインドが
障害物に遭遇する場合にモータを停止するために下降時
に一定値を越えるトルクに応動する手段によって制御さ
れる第4スイッチに直列接続されている。この装置は中
間値の過剰トルクの検出により上限停止位置でローラー
ブラインドを停止させる利点を有する。実際に、モータ
を停止させるために過剰トルクが検出のみが使用される
ならば、この過剰トルクは、EP 0703344号の
図1またはここに添付の図10に示された曲線から理解
されるように、ローラーブラインドのエプロンの全部が
懸垂する瞬間にはローラーブラインドの巻上げ時に生じ
る最大トルクよりも実質的に大きくなければならない。
終了走行路測定機構により制御される第2遮断スイッチ
の使用は、曲線の最後の下部におけるトルクの変化のみ
を考慮すればよく、これは最高トルクの一部のみにより
モータの信頼ある停止を可能にする。これは、上限停止
位置への到達時に加わる過度の牽引によるローラーブラ
インドの劣化を解消する。
【0003】しかしながら、この従来装置は2対のスイ
ッチ、そしてあらゆる場合に終了走行路測定機構を必要
とする。更に、この従来技術による形態において、対応
スイッチによるトルクに応動する手段は巻上げ管の外側
に設置され、終了走行路測定機構および対応するスイッ
チは巻上げ管の内側に設置されている。従って、全体と
して実質的に嵩高くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は従来技
術による装置と同一原理によって機能するが、より一層
単純化されかつコンパクトな装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明による、巻上げ上昇位置において停止限界に達
するローラーブラインド等の巻上げ管を駆動する管状電
動モータの自動停止装置は、前記上昇位置にローラーブ
ラインドが到達することによりトルクが増大するときに
巻上げシャフトによって前記モータのハウジングに加わ
るトルクに応動して前記モータへの電力供給を遮断する
解除装置から成り、前記装置は巻上げ時に作動する単一
スイッチ、および前記巻上げ管上に加わるトルクが解除
トルクよりも大きいときに少なくとも巻上げ時の巻上げ
段階に作動する前記スイッチを不能にする機械的手段か
ら成ることを特徴とする。
【0006】巻上げ時に作動するスイッチを不能にする
前記機械的手段は巻上げ管へ運動学的に連結され、前記
巻上げ管上に加わるトルクがその解除値よりも低い値へ
低下しない範囲で巻上げ時に作動する前記スイッチを非
作動位置に保持する機構により構成される。本発明によ
る自動停止装置は、更に、前記巻上げ管内に回転を拘束
して収容され、かつ前記巻上げ管の軸に平行の軸を有し
ていて前記巻上げ管に連動する長い歯車を含むケージ、
および前記長い歯車と平行の軸を有し、かつ前記長い歯
車と係合する周辺歯を具備したすべり歯車を担持する少
なくとも1つのねじを含んでいて、前記ねじはばねの押
圧時に軸方向へ移動自在でありかつ前記すべり歯車の当
接位置への到達時に移動し、前記ねじの軸移動によって
巻上げ時に作動する前記スイッチを作動させる構成であ
ってよい。この場合、前記スイッチの作動のためのレバ
ー、前記モータのハウジングへ回転自在に固定された制
御棒、および前記ケージに対する前記ハウジングの相対
的回転を較正するばねを含んでよい。
【0007】巻上げ時に作動する前記スイッチを作動さ
せる前記レバーはスピンドル上を揺動かつ慴動するよう
に取付けられ、揺動時に前記スイッチと接触しない非作
動位置に前記レバーを保持するばねにより軸方向へ付勢
されて、前記スイッチを作動させるために前記ねじの軸
方向移動によって前記レバーを前記スイッチと対峙する
位置へ運ぶ構成であってよい。この上昇スイッチを作動
させるレバーは可撓性でありかつ前記ねじにより作動す
る係止フィンガにより休止位置に係止されて、前記ねじ
の軸方向移動によって前記スイッチの作動のために前記
レバーを解除する構成であってよい。
【0008】本発明による自動停止装置において、巻上
げ時に作動する前記スイッチを不能にするための手段は
カム、およびトルクの漸次的増大と急激増大とを識別す
る慣性機構により構成されてよく、それによりトルクの
漸次的増大時にのみ巻上げ時に作動する前記スイッチを
不作動にする。同様に、巻上げ時に作動する前記スイッ
チを不作動にするための手段は、前記モータのハウジン
グへ連結された円筒状カムであって、前記カムの軸の中
心に位置する第1弓形部と、その深さが第1弓形部の深
さよりも浅くかつ傾斜部により第1弓形部へ連結された
直線状に延在する第1ブランチおよび略螺旋形の第2ブ
ランチにより形成されるブランチ部とを有するスイッチ
形態の1セットの溝を有するカム、軸移動自在でありか
つ半径方向へ弾性的に設置されて前記カムと相互作用す
る駆動フィンガを具備する可動片、および前記可動片の
軸移動に抵抗するダンパから成り、トルクの漸次的増大
によって前記フィンガが前記螺旋形部へ係合し、前記可
動片が移動し、他方、トルクの急激な増大によって前記
可動片を保持する前記ダンパの慣性により前記螺旋形部
へ係合するのを阻止された前記フィンガが前記第2ブラ
ンチへ侵入しかつ前記傾斜部を通過し、それによりトル
クの急激な増加を当接位置への到達時に検出する構成で
あってよい。
【0009】本発明による他の形態として、左右いずれ
の側への設置を可能にするために、本発明による自動停
止装置は一対のスイッチ、および前記ケージの軸に一致
する軸を中心に回転自在に設置されかつ前記軸を通る面
に対称の面を有するディスクへ固定されかつ角位置決め
が可能なたシャフト上で前記ケージの軸に対称的に設置
された一対の作動レバーを含み、それにより前記ディス
クの軸対称面が前記ケージの軸対称面に対して左右いず
れの側へも傾斜し、かつ選択された角位置へ前記ディス
クを係止する手段を更に含み、前記制御棒および前記ば
ねは前記ケージの軸対称面に対称的に設置されていてよ
い。 前記ディスクはばねの運動に対して軸方向へ移動
自在である。
【0010】本発明による自動停止装置は、ローラーブ
ラインドの巻出し時に作動しかつ前記モータのハウジン
グ上に加わるトルクが所定値より低下するときに作動す
る第2スイッチを更に含んでよい。2つのスイッチのい
ずれか一方は巻出し時に作動し、前記ケージの軸対称面
に対する前記ディスクの位置の傾斜によって前記両スイ
ッチの作動に必要なトルクを変更し、最大トルクにより
上限停止位置での停止を可能にする構成であるのが望ま
しい。
【0011】本発明の自動停止装置において、前記ケー
ジは前記レバーの軸方向のリミットストッパを形成する
2つの突起を有し、前記ディスクの非対称的位置決めに
よって、巻出し時に作動する停止スイッチのレバーは前
記突起のいずれか一方に当接し、それによりそのレバー
は前記ディスクから所定距離でそのスイッチに対峙して
保持され、他方、巻上げ時に作動するスイッチのレバー
は対応する突起から外れ、その結果としてそのスイッチ
から軸方向へ外れて、前記ディスクにより作動位置へ押
圧されない限り不作動になる構成であるのが望ましい。
【0012】本発明において、巻上げ時に作動するスイ
ッチの中立化は付加的スイッチとスイッチ制御手段を必
要とする方法である、シャンティングによるのではな
く、スイッチの不能にする、即ち、スイッチの作動を不
可能または作用を無効にする機械的手段により行う。上
記説明から明らかなように、本発明において、全構成要
素は有利に巻上げ管内に収容される。
【0013】巻上げ時に作動するスイッチの不能は種々
の手段により達成できる。例えば、スイッチまたはスイ
ッチ制御アームをオフセットする手段による。他の手段
として、可撓性作動アーム、またはばねに連結された2
部材を備えた1つのアームを使用してそのアームを収縮
自在係止フィンガにより抑止、即ち、係止する手段があ
る。
【0014】更に、スイッチまたはその制御レバーの移
動、および収縮フィンガの制御も同様に種々の手段によ
り達成できる。その一例は、それ自体は巻上げ管と連動
駆動する歯車により駆動するすべり歯車を担持する軸移
動自在のエンドレスねじから成り、フランス特許第24
1243号、同第2599524号、同第265463
号または同第2679376号に記載された種々の端部
−移動停止装置により既知である。
【0015】他の制御手段はモータのハウジングへ固定
された円筒状カムから成り、このカムはダンパにより反
対方向へ移動する軸移動自在の制御部材へ固定されたフ
ィンガと係合するスイッチの形態の溝を有し、前記ダン
パの慣性はローラーブラインドの巻上げの最初の部分で
遭遇するトルクの漸次的増大と上リッミットストッパと
の遭遇によるトルクの急激な増大との識別を可能にし、
それにより制御部材は、ローラーブラインドが概ねロー
ラーブラインドのケーシングに対して上限停止位置に到
達してトルクが急激に増大するときにスイッチを中立に
するのではなく、むしろ制御部トルクの漸次的増大時に
ローラーブラインドの巻上げの最初の部分でそのスイッ
チを不能にするように移動する構成である。スイッチ
は、ローラーブラインドが完全巻出し位置にならない
で、巻上げの第1段階、即ち、巻上げ管上に加わるトル
クがその解除値よりも小さい場合に同様に作動する。
【0016】第1スイッチと対称的に配設され、かつモ
ータハウジング上に加わるトルクが所定値より低下する
場合に作動するた第2スイッチによって、ローラーブラ
インドが完全に巻出されたときにモータを停止できる。
上限停止位置へのローラーブラインドの停止に必要なト
ルクは、一般的に、下限停止位置でのローラーブライン
ドの停止に必要なトルクよりも実質的に大きい。従っ
て、本発明による自動停止装置は、巻上げまたは巻出し
に対応する巻上げ管の回転方向に応じてローラーブライ
ンドの一端部または他端部へ設置できるように、非対称
性を採用する。好適形態として、本発明による自動停止
装置は対称的に構成されるが、巻上げ管の左右いずれか
の側へ極めて簡単な操作によって本装置を設置するため
の左右対称の設置を可能にする極めて簡単な手段を含
む。この手段は、上述したように、角位置配向を可能に
し、2つのスイッチの作動レバーを担持するディスクか
ら成り、ディスクの角配向はモータハウジングの他方側
よりも一方側での回転を大きくする、即ち、スイッチの
作動に必要なトルクを決定する較正ばその圧縮力を他方
側よりも一方側で大きくする必要がある場合に役立つ。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による自動停止装
置の実施形態を例示する添付図面を参照して説明する。
図1は、参考として、巻上げ管2上に巻上げられるロー
ラーブラインド1を示し、この巻上げ管内にはモータ、
特に歯付きモータ4が収容され、その出力は巻上げ管2
を回転駆動するカラー3を駆動する。モータ4は図示さ
れていないケーシングの端部を概ね構成し、巻上げ管お
よび巻上げブラインドを保護する固定プレート5により
支持されている。巻上げ管2の他端部は上記ケーシング
の他のフランクへ固定された軸受けにより既知方法によ
り支持される。モータ4はローラーブラインドの巻上げ
または巻出しを制御する、即ち、モータ4を一方向また
は他方向へ回転させるための2つのボタン9を有する制
御箱6へワイヤ7により接続される。制御箱6は動力源
8へ接続される。
【0018】図2の自動停止装置は図2に一部が示され
た巻上げ管2内に設置されている。図2の巻上げ管2の
端部にはカラー10が内部に固定され、カラー10の円
滑部が巻上げ管の端部軸受けとして作用し、かつケーシ
ング5のフランクへ固定されてモータ制御のための電力
供給源に接続される電気コネクタを含むサポート12の
一部を形成する円筒状サポート11を付勢する。サポー
ト12には過剰トルクを検出する手段、および後述のス
イッチを不能にする手段を含む概ね円筒状のケージが固
定されている。このケージ13はハウジング14を弾性
的に回転自在に保持する。この目的のために、ハウジン
グ14はねじ17によりハウジング14の内壁へ固定さ
れかつケージ13の溝内に収容された2つの長手方向の
棒を制御棒として15および16を有する。これらの棒
15および16、ならびに溝は巻上げ管2およびハウジ
ング14の共通軸と平行であってこの共通軸に対称的に
形成されている。ハウジング14は各棒15および16
とケージ13との間に設置された4セットのV形ばね1
8によりケージ13のまわりに回転自在に保持され、各
棒は2セットのばね間に保持される。ばねによる保持は
ばねのいずれか一方または両方のばねにより較正され
る。
【0019】ケージ13の他方の端部は前壁20で終端
している。この壁20上には2つのスイッチ21および
22が固定され、スイッチ21および22は全体ユニッ
トの軸であって前壁20の縁部の前方へ延在するフィン
ガ23の中心を通る軸を含む平面に対称的かつ平行に配
置される。この対称面は参照面Aとして図6に示されて
いる。スイッチ21および22は各々2つのアーム付き
レバーまたは作動アーム26および27によりそれぞれ
作動するプッシュボタン24および25を具備する。図
示停止装置の延長線に設置される図示されていてないモ
ータのそれぞれのスイッチへ電気接続するための2つの
接続端子28および29が図4に示されている。
【0020】前壁20はその中心にスイッチ21と22
間に延在するケージ13の幾何学的軸に融合するヘッド
を備えたスピンドル30を装備する。このスピンドル3
0を中心にディスク31が関節結合され、略半円形に広
がって軸対称面Bを形成している。このディスク31は
ロッド32および33上で枢軸回転しかつ慴動するよう
に取付けられたレバー26および27を担持する。これ
らのロッドの周りに取付けられた螺旋状コイルばね34
および35は、これらのレバーをディスク31に対して
押圧すると同時にスイッチのプッシュボタン24および
25から所定間隔でレバーを保持するように圧縮作用と
捩じり作用をする。同様に、前壁20に対してディスク
31を保持するばね36がスピンドル30の周りに取付
けられている。
【0021】図3、4および6から理解されるように、
前壁20は対称面Aに対して対称的に配置されたカラー
形態の2つの突起37および38を有する。突起37お
よび38はリッミトストッパを形成し、対称面Aに対す
るディスク31の対称面Bの右側または左側へ傾斜する
角位置に対応して、レバー26または27の一方または
他方に当接する。図2から5、特に図5から明らかなよ
うに、レバー27は、ディスク31から軸方向に距離を
おいて保持されかつスイッチ22のプッシュボタン25
と対峙するように、リミットストッパ38に当接してい
る。レバー26は、これと反対に、リミットストッパ3
7の範囲外にあって、ばね34によりディスク31へ押
し付けられている。この位置において、その振揺はスイ
ッチのプッシュボタン24になんら作用しない。
【0022】理解されるように、モータのハウジング1
4の一方向またはその反対方向への回転は棒15および
16によるレバー26および27の一方を連行する作用
をする。レバー26および27は、このようにして、そ
れぞれ、巻上げ管によりモータ上に働くトルクが一定値
を越え、かつ他の一定値未満になるときに作動する。カ
ラー10は、ケージ13においてケージ13の軸に平行
にその全長にわたって垂直方向に延在する長い歯車41
の端部上に形成または固定された歯車40を駆動する内
歯39を具備する。この長い歯車41は、回転時に、ね
じ44および45上のナットのごとき2つのすべり歯車
42および43とそれぞれ係合する。これらのねじは回
転時に不動であって一定の軸方向の自由度を有するが、
押圧ばね47および48によりそれぞれケージのフレー
ム19内の座46の底に保持される。ねじ44および4
5は前壁20を通過することのできる端部を有する。図
2および4に示されたように、前壁20内の孔49はね
じ44の前壁20への通過を可能にしてディスク31上
へのスラスト付与を可能にする。巻上げ管の回転時に、
すべり歯車42および43はこれらのねじ上を移動し、
かつケージのフレーム19と当接する歯車はその支持ね
じをディスク31へ向けて軸方向へ前進させて、対応す
るねじを圧縮する。
【0023】前記長い歯車とすべり歯車のこの機構はそ
れ自体ローラーブラインド用の端部走行停止装置の分野
において周知であり、リミットストッパへのすべり歯車
の到達は走行スイッチの端部を直接的または間接的に作
動させる。停止点はその支持ねじの回転により調整され
る。かかる装置は、例えば、フランス特許第25595
24号、同第2656463号、同第2679376号
および同第2688022号に記載されている。
【0024】上記説明から理解されるように、すべり歯
車42のリミットストッパへの到達はねじ44を軸方向
へ移動させる働きをし、このねじはディスク31を前方
へ押し出し、順次、レバー26が連動し、それによりレ
バーはスイッチ21のプッシュボタン24の対向位置に
着く。すべり歯車42の当接位置への到達時には、この
瞬間にローラーブラインドによる巻上げ管上へ加わるト
ルクが低下して(図10)、その解除値よりも小さくな
るように設定されなければならない。換言すれば、事実
上、ローラーブラインドが上限停止位置へ相当に接近す
る位置で、ローラーブラインドのエプロンにより巻上げ
管上へ加わるトルクが低くなり、いずれの場合にも、レ
バー26を作動させるに不十分であるように設定すべき
である。この位置において、ローラーブラインドがその
上限停止位置に到達すると直ちに、トルクが急激に大き
くなって、ハウジング14はばね18を圧縮する。そこ
で、棒15がレバー26を作動させ、続いてスイッチ2
1を開放する。すべり歯車42が当接位置に到達しなけ
ればレバー26は不能になり、このすべり歯車の当接位
置への到達によりレバーは作動位置に付く。
【0025】図示装置は更に上記モータと共に窓開口部
の左右のいずれ側へも設置できる利点を有する。換言す
れば、2つのスイッチは高点または低点のいずれでも同
様に停止させることができる。この利点は、図2から4
に図示された構造的特徴により達成できるが、更に図6
を参照して以下に説明する。ディスク31は図6におい
てケージ13の対称面Aと一致する軸対称面Bを有す
る。ディスク31の対称面の各側はその周辺の上部にお
いて対称面Bに対して例えば5°の角度で対称的に配置
された2つの切欠き50および51を有する。
【0026】完成装置は、図6に示された中立位置で組
立業者へ供給される。この位置において、この装置の前
面上に見られる全構成要素は対称面Aに対して対称的に
配置される。即ち、スイッチ21および22を作動させ
るレバー26および27と同様に配設される。ディスク
31は切欠き50と51との間に固定されたフィンガ7
23の端部と当接する。このようにして、ディスク31
は前方に保持され、それぞれのスイッチの各レバー26
および27はリミットストッパ37および38の前方に
保持される。この位置から、組立業者はディスク31の
僅かな左または右への回転により『左側』または『右
側』装置を形成することができる。ディスク31が左へ
回転する場合には、フィンガ23は図2から5に示され
たように切欠き50へ係止し、かつ図2から5に示され
た位置が形成される。この位置において、図6に図示さ
れたような棒15の当接位置を考慮して、レバー26の
作動に必要な棒15の走行量は中立位置に対して大き
く、このことはスイッチ21を作動させるためにより大
きいトルクが巻上げ管に付与されなければならないこと
を意味する。このトルクは上限停止位置での停止に相当
する。他方、レバー27は棒16へ向かって移動し、ス
イッチ22の作動に必要な棒16の走行量は小さい。こ
のことは、スイッチ22を作動させるためには相対的に
より小さいトルクで充分であることを意味し、スイッチ
22は低点停止スイッチであってよい。従って、スイッ
チ22はハウジング14にトルクを加えることなく永久
的に作動する。
【0027】モータ設置場所に関して、停止装置と同様
に、スイッチ22が高点停止スイッチとして機能する場
合、操作前に組立業者はディスク31を反対方向(図面
上、時計方向)へ回転させ、それによりフィンガ23が
切欠き51へ係止する。レバー27をその作動アーム1
6から移動させ、かつレバー26をその作動アーム15
の方向へ移動させる。この位置決め時に、図2から5の
レバー27の場合と同様に、ディスク31は前壁20に
対してばね36により押し戻され、かつこの回転時に下
降したレバーはそのリミットストッパ37または38と
対峙し、このリミットストッパにより保持される。
【0028】上限停止位置への到達により電流が遮断さ
れときの装置の位置は図4に示されている。本装置の低
点における電流遮断位置は図7に示されている。矢印方
向への棒16の移動は、例えば、最大トルクの約10%
のトルク低下に相当し、ハウジング14を休止位置へ戻
し、レバー27を揺動しかつスイッチ22を作動させる
に充分である。ローラーブラインドの巻出し小板の全て
が積み重ねられたときにのみ事実上このトルク値に達す
る。従って、このトルクは小さい。同様に、ローラーブ
ラインドが巻出し時に障害物に遭遇する場合には巻出し
を完了する前にかかるトルク値になる。従って、この停
止装置はローラーブラインドの下降時に障害物に遭遇す
る場合にローラーブラインドを停止させる。
【0029】上記スイッチのいずれか一方が高点スイッ
チとして機能するか否かにより、すべり歯車42および
43のいずれか一方を使用してそのリミットストッパの
領域において高点で到達するようにできる。当然なが
ら、左右のいずれの側への位置決めの可能性を喪失させ
ることが可能である。同様に、単純化された形態におい
て、本装置は単一ねじ、単一すべり歯車を上記高点スト
ッパとして使用し、上記低点ストッパは上述の揺動レバ
ーにより作動させることができる。
【0030】上記低点ストッパは、同様に、第2スイッ
チ上で第2すべり歯車の直接運動、即ち、巻上げ管上に
加わるトルクの介在なしで、形成されてよい。次に、本
発明の第2形態について図8から10を参照して説明す
る。第2形態は、ディスク31の移動手段が第1形態と
相違する。この移動手段の一部を形成しない構成要素
は、形状の小さな相違はあるが、第1および第2形態と
共通する。反復を避けるために、両形態に共通する要素
は同一参照番号により示されている。形態の大きな相違
は、カラー10が図8において歯車を駆動する必要がな
いことにより歯を有しない点、ケージ13が移動手段を
含むことのできる形態である点、ディスク31が第1形
態よりも大きく面取りされている点である。
【0031】図8はケージ13の切断図を示し、この第
2形態において、ケージ13は完全円筒に更に近い形態
に構成されている。ハウジング14およびそのモータの
回転方向で対峙する2つのばね18が図示されている。
これらのばねは、第1形態と同様に、棒15および16
と共にケージ13の溝内に収容される。この場合、ディ
スク31の移動手段は円筒状シエルセクタの形態のカム
60により形成され、その縁部は棒15および16を付
勢する。各側で遊び部61がカム60のケージ13に対
する所定角度の回転を可能にする。このカム60はケー
ジの内部から見た図9に詳細に示された1セットの溝6
2を有する。図9は図8に示されたカム60を回転して
示したものである。このセット溝62は図6の対称面A
に対して対称的である。セット溝62は貫通孔であって
も凹孔であってもよい。中心弓状部620はカム60の
回転軸の中心に位置決めされ、そのシエルセクタの厚み
を貫通する。この中心部620は鋭い傾斜部623およ
び624を介して中心部620へ連結された貫通孔を形
成しないブランチ621および622により両側へ延び
ている。中心部620の両端部から、上記カムの運動部
を形成しかつ中心部620と平行の2つの短部627お
よび628で終端する2つの略螺旋形貫通溝625およ
び626が延在する。傾斜部623および624の上部
は溝625および626と一致する。このセット溝62
へフィンガ63が係合し、フィンガ63はケージ13内
で半径方向へ延設され、かつフィンガ63を担持するフ
ランジ66と座の底部との間で可動片65内に収容され
たばね64上に取付けられている。フィンガ63は傾斜
部623および624にその端部が当接するようにして
カム60のシエルセクタへ侵入し、これらの傾斜部を慴
動する。軸方向可動片65はディスク31と反対側でダ
ンパ67、例えば車のサスペンション油圧緩衝材タイプ
のダンパを付勢する。ディスク31側で、可動片65は
ケージの前壁20を通過してディスク31上へスラスト
を付与するスラストフィンガ68で終端する。
【0032】第2形態の機能について図10を参照して
説明する。図10は巻上げ時にローラーブラインドへ加
わるトルクの変化を示す。トルクは縦座標に、巻上げ時
のローラーブラインドのエプロン(懸垂部)の長さを横
座標に示し、原点は完全巻出し位置に対応する。巻出し
位置から始まって、トルクは最高値Mまで増大する。こ
の曲線部はローラーブラインドの小板の漸次巻出しに対
応する。最大値は巻出された懸垂エプロンの位置に対応
する。続いてエプロンが巻上げられるにつれて、ローラ
ーブラインドの最後の小板がそのケーシングに当接する
前にトルクは完全巻上げ位置に対応する最少値に近づ
く。最後の小板が当接するときに、ローラーブラインド
上にモータによる牽引力が加わり、トルクは急激に増大
する。図8および9の図示手段は後述するように図示曲
線の勾配を変化させる利点を有する。
【0033】図8の図示位置において、ディスク31は
図2の場合と同様に左側に位置決めされ、かつその装置
は図10の曲線の原点に対応する休止位置、例えばロー
ラーブラインドの完全巻出し位置になる。第1に、図示
曲線の上昇部は、そのトルクによりカム60が連動する
に充分である場合に、トルクが徐々に増大し、カム60
は矢印F方向へ相対的ゆっくりと回転する。フィンガ6
3が部620の端部に到達すると、傾斜部624および
螺旋形部626へ同時に当接するが、傾斜部624の抵
抗はダンパの抵抗よりも大きく、フィンガ63は螺旋形
部に従って可動片65を後方へ連行する。そこで、ディ
スク31はばね36により後方へ押し戻され、かつ第1
形態の場合と同様に、レバー26がディスク31と共に
後方へ移動し、それにより非作動位置に付く。部628
はカム60およびハウジング14の回転を可能にする。
最高値Mに到達した後に、トルクは再び最少値へ向かっ
て低下するときに、カム60は初期位置へ復帰し、かつ
フィンガ63は貫通溝の中心部620へ復帰する。ロー
ラーブラインドの最後の小板が上限停止位置へ到達する
ときに、カム60はトルクの急激な増大の影響により急
激に回転する。ただし、ダンパ67の慣性により可動片
65は後退せず、フィンガ63は付勢されて傾斜部62
4上を慴動し、軸方向へ移動して貫通溝622へ侵入す
る。そのようにして、ディスク31は前進位置に保持さ
れ、かつレバー26が作動してスイッチ21を作動させ
る。
【0034】ディスク31がフィンガ63との係合によ
り他の方向において切欠き51へ位置決めされる場合、
上記セット溝の部625および621に対して同様のプ
ロセスを採る。この形態は、更に、巻上げ時にローラー
ブラインドの第1部の上昇の妨害を検出し、フィンガ6
3がトルクの急激な増大に続いて傾斜部624および6
23上を通過するようにする利点を有する。その場合、
ダンパ67は、事実上、ローラーブラインドが上限停止
位置に到達するときに同様に応動する。
【0035】更に、本装置はローラーブラインドが完了
する走行路と独立に作用し、従って、ローラーブライン
ドの長手と独立に作用する。ダンパ67はいずれの慣性
装置により置換されてもよく、例えば急激な作動を止め
るブレーキであってよい。スイッチを不能にする他の手
段はスイッチの作動レバーを係止する手段から成る。こ
の係止手段は、例えば第2形態において最初に使用され
た手段と同様手段であってよい。
【0036】図11は図2と同様の図であり、第1形態
から誘導できる係止装置を示す。不必要な反復を避ける
ために、図1と同様または大きな変更のない要素は同一
参照番号により示されている。図11によるケージ13
は、ねじ44および45の配置、およびこれらのねじの
軸移動に対抗するばね47および48の位置のみが図2
のケージと相違する。ねじ44および45は図2に図示
されたねじの位置に対して180°反転し、それにより
長い歯車41が同一方向へ回転するときに第1形態と反
対方向へすべり歯車42および43が移動する。図11
において、すべり歯車42および43が当接位置にない
ときに、ねじ44および45はばね47および48のス
ラスト下で前壁20を付勢する。ねじ44および45は
それぞれの係止フィンガ71および72により前壁20
から突設され、軸方向に平坦になった部で終端する。こ
のように、例えば歯車42が前壁へ当接する位置に達し
たときに、ねじ44がサポート12の方向へ移動してば
ね47を圧縮する。この移動により係止フィンガ71が
収縮する。
【0037】図2の場合と同様にディスク31が左側に
位置すると、右側のスイッチ21が再び上限停止スイッ
チになる。これらのスイッチは弾力的屈曲性を有するレ
バー73および74によりそれぞれ作動する。レバー7
3について検討すると、レバー73は圧縮運動するばね
732により相互から離隔保持された2つのアーム73
0および731を有する。
【0038】レバー74は、リミットストッパ38によ
り係止フィンガ72の軌道の外に保持され、それにより
第1形態の場合と同様に常時作動する。図11は休止位
置の装置を示し、ハウジング14は捩じり応力を受けな
い。そのようにして、スイッチ22はレバー74により
作動する。図11の図示位置において、すべり歯車42
は中間位置にあり、かつ係止フィンガ71はレバーのア
ーム731を抑止する。従って、トルクがその解除値を
越える、例えば最高値M(図10)に達する場合に、ば
ね732がアーム730の枢軸回転を吸収し、かつスイ
ッチ21が不作動になる。
【0039】すべり歯車42が前壁20に当接するとき
に、フィンガ71は収縮してアーム731を解除する。
トルクが再度増大するときに、レバー73は棒15のス
ラスト下でスイッチ21を作動させる。左側レバー74
は同様構成であり同様に作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動停止装置に適合するローラー
ブラインドの線図である。
【図2】ローラーブラインドの一部巻出し位置に対応す
る位置で示した本発明による自動停止装置の第1形態の
内部を示す切断部を有する斜視図である。
【図3】図2の装置の前端部の下からの斜視図である。
【図4】ローラーブラインドの巻上げ時の作動スイッチ
を作動位置で示した図2の装置の前端部の前面図であ
る。
【図5】図2の装置の前端部を上から見た図である。
【図6】左右いずれ側への取付けを目的とした、位置決
め前の中立位置における本発明による装置を示す図4と
同様の前面図である。
【図7】低点で電流が遮断された瞬間の図4の位置にお
ける装置の前面図である。
【図8】本発明による自動停止装置の第2形態の斜視図
である。
【図9】図8の詳細図である。
【図10】巻上げ時のトルクの変化を示すグラフであ
る。
【図11】本発明による自動停止装置の第3形態の斜視
図である。
【符号の説明】
1…ローラーブラインド 2…巻上げ管 3…カラー 4…モータ 5…ケーシング 6…制御箱 8…電力供給源 10…カラー 13…ケージ 14…ハウジング 15,16…棒(制御棒) 20…前壁 23…フィンガ 26,27…レバー(作動アーム) 31…ディスク 53,54…アーム 61…柱 64…小プレート 65,66…長孔 69,70…リミットストッパ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻上げ上昇位置において停止限界に達す
    るローラーブラインド等の巻上げ管(2)を駆動する管
    状電動モータの自動停止装置であって、前記自動停止装
    置は、前記上昇位置にローラーブラインドが到達するこ
    とによりトルクが増大するときに巻上げシャフトによっ
    て前記モータのハウジング(14)に加わるトルクに応
    動して前記モータへの電力供給を遮断する解除装置から
    成り、前記装置は巻上げ時に作動する単一スイッチ(2
    1または22)、および前記巻上げ管上に加わるトルク
    が解除トルクよりも大きいときに巻上げ時の少なくとも
    巻上げ段階で作動する前記スイッチを不能にする機械的
    手段(31,41から45;31,60から67;41
    から45,71,72)から成ることを特徴とする。
  2. 【請求項2】 巻上げ時に作動するスイッチを不能にす
    る前記機械的手段は巻上げ管(2)へ運動学的に連結さ
    れ、前記巻上げ管上に加わるトルクがその解除値よりも
    低い値へ低下しない範囲で巻上げ時に作動する前記スイ
    ッチを非作動位置に保持する機構(31,41から4
    5)により構成される、請求項1の自動停止装置。
  3. 【請求項3】 前記巻上げ管内において回転を固定して
    収容され、かつ前記巻上げ管の軸に平行の軸を有してい
    て前記巻上げ管に連動する長い歯車(41)を含むケー
    ジ(13)、および前記長い歯車と平行の軸を有し、か
    つ前記長い歯車と係合する周辺歯を具備したすべり歯車
    (42,43)を担持する少なくとも1つのねじ(4
    4,45)を含み、 前記ねじはばね(47,48)の押圧時に軸方向へ移動
    自在でありかつ前記すべり歯車の当接位置への到達時に
    移動し、前記ねじの軸移動によって巻上げ時に作動する
    前記スイッチを作動させる、請求項2の自動停止装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ(21,22)の作動のた
    めのレバー(26,27)、前記モータのハウジング
    (14)へ固定された制御棒(15,16)、および前
    記ケージと前記ハウジングとの相対的回転に対する較正
    ばね(18)を更に含む、請求項3の自動停止装置。
  5. 【請求項5】 巻上げ時に作動する前記スイッチ(21
    または2)を作動させる前記レバー(26または27)
    はスピンドル上を揺動かつ慴動するように取付けられ、
    揺動時に前記スイッチと接触しない非作動位置に前記レ
    バーを保持するばね(34,35)により軸方向へ付勢
    されて、前記スイッチを作動させるために前記ねじ(4
    4または45)の軸方向移動によって前記レバーを前記
    スイッチと対峙する位置へ運ぶ、請求項4の自動停止装
    置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ(21,22)を作動させ
    るレバー(73または74)は可撓性でありかつ前記ね
    じ(44または45)により作動する係止フィンガ(7
    1または72)により休止位置に係止されて、前記ねじ
    の軸方向移動によって前記スイッチの作動のために前記
    レバーを解除する、請求項4の自動停止装置。
  7. 【請求項7】 巻上げ時に作動する前記スイッチ(21
    または22)を不能にするための手段はカム(60)、
    およびトルクの漸次的増大と急激増大とを識別する慣性
    機構(67)により構成され、それによりトルクの漸次
    的増大時にのみ巻上げ時に作動する前記スイッチを不作
    動にする、請求項1の自動停止装置。
  8. 【請求項8】 巻上げ時に作動する前記スイッチを不作
    動にするための手段は前記モータのハウジング(14)
    へ連結された円筒状カム(60)であって、前記カムの
    軸の中心に位置する第1弓形部(620)と、その深さ
    が第1弓形部の深さよりも浅くかつ傾斜部(623,6
    24)により第1弓形部へ連結された直線状に延在する
    第1ブランチ(621,622)および略螺旋形の第2
    ブランチ(625,626)により形成されるブランチ
    部とを有するスイッチ形態の1セットの溝を有するカ
    ム、 軸移動自在であり、かつ半径方向へ弾性的に設置されて
    前記カムと相互作用する駆動フィンガ(63)を具備す
    る可動片(65)、および前記可動片の軸移動に抵抗す
    るダンパ(67)から成り、 トルクの漸次的増大によって前記フィンガが前記螺旋形
    部へ係合し、前記可動片が移動し、他方、トルクの急激
    な増大によって前記可動片を保持する前記ダンパの慣性
    により前記螺旋形部へ係合するのを阻止された前記フィ
    ンガが前記第2ブランチ(625,626)へ侵入しか
    つ前記傾斜部を通過し、それによりトルクの急激な増加
    を当接位置への到達時に検出する、請求項7の自動停止
    装置。
  9. 【請求項9】 左右いずれの側への設置を可能にするた
    めに、本装置は一対のスイッチ(21,22)、および
    前記ケージの軸に一致する軸(30)を中心に回転自在
    に設置されかつ前記軸(30)を通る面に対称の面
    (B)を有するディスク(31)へ固定されかつ角位置
    決めが可能なたシャフト(32,33)上で前記ケージ
    の軸に対称的に設置された一対の作動レバー(26,2
    7)を含み、それにより前記軸対称面(B)が前記ケー
    ジの軸対称面(A)に対して左右いずれの側へも傾斜
    し、選択された角位置へ前記ディスクを係止する手段
    (23,50,51)を更に含み、前記制御棒(15,
    16)および前記ばね(18)は前記ケージの軸対称面
    に対称的に設置されている、請求項5から8のいずれか
    1の自動停止装置。
  10. 【請求項10】 前記ディスク(31)はばね(36)
    の運動に対して軸方向へ移動自在である、請求項9の自
    動停止装置。
  11. 【請求項11】 ローラーブラインドの巻出し時に作動
    しかつ前記モータのハウジング上に加わるトルクが所定
    値より低下するときに作動する第2スイッチ(22また
    は21)を更に含む、請求項1の自動停止装置。
  12. 【請求項12】 前記スイッチ(21,22)のいずれ
    か一方は巻出し時に作動し、前記ケージの対称面(A)
    に対する前記ディスクの位置の傾斜によって前記両スイ
    ッチの作動に必要なトルクを変更し、最大トルクにより
    上限停止位置での停止を可能にする、請求項9または1
    1の自動停止装置。
  13. 【請求項13】 前記ケージ(13)は前記レバー(2
    6,27)の軸方向のリミットストッパを形成する突起
    (37,38)を有し、前記ディスクの非対称的位置決
    めによって、巻出し時に作動する停止スイッチのレバー
    (26または27)は前記突起のいずれか一方(37ま
    たは38)に当接し、それによりそのレバーは前記ディ
    スクから所定距離でそのスイッチに対峙して保持され、
    他方、巻上げ時に作動するスイッチのレバー(26また
    は27)は対応する突起から外れ、その結果としてその
    スイッチから軸方向へ外れて、前記ディスクにより作動
    位置へ押圧されない限り不作動になる、請求項12の自
    動停止装置。
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