JP4242466B2 - ローラーブラインド等の自動停止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻上げ位置で停止限界に到達するローラーブラインド等の巻上げ管を駆動する管状電動モータの自動停止装置に関し、ローラーブラインドの上昇位置への到達によりトルクが増大するときに電動モータへの電力供給を遮断するように巻上げシャフトにより電動モータのハウジング上に加わるトルクに応動する解除装置から成る。
【0002】
【従来の技術】
かかる装置はEP特許出願第 0703344号から既知である。この装置はローラーブラインドの各移動方向のために、トルクの増大に応動する機構により制御されるスイッチ、およびローラーブラインドが走行した走行路を測定する機構により制御されるスイッチから成る。巻上げ時に、ローラーブラインドのエプロンが懸垂される場合、ローラーブラインドによりモータに加わるトルクは一定範囲の巻上げの解除値よりも大きく、かつトルクに応じてスイッチは開放するが、終了走行路を測定する機構により制御されるスイッチにより遮断され、そのスイッチの接触が閉鎖する。第2段階に置いて、ローラーブラインドが上限停止位置に接近するときに、そのトルクは解除値よりも小さくなって対応するスイッチは再び閉鎖する。この後に、前記終了走行路測定機構はセットされ、そのスイッチを開放し、かつモータはトルクに応動してスイッチにより連続的に電力供給される。第3段階において、ローラーブラインドが上限停止位置に到達すると、モータに加わるトルクは停止限界でローラーブラインドを保持する結果として急激に増大し、かつ対応するスイッチは開放してモータを停止させる。下降時に、第3スイッチは、終了した走行路がローラーブラインドの全巻出しに対応する場合、モータへの電力供給を遮断するために終了走行路測定機構により制御される。このスイッチは、ローラーブラインドが障害物に遭遇する場合にモータを停止するために下降時に一定値を越えるトルクに応動する手段によって制御される第4スイッチに直列接続されている。この装置は中間値の過剰トルクの検出により上限停止位置でローラーブラインドを停止させる利点を有する。実際に、モータを停止させるために過剰トルクが検出のみが使用されるならば、この過剰トルクは、EP 0703344号の図1またはここに添付の図10に示された曲線から理解されるように、ローラーブラインドのエプロンの全部が懸垂する瞬間にはローラーブラインドの巻上げ時に生じる最大トルクよりも実質的に大きくなければならない。終了走行路測定機構により制御される第2遮断スイッチの使用は、曲線の最後の下部におけるトルクの変化のみを考慮すればよく、これは最高トルクの一部のみによりモータの信頼ある停止を可能にする。これは、上限停止位置への到達時に加わる過度の牽引によるローラーブラインドの劣化を解消する。
【0003】
しかしながら、この従来装置は2対のスイッチ、そしてあらゆる場合に終了走行路測定機構を必要とする。更に、この従来技術による形態において、対応スイッチによるトルクに応動する手段は巻上げ管の外側に設置され、終了走行路測定機構および対応するスイッチは巻上げ管の内側に設置されている。従って、全体として実質的に嵩高くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は従来技術による装置と同一原理によって機能するが、より一層単純化されかつコンパクトな装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明による、巻上げ上昇位置において停止限界に達するローラーブラインド等の巻上げ管を駆動する管状電動モータの自動停止装置は、前記上昇位置にローラーブラインドが到達することによりトルクが増大するときに巻上げシャフトによって前記モータのハウジングに加わるトルクに応動して前記モータへの電力供給を遮断する解除装置から成り、前記装置は巻上げ時に作動する単一スイッチ、および前記巻上げ管上に加わるトルクが解除トルクよりも大きいときに少なくとも巻上げ時の巻上げ段階に作動する前記スイッチを不能にする機械的手段から成ることを特徴とする。
【0006】
巻上げ時に作動するスイッチを不能にする前記機械的手段は巻上げ管へ運動学的に連結され、前記巻上げ管上に加わるトルクがその解除値よりも低い値へ低下しない範囲で巻上げ時に作動する前記スイッチを非作動位置に保持する機構により構成される。
本発明による自動停止装置は、更に、前記巻上げ管内に回転を拘束して収容され、かつ前記巻上げ管の軸に平行の軸を有していて前記巻上げ管に連動する長い歯車を含むケージ、および前記長い歯車と平行の軸を有し、かつ前記長い歯車と係合する周辺歯を具備したすべり歯車を担持する少なくとも1つのねじを含んでいて、前記ねじはばねの押圧時に軸方向へ移動自在でありかつ前記すべり歯車の当接位置への到達時に移動し、前記ねじの軸移動によって巻上げ時に作動する前記スイッチを作動させる構成であってよい。この場合、前記スイッチの作動のためのレバー、前記モータのハウジングへ回転自在に固定された制御棒、および前記ケージに対する前記ハウジングの相対的回転を較正するばねを含んでよい。
【0007】
巻上げ時に作動する前記スイッチを作動させる前記レバーはスピンドル上を揺動かつ慴動するように取付けられ、揺動時に前記スイッチと接触しない非作動位置に前記レバーを保持するばねにより軸方向へ付勢されて、前記スイッチを作動させるために前記ねじの軸方向移動によって前記レバーを前記スイッチと対峙する位置へ運ぶ構成であってよい。この上昇スイッチを作動させるレバーは可撓性でありかつ前記ねじにより作動する係止フィンガにより休止位置に係止されて、前記ねじの軸方向移動によって前記スイッチの作動のために前記レバーを解除する構成であってよい。
【0008】
本発明による自動停止装置において、巻上げ時に作動する前記スイッチを不能にするための手段はカム、およびトルクの漸次的増大と急激増大とを識別する慣性機構により構成されてよく、それによりトルクの漸次的増大時にのみ巻上げ時に作動する前記スイッチを不作動にする。
同様に、巻上げ時に作動する前記スイッチを不作動にするための手段は、前記モータのハウジングへ連結された円筒状カムであって、前記カムの軸の中心に位置する第1弓形部と、その深さが第1弓形部の深さよりも浅くかつ傾斜部により第1弓形部へ連結された直線状に延在する第1ブランチおよび略螺旋形の第2ブランチにより形成されるブランチ部とを有するスイッチ形態の1セットの溝を有するカム、軸移動自在でありかつ半径方向へ弾性的に設置されて前記カムと相互作用する駆動フィンガを具備する可動片、および前記可動片の軸移動に抵抗するダンパから成り、トルクの漸次的増大によって前記フィンガが前記螺旋形部へ係合し、前記可動片が移動し、他方、トルクの急激な増大によって前記可動片を保持する前記ダンパの慣性により前記螺旋形部へ係合するのを阻止された前記フィンガが前記第2ブランチへ侵入しかつ前記傾斜部を通過し、それによりトルクの急激な増加を当接位置への到達時に検出する構成であってよい。
【0009】
本発明による他の形態として、左右いずれの側への設置を可能にするために、本発明による自動停止装置は一対のスイッチ、および前記ケージの軸に一致する軸を中心に回転自在に設置されかつ前記軸を通る面に対称の面を有するディスクへ固定されかつ角位置決めが可能なたシャフト上で前記ケージの軸に対称的に設置された一対の作動レバーを含み、それにより前記ディスクの軸対称面が前記ケージの軸対称面に対して左右いずれの側へも傾斜し、かつ選択された角位置へ前記ディスクを係止する手段を更に含み、前記制御棒および前記ばねは前記ケージの軸対称面に対称的に設置されていてよい。 前記ディスクはばねの運動に対して軸方向へ移動自在である。
【0010】
本発明による自動停止装置は、ローラーブラインドの巻出し時に作動しかつ前記モータのハウジング上に加わるトルクが所定値より低下するときに作動する第2スイッチを更に含んでよい。2つのスイッチのいずれか一方は巻出し時に作動し、前記ケージの軸対称面に対する前記ディスクの位置の傾斜によって前記両スイッチの作動に必要なトルクを変更し、最大トルクにより上限停止位置での停止を可能にする構成であるのが望ましい。
【0011】
本発明の自動停止装置において、前記ケージは前記レバーの軸方向のリミットストッパを形成する2つの突起を有し、前記ディスクの非対称的位置決めによって、巻出し時に作動する停止スイッチのレバーは前記突起のいずれか一方に当接し、それによりそのレバーは前記ディスクから所定距離でそのスイッチに対峙して保持され、他方、巻上げ時に作動するスイッチのレバーは対応する突起から外れ、その結果としてそのスイッチから軸方向へ外れて、前記ディスクにより作動位置へ押圧されない限り不作動になる構成であるのが望ましい。
【0012】
本発明において、巻上げ時に作動するスイッチの中立化は付加的スイッチとスイッチ制御手段を必要とする方法である、シャンティングによるのではなく、スイッチの不能にする、即ち、スイッチの作動を不可能または作用を無効にする機械的手段により行う。
上記説明から明らかなように、本発明において、全構成要素は有利に巻上げ管内に収容される。
【0013】
巻上げ時に作動するスイッチの不能は種々の手段により達成できる。例えば、スイッチまたはスイッチ制御アームをオフセットする手段による。他の手段として、可撓性作動アーム、またはばねに連結された2部材を備えた1つのアームを使用してそのアームを収縮自在係止フィンガにより抑止、即ち、係止する手段がある。
【0014】
更に、スイッチまたはその制御レバーの移動、および収縮フィンガの制御も同様に種々の手段により達成できる。その一例は、それ自体は巻上げ管と連動駆動する歯車により駆動するすべり歯車を担持する軸移動自在のエンドレスねじから成り、フランス特許第241243号、同第2599524号、同第265463号または同第2679376号に記載された種々の端部−移動停止装置により既知である。
【0015】
他の制御手段はモータのハウジングへ固定された円筒状カムから成り、このカムはダンパにより反対方向へ移動する軸移動自在の制御部材へ固定されたフィンガと係合するスイッチの形態の溝を有し、前記ダンパの慣性はローラーブラインドの巻上げの最初の部分で遭遇するトルクの漸次的増大と上リッミットストッパとの遭遇によるトルクの急激な増大との識別を可能にし、それにより制御部材は、ローラーブラインドが概ねローラーブラインドのケーシングに対して上限停止位置に到達してトルクが急激に増大するときにスイッチを中立にするのではなく、むしろ制御部トルクの漸次的増大時にローラーブラインドの巻上げの最初の部分でそのスイッチを不能にするように移動する構成である。スイッチは、ローラーブラインドが完全巻出し位置にならないで、巻上げの第1段階、即ち、巻上げ管上に加わるトルクがその解除値よりも小さい場合に同様に作動する。
【0016】
第1スイッチと対称的に配設され、かつモータハウジング上に加わるトルクが所定値より低下する場合に作動するた第2スイッチによって、ローラーブラインドが完全に巻出されたときにモータを停止できる。
上限停止位置へのローラーブラインドの停止に必要なトルクは、一般的に、下限停止位置でのローラーブラインドの停止に必要なトルクよりも実質的に大きい。従って、本発明による自動停止装置は、巻上げまたは巻出しに対応する巻上げ管の回転方向に応じてローラーブラインドの一端部または他端部へ設置できるように、非対称性を採用する。好適形態として、本発明による自動停止装置は対称的に構成されるが、巻上げ管の左右いずれかの側へ極めて簡単な操作によって本装置を設置するための左右対称の設置を可能にする極めて簡単な手段を含む。この手段は、上述したように、角位置配向を可能にし、2つのスイッチの作動レバーを担持するディスクから成り、ディスクの角配向はモータハウジングの他方側よりも一方側での回転を大きくする、即ち、スイッチの作動に必要なトルクを決定する較正ばその圧縮力を他方側よりも一方側で大きくする必要がある場合に役立つ。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明による自動停止装置の実施形態を例示する添付図面を参照して説明する。
図1は、参考として、巻上げ管2上に巻上げられるローラーブラインド1を示し、この巻上げ管内にはモータ、特に歯付きモータ4が収容され、その出力は巻上げ管2を回転駆動するカラー3を駆動する。モータ4は図示されていないケーシングの端部を概ね構成し、巻上げ管および巻上げブラインドを保護する固定プレート5により支持されている。巻上げ管2の他端部は上記ケーシングの他のフランクへ固定された軸受けにより既知方法により支持される。モータ4はローラーブラインドの巻上げまたは巻出しを制御する、即ち、モータ4を一方向または他方向へ回転させるための2つのボタン9を有する制御箱6へワイヤ7により接続される。制御箱6は動力源8へ接続される。
【0018】
図2の自動停止装置は図2に一部が示された巻上げ管2内に設置されている。図2の巻上げ管2の端部にはカラー10が内部に固定され、カラー10の円滑部が巻上げ管の端部軸受けとして作用し、かつケーシング5のフランクへ固定されてモータ制御のための電力供給源に接続される電気コネクタを含むサポート12の一部を形成する円筒状サポート11を付勢する。サポート12には過剰トルクを検出する手段、および後述のスイッチを不能にする手段を含む概ね円筒状のケージが固定されている。このケージ13はハウジング14を弾性的に回転自在に保持する。この目的のために、ハウジング14はねじ17によりハウジング14の内壁へ固定されかつケージ13の溝内に収容された2つの長手方向の棒を制御棒として15および16を有する。これらの棒15および16、ならびに溝は巻上げ管2およびハウジング14の共通軸と平行であってこの共通軸に対称的に形成されている。ハウジング14は各棒15および16とケージ13との間に設置された4セットのV形ばね18によりケージ13のまわりに回転自在に保持され、各棒は2セットのばね間に保持される。ばねによる保持はばねのいずれか一方または両方のばねにより較正される。
【0019】
ケージ13の他方の端部は前壁20で終端している。この壁20上には2つのスイッチ21および22が固定され、スイッチ21および22は全体ユニットの軸であって前壁20の縁部の前方へ延在するフィンガ23の中心を通る軸を含む平面に対称的かつ平行に配置される。この対称面は参照面Aとして図6に示されている。スイッチ21および22は各々2つのアーム付きレバーまたは作動アーム26および27によりそれぞれ作動するプッシュボタン24および25を具備する。図示停止装置の延長線に設置される図示されていてないモータのそれぞれのスイッチへ電気接続するための2つの接続端子28および29が図4に示されている。
【0020】
前壁20はその中心にスイッチ21と22間に延在するケージ13の幾何学的軸に融合するヘッドを備えたスピンドル30を装備する。このスピンドル30を中心にディスク31が関節結合され、略半円形に広がって軸対称面Bを形成している。このディスク31はロッド32および33上で枢軸回転しかつ慴動するように取付けられたレバー26および27を担持する。これらのロッドの周りに取付けられた螺旋状コイルばね34および35は、これらのレバーをディスク31に対して押圧すると同時にスイッチのプッシュボタン24および25から所定間隔でレバーを保持するように圧縮作用と捩じり作用をする。同様に、前壁20に対してディスク31を保持するばね36がスピンドル30の周りに取付けられている。
【0021】
図3、4および6から理解されるように、前壁20は対称面Aに対して対称的に配置されたカラー形態の2つの突起37および38を有する。突起37および38はリッミトストッパを形成し、対称面Aに対するディスク31の対称面Bの右側または左側へ傾斜する角位置に対応して、レバー26または27の一方または他方に当接する。図2から5、特に図5から明らかなように、レバー27は、ディスク31から軸方向に距離をおいて保持されかつスイッチ22のプッシュボタン25と対峙するように、リミットストッパ38に当接している。レバー26は、これと反対に、リミットストッパ37の範囲外にあって、ばね34によりディスク31へ押し付けられている。この位置において、その振揺はスイッチのプッシュボタン24になんら作用しない。
【0022】
理解されるように、モータのハウジング14の一方向またはその反対方向への回転は棒15および16によるレバー26および27の一方を連行する作用をする。レバー26および27は、このようにして、それぞれ、巻上げ管によりモータ上に働くトルクが一定値を越え、かつ他の一定値未満になるときに作動する。カラー10は、ケージ13においてケージ13の軸に平行にその全長にわたって垂直方向に延在する長い歯車41の端部上に形成または固定された歯車40を駆動する内歯39を具備する。この長い歯車41は、回転時に、ねじ44および45上のナットのごとき2つのすべり歯車42および43とそれぞれ係合する。これらのねじは回転時に不動であって一定の軸方向の自由度を有するが、押圧ばね47および48によりそれぞれケージのフレーム19内の座46の底に保持される。ねじ44および45は前壁20を通過することのできる端部を有する。図2および4に示されたように、前壁20内の孔49はねじ44の前壁20への通過を可能にしてディスク31上へのスラスト付与を可能にする。巻上げ管の回転時に、すべり歯車42および43はこれらのねじ上を移動し、かつケージのフレーム19と当接する歯車はその支持ねじをディスク31へ向けて軸方向へ前進させて、対応するねじを圧縮する。
【0023】
前記長い歯車とすべり歯車のこの機構はそれ自体ローラーブラインド用の端部走行停止装置の分野において周知であり、リミットストッパへのすべり歯車の到達は走行スイッチの端部を直接的または間接的に作動させる。停止点はその支持ねじの回転により調整される。かかる装置は、例えば、フランス特許第2559524号、同第2656463号、同第2679376号および同第2688022号に記載されている。
【0024】
上記説明から理解されるように、すべり歯車42のリミットストッパへの到達はねじ44を軸方向へ移動させる働きをし、このねじはディスク31を前方へ押し出し、順次、レバー26が連動し、それによりレバーはスイッチ21のプッシュボタン24の対向位置に着く。すべり歯車42の当接位置への到達時には、この瞬間にローラーブラインドによる巻上げ管上へ加わるトルクが低下して(図10)、その解除値よりも小さくなるように設定されなければならない。換言すれば、事実上、ローラーブラインドが上限停止位置へ相当に接近する位置で、ローラーブラインドのエプロンにより巻上げ管上へ加わるトルクが低くなり、いずれの場合にも、レバー26を作動させるに不十分であるように設定すべきである。この位置において、ローラーブラインドがその上限停止位置に到達すると直ちに、トルクが急激に大きくなって、ハウジング14はばね18を圧縮する。そこで、棒15がレバー26を作動させ、続いてスイッチ21を開放する。すべり歯車42が当接位置に到達しなければレバー26は不能になり、このすべり歯車の当接位置への到達によりレバーは作動位置に付く。
【0025】
図示装置は更に上記モータと共に窓開口部の左右のいずれ側へも設置できる利点を有する。換言すれば、2つのスイッチは高点または低点のいずれでも同様に停止させることができる。この利点は、図2から4に図示された構造的特徴により達成できるが、更に図6を参照して以下に説明する。
ディスク31は図6においてケージ13の対称面Aと一致する軸対称面Bを有する。ディスク31の対称面の各側はその周辺の上部において対称面Bに対して例えば5°の角度で対称的に配置された2つの切欠き50および51を有する。
【0026】
完成装置は、図6に示された中立位置で組立業者へ供給される。この位置において、この装置の前面上に見られる全構成要素は対称面Aに対して対称的に配置される。即ち、スイッチ21および22を作動させるレバー26および27と同様に配設される。ディスク31は切欠き50と51との間に固定されたフィンガ723の端部と当接する。このようにして、ディスク31は前方に保持され、それぞれのスイッチの各レバー26および27はリミットストッパ37および38の前方に保持される。この位置から、組立業者はディスク31の僅かな左または右への回転により『左側』または『右側』装置を形成することができる。ディスク31が左へ回転する場合には、フィンガ23は図2から5に示されたように切欠き50へ係止し、かつ図2から5に示された位置が形成される。この位置において、図6に図示されたような棒15の当接位置を考慮して、レバー26の作動に必要な棒15の走行量は中立位置に対して大きく、このことはスイッチ21を作動させるためにより大きいトルクが巻上げ管に付与されなければならないことを意味する。このトルクは上限停止位置での停止に相当する。他方、レバー27は棒16へ向かって移動し、スイッチ22の作動に必要な棒16の走行量は小さい。このことは、スイッチ22を作動させるためには相対的により小さいトルクで充分であることを意味し、スイッチ22は低点停止スイッチであってよい。従って、スイッチ22はハウジング14にトルクを加えることなく永久的に作動する。
【0027】
モータ設置場所に関して、停止装置と同様に、スイッチ22が高点停止スイッチとして機能する場合、操作前に組立業者はディスク31を反対方向(図面上、時計方向)へ回転させ、それによりフィンガ23が切欠き51へ係止する。レバー27をその作動アーム16から移動させ、かつレバー26をその作動アーム15の方向へ移動させる。この位置決め時に、図2から5のレバー27の場合と同様に、ディスク31は前壁20に対してばね36により押し戻され、かつこの回転時に下降したレバーはそのリミットストッパ37または38と対峙し、このリミットストッパにより保持される。
【0028】
上限停止位置への到達により電流が遮断されときの装置の位置は図4に示されている。
本装置の低点における電流遮断位置は図7に示されている。矢印方向への棒16の移動は、例えば、最大トルクの約10%のトルク低下に相当し、ハウジング14を休止位置へ戻し、レバー27を揺動しかつスイッチ22を作動させるに充分である。ローラーブラインドの巻出し小板の全てが積み重ねられたときにのみ事実上このトルク値に達する。従って、このトルクは小さい。同様に、ローラーブラインドが巻出し時に障害物に遭遇する場合には巻出しを完了する前にかかるトルク値になる。従って、この停止装置はローラーブラインドの下降時に障害物に遭遇する場合にローラーブラインドを停止させる。
【0029】
上記スイッチのいずれか一方が高点スイッチとして機能するか否かにより、すべり歯車42および43のいずれか一方を使用してそのリミットストッパの領域において高点で到達するようにできる。
当然ながら、左右のいずれの側への位置決めの可能性を喪失させることが可能である。同様に、単純化された形態において、本装置は単一ねじ、単一すべり歯車を上記高点ストッパとして使用し、上記低点ストッパは上述の揺動レバーにより作動させることができる。
【0030】
上記低点ストッパは、同様に、第2スイッチ上で第2すべり歯車の直接運動、即ち、巻上げ管上に加わるトルクの介在なしで、形成されてよい。
次に、本発明の第2形態について図8から10を参照して説明する。
第2形態は、ディスク31の移動手段が第1形態と相違する。この移動手段の一部を形成しない構成要素は、形状の小さな相違はあるが、第1および第2形態と共通する。反復を避けるために、両形態に共通する要素は同一参照番号により示されている。形態の大きな相違は、カラー10が図8において歯車を駆動する必要がないことにより歯を有しない点、ケージ13が移動手段を含むことのできる形態である点、ディスク31が第1形態よりも大きく面取りされている点である。
【0031】
図8はケージ13の切断図を示し、この第2形態において、ケージ13は完全円筒に更に近い形態に構成されている。ハウジング14およびそのモータの回転方向で対峙する2つのばね18が図示されている。これらのばねは、第1形態と同様に、棒15および16と共にケージ13の溝内に収容される。
この場合、ディスク31の移動手段は円筒状シエルセクタの形態のカム60により形成され、その縁部は棒15および16を付勢する。各側で遊び部61がカム60のケージ13に対する所定角度の回転を可能にする。このカム60はケージの内部から見た図9に詳細に示された1セットの溝62を有する。図9は図8に示されたカム60を回転して示したものである。このセット溝62は図6の対称面Aに対して対称的である。セット溝62は貫通孔であっても凹孔であってもよい。中心弓状部620はカム60の回転軸の中心に位置決めされ、そのシエルセクタの厚みを貫通する。この中心部620は鋭い傾斜部623および624を介して中心部620へ連結された貫通孔を形成しないブランチ621および622により両側へ延びている。中心部620の両端部から、上記カムの運動部を形成しかつ中心部620と平行の2つの短部627および628で終端する2つの略螺旋形貫通溝625および626が延在する。傾斜部623および624の上部は溝625および626と一致する。このセット溝62へフィンガ63が係合し、フィンガ63はケージ13内で半径方向へ延設され、かつフィンガ63を担持するフランジ66と座の底部との間で可動片65内に収容されたばね64上に取付けられている。フィンガ63は傾斜部623および624にその端部が当接するようにしてカム60のシエルセクタへ侵入し、これらの傾斜部を慴動する。軸方向可動片65はディスク31と反対側でダンパ67、例えば車のサスペンション油圧緩衝材タイプのダンパを付勢する。ディスク31側で、可動片65はケージの前壁20を通過してディスク31上へスラストを付与するスラストフィンガ68で終端する。
【0032】
第2形態の機能について図10を参照して説明する。図10は巻上げ時にローラーブラインドへ加わるトルクの変化を示す。トルクは縦座標に、巻上げ時のローラーブラインドのエプロン(懸垂部)の長さを横座標に示し、原点は完全巻出し位置に対応する。
巻出し位置から始まって、トルクは最高値Mまで増大する。この曲線部はローラーブラインドの小板の漸次巻出しに対応する。最大値は巻出された懸垂エプロンの位置に対応する。続いてエプロンが巻上げられるにつれて、ローラーブラインドの最後の小板がそのケーシングに当接する前にトルクは完全巻上げ位置に対応する最少値に近づく。最後の小板が当接するときに、ローラーブラインド上にモータによる牽引力が加わり、トルクは急激に増大する。図8および9の図示手段は後述するように図示曲線の勾配を変化させる利点を有する。
【0033】
図8の図示位置において、ディスク31は図2の場合と同様に左側に位置決めされ、かつその装置は図10の曲線の原点に対応する休止位置、例えばローラーブラインドの完全巻出し位置になる。第1に、図示曲線の上昇部は、そのトルクによりカム60が連動するに充分である場合に、トルクが徐々に増大し、カム60は矢印F方向へ相対的ゆっくりと回転する。フィンガ63が部620の端部に到達すると、傾斜部624および螺旋形部626へ同時に当接するが、傾斜部624の抵抗はダンパの抵抗よりも大きく、フィンガ63は螺旋形部に従って可動片65を後方へ連行する。そこで、ディスク31はばね36により後方へ押し戻され、かつ第1形態の場合と同様に、レバー26がディスク31と共に後方へ移動し、それにより非作動位置に付く。部628はカム60およびハウジング14の回転を可能にする。最高値Mに到達した後に、トルクは再び最少値へ向かって低下するときに、カム60は初期位置へ復帰し、かつフィンガ63は貫通溝の中心部620へ復帰する。ローラーブラインドの最後の小板が上限停止位置へ到達するときに、カム60はトルクの急激な増大の影響により急激に回転する。ただし、ダンパ67の慣性により可動片65は後退せず、フィンガ63は付勢されて傾斜部624上を慴動し、軸方向へ移動して貫通溝622へ侵入する。そのようにして、ディスク31は前進位置に保持され、かつレバー26が作動してスイッチ21を作動させる。
【0034】
ディスク31がフィンガ63との係合により他の方向において切欠き51へ位置決めされる場合、上記セット溝の部625および621に対して同様のプロセスを採る。
この形態は、更に、巻上げ時にローラーブラインドの第1部の上昇の妨害を検出し、フィンガ63がトルクの急激な増大に続いて傾斜部624および623上を通過するようにする利点を有する。その場合、ダンパ67は、事実上、ローラーブラインドが上限停止位置に到達するときに同様に応動する。
【0035】
更に、本装置はローラーブラインドが完了する走行路と独立に作用し、従って、ローラーブラインドの長手と独立に作用する。
ダンパ67はいずれの慣性装置により置換されてもよく、例えば急激な作動を止めるブレーキであってよい。
スイッチを不能にする他の手段はスイッチの作動レバーを係止する手段から成る。この係止手段は、例えば第2形態において最初に使用された手段と同様手段であってよい。
【0036】
図11は図2と同様の図であり、第1形態から誘導できる係止装置を示す。不必要な反復を避けるために、図1と同様または大きな変更のない要素は同一参照番号により示されている。
図11によるケージ13は、ねじ44および45の配置、およびこれらのねじの軸移動に対抗するばね47および48の位置のみが図2のケージと相違する。ねじ44および45は図2に図示されたねじの位置に対して180°反転し、それにより長い歯車41が同一方向へ回転するときに第1形態と反対方向へすべり歯車42および43が移動する。図11において、すべり歯車42および43が当接位置にないときに、ねじ44および45はばね47および48のスラスト下で前壁20を付勢する。ねじ44および45はそれぞれの係止フィンガ71および72により前壁20から突設され、軸方向に平坦になった部で終端する。このように、例えば歯車42が前壁へ当接する位置に達したときに、ねじ44がサポート12の方向へ移動してばね47を圧縮する。この移動により係止フィンガ71が収縮する。
【0037】
図2の場合と同様にディスク31が左側に位置すると、右側のスイッチ21が再び上限停止スイッチになる。これらのスイッチは弾力的屈曲性を有するレバー73および74によりそれぞれ作動する。レバー73について検討すると、レバー73は圧縮運動するばね732により相互から離隔保持された2つのアーム730および731を有する。
【0038】
レバー74は、リミットストッパ38により係止フィンガ72の軌道の外に保持され、それにより第1形態の場合と同様に常時作動する。図11は休止位置の装置を示し、ハウジング14は捩じり応力を受けない。そのようにして、スイッチ22はレバー74により作動する。
図11の図示位置において、すべり歯車42は中間位置にあり、かつ係止フィンガ71はレバーのアーム731を抑止する。従って、トルクがその解除値を越える、例えば最高値M(図10)に達する場合に、ばね732がアーム730の枢軸回転を吸収し、かつスイッチ21が不作動になる。
【0039】
すべり歯車42が前壁20に当接するときに、フィンガ71は収縮してアーム731を解除する。トルクが再度増大するときに、レバー73は棒15のスラスト下でスイッチ21を作動させる。左側レバー74は同様構成であり同様に作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動停止装置に適合するローラーブラインドの線図である。
【図2】ローラーブラインドの一部巻出し位置に対応する位置で示した本発明による自動停止装置の第1形態の内部を示す切断部を有する斜視図である。
【図3】図2の装置の前端部の下からの斜視図である。
【図4】ローラーブラインドの巻上げ時の作動スイッチを作動位置で示した図2の装置の前端部の前面図である。
【図5】図2の装置の前端部を上から見た図である。
【図6】左右いずれ側への取付けを目的とした、位置決め前の中立位置における本発明による装置を示す図4と同様の前面図である。
【図7】低点で電流が遮断された瞬間の図4の位置における装置の前面図である。
【図8】本発明による自動停止装置の第2形態の斜視図である。
【図9】図8の詳細図である。
【図10】巻上げ時のトルクの変化を示すグラフである。
【図11】本発明による自動停止装置の第3形態の斜視図である。
【符号の説明】
1…ローラーブラインド
2…巻上げ管
3…カラー
4…モータ
5…ケーシング
6…制御箱
8…電力供給源
10…カラー
13…ケージ
14…ハウジング
15,16…棒(制御棒)
20…前壁
23…フィンガ
26,27…レバー(作動アーム)
31…ディスク
53,54…アーム
61…柱
64…小プレート
65,66…長孔
69,70…リミットストッパ
Claims (13)
- 巻上げ上昇位置において停止限界に達するローラーブラインド等の巻上げシャフト(2)を駆動する管状電動モータの自動停止装置であって、
前記自動停止装置は、前記上昇位置にローラーブラインドが到達することによりトルクが増大するときに前記巻上げシャフトによって前記モータのハウジング(14)に加わるトルクに応動して前記モータへの電力供給を遮断する解除装置から成り、
前記解除装置は、前記モータへの電力供給を遮断し巻上げ段階で機能する単一のスイッチ(21または22)と、
少なくとも、巻上げ段階で前記巻上げシャフト上に加わるトルクが解除トルク値よりも大きい場合に、巻上げ段階で機能する前記スイッチを、非作動にするための機械的手段と(31,41から45;31,60から67;41から45,71,72)、
から成ることを特徴とする管状電動モータの自動停止装置。 - 巻上げ段階で機能する前記スイッチを非作動にする前記機械的手段は巻上げシャフト(2)へ機械的に連結され、
前記巻上げシャフト上に加わるトルクが、前記解除トルク値よりも低い所定値まで低下しない範囲において、巻上げ段階で機能する前記スイッチを非作動に保持する機構(31,41から45)により構成される、請求項1の自動停止装置。 - 前記巻上げシャフト内において回転不能に収容され、かつ前記巻上げシャフトの軸に平行の軸を有していて前記巻上げシャフトに連動する長い歯車(41)を含むケージ(13)、および前記長い歯車と平行の軸を有し、かつ前記長い歯車と係合する周辺歯を具備したすべり歯車(42,43)を担持する少なくとも1つのねじ(44,45)を含み、前記ねじは、ばね(47,48)に押圧されて軸方向へ移動自在であり、かつ、前記すべり歯車の到達によって移動し、前記ねじの軸移動に起因して、巻上げ段階で機能する前記スイッチが作動される、請求項2の自動停止装置。
- 前記スイッチ(21,22)の作動のためのレバー(26,27)、前記モータのハウジング(14)へ固定された制御棒(15,16)、および前記ケージと前記ハウジングとの相対的回転に対する較正ばね(18)を更に含む、請求項3の自動停止装置。
- 巻上げ段階で機能する前記スイッチ(21または22)を作動させる前記レバー(26または27)は、ロッド(32または33)上を揺動かつ摺動するように取付けられ、揺動しても前記スイッチと接触しない非作動位置に前記レバーを保持するばね(34,35)により軸方向へ付勢されており、
前記ねじ(44または45)を軸方向に移動することにより、前記スイッチを作動させるために前記レバーを前記スイッチと対峙する位置へ運ぶ、請求項4の自動停止装置。 - 前記スイッチ(21,22)を作動させるレバー(73または74)は可撓性であり、かつ前記ねじ(44または45)により作動する係止フィンガ(71または72)により休止位置に係止されて、前記ねじの軸方向移動によって前記スイッチの作動のために前記レバーを解除する、請求項4の自動停止装置。
- 巻上げ段階で機能する前記スイッチ(21または22)を非作動にするための前記機械的手段はカム(60)、およびトルクの漸次的増大と急激増大とを識別して急激な作動を止めるダンパー(67)により構成され、それによりトルクの漸次的増大時にのみ、巻上げ段階で機能する前記スイッチを非作動にする、請求項1の自動停止装置。
- 巻上げ段階で機能する前記スイッチを非作動にするための前記機械的手段は、前記モータのハウジング(14)へ連結された円筒状カム(60)であって、前記カムの軸の中心に位置する第1弓形部(620)と、その深さが第1弓形部の深さよりも浅くかつ傾斜部(623,624)により第1弓形部へ連結された直線状に延在する第1ブランチ(621,622)および螺旋形の第2ブランチ(625,626)により形成されるブランチ部とを有する1セットの溝を有するカム、軸移動自在であり、かつ半径方向へ弾性的に設置されて前記カムと相互作用する駆動フィンガ(63)を具備する可動片(65)、および前記可動片の軸移動に抵抗するダンパ(67)から成り、トルクが漸次的に増大したときには前記フィンガが前記第2ブランチへ係合し、前記可動片が移動し、他方、トルクが急激な増大したときには前記可動片を保持する前記ダンパの慣性によって前記第2ブランチへの係合を阻止された前記フィンガが、前記傾斜部を通過して前記第1ブランチ(621,622)へ侵入し、それによりトルクの急激な増加を巻上げ上昇位置への到達時に検出する、請求項7の自動停止装置。
- 左右いずれの側へも設置を可能にするために、前記装置は、一対のスイッチ(21,22)と、一対の作動レバー(26,27)とを具備しており、
該作動レバーは、前記円筒状ケージの軸に関して対称的に、ディスク(31)に固定されたロッド(32,33)に設置されており、
該ディスク(31)は、前記ケージの軸に一致する軸(30)を中心に回転するように設置され、かつ、前記軸(30)を通る対称面(B)を有しており、かつ、傾斜して位置決めすることが可能であって、
その結果、前記対称面(B)が、円筒状ケージの対称面(A)や、選択された角度位置へ前記ディスクを係止する手段(23,50,51)や、対称的に設置された前記制御棒(15,16)や、前記較正ばね(18)に対して左右いずれの側へも傾斜できるように構成され、前記ディスクを係止する手段(23,50,51)は、前記円筒状ケージの一端の前壁(20)と前記ディスクの間に設けられた、請求項5又は6の自動停止装置。 - 前記ディスク(31)はばね(36)の作用に抗して軸方向へ移動自在である、請求項9の自動停止装置。
- ローラーブラインドの巻出し段階で機能しかつ前記モータのハウジング上に加わるトルクが所定値より低下するときに作動する第2スイッチ(22または21)を更に含む、請求項1の自動停止装置。
- ローラーブラインドの巻出し段階で機能しかつ前記モータのハウジング上に加わるトルクが所定値より低下するときに作動する第2スイッチ(22または21)を更に含み、前記ケージの対称面(A)に対する前記ディスクの位置の傾斜によって前記一対のスイッチの作動に必要なトルクを変更することにより、最大トルクにより上限停止位置での停止を可能にする、請求項9の自動停止装置。
- 前記ケージ(13)は前記レバー(26,27)の軸方向のリミットストッパを形成する突起(37,38)を有し、前記ディスクを傾斜して取り付けることによって、巻出し段階で機能するスイッチのレバー(27)は前記1つの突起(38)に当接し、それにより前記レバーは前記ディスクから所定距離で前記スイッチに対向して保持され、他方、巻上げ段階で機能するスイッチのレバー(26)は対応する突起から外れ、その結果として前記スイッチから軸方向へ外れて、前記スイッチが、前記ディスクにより作動位置へ押圧されない限り不作動になる、請求項12の自動停止装置。
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