JPS6235541B2 - - Google Patents

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JPS6235541B2
JPS6235541B2 JP56073142A JP7314281A JPS6235541B2 JP S6235541 B2 JPS6235541 B2 JP S6235541B2 JP 56073142 A JP56073142 A JP 56073142A JP 7314281 A JP7314281 A JP 7314281A JP S6235541 B2 JPS6235541 B2 JP S6235541B2
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JP
Japan
Prior art keywords
control rod
shift
signal
transmission
gear
Prior art date
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Application number
JP56073142A
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English (en)
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JPS57190153A (en
Inventor
Shunichi Tsuyama
Mitsuru Nagaoka
Shizuo Tsunoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Shin Ltd
Matsuda KK
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Matsuda KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Matsuda KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
Priority to JP7314281A priority Critical patent/JPS57190153A/ja
Publication of JPS57190153A publication Critical patent/JPS57190153A/ja
Publication of JPS6235541B2 publication Critical patent/JPS6235541B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/26Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
    • F16H61/28Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
    • F16H61/32Electric motors actuators or related electrical control means therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に歯車変速機の変速操作用アク
チユエータに関し、特に自動車用変速装置、のコ
ントロールロツド操作用アクチユエータに関す
る。
自動車の歯車変速機の変速装置においては、一
般的にフロアー設置型シフトレバーあるいはステ
アリングコラム設置型シフトレバーによる手動操
作でコントロールロツドを操作しその変速を行な
つている。
上記シフトレバーは、フロアー設置型にしろあ
るいはステアリングコラム設置型にしろ何れの場
合であつても、変速操作するためにはシフトレバ
ーのノブをかなりの距離に渡つてかつ複雑な操作
で移動する必要があり、したがつて変速操作時間
もそれに応じて長くなり、瞬間的若しくは極めて
短時間に変速操作を完了することは不可能であ
る。
本発明は、上記問題点を解決しようとするた
め、あるいは歯車変速機の自動変速を可能とする
ため上記した自動車あるいはその他各種装置に用
いられているコントロールロツド採用型の歯車変
速機の変速装置において、極めて短時間に変速操
作を行うことができるとともに構造的にも比較的
簡単である新規な変速操作用アクチユエータをこ
こに提供するものである。
本発明に係る変速操作用アクチユエータは、軸
心方向に移動する複数本のシフトロツドと、回転
かつ軸心方向に移動可能なコントロールロツドと
を備え、該コントロールロツドを回転方向に移動
させることにより上記シフトロツドを選択するセ
レクト動作及び、該コントロールロツドを軸心方
向に移動させることにより選択したシフトロツド
を軸心方向に移動するシフト動作を行なつて変速
ギヤーの噛合いを切換えるようにした歯車変速機
に採用される変速操作用アクチユエータにおい
て、第1可逆モータと、該第1可逆モータの出力
を第1伝達部から緩衝伝達手段を介して第2伝達
部に伝達するとともに第2伝達部によりコントロ
ールロツドを軸心方向に移動させるシフト動作用
の第1出力機構と、第2可逆モータと、該第2可
逆モータの出力を第1伝達部から緩衝伝達手段を
介して第2伝達部に伝達するとともに第2伝達部
によりコントロールロツドを軸回りに回転させる
セレクト動作用の第2出力機構と、コントロール
ロツドの回転位置を検出するコントロールロツド
回転位置検出センサーと;コントロールロツドの
軸心方向の位置を検出するコントロールロツド軸
心方向位置検出センサーと;変速位置に対応する
操作信号を発生する信号発生回路と;上記両位置
検出センサーの両信号と該信号発生回路の信号を
比較して不一致のとき上記第1出力機構を作動さ
せてコントロールロツドを中立位置に移動させる
第1比較手段と、該第1比較手段による作動後コ
ントロールロツド回転位置検出手段の信号と信号
発生回路の信号とを比較して不一致のとき上記第
2出力機構を作動させてコントロールロツドをセ
レクト動作させる第2比較手段と、該第2比較手
段による動作後コントロールロツド軸方向位置検
出センサーの信号と信号発生回路の信号とを比較
して不一致のとき上記第1出力機構を作動させて
コントロールロツドをシフト動作させる第3比較
手段とから成る演算回路と;で構成された制御装
置とを備え、信号発生回路の信号に応じてコント
ロールロツドをシフト動作、セレクト動作し、シ
フトロツドを介して変速ギヤーの噛合いを切換え
るようにしたことを特徴としている。
以下に、図示の自動車用変速装置に関する実施
例について本発明を具体的に説明する。
第1図に示すように、コントロールロツド操作
用アクチユエータAは変速装置のハウジング31
に対して、従来フロアー設置型シフトレバーが設
けられていた位置に設置しており、その下部の部
材3,4等にコントロールロツド20の一端を連
結している。そしてまた、このコントロールロツ
ド20の他端は歯車変速機の変速ギヤーの噛合い
を切換えるシフト方向をそれぞれ有する3本のシ
フトロツド13a,13b,13cの端部に連結
している。
上記コントロールロツド20および3本のシフ
トロツド13a,13b,13cの構成は従来の
ものと変るところはない。すなわち、コントロー
ルロツド20は、ハウジング31内に回転可かつ
軸心方向移動自在に支持されており、上記他端に
は、第2図に示すように、下方に突出した係合突
起19を有している。一方、3本のシフトロツド
13a,13b,13cは互いに平行にかつ夫々
軸心方向移動自在にハウジング31内に収納され
ており、その各端部は、上記係合突起19と協働
する係合部32a,32b,32cを有してい
る。しかして、コントロールロツド20およびそ
の係合突起19が第2図の状態(ニユートラル状
態)にあつてかつアクチユエータAによりコント
ロールロツド20が軸心方向前後に駆動されると
シフトロツド13bが前後に駆動され、サード又
はトツプの変速操作が行なわれる。また、コント
ロールロツド20を図中矢印X方向に回転せしめ
てその係合突起19をシフトロツド13aの係合
部32aに係合せしめた後に、コントロールロツ
ド20が軸心方向前後に駆動されるとシフトロツ
ド13aが前後に駆動され、オーバトツプ又はバ
ツクの変速操作が行なわれる。同様に、係合突起
19をシフトロツド13cの係合部32cに係合
せしめて該シフトロツド13cを前後に駆動すれ
ば、ロー又はセカンドの変速を行なうことができ
る。
上記アクチユエータAの詳細構造は第3図以下
に示しているが、このアクチユエータAは、大別
して、上記コントロールロツド20を軸心方向に
移動させるための出力機構(第1出力機構)と、
コントロールロツド20を回転させるための出力
機構(第2出力機構)並びに上記各機構を制御す
るための制御装置より構成している。上記第1出
力機構と第2出力機構並びに制御装置の一部は、
アクチユエータAのケーシング1の内外に組む込
んでいる。このケーシング1は、第1図に示すよ
うに、変速装置のハウジング31の所定位置に固
定されている。以下に、第1出力機構、第2出力
機構並びに制御装置について項目別に順次説明す
る。
第1出力機構 第4図によく示すように、ケーシング1の側壁
の外側に、コントロールロツド20を軸心方向前
後に駆動する駆動源としての第1可逆モータであ
るギヤードモータ56を装着している。該ギヤー
ドモータ56は可逆回転可能で、その出力軸35
はケーシング1内に突出しており、その外周には
ベベルギヤー48を有している。
ケーシング1の略中央部には縦方向にカムシヤ
フト8を回転自在に装着している。このカムシヤ
フト8はケーシング1の底壁1aを下方に貫通し
ていて、その下部外周にフランジ9が固定されて
いる。このフランジ9はケーシング1の底壁1a
の内面にスラストワツシヤ26を介して回転自在
に接してカムシヤフト8を支持している。
上記カムシヤフト8の上部外周にはベアリング
ブツシユ15およびソリツドベアリング16を介
してスリーブ状のギヤーホルダー14をカムシヤ
フト8に対して回転自在に装着している。このギ
ヤーホルダー14の上部外周にはベアリングブツ
シユ42を介して支持板41を設けている。この
支持板41はケーシング1の内壁に支持されてい
る。
上記ギヤーホルダー14は、前記ベベルギヤー
48と噛み合う相方のベベルギヤー18を保持す
るためのものであつて、その下端に、外周に歯3
3aを有する円板部33を備えていて、この円板
部33上に上記ベベルギヤー18を支持してい
る。したがつて、モータ56の出力軸35が回転
すると、ギヤーホルダー14がベベルギヤー48
および18を介してカムシヤフト8に対して回転
する。
ギヤーホルダー14の回転すなわち、モータ5
6の出力伝達経路においてギヤーホルダー14以
前の前半伝達部(第1伝達部)よりの動力をカム
シヤフト8以下の後半伝達部(第2伝達部)に伝
達するために、上記円板部33と前記フランジ9
間に緩衝機能を備えた緩衝伝達手段を設けてい
る。この緩衝伝達手段は次の如き構造になつてい
る。
すなわち、第4,12,13図に示すように、
カムシヤフト8の周囲にアクシヨンスプリング1
0を介在せしめるとともに、前記フランジ9上に
数枚のアジヤストワツシヤ85を積層し設置して
いる。上記スプリング10は、このアジヤストワ
ツシヤ85と円板部33間に圧縮状態で保持され
る。スプリング10の圧縮の程度はアジヤストワ
ツシヤの枚数で調整される。スプリング10の上
端12および下端11は夫々側方に延在してお
り、円板部33の下面に突設したストツパー59
およびフランジ9の上面に突設したストツパー5
7に係合している。モータ56の出力軸35が中
立回転位置にあるときつまりギヤーホルダー14
が中立回転位置にあるときは、第12図に示すよ
うに、スプリング10の両端12,11は互いに
接近している。そして、上記出力軸35およびギ
ヤーホルダー14が何れかの方向に回転すると、
ストツパー59もこれに伴つて回転し、該ストツ
パー59はスプリング10の上端12又は下端1
1(ギヤーホルダー14の回転方向によつて異な
る)を回転方向に押圧する。そうすれば、ギヤー
ホルダー14の回転力はスプリング本体を介して
下端11又は上端12からストツパー57に伝達
され、これによつてフランジ9したがつてカムシ
ヤフト8が上記ギヤーホルダー14と同方向に回
転する。一方、カムシヤフト8が何らかの原因
(例えばコントロールロツド20が作動しない場
合)で回転不能となつた場合は、ギヤーホルダー
14のみが回転する。この場合、スプリング10
は、第13図に例示するように、その両端12,
11が離れることによつて収縮し、これにより、
ギヤーホルダー14の回転力は緩衝されてカムシ
ヤフト8には無理な力がかからない。上記モータ
56の出力軸35の正逆何れの回転も後述する制
御装置によつて適当な位置で停止せしめられる。
上記カムシヤフト8の下面には、第4,7図に
示す如く、ハートカム6が形成されている。そし
てこのハートカム6は、ケーシング1の底部に設
けたガイドボルト5にこれに沿つて摺動可に支持
されたカムフオロワー4と協働するようになつて
いる。つまり、カムフオロワー4は上記カム6の
周面と接するところの夫々上記ガイドボルト5と
直交する方向に沿つた摺接面4a,4bを有して
おり、カムシヤフト8と共にカム6が正方向又は
逆方向に所定量回転するとカムフオロワー4がガ
イドボルト5に沿つて前後に移動するようになつ
ている。
上記カムフオロワー4の下端は、第7図に示す
ように2又になつていて、コントロールロツド2
0の端部にボルト7によつて固定された1対のレ
バー3a,3b間においてコントロールロツド2
0に跨がつている。尚、コントロールロツド20
は上記ガイドボルト5と平行になつている。した
がつて、カムフオロワー4がガイドボルト5に沿
つて前後に移動せしめられると、1対のレバー3
a,3bを介してコントロールロツド20が前後
に移動することになり、前記したように、3本の
シフトロツド13a,13b,13cが選択的に
駆動される。上記1対のレバー3a,3bは、第
2出力機構、すなわちコントロールロツド20を
回転させる機構に関係しており、詳細は後述す
る。
上記した如く、モータ56の回転軸35の回転
位置したがつてギヤーホルダー14の回転位置は
後述する制御装置で決定されるが、その位置を確
実に保持するために第5図に示す節度機構を設け
ている。
この節度機構は、上記ギヤーホルダー14の円
板部33の外周に形成した歯33aと協働するも
のである。すなわち、ケーシング1の側壁の所定
個所にキヤツプ65を装着し、該キヤツプ65の
孔内に上記歯33aに対して着脱するボール67
および該ボール67を上記歯33aに対して常時
付勢するコイルスプリング68を収納するととも
に、該スプリング68を背後より支えるため止め
ねじ69をねじ込んでいる。尚、70は止めねじ
69の外周にねじ込まれたナツトである。
第2出力機構 第1,4図に示すように、ケーシング1の側壁
の外側にかつ上記第1出力機構の可逆モータ56
と反対の側に、コントロールロツド20を回転さ
せるための第2可逆モータとしてのステツプモー
タ58を装着している。このモータ58は可逆回
転可能で、その出力軸49はケーシング1内に突
出しており、その外周にはギヤー49aを形成し
ている。このギヤー49aには、第4,6図に示
すように、ギヤー34が噛み合つている。このギ
ヤー34は、ケーシング1の側壁にソリツドベア
リング37およびマイクロベアリング38を介し
て軸受けされた回転シヤフト2の外周に固定され
ている。このシヤフト2の中央部外周にはギヤー
2aを形成している。
上記モータ58の出力軸49の回転はギヤー4
9a,ギヤー34を介してシヤフト2に伝達され
るが、このシヤフト2の回転は第8図に示した機
構によつてコントロールロツド20に伝達され
る。第8図に示した機構は以下の如き構成となつ
ている。
すなわち、ケーシング1の内部所定位置にかつ
縦方向にガイドスリーブ87およびガイドカバー
88を設け、上記ガイドスリーブ87およびガイ
ドカバー88内に筒状のラツクシヤフト29を縦
方向に摺動自在に挿入している。このラツクシヤ
フト29の上記シヤフト2と対面する側の外面に
はラツク29aを縦方向に形成している。上記シ
ヤフト2に形成されたギヤー2aは、ガイドカバ
ー88の所定位置に形成した切欠窓88aを介し
て上記ラツク29aに噛み合つている。したがつ
てシヤフト2が正逆回転すると、ラツクシヤフト
29がガイドスリーブ87およびガイドカバー8
8内を上下動する。
上記ラツクシヤフト29内には、ロツド86を
縦方向に摺動自在に挿入している。このロツド8
6の外周には上下に所定間隔隔ててスリーブ状の
スプリング受け23,22を固定している。ま
た、ロツド86の中央部外周にはロツドホルダー
21を固定し、このロツドホルダー21の上下に
該ホルダー21より径寸法の大きいワツシヤー2
8,27を配置している。そして、コイルスプリ
ング25を上方のワツシヤー28と上記スプリン
グ受け23間においてロツド86の外周に配置す
る一方、今1つのコイルスプリング24を下方ワ
ツシヤー27とスプリング受け22間においてロ
ツド86の外周に配置している。尚、上記ラツク
シヤフト29の中央部内面にはリング状突出部2
9bが形成されており、この突出部29bは上記
上下のワツシヤー28,27間に嵌められてい
る。又ロツド86の下端にはU字状の切欠30a
を有するフオーク30が固定されており、このフ
オークは、第7図に示すように、前記レバー3
a,3b間に設けたピン40に係合せしめられて
いる。
上記スプリング25,24等の構造は、第1出
力機構において採用されている緩衝伝達手段と同
じ目的を達成するためのものであつて、コントロ
ールロツド20が何らかの事情で回転不能となつ
たような場合に、モータ58の出力伝達経路にお
いてラツクシヤフト29以前の前半伝達部(第1
伝達部)よりの動力を吸収してロツド86以後の
後半伝達部(第2伝達部)に無理な力が加わらな
いようにしたものである。
上記構成において、シヤフト2が回転すると、
ラツクシヤフト29が上方又は下方に移動せしめ
られる。そうすれば、ラツクシヤフト29の突出
部29bが上下の各ワツシヤ28,27に係合し
ている関係で、該ワツシヤ28又は27が押し上
げられ又は押し下げられ、その結果、ロツド86
がスプリング25とスプリング受け23又はスプ
リング24とスプリング受け22を介して押し上
げられ又は押し下げられる。これにより、コント
ロールロツド20がフオーク30およびレバー3
を介して正方向又は逆方向に回転される。モータ
58の正逆何れの回転も後述する制御装置によつ
て適当な位置で停止せしめられる。
制御装置 第1出力機構におけるモータ56の出力軸3
5の回転位置の検出並びに停止とコントロール
ロツド20の軸心方向位置の検出 第3,4,9,10図に示すように、カムシ
ヤフト8の頂部には、周辺に1つの貫通孔81
を有する円板45を止めねじ79で固定してい
る。この円板45の上方および下方には、これ
と平行にセンサーブラケツト73および72を
配置している。これらのセンサーブラケツト7
3,72は複数本の止めねじ78により支持板
41に固定されているとともに、各止めねじ7
8に嵌め込んだスペーサ77,76によつて位
置決めがなされている。そしてさらに、ギヤー
ホルダー14の上部かつ上記センサーブラケツ
ト72の下方に円板44を固定している。
上記センサーブラケツト72と円板44は協
働してギヤーホルダー14の回転位置すなわち
モータ56の出力軸35の回転位置を検出する
ようになつている。すなわち、円板44はその
周囲から突出した突出部66を備えており、一
方センサーブラケツト72は円上に配置された
3つの反射型フオトマイクロセンサー60,6
1,62を備えている。各センサー60,6
1,62は上記突出部66と協働するようにな
つており、突出部66の位置を検出することに
よりギヤーホルダー14の回転位置を検出する
ことができる。第3,9図に示すように、ギヤ
ーホルダー14が中立位置にあるときは、突出
部66は丁度センサー61の上方に位置してギ
ヤーホルダー14したがつて出力軸35が中立
位置にあることを検出する。一方、第9図にお
いて、ギヤーホルダー14が左方向に回転し
て、そのストツパー66が丁度センサー62の
下方を横切ると、該センサー62が突出部66
を検出して出力軸2の回転を停止させる停止信
号を発信する。このとき、突出部66は支持板
41上に固定したストツパー80に係合してギ
ヤーホルダー14を定位置に正確に止める。一
方第9図において、ギヤーホルダー14が中立
位置より右方向に回転して、その突出部66が
丁度センサー60の下方を横切ると、該センサ
ー60が突出部66を検出して出力軸35の回
転を停止させる停止信号を発信する。このと
き、突出部66は支持板41上に固定したスト
ツパー71に係合してギヤーホルダー14を定
位置に正確に止める。また、ギヤーホルダー1
4が上記右回転位置又は左回転位置から図示の
中立位置に向かつて回転したときも、上記と同
様にセンサー61が突出部66を検出し、必要
に応じて、つまり操作信号に応じて出力軸35
の回転を停止させる。
一方今1つのセンサーブラケツト73と今1
つの円板45は協働してカムシヤフト8の回転
位置したがつてコントロールロツド20の軸心
方向位置を検出するようになつている。すなわ
ち、センサーブラケツト73は円状に配置され
た3つの反射型フオトマイクロセンサー82,
83,84を備えており、円板45に形成した
上記貫通孔81を検出することによりカムシヤ
フト8の回転位置を検出するようになつてい
る。今第3図に示すように、ギヤーホルダー1
4と共にカムシヤフト8が中立位置にあると、
上記貫通孔81は丁度センサー83の下方に位
置してカムシヤフト8が中立位置にあることを
検出する。一方、第3図において、カムシヤフ
ト8が中立位置より左方向又は右方向に回転し
て、円板45の貫通孔81がセンサー84又は
82の下方に位置すると、該センサー84又は
82がカムシヤフト8の左回転位置又は右回転
位置を検出する。
第2出力機構におけるモータ58の出力軸4
9の回転位置の検出並びに停止とコントロール
ロツド20の回転位置の検出 第11図に示すように、相対するセンサーブ
ラケツト43,47の側壁内面には、上下方向
に反射型フオトマイクロセンサー55,54,
53;52,51,50を固定している。一
方、ラツクシヤフト29の上部には上記3つの
センサー52,51,50と協働する反射用リ
ミツトピン75を設け、またロツド86の上部
に固定されたスプリング受け23の上部には上
記他の3つのセンサー55,54,53と協働
する反射用リミツトピン46を設けている。
尚、ラツクシヤフト29にはリミツトピン46
が該ラツクシヤフトに対して相対的に上下動す
るために縦方向のスリツト39を形成してい
る。
上記3つのセンサー52,51,50はラツ
クシヤフト29のレベルしたがつてモータ58
の出力軸49の回転位置を検出しあるいは出力
軸49の回転を停止させるためのものである。
第11図に示すように、ラツクシヤフト29が
中立位置にあるとき、換言すれば出力軸49が
中立位置にあるときは、リミツトピン75は中
央のセンサー51と対面し、該センサー51は
ラツクシヤフト29したがつて出力軸49が中
立位置にあることを検出する。そして、出力軸
49が回転してラツクシヤフト29が上方又は
下方に移動せしめられると、リミツトピン75
は上下のセンサー52,50を夫々通過する。
このとき、各センサー52,50は夫々リミツ
トピン75を検出してモータの出力軸49の回
転を停止させる停止信号を発信する。
一方他の3つのセンサー55,54,53は
ロツド86のレベルしたがつてコントロールロ
ツド20の回転位置を検出するためのものであ
つて、第11図に示すように、ロツド86した
がつてコントロールロツド20が中立位置にあ
るときは、リミツトピン46は中央のセンサー
54と対面し、該センサー54はロツド86し
たがつてコントロールロツド20が中立位置に
あることを検出する。そして、ロツド86が上
方又は下方に移動せしめられて、リミツトピン
46が上下のセンサー55,53と対面せしめ
られると、各センサー55,53は夫々ロツド
86の上昇位置又は下降位置したがつてコント
ロールロツドの正方向回転位置又は逆方向回転
位置を検出する。
制御装置の電気回路 本アクチユエータAの制御装置の電気回路を
第14図に示している。図において、90は、
変速位置に対応する操作信号を発生するための
信号発生回路で、例えば各変速位置に対応する
押しボタンスイツチにより構成される。91は
マイクロコンピユータで構成される演算回路
で、上記信号発生回路90よりの信号が入力さ
れる。92,93は夫々第2出力機構用駆動回
路、第1出力機構用駆動回路で、夫々リレー等
で構成され、上記演算回路91の出力信号に応
じて第2出力機構のモータ58又は第1出力機
構のモータ56を駆動するようになつている。
94はモータ58の出力軸49の回転位置を検
出するためのセンサーで、第11図に基づいて
既に説明したフオトマイクロセンサー52,5
1,50等によつて構成されている。97はモ
ータ56の出力軸35の回転位置を検出するた
めのセンサーで、第3,4,9,10図に基づ
いて既に説明したフオトマイクロセンサー6
0,61,62等によつて構成されている。9
8はコントロールロツド回転位置検出センサー
で、第11図に基づいて既に説明したフオトマ
イクロセンサー55,54,53等で構成され
ている。さらに99はコントロールロツド軸心
方向位置検出センサーで、第3,4,9図に基
づいて既に説明したフオトマイクロセンサー8
2,83,84等で構成されている。尚、モー
タ58の出力軸49およびモータ56の出力軸
35の各回転位置検出センサー94,97の出
力信号、並びにコントロールロツド20の回転
位置および軸心方向位置の各検出センサー9
8,99の出力信号は上記演算回路91に入力
されるようになつている。
既に、第2図に基づいて説明したように、コン
トロールロツド20の操作は回転操作と軸心方向
操作の組み合せで行なわれ、その操作順序は、現
在の位置と変更したい位置の関係で決定される。
この操作順序を保証するため上記演算回路91は
次の如き動作を行うようにプログラムしている。
信号発生回路90よりの入力信号とコントロ
ールロツドの回転位置並びに軸心方向位置の各
検出センサー98,99よりの入力信号が一致
したときは演算回路91は作動しない。
項とは反対に、信号発生回路90よりの入
力信号と各検出センサー98,99よりの入力
信号とが一致しないときは次の如く動作する。
信号発生回路90よりの入力信号と検出セ
ンサー98または99の入力信号を比較し、
軸心方向の中立位置以外で少なくともいずれ
か一方が不一致のときは、コントロールロツ
ド20を軸心方向中立位置に移動させる信号
を駆動回路93に出力する。そうすれば、モ
ータ56が駆動されてコントロールロツド2
0が軸心方向中立位置に移動する。
項においてコントロールロツド20が軸
心方向中立位置に移動せしめられると、その
中立位置の検出信号が軸心方向位置検出セン
サー99より演算回路91に入力される。中
立位置の検出信号が演算回路91に入力され
るとまず、信号発生回路90よりの入力信号
と検出センサー98よりの入力信号とが比較
され、両者が一致したときには信号発生回路
90よりの入力信号と検出センサー99より
の入力信号とが比較され、不一致のときは、
コントロールロツド20を信号発生回路90
よりの入力信号と一致する回転位置に回転さ
せる信号を駆動回路92に出力する。そうす
れば、モータ58が駆動されてコントロール
ロツド20が所定の方向に回転する。
項においてコントロールロツド20が所
定の回転方向に回転せしめられるとその回転
検出信号が回転位置検出センサー98より演
算回路91に入力される。このとき、信号発
生回路90よりの入力信号と検出センサー9
8よりの入力信号は一致し、従つて、信号発
生回路90よりの入力信号と検出センサー9
9よりの入力信号が比較され不一致のときに
は、コントロールロツド20を信号発生回路
90よりの信号と一致する軸心方向位置に移
動させる信号を駆動回路93に出力する。そ
うすればモータ56が駆動されてコントロー
ルロツド20が所定の軸心方向位置に移動す
る。
尚、ないし項において、モータ58,5
6の出力軸49、この回転位置は検出センサー
94,97で検出されるとともに検出信号が演
算回路91に入力され、該各検出信号が信号発
生回路90よりの信号と一致したとき駆動回路
92,93を介してモータ58,56の駆動を
停止させる。
以上実施例の具体的説明から明らかなように、
本発明に係る歯車変速機の変速操作用アクチユエ
ータは、押しボタンスイツチ等の電気的操作信号
発生手段によりコントロールロツドを短時間で操
作することが可能となり、従来のシフトレバーに
較べて操作が非常に楽になるという利点を有す
る。そしてまた、このアクチユエータは、コント
ロールロツドに軸心方向運動を与えるための第1
出力機構とコントロールロツドに回転方向運動を
与えるための第2出力機構とを組み合せてコント
ロールロツドを駆動するようにしており、また駆
動源としてのモータは各機構に1つづつ備えれば
よいのでアクチユエータ全体の構造が比較的簡単
となるとともにシフトレバー型式の変速機にも少
しの改良で容易に適用できる利点がある。この種
のアクチユエータとして、コントロールロツドに
より駆動される複数本のシフトロツド毎にこれを
直接駆動する駆動機構を設けることも考えられる
が、この場合は駆動機構の個数も多くなるととも
に駆動源(モータ又はソレノイド)の数も多くな
るのでアクチユエータ全体の構造が大型となり、
またさらに現行の変速機に適用するためには大改
造が必要となる等の不具合がある。
また、本発明によれば、第1および第2の各出
力機構における各伝達手段を、第1伝達部と第2
伝達部に区分けし、該伝達部間に緩衝伝達部を介
在せしめているので、コントロールロツドが何ら
からの原因で作動が困難となつても、第1伝達部
の動力を上記緩衝伝達部が吸収して、第2伝達部
並びにコントロールロツドに無理な力が加わらな
いという利点がある。
さらに、シフト動作を行なう第1出力機構とセ
レクト動作を行なう第2出力機構とを演算回路に
順位を設定して制御するので作動が確実に行なえ
るという利点がある。
以上の如く本発明は所期の目的を悉く達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の1実施例を示し、第1図はコン
トロールロツド操作用アクチユエータを自動車用
変速装置に適用した状態を示す断面図、第2図は
コントロールロツドとシフトロツドとの連結関係
を示す拡大斜視図、第3図は上記アクチユエータ
の平面図、第4図は第3図の−線断面図、第
5図は第3図の左側面図、第6図は第5図の−
線断面図、第7図は第3図の底面図、第8図は
第3図の−線断面図、第9図はセンサーブラ
ケツト73を外して示す第3図に対応する要部平
面図、第10図はセンサーブラケツト73および
72を共に外して示す第3図に対応する要部平面
図、第11図は第6図においてカバー74を外し
て内部構造を示す要部断面図、第12,13図は
夫々通常状態と異常状態を示す第4図のXII−XII線
断面図、第14図は上記アクチユエータの制御装
置を示す電気回路図である。 1……ケーシング、2……出力軸、10……ア
クシヨンスプリング、13a,13b,13c…
…シフトロツド、14……ギヤーホルダー、20
……コントロールロツド、24,25……コイル
スプリング、50,51,52……モータ出力軸
の回転位置検出用フオトマイクロセンサー、5
3,54,55……コントロールロツド回転位置
検出用フオトマイクロセンサー、60,61,6
2……モータ出力軸の回転位置検出用フオトマイ
クロセンサー、82,83,84……コントロー
ルロツド軸方向位置検出用フオトマイクロセンサ
ー、A……アクチユエータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸心方向に移動する複数本のシフトロツド
    と、回転かつ軸心方向に移動可能なコントロール
    ロツドとを備え、該コントロールロツドを回転方
    向に移動させることにより上記シフトロツドを選
    択するセレクト動作、及び、該コントロールロツ
    ドを軸心方向に移動させることにより選択したシ
    フトロツドを軸心方向に移動するシフト動作を行
    なつて変速ギヤーの噛合いを切換えるようにした
    歯車変速機に採用される変速操作用アクチユエー
    タにおいて、 第1可逆モータと、該第1可逆モータの出力を
    第1伝達部から緩衝伝達手段を介して第2伝達部
    に伝達するとともに第2伝達部によりコントロー
    ルロツドを軸心方向に移動させるシフト動作用の
    第1出力機構と、 第2可逆モータと、該第2可逆モータの出力を
    第1伝達部から緩衝伝達手段を介して第2伝達部
    に伝達するとともに第2伝達部によりコントロー
    ルロツドを軸回りに回転させるセレクト動作用の
    第2出力機構と、 コントロールロツドの回転位置を検出するコン
    トロールロツド回転位置検出センサーと;コント
    ロールロツドの軸心方向の位置を検出するコント
    ロールロツド軸心方向位置検出センサーと;変速
    位置に対応する操作信号を発生する信号発生回路
    と;上記両位置検出センサーの両信号と該信号発
    生回路の信号を比較して不一致のとき上記第1出
    力機構を作動させてコントロールロツドを中立位
    置に移動させる第1比較手段と、該第1比較手段
    による作動後コントロールロツド回転位置検出手
    段の信号と信号発生回路の信号とを比較して不一
    致のとき上記第2出力機構を作動させてコントロ
    ールロツドをセレクト動作させる第2比較手段
    と、該第2比較手段による動作後コントロールロ
    ツド軸方向位置検出センサーの信号と信号発生回
    路の信号とを比較して不一致のとき上記第1出力
    機構を作動させてコントロールロツドをシフト動
    作させる第3比較手段とから成る演算回路と;で
    構成された制御装置とを備え、 信号発生回路の信号に応じてコントロールロツ
    ドをシフト動作、セレクト動作し、シフトロツド
    を介して変速ギヤーの噛合いを切換えるようにし
    たことを特徴とする歯車変速機の変速操作用アク
    チユエータ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS61266856A (ja) * 1985-05-21 1986-11-26 Fuji Tool & Die Co Ltd 変速機のセレクト操作機構
JPS62224760A (ja) * 1986-03-24 1987-10-02 Fuji Tool & Die Co Ltd 変速機の変速操作機構
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