JPH10168825A - シ−ト巻き付け装置 - Google Patents

シ−ト巻き付け装置

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JPH10168825A
JPH10168825A JP32926796A JP32926796A JPH10168825A JP H10168825 A JPH10168825 A JP H10168825A JP 32926796 A JP32926796 A JP 32926796A JP 32926796 A JP32926796 A JP 32926796A JP H10168825 A JPH10168825 A JP H10168825A
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JP
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sheet
fiber sheet
adhesive
fiber
roller
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JP32926796A
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English (en)
Inventor
Makoto Matsumura
誠 松村
Mitsuharu Inoue
光治 井上
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Konoike Construction Co Ltd
Original Assignee
Konoike Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭素繊維等の繊維シ−トを鉄筋コンクリ−ト
製の支柱等に自動的に貼り付けることができるシ−ト巻
き付け装置を提供する。 【解決手段】 一部を開閉可能として内部に鉄筋コンク
リ−トの支柱5を位置させるようにしたフレ−ム12に
は支柱5の周囲を走行可能とし、繊維シ−19をロ−ル
状に巻いたリ−ル18と該繊維シ−ト19を上から押さ
えると共に該繊維シ−トを把持及びカットするシ−トカ
ット把持装置を備えた押さえロ−ラ21と接着剤タンク
23と接着剤供給ポンプ24と前記繊維シ−ト19に接
着剤を塗布する接着剤ノズル25とを備えた作業台車1
7を設置する。このフレ−ム12の上に、一部を開閉可
能として内部に鉄筋コンクリ−トの支柱5を位置させロ
−ラを備えた支持ア−ムと全体を吊り下げるワイヤロ−
プを巻装するウインチを設置したフレ−ムを連結しても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速道路、鉄
道、新幹線等の高架橋梁等の鉄筋コンクリ−ト造の橋脚
支柱等の径年劣化に対する補強或いは耐震補強を簡便か
つ効率良く行うことのできるシ−ト巻き付け装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高速道路や鉄道等の高架橋梁では鉄筋コ
ンクリ−ト造の橋脚や支柱が用いられるが、径年変化に
よる劣化或いは耐震強化が問題となっている。鉄筋コン
クリ−トを劣化させる要因としては、コンクリ−トの中
性化、塩害、排気ガス、酸性雨等の自然環境によるもの
と、アルカリ骨材反応という化学変化によるものとがあ
る。前者は内部の鉄筋を腐食させ、コンクリ−トのひび
割れや剥離等の劣化をもたらし、後者はコンクリ−トの
膨張によるコンクリ−トの異常ひび割れ発生という難問
をもたらしている。
【0003】このような橋脚等の鉄筋コンクリ−ト造の
支柱の劣化に対応するため、鋼板接着工法或いは増厚工
法等が行われるようになっている。鋼板接着工法は支柱
の支柱表面に通常4.5mm程度の鋼板を被せ溶接して
補強する工法である。これに対して増厚工法は、支柱の
周囲に接着剤の樹脂を含浸させた繊維シ−トを貼り付け
る工法で、例えば図13に示すように、既存の鉄筋コン
クリ−ト製の支柱5に樹脂を含浸させた繊維ストランド
(連続繊維を、張力を与えながら集束しストランド状に
成形したもの)61を巻き付けて補修・補強する工法、
或いは図14に示すように、支柱5に下地処理(図14
(A))した後、樹脂をプライマ−塗布(図14(B)
して、連続繊維テ−プ62を巻き付けて樹脂を含浸(図
14(C)させ、更に、巻き付けた連続繊維テ−プ62
の上から樹脂を塗布(図14(D)して仕上げる工法等
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鉄筋コンクリ−ト造の
支柱の補強工法として、鋼板接着工法は鋼板という重量
物を扱う工法であり溶接作業を伴い熟練や多数の人手、
更にクレ−ン等の作業ヤ−ドを要し作業が困難であると
いう問題がある。このため、近年は鉄より強度的に強く
て軽い炭素繊維のような繊維シ−トを利用した連続繊維
シ−ト貼り付け工法が多くなっているが、上記するよう
に繊維シ−トに接着用樹脂を塗布或いは注入しなければ
ならず人手による手作業が多いという問題がある。
【0005】この発明は上記する課題に対処するためな
されたものいであり、炭素繊維等の繊維シ−トを鉄筋コ
ンクリ−ト造の柱材等に巻き付けることができ且つコン
パクトで場所もとらないシ−ト巻き付け装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、シ−ト巻き付け装置が、 鉄筋コンクリ−ト造等の柱材の表面に繊維シ−トを巻
き付ける装置であって、一部を開閉可能として柱材の周
囲に設置することのできる環状フレ−ムと、この環状フ
レ−ムに沿って移動可能な状態に設置された作業台と、
該作業台に取り付けられた繊維シ−トロ−ルと、該繊維
シ−トロ−ルの繊維シ−トを柱材の表面に貼り付ける手
段と、から構成されることを特徴とする。
【0007】また、前記作業台上に、繊維シ−トを柱
材表面に押圧しながら巻き付けるための押さえロ−ラと
該押さえロ−ラを回動させるア−ムと繊維シ−トを把持
し且つカットするシ−トカット把持装置と、を設置した
ことを特徴とする。
【0008】或いは、前記繊維シ−トを柱材の表面に
貼り付ける手段は、接着剤タンクと接着剤供給ポンプと
接着剤ノズルとから成ることを特徴とする。
【0009】或いはまた、上下移動可能に全体を吊り
下げるワイヤロ−プを巻装するウインチと柱材表面に接
触支持させるロ−ラを備えた支持ア−ムとを設置し、一
部を開閉可能として柱材の周囲に設置することのできる
環状フレ−ムを、前記作業台を設置した環状フレ−ムに
連結したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施の形
態について図面を参照して説明する。図1は鉄筋コンク
リ−ト造の柱材(以下、単に支柱とすることがある)に
この発明のシ−ト巻き付け装置を取り付けて繊維シ−ト
貼り付け作業をしている状態を示す図である。作業車1
に搭載したクレ−ン2の先端部には吊り下げ装置3が取
り付けられ、該吊り下げ装置3からワイヤロ−プ4,4
でこの発明のシ−ト巻き付け装置10が上下移動可能に
吊り下げられている。該シ−ト巻き付け装置10は、高
速道路6を支持している支柱5の回りに設置される。
【0011】図2はこの発明のシ−ト巻き付け装置10
の縦断面図であり、図3は図2のA−A矢視図であり、
図4は図2のP部拡大図である。このシ−ト巻き付け装
置10のフレ−ムは、一部のフレ−ムを開閉可能として
内部に鉄筋コンクリ−ト造の支柱5を位置させることが
できるようにした上部フレ−ム11及び下部フレ−ム1
2と、これら上部フレ−ム11及び下部フレ−ム12を
連結する連結バ−13,13とで構成されている。上部
フレ−ム11と下部フレ−ム12とは環状に形成され
(ただし、必ずしも円形状である必要はない)、特に下
部フレ−ム12はその断面がH形の型鋼を用いてある。
【0012】前記上部フレ−ム11にはウインチ14,
14が設置されワイヤロ−プ4,4をシ−ブ8,8を介
して巻き取ったり、繰り出したりしてこのシ−ト巻き付
け装置10全体を上下移動させるようにしてある。ま
た、この上部フレ−ム11には支持ア−ム15,15が
設置され、先端部に回動自在に取り付けたロ−ラ16,
16を支柱5の表面に支持させてある。この上部フレ−
ム11は、内部に支柱5を位置させるため後述する下部
フレ−ム12のように、一部を部分フレ−ムとして開閉
可能なようにしてある。
【0013】前記下部フレ−ム12には、駆動装置(図
示省略)により該下部フレ−ム12上を円形状に走行す
る円弧状の作業台車17(断面はコの字形)が設置され
ている。該作業台車17の上には、炭素繊維等の繊維シ
−ト19をロ−ル状に巻いたリ−ル18と、繊維シ−ト
19を押さえると共に該繊維シ−ト19を把持及びカッ
トするシ−トカット把持装置20(後述)を備えた押さ
えロ−ラ21と、該押さえロ−ラ21を駆動装置(流体
シリンダ34)により支柱5表面まで往復駆動する回転
ア−ム22と、樹脂(例えばエポキシ樹脂)の接着剤を
入れた接着剤タンク23と、接着剤供給ポンプ24と、
繊維シ−ト19に接着剤を塗布するための接着剤ノズル
25と、が設置されている。また、この作業台車17の
内側(リ−ル18の下側)には繊維シ−ト19を支柱5
に巻き付けて行くとき該リ−ルの回転方向(繊維シ−ト
19を繰り出す方向)とは反対側に回転トルクを作用さ
せるトルクモ−タ26が該リ−ル18の軸に取り付けら
れている。
【0014】前記下部フレ−ム12の一部は、図3にも
示すように、一部の部分フレ−ム12aと部分フレ−ム
12bとが、それぞれブラケット12c,12dに設け
た軸12e,12f回りに回動可能に枢着され、該下部
フレ−ム12の一部を開放することができるように構成
されている。これらの部分フレ−ム12a,12bは、
シ−ト巻き付け装置10内に支柱5を位置させるため開
閉させるものであるが、前記上部フレ−ム11も同様一
部の部分フレ−ム(図示省略)を開閉可能としてある。
【0015】前記作業台車17の断面コの字状の台板1
7aには、窓17b,17cが穿設され、ここに走行ロ
−ラ27,28が配置されている。そして該窓17b,
17cの外側と内側には、ブラケット29がそれぞれ対
向するように設置され、前記走行ロ−ラ27,28の軸
が取り付けられている。また、前記下部フレ−ム12を
構成するH形鋼の内径側リブ12g上面にはレ−ル30
が設置され、前記走行ロ−ラ27,28はこのレ−ル3
0の上を走行するようにしてある。
【0016】図4に示すように、前記下部フレ−ム12
を走行する作業台車17には、該下部フレ−ム12のH
形鋼の内径側リブ12gの内側側面にガイドロ−ラ31
が、該内径側リブ12gの外側側面にガイドロ−ラ32
及び33が、それぞれ当接するように取り付けてある。
これらのガイドロ−ラ31,32,33を当接させるこ
とにより走行台車17はスム−ズに下部フレ−ム12の
レ−ル30上を走行させることができる。なお、前記作
業台車17の駆動装置の図示及び説明は省略したが、ピ
ニオンとラックによる駆動、ベルト駆動、ゴムロ−ラ等
の摩擦車による駆動等種々考えられる。
【0017】図5は、前記押さえロ−ラ21近傍の詳細
図である。この押さえロ−ラ21は接着剤を塗布した繊
維シ−ト19を支柱5の側壁に押さえ付けるためのもの
であるが、流体シリンダ34(図3参照)によって駆動
される前記回転ア−ム22端部に取り付けられ、繊維シ
−ト19を支柱5に貼り付ける際該支柱5に近づけた
り、遠ざけたりする。また、該押さえロ−ラ21の近く
には接着剤ノズル25が配置されているが、該接着剤ノ
ズル25は流体シリンダ35による駆動装置で該押さえ
ロ−ラ21に接近させたり、遠ざけたりすることができ
るようにしてある。更に、該接着剤ノズル25の近くに
も該接着剤ノズル25で接着剤を繊維シ−ト19に塗布
する際該繊維シ−ト19を前記押さえロ−ラ21に押し
付けるための押さえロ−ラ36が配置されている。ま
た、押さえロ−ラ21の軸心部には駆動装置(例えばモ
−タ)37により回転駆動される回転ア−ム38が取り
付けられ、該回転ア−ム38の端部にシ−トカット把持
装置20が取り付けられている。該シ−トカット保持装
置20は繊維シ−ト19を保持すると共に該繊維シ−ト
19を適宜カットする機能を備えているが、このシ−ト
カット把持装置20の詳細については次に説明する。
【0018】図6及び図7は、前記シ−トカット把持装
置20の詳細を示す図である。図6において、図6
(B)はこのシ−トカット把持装置20の底面図、図6
(A)は図6(B)のB−B矢視図、図6(C)は図6
(B)のC−C矢視図である。また、図7(A)は図6
(B)のD−D矢視図であり、図7(B)は図6(B)
のE−E矢視図である。このシ−トカット把持装置20
は、中央部に縦方向の一定の空間20aを設けて両端部
を二つの軸41,42間で連結し且つ多数の小孔43
a,43a,・・・44a,44a,・・・を穿設した
二枚の固定プレ−ト43,44と、該固定プレ−ト4
3,44のそれぞれの片側面に配置され前記小孔43
a,43a,・・・44a,44a,・・・に嵌め入れ
るための多数のニ−ドルピン45,46,・・・を植設
した二つの可動プレ−ト47,48と、これらの可動プ
レ−ト47,48に穿設した穴にゆるく嵌め入れたガイ
ドピン49,50によって前記二つの固定プレ−ト4
3,44と連結されたベ−スプレ−ト51と、前記可動
プレ−ト47,48を前記固定プレ−ト43,44側に
押しつける流体シリンダ52,53と、前記二つの固定
プレ−ト43,44との間の空間20aに配置されるカ
ッティングユニット54と、で構成されている。
【0019】前記カッティングユニット54は、チェ−
ン(ベルトでもよい)54aにカッタ54bを取り付
け、該チェ−ン54aをモ−タ54cで軸41と軸42
との間で搬送させ繊維シ−ト19をカットするようにし
たものである。前記可動プレ−ト47,48は流体シリ
ンダ52,53によって固定プレ−ト43,44側に往
復移動可能としてある。この場合、一方の可動プレ−ト
47は、流体シリンダ52を駆動することによって繊維
シ−ト19にニ−ドルピン45,45,・・・を突き刺
し該繊維シ−ト19を把持する。他方の可動プレ−ト4
8は、繊維シ−ト19をカッティングするときのみ固定
プレ−ト44側へ押し付けるようにしてある。即ち、流
体シリンダ53を駆動してニ−ドルピン46,46,・
・・を繊維シ−ト19に突き刺した状態で前記カッティ
ングユニット54を作動させカットする。尚、可動プレ
−ト47,48と固定プレ−ト43,44との間にはば
ね55を配置して、前記流体シリンダ52,53をOF
Fとしたら該ばね55の付勢力により可動プレ−ト4
7,48をベ−スプレ−ト51側に戻るようにしてあ
る。
【0020】図2及び図3に示すように、この発明のシ
−ト巻き付け装置10は、前記リ−ル18から繰り出さ
れた繊維シ−ト19を、アイドルロ−ラ9と押さえロ−
ラ21に接触させ、接着剤タンク23から供給ポンプ2
4により接着剤を吐出させ、接着剤ノズル25で接着剤
を塗布し、支柱5の側壁に貼り付けながら作業台車17
を走行させて支柱5の回りを一周させる装置である。
【0021】次に、前記押さえロ−ラ21及び接着剤ノ
ズル25による繊維シ−ト19の貼り付け動作について
図8〜図12を参照しながら説明する。 (1)図8は、押さえロ−ラ21の軸心回りを回動する
回転ア−ム38の端部に取り付けたシ−トカット把持装
置20が、繊維シ−ト19の端部を把持した状態を示
す。この状態は丁度繊維シ−ト19の支柱5への貼り付
けが終了し、該繊維シ−ト19をカットした状態でもあ
る。この状態で、図9に示すように、ア−ム22を支柱
5の側壁から少し離す。また、この場合、接着剤ノズル
25も押さえロ−ラ21から少し離してある。 (2)次に、図10に示すように、接着剤ノズル25を
繊維シ−ト19に近づけつつ、繊維シ−ト19を把持し
た回転ア−ム38を駆動装置37により回転させながら
該繊維シ−ト19に接着剤を塗布する。 (3)繊維シ−ト19に接着剤を塗布しながら押さえロ
−ラ21を支柱5の側壁に近づけ、図11に示すよう
に、回転ア−ム38は側壁より少し離し、接着剤ノズル
25で接着剤を塗布し且つ走行台車17を走行させなが
ら繊維シ−ト19を該鉄筋コンクリ−ト造の支柱5の側
壁に張り付けて行く。 (4)繊維シ−ト19を支柱5の側壁に一周させて張り
付けたら、図12に示すように、前記シ−トカット把持
装置20を装着した回転ア−ム38を回転させ、適当な
位置でシ−トカット把持装置20でこの繊維シ−ト19
をカットすると共に端部を把持する。 (5)次に、クレ−ン2(図1参照)を少し上げ、
(1)〜(4)の動作を繰り返して繊維シ−ト19を再
び支柱5の側壁に貼り付ける。 以上の動作の繰り返しながら支柱5の側壁に繊維シ−ト
19を巻き付け貼り付けて行く。また、これらの動作は
演算処理装置(CPU)を用いて行う。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明のシ−ト
巻き付け装置によれば、自動的に炭素繊維等の繊維シ−
トを橋脚に貼り付けることががきる。そして繊維シ−ト
の巻き出し及びカットも自動作業とすることができるの
ですべての作業を無人自動作業とすることができる。従
って、高い橋脚支柱であっても作業の危険性をなくする
ことができる。また、このシ−ト巻き付け装置にはリ−
ルに一橋脚分の繊維シ−トを保持させることができるの
で作業途中で繊維シ−トを補給する必要がない。このた
め作業能率も大幅に向上させることができる。更に、こ
の発明のシ−ト巻き付け装置は全体をコンパクトとする
ことができるので大きなスペ−スを必要としない。更に
また、この装置は作業用の足場ともすることができるの
で橋脚支柱の他の種々の作業にも利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉄筋コンクリ−ト製の支柱にこの発明のシ−ト
巻き付け装置を取り付けて繊維シ−ト貼り付け作業をし
ている状態を示す図である。
【図2】この発明のシ−ト巻き付け装置の縦断面図(主
として下部)である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図2のP部拡大図である。
【図5】この発明で使用する発明のシ−ト巻き付け装置
の押さえロ−ラ近傍の詳細図である。
【図6】この発明で使用する発明のシ−ト巻き付け装置
のシ−トカット把持装置の詳細を示す図であって、図6
(A)は図6(B)のB−B矢視図であり、図6(B)
はこのシ−トカット把持装置の底面図であり、図6
(C)は図6(B)のC−C矢視図である。
【図7】この発明で使用する発明のシ−ト巻き付け装置
のシ−トカット把持装置の詳細を示す図であって、図7
(A)は図6(B)のD−D矢視図であり、図7(B)
は図6(B)のE−E矢視図である。
【図8】この発明で使用する発明のシ−ト巻き付け装置
のシ−トカット把持装置が、繊維シ−トの端部を把持し
た状態を示す図である。
【図9】この発明で使用する発明のシ−ト巻き付け装置
のシ−トカット把持装置が、繊維シ−トの端部を把持し
回転ア−ムを支柱の側壁から少し離した状態を示す図で
ある。
【図10】この発明で使用する発明のシ−ト巻き付け装
置の接着剤ノズルを繊維シ−トに近づけ、回転ア−ムを
回転させながら該繊維シ−トに接着剤を塗布する状態を
示す図である。
【図11】この発明で使用する発明のシ−ト巻き付け装
置の押さえロ−ラを支柱の側壁に近づけ、接着剤ノズル
で接着剤を塗布し且つ走行台車を走行させながら繊維シ
−トを貼り付けていく状態を示す図である。
【図12】この発明で使用する発明のシ−ト巻き付け装
置で繊維シ−トを支柱に貼り付けた後適当な位置でシ−
トカット把持装置でこの繊維シ−トをカットすると共に
端部を把持した状態を示す図である。
【図13】支柱に樹脂を含浸させた繊維ストランドを巻
き付けて補修・補強する従来の工法を示す図である。
【図14】図14(A)乃至図14(D)は、鉄筋コン
クリ−ト柱に下地処理した後、樹脂をプライマ−塗布し
て、連続繊維テ−プを巻き付けて樹脂を含浸させ、更
に、巻き付けた連続繊維テ−プの上から樹脂を塗布して
仕上げる従来の工法を示す図である。
【符号の説明】
3 吊り下げ装置 4 ワイヤロ−プ 5 鉄筋コンクリ−ト造支柱 10 シ−ト巻き付け装置 11 上部フレ−ム 12 下部フレ−ム 13 連結バ− 14 ウインチ 15 支持ア−ム 16 ロ−ラ 17 作業台車 18 リ−ル 19 繊維シ−ト 20 シ−トカット把持装置 21 押さえロ−ラ 22 回転ア−ム 23 接着剤タンク 24 接着剤供給ポンプ 25 接着剤ノズル 26 トルクモ−タ 27,28 走行ロ−ラ 30 レ−ル 31,32,33 ガイドロ−ラ 37 駆動装置 38 回転ア−ム 43,44 固定プレ−ト 45,46 ニ−ドルピン 47,48 可動プレ−ト 49,50 ガイドピン 51 ベ−スプレ−ト 52,53 流体シリンダ 54 カッティングユニット 55 ばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋コンクリ−ト造等の柱材の表面に繊
    維シ−トを巻き付ける装置であって、一部を開閉可能と
    して柱材の周囲に設置することのできる環状フレ−ム
    と、この環状フレ−ムに沿って移動可能な状態に設置さ
    れた作業台と、該作業台に取り付けられた繊維シ−トロ
    −ルと、該繊維シ−トロ−ルの繊維シ−トを柱材の表面
    に貼り付ける手段と、から構成されることを特徴とする
    シ−ト巻き付け装置。
  2. 【請求項2】 作業台上に、繊維シ−トを柱材表面に押
    圧しながら巻き付けるための押さえロ−ラと該押さえロ
    −ラを回動させるア−ムと繊維シ−トを把持し且つカッ
    トするシ−トカット把持装置と、を設置したことを特徴
    とする請求項1に記載のシ−ト巻き付け装置。
  3. 【請求項3】 繊維シ−トを柱材の表面に貼り付ける手
    段は、接着剤タンクと接着剤供給ポンプと接着剤ノズル
    とから成ることを特徴とする請求項1若しくは請求項2
    に記載のシ−ト巻き付け装置。
  4. 【請求項4】 上下移動可能に全体を吊り下げるワイヤ
    ロ−プを巻装するウインチと柱材表面に接触支持させる
    ロ−ラを備えた支持ア−ムとを設置し、一部を開閉可能
    として柱材の周囲に設置することのできる環状フレ−ム
    を、作業台を設置した環状フレ−ムに連結したことを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3に記載のシ−ト
    巻き取り装置。
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