JPH10168568A - 半導体製造装置の覗窓 - Google Patents

半導体製造装置の覗窓

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JPH10168568A
JPH10168568A JP34276596A JP34276596A JPH10168568A JP H10168568 A JPH10168568 A JP H10168568A JP 34276596 A JP34276596 A JP 34276596A JP 34276596 A JP34276596 A JP 34276596A JP H10168568 A JPH10168568 A JP H10168568A
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JP
Japan
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window
window plate
auxiliary
plate
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP34276596A
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English (en)
Inventor
Yuji Takebayashi
雄二 竹林
Kenji Eto
謙次 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反応副生成物の付着を防止し、メンテナンスを
容易に行える半導体製造装置の覗窓を提供する。 【解決手段】反応室30の窓孔50の内側に該窓孔を覆
う補助窓板46を設け、前記反応室の窓孔に補助窓板ホ
ルダ43が設けられ、該補助窓板ホルダに補助窓板が着
脱自在に保持され、補助窓板によりプラズマ27が窓
孔、窓板34迄入込むのが遮られ、窓孔、窓板に反応副
生成物が付着堆積するのが抑制される。反応副生成物は
反応室内壁及び補助窓板に付着するが、メンテナンスは
蓋を取外して反応室内を洗浄し、補助窓板を洗浄或は交
換等すればよく、補助窓板は補助窓板ホルダに嵌まって
いるだけでなので、取外しが容易でメンテナンスに時間
が掛からず、又補助窓板は窓板に比べて薄肉であるので
部品コストが低くなりメンテナンスコストが低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
於ける反応室の覗窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置は気密な反応室を具備し
ており、該反応室内では薄膜生成、エッチング等種々の
処理が行われる。
【0003】前記反応室には処理の状態を観察測定する
為に覗窓が設けられている。
【0004】図2に於いて半導体製造装置の概略を説明
する。
【0005】図2〜図4中1は反応室を示し、該反応室
1上部は蓋2により閉塞されており、前記反応室1と前
記蓋2との間にはOリング3が設けられ気密にシールさ
れている。
【0006】前記反応室1内部には相対向してカソード
電極4、アノード電極5が設けられている。前記カソー
ド電極4にはウェーハ等被処理基板6が載置される様に
なっており、又高周波電源7が接続されている。前記ア
ノード電極5にはガス導入部8が設けられ、該ガス導入
部8、前記アノード電極5を介して前記反応室1内に反
応ガスが導入される様になっている。
【0007】前記反応室1の下方には排気用配管9が接
続され、反応後のガスが排気される様になっている。
【0008】反応室1側壁には窓孔24が穿設され、該
窓孔24を気密閉塞する様に覗窓10がOリング21を
挾設して前記反応室1にボルト23により固着される。
【0009】前記覗窓10を説明する。
【0010】窓板ホルダ12は中央部が前記窓孔24と
同形に刳抜かれた枠体であり、窓板ホルダ12の内側面
内縁に沿って逃げ15が形成され、該逃げ15には石英
製の窓板11が収納される。前記窓板ホルダ12は窓板
11を介在させた状態で窓枠13にボルト16により固
着される。該窓枠13は中央に覗孔18が穿設され、窓
板ホルダ12と同形状であり、前記窓枠13の外側面内
縁に沿ってシール溝19が刻設され、該シール溝19に
は前記窓板11と窓枠13に挾持されるOリング26が
嵌設され、該窓板11は前記覗孔18を気密に閉塞す
る。前記窓枠13はボルト23により反応室1に固着さ
れ、窓枠13と反応室1間にはOリング21が挾設され
ている。
【0011】反応室1内に反応ガスが供給され、カソー
ド電極4、アノード電極5間に高周波電力が供給され、
プラズマ27が生成され、前記被処理基板6の表面に表
面処理が行われる。プラズマ27は図4に示す様に窓孔
24、覗孔18迄入込む。
【0012】プラズマに隣接する反応室1の内面、窓板
11の内面には反応副生成物が付着堆積する。反応副生
成物はやがて剥離しパーティクルとなって反応室1内に
浮遊する。前記パーティクルが被処理基板6に付着して
該被処理基板6が汚染されると製品品質を低下させ、或
は歩留まりを低下するので定期的、或は所要稼動時間毎
に洗浄をしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記した反応副生成物
除去の清掃を覗窓10に対して行う場合、前記窓孔24
の内周面、前記覗孔18の内周面、更に窓板11の内側
面を洗浄しなければならず、洗浄箇所が多い。又、前記
覗孔18と窓板11の洗浄は覗窓10を反応室1より取
外し、更に窓板11、窓枠13を分解して作業しなけれ
ばならない。この為、作業が繁雑であるという問題があ
った。
【0014】本発明は上記実情に鑑みなしたものであっ
て、反応副生成物の付着を防止し、メンテナンスを容易
に行える半導体製造装置の覗窓を提供しようとするもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、反応室の窓孔
の内側に該窓孔を覆う補助窓板を設けた半導体製造装置
の覗窓に係り、又反応室の窓孔に補助窓板ホルダが設け
られ、該補助窓板ホルダに補助窓板が着脱自在に保持さ
れる半導体製造装置の覗窓に係るものであり、補助窓板
によりプラズマが窓孔、窓板迄入込むのが遮られ、窓
孔、窓板に反応副生成物が付着堆積するのが抑制され
る。反応副生成物は反応室内壁及び補助窓板に付着する
が、メンテナンスは蓋を取外して反応室内を洗浄し、補
助窓板を洗浄或は交換等すればよく、補助窓板は補助窓
板ホルダに嵌まっているだけでなので、取外しが容易で
メンテナンスに時間が掛からず、又補助窓板は窓板に比
べて薄肉であるので部品コストが低くなりメンテナンス
コストが低減する。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】本実施の形態に於ける半導体製造装置は前
述した半導体製造装置と略同様の構成をしているので説
明を省略し、以下本実施の形態の要部についてのみ説明
する。
【0017】図1中反応室30の上部は蓋31により閉
塞され、該蓋31と前記反応室30との間にOリング3
2が設けられ気密にシールされている。
【0018】反応室30側壁には窓孔50が穿設され、
該窓孔50を気密閉塞する様に覗窓33がOリング37
を挾設して前記反応室30にボルト48により固着され
る。
【0019】前記覗窓33を説明する。
【0020】窓板ホルダ35は中央部が前記窓孔50と
同形に刳抜かれた枠体であり、窓板ホルダ35の内側面
内縁に沿って逃げ38が形成され、該逃げ38には石英
製の窓板34が収納される。前記窓板ホルダ35は窓板
34を介在させた状態で窓枠36にボルト39により固
着される。該窓枠36の中央には覗孔41が穿設され、
窓板ホルダ35と同形状となっており、前記窓枠36の
外側面内縁に沿ってシール溝44が刻設され、該シール
溝44には前記窓板34と窓枠36に挾持されるOリン
グ40が嵌設され、該窓板34は前記覗孔41を気密に
閉塞する。
【0021】前記窓孔50の下縁は板材がコの字形状に
屈曲された補助窓板ホルダ43が上側から嵌まる様にな
っており、前記反応室30内部側片の下端部は折返さ
れ、内部側片と折返された部分との間には凹溝45が形
成される。該凹溝45には補助窓板46が嵌脱可能に保
持される。該補助窓板46は石英製の薄肉の板材であっ
て、前記窓孔50を覆うのに充分な大きさを有してい
る。
【0022】前記窓孔50に、前記凹溝45が前記反応
室30内に収納される様に前記補助窓板ホルダ43を嵌
める。前述した様に前記窓板34、前記窓板ホルダ3
5、前記窓枠36とは一体化されており、一体化された
前記窓板34、前記窓板ホルダ35、前記窓枠36はボ
ルト48により前記反応室30に固着され、前記窓枠3
6と前記反応室30との間にはOリング37が挾設さ
れ、気密にシールされる。前記窓枠36と前記反応室3
0との接合面には逃げ42が形成され、該逃げ42によ
って、前記窓枠36と前記補助窓板ホルダ43とが干渉
しない様になっている。
【0023】反応室30内に反応ガスが供給され、カソ
ード電極、アノード電極間に高周波電力が供給され、プ
ラズマ27を生成し、前記被処理基板6の表面に表面処
理を行う。プラズマ27と隣接する部分には反応副生成
物が付着堆積するが、図1に示す様に補助窓板46によ
りプラズマ27が窓孔50、覗孔41迄入込むのが遮ら
れる為窓孔50、覗孔41、窓板34に反応副生成物が
付着堆積するのが抑制される。
【0024】反応副生成物の除去等メンテナンスは蓋3
1を取外して反応室30内を開放し、補助窓板46を補
助窓板ホルダ43から抜取り、反応室30内を洗浄し、
補助窓板46単体を洗浄する。又、補助窓板は交換して
もよく、補所窓板46の取外しは前記補所窓板ホルダ4
3から抜脱するだけでよいので、メンテナンスに時間が
掛からず、又補助窓板46は窓板34に比べて薄肉であ
る為部品コストが低く、従ってメンテナンスコストが低
減する。
【0025】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、補助窓
板によりプラズマが窓孔、覗孔迄入込むのが遮られ、窓
孔、覗孔、窓板に反応副生成物が付着堆積するのが抑制
される。反応副生成物は反応室内壁及び補助窓板に付着
するが、メンテナンスは蓋を取外して反応室内を洗浄
し、補助窓板を洗浄或は交換等すればよく、補助窓板は
補助窓板ホルダに嵌まっているだけでなので、取外しが
容易でメンテナンスに時間が掛からず、又補助窓板は窓
板に比べて薄肉であるので部品コストが低くなりメンテ
ナンスコストが低減する等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】半導体製造装置の概略説明図である。
【図3】従来例を示す反応室の側面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
30 反応室 31 蓋 32 Oリング 33 覗窓 34 窓板 35 窓板ホルダ 36 窓枠 38 逃げ 39 ボルト 41 覗孔 42 逃げ 43 補助窓板ホルダ 44 シール溝 45 凹溝 46 補助窓板 48 ボルト 50 窓孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応室の窓孔の内側に該窓孔を覆う補助
    窓板を設けたことを特徴とする半導体製造装置の覗窓。
  2. 【請求項2】 反応室の窓孔に補助窓板ホルダが設けら
    れ、該補助窓板ホルダに補助窓板が着脱自在に保持され
    る請求項1の半導体製造装置の覗窓。
JP34276596A 1996-12-06 1996-12-06 半導体製造装置の覗窓 Pending JPH10168568A (ja)

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JP34276596A JPH10168568A (ja) 1996-12-06 1996-12-06 半導体製造装置の覗窓

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ID=18356330

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6367415B2 (en) * 2000-08-07 2002-04-09 Samsung Electronics Co., Ltd. View port of a chemical vapor deposition device for manufacturing semiconductor devices
KR100717974B1 (ko) * 2005-02-04 2007-05-14 주식회사 에이디피엔지니어링 플라즈마 처리장치
CN102953040A (zh) * 2011-08-18 2013-03-06 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 遮蔽装置及具有遮蔽装置的观察窗

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KR100717974B1 (ko) * 2005-02-04 2007-05-14 주식회사 에이디피엔지니어링 플라즈마 처리장치
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