JPH10168070A - 3−クロロベンズイソチアゾール類の製造方法 - Google Patents

3−クロロベンズイソチアゾール類の製造方法

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JPH10168070A
JPH10168070A JP9348728A JP34872897A JPH10168070A JP H10168070 A JPH10168070 A JP H10168070A JP 9348728 A JP9348728 A JP 9348728A JP 34872897 A JP34872897 A JP 34872897A JP H10168070 A JPH10168070 A JP H10168070A
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JP
Japan
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formula
alkyl
phosgene
benzisothiazolone
cycloalkyl
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JP9348728A
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English (en)
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Helmut Kraus
ヘルムート・クラウス
Krebs Andreas
アンドレアス・クレプス
Robert Soellner
ロベルト・ゼルナー
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D275/00Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings
    • C07D275/04Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D275/06Heterocyclic compounds containing 1,2-thiazole or hydrogenated 1,2-thiazole rings condensed with carbocyclic rings or ring systems with hetero atoms directly attached to the ring sulfur atom

Abstract

(57)【要約】 【課題】 3−クロロベンゾトリアゾール類の製造方法
を提供すること。 【解決手段】 N−置換されていないベンズイソチアゾ
ロン類を触媒の存在下でホスゲンと反応させることによ
りN−置換されていない3−クロロベンズイソチアゾー
ル類が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は対応するベンズイソチアゾロン類
を触媒の存在下でホスゲンと反応させることによる3−
クロロベンズイソチアゾール類の製造方法に関する。
【0002】3−クロロベンズイソチアゾール類は製薬
学的に活性な化合物(例えばUS−A 5 206 36
6およびEP−A1 281 309参照)および作物保
護剤(例えばDE−A1 20 29 387参照)を製
造するための重要な中間体である。
【0003】3−クロロベンズイソチアゾール類は例え
ば2,2′−ジカルボキシジフェニルジスルフィド類か
ら出発してアミド類を介して塩化3−クロロ−1,2−
ベンズイソチアゾリウム類とし、次いで熱分解により製
造することができる(例えばEP−A1 196 096
参照)。
【0004】しかしながら、あるものは市販されている
ベンズイソチアゾロン類から出発しそしてそれらをオキ
シ塩化燐を用いて塩素化することが一般的である(例え
ばDE−A1 35 30 089および Chem. Ber. 10
1, 2472 (1968) 参照)。これは3−クロロベンズイソ
チアゾリウム類を60〜80%の収率で与える。しかし
ながら、オキシ塩化燐から生成するポリ燐酸を除去する
ために水性処理が必要である。これは2種の有機溶媒を
用いる抽出、活性炭を用いる精製、および蒸留を必要と
する。廃棄しなければならない燐を含有する廃液および
複雑な処理のために、この方法はコストがかかりそして
経済的には有用ではない。
【0005】N−置換されたベンズイソチアゾール類と
塩化オキサリルおよびホスゲンとを反応させて90%の
収率で塩化3−クロロ−1,2−ベンズイソチアゾリウ
ム類を得ることが記載されている(Z. Naturforschung
20b, 712 (1965) および Z.Chem. 8, 170 (1968) 参
照)。この方法をN−置換されていないベンズイソチア
ゾール類に適用する時には、長い反応時間が必要であり
そして収率が著しく減少する(後記比較例参照)。
【0006】本発明は、従って、式
【0007】
【化6】
【0008】[式中、R1は水素、ハロゲン、ニトロ、
1〜C6-アルキルまたはC1〜C6-アルコキシを表す]
のN−置換されていないベンズイソチアゾロン類を式
(III)
【0009】
【化7】
【0010】[式中、R2およびR3は互いに独立して各
々C1〜C6-アルキルまたはC5〜C7-シクロアルキルを
表し、Xは酸素またはNHを表し、そしてYは水素また
は式
【0011】
【化8】
【0012】の基を表し、ここでR4およびR5は互いに
独立して各々C1〜C6-アルキルまたはC5〜C7-シクロ
アルキルを表し、ここでX=NHの場合にはYは式(I
V)の基だけを表し、そしてここでX=酸素およびY=
式(IV)の基の場合にはR4およびR5は一緒になってま
た a)−(CHR6)n−(ここでn=2〜4の整数であ
る)、 b)−CHR6−O−CHR6−、または
【0013】
【化9】
【0014】も表し、ここで各R6は互いに独立して水
素、C1〜C6-アルキルまたはC5〜C7-シクロアルキル
を表す]の触媒の存在下でホスゲンと反応させることを
含んでなる式
【0015】
【化10】
【0016】[式中、R1は式(II)に関して定義され
ている通りである]のN〜置換されていない3−クロロ
ベンズイソチアゾール類の製造方法を提供する。
【0017】ハロゲンは、例えば、弗素、塩素または臭
素を表す。
【0018】C1〜C6-アルキルは、例えば、メチル、
エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i
−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、アミル
またはヘキシルを表す。メチル、エチル、n−プロピ
ル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、sec−
ブチル、tert−ブチルが好ましい。
【0019】C1〜C6-アルコキシは、例えばそして好
適には、上記C1〜C6-アルキル基に関して上に示した
アルキル部分を含有する。
【0020】C5〜C7−シクロアルキルは、例えば、シ
クロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルを
表す。
【0021】式(II)の好適なベンズイソチアゾロン類
はR1が塩素を表す置換されていないベンズチアゾロン
およびN−置換されていないベンズチアゾロン類であ
る。
【0022】式(III)の好適な触媒は、 a)Xが酸素を表し且つYが水素を表し且つR2および
3が同一でありそして各々C1〜C4-アルキルを表す
し、 b)Xが酸素またはNHを表し且つYはR2〜R5が同一
でありそして各々メチルまたはエチルを表す式(IV)の
基を表し、そして c)Xが酸素であり且つYがR2およびR3が同一であり
そして各々C1〜C4-アルキルを表しそしてR4およびR
5が一緒になって−(CH2)2−または−(CH2)3−を表
す式(IV)の基を表すものである。
【0023】本発明によると、R1が水素または塩素を
表す式(I)の3−クロロベンズイソチアゾール類の製
造が好適である。
【0024】式(II)のベンズイソチアゾロン類の高い
融点のために、本発明に従う方法は好適には希釈剤中で
実施される。適する希釈剤は、例えば、トルエン、キシ
レン類、イソプロピルベンゼン類、クロロベンゼン、ジ
クロロベンゼン類、ジフェニル、メチルシクロヘキサン
並びに高級脂肪族炭化水素類、例えば、オクタン、ノナ
ンおよびデカンである。これらの溶媒の混合物を使用す
ることもできる。
【0025】残存する水を含有する式(II)のベンズイ
ソチアゾロン類だけが入手可能である場合には、本発明
に従う方法を実施する前にこの水を例えば共沸蒸留によ
り除去することが有利であり、ここで共沸蒸留のため用
に好適な助剤は反応のために意図する希釈剤、例えば塩
素化された芳香族化合物である。
【0026】本発明に従う方法は例えば50〜150℃
の反応温度において実施することができる。反応温度は
好適には80〜130℃である。
【0027】式(III)の触媒は、使用する式(II)の
ベンズイソチアゾロンを基準にして、例えば0.5〜2
00モル%の量で使用することができる。この量は好適
には0.7〜100モル%であり、特に好適には1〜2
0モル%である。
【0028】ホスゲンは好適には過剰量で使用される。
例えば、1モルの式(II)のベンズイソチアゾロン当た
り1.2〜10モルのホスゲンを使用することができ
る。この量は好適には1.3〜5モル、特に1.4〜3モ
ルである。反応混合物によりもはや吸収されなくなるま
でホスゲンを加えることも可能である。
【0029】本発明に従う方法は好適には最初に出発物
質を仕込み、触媒および適宜希釈剤を加えそしてホスゲ
ンを所望の反応温度において導入することにより実施さ
れる。
【0030】過剰のホスゲンおよび他の漏出する反応気
体は水が流されている活性炭塔の上で排気することがで
きる。しかしながら、漏出するホスゲンの主要部分を低
温コンデンサー中で例えば−15〜−75℃において凝
縮させることが好ましい。このホスゲンを次に、必要な
ら適当に精製した後に、例えば本発明に従う方法におけ
るホスゲン化反応のために再使用することもできる。
【0031】ホスゲンの導入が終了した後に、反応温度
または50〜150℃の範囲の別の温度における撹拌を
或る時間にわたり、例えば、もはや気体が生成しなくな
るまで続けることが有利である。
【0032】反応混合物の処理のためには、依然として
存在するかもしれないホスゲンを最初に例えば窒素を反
応混合物中に通すことにより除去することができる。適
宜、溶媒を大気圧またはわずかな減圧下で留去すること
ができ、そして残渣を引き続き真空蒸留に付すことがで
きる。この方法で、98%より高い純度の式(I)の3
−クロロベンズイソチアゾールを理論値の90%より高
い収率で(蒸留後に)得ることが一般的に可能である。
【0033】N−置換されていないクロロベンズイソチ
アゾール類の製造反応は、N−置換されたクロロベンズ
イソチアゾール類を製造するための対応する方法と同様
には進行せず、そしてN−置換されたクロロベンズイソ
チアゾール類を製造するための既知の方法をN−置換さ
れていないクロロベンズイソチアゾール類の製造に応用
することができないため、本発明に従いN−置換されて
いないクロロベンズイソチアゾール類を製造することに
より得られる利点は非常に驚異的である。
【0034】
【実施例】実施例1 565gのベンズイソチアゾロン(含有量:92.8重
量%、揮発性成分:28.05重量%、合計有効含有
量:66.8重量%=2.5モル)を500mlのクロロ
ベンゼンと混合しそして存在する水を共沸除去した。約
150mlの水を分離し、そして蒸留されたクロロベン
ゼンを再循環した。
【0035】20.2gのテトラメチルグアニジンの添
加後に、400gのホスゲンを120℃において加え
た。引き続き、窒素を反応混合物の中に2時間にわたり
通しそして溶媒を次に大気圧において150℃の底温度
で留去した。真空蒸留(130℃/10ミリバール)で
373gの98%純度の3−クロロベンズイソチアゾー
ル(=理論値の86.2%)を与えた。
【0036】実施例2 実施例1と同様にして、406gの乾燥している93%
純度のベンズイソチアゾロンを20.3gのテトラメチ
ルウレアを用いてo−クロロベンゼン中でホスゲン化し
た。真空蒸留で3−クロロベンズイソチアゾールを理論
値の84.9%の収率で与えた。
【0037】実施例3 28gのジブチルホルムアミドおよび600mlのノナ
ンをそれぞれ触媒および溶媒として使用したこと以外は
実施例2を繰り返した。真空蒸留で3−クロロベンズイ
ソチアゾールを理論値の78.8%の収率で与えた。
【0038】実施例4 190gの乾燥している97.7重量%純度のベンズイ
ソチアゾロンを最初に500mlのクロロベンゼン中に
仕込んだ。5.1gの1,3−ジメチルテトラヒドロ−2
−(1H)−ピリミジノンを次に加え、反応混合物を12
0℃に加熱しそして約250gのホスゲンを5時間にわ
たり加えた。反応器から出る気体のほとんどを−25℃
の冷却剤で操作されているコンデンサー中で凝縮させ
た。
【0039】反応混合物中に窒素を2時間通すことによ
り反応混合物を脱ホスゲン化し、そして次に最初にクロ
ロベンゼンを大気圧でそして次に3−クロロベンズイソ
チアゾールを減圧で留去した。収率は理論値の85.6
%であった。
【0040】実施例5 4.5gの1,3−ジメチルイミダゾリジノンを触媒とし
て使用したこと以外は実施例4を繰り返した。真空蒸留
で3−クロロベンズイソチアゾールを理論値の89.3
%の収率で与えた。
【0041】実施例6 4kgの93重量%純度のベンズイソチアゾロンおよび
90gの1,3−ジメチルイミダゾリジノンを5リット
ルのクロロベンゼン中でホスゲン化したこと以外は実施
例5を繰り返した。反応生成物を得るために、200m
lの高沸点パラフィン油を真空蒸留の前に加え、そして
長さが20cmのビグルーカラムを使用した。99.4
重量%純度の3−クロロベンズイソチアゾールが理論値
の92.7%の収率で得られた。
【0042】実施例7(比較用) (Z. Naturforsch. 20b, 712 (1965) および Z. Chem.
8, 170 (1968) の方法による) 190gの乾燥している97.7重量%純度のベンズイ
ソチアゾロンを500mlのキシレン中で130℃にお
いて触媒を添加せずに24時間にわたりホスゲン化し
た。生じた反応混合物のHPLCによる試験は、溶液が
3−クロロベンズイソチアゾールを理論値の16.3%
の収率に相当する量で含有していたことを示した。さら
に、この溶液は38.8重量%の出発物質として使用し
たベンズイソチアゾロンを含有していた。
【0043】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0044】1.式
【0045】
【化11】
【0046】[式中、R1は水素、ハロゲン、ニトロ、
1〜C6-アルキルまたはC1〜C6-アルコキシを表す]
のN−置換されていないベンズイソチアゾロン類を式
(III)
【0047】
【化12】
【0048】[式中、R2およびR3は互いに独立して各
々C1〜C6-アルキルまたはC5〜C7-シクロアルキルを
表し、Xは酸素またはNHを表し、そしてYは水素また
は式
【0049】
【化13】
【0050】の基を表し、ここでR4およびR5は互いに
独立して各々C1〜C6-アルキルまたはC5〜C7-シクロ
アルキルを表し、ここでX=NHの場合にはYは式(I
V)の基だけを表し、そしてここでX=酸素およびY=
式(IV)の基の場合にはR4およびR5は一緒になってま
た a)−(CHR6)n−(ここでn=2〜4の整数であ
る)、 b)−CHR6−O−CHR6−、または
【0051】
【化14】
【0052】も表し、ここで各R6は互いに独立して水
素、C1〜C6-アルキルまたはC5〜C7-シクロアルキル
を表す]の触媒の存在下でホスゲンと反応させることを
含んでなる式
【0053】
【化15】
【0054】[式中、R1は式(II)に関して定義され
ている通りである]のN−置換されていない3−クロロ
ベンズイソチアゾール類の製造方法。
【0055】2.式において、ハロゲンが弗素、塩素ま
たは臭素を表し、C1〜C6-アルキルがメチル、エチ
ル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、アミルまた
はヘキシルを表し、C1〜C6-アルコキシがメトキシ、
エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブト
キシ、i−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブ
トキシ、アミルオキシまたはヘキシルオキシを表し、そ
してC5〜C7−シクロアルキルがシクロペンチル、シク
ロヘキシルまたはシクロヘプチルを表す、上記1の方
法。
【0056】3.R1が水素または塩素を表す式(II)
のベンズイソチアゾロン類を使用する上記1の方法。
【0057】4.a)Xが酸素を表し且つYが水素を表
し且つR2およびR3が同一でありそして各々C1〜C4-
アルキルを表し、 b)Xが酸素またはNHを表し且つYがR2〜R5が同一
でありそして各々メチルまたはエチルを表す式(IV)の
基を表し、そして c)Xが酸素であり且つYがR2およびR3が同一であり
そして各々C1〜C4-アルキルを表しそしてR4およびR
5が一緒になって−(CH2)2−または−(CH2)3−を表
す式(IV)の基を表す式(III)の触媒を使用する上記
1の方法。
【0058】5.該方法を希釈剤の存在下で実施する上
記1の方法。
【0059】6.該方法を50〜150℃の反応温度に
おいて実施する上記1の方法。
【0060】7.式(III)の触媒を、使用する式(I
I)のベンズイソチアゾロンを基準にして、0.5〜20
0モル%に相当する量で使用する上記1の方法。
【0061】8.1モルの式(II)のベンズイソチアゾ
ロン当たり1.2〜10モルのホスゲンを使用する上記
1の方法。
【0062】9.出発物質、触媒および適宜希釈剤を最
初に仕込みそしてホスゲンを所望の反応温度において導
入する上記1の方法。
【0063】10.ホスゲンの吸収が終了した後に反応
混合物を反応温度または50〜150℃の範囲内の別の
温度において或る時間撹拌し、過剰のホスゲンを次に除
去し、適宜希釈剤を引き続き大気圧またはわずかな減圧
下で除去しそして反応生成物を真空蒸留により得る上記
1の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベルト・ゼルナー ドイツ51373レーフエルクーゼン・カール −ルンプフ−シユトラーセ37

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、R1は水素、ハロゲン、ニトロ、C1〜C6-アル
    キルまたはC1〜C6-アルコキシを表す]のN−置換さ
    れていないベンズイソチアゾロン類を式(III) 【化2】 [式中、R2およびR3は互いに独立して各々C1〜C6-
    アルキルまたはC5〜C7-シクロアルキルを表し、Xは
    酸素またはNHを表し、そしてYは水素または式 【化3】 の基を表し、ここでR4およびR5は互いに独立して各々
    1〜C6-アルキルまたはC5〜C7-シクロアルキルを表
    し、ここでX=NHの場合にはYは式(IV)の基だけを
    表し、そしてここでX=酸素およびY=式(IV)の基の
    場合にはR4およびR5は一緒になってまた a)−(CHR6)n−(ここでn=2〜4の整数であ
    る)、 b)−CHR6−O−CHR6−、または 【化4】 も表し、ここで各R6は互いに独立して水素、C1〜C6-
    アルキルまたはC5〜C7-シクロアルキルを表す]の触
    媒の存在下でホスゲンと反応させることを特徴とする式 【化5】 [式中、R1は式(II)に関して定義されている通りで
    ある]のN−置換されていない3−クロロベンズイソチ
    アゾール類の製造方法。
JP9348728A 1996-12-09 1997-12-04 3−クロロベンズイソチアゾール類の製造方法 Pending JPH10168070A (ja)

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