JPH10167505A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10167505A
JPH10167505A JP32322596A JP32322596A JPH10167505A JP H10167505 A JPH10167505 A JP H10167505A JP 32322596 A JP32322596 A JP 32322596A JP 32322596 A JP32322596 A JP 32322596A JP H10167505 A JPH10167505 A JP H10167505A
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JP
Japan
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toner
transfer
belt
roller
image forming
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32322596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuninori Ono
訓紀 小野
Tatsumi Shimaya
辰美 島也
Takao Yorifuji
隆雄 依藤
Morimichi Takashika
守通 高鹿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ドラムユニットにおけるトナー溜まりの形成を
抑止する画像形成装置を提供する。 【解決手段】現像器の構造上からどうしても現像幅両端
部には筋状のトナーが発生して、これが感光体ドラム2
8の現像領域両端部に付着トナー40−1として付着す
る。丁度この位置をベルト25の寄り止め部材53装着
部分が循環移動する。ベルト25裏面に圧接するバック
アップローラ36の支持軸54の本体装置フレーム55
に固着する端部側面に小径軸54−1を突設し、この小
径軸54−1に支持用ローラ部材56を外嵌させ、これ
で寄り止め部材53を下方から支持してベルト25側端
部を感光体ドラム28に押圧する。付着トナー40−1
のベルト25への物理的な転着が助成され、感光体ドラ
ム28のトナー付着量が軽減され、ドラムユニットのク
リーナ29外側に形成されるトナー溜りが解消されやす
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写搬送ベルトを
用いて転写材に画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、転写搬送ベルトを用いて転写
材に画像を形成する画像形成装置がある。図3(a) は、
そのような転写搬送ベルトを備えた画像形成装置の主要
部の構成を示す図であり。同図(b) は、その現像ユニッ
トの外観斜視図である。
【0003】同図(a) に示す画像形成装置の主要部は、
感光体ドラム(像担持体)1を備え、その感光体ドラム
1の円周面に沿って初期化帯電ブラシ2、書込みヘッド
装着溝孔3、現像器4、転写ブラシ5、及びクリーナ6
を備えている。上記の感光体ドラム1と対向する転写ブ
ラシ5は転写搬送ベルト7を介して感光体ドラム1に圧
接している。
【0004】感光体ドラム1は、通常、導電性の金属ロ
ーラの表面に光導電体を一様に被着して感光層を形成し
ている。感光体ドラム1は、図の矢印ハで示す時計回り
方向に回転する。初期化帯電ブラシ2は、マイナスの高
電圧を感光体ドラム1に印加して感光体ドラム1の周表
面の感光層をマイナス高電位に一様に帯電させる。書込
みヘッド装着溝孔3には、レーザー光源又はLED光源
を備えた書込みヘッドが装着される。書込みヘッドは、
感光体ドラム1のマイナス高電位に帯電した周表面を画
像情報に応じて選択的に露光して電位の減衰したマイナ
ス低電位部を形成し、その低電位部と予め帯電した上記
高電位部とで構成される静電潜像を形成する。
【0005】現像器4は、内部に非磁性のトナー4−1
を収容し、下部開口に現像ローラ4−2を支持してい
る。トナー4−1は固結しないように攪拌器4−3によ
って攪拌され、供給ローラ4−4に供給される。スポン
ジ体からなる供給ローラ4−4は、現像ローラ4−2に
圧接し、擦りつけるようにして現像ローラ4−2にトナ
ー4−1を供給する。現像ローラ4−2は、回転摩擦に
よる弱いマイナス電位に帯電したトナー4−1の、ドク
ターブレード4−5によって厚さを一定に規制された薄
層を、表面に担持して図の矢印ロで示す反時計回り方向
に回転しながら感光体ドラム1と対向する。現像ローラ
4−2と感光体ドラム1との対向部では、静電潜像の低
電位部が現像ローラ4−2に対して相対的にプラス極性
の電位を形成し、この電位差による電界により、マイナ
ス極性に帯電している非磁性トナー4−1が感光体ドラ
ム1のプラス極性の静電潜像低電位部に転移する。これ
によって現像トナー像4−1aが形成(反転現像)され
る。
【0006】この現像トナー像4−1aは、感光体ドラ
ム1の回転によって、感光体ドラム1と転写ブラシ5と
の対向部に順次移動する。この感光体ドラム1と転写ブ
ラシ5との対向部に、上記感光体ドラム1上のトナー像
を転写するために、転写搬送ベルト7が用紙を吸着して
搬送する。
【0007】転写搬送ベルト7は、一般にフィルム状の
誘電体又は半導電体で構成される。転写搬送ベルト7
は、水平方向にループ状に配置され、水平方向の両端部
を図外の駆動ローラ及び従動ローラに夫々支持されて張
設され、上部表面が感光体ドラム1に接して図の矢印イ
で示す反時計回り方向に循環移動する。この上循環部の
外周面に用紙(転写材)を静電的に吸着し、感光体ドラ
ム1と転写ブラシ5との対向部へ搬送し、用紙を感光体
ドラム1に接触させる。その感光体ドラム1の近傍に位
置し、転写搬送ベルト7を感光体ドラム1の周面に圧接
させるべく、転写搬送ベルト7の内周面に接触してバッ
クアップローラ8が配設されている。バックアップロー
ラ8は本体装置のフレームに固定される支持軸8−1に
緩やかに外嵌して転写搬送ベルト7の移動に従動して回
転する。
【0008】転写ブラシ5は、転写搬送ベルト7を挟ん
で感光体ドラム1と対向し、転写搬送ベルト7の裏面に
摺接して、転写部を形成している。転写ブラシ5は、導
電性のブラシ状部材で形成され、正極性の電源に接続さ
れている。この転写ブラシ5は、転写搬送ベルト7を介
して正極性の転写バイアスを用紙に印加する。これによ
りプラス電位となった用紙に感光体ドラム1上の負極性
の現像トナー像4−1aが転移して転写トナー像4−1
bが形成される。現像トナー像4−1aが転写トナー像
4−1bとして転写された用紙は、搬送方向下流側で転
写搬送ベルト7から分離し、その下流に位置する図外の
定着器でトナー像を熱定着されて機外に排出される。
【0009】転写搬送ベルト7の下循環部の外周面に近
接して、適宜の位置にクリーナが配設され、このクリー
ナのブレードスクレーパが転写搬送ベルト7の外周面に
押圧して転写搬送ベルト7の表面の転着トナー4−1b
や紙粉等のゴミを掻き取って清掃し、掻き取った不要の
トナーやゴミをクリーナボトルに貯留する。
【0010】尚、感光体ドラム1上には完全に用紙に転
写されなかったり後述するように転写に関与しない残留
トナー4−1cが存在する。この残留トナー4−1c
は、クリーナ6のスクイシート6−1を通過して戻りを
禁止され、掻き取り器6−2によって感光体ドラム1上
から掻き取られてクリーナ6内に堆積する。
【0011】上記の現像器4は、同図(b) に示すよう
に、トナー4−1や現像ローラ4−2等を収容する匡体
4aと、この匡体4a下部から用紙搬送方向下流側(図
3(a)の矢印イ方向)に突設された保持部4bを備えて
現像ユニットを形成している。一方、上記の感光体ドラ
ム1、初期化帯電ブラシ2、書込みヘッド装着溝孔3、
及びクリーナはフレーム9に一体に組み付けられてドラ
ムユニットを形成している。そして、上記2つの副ユニ
ット(現像ユニットとドラムユニット)を、現像ユニッ
トの保持部4bによって一体に組み付けて、同図(a) に
示す画像形成ユニットが形成される。この画像形成ユニ
ットが、画像形成装置内に着脱自在に装着される。
【0012】ところで、上記の現像器4において、供給
ローラ4−4から現像ローラ4−2に供給されるトナー
4−1は、上述したようにドクターブレード4−5によ
って厚さを一定に規制されるばかりでなく、他の規制部
材によって現像ローラ4−2上における幅方向の広がり
や外部への漏れも規制されている。
【0013】図4(a) は、現像器4内でトナー層を形成
するための部品構成を展開図で示している。この図は、
図3(b) の現像ローラ4−2の周囲を、現像ローラ4−
2と保持部4bを取り除いて、下流側から見た展開図で
ある。図4(a) に示すように、現像ローラ4−2が配設
されるべき位置の上方に上述したトナー層の厚さを均一
化するドクターブレード4−5及びこれを支持するブレ
ード支持固定板14が配設されている。下方にはトナー
漏れを防ぐと共に現像ローラ4−2上に残留するトナー
(文字等を印字する場合の印字率は一般に5%程度であ
り、したがって95%のトナーが残留して現像器4内に
回収される)を通過させる掬いシート15が配設されて
いる。そして現像ローラ4−2の両端部には、トナーの
現像幅(感光体ドラム1に転移して潜像を現像すべく現
像ローラ4−2に付着して展開する薄層の広がり幅)を
規制(決定)するサイドシール17が配設されている。
【0014】ところで、現像ローラ4−2に付着するト
ナーの薄層は、上記の現像幅全域で均一である訳ではな
く、現像幅の両端部すなわちサイドシール17との境界
線においては層の厚さが他の部分より厚い筋状のトナー
層が発生する。前述の図3(b) には、その均一なトナー
層4−1−1と筋状のトナー層4−1−2を示してい
る。
【0015】図4(b) は、上記のような構成において、
転写に関与する各部材の寸法(相関関係)を示してい
る。同図(b) には、最上部に、基準となる用紙寸法を示
している。同図の例では、基準の用紙幅を297mmと
している。すなわちこの画像形成装置は、通常の事務用
に使用する最大寸法の用紙であるA3判の用紙を縦長に
用いて搬送し、印字することができる。これに対して、
その下方に順次示すように、感光体ドラム1の長さは3
40mm、そのクリーニング領域は感光体ドラム1の長
さよりもやや狭く現像幅に対して充分に余裕をもった3
24mm、現像幅はクリーニング領域よりも充分に狭
く、しかし用紙幅よりも広い308mmとなっている。
これは、上述したように現像幅の両端部には筋状のトナ
ー層4−1−2が生じるので、その筋状のトナー層4−
1−2が感光体ドラム1上へ転移しても用紙には転写さ
れないように、現像幅を用紙幅よりも広く設定している
ものである。そして、現像ローラ4−2の長さは現像幅
よりもやや広い318mm、転写搬送ベルト7の幅は現
像ローラ4−2の長さに近いがやや狭い316mmであ
る。
【0016】これらの寸法は、いずれも上述した搬送基
準となるA4判用紙の幅297mmを越えてはいるが、
無用に越え過ぎないように最小限必要な寸法に抑えられ
ている。また、転写搬送ベルト7の両側端には、用紙幅
よりもやや広い搬送有効幅を残して、寄り防止部材11
が配設されている。この寄り防止部材11の位置に上記
の筋状のトナー層4−1−2が発生する現像幅の端部1
2の位置が重なっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記の現像幅端部に発
生した筋状のトナー層4−1−2は、そのまま現像ロー
ラ4−2上に乗って図3(a) の矢印ロの方向へ搬送さ
れ、感光体ドラム1と接触して相当量が感光体ドラム1
に付着する。尚、先には図3(a) を用いてトナーの通常
の動きを、現像トナー像4−1a、転写トナー像4−1
b、残留トナー4−1cとして説明したが、以下、これ
らを筋状のトナー層4−1−2が感光体ドラム1に付着
した付着トナー4−1a、これが転写搬送ベルト7に転
着した転着トナー4−1b、転着せずに感光体ドラム1
に残留した残留トナー4−1cと置き換えて説明する。
【0018】上記の筋状のトナー層4−1−2の発生は
止むを得ないものとして、本来、感光体ドラム1に付着
した付着トナー4−1aは、転写搬送ベルト7に転着さ
せて転写搬送ベルト7側で清掃・除去することが望まし
い。なぜなら、感光体ドラム1の付着トナー4−1aを
清掃・除去するためのクリーナ6は、本体装置に交換自
在に着脱される画像形成ユニットのドラムユニット側に
組み付けらる装置であり、このようなユニットは全体と
して小型であることが必須であるから、クリーナ6の構
成もできるだけ小型であることが望ましい。そして、付
着トナー4−1aのような廃トナーのクリーナ6側での
回収は最少限度に抑える必要がある。さもないとクリー
ナ6が短期間に満杯になり、他の組み付け部材が未だ充
分に使用可能であるのに、クリーナ6のみが満杯である
ためにユニット全体を交換しなければならなくなるとい
う不都合が発生する。
【0019】他方、転写搬送ベルト7側のクリーナは、
独立した装置であるから幾分大型にできる余地も有して
いる。そして単体で本体装置に着脱・交換できる構成と
なっているから、廃トナーで満杯になればクリーナのみ
を交換すればよいのであり、つまり、収容される廃トナ
ーの経時的な量については制約を受けない。したがっ
て、上述したように感光体ドラム1に付着した付着トナ
ー4−1aは、転写搬送ベルト7に転着させて転写搬送
ベルト7側のクリーナで清掃・除去するようにしたほう
が全体として経済的であり操作性も向上する。
【0020】図5は、上記の転写搬送ベルト7が感光体
ドラム1に接触(圧接)する部分の正面断面図である。
同図には、図3(b) で説明した現像ローラ4−2の均一
トナー層4−1−1及び筋状トナー層4−1−2を示
し、図3(a) に示した感光体ドラム1上の残留トナー4
−1c、バックアップローラ8、及びその支持軸8−1
を示し、図4(b) に示した転写搬送ベルト7の寄り防止
部材11を示している。上記の支持軸8−1は両端部を
本体装置のフレーム18に固定されている。
【0021】同図に示す転写搬送ベルト7の両側端に配
設されている寄り防止部材11の位置は、前述した図4
(b) に示したように、筋状のトナー層4−1−2が発生
する現像幅の端部12、つまり感光体ドラム1上の付着
トナー4−1a(図5を下流側から見ているものとして
図3(a) に示した付着トナー4−1aは図5において感
光体ドラム1の向こう側の周面に在り、残留トナー4−
1cはこちら側の周面にくる)の位置と重なっている。
また、この位置関係は本体装置全体の小型化のために最
善とされる最小限必要な寸法に抑えられて形成されてい
るものであることも既に述べた。したがって、これらの
寸法つまり位置関係を変更することは好ましくない。
【0022】ところで、この寄り防止部材11は、バッ
クアップローラ8の端部側面によって横方向のズレを規
制されることにより転写搬送ベルト7の寄りを防止する
目的で形成されている。つまりバックアップローラ8や
他の支持ローラの端部側面に当接すべく形成されている
から、バックアップローラ8や各支持ローラの支持面か
らは外れている。したがって、バックアップローラ8に
よる下方からの支持を受けていない。このため、図5に
示すように、下方に弛みを生じている。すなわち、転写
搬送ベルト7は、感光体ドラム1との圧接部で寄り防止
部材11のところのみが感光体ドラム1との圧接から離
隔し、このため、感光体ドラム1表面との間に隙間を生
じている。
【0023】上記の間隙のために、感光体ドラム1上の
付着トナー4−1aは、図3(a) の転着トナー4−1b
として転写搬送ベルト7に殆ど転着することなく、その
まま感光体ドラム1上に残留したまま残留トナー4−1
cとしてドラムユニット内のクリーナ6へ回収される。
このように付着トナー4−1aがクリーナ6へ回収され
ることになると、上述したクリーナ6の廃トナー収容量
の問題だけでなく以下に述べるような、より大きな問題
が発生した。
【0024】すなわち、再び図3(a) に戻り、前述した
ように付着トナー4−1aは他の部分よりもトナー層の
厚さが比較的厚いので、スクイシート6−1を通過する
際、全部が通過しきれずに、徐々にスクイシート6の外
側表面へ付着して行き、やがてトナー溜り19を形成す
る。この状態で使用を継続すると、場合によってはトナ
ー溜り19が図3(a) の矢印ニに示すように下方へ落下
して転写搬送ベルト7上の転写紙を汚すというような不
具合が発生する。また、現像ユニットやドラムユニット
を交換する際、ユニットを取り出す際の操作の僅かの振
動で、トナー溜まり19が落下して周囲を汚染すること
がままあった。一旦トナーによる汚染が発生すると周囲
を清浄に復元するには時間と手数のかかる作業を必要と
する。
【0025】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
転写に係る各部材の寸法関係を必要最少限に維持して本
体装置の大型化を抑えながらドラムユニットにトナー溜
まりを形成させない画像形成装置を提供することであ
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明の構成を
述べる。本発明の画像形成装置は、両端縁に寄り止め部
材を帯状に備え、複数のローラ間に張架され、トナー像
の形成された像担持体に転写材を接触させるべく外周面
に上記転写材を吸着して循環移動する転写搬送ベルト
と、該転写搬送ベルトを上記像担持体に圧接すべく該像
担持体の近傍に配設されて上記転写搬送ベルトの内周面
に接触するバックアップローラとを備えた画像形成装置
であって、上記転写搬送ベルトは幅が上記像担持体の幅
よりも小さく形成され、上記バックアップローラはその
両端部に上記寄り止め部材の厚さに対応して上記バック
アップローラの径よりも小径で、上記バックアップロー
ラの半径から前記寄り止め部材の厚さを差し引いた長さ
と略等しい半径に形成され上記寄り止め部材と当接する
支持ローラ部材を備えて構成される。
【0027】上記転写搬送ベルトは、例えば請求項2記
載のように、幅が上記像担持体に形成されるトナー像の
現像幅よりも大きく、該現像幅の端部と上記寄り止め部
材の配設位置とが略一致するように形成される。また、
上記バックアップローラは、例えば請求項3記載のよう
に、上記像担持体に付着したまま像担持体側のクリーナ
へ搬送されがちな現像領域端部に筋状に形成される画像
形成に無関与の付着トナーを上記転写搬送ベルトに転着
させて該転写搬送ベルト側のクリーニング部材によって
上記転着させたトナーを回収させるべく上記転写搬送ベ
ルトの上記寄り止め部材の配設されている両端部を弛み
なく上記像担持体に圧接させるように構成される。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明は、転写搬送ベルトと感光
体ドラムとが接触する幅を、現像ローラの長さと同じか
やや広めに設定し、感光体ドラム上に付着した現像幅両
端の筋状トナーの清掃・回収をドラムユニットのクリー
ナのみで行うのではなく、感光体ドラムから転写搬送ベ
ルトへも強制的に転着させて、転写搬送ベルト側のクリ
ーナでも清掃・回収させるようにして、従来、ドラムユ
ニットのクリーナのみへ過剰に送られていたことに起因
するトナーこぼれを防止することにある。以下、本発明
の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0029】図1(a) は、一実施の形態における転写搬
送ベルト装置を正面から見た断面図であり、同図(b)
は、他の実施の形態における転写搬送ベルト装置を正面
から見た断面図である。そして、図2は、このような転
写搬送ベルト装置を備えた画像形成装置の内部構成を模
式的に示す側断面図である。
【0030】先ず、図2を用いて全体の構成から説明す
る。同図に示すように、この画像形成装置(本体装置)
20は、その後面(図の左方)に開閉トレー21を備
え、下部には装置前方(図の右方)から着脱自在な用紙
カセット22を備えている。用紙カセット22には多枚
数の用紙が載置・収容されている。また、本体装置20
の上面に上蓋23を備えている。上蓋23の前部側方に
は図では見えないが電源スイッチ、液晶表示装置、複数
の入力キー等が配設されている。上蓋23は、その後部
が本体装置20の後部上面とともに排紙トレー24を形
成している。
【0031】本体装置20の内部には、略中央に、転写
搬送ベルト(以下、単にベルトという)25が前後に偏
平なループ状に配置され、そのループの水平方向の両端
部を駆動ローラ26と従動ローラ27に保持されてい
る。このベルト25は、駆動ローラ26により駆動さ
れ、図の矢印Aで示す反時計回り方向に循環移動する。
このベルト25の上循環部に、4個の感光体ドラム28
(28a、28b、28c、28d)が用紙搬送方向
(図の右から左方向)に多段式に並設されている。
【0032】これらの感光体ドラム28を夫々取り囲む
ようにして(以下、代表的に感光体ドラム28aの周囲
装置についてのみ符号を付して示す)、クリーナ29、
初期化帯電ブラシ31、書込ヘッド32、現像器33及
び転写ブラシ34が配置されている。転写ブラシ34
は、ベルト25を介して感光体ドラム28に圧接し、こ
こに転写部を形成している。現像器33は、その下部開
口部に回転可能に支持する現像ローラ35を感光体ドラ
ム28周面に当接させ、ここに現像部を形成している。
書込ヘッド32は、上蓋23の裏面に配設されており、
上蓋23の閉成に伴って降下し、初期化帯電ブラシ31
と現像器33の現像ローラ35との間に位置決めされ、
ここに記録部を形成している。尚、クリーナ29には、
図3(a) に示したものと同様の掬いシート30が配設さ
れている。
【0033】そして、上記の転写ブラシ34の搬送方向
上流側において感光体ドラム28(28a〜28d)の
近傍に、バックアップローラ36(36a、36b、3
6c、36d)が配設されている。これらのバックアッ
プローラ36には、ベルト25が用紙を静電的に吸着し
て搬送するために電荷を注入されていることに対応し
て、その電荷がバックアップローラ36を介して流失し
ないように例えばポリカーボネート(PC)樹脂等の絶
縁体で形成したパイプを用いている。これらのバックア
ップローラ36は、ベルト25の上循環部を下方に弛ま
ないように下から支えていると共に、感光体ドラム28
とベルト25との相対位置を維持するように設けられて
いる。
【0034】上記のベルト25の下循環部の下流側裏面
には、その裏面に押接してテンションローラ37が配設
される。テンションローラ37は、不図示の付勢部材に
より下方に付勢されてベルト25を図の矢印Bで示すよ
うに下方に押し付け、これにより、ベルト25の撓みを
吸収し、ベルト25全体を所定の張力で駆動ローラ26
と従動ローラ27間に張設している。
【0035】ベルト25の上循環部の上流側端部には、
吸着ローラ38が、ベルト25を介して従動ローラ27
に圧接し、ここに用紙搬入部を形成している。吸着ロー
ラ38は、用紙搬入部に搬入されてくる用紙(転写材)
に吸着バイアスを印加しながらベルト25に押圧して、
ベルト25に用紙を静電的に吸着させる。
【0036】上記用紙搬送方向最上流の感光体ドラム2
8aに対応する現像器33から最下流の感光体ドラム2
8dに対応する現像器33まで、各現像器33には、M
(マゼンタ)トナー、C(シアン)トナー、Y(イエロ
ー)トナー、及び文字や画像の黒色部の印字に専用され
るBk(ブラック)トナーの各トナー40が夫々収容さ
れている。
【0037】ベルト25より更に搬送方向上流側(図の
右方)には、待機ロール対39、それから下方に給紙案
内路41が配置され、その給紙案内路41の下端部には
給送ロール対42が配設されている。給送ロール対42
の上流(下方)に、前述した用紙カセット22の給紙端
が位置している。用紙カセット22の給紙端上方に給紙
コロ43が配設されている。給紙コロ43は一回転毎
に、用紙カセット22に収容されている最上部の用紙一
枚を取り出して給送ロール対42へ給紙する。
【0038】一方、ベルト25よりも用紙搬送方向下流
(図の左方)には、定着器44、排紙ロール対45、切
り換えレバー46が設けられる。定着器44は、断熱性
の匡体内に組み付けられた圧接ローラ、定着ローラ、発
熱ローラ、周面清掃器、オイル塗布部材、サーミスタ等
から構成され、用紙上に転写されたトナー像を紙面に熱
定着させる。
【0039】切り換えレバー46は、同図に示すように
下の位置にあるときは、上方の排出路47及び排紙ロー
ル対48を介して排紙トレー24へ用紙を案内し、上に
回動しているときは、装置後面に開成される開閉トレー
21へ用紙を案内する。
【0040】ベルト25と用紙カセット22の間の上流
側には、クリーナボトル49が着脱自在に配設されてい
る。クリーナボトル49の上部にはブレードスクレーパ
51が取り付けられて、その先端がベルト25の下循環
部の表面に当接している。この当接部のベルト25の裏
面には圧接ローラ52が圧接して、ベルト25を上記ブ
レードスクレーパ51へ押し付けている。ブレードスク
レーパ51は、ベルト25の表面に残留するトナーやゴ
ミを掻き取ってベルト25を清掃し、掻き取った不要の
トナーやゴミをクリーナボトル49に収納する。このク
リーナボトル49は単体で本体装置20に着脱自在であ
り、特には図示しないが、ここに収納さっる廃トナーが
満杯になると、これを検知するセンサが配設されてお
り、このセンサの検知により、操作パネルの警告灯を点
滅させるなどしてクリーナボトル49が廃トナーで満杯
になったことを外部に報知するようになっている。
【0041】また、これも特には図示しないが、ベルト
25と用紙カセット22の間には適宜の回路基盤を装着
可能な電装部が配設され、その回路基盤には複数の電子
部品からなる制御装置が搭載されている。制御装置はコ
ントローラ部とエンジン部からなり、コントローラ部は
CPU(中央演算処理装置)、ROM(読出し専用メモ
リ)、EEPROM(再書込み可能な読出し用メモ
リ)、フレームメモリ、イメージデータ転送回路等を備
えて、ホストコンピュータ等から入力される印刷データ
を解析し、印字用データを作成してエンジン部に転送す
る。
【0042】エンジン部は、CPUやROM等を備え、
入力側にはコントローラ部からのデータや指令信号、温
度センサの出力、用紙検知センサの出力等が入力し、出
力側には不図示のモータを駆動するモータドライバ、そ
のモータの駆動を各部に伝達する駆動系を切り替えるク
ラッチドライバ、書込ヘッド32を上記印字用データに
基づいて駆動する印字ドライバ、初期化帯電ブラシ3
1、現像ローラ35、転写ブラシ34、吸着ローラ38
等に所定のバイアス電流を供給するバイアス電源ドライ
バ等が接続されている。エンジン部はコントローラ部か
らのデータや指令信号、温度センサの出力、用紙検知セ
ンサの出力等に基づいて各部を駆動制御する。
【0043】続いて上記構成の画像形成装置20の動作
を、上述した図2を再び参照しながら説明する。先ず、
装置本体20に電源が投入され、使用する用紙の紙質、
枚数、印字モード、その他の指定がキー入力あるいは接
続するホスト機器からの信号として入力されると、不図
示の駆動機構により給紙コロ43が一回転して、用紙カ
セット22に載置収容されている用紙を給送ロール対4
2を介して待機ロール対39へ給送する。待機ロール対
39は回転を停止して、一対のローラで形成される挟持
部に用紙先端を当接させた状態で搬送タイミングを待機
する。
【0044】続いて、駆動ローラ26が反時計回り方向
に回転し、従動ローラ27が従動して同じく反時計回り
方向に回転する。これによりベルト25は、上循環部が
4個の感光体ドラム28に当接して全体が反時計回り方
向へ循環移動する。
【0045】これと共に現像器33及び感光体ドラム2
8が印字タイミングに合わせて順次駆動される。感光体
ドラム28は時計回り方向に回転し、初期化帯電ブラシ
31は、感光体ドラム28周面に一様な高マイナス電荷
を付与し、書込ヘッド32は、その感光体ドラム28周
面に画像信号に応じて露光を行って低電位部を形成す
る。これにより、上記初期化による高マイナス電位部
と、露光による低マイナス電位部からなる静電潜像が形
成される。現像器33の現像ローラ35は、その静電潜
像の低電位部にトナー40を転移させて感光体ドラム2
8周面上にトナー像を形成(反転現像)する。
【0046】最上流の感光体ドラム28a周面上のトナ
ー像の先端が、ベルト25との対向点に回転搬送されて
くるタイミングで、その対向点に用紙の印字開始位置が
一致するように、待機ロール対39が回転を開始して用
紙を用紙搬入部へ給送する。従動ローラ27と吸着ロー
ラ38は、給送された用紙をベルト25と共に挟持して
搬送する。用紙は、ベルト25に吸着され、感光体ドラ
ム28aと転写ブラシ34により形成されている最初の
転写部へ搬送される。
【0047】転写ブラシ34は、不図示の転写バイアス
電源から出力される転写電流をベルト25を介して用紙
に印加する。この転写ブラシ34から印加される転写電
流により感光体ドラム28a上のM(マゼンタ)のトナ
ー像が用紙に転写される。続いて、感光体ドラム28b
と転写ブラシ34により形成されている上流から2番目
の転写部においてC(シアン)のトナー像が転写され、
更に感光体ドラム28cと転写ブラシ34により形成さ
れている上流から3番目の転写部でY(イエロー)のト
ナー像が転写される。そして、感光体ドラム28dと転
写ブラシ34により形成されている最下流の転写部でB
k(ブラック)のトナー像が順次転写される。
【0048】このようにして、4色のトナー像を転写さ
れた用紙は、ベルト25から分離して定着器44に搬入
される。定着器44は、トナー像を用紙に熱定着させ
る。この画像定着後、用紙は、排紙ロール対45によっ
て後面の開閉トレー21上にトナー像を上にして、又は
上部の排紙トレー24上にトナー像を下にして排出され
る。
【0049】上記用紙を分離した後、ベルト25は、次
の画像形成における駆動により循環移動を行いながら、
下循環部の上流側において、表面に残留するトナーや紙
粉による汚れをブレードスクレーパ51によってクリー
ニングされる。
【0050】このように動作する本実施の形態における
画像形成装置20において、上記感光体ドラム28とベ
ルト25との接触関係において、特別の工夫が凝らされ
ている。以下、これについて説明する。
【0051】図1(a) に示す第1の実施の形態における
ベルト装置において、図4(b) で説明した現像幅の両端
部に発生する筋状トナーが感光体ドラム28周面の現像
領域の両端部に付着トナー40−1として付着してい
る。また、感光体ドラム28に圧接するベルト25の側
端部裏面には、ベルト25の幅方向への片寄りを防止す
るために、例えばゴム等の弾性体からなる寄り止め部材
53が、ベルト25の搬送方向(長手方向)に延在し、
ベルト25と一体に固着して配置されている。そして、
上記の感光体ドラム28周面の現像領域の付着トナー4
0−1が付着している端部の位置は、全体の構成を必要
最少限の小型寸法に抑えるために、結果として寄り止め
部材53の配設位置に重なっている。
【0052】ベルト25には、裏面からバックアップロ
ーラ36が圧接しており、バックアプローラ36は支持
軸54に外嵌している。支持軸54は本体装置20のフ
レーム55に固着して支持されている。バックアプロー
ラ36はベルト25の循環移動に従動して回転する。バ
ックアプローラ36の本体装置20のフレーム55に支
持されている端部側面には小径軸54−1が突設されて
おり、この小径軸54−1に、支持用ローラ部材56が
外嵌している。
【0053】支持用ローラ部材56は、その半径がバッ
クアップローラの半径から寄り止め部材の厚さを差し引
いた長さと略等しく形成されている。すなわち、寄り止
め部材53の厚さに対応してバックアップローラ54の
径よりも小径であり、その小径である分だけベルト25
裏面との間に形成される間隙に寄り止め部材53が位置
して支持用ローラ部材56に当接する。支持用ローラ部
材56は、寄り止め部材53の移動に従動して回転す
る。
【0054】したがって、寄り止め部材53が配設され
たベルト25の側端部は、支持用ローラ部材56によ
り、寄り止め部材53を介して感光体ドラム28に押圧
される。すなわち、感光体ドラム28の現像領域端部の
付着トナー40−1が付着している部分にベルト25表
面が圧接する。
【0055】これにより、付着トナー40−1のベルト
25への物理的な転着が助成され、付着トナー40−1
の相当部分がベルト25へ転着する。この転着により感
光体ドラム28の付着トナー40−1の付着量が大きく
軽減され、したがって、感光体ドラム28側の(ドラム
ユニットの)クリーナ29の掬いシート30に摺接しな
がら通過する筋状の付着トナー40−1の盛り上がりが
低減され、トナー溜り(図3(a) のトナー溜り19参
照)の形成が抑えられる。これによって、ドラムユニッ
トの着脱に際してしばしば発生したトナー溜りの落下等
の不具合が解消される。
【0056】尚、上記の実施の形態では、寄り止め部材
53を支持用ローラ部材56によって感光体ドラム28
方向ヘ押圧しているが、これに限ることなく、図1(b)
に示す他の実施の形態における如く、バックアップロー
ラ36′と支持軸54′とを絶縁性樹脂で一体に構成
し、支持軸54′を軸受け57を介して本体装置のフレ
ーム55に対し回転自在に支持されるようにして、その
軸受け57に支持される支持軸54′端部をそのまま軸
受け57の外側へ延在させて寄り止め部材53の支持用
ローラ54−1とすることにより、上記と略同様の作用
・効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写搬送ベルト側端部の寄り止め部材を下方から支持す
る支持用ローラ部材をバックアップローラの両端部に設
けたので、寄り止め部材を配設した転写搬送ベルト側端
部を感光体ドラムとの対向部で下方に弛むことなく感光
体ドラム表面に圧接させることができ、これにより、感
光体ドラムの現像領域両端部の筋状の付着トナーを転写
搬送ベルト側へ容易に転着させることができ、したがっ
て、感光体ドラム側のクリーナへ運ばれる筋状トナーの
量が低減してトナー溜りの発生が抑止されてトナー飛散
の不都合が解消される。また、支持用ローラ部材は寄り
止め部材に従動して回転するので、このベルト装置にお
いては寄り止め部材を摩耗させる虞がなく安定した寄り
止め作用を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施の形態における転写搬送ベルト装
置の正面断面図、(b) は他の実施の形態における転写搬
送ベルト装置の正面断面図である。
【図2】図1の転写搬送ベルト装置を備えた画像形成装
置の内部構成を模式的に示す側断面図である。
【図3】(a) は従来の転写搬送ベルトを備えた画像形成
装置の主要部の構成を示す図、(b) はその現像ユニット
の外観斜視図である。
【図4】(a) は従来の現像ユニットのトナー層を形成す
るための部品構成を展開図で示す図、(b) は転写に関与
する各部材の寸法を示す図である。
【図5】従来の転写搬送ベルトが感光体ドラムに接触
(圧接)する部分の正面断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体) 2 初期化帯電ブラシ 3 書込みヘッド装着溝孔 4 現像器 4a 匡体 4b 保持部 4−1 トナー 4−1−1 均一トナー層 4−1−2 筋状トナー層 4−1a 現像トナー像(付着トナー) 4−1b 転写トナー像(転着トナー) 4−1c 残留トナー 4−2 現像ローラ 4−3 攪拌器 4−4 供給ローラ 4−5 ドクターブレード 5 転写ブラシ 6 クリーナ 6−1 スクイシート 6−2 掻き取り器 7 転写搬送ベルト 8 バックアップローラ 8−1 支持軸 9 ユニットフレーム 11 寄り防止部材 12 現像幅端部 14 ブレード支持固定板 15 掬いシート 17 サイドシール 18 本体装置フレーム 19 トナー溜り 20 画像形成装置(本体装置) 21 開閉トレー 22 用紙カセット 23 上蓋 24 排紙トレー 25 ベルト 26 駆動ローラ 27 従動ローラ 28(28a、28b、28c、28d) 感光体ドラ
ム 29 クリーナ 30 掬いシート 31 初期化帯電ブラシ 32 書込ヘッド 33 現像器 34 転写ブラシ 35 現像ローラ 36(36a、36b、36c、36d)、36′ バ
ックアップローラ 37 テンションローラ 38 吸着ローラ 39 待機ロール対 40 トナー 40−1 付着トナー 41 給紙案内路 42 給送ロール対 43 給紙コロ 44 定着器 45 排紙ロール対 46 切り換えレバー 47 排出路 48 排紙ロール対 49 クリーナボトル 51 ブレードスクレーパ 52 圧接ローラ 53 寄り止め部材 54、54′ 支持軸 54−1 小径軸 55 本体フレーム 56 支持用ローラ部材 57 軸受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 依藤 隆雄 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内 (72)発明者 高鹿 守通 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端縁に寄り止め部材を帯状に備え、複
    数のローラ間に張架され、トナー像の形成された像担持
    体に転写材を接触させるべく外周面に前記転写材を吸着
    して循環移動する転写搬送ベルトと、該転写搬送ベルト
    を前記像担持体に圧接すべく該像担持体の近傍に配設さ
    れて前記転写搬送ベルトの内周面に接触するバックアッ
    プローラとを備えた画像形成装置であって、 前記転写搬送ベルトは幅が前記像担持体の幅よりも小さ
    く形成され、前記バックアップローラはその両端部に前
    記寄り止め部材の厚さに対応して前記バックアップロー
    ラの径よりも小径で、前記バックアップローラの半径か
    ら前記寄り止め部材の厚さを差し引いた長さと略等しい
    半径に形成され前記寄り止め部材と当接する支持ローラ
    部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写搬送ベルトは、幅が前記像担持
    体に形成されるトナー像の現像幅よりも大きく、該現像
    幅の端部と前記寄り止め部材の配設位置とが略一致する
    ように形成されることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記バックアップローラは、前記像担持
    体に付着したまま像担持体側のクリーナへ搬送されがち
    な現像領域端部に筋状に形成される画像形成に無関与の
    付着トナーを前記転写搬送ベルトに転着させて該転写搬
    送ベルト側のクリーニング部材によって前記転着させた
    トナーを回収させるべく前記転写搬送ベルトの前記寄り
    止め部材の配設されている両端部を弛みなく前記像担持
    体に圧接させることを特徴とする請求項1又は2記載の
    画像形成装置。
JP32322596A 1996-12-03 1996-12-03 画像形成装置 Withdrawn JPH10167505A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011083871A1 (en) * 2010-01-08 2011-07-14 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011083871A1 (en) * 2010-01-08 2011-07-14 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus
JP2011158887A (ja) * 2010-01-08 2011-08-18 Canon Inc プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US9098062B2 (en) 2010-01-08 2015-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus

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