JPH10167228A - 連続小袋体の継ぎ目検出装置 - Google Patents

連続小袋体の継ぎ目検出装置

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JPH10167228A
JPH10167228A JP8333490A JP33349096A JPH10167228A JP H10167228 A JPH10167228 A JP H10167228A JP 8333490 A JP8333490 A JP 8333490A JP 33349096 A JP33349096 A JP 33349096A JP H10167228 A JPH10167228 A JP H10167228A
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直史 古田
Sadao Noda
貞雄 野田
Kunio Oi
邦夫 大井
Hiroyuki Sako
浩幸 酒向
Seiichi Saito
誠一 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装材の材質,内容物の性状や種類,シール
形態等に影響されることなく、各種の連続小袋体に対し
て安定的にシール部を検出すること。 【解決手段】 搬送テーブル14の下方には超音波送波
器13aが配設されており、連続小袋体1が矢印A方向
へ搬送されると、収容部2の下面およびシール部3aの
下面に交互に超音波が送波される。そして、搬送テーブ
ル14の上方には超音波受波器17が配設されており、
超音波受波器17は、連続小袋体1を伝導して収容部2
の上面およびシール部3aの上面から出射される超音波
を検出する。この構成の場合、収容部2とシール部3a
とで超音波の減衰率が異なり、収容部2から出射される
超音波の受波レベルと、シール部3aから出射される超
音波の受波レベルとの間に差が生じるので、この差に基
づいてシール部3aが判別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収容部およびシー
ル部が交互に形成された帯状をなす連続小袋体のシール
部を検出する連続小袋体の継ぎ目検出装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】食品生産機械の一つに
小袋投入装置がある。この小袋投入装置は、例えば即席
麺等のかやく,粉末スープ等が収容された連続状の小袋
(いわゆる連続小袋体)を単一の小袋に切断して容器内
に投入するものである。図12は、三方シール形の連続
小袋体1を示す斜視図である。
【0003】この連続小袋体1は、帯状の包装材を2つ
折りしてなるものであり、かやく,粉末スープ等が収容
された収容部2とシール部3aとを交互に有し、各収容
部2の左右側部がシール部3aにより密閉され、各収容
部2の上部が別のシール部3bにより密閉された形態に
なっている。
【0004】この連続小袋体1を単一の小袋に分離する
にあたっては、連続小袋体1を矢印A方向へ搬送しなが
ら、継ぎ目検出装置を用いてシール部3aを検出し、継
ぎ目検出装置から出力される継ぎ目検出信号(シール部
3aの検出信号)に基づいてシール部3aを切断装置に
供給することに伴い、連続小袋体1をシール部3aから
切断するようにしている。
【0005】上記継ぎ目検出装置の従来構成を下記
(1)〜(5)に示す。 (1)実公昭59−11054号に記載されているよう
に、連続小袋体1の各シール部3aにレジマークを印刷
する。そして、このレジマークを光学的に認識すること
に基づいてシール部3aを判別する。 (2)特公昭62−38228号公報に記載されている
ように、連続小袋体1を一対の可動厚み検出ローラで挟
み込む。そして、該ローラの移動量に基づいて極端に薄
肉なシール部3aを判別する。
【0006】(3)本出願人により出願された特開平8
−34417号公報に記載されているように、連続小袋
体1の収容部2に形成された図12の凹部2a(物品の
収容に伴い収容部2が凹んで形成されたもの)を光電ス
イッチ,リミットスイッチ等で検出することに基づい
て、シール部3aを判別する。 (4)本出願人により出願された特願平7−30166
7号公報に記載されているように、連続小袋体1を挟ん
で一対の電極を対向配置する。そして、収容部2が両電
極間を通過する際の静電容量と、シール部3が両電極間
を通過する際の静電容量との差に基づいてシール部3a
を判別する。
【0007】(5)本出願人により出願された特願平7
−318826号公報に記載されているように、連続小
袋体1を挟んで一対の吸着パットを対向配置し、収容部
2が両吸着パッド間を通過する際には、両吸着パッドに
より連続小袋体1を吸着し、シール部3aが両吸着パッ
ド間を通過する際には一方の吸着パッドのみにより連続
小袋体1を吸着する。そして、両吸着パッドの内圧を検
出することに基づいて、シール部3aを判別する。
【0008】連続小袋体1の包装材は、樹脂,アルミニ
ウム,紙等、材質が様々である(ここで称する紙,アル
ミニウム製の包装材は、樹脂シートの表面に紙,アルミ
ニウムを添着した形態のものである)。しかも、連続小
袋体1の収容部2内には、固形,粉末,液体,ゲル等、
様々な性状の内容物が収容されており、これらの内容物
は薄肉であったり、厚肉であったりする上、充填密度に
もばらつきがある。さらに、連続小袋体1には、上述の
三方シール形に加え、四方シール形,ピロー包装形等、
様々な形態のものがある。
【0009】図13の(b)は、四方シール形の連続小
袋体1を示すものである。この連続小袋体1は、帯状を
なす2枚の包装材からなるものであり、各収容部2の左
右側部がシール部3aにより密閉され、各収容部2の上
部および下部がシール部3bおよび3cにより密閉され
た形態になっている。
【0010】図13の(c)はピロー包装形の連続小袋
体1を示す表面図,(d)はピロー包装形の連続小袋体
1を示す裏面図である。この連続小袋体1は、帯状の包
装材を丸めてなるものであり、各収容部2の左右両側部
がシール部3aにより密閉され、各収容部2の裏側がシ
ール部3dにより密閉された形態になっている。尚、図
13の(a)は三方シール形の連続小袋体1を示す表面
図である。
【0011】しかしながら、上記(1)〜(5)の装置
では、下記に示すように、一部の連続小袋体1に対して
シール部3aの検出を安定的に行うことができなかっ
た。 (1)の装置の場合、連続小袋体1の表面に印刷されて
いる文字や図柄がレジマークと誤判別されたり、あるい
は、レジマークと包装材との間に色の差がなく、レジマ
ークが判別されない虞れがある。 (2)の装置の場合、内容物の偏りから生じる薄肉な部
分がシール部3aと誤判別される虞れがある。これと共
に、内容物が海苔等の薄肉なものであると、収容部2と
シール部3aとの厚さの違いが少ないので、シール部3
aを安定的に検出できない。さらに、内容物が固形物で
あると、ローラで挟込んだ際に内容物が割れたり、収容
部2が破れたり、収容部2に孔が開いてしまう虞れがあ
る。
【0012】(3)の装置の場合、内容物が海苔等の薄
肉なものであると、収容部2に明確な凹部2aが形成さ
れないので、シール部3aを安定的に検出できない。こ
れと共に、収容部2の四方がシールされていると、収容
部2に凹部2aが形成されないので、根本的にシール部
3aを検出できない。 (4)の装置の場合、連続小袋体1の包装材がアルミニ
ウムであると、連続小袋体1自身が巨大な電極となるの
で、浮遊容量の影響を大きく受け、シール部3aの検出
ができない。 (5)の装置の場合、連続小袋体1の包装材がアルミニ
ウム等の堅い材質であると、表面の皺等の影響で収容部
2の吸着が正確に行われず、圧漏れが生じることがある
ので、シール部3aの検出が安定的に行われない虞れが
ある。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、包装材の材質,内容物の性状や種
類,シール形態等に影響されることなく、各種の連続小
袋体に対して安定的にシール部を検出できる連続小袋体
の継ぎ目検出装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の連続小袋
体の継ぎ目検出装置は、物品が収容された収容部および
シール部が交互に形成された帯状をなす連続小袋体のシ
ール部を検出するものにおいて、前記連続小袋体の搬送
に伴い、前記連続小袋体の包装材を伝導可能な物理エネ
ルギーを前記収容部の一面および前記シール部の一面に
交互に送出するエネルギー送出手段と、前記連続小袋体
の搬送に伴い、前記連続小袋体を伝導して前記収容部の
他面および前記シール部の他面から出射される物理エネ
ルギーのエネルギー量を交互に検出するエネルギー検出
手段と、このエネルギー検出手段の検出結果に基づいて
前記シール部を判別する継ぎ目判別手段とを備えたとこ
ろに特徴を有する。
【0015】上記手段によれば、連続小袋体が搬送され
ると、収容部の一面およびシール部の一面に交互に物理
エネルギーが送出され、この物理エネルギーが連続小袋
体を伝導して収容部の他面およびシール部の他面から出
射される。この場合、収容部とシール部とで物理エネル
ギーの伝導率が異なり、収容部から出射されるエネルギ
ー量と、シール部から出射されるエネルギー量と間に差
が生じるので、この差に基づいてシール部が判別され
る。従って、収容部に印刷されている文字や図柄,レジ
マークと包装材との間の色の差,内容物の偏りから生じ
る薄肉部,収容部とシール部との厚さの違い,収容部の
凹部の出来具合,凹部の有無,包装材がアルミニウムで
あること等に影響されず、シール部が安定的に検出され
る。
【0016】請求項2記載の連続小袋体の継ぎ目検出装
置は、エネルギー送出手段が、連続小袋体の一面に物理
エネルギーとして熱エネルギーを送出し、エネルギー検
出手段が、連続小袋体の他面から出射される物理エネル
ギーとして赤外線を検出するところに特徴を有する。
【0017】上記手段によれば、収容部の一面およびシ
ール部の一面に熱エネルギーが送出されると、熱エネル
ギーが連続小袋体を伝導し、収容部の他面およびシール
部の他面から赤外線が出射される。この場合、収容部と
シール部とで熱エネルギーの伝導率が異なり、収容部か
ら出射される赤外線量と、シール部から出射される赤外
線量との間に差が生じるので、この差に基づいてシール
部が判別される。
【0018】請求項3記載の連続小袋体の継ぎ目検出装
置は、連続小袋体の搬送が停止すると、エネルギー送出
手段が連続小袋体に熱エネルギーを送出しない状態にな
るところに特徴を有する。上記手段によれば、連続小袋
体の搬送が停止すると、連続小袋体に熱エネルギーが供
給されなくなる。このため、連続小袋体が局部的に加熱
され、連続小袋体の包装材が溶解したり、内容物に熱に
よる悪影響が生じることが防止される。
【0019】請求項4記載の連続小袋体の継ぎ目検出装
置は、エネルギー送出手段が、物理エネルギーとして音
波を送出し、エネルギー検出手段が、連続小袋体の他面
から出射される音波を検出するところに特徴を有する。
【0020】上記手段によれば、収容部の一面およびシ
ール部の一面に音波が送出されると、連続小袋体を音波
が伝導する。この場合、収容部とシール部とで音波の伝
導率(減衰率)が異なり、収容部から出射される音波の
受波レベルと、シール部から出射される音波の受波レベ
ルとの間に差が生じるので、この差に基づいてシール部
が判別される。このため、物理エネルギーとして熱を用
いる場合に比べ、安全性が向上する上、連続小袋体の内
容物に熱影響が生じる虞れがなくなる。これと共に、音
波が連続小袋体を通過する速度が早く、連続小袋体の搬
送速度を増加してもシール部を安定的に検出できるの
で、生産性が向上する。
【0021】請求項5記載の連続小袋体の継ぎ目検出装
置は、エネルギー送出手段およびエネルギー検出手段
が、連続小袋体の搬送方向と直交する方向に対して斜め
に連続小袋体を挟んで対向配置されているところに特徴
を有する。
【0022】上記手段によれば、収容部の一面およびシ
ール部の一面に対して音波が斜めに送波される。このと
き、シール部においては、音波が比較的直線的に伝導
し、収容部においては、減衰および屈折しながら伝導す
る。このため、収容部から出射される音波の受波レベル
と、シール部から出射される音波の受波レベルとの間の
差が大きくなるので、包装材の音響インピーダンスと内
容物の音響インピーダンスとが比較的近く、超音波の減
衰だけでは受波レベルに差を付け難い場合でも、シール
部が安定的に判別される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図3に基づいて説明する。まず、図2において、
ベース11は、水平な下板部11aと水平な上板部11
bとの間を垂直な連結板部11cにより連結した断面略
コ字状をなすものであり、下板部11aの上面には、筒
状の振動吸収部材12が固定されている。この振動吸収
部材12はゴムにより形成されたものであり、振動吸収
部材12の上端部には超音波送波器13aが挿着されて
いる。
【0024】ベース11には、連結板部11cに位置し
て断面L字状の搬送テーブル14が固定されており、搬
送テーブル14の上面には、三方シール形の連続小袋体
1が載置されている。また、図1に示すように、搬送テ
ーブル14の矢印A方向端部には、チャック15が配設
されている。このチャック15は、連続小袋体1の矢印
A方向端部を把持するためのものであり、搬送モータを
駆動源とする搬送機構(図示せず)がチャック15を矢
印A方向へ引張ることに伴い、連続小袋体1を搬送テー
ブル14の上面に沿って同方向へ搬送する。
【0025】搬送テーブル14には、図2に示すよう
に、搬送ガイド16が装着されている。この搬送ガイド
16は、連続小袋体1の搬送方向(矢印A方向)に対し
て直交する矢印Bおよび反矢印B方向へ位置調整可能に
されており、連続小袋体1のシール部3bに接触するこ
とに伴い、連続小袋体1の矢印Bおよび反矢印B方向へ
の搬送ぶれを低減する。
【0026】搬送テーブル14には、超音波送波器13
aの上方に位置して超音波送出孔14aが形成されてい
る。そして、超音波送波器13aには、図1に示すよう
に、発振回路13bが接続されており、発振回路13b
が作動し、図3の(a)に示すように、発振回路13b
から超音波送波器13aに一定レベルの正弦波発振信号
(例えば270KHz)が与えられると、超音波送波器
13aから超音波送出孔14aを通して収容部2の下面
およびシール部3aの下面に超音波(物理エネルギーに
相当する)が交互に送波される。尚、図1の符号13
は、超音波送波器13aおよび発振回路13bから構成
されるエネルギー送出手段を示す。
【0027】ベース11の上板部11bには、図2に示
すように、超音波送波器13aの上方に位置して振動吸
収部材12が固定されている。そして、この振動吸収部
材12には、下端部に位置して超音波受波器17が挿着
されており、超音波受波器17および超音波送波器13
aは、連続小袋体1を挟んで対向配置されている。
【0028】この超音波受波器17は、エネルギー検出
手段に相当するものであり、収容部2の上面およびシー
ル部3aの上面から出射される超音波を交互に検出し、
検出した超音波の振動レベルに応じた電気信号を出力す
る。そして、超音波受波器17には、図1に示すよう
に、増幅回路18が接続されており、増幅回路18は、
超音波受波器17からの出力信号を増幅する。
【0029】超音波は、音響インピーダンスが一定であ
る場合(=同一の物質内を通過する場合)、極短距離で
あれば、殆ど減衰することなく伝導する。これに対して
連続小袋体1の各シール部3aは、包装材の下面部と上
面部とが密着して一体になったものである。従って、各
シール部3においては、包装材の下面部に入射した超音
波が略減衰することなく上面部に伝導し、上面部から出
射される。
【0030】また、連続小袋体1の各収容部2は、包装
材の下面部と上面部とが袋状に分離したものであり、こ
の分離部分には、内容物(液体,固体等),空気等が介
在されている。従って、超音波が包装材の下面部から上
面部に伝導するにあたって、包装材の分離部分に位置す
る内容物,空気等を通過する必要がある。
【0031】超音波は、音響インピーダンスが異なる物
質間を伝導する場合、境界面で一部が反射し、減衰され
る性質を有している。このため、各収容部2において
は、包装材の下面部に入射した超音波が、包装材の下面
部と収容部2内の空気層(あるいは収容部2内の内容
物)との境界面,収容部2内の空気層(あるいは収容部
2内の内容物)と包装材の上面部との境界面で減衰さ
れ、僅かが包装材の上面部から出射される。従って、増
幅回路18からの出力信号Vは、図3の(b)に示すよ
うに、収容部2で小さく、シール部3aで大きくなる。
【0032】尚、超音波の反射率R(平面で相接する2
つの媒質の境界面に垂直に入射する波のエネルギーの反
射率R)と透過率Tは下式で与えられる。但し、Z1 ,
Z2は、相接する2つの媒質の音響インピーダンスであ
る。 R=(Z1 −Z2 )/(Z1 +Z2 ) T=1−R
【0033】また、参考のため、各種材料の音響インピ
ーダンスZを下記に示す。但し、ρは密度、cは音速で
あり、音速cの具体値は下記の通りである。 Z=ρc 水 Z= 1.50×10−6[N・s・m−3] 空気 Z=428.6 [N・s・m−3] ナイロン Z= 2.86×10−6[N・s・m−3] 水 c=1500 [m・s−1] 空気 c= 331.45[m・s−1] ナイロン c=2620 [m・s−1
【0034】増幅回路18には、図1に示すように、積
分回路19が接続されており、積分回路19は、図3の
(c)に示すように、増幅回路18からの出力信号を積
分して波形整形する。また、積分回路19には、図1に
示すように、弁別回路20が接続されている。この弁別
回路20は、継ぎ目判別手段に相当するものであり、図
3の(c)に示すように、積分回路19からの出力信号
を予め設定された基準レベルVsと比較する。
【0035】弁別回路20には、図1に示すように、出
力回路21が接続されており、出力回路21は、図3の
(d)に示すように、増幅回路18からの増幅信号が基
準レベルVsより大きい場合にHiレベルの継ぎ目検出
信号を出力する。尚、連続小袋体1の包装材の材質によ
って音響インピーダンスが多少異なる都合上、検出され
る超音波の振動レベルも多少変化する。このため、弁別
回路20にはレベル調整ボリューム(図示せず)が設け
られており、弁別回路20の基準レベルVsは、レベル
調整ボリュームの操作に伴い連続的に調整される。
【0036】ベース11には、図1に示すように、超音
波送波器13aの矢印A方向側に位置して切断装置22
が配設されている。この切断装置22は、固定配置され
た下刃22aと、上下動可能な上刃22bとを主体に構
成されたものであり、出力回路21から継ぎ目検出信号
が出力されると、チャック15による連続小袋体1の搬
送動作が停止し、シール部3aが下刃22aおよび上刃
22b間に供給される。すると、上刃22bが下降し、
下刃22aおよび上刃22b間でシール部3aが切断さ
れ、連続小袋体1から単一の小袋が分離される。
【0037】尚、継ぎ目検出信号は、図3の(d)に示
すように、収容部2とシール部3aとの境界部が超音波
送波器13aに供給されるタイミングで出力される。従
って、チャック15は、継ぎ目検出信号の出力から所定
の補正量だけ連続小袋体1を矢印A方向へ搬送した後、
停止することに伴い、シール部3の幅方向中間部を下刃
22aおよび上刃22b間に位置させる。
【0038】切断装置22の矢印A方向側には、図1に
示すように、ベース11の下方に位置してベルトコンベ
ア23が配設されている。このベルトコンベア23上に
は、即席麺の容器23aが所定ピッチで複数個載せられ
ており(1個のみ図示する)、複数の容器23aは、ベ
ルトコンベア23により搬送されている。尚、ベルトコ
ンベア23は、図2の矢印B方向に沿って配置されたも
のであり、複数の容器23aは同方向に流れている。
【0039】ベース11には、図1に示すように、切断
装置22の矢印A方向側に位置してプッシャー24が配
設されている。このプッシャー24は、上下動可能に構
成されたものであり、切断装置22により連続小袋体1
が切断されると、プッシャー24が下降する。そして、
搬送テーブル14には、プッシャー24の下方に位置し
て投入孔14bが形成されており、プッシャー24は、
切断装置22が分離した小袋を投入孔14bから容器2
3a内に突落とす。
【0040】次に上記構成の作用について説明する。チ
ャック15が連続小袋体1の矢印A方向端部を把持して
同方向へ引張ると、超音波送波器13aからの超音波が
収容部2の下面およびシール部3の下面に交互に送波さ
れ、収容部2の上面およびシール部3の上面を通して出
射される。
【0041】ここで、収容部2が超音波送波器13aの
上方を通過しているときには、超音波受波器17の受波
レベルが小さく、増幅回路18からの出力信号レベルが
基準レベルVsを下回っている。このため、出力回路2
1から継ぎ目検出信号が出力されないので、チャック1
5により連続小袋体1が引続き矢印A方向へ搬送され
る。この後、シール部3aが超音波送波器13aの上方
に到達すると、超音波受波器17の受波レベルが大きく
なり、増幅回路18からの出力信号レベルが基準レベル
Vsを越えるので、出力回路21から継ぎ目検出信号が
出力される。
【0042】出力回路21から継ぎ目検出信号が出力さ
れると、チャック15により連続小袋体1が所定量だけ
矢印A方向へ搬送されて停止し、シール部3aが切断装
置22に供給される。すると、上刃22bが下降し、下
刃22aとの間でシール部3aが切断されることに伴
い、まず、連続小袋体1から小袋が分離される。次に、
プッシャー24が下降することに伴い、投入孔14bを
通して容器23a内に小袋が突落された後、上記一連の
動作が繰返される。
【0043】上記実施例によれば、連続小袋体1の搬送
に伴い、連続小袋体1の包装材を伝導可能な物理エネル
ギーを収容部2の一面およびシール部3aの一面に交互
に送出した。そして、連続小袋体1を伝導して収容部2
の他面およびシール部3aの他面から出射される物理エ
ネルギー量を交互に検出し、基準レベルVsと比較する
ことに伴いシール部3aを判別した。
【0044】このため、レジマークを光学的に認識する
ことに基づいてシール部3aを判別していた従来とは異
なり、収容部2に印刷されている文字や図柄,レジマー
クと包装材との間の色の差に影響されることがなくな
る。また、連続小袋体1を一対の可動厚み検出ローラで
挟み込んでいた従来とは異なり、内容物の偏り,内容物
の薄肉さに影響されることがなくなる。これと共に、内
容物が割れたり、収容部2が破れたり、収容部2に孔が
開いてしまう虞れもない。
【0045】また、凹部2aを光電スイッチ等で認識す
ることに基づいてシール部3aを判別していた従来とは
異なり、凹部2aの出来具合,凹部2aの有無に影響さ
れることがなくなる。また、連続小袋体1を挟んで一対
の電極を対向配置していた従来および一対の吸着パット
を対向配置していた従来とは異なり、包装材がアルミニ
ウムであることに影響されることがなくなる。従って、
包装材の材質,内容物の性状や種類,シール形態等に影
響されることなく、各種の連続小袋体1に対して安定的
にシール部3aが検出される。
【0046】また、物理エネルギーとして音波を用い
た。このため、物理エネルギーとして熱を用いる場合に
比べ、安全性が向上する上、連続小袋体1の内容物に熱
影響が生じる虞れがなくなる。これと共に、音波が連続
小袋体1を通過する速度が早く、連続小袋体1の搬送速
度を増加してもシール部3aを安定的に検出することが
できるので、生産性が向上する。また、音波として超音
波を用いた。このため、物理エネルギーの指向性が鋭く
なるので、シール部3aの検出精度が向上する。しか
も、可聴音ではないので、騒音が生じる虞れもない。
【0047】また、超音波送波器13aを振動吸収部材
12を介してベース11に取付けたので、この振動吸収
部材12により超音波送波器13aの振動が吸収され
る。しかも、超音波受波器17を振動吸収部材12を介
してベース11に取付けたので、この振動吸収部材12
により、超音波送波器13aからベース11を通して伝
達される振動が吸収される。従って、超音波受波器17
に振動が伝達されることが防止されるので、超音波受波
器17の振動ノイズによる誤動作が防止される。
【0048】次に本発明の第2実施例を図4に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。ベース11の下板部11aおよ
び上板部11bには、矢印C方向(連続小袋体1の搬送
方向である矢印A方向に対して直交する方向)に対して
斜めに連続小袋体1を挟んで、振動吸収部材12が対向
配置されており、超音波送波器13aは、連続小袋体1
の下面に対して斜め(非直角で且つ非水平)に超音波を
送波する。
【0049】超音波は、同一の物質内(=音響インピー
ダンスが一定の場合)を屈折することなく直線的に伝わ
る性質を有している。従って、包装材の下面部および上
面部が一体化したシール部3aにおいては、一点鎖線で
示すように、包装材の下面部に入射した超音波が直線的
に包装材の上面部に達し、包装材の上面部から出射す
る。
【0050】また、超音波は、音響インピーダンスが異
なる物質間を伝導する場合、境界面で一部が反射して減
衰されると共に、入射波の一部が屈折する。このため、
収容部2においては、破線で示すように、包装材の下面
部に入射した超音波が、包装材の下面部と収容部2内の
内容物との境界面,収容部2内の内容物と包装材の上面
部との境界面で減衰および屈折され、極僅かが包装材の
上面部から出射する。従って、超音波受波器17に入射
される超音波は、収容部2とシール部3aとで一層大き
な信号レベルの差となって現れる。
【0051】尚、超音波の屈折率nは下式で与えられ
る。 n=(第2の媒質の音速c2 の逆数)/(第1の媒質の
音速c1 の逆数) =(c1 /c2 )/(sinθ1 /sinθ2 )
【0052】上記実施例によれば、超音波送波器13a
および超音波受波器17を、矢印C方向に対して斜めに
連続小袋体1を挟んで対向配置したので、収容部2にお
いて、超音波が減衰および屈折し、超音波受波器17の
受波レベルが一層低下する。このため、超音波受波器1
7の受波レベルの差が収容部2とシール3aとで増加す
るので、ノイズ環境が悪い場合であっても、シール部3
aの判別が安定的に行われる。
【0053】特に、包装材に樹脂シートが用いられ、且
つ、内容物が液体である場合には、包装材の音響インピ
ーダンスと内容物の音響インピーダンスとが比較的近
い。このため、収容部2における超音波の減衰量とシー
ル部3aにおける超音波の減衰量との差が小さいので、
ノイズ環境が悪いと、シール部3aが安定的に判別され
ない虞れがある。これに対して上記実施例では、超音波
が減衰および屈折され、収容部2における超音波の減衰
量とシール部3aにおける超音波の減衰量との差が増加
するので、ノイズ環境が悪い場合であっても、シール部
3aが安定的に判別される。
【0054】次に本発明の第3実施例を図5に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。ベース11の上板部11bには
振動吸収部材(図示せず)が固定されている。そして、
この振動吸収部材には、超音波送波器13aの上方に位
置して反射板25が装着されており、連続小袋体1の上
面から出射された超音波は、反射板25により反射さ
れ、経路が直角に折曲げられる。また、前記振動吸収部
材には超音波受波器17が装着されており、反射板25
により反射された超音波は、超音波受波器17に入射す
る。
【0055】上記実施例によれば、超音波送波器13a
の送波方向と超音波受波器17の受波方向との間に角度
が形成されるように、超音波送波器13aおよび超音波
受波器17を配置し、超音波送波器13aからの超音波
を反射板25により折曲げて超音波受波器17に与え
た。このため、超音波受波器17のリード線の引出し方
向を変えることができるので、超音波受波器17の設置
スペースが狭い場合等に有効である。
【0056】次に本発明の第4実施例を図6に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。ベース11の下板部11aおよ
び上板部11bには貫通孔11dが形成されており、こ
れら各貫通孔11d内にはゴム製の振動吸収部材26が
配設されている。
【0057】これら各振動吸収部材26は、孔26aを
有する平板部26bと、孔26aの周縁部に位置する筒
部26cとから構成されたものであり、各平板部26b
は、貫通孔11dの周縁部に固定され、各筒部26cは
貫通孔11d内に挿入されている。そして、超音波送波
器13aおよび超音波受波器17は筒部26c内に挿着
されている。
【0058】上記実施例によれば、振動吸収部材26を
平板部26bおよび筒部26cから構成すると共に、ベ
ース11に貫通孔11dを形成し、筒部26cを貫通孔
11d内に挿入した。このため、筒状の振動吸収部材1
2を上板部11aおよび下板部11bに固定する場合に
比べ、装置の高さ寸法が小形化される。
【0059】次に本発明の第5実施例を図7に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。上側の振動吸収部材12には、
下端部に位置して超音波送波器13aが挿着されてお
り、連続小袋体1が矢印A方向へ搬送されると、収容部
2の上面およびシール部3aの上面に超音波が交互に送
波される。
【0060】下側の振動吸収部材12には、上端部に位
置して超音波受波器17が挿着されており、超音波受波
器17が収容部2の下面およびシール部3aの下面から
出射される超音波を交互に検出することに伴い、上記第
1実施例と同様にしてシール部3aが判別され、出力回
路21から継ぎ目検出信号が出力される。また、ベース
11の下板部11aと搬送テーブル14との間には、超
音波受波器17を囲むように、筒状の遮音材42が配設
されている。
【0061】上記実施例によれば、超音波受波器17が
遮音材42,下板部11a,搬送テーブル14による閉
塞空間内に配置される。このため、外部からの音響ノイ
ズを受けることなく、シール部3aが安定的に検出され
るようになる。
【0062】尚、上記第1ないし第5実施例において
は、物理エネルギーに相当する音波として超音波を用い
たが、これに限定されるものではなく、例えば可聴帯域
の音波を用いても良い。また、上記第1ないし第5実施
例においては、超音波送波器13aを正弦波発振信号に
より駆動したが、これに限定されるものではなく、例え
ばパルス発振信号等により駆動しても良く、要は、超音
波送波器13aから超音波が継続的(=連続的あるいは
間欠的)に送波されれば良い。また、上記第1ないし第
5実施例においては、振動吸収部材12および26をゴ
ムにより形成したが、これに限定されるものではなく、
例えばウレタン,エラストマー等の軟質樹脂により形成
したり、ばねにより形成しても良い。
【0063】次に本発明の第6実施例を図8および図9
に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材
については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部材についてのみ説明を行う。まず、図8におい
て、ベース11の下板部11a上には箱体27および2
8が固定されており、これら箱体27および28間は送
風パイプ29aを介して接続され、箱体28には送風パ
イプ29bが接続されている。
【0064】箱体27内にはファン装置30が配設され
ている。このファン装置30は、ファンモータ30aの
回転軸にファン30bを取着してなるものであり、ファ
ンモータ30aの作動に伴いファン30bが回転する
と、箱体27の吸気口(図示せず)から箱体27内に外
気が吸引され、送風パイプ29aを通して箱体28内に
吐出される。また、箱体28内には熱源31が配設され
ている。この熱源31は、電熱コイルからなるものであ
り、箱体28内に吐出された外気は、熱源31に吹付け
られ、熱源31により熱風化された後、送風パイプ29
b内に流入する。
【0065】送風パイプ29bには熱風吹出パイプ32
が接続されている。この熱風吹出パイプ32は、複数の
吹出孔32aを有するものであり、送風パイプ29b内
を流通する熱風は、熱風吹出パイプ32内に流入し、複
数の吹出孔32aを通して上方へ吐出される。尚、符号
33は、箱体27および28,送風パイプ29aおよび
29b,ファン装置30,熱源31,熱風吹出パイプ3
2からなるエネルギー送出手段を示すものである。
【0066】搬送テーブル14には、熱風吹出パイプ3
2の上方に位置して複数の熱風流通孔14cが形成され
ており、熱風吹出パイプ32の複数の吹出孔32aから
吹出された熱風(物理エネルギーに相当する)は、熱風
流通孔14cを通して収容部2の下面およびシール部3
aの下面に交互に吹付けられる。すると、連続小袋体1
の下面が加熱され、この熱が連続小袋体1を媒体として
収容部2の上面およびシール部3aの上面に伝達される
ので、収容部2の上面およびシール部3aの上面から赤
外線(物理エネルギーに相当する)が出射される。
【0067】尚、熱源31は、連続小袋体1の下面に1
00°C程度の熱風が吹付けられるように、温度調整さ
れている。この場合、連続小袋体1に高温度の熱風が吹
付けられるが、連続小袋体1が移動しているため、局部
的に加熱され、包装材が溶解したり、内容物が変質した
りする虞れはない。
【0068】熱風吹出パイプ32の上方には、矢印A方
向端部に位置して赤外線検出素子34が配設されてお
り、赤外線検出素子34および熱風吹出パイプ32は、
連続小袋体1を挟んで対向配置されている。この赤外線
検出素子34は、エネルギー検出手段に相当するもので
あり、収容部2の上面およびシール部3aの上面から出
射される赤外線を交互に検出し、検出した赤外線量に応
じた電気信号を出力する。そして、赤外線検出素子34
には増幅回路35が接続されており、増幅回路35は、
赤外線検出素子34からの出力信号を増幅して出力す
る。
【0069】連続小袋体1の各シール部3aは、包装材
の下面部と上面部とが密着して一体化したものである。
このため、各シール部3における熱伝導時間は、包装材
の下面部の熱伝導時間と、上面部の熱伝導時間との和に
略等しくなる。
【0070】これに対して、連続小袋体1の各収容部2
は、包装材の下面部と上面部とが袋状に分離したもので
あり、この分離部分には、内容物,空気等が介在してい
る。従って、包装材の下面部から上面部へ熱を伝達する
には、上下面部間に位置する内容物,空気を熱が伝導す
る必要がある。従って、各収容部2における熱伝導時間
は、シール部3aにおける熱伝導時間より長くなる。
【0071】尚、参考のため、各種材料の熱伝導率kを
下記に示す。 水 k(0°C)=0.561 [W・m−1 ・K
−1] 空気 k(0°C)=0.0241[W・m−1 ・K
−1] ナイロンk(常温)=0.27 [W・m−1 ・K
−1
【0072】矢印A方向へ搬送される連続小袋体1の場
合、熱風吹出パイプ32の反矢印A方向端部に供給され
てから赤外線検出素子34の下方に達するまでの時間が
各部において同一である。従って、連続小袋体1の各部
に供給される熱量が同一になるので、赤外線検出素子3
4の下方に到達した時点において、収容部2の上面の温
度が低く、シール部3aの上面の温度が高くなる。これ
に対して赤外線量は、温度に比例して多くなるので、増
幅回路35からの出力信号Vは、図9の(a)に示すよ
うに、収容部2で小さく、シール部3aで大きくなる。
【0073】増幅回路35には、図8に示すように、弁
別回路36が接続されている。この弁別回路36は、継
ぎ目判別手段に相当するものであり、図9の(a)に示
すように、増幅回路35からの出力信号を予め設定され
た基準レベルVsと比較する。そして、弁別回路36に
は、図8に示すように、出力回路37が接続されてお
り、出力回路37は、図9の(b)に示すように、増幅
回路35からの出力信号が基準レベルVsより大きい場
合にHiレベルの継ぎ目検出信号を出力する。
【0074】尚、連続小袋体1の包装材の材質によって
熱伝導時間が多少異なる都合上、検出される赤外線量も
多少変化する。このため、弁別回路36にはレベル調整
ボリューム(図示せず)が設けられており、弁別回路3
6の基準レベルVsは、レベル調整ボリュームの操作に
伴い連続的に調整される。
【0075】次に上記構成の作用について説明する。連
続小袋体1が矢印A方向へ搬送されると、熱風吹出パイ
プ32からの熱風が収容部2の下面およびシール部3a
の下面に交互に吹付けられ、収容部2の上面およびシー
ル部3aの上面から赤外線が出射される。
【0076】ここで、収容部2が赤外線検出素子34の
下方を通過しているときには、赤外線検出素子34の赤
外線検出量が小さく、増幅回路35からの出力信号レベ
ルが基準レベルVsを下回っている。このため、出力回
路37から継ぎ目検出信号が出力されないので、連続小
袋体1が引続き矢印A方向へ搬送される。この後、シー
ル部3aが赤外線検出素子34の下方に到達すると、赤
外線検出素子34の赤外線検出量が大きくなり、増幅回
路35からの出力信号レベルが基準レベルVsを越える
ので、出力回路37から継ぎ目検出信号が出力される。
【0077】出力回路37から継ぎ目検出信号が出力さ
れると、上記第1実施例と同様、連続小袋体1が所定量
だけ矢印A方向へ搬送された後、停止する。そして、切
断装置22によるシール部3aの切断,プッシャー24
による小袋の突落しが行われる。
【0078】上記実施例によれば、連続小袋体1の搬送
に伴い、連続小袋体1の包装材を伝導可能な物理エネル
ギーを収容部2の一面およびシール部3aの一面に交互
に送出した。そして、連続小袋体1を伝導して収容部2
の上面およびシール部3aの他面から出射される物理エ
ネルギー量を交互に検出することに伴い、シール部3a
を判別した。このため、収容部2に印刷されている文字
や図柄,レジマークと包装材との間の色の差,内容物の
偏り,内容物の薄肉さ,凹部2aの出来具合,凹部2a
の有無,包装材がアルミニウムであること等に影響され
ず、各種の連続小袋体1に対して安定的にシール部3a
が検出される。
【0079】また、物理エネルギーとして熱風を用いた
ので、輻射熱により連続小袋体1を加熱する場合に比
べ、連続小袋体1が素早く加熱される。このため、連続
小袋体1の搬送速度を低下させて加熱効率を向上させる
必要がなくなるので、生産性の低下を招くことが防止さ
れる。
【0080】次に本発明の第7実施例を図10および図
11に基づいて説明する。尚、上記第6実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。送風パイプ2
9bは、箱体28に回動可能に接続されており、熱風吹
出パイプ32は、送風パイプ29bと一体的に箱体28
に対して回動する。
【0081】ベース11の下板部11a上には、図10
に示すように、シリンダ38の本体部38aが固定され
ており、シリンダ38のロッド38bにはピン38cが
固定されている。また、熱風吹出パイプ32には連結プ
レート39が固定されており、連結プレート39には、
縦長な長孔39aが形成されている。そして、この長孔
39a内にはピン38cが挿着されており、連結プレー
ト39は、ピン38cを介してロッド38bにスライド
可能且つ回動可能に連結されている。
【0082】シリンダ38は、駆動回路40を介して制
御装置41に接続されており、制御装置41は、搬送機
構の搬送モータが駆動していることを検出すると、連続
小袋体1が矢印A方向へ搬送されていると判断し、シリ
ンダ38のロッド38bを矢印B方向へ突出した状態に
保持する。これにより、熱風吹出パイプ32の複数の吹
出孔32aが上方へ指向し、複数の吹出孔32aから連
続小袋体1の下面に熱風が吹付けられ、継ぎ目検出動作
が行われる。
【0083】また、制御装置41は、搬送モータの停止
を検出すると、連続小袋体1の搬送が停止したと判断
し、駆動回路40に搬送停止信号を出力することに伴
い、図11に示すように、シリンダ38のロッド38b
を反矢印B方向へ移動させる。すると、ロッド38bの
運動力がピン38cを介して連結プレート39に伝達さ
れ、ピン38cが長孔39aの内面に沿って移動しなが
ら、熱風吹出パイプ32および送風パイプ29bが箱体
28に対して回動する。これにより、熱風吹出パイプ3
2の複数の吹出孔32aが斜め上方へ指向し、連続小袋
体1に対する熱風の供給が停止する。
【0084】この状態で搬送モータが再駆動すると、制
御装置41は、連続小袋体1の搬送が再開された判断
し、駆動回路40に対する搬送停止信号の出力を解除す
ることに伴い、図10に示すように、シリンダ38のロ
ッド38bを矢印B方向へ移動させる。すると、ピン3
8cが長孔39aの内面に沿って移動しながら、熱風吹
出パイプ32が回動し、複数の吹出孔32aが上方へ指
向した状態に復帰する。
【0085】上記実施例によれば、連続小袋体1の搬送
が停止したときには、連続小袋体1に熱風を吹付けない
ようにした。このため、連続小袋体1が局部的に加熱さ
れ、連続小袋体1の包装材が溶解したり、内容物に熱に
よる悪影響が生じることが防止される。
【0086】この場合、連続小袋体1に対する熱風の供
給を停止するには、熱源31の電源をオフすることが考
えられる。しかしながら、この構成では、熱源31のオ
フ時間が長いと、電源をオンしてから熱源31が所定温
度に昇温するまでに時間がかかるので、作業能率が低下
する虞れがある。これに対して本実施例では、熱風吹出
パイプ32を傾けることに伴い、連続小袋体1に対する
熱風の供給を停止した。このため、熱源31の電源をオ
フする必要がなくなるので、作業能率の低下が防止され
る。
【0087】尚、上記第7実施例においては、連続小袋
体1に対する熱風の供給を停止するにあたって、熱風吹
出パイプ32を回動させたが、これに限定されるもので
はなく、例えば、連続小袋体1の搬送停止時に熱源31
の電源をオフしても良い。この場合、シリンダ38,連
結プレート39等が不要になるので、構成が簡素化され
る(但し、熱源31のオフ時間が長い場合には、搬送停
止信号の出力解除に伴い熱源31に電源を再投入した
後、熱源31が昇温して温度が安定するまでの時間だけ
遅らせて連続小袋体1の搬送を再開することが好まし
い)。また、上記第7実施例においては、熱風吹出パイ
プ32をシリンダ38により回動させたが、これに限定
されるものではなく、例えばモータ等により回動させて
も良い。
【0088】また、上記第6および第7実施例において
は、連続小袋体1の下面に熱風を吹付ける構成とした
が、これに限定されるものではなく、例えば、電熱コイ
ルからの輻射熱により連続小袋体1の下面を加熱する構
成としても良い。この構成の場合、熱風に比べて加熱力
が弱くなるため、赤外線検出素子34のかなり手前(反
矢印A方向側)から連続小袋体1を加熱開始したり、連
続小袋体1の搬送速度を遅くすることが好ましい。
【0089】また、上記第6および第7実施例において
は、連続小袋体1の下面を加熱する構成としたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、連続小袋体1の下
面に冷風(物理エネルギーに相当する)を吹付けること
に伴い、連続小袋体1の下面を冷却する構成としても良
い。
【0090】また、上記第1ないし第7実施例において
は、シール部3aの検出に伴い出力回路21および37
からHiレベルの継ぎ目検出信号を出力したが、これに
限定されるものではなく、例えば、Loレベルの継ぎ目
検出信号を出力しても良い。また、上記第1ないし第7
実施例においては、かやく等が収容された食品関連の連
続小袋体1を例示したが、これに限定されるものではな
く、例えば、薬等が収容された医療関連の連続小袋体1
であっても良い。
【0091】また、上記第1ないし第7実施例において
は、弁別回路20および36に基準レベル調整ボリュー
ムを設けたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、マイクロコンピュータを主体とする制御装置のメモ
リに複数の基準レベルVsを予め格納しておき、選択ス
イッチの操作に基づいて連続小袋体1の種類に応じた基
準レベルVsをメモリから読出して設定する構成として
も良い。
【0092】また、上記第1ないし第7実施例において
は、シール部3aにおいてHiレベルの継ぎ目検出信号
が出力されるように、弁別回路20および36の基準レ
ベルVsを連続的に調整する構成としたが、これに限定
されるものではなく、例えば、基準レベルVsを固定し
たり、あるいは、段階的に調整する構成としても良い。
この構成の場合、継ぎ目検出信号の出力幅(出力時間)
は変化するが、継ぎ目検出信号の立上がりから次の立上
がりまでの間隔(=連続小袋体1の搬送ピッチ)は変化
しないため、シール部3aを切断装置22に供給するこ
とに対しては何等支障がない。但し、継ぎ目検出信号の
出力タイミングがずれ、シール部3aの幅方向中間部が
切断装置22に供給されなくなる虞れがあるので、チャ
ック15による連続小袋体1の補正搬送量(継ぎ目検出
信号が出力された後の連続小袋体1の搬送量)を調整
し、シール部3aの幅方向中間部を切断装置22に供給
することが好ましい。
【0093】また、上記第1ないし第7実施例において
は、継ぎ目検出信号の出力に伴い連続小袋体1の搬送を
停止させ、切断装置22によりシール部3aを切断した
が、これに限定されるものではなく、例えば、連続小袋
体1を搬送しながら切断装置22によりシール部3aを
切断しても良い。この構成の場合、継ぎ目検出信号の出
力に伴い、切断装置22の上刃22bを下降させると良
い。但し、基準レベルVsを固定する場合,段階的に調
整する場合には、継ぎ目検出信号の出力タイミングがず
れるので、シール部3aの幅方向中間部が切断装置22
に供給されるように、切断装置22による切断タイミン
グもずらすことが好ましい。
【0094】また、上記第1ないし第4実施例,第6お
よび第7実施例においては、連続小袋体1の下面に物理
エネルギーを送出したが、これに限定されるものではな
く、例えば上面に物理エネルギーを送出しても良い。こ
の構成の場合、連続小袋体1の下面から出射される物理
エネルギー量を検出することになる。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の連続小袋体の継ぎ目検出装置は次の効果を奏する。請
求項1および2記載の手段によれば、連続小袋体の搬送
に伴い、連続小袋体の包装材を伝導可能な物理エネルギ
ーを収容部の一面およびシール部の一面に交互に送出し
た。そして、連続小袋体を伝導して収容部の他面および
シール部の他面から出射される物理エネルギー量を交互
に検出することに伴い、シール部を判別した。このた
め、収容部に印刷されている文字や図柄,レジマークと
包装材との間の色の差,内容物の偏り,内容物の薄肉
さ,凹部の出来具合,凹部の有無,包装材がアルミニウ
ムであること等に影響されることなく、各種の連続小袋
体に対してシール部が安定的に検出される。
【0096】請求項3記載の手段によれば、連続小袋体
の搬送停止に伴い、連続小袋体に対する熱エネルギーの
供給を停止した。このため、連続小袋体が局部的に加熱
され、連続小袋体の包装材が溶解したり、内容物に熱に
よる悪影響が生じることが防止される。
【0097】請求項4記載の手段によれば、連続小袋体
に物理エネルギーとして音波を送波した。このため、物
理エネルギーとして熱を用いる場合に比べ、安全性が向
上する上、連続小袋体の内容物に熱影響が生じることが
防止される。これと共に、音波が連続小袋体を通過する
速度が早く、連続小袋体の搬送速度を増加してもシール
部を安定的に検出できるので、生産性が向上する。
【0098】請求項5記載の手段によれば、連続小袋体
に対して斜めに音波を送波した。このため、収容部から
出射される音波の受波レベルと、シール部から出射され
る音波の受波レベルとの間の差が大きくなるので、包装
材の音響インピーダンスと内容物の音響インピーダンス
とが比較的近く、超音波の減衰だけでは受波レベルに差
を付け難い場合でも、シール部が安定的に判別される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を概略的に示す側面図
【図2】超音波送波器および超音波受波器の取付状態を
拡大して示す縦断正面図
【図3】(a)は発振回路の出力信号を示す図,(b)
は増幅回路の出力信号を示す図,(c)は積分回路の出
力信号を示す図,(d)は出力回路の出力信号を示す図
【図4】本発明の第2実施例を概略的に示す正面図
【図5】本発明の第3実施例を示す図4相当図
【図6】本発明の第4実施例を示す図2相当図
【図7】本発明の第5実施例を示す図2相当図
【図8】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図9】(a)は増幅回路の出力信号を示す図,(b)
は出力回路の出力信号を示す図
【図10】本発明の第7実施例を概略的に示す図(熱風
吹出パイプの吹出孔が上方へ指向した状態を示す図)
【図11】熱風吹出パイプの吹出孔が斜め上方へ指向し
た状態を示す図10相当図
【図12】三方シール形の連続小袋体を示す斜視図
【図13】(a)は三方シール形の連続小袋体を示す表
面図,(b)は四方シール形の連続小袋体を示す表面
図,(c)はピロー包装形の連続小袋体を示す表面図,
(d)はピロー包装形の連続小袋体を示す裏面図
【符号の説明】
1は連続小袋体、2は収容部、3aはシール部、13は
エネルギー送出手段、17は超音波受波器(エネルギー
検出手段)、20は弁別回路(継ぎ目判別手段)、33
はエネルギー送出手段、34は赤外線検出素子(エネル
ギー検出手段)、36は弁別回路(継ぎ目判別手段)を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒向 浩幸 東京都立川市曙町三丁目5番3号 サンク ス株式会社内 (72)発明者 斉藤 誠一 東京都立川市曙町三丁目5番3号 サンク ス株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が収容された収容部およびシール部
    が交互に形成された帯状をなす連続小袋体のシール部を
    検出するものにおいて、 前記連続小袋体の搬送に伴い、前記連続小袋体の包装材
    を伝導可能な物理エネルギーを前記収容部の一面および
    前記シール部の一面に交互に送出するエネルギー送出手
    段と、 前記連続小袋体の搬送に伴い、前記連続小袋体を伝導し
    て前記収容部の他面および前記シール部の他面から出射
    される物理エネルギーのエネルギー量を交互に検出する
    エネルギー検出手段と、 このエネルギー検出手段の検出結果に基づいて前記シー
    ル部を判別する継ぎ目判別手段とを備えたことを特徴と
    する連続小袋体の継ぎ目検出装置。
  2. 【請求項2】 エネルギー送出手段は、連続小袋体の一
    面に物理エネルギーとして熱エネルギーを送出し、 エネルギー検出手段は、連続小袋体の他面から出射され
    る物理エネルギーとして赤外線を検出することを特徴と
    する請求項1記載の連続小袋体の継ぎ目検出装置。
  3. 【請求項3】 エネルギー送出手段は、連続小袋体の搬
    送が停止すると、連続小袋体に熱エネルギーを送出しな
    い状態になることを特徴とする請求項2記載の連続小袋
    体の継ぎ目検出装置。
  4. 【請求項4】 エネルギー送出手段は、物理エネルギー
    として音波を送出し、 エネルギー検出手段は、連続小袋体の他面から出射され
    る音波を検出することを特徴とする請求項1記載の連続
    小袋体の継ぎ目検出装置。
  5. 【請求項5】 エネルギー送出手段およびエネルギー検
    出手段は、連続小袋体の搬送方向と直交する方向に対し
    て斜めに連続小袋体を挟んで対向配置されていることを
    特徴とする請求項4記載の連続小袋体の継ぎ目検出装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010006474A (ja) * 2008-05-30 2010-01-14 Yaskawa Electric Corp 包装装置およびモータ制御装置
US8826739B2 (en) 2011-01-25 2014-09-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Ultrasonic measuring method and ultrasonic measuring system
WO2015045781A1 (ja) * 2013-09-24 2015-04-02 ヤマハファインテック株式会社 幅測定装置及び幅測定方法
CN109335760A (zh) * 2018-11-08 2019-02-15 北京巨精顺电子设备有限公司 彩卡定点输送机构、系统及方法

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