JPH10166203A - ポータブル溝切り加工機 - Google Patents
ポータブル溝切り加工機Info
- Publication number
- JPH10166203A JPH10166203A JP35942196A JP35942196A JPH10166203A JP H10166203 A JPH10166203 A JP H10166203A JP 35942196 A JP35942196 A JP 35942196A JP 35942196 A JP35942196 A JP 35942196A JP H10166203 A JPH10166203 A JP H10166203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- cutting tool
- spur gear
- temporary
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ロール軸受部にロール側を固定
した状態でバイトを回転させる事によってラビリンス溝
を加工することが出来る加工機である。 【解決手段】 モーター(5)の付いたロール軸受端
部に仮軸(1)を仮架(4)と一緒にボルト(11)で
締め付ける。バイトホルダー(9)を位置決めノブで固
定した、内径にオイレス(12)の入った大平歯車
(2)を仮軸(1)にはめ込んだ装置、本発明は以上の
構成よりなるポータブル式溝切り加工機である。
した状態でバイトを回転させる事によってラビリンス溝
を加工することが出来る加工機である。 【解決手段】 モーター(5)の付いたロール軸受端
部に仮軸(1)を仮架(4)と一緒にボルト(11)で
締め付ける。バイトホルダー(9)を位置決めノブで固
定した、内径にオイレス(12)の入った大平歯車
(2)を仮軸(1)にはめ込んだ装置、本発明は以上の
構成よりなるポータブル式溝切り加工機である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール軸受部にロ
ール側を固定した状態でバイトを回転させる事によって
ラビリンス溝を加工することが出来る加工機である。
ール側を固定した状態でバイトを回転させる事によって
ラビリンス溝を加工することが出来る加工機である。
【0002】
【従来の技術】ロールの潤滑油方式は、低速機の場合は
グリース給脂を行ない、高速機では循環式給油を行なっ
ている。低速機を高速機に改造する為には潤滑油方式を
循環式給油に変更しなければならない。その時は油の変
更と、油シールのラビリンス溝を設けなければならな
い。その加工を行う為に重量2〜3tonのロールを取
外し運搬して旋盤加工を行なっている。
グリース給脂を行ない、高速機では循環式給油を行なっ
ている。低速機を高速機に改造する為には潤滑油方式を
循環式給油に変更しなければならない。その時は油の変
更と、油シールのラビリンス溝を設けなければならな
い。その加工を行う為に重量2〜3tonのロールを取
外し運搬して旋盤加工を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次の様な欠点
があった。 イ.ロール取外し、運搬、機械加工と復旧までに時間が
かかった。 ロ.ロールを機械加工出来る所まで運搬しなければなら
なかった。 ハ.機械加工をするのに専門の技術者がいなければなら
なかった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。
があった。 イ.ロール取外し、運搬、機械加工と復旧までに時間が
かかった。 ロ.ロールを機械加工出来る所まで運搬しなければなら
なかった。 ハ.機械加工をするのに専門の技術者がいなければなら
なかった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 モーター(5)
の付いたロール軸受端部に仮軸(1)を仮架(4)と一
緒にボルト(11)で締め付ける。バイトホルダー
(9)を位置決めノブで固定した、内径にオイレス(1
2)の入った大平歯車(2)を仮軸(1)にはめ込んだ
装置、本発明は以上の構成よりなるポータブル式溝切り
加工機である。
の付いたロール軸受端部に仮軸(1)を仮架(4)と一
緒にボルト(11)で締め付ける。バイトホルダー
(9)を位置決めノブで固定した、内径にオイレス(1
2)の入った大平歯車(2)を仮軸(1)にはめ込んだ
装置、本発明は以上の構成よりなるポータブル式溝切り
加工機である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 イ.ロール軸受端部に仮軸(1)に大平歯車(2)をは
め込んで、架台(4)と一緒に締め付ける。大平歯車
(2)の内径にはオイレスメタル(12)が入っていて
仮軸(1)とはスムーズに回る様になっている。 ロ.架台(4)には、小平歯車(3)が付いたモーター
(5)が付いていて大平歯車(2)とかみ合う様になっ
ている。 ハ.モーター(5)が回転すると大平歯車(2)が回転
する。 ニ.大平歯車には、ネジ式の位置決めノブ(8)が付い
ていて2本のロット(7)でバイトホルダー(9)を位
置決めノブ(8)を回すことにより前後に移動すること
が出来る。 ホ.バイト(10)をバイトホルダー(9)に固定し
て、位置決めノブ(8)で溝の切り位置にバイトを合わ
せる。 ヘ.架台(4)にけり出し(6)を取付け、バイトホル
ダー(9)についている上下送りネジとかみ合う様セッ
トさせる。 ト.モーター(5)を回すと、大平歯車(2)、バイト
ホルダー(9)、バイト(10)が回転する。バイトホ
ルダー(9)の上下送りネジ(13)がけり出し(6)
に1回転ごと当ってバイトを自動的に切込み方向へ送っ
て行く。本発明は以上の構成よりなっている。
する。 イ.ロール軸受端部に仮軸(1)に大平歯車(2)をは
め込んで、架台(4)と一緒に締め付ける。大平歯車
(2)の内径にはオイレスメタル(12)が入っていて
仮軸(1)とはスムーズに回る様になっている。 ロ.架台(4)には、小平歯車(3)が付いたモーター
(5)が付いていて大平歯車(2)とかみ合う様になっ
ている。 ハ.モーター(5)が回転すると大平歯車(2)が回転
する。 ニ.大平歯車には、ネジ式の位置決めノブ(8)が付い
ていて2本のロット(7)でバイトホルダー(9)を位
置決めノブ(8)を回すことにより前後に移動すること
が出来る。 ホ.バイト(10)をバイトホルダー(9)に固定し
て、位置決めノブ(8)で溝の切り位置にバイトを合わ
せる。 ヘ.架台(4)にけり出し(6)を取付け、バイトホル
ダー(9)についている上下送りネジとかみ合う様セッ
トさせる。 ト.モーター(5)を回すと、大平歯車(2)、バイト
ホルダー(9)、バイト(10)が回転する。バイトホ
ルダー(9)の上下送りネジ(13)がけり出し(6)
に1回転ごと当ってバイトを自動的に切込み方向へ送っ
て行く。本発明は以上の構成よりなっている。
【0006】本発明を使用する時は、ロールを取外しそ
の近くに仮置をするかチェーンブロック等で吊った状態
で溝切加工を行うことが出来る。ロールを取外して軸受
を分解し仮軸(1)、大平歯車(2)、架台(4)をボ
ルト(11)で共に締め付ける。バイト(10)を溝の
入れたい位置に位置決めノブ(8)で合わせて固定す
る、モーター(5)を回すと、けり出し(6)に上下ネ
ジ(13)が当って1回転毎にバイト(10)が自動送
りされる。ロールを固定したままでバイト(10)が回
って、溝を削ることが出来る。
の近くに仮置をするかチェーンブロック等で吊った状態
で溝切加工を行うことが出来る。ロールを取外して軸受
を分解し仮軸(1)、大平歯車(2)、架台(4)をボ
ルト(11)で共に締め付ける。バイト(10)を溝の
入れたい位置に位置決めノブ(8)で合わせて固定す
る、モーター(5)を回すと、けり出し(6)に上下ネ
ジ(13)が当って1回転毎にバイト(10)が自動送
りされる。ロールを固定したままでバイト(10)が回
って、溝を削ることが出来る。
【0007】
【発明の効果】本発明を使用することによって、ロール
運搬することなく現地で溝切り作業が非常に迅速かつ容
易に行うことができる。作業時間は片側4本の溝加工は
15分程度装置取付・取外しに3〜5分程度で完了す
る。位置決めも簡単に出来、切込みも自動で行なうので
作業が熟練工でなくても出来る様になる。
運搬することなく現地で溝切り作業が非常に迅速かつ容
易に行うことができる。作業時間は片側4本の溝加工は
15分程度装置取付・取外しに3〜5分程度で完了す
る。位置決めも簡単に出来、切込みも自動で行なうので
作業が熟練工でなくても出来る様になる。
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の分解斜視図
【図3】本発明の使用状態を示す斜視図
1.仮軸 2.大平歯車 3.小平歯車 4.架台 5.モーター 6.けり出し 7.ロット 8.位置決めノブ 9.バイトホルダー 10.バイト 11.スイッチ 12.オイレスメタル 13.上下送りネジ
Claims (1)
- 【請求項1】 モーターの付いたロール軸受を端部に
仮軸,仮架と共に固定し、バイトホルダーを平歯車に取
付けたものを位置決めをして回転させるポータブル溝切
り加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35942196A JPH10166203A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | ポータブル溝切り加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35942196A JPH10166203A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | ポータブル溝切り加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10166203A true JPH10166203A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18464419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35942196A Pending JPH10166203A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | ポータブル溝切り加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10166203A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102059401A (zh) * | 2010-12-09 | 2011-05-18 | 中外合资沃得重工(中国)有限公司 | 钢板坡口倒角机 |
CN102689052A (zh) * | 2012-05-30 | 2012-09-26 | 扬州宏承机械有限公司 | 自动坡口机 |
CN104972139A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-10-14 | 安庆联控机电科技发展有限公司 | 滚动体机床固定板胎平行度在线自车修整装置及方法 |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP35942196A patent/JPH10166203A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102059401A (zh) * | 2010-12-09 | 2011-05-18 | 中外合资沃得重工(中国)有限公司 | 钢板坡口倒角机 |
CN102689052A (zh) * | 2012-05-30 | 2012-09-26 | 扬州宏承机械有限公司 | 自动坡口机 |
CN104972139A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-10-14 | 安庆联控机电科技发展有限公司 | 滚动体机床固定板胎平行度在线自车修整装置及方法 |
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