JPH10166072A - プレス加工装置のダイクッション - Google Patents
プレス加工装置のダイクッションInfo
- Publication number
- JPH10166072A JPH10166072A JP8342413A JP34241396A JPH10166072A JP H10166072 A JPH10166072 A JP H10166072A JP 8342413 A JP8342413 A JP 8342413A JP 34241396 A JP34241396 A JP 34241396A JP H10166072 A JPH10166072 A JP H10166072A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion plate
- cushion
- die
- plate
- size
- Prior art date
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- Pending
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ワークの大小、これに伴うプレス金型の大小に
応じて適正なクッション能力に切り換え可能としたプレ
ス加工装置のダイクッションを提供する。 【解決手段】下型の下方に昇降動可能に設けられている
クッションプレートを大面積の外クッションプレート５
ａと、この外クッションプレート５ａの中央部に小面積
の中クッションプレート５ｂを設け、前記外クッション
プレート５ａと前記中クッションプレート５ｂとをシリ
ンダ４ａ，４ｂ，４ｃにより外クッションプレート５ａ
と中クッションプレート５ｂをそれぞれ独立作動させる
ようにした。
応じて適正なクッション能力に切り換え可能としたプレ
ス加工装置のダイクッションを提供する。 【解決手段】下型の下方に昇降動可能に設けられている
クッションプレートを大面積の外クッションプレート５
ａと、この外クッションプレート５ａの中央部に小面積
の中クッションプレート５ｂを設け、前記外クッション
プレート５ａと前記中クッションプレート５ｂとをシリ
ンダ４ａ，４ｂ，４ｃにより外クッションプレート５ａ
と中クッションプレート５ｂをそれぞれ独立作動させる
ようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス金型の大小
に応じて適正なクッション能力に切り換え可能としたプ
レス加工装置のダイクッションに関するものである。
に応じて適正なクッション能力に切り換え可能としたプ
レス加工装置のダイクッションに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のプレス加工装置におけるダイクッ
ションは図２で示すように、上型１１に対する下型１０
を載置するボルスター１２の下方に、大型のプレス金型
に対応した大面積のクッションプレート１３を設け、そ
の下面に１つのシリンダ１４を配置した構造である。
尚、図２において符号１５は下パッドを示す。
ションは図２で示すように、上型１１に対する下型１０
を載置するボルスター１２の下方に、大型のプレス金型
に対応した大面積のクッションプレート１３を設け、そ
の下面に１つのシリンダ１４を配置した構造である。
尚、図２において符号１５は下パッドを示す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】プレス加工において、
加工するワークの大小により当然プレス金型もワークの
大小に応じたプレス金型が使用され、クッション圧もそ
れに応じて変更するが、トライアウトプレスでは１機で
大小のワークのトライを必要とするため、殆どは、上記
従来の技術のように大きいクッション能力を持たせて、
小さなプレス金型までトライを行っている。そのため、
クッション圧をあまり低くすると、クッションプレート
自体が重く、低圧でのコントロールが充分に得られず、
クッション圧力がバラツキ、成形性に影響を及ぼす問題
があった。
加工するワークの大小により当然プレス金型もワークの
大小に応じたプレス金型が使用され、クッション圧もそ
れに応じて変更するが、トライアウトプレスでは１機で
大小のワークのトライを必要とするため、殆どは、上記
従来の技術のように大きいクッション能力を持たせて、
小さなプレス金型までトライを行っている。そのため、
クッション圧をあまり低くすると、クッションプレート
自体が重く、低圧でのコントロールが充分に得られず、
クッション圧力がバラツキ、成形性に影響を及ぼす問題
があった。
【０００４】本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑
み、ワークの大小、これに伴うプレス金型の大小に応じ
て適正なクッション能力に切り換え可能としたプレス加
工装置のダイクッションを提供することである。
み、ワークの大小、これに伴うプレス金型の大小に応じ
て適正なクッション能力に切り換え可能としたプレス加
工装置のダイクッションを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、下型を載置するボルスターの下方
に、中央部に凹部を形成した大面積の外クッションプレ
ートと、この外クッションプレートの中央部に前記凹部
に嵌脱する小面積の中クッションプレートをガイドロッ
ドを介して前記外クッションプレートと相対昇降動可能
に設け、前記外クッションプレートの下面の左右位置に
外クッションプレート用シリンダを配置し、前記中クッ
ションプレートの下面に中クッションプレート用シリン
ダを配置し、プレス金型の大小に応じて前記外クッショ
ンプレートと外クッションプレート用シリンダ及び中ク
ッションプレートと中クッションプレート用シリンダと
を切り換え使用するようにしたことを特徴とするもので
ある。
めの本発明の要旨は、下型を載置するボルスターの下方
に、中央部に凹部を形成した大面積の外クッションプレ
ートと、この外クッションプレートの中央部に前記凹部
に嵌脱する小面積の中クッションプレートをガイドロッ
ドを介して前記外クッションプレートと相対昇降動可能
に設け、前記外クッションプレートの下面の左右位置に
外クッションプレート用シリンダを配置し、前記中クッ
ションプレートの下面に中クッションプレート用シリン
ダを配置し、プレス金型の大小に応じて前記外クッショ
ンプレートと外クッションプレート用シリンダ及び中ク
ッションプレートと中クッションプレート用シリンダと
を切り換え使用するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１において、１は下型、２は上
型、３は前記下型１が載置されるボルスターである。
基づいて説明する。図１において、１は下型、２は上
型、３は前記下型１が載置されるボルスターである。
【０００７】前記下型１を載置するボルスター３の下方
に、中央部に凹部８を形成した大面積の外クッションプ
レート５ａと、この外クッションプレート５ａの中央部
に前記凹部８に嵌脱する小面積の中クッションプレート
５ｂをガイドロッド６を介して前記外クッションプレー
ト５ａと相対昇降動可能に設けられている。
に、中央部に凹部８を形成した大面積の外クッションプ
レート５ａと、この外クッションプレート５ａの中央部
に前記凹部８に嵌脱する小面積の中クッションプレート
５ｂをガイドロッド６を介して前記外クッションプレー
ト５ａと相対昇降動可能に設けられている。
【０００８】さらに、図２にも示すように、前記外クッ
ションプレート５ａの下面の左右位置に２つの外クッシ
ョンプレート用シリンダ４ａ，４ｂを配置し、前記中ク
ッションプレート５ｂの下面に１つの中クッションプレ
ート用シリンダ４ｃを配置した構造である。尚、図１に
おいて符号７は小さなプレス金型用の下パッドを示し、
大きなプレス金型用の下パッドは図示省略している。
ションプレート５ａの下面の左右位置に２つの外クッシ
ョンプレート用シリンダ４ａ，４ｂを配置し、前記中ク
ッションプレート５ｂの下面に１つの中クッションプレ
ート用シリンダ４ｃを配置した構造である。尚、図１に
おいて符号７は小さなプレス金型用の下パッドを示し、
大きなプレス金型用の下パッドは図示省略している。
【０００９】本発明は上記の通りの構造であるから、図
１で示すように、小さなワークを加工するときの小さな
プレス金型の場合、中クッションプレート用シリンダ４
ｃを作動して中クッションプレート５ｂのみを上昇動さ
せ、小さなワークを加工するときの小さなプレス金型に
対応したクッション圧によってプレス加工する。
１で示すように、小さなワークを加工するときの小さな
プレス金型の場合、中クッションプレート用シリンダ４
ｃを作動して中クッションプレート５ｂのみを上昇動さ
せ、小さなワークを加工するときの小さなプレス金型に
対応したクッション圧によってプレス加工する。
【００１０】また、大きなワークを加工するときの大き
なプレス金型の場合、左右位置の２つの外クッションプ
レート用シリンダ４ａ，４ｂも加えて作動し、外クッシ
ョンプレート５ａと中クッションプレート５ｂと共に、
大きなワークを加工するときの大きなプレス金型に対応
したクッション圧によってプレス加工する。
なプレス金型の場合、左右位置の２つの外クッションプ
レート用シリンダ４ａ，４ｂも加えて作動し、外クッシ
ョンプレート５ａと中クッションプレート５ｂと共に、
大きなワークを加工するときの大きなプレス金型に対応
したクッション圧によってプレス加工する。
【００１１】従って、ワークの大小、これに伴うプレス
金型の大小に応じた適正なクッション能力に制御される
ため、特に低圧でのクッション圧力のバラツキがなくな
り、安定した成形が得られる。
金型の大小に応じた適正なクッション能力に制御される
ため、特に低圧でのクッション圧力のバラツキがなくな
り、安定した成形が得られる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によると、クッショ
ンプレートを大面積の外クッションプレートと、この外
クッションプレートの中央部に小面積の中クッションプ
レートを設け、前記外クッションプレートと前記中クッ
ションプレートとをシリンダにより独立作動させるよう
にした構造であるから、ワークの大小、これに伴うプレ
ス金型の大小に応じた適正なクッション能力に制御さ
れ、特に低圧でのクッション圧力のバラツキがなくな
り、安定した成形が得らると共に、トライ時間の短縮が
図られる。
ンプレートを大面積の外クッションプレートと、この外
クッションプレートの中央部に小面積の中クッションプ
レートを設け、前記外クッションプレートと前記中クッ
ションプレートとをシリンダにより独立作動させるよう
にした構造であるから、ワークの大小、これに伴うプレ
ス金型の大小に応じた適正なクッション能力に制御さ
れ、特に低圧でのクッション圧力のバラツキがなくな
り、安定した成形が得らると共に、トライ時間の短縮が
図られる。
【図１】本発明の構造を示す断面図
【図２】図１のＡ矢視図
【図３】従来の構造を示す断面図
１ 下型 ２ 上型 ３ ボルスター ４ａ 外クッションプレート用シリンダ ４ｂ 外クッションプレート用シリンダ ４ｃ 中クッションプレート用シリンダ ５ａ 外クッションプレート ５ｂ 中クッションプレート ６ ガイドロッド ７ 下パッド ８ 凹部
Claims (1)
- 【請求項１】 下型を載置するボルスターの下方に、中
央部に凹部を形成した大面積の外クッションプレート
と、この外クッションプレートの中央部に前記凹部に嵌
脱する小面積の中クッションプレートをガイドロッドを
介して前記外クッションプレートと相対昇降動可能に設
け、 前記外クッションプレートの下面の左右位置に外クッシ
ョンプレート用シリンダを配置し、前記中クッションプ
レートの下面に中クッションプレート用シリンダを配置
し、プレス金型の大小に応じて前記外クッションプレー
トと外クッションプレート用シリンダ及び中クッション
プレートと中クッションプレート用シリンダとを切り換
え使用するようにしたことを特徴とするプレス加工装置
のダイクッション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8342413A JPH10166072A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | プレス加工装置のダイクッション |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8342413A JPH10166072A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | プレス加工装置のダイクッション |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10166072A true JPH10166072A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18353545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8342413A Pending JPH10166072A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | プレス加工装置のダイクッション |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10166072A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001217785A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-10 | Hitachi Ltd | 高周波通信装置およびその製造方法 |
| WO2006075660A1 (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-20 | Komatsu Ltd. | ダイクッション装置 |
| WO2006075659A1 (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-20 | Komatsu Ltd. | ダイクッション装置を備えたプレス機械 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP8342413A patent/JPH10166072A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001217785A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-10 | Hitachi Ltd | 高周波通信装置およびその製造方法 |
| WO2006075659A1 (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-20 | Komatsu Ltd. | ダイクッション装置を備えたプレス機械 |
| US7958765B2 (en) * | 2005-01-13 | 2011-06-14 | Komatsu Ltd. | Pressing machine with die cushion device |
| WO2006075660A1 (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-20 | Komatsu Ltd. | ダイクッション装置 |
| JP2006192481A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Komatsu Ltd | ダイクッション装置 |
| JP4704047B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2011-06-15 | 株式会社小松製作所 | ダイクッション装置 |
| US8166791B2 (en) | 2005-01-14 | 2012-05-01 | Komatsu Ltd | Die cushion device |
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