JPH10165373A - 眼科測定装置 - Google Patents

眼科測定装置

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JPH10165373A
JPH10165373A JP10006250A JP625098A JPH10165373A JP H10165373 A JPH10165373 A JP H10165373A JP 10006250 A JP10006250 A JP 10006250A JP 625098 A JP625098 A JP 625098A JP H10165373 A JPH10165373 A JP H10165373A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動距離の調節精度の向上を図ることができ
る眼科測定装置を提供する。 【解決手段】 この発明の眼科測定装置は、被検眼の角
膜を変形させるために該角膜に向けて流体を噴射する流
体噴射装置201と、流体噴射装置201の作動により
変形された角膜からの反射光と流体噴射装置21からの
流体の噴射圧とに基づいて眼圧を測定する眼圧測定手段
と、角膜の表面の位置と角膜の裏面の位置とを検出する
検出センサ47を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検眼の眼圧を測定
することが可能な眼科測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、眼圧測定装置として、被検眼
に向けて空気を噴射して角膜を変形させ、この角膜から
の反射光の光量と空気圧とから眼圧を測定するものが知
られている。角膜が平圧されると反射光量が最大となる
ため、このときの空気圧から眼圧を求めることができ
る。
【0003】このものでは、被検眼の角膜に向けてアラ
イメント光を照射し、被検眼に対する装置本体の上下左
右方向のアライメント、被検眼に対する装置本体の作動
距離を調節して眼圧測定を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
眼圧測定装置は、アライメント指標光の情報に基づいて
のみ作動距離の調整を行っていたので、作動距離の調節
精度の向上を図り難いという問題がある。また、従来の
眼圧測定装置はこれにのみ専用の構成であるので、検査
の効率が芳しくないという問題がある。
【0005】
【発明の目的】この発明は、上述した従来の問題点に鑑
みなされたものであり、作動距離の調節精度の向上を図
ることができる眼科測定装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の眼科測定装置は、上記の課題を解決するため、被検
眼の角膜を変形させるために該角膜に向けて流体を噴射
する流体噴射装置と、前記流体噴射装置の作動により変
形された前記角膜からの反射光と前記流体噴射装置から
の流体の噴射圧とに基づいて眼圧を測定する眼圧測定手
段と、前記角膜の表面の位置と前記角膜の裏面の位置と
を検出する検出手段とを備えていることを特徴とする。
この発明の請求項2に記載の眼科測定装置は、前記角膜
の裏面の位置を前記角膜の内皮細胞の部分から求めるこ
とを特徴とする。この発明の請求項3に記載の眼科測定
装置は、照明光源からの照明光を被検眼の角膜に向けて
斜め方向から照射する照明光学系と、前記被検眼から反
射された照明光を受光する受光光学系と、被検眼の角膜
を変形させるために該角膜に向けて流体を噴射する流体
噴射装置と、前記流体噴射装置の作動により変形された
前記角膜からの反射光と前記流体噴射装置からの流体の
噴射圧とに基づいて眼圧を測定する眼圧測定手段と、前
記受光光学系による角膜からの反射光に基づき前記角膜
の表面の位置と前記角膜の裏面の位置とを検出する検出
手段とを備えていることを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明にかかる眼科測定装置によれば、角膜
の表面の位置情報に基づいて作動距離調整を行うことが
できる。
【0008】
【実施例】次に、この発明の眼科測定装置の実施例を図
1から図10に基づいて説明する。
【0009】図1は眼科測定装置の光学系を示す平面図
であって、符号1は被検眼Eの前眼部を観察する前眼部
観察光学系である。前眼部観察光学系1は、カバーガラ
ス200´、ハーフミラー2、301、対物レンズ3、
ハーフミラー4、光路切り換えミラー5、CCD6から
大略構成され、O1はその光軸である。被検眼Eの前眼
部は前眼部照明光源7によって照明される。ハーフミラ
ー2はアライメント光学系8の一部を構成している。
【0010】アライメント光学系8は、図2に示すよう
に、アライメント用光源9、ピンホール板10、投影レ
ンズ11、絞り12、ハーフミラー13を有する。ピン
ホール板10は投影レンズ11の焦点に配置されてい
る。ピンホール板10を透過したアライメント指標光
は、投影レンズ11により平行光束とされる。アライメ
ント指標光の一部は、ハーフミラー13を透過した後、
ハーフミラー2で反射されて角膜Cに導かれる。ハーフ
ミラー13は固視標投影光学系14の一部を構成してい
る。
【0011】カバーガラス200´には、流体噴射装置
201の一部を構成する噴射ノズル200がハーフミラ
ー2を貫通して光軸O1と同軸に設けられている。流体
噴射装置201は、ロータリーソレノイド202、シリ
ンダー203、ピストン204、圧力センサー205か
ら概略構成される。また、カバーガラス200´、ハー
フミラー13とハーフミラー2との間は気密室206に
なっている。気密室206と流体噴射装置201とはフ
レキシブルチューブ207により接続されている。な
お、対物レンズ3を最も被検眼Eに近接した位置に設
け、この対物レンズの光軸に沿ってノズルを貫通させる
構成としてもよい。
【0012】ロータリーソレノイド202は後述する噴
射判断回路の判断結果に基づいて駆動され、ピストン2
04を押し上げて流体としての空気を噴射ノズル200
を介して角膜Cに向けて噴射させ、角膜Cを所定量変形
させる。なお、圧力センサー205はシリンダー室内の
圧力を逐次検出しており、後述の圧平検出センサー30
4から検出される光量が所定値に達した時点で、ロータ
リーソレノイド202の駆動が停止される。噴射装置2
01の構造は、非接触眼圧計に使用される噴射装置と大
略同一であるので、その詳細は割愛する。
【0013】気密室206は、フレキシブルチューブ2
07を外すことによりアライメント光学系8、固視標投
影光学系14と共に一体として取り外すことができる。
流体噴射装置201の作動時、噴射される空気により被
検眼から涙等が飛散し、噴射ノズル200やハーフミラ
ー2が汚れる可能性がある。長期にわたる使用でこれら
の部材が汚れた場合には、フレキシブルチューブ207
を外して、気密室206を交換すればよい。
【0014】固視標投影光学系14は、固視標光源1
7、ピンホール板18、複数の固視標を提示するための
光学部材19、投影レンズ20を有する。固視標光源1
7は図示を略す装置本体の可動に連係しており、装置が
被検眼に近付くに連れて輝度が低下するよう構成されて
いる。
【0015】固視標投影光学系14からの固視標光はハ
ーフミラー13、ハーフミラー2を介してのゾル200
内を通り被検眼Eに導かれる。その際、固視標光は光学
部材19の反射面19a、19bにおいて複数回反射され
ることにより、複数個の固視標が被検眼Eに提示され
る。アライメント調整は、被検者にその視度に応じた固
視標を固視させつつ行われる。
【0016】アライメント光束Kは図4に示すように噴
射ノズル200の中を通して角膜Cの表面Tで反射さ
れ、角膜頂点Pと角膜曲率中心O3との間の中間位置に
輝点像Rを形成する。角膜Cから反射されたアライメン
ト光束の一部は、ハーフミラー2を透過して対物レンズ
3により収束され、ハーフミラー4によって2つの成分
に分離される。ハーフミラー4により反射された光束
は、位置検出可能なセンサー等を用いた受光手段として
のアライメント検出センサー4´に導かれる。一方、ハ
ーフミラー4を通過した光束は、光路切り換えミラー5
が前眼部観察光学系1の光路から退避している場合には
CCD6に導かれて結像され、CCD6に輝点像が形成
される。光路切り換えミラー5は、その一面が遮光面5
a、他面が全反射面5bであり、常時は前眼部観察光学系
1の光路から退避されている。
【0017】アライメントパターン投影光学系21は、
図1に示すように、アライメントパターン用光源22、
アライメントパターン板23、投影レンズ24から概略
なっている。アライメントパターン板23には円環状パ
ターンが形成されている。ハーフミラー4は、アライメ
ントパターン投影光学系21からの光束をCCD6側へ
向けて反射させ、CCD6に円環状パターン像を形成す
る。
【0018】CCD6は図示を略すモニター装置に接続
され、モニター装置の画面25には図5に示すように被
検眼Eの前眼部像26が表示される。また、円環状パタ
ーン像27も同様に表示される。角膜Cにより反射され
て輝点像R´を形成する光束が円環状パターン像27の
中央に位置するように図示省略の装置本体を上下(Y方
向)、左右(X方向)に振らせてアライメント調整を行
い、被検眼Eの眼球光軸O2と装置光軸O1とを合致させ
る。また、その装置本体を被検眼Eに対して前後(Z方
向)にずらして作動距離を設定する。
【0019】前眼部観察光学系1の両側には、照明光学
系28と観察撮影光学系29とが設けられている。照明
光学系28は被検眼Eの角膜Cに向けて斜め方向から照
明光束を照射する。照明光学系28は、観察用の照明光
源30、集光レンズ31、赤外フィルター31´、撮影
用の照明光源32、集光レンズ33、スリット板34、
投光レンズ35、光路長補正用光学部材35´を有す
る。照明光源30と照明光源32とは集光レンズ31に
関して共役である。図1は内皮細胞観察時に光路中に光
路長補正用光学部材35´が挿入された状態を示してお
り、可視光での撮影時には光路長補正用光学部材35´
は照明光学系28の光路から退避される。
【0020】照明光源30にはハロゲンランプが用いら
れ、照明光源32にはキセノンランプが用いられる。観
察用の照明光束は、赤外フィルター31´が挿入されて
いるので赤外光束となる。赤外光束は照明光源32の配
設位置で一旦収束される。赤外光束は照明光源32から
射出されたかのようにして集光レンズ33に導かれる。
集光レンズ33により集光された赤外光束はスリット板
34に導かれる。スリット板34には細長い長方形状の
スリット36が形成されている。赤外光束はスリット3
6を通過して投光レンズ35に導かれる。アライメント
が完了した状態では、スリット板34と角膜Cとは投光
レンズ35に関してほぼ共役であり、角膜Cにはスリッ
ト光束が照射される。スリット光束は角膜Cをその表面
Tから内部に向かって横切る。
【0021】なお、照明光源30、集光レンズ31、赤
外フィルター31´、照明光源32、集光レンズ33と
からなる光源部は、図6に示すように配設してもよい。
図6において、37はダイクロイックミラー、38、3
9は凹面反射鏡である。ダイクロイックミラー37は集
光レンズ31とスリット板34との間に配設され、赤外
光を透過させ、可視光を反射させる。
【0022】観察撮影光学系29は、対物レンズ40、
ハーフミラー41、マスク42、リレーレンズ43、ミ
ラー44、変倍レンズ45、合焦レンズ46、光路切り
換えミラー5から大略構成されている。光路切り換えミ
ラー5はアライメント検出センサー4´とラインセンサ
47との検出出力に基づいて前眼部観察光学系1の光路
に自動的に挿入される。アライメントが完了した状態で
は、マスク42と角膜Cとは対物レンズ40に関してほ
ぼ共役である。
【0023】スリット光束は角膜Cにおいて反射され
る。その反射の状態を図7に示す。スリット光束の一部
は空気と角膜Cとの境界面である角膜表面Tにおいてま
ず反射される。角膜表面Tからの反射光束Lの光量が最
も多い。角膜内皮細胞Nからの反射光束Mの光量は相対
的に小さい。角膜実質M´からの反射光束L´の光量が
最も小さい。反射光束Mは対物レンズ40により集光さ
れてハーフミラー41に導かれる。反射光束の一部はハ
ーフミラー41により反射されて合焦状態検出センサー
としてのラインセンサ47に導かれる。また、ハーフミ
ラー41を通過した反射光束はマスク42に導かれ、角
膜内皮細胞Nを含めて角膜内皮細胞像がマスク42の配
設位置に形成される。
【0024】なお、マスク42は角膜内皮細胞像を形成
する以外の余分の反射光束を遮光する役割を果たす。角
膜内皮細胞像を形成する反射光束はリレーレンズ43、
ミラー44、変倍レンズ45、合焦レンズ46を介して
光路切り換えミラー5に導かれ、光路切り換えミラー5
により反射されて、CCD6に結像される。画面25に
は角膜内皮細胞像48が図8に示すように表示される。
なお、図8において、49はマスク42によって遮光さ
れないとしたら角膜表面Tからの反射光束により形成さ
れる光像であり、50は角膜実質M´からの反射光束に
よる光像である。
【0025】角膜Cからの反射光に対してラインセンサ
47は、図9(ロ)に示すように配置されており、反射
光束の強度分布は図9(イ)に示すようなものとなる。
図9(イ)において、符号Uは角膜Cの表面Tにおいて
反射された反射光束によるピーク部である。符号Vは角
膜Cの内皮細胞部分において反射された反射光束による
ピーク部である。ピーク部Uは光像49に対応し、ピー
ク部Vは光像48に対応する。なお、ピークの検出には
公知の手段を用いる。ラインセンサ47の各番地の素子
の出力は図1に示すように合焦判断回路47´に入力さ
れる。
【0026】合焦判断回路47´は図9(イ)に示すよ
うな、ピークU及びピークVの全て信号を記憶し、演算
処理することによりピークVの番地を判断する。そし
て、合焦判断回路47´はピーク部Vの番地Lがライン
センサ47の中心番地Qに一致するか否かを判断する。
【0027】図示を略す装置本体を被検眼Eの前眼部に
向かって離反接近させる(装置光学系をZ方向に移動さ
せる)とピーク部Vの番地Lが移動する。装置本体はピ
ーク部Vの番地Lが中心番地Qに一致するとき、角膜内
皮細胞に焦点が合うように設計されている。ここで、番
地Lが中心番地Qに一致したとき合焦判断回路47´
は、撮影光源発光制御回路32´に向かって撮影信号S
1を出力する。
【0028】また、アライメント検出センサー4´は、
その基準位置に反射光束が位置するか否かを検出し、基
準位置に位置すると判断された場合には撮影信号S2を
撮影光源発光制御回路32´へ出力する。
【0029】撮影光源発光制御回路32´は、上記の撮
影信号S1とS2とが共に入力されたときに照明光源32
を発光させ、被検眼Eを照明して角膜内皮細胞像を自動
的に撮影する。
【0030】一方、撮影信号S1とS2は、噴射判断回路
47″にも同時に入力され、噴射判断回路47″は、両
信号が入力されてから照明光源32の発光時間Δtだけ
遅延してロータリーソレノイド202に向かって駆動信
号を出力する。これにより、ロータリーソレノイド20
2が駆動され、ピストン204が上昇して噴射ノズル2
00から空気が角膜Cに向けて吹き付けられ、角膜Cが
圧平される。
【0031】角膜Cが平圧されると、図3に示すように
角膜Cから反射されるアライメント光が平行光となり、
噴射ノズル200を通過し、その一部がハーフミラー2
を透過してハーフミラー301により反射され、コンデ
ンサレンズ302、ピンホール303を介して圧平検出
センサー304に導かれる。
【0032】眼圧測定装置400は、圧平検出センサー
304からの出力と圧力センサー205からの情報とを
受け、圧平検出センサー304の出力が最大となった時
点での圧力センサー205からの情報に基づいて眼圧を
求める。なお、眼圧測定装置400には、圧力センサー
205から出力される情報を逐次検出する圧力検出回路
と、検出された圧力から眼圧を求める演算回路とが設け
られている。
【0033】図10は、撮影した角膜内皮像と測定した
眼圧測定値とを同一画面上に表示したモニター装置の画
面である。
【0034】以上の手順により、一回のアライメントで
自動的に角膜内皮細胞を撮影し、眼圧を測定することが
できる。ただし、これらの撮影、測定をスイッチ等の切
り替えにより別個に行なうようにしてもよい。また、上
記実施例のように眼圧測定時の作動距離を角膜内皮から
の反射光を受光するラインセンサ47の出力によらず、
アライメント検出センサー4´により受光されるアライ
メント光の像の大きさで判断してもよい。
【0035】なお、上記実施例では、圧平された角膜に
より反射されたアライメント光を受光することにより角
膜の変形を検出して眼圧を測定しているが、角膜の変形
を検出するためにはアライメント光学系を用いる他に
も、図5に破線で示したように専用の投光光学系207
と受光光学系208を設けてもよい。
【0036】また、上記実施例では、角膜内皮細胞を撮
影する際に角膜を自然状態で撮影する構成としている。
ところが、角膜の厚さは薄いため、角膜内皮細胞を観察
するためには倍率を高くしなければならずに焦点深度が
浅くなり、かつ、角膜は曲率を持つため、撮影中心部に
ピントが合うよう設定すると、撮影周辺部ではピントが
ずれて撮影されるという不具合がある。
【0037】そこで、流体噴射装置により角膜に流体を
吹き付け、角膜をほぼ圧平させて観察・撮影すれば、撮
影中心部から撮影周辺部までの広い範囲にわたってピン
トの良好な撮影像を得ることができる。また、この場合
には、角膜内皮細胞の観察時に同時に眼圧の測定をする
こともできる。
【0038】流体噴射装置は、眼圧の測定のために必須
の要素であるため、これを角膜内皮細胞の観察・撮影の
際にも利用することにより、新たな手段を設けることな
く角膜内皮細胞の観察・撮影の際のピントのずれをなく
すことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、角膜の表面の位置情報に基づいて、作動距離を調整
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる眼圧測定装置の実施例を示
す光学系の説明図である。
【図2】 実施例の装置のアライメント光学系、流体噴
射装置、圧平検出光学系を示す図である。
【図3】 図2と同様で角膜が圧平された状態を示す図
である。
【図4】 実施例の装置のアライメント指標光束の反射
状態を示す図である。
【図5】 前眼部像の表示状態を示す図である。
【図6】 照明光学系の変形例を示す図である。
【図7】 角膜におけるスリット光束の反射状態を示す
図である。
【図8】 この発明に係わる角膜内皮細胞像の説明図で
ある。
【図9】 角膜内皮細胞像とラインセンサに受光される
光量との対応関係を示す図である。
【図10】 撮影、および測定結果を表すモニター画面
である。
【符号の説明】
28…照明光学系 29…観察撮影光学系 30、32…照明光源 32´…発光量制御回路 47…ラインセンサ(検出センサ) 200…噴射ノズル 201…流体噴射装置 400…眼圧測定装置 E…被検眼 C…角膜 N…角膜内皮細胞

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼の角膜を変形させるために該角膜
    に向けて流体を噴射する流体噴射装置と、前記流体噴射
    装置の作動により変形された前記角膜からの反射光と前
    記流体噴射装置からの流体の噴射圧とに基づいて眼圧を
    測定する眼圧測定手段と、前記角膜の表面の位置と前記
    角膜の裏面の位置とを検出する検出手段とを備えている
    眼科測定装置。
  2. 【請求項2】 前記角膜の裏面の位置を前記角膜の内皮
    細胞の部分から求めることを特徴とする請求項1に記載
    の眼科測定装置。
  3. 【請求項3】 照明光源からの照明光を被検眼の角膜に
    向けて斜め方向から照射する照明光学系と、前記被検眼
    から反射された照明光を受光する受光光学系と、被検眼
    の角膜を変形させるために該角膜に向けて流体を噴射す
    る流体噴射装置と、前記流体噴射装置の作動により変形
    された前記角膜からの反射光と前記流体噴射装置からの
    流体の噴射圧とに基づいて眼圧を測定する眼圧測定手段
    と、前記受光光学系による角膜からの反射光に基づき前
    記角膜の表面の位置と前記角膜の裏面の位置とを検出す
    る検出手段とを備えている眼科測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014068829A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Nidek Co Ltd 非接触式眼圧計

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