JPH10164982A - 芝生の管理方法および管理装置 - Google Patents

芝生の管理方法および管理装置

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JPH10164982A
JPH10164982A JP8332498A JP33249896A JPH10164982A JP H10164982 A JPH10164982 A JP H10164982A JP 8332498 A JP8332498 A JP 8332498A JP 33249896 A JP33249896 A JP 33249896A JP H10164982 A JPH10164982 A JP H10164982A
Authority
JP
Japan
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water
layer
soil layer
water supply
growing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8332498A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Shioda
耕三 塩田
Yuu Ichiriki
ゆう 一力
Masumi Oku
真純 奧
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
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Publication of JPH10164982A publication Critical patent/JPH10164982A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芝生育成面の最下層に形成される礫層を地下
タンクとして兼用することにより、給排水設備を簡単か
つ小型化して経費の削減を図ることができるとともに、
適切な芝生管理を実施できる芝生の管理方法および管理
装置を提供する。 【解決手段】 芝生育成面12下の土中に育成土層18
を形成し、育成土層18の下層に、地盤Gとの間に防水
シート23で画成される貯水礫層20を形成する。育成
土層18内に給水管16を埋設すると共に、貯水礫層2
0内に排水管24を埋設し、排水管24をマンホール2
6に接続する。マンホール26の水を給水タンク42に
供給し、この給水タンク42から給水管16を接続した
側溝14に水を供給する。排水管24からの排水量を調
節することにより貯水礫層20内に水を貯溜し、貯水礫
層20を地下タンクとして兼用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芝生の成育を維持
促進するための管理方法および管理装置に関し、特に運
動競技場などに敷設した芝生の管理方法および管理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】芝生を敷設した施設には、野球やサッカ
ー、ラグビー等のスポーツを行う運動競技場やゴルフ場
などがある。近時、そうした施設では維持・管理が容易
であるため、人工芝を敷設することが多いが、競技上の
必要性や安全性、また使用時の感触などを考慮すると、
やはり天然の芝生が優れている。
【0003】このため、天然の芝生を育成するための方
法および装置が従来から各種提案されてきており、例え
ば図5に示すような育成装置が考えられる。この育成装
置は、芝生育成面1下の土中に所定深さの砂層2を形成
し、該砂層2の底部に礫層3を設け、かつ、砂層2内に
給水管4を埋設すると共に、礫層3内に排水管5を埋設
して主に構成される。そして、雨水や地上散布した水お
よび給水管4から供給した水を、砂層2を重力で下方に
移動させて排水管5から系外に排出させるようにし、こ
の排出された水については貯水タンク6に貯溜させるよ
うにする。そして貯水タンク6に貯溜した水はフィルタ
ー7を介して給水タンク8に移動させ、この給水タンク
8から上記給水管4に接続する側溝9に供給するように
し、給水タンク8から側溝9に水を供給する途中におい
て、肥料,改良剤,防虫剤等が混入するようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
芝生の育成装置にあっては、競技場等の広い芝生の育成
床に十分に給水できる水量を常時確保しておくために
は、相当大容量の貯水タンク6を設置しなければならな
い。試算によれば、例えば600ton 程度のタンクを設
置すれば、理想的な水質,水量で芝生管理を行うことが
できる。このような大型大容量の貯水タンク6やこれに
付属する給水タンク8の設置場所としては、競技場周囲
のスタンド下の地中梁の間やグラウンドの直下、若しく
は隣接緑地の地下とか隣接敷地の地下等が考えられる。
【0005】ところが、スタンド下の地中梁の間やグラ
ンド直下等に大型タンクを埋設する場合には、大工事と
なって工費が大幅に嵩んでしまうという問題がある。他
方、隣接の緑地や敷地に埋設するためには、これら隣接
地等を取得する必要があるなどの様々な制約があって建
設計画の支障となるとともに、取得するには相当の資金
が必要になるという課題があった。
【0006】また、大型な地下タンクを設置できたとし
ても、このような大容量のタンクから水の全量を育成床
に供給するためには、通常の給排水施設で5〜6時間程
度の長時間を要すと共に、排水にも4〜5時間程度かか
り、給,排水の作業効率が悪いために管理作業を適切に
行うことが難しいという各種課題があった。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、芝生育成面の最下層に形成される礫層を地下タンク
として兼用することにより、給排水設備を簡単かつ小型
化して経費の削減を図ることができるとともに、適切な
芝生管理を実施できる芝生の管理方法および管理装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本発明の請求項1に示す芝生の管理方法は、芝生育成
面下の土中に育成土層を形成し、該育成土層の下層に地
盤との間に防水層を介して貯水礫層を設けて、この貯水
礫層を地下タンクとして上記育成土層内を重力の作用で
流下する重力水を回収させて貯留するようにし、さらに
該貯水礫層内に埋設した排水系で貯水量を調節する。
【0009】また、本発明の請求項2に示す芝生の管理
方法は、前記排水系が、前記育成土層から前記貯水礫層
に亘って水位調整可能な水位調整手段を備える。
【0010】更に、本発明の請求項3に示す芝生の管理
方法は、前記育成土層中に給水を拡散させる給水系を埋
設すると共に、該給水系に給水貯槽を接続し、該給水貯
槽の水位で上記育成土層への給水を調節する。
【0011】また、本発明の請求項4に示す芝生の管理
方法は、上記育成土層に透水壁を介して給水貯槽を併設
し、該透水壁を介して該給水貯槽内の水を上記育成土層
中に拡散すると共に、該給水貯槽の水位で上記育成土層
への給水を調節する。
【0012】更にまた、本発明の請求項5に示す芝生の
管理方法は、上記育成土層に給水貯槽を併設し、該給水
貯槽に上記排水系を接続して該排水系によって給水貯槽
内の水を育成土層中に給水しかつ育成土層中の重力水を
回収するようにするとともに、上記給水貯槽の水位で上
記育成土層への給,排水を調節する。
【0013】また、本発明の請求項6に示す芝生の管理
装置は、芝生育成面下の土中に形成した育成土層と、該
育成土層の下層に、地盤との間に防水層を介して形成さ
れ、上記育成土層内を重力の作用で流下する重力水を回
収して貯留する地下タンクとしての貯水礫層と、該貯水
礫層内に埋設され、貯水量を調整するための排水系とを
備えた構成とする。
【0014】更に、本発明の請求項7に示す芝生の管理
装置は、前記排水系が、前記育成土層から前記貯水礫層
に亘って水位調整可能な水位調整手段を備える構成とす
る。
【0015】更にまた、本発明の請求項8に示す芝生の
管理装置は、上記育成土層と上記貯水礫層との間に透水
層を設けることにより構成する。
【0016】以下、上述した本発明の芝生の管理方法お
よび管理装置の作用を述べる。即ち、請求項1の芝生の
管理方法の作用は、育成土層を重力により下方に移動し
た重力水は、地盤との間に防水層を設けて画成した貯水
礫層内に溜まり、該貯水礫層内に溜まった重力水は排水
系から適宜排出することでその貯水量を調節することが
できる。このとき、上記貯水礫層内の容量を予め育成土
層に必要な循環水量を確保できる程度の大きさに設定し
ておくことにより、該貯水礫層を地下タンクとして兼用
することが可能となる。これにより、別途大型大容量の
地下タンクを設置する必要がなくなる。すなわち、工費
のかかる大型タンクのグランド直下等への埋設や、建設
計画の立案にあたって種々の制約を受けやすい隣接の緑
地や敷地への埋設の必要性がなくなる。また、別体の大
容量のタンクの場合には、通常の給排水設備を考慮して
も、給排水の作業効率が悪いのに対して、育成土層下に
じかに形成した礫層を貯水用の地下タンクとした本発明
構成では、例えば貯水礫層の水位を調整するだけで育成
土層に対する給排水を行うことができ、給排水設備を簡
単かつ小型化して経費の削減を図ることができるととも
に、迅速かつ適切な芝生の管理作業を実現することがで
きる。
【0017】また、請求項2の芝生の管理方法では、排
水系に育成土層から貯水礫層に亘って水位調整可能な水
位調整手段を備えるようにしているので、この水位調整
手段で排水系からの排水量を調節することにより、貯水
礫層内に保有される水量を適宜変化させることができ
る。従って、常時は貯水礫層内に保有した水位が育成土
層の下面より下方となるように保持することにより、毛
管現象が生じないようにして育成土層に水が吸い上げら
れるのを停止することができる。一方、芝生に給水する
ときは貯水礫層内に保有した水位を育成土層の下面より
上方に設定することにより、育成土層の毛管現象により
芝生の育成面まで水を吸い上げさせて給水することがで
きる。
【0018】また、請求項3の芝生の管理方法は、上記
育成土層中に給水を拡散させる給水系を埋設すると共
に、該給水系に給水貯槽を接続し、該給水貯槽の水位で
上記育成土層への給水を調節するようにしたので、給水
時には育成土層と給水貯槽とが給水系で接続されるた
め、重力の作用の下、連通管作用(サイホン作用)によ
り給水貯槽からその水頭圧で育成土層へと自然給水する
ことができる。このように連通管作用や重力の作用を利
用した低水圧の自然な給水によるため、強制的な給・排
水の場合と異なり、育成土層への給水の浸潤が極めて自
然であって良好に給水することができる。
【0019】更に、請求項4の芝生の管理方法は、上記
育成土層に透水壁を介して給水貯槽を併設し、該透水壁
を介して該給水貯槽内の水を上記育成土層中に拡散させ
ると共に、該給水貯槽の水位で上記育成土層への給水を
調節するようにしたので、芝生への給水は、給水貯槽か
ら透水壁を介して芝生育成面下の育成土層内へ水を拡散
させることにより行われる。そして、該給水は育成土層
と給水貯槽との間の水頭圧の差及び重力の作用の下、連
通管作用(サイホン作用)を利用して行うことができ
る。すなわち、育成土槽と給水貯槽との間では両者の水
頭圧が等しくなるように水が移動するため、例えば、育
成土層の水頭圧が給水貯槽内の水位よりも下回ったとき
には、その差圧程度の低水圧で徐々に自然に給水が行わ
れることになる。
【0020】更にまた、請求項5の芝生の管理方法は、
上記育成土層に給水貯槽を併設し、該給水貯槽に上記排
水系を接続して該排水系によって給水貯槽内の水を育成
土層中に給水しかつ育成土層中の重力水を回収するよう
にするとともに、上記給水貯槽の水位で上記育成土層へ
の給,排水を調節するようにしたので、給水貯槽内に溜
められた水の水位を高くすることにより、この給水貯槽
内の水を水頭圧の差をもって貯水礫層内に供給すること
ができ、更には給水貯槽内の水位を更に高くすることに
よって、育成土層内へも給水することができる。勿論、
上記排水管から排水する場合は、給水貯槽内の水位を育
成土層内の水位より低くすることにより行われる。
【0021】また、請求項6の芝生の管理装置は、芝生
育成面下の土中に形成した育成土層と、該育成土層の下
層に、地盤との間に防水層を介して形成され、上記育成
土層内を重力の作用で流下する重力水を回収して貯留す
る地下タンクとしての貯水礫層と、該貯水礫層内に埋設
され、貯水量を調整するための排水系とを備えたので、
上記請求項1に示す芝生の管理方法と同様に、該貯水礫
層を地下タンクとして兼用することが可能となる。これ
により、別途大型大容量の地下タンクを設置する必要が
なくなる。また、育成土層下にじかに形成した礫層を貯
水用の地下タンクとしているので、給排水設備を簡単か
つ小型化して経費の削減を図ることができるとともに、
迅速かつ適切な芝生の管理作業を実現することができ
る。
【0022】また、請求項7の芝生の管理装置では、排
水系に育成土層から貯水礫層に亘って水位調整可能な水
位調整手段を備えたので、上記請求項2に示す芝生の管
理方法と同様に、この水位調整手段で排水系からの排水
量を調節して貯水礫層内に保有される水量を適宜変化さ
せることができ、この貯水礫層から育成土層へと水を吸
い上げさせたり、これを停止させたりすることができ
る。
【0023】更に、請求項8の芝生の管理装置は、上記
育成土層と上記貯水礫層との間に透水層を設けたので、
該透水層は重力水を育成土層から貯水礫層内に移動する
のを許容するが、この重力水と一緒に育成土層の土が貯
水礫層内に侵入するのを防止することができる。従っ
て、貯水礫層に土が混入して当該貯水礫層の本来の機
能、つまり、重力水を貯留しておく機能が損なわれるの
を防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。図1,図2は本発明の芝生の管
理方法および管理装置の一実施形態を示し、図1は芝生
の床構造の排水系の断面図、図2は芝生の管理装置の構
成図である。
【0025】即ち、本実施形態を図2に示す管理装置1
0を用いて、運動競技場に適用した場合を例にとって説
明する。この芝生の管理装置10は、天然繊維マット等
で形成される芝生育成面12の近隣に給水貯槽としての
側溝14を配設し、芝生の成育状態に関わるデータに応
じてその側溝14への給水水位、すなわち側溝14内の
水位を調節するようになっている。そして、側溝14に
多孔管で形成される給水系としての給水管16を接続
し、この給水管16を育成土層18内に埋設して、この
給水管16によって重力の作用の下、連通管作用を利用
して該育成土層18内の土中へ給水を拡散させると共
に、土中に浸潤した給水はさらに毛管現象で浸透される
ようになっている。
【0026】上記育成土層18は図1に示すように上記
芝生育成面12下の土中に所定深さをもって形成され
る。この育成土層18は現地の土の保水性を考慮して配
合を決定するが、例えば砂,ボラ(火山礫)を70:3
0の割合で混合した培土を用いてもよい。上記育成土層
18の下層には所定深さの貯水礫層20が形成され、こ
の貯水礫層20の底面20aには地盤Gとの間に防水層
としての防水シート22が敷設される。また、上記育成
土層18と貯水礫層20との境界には透水層としての透
水シート23が設けられる。該透水シート23は水の通
過は許容するが、砂とか土は遮断するものである。
【0027】上記貯水礫層20の底面20aは、図1に
示したように一定の傾きをもって外方へ向かって順次低
くなるように傾斜され、この傾斜面に沿って排水系とし
ての多孔管で形成される排水管24が貯水礫層20内に
埋設される。排水管24は図2に示したように上記給水
管16の下方にこれと直交する方向に埋設してあり、給
水管16とは独立して排水専用に用いられる。
【0028】並列に配置された複数の上記排水管24
は、芝生育成面12に隣設して設けられるマンホール2
6に集合して接続され、このマンホール26内には集合
した排水管24の主開閉弁28が設けられる。上記マン
ホール26には排水放出口26aが設けられ、排水管2
4からの排水はこの排水放出口26aから溢水される。
【0029】上記マンホール26内に位置して排水管2
4の主開閉弁28の上流側には、水位調整手段として、
高さの異なる第1,第2,第3オーバーフロー管30,
32,34が開閉弁30a,32a,34aを介して並
列に接続され、これら第1,第2,第3オーバーフロー
管30,32,34によって上記貯水礫層20内の貯水
の水位が調節可能となっている。第1オーバーフロー管
30は上端が育成土層18と貯水礫層20との境界より
若干低い基準レベルLとなるように形成される。そし
て、上記第1オーバーフロー管30から上記第2オーバ
ーフロー管32、そして上記第3オーバーフロー管34
へと上端位置が段々に高く形成され、第2オーバーフロ
ー管32の上端位置は上記境界より若干上方の育成土層
18内のレベルに達し、かつ、第3オーバーフロー管3
4の上端位置は育成土層18の上端近傍のレベルまで達
して形成される。
【0030】上記管理装置10での給水は、上水や蓄え
た雨水と排水管24からの戻し水とを循環利用する構成
とされている。つまり、上記マンホール26には上水や
雨水が溜められるようになっていると共に、上記排水管
24からの排水が該マンホール26へと戻されるように
なっている。そして、該マンホール26は所定量貯水さ
れると排水放出口26aから溢水させるようになってい
る。従って、該排水放出口26aからの溢水によりマン
ホール26内の水は逐次希釈され、障害の発生しにくい
水質へと自動的に改質調整されるようになっている。
【0031】図2に示すように上記マンホール26の水
は、その汚れを浄化するためポンプ38によってフィル
タ40へ送られ、清浄化された水が給水タンク42に蓄
えられる。該給水タンク42には、当該給水タンク42
内の水を加温するための加温システム44が接続されて
いる。該加温システム44は、熱源44aと、該熱源4
4aで温められた水などの熱媒を送り出すポンプ44b
とから主に構成されている。そして熱源44aからポン
プ44bで熱媒を給水タンク42へと供給して、給水直
前の給水タンク42内の水を適宜に暖めることができる
ようになっている。このように給水を暖めることで水温
を調節でき、芝生の生育状態を制御することができる。
熱源44aとしては、自然エネルギによるものや、余剰
熱を採用することができ、例えば、産業の廃熱や地熱、
温泉熱、太陽熱、化石燃料やごみ焼却熱など、好ましく
は廃棄されたり、未回収の熱エネルギを利用することが
好ましい。
【0032】給水タンク42の水は、薬剤調合機構48
に送られて防虫剤,改良剤,液肥などの薬剤が添加さ
れ、この後、流量調整弁などの流量制御機構50を介し
て側溝14へと送られる。給水タンク42と薬剤調合機
構48との間は、3つの配管で接続されている。2つの
配管にはそれぞれポンプ52が備えられていると共に、
残りの1つの配管は給水タンク42と薬剤調合機構48
とを単に連結している。給水タンク42内の水頭圧で以
降の系に給水できる場合にはポンプは不要である一方
で、それ以外の場合の給水を円滑に行うために2つの配
管に2基のポンプ52が設備されている。
【0033】制御装置54には、上記薬剤調合機構4
8、上記流量制御機構50、上記ポンプ38,52、上
記加温システム44が接続され、これらは制御装置54
により適宜制御されるようになっている。該制御装置5
4には、上記側溝14内に設けられてその水位を検出す
る水位センサ56や、土中環境因子としての湿度や温度
を検出する湿度センサ58および温度センサ60が接続
されている。両センサ58,60は芝生育成面12下の
育成土層18中に埋設され、これにより芝生の成育状態
に関わるデータが得られるようになっている。また、必
要に応じて酸素センサを埋設して、これを制御装置54
に接続するようにしてもよい。更に、制御装置54に
は、気象状態のデータとして大気温度、大気湿度、日射
量、雨量、季節ごとの気候データなどの気象データを検
出し蓄積させ、短期的・長期的な気候状態を解析させ
て、これを制御に取り込めるように構成してもよい。
【0034】かかる構成になる芝生の管理装置10およ
びこの管理装置10を用いた芝生の管理方法にあって
は、側溝14内に溜められた水は重力の作用の下、連通
管作用(サイホン作用)によって、その水頭圧で給水管
16から育成土層18内へと自然給水が行われる。そし
て、育成土層18へ給水された水は一部が毛管現象によ
り育成土層18内に保有されるが、大部分は重力により
重力水として自然に下方に移動して、防水シート23が
底面20aに敷設された貯水礫層20内にプール状態で
溜められる。このとき、地盤Gを掘削する際に、貯水礫
層20内の容量を予め育成土層18に必要な循環水量を
確保できる程度の大きさに設定しておくことにより、貯
水礫層20を地下タンクとして兼用することが可能とな
る。これにより、別途大型大容量の地下タンクを設置す
る必要がなくなる。すなわち、工費のかかる大型タンク
のグランド直下等への埋設や、建設計画の立案にあたっ
て種々の制約を受けやすい隣接の緑地や敷地への埋設の
必要性がなくなる。また、別体の大容量のタンクの場合
には、通常の給排水設備を考慮しても、給排水の作業効
率が悪いのに対して、育成土層18下にじかに形成した
礫層20を貯水用の地下タンクとした本実施形態では、
例えば貯水礫層20の水位を調整するだけで育成土層1
8に対する給排水を行うことができ、給排水設備を簡単
かつ小型化して経費の削減を図ることができるととも
に、迅速かつ適切な芝生の管理作業を実現することがで
きる。
【0035】そして、上記貯水礫層20内に溜められた
重力水は排水管24から排出することができるが、この
排水管24のマンホール26内に設けられた主開閉弁2
8を閉弁した状態で、第1,第2,第3オーバーフロー
管30,32,34の開閉弁30a,32a,34aを
適宜開弁または閉弁することにより、開弁したオーバー
フロー管30,32,34から溢水させて、貯水礫層2
0内の水位を変化させることができる。
【0036】即ち、本実施形態では通常は第1,第2,
第3オーバーフロー管30,32,34の開閉弁30
a,32a,34aを全て開弁状態にして、貯水礫層2
0内の水位を第1オーバーフロー管30で得られる基準
レベルLに設定しておき、溜水が育成土層18に接触し
ない状態に保持される。従って、この状態では貯水礫層
20内の溜水が育成土層18に供給されることはなく、
給水管16からの給水を停止した状態では、育成土層1
8を自然乾燥させることができる。また、給水の必要が
生じた場合は給水タンク42の水を側溝14に供給し、
給水管16を介して育成土層18に給水することによ
り、芝生の根圏全面に水を行きわたらせることができ
る。
【0037】殊に、貯水礫層20には上述したと同様な
センサを設置しておき、このセンサによって水質管理を
実施しながら水量を管理することが好ましい。これによ
り、貯水礫層20の貯水の水位を上昇させて給水する場
合にも、好ましい水質の水を給水することができる。
【0038】一方、芝生の育成状態に応じて上記開閉弁
30a,32a,34aを順に閉弁して行くことにより
上記水位を上昇させて、溜水を育成土層18に接触させ
ることにより毛管現象で水を吸い上げさせ、これによっ
て芝生の根圏に十分に給水することもできる。この場
合、開閉弁30aのみを閉弁して第2,第3オーバーフ
ロー管32,34から溢水させる場合は、上記水位は第
2オーバーフロー管32の上端位置に対応する育成土層
18の下方レベルに設定される一方、開閉弁30a,3
2aを閉弁して第3オーバーフロー管34から溢水させ
る場合は、この第3オーバーフロー管34の上端位置に
対応する育成土層18の上端近傍レベルに水位が設定さ
れるため、これらオーバーフロー管30,32,34に
よって芝生の根圏に供給する水量を調節することができ
る。
【0039】また、床温度が高温になった場合とか病虫
害,塩基,嫌気等が発生した場合は、主開閉弁28を全
開して貯水礫層20内の水を一斉に排水するようになっ
ている。このように、貯水礫層20内の水を一斉に排水
することにより、芝生育成面12から空気を育成土層1
8内に呼び込み、土中の換気効率を向上することができ
る。また、完全排水によりこの排水管24からも貯水礫
層20を介して育成土層18へと通気させることができ
る。
【0040】ところで、本実施形態では上記貯水礫層2
0内に貯溜される水を、マンホール26を介して給水タ
ンク42に供給するようにしているが、貯水礫層20を
地下タンクとして兼用することができるため、これらマ
ンホール26や給水タンク26にしても常時大量の水を
貯溜する必要はなく、これら設備の小型化を達成するこ
とができる。
【0041】従って、仮に上記マンホール26および上
記給水タンク42を地下タンクとして地中に埋設する場
合にも、これらタンク26,42の埋設スペースは小さ
くて済むため、設備工事や用地の確保が大幅に容易にな
り、管理装置10全体のコストを低減することができ
る。
【0042】また、マンホール26や給水タンク42を
清掃する場合など、内部の水を全量排出する場合とか満
水にする場合には、その所要時間を大幅に短縮化できて
高い作業効率を確保することができる。
【0043】また、本実施形態では上記育成土層18と
貯水礫層20との境界に透水シート23を設けたので、
該透水シート23は水を育成土層18から貯水礫層20
内に移動するのを許容するが、この水と一緒に育成土層
18の土が貯水礫層20内に侵入するのを遮断すること
ができる。このように、育成土層18の土が貯水礫層2
0内に侵入するのを防止できることにより、貯水礫層2
0に土が混入して本来の機能、つまり、水を貯水礫層2
0内に溜めておく機能が損なわれるのを防止することが
できる。即ち、貯水礫層20内に育成土層18の土が混
入すると、この土を介して常時毛管現象が作用して貯水
機能が損なわれるが、これを防止することができる。ま
た、貯水礫層20内の水が育成土層18に常時給水され
ると過剰給水状態となるが、上記透水シート23により
このような過剰給水状態も防止することができる。
【0044】以上説明したように本実施形態に係る貯水
礫層20は、貯水機能、排水機能、さらには通気機能を
も発現する。
【0045】図3は他の実施形態を示し、前記実施形態
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。尚、図3は芝生の管理装置の構成図であ
る。
【0046】即ち、この実施形態の管理装置10aで
は、給水貯槽としての側溝14を育成土層18に臨ませ
て配設すると共に、この側溝14と育成土層18とを透
水壁62を介して連通し、側溝14内の水を該透水壁6
2を介して上記育成土層18中に拡散させるようになっ
ている。
【0047】従って、この実施形態の芝生の管理方法お
よび管理装置10aでは、芝生への給水は、側溝14か
ら透水壁62を介して芝生育成面12下の育成土層18
内へ水を拡散させることにより行われる。そして、この
ときの給水は育成土層18と側溝14との間の水頭圧の
差及び重力の作用の下、連通管作用(サイホン作用)を
利用して行うことができる。すなわち、育成土層18と
側溝14との間では両者の水頭圧が等しくなるように水
が移動するため、例えば、育成土層18の水頭圧が側溝
14内に溜まった水の水位よりも下回ったときには、そ
の差圧程度の低水圧で徐々に自然に給水が行われること
になる。また、この実施形態にあっても育成土層18の
下層に形成される貯水礫層20は、その容量が所定量確
保されて地下タンクとして兼用されるようになってい
る。
【0048】図4は他の実施形態を示し、上記各実施形
態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省
略して述べる。尚、図4は芝生の管理装置の構成図であ
る。即ち、この実施形態の管理装置10bでは、給水貯
槽としての側溝14に排水管24を接続し、該排水管2
4によって側溝14内の水を育成土層18中に給水しか
つ育成土層18中の重力水を回収するようにするととも
に、上記側溝14内に溜まった水の水位で上記育成土層
18への給,排水を調節するようにしてある。この実施
形態では図1に示したマンホール26を上記側溝14で
代替させて構成することができる。
【0049】従って、この実施形態の芝生の管理方法お
よび管理装置10bでは、排水管24を排水のみならず
給水用としても用いるようにしていて、側溝14内に溜
められた水の水位を高くすることにより、この側溝14
内の水を水頭圧の差をもって貯水礫層20内に供給する
ことができ、更には側溝14内の水位を更に高くするこ
とにより、育成土層18内へも給水することができる。
勿論、上記排水管24から排水する場合は、育成土層1
8よりも低い水位にすることにより行われる。勿論、こ
の実施形態にあっても育成土層18の下層に形成される
貯水礫層20を地下タンクとして兼用するようになって
いる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す芝生の管理方法にあっては、育成土層を重力により
下方に移動した重力水は、地盤との間に防水層を設けて
画成した貯水礫層内に溜められることとなり、このとき
上記貯水礫層内の容量を予め育成土層に必要な循環水量
を確保できる程度の大きさに設定しておくことにより、
該貯水礫層を地下タンクとして兼用することが可能とな
る。これにより、別途大型大容量の地下タンクを設置す
る必要がなくなる。また、育成土層下にじかに形成した
礫層を貯水用の地下タンクとしたので、給排水設備を簡
単かつ小型化して経費の削減を図ることができるととも
に、迅速かつ適切な芝生の管理作業を実現することがで
きる。
【0051】また、本発明の請求項2に示す芝生の管理
方法は、水位調整手段で排水系からの排水量を調節する
ことにより、該貯水礫層内に溜まった重力水の水量を排
水系からの排出量の調節により適宜変化させて、水位を
育成土層の下面より上方または下方に設定することによ
り、育成土層の毛管現象により芝生の育成面まで水を吸
い上げて施水したり、施水を中断したりすることができ
る。
【0052】また、本発明の請求項3に示す芝生の管理
方法は、上記育成土層中に給水を拡散させる給水系を埋
設すると共に、該給水系に給水貯槽を接続し、該給水貯
槽の水位で上記育成土層への給水を調節するようにした
ので、給水時には育成土層と給水貯槽とが給水系で接続
されて、重力の作用の下、連通管作用(サイホン作用)
により給水貯槽からその水頭圧で育成土層へと自然給水
することができる。このように連通管作用や重力の作用
を利用した低水圧の自然な給水によるため、強制的な給
・排水の場合と異なり、育成土層への給水の浸潤が極め
て自然であって良好に給水することができる。
【0053】更に、本発明の請求項4に示す芝生の管理
方法は、上記育成土層に透水壁を介して給水貯槽を併設
し、該透水壁を介して該給水貯槽内の水を上記育成土層
中に拡散させると共に、該給水貯槽の水位で上記育成土
層への給水を調節するようにしたので、芝生への給水
を、給水貯槽から透水壁を介して芝生育成面下の育成土
層内へ水を拡散させることにより行うことができる。ま
た、該給水は育成土層と給水貯槽との間の水頭圧の差及
び重力の作用の下、連通管作用(サイホン作用)を利用
して自然な給水を行うことができる。
【0054】更にまた、本発明の請求項5に示す芝生の
管理方法は、上記育成土層に給水貯槽を併設し、該給水
貯槽に上記排水系を接続して該排水系によって給水貯槽
内の水を育成土層中に給水しかつ育成土層中の重力水を
回収するようにするとともに、上記給水貯槽の水位で上
記育成土層への給,排水を調節することにより、給水貯
槽内に溜められた水の水位を高くすることにより、この
給水貯槽内の水を水頭圧の差をもって貯水礫層内に供給
することができ、更には給水貯槽内の水位を更に高くす
ることによって、育成土層内へも給水することができ
る。
【0055】更に、本発明の請求項6に示す芝生の育成
装置は、上記請求項1に示す芝生の管理方法と同様に、
該貯水礫層を地下タンクとして兼用することが可能とな
る。これにより、別途大型大容量の地下タンクを設置す
る必要がなくなる。また、育成土層下にじかに形成した
礫層を貯水用の地下タンクとしているので、給排水設備
を簡単かつ小型化して経費の削減を図ることができると
ともに、迅速かつ適切な芝生の管理作業を実現すること
ができる。
【0056】また、本発明の請求項7に示す芝生の管理
装置は、排水系に育成土層から貯水礫層に亘って水位調
整可能な水位調整手段を備えたので、上記請求項2に示
す芝生の管理方法と同様に、この水位調整手段で排水系
からの排水量を調節して貯水礫層内に保有される水量を
適宜変化させることができ、この貯水礫層から育成土層
へと水を吸い上げさせたり、これを停止させたりするこ
とができる。
【0057】更に、本発明の請求項8に示す芝生の管理
装置は、上記育成土層と上記貯水礫層との間に透水層を
設けたので、該透水層は重力水を育成土層から貯水礫層
内に移動するのを許容するが、この重力水と一緒に育成
土層の土が貯水礫層内に侵入するのを防止することがで
きる。従って、貯水礫層に土が混入して当該貯水礫層の
本来の機能、つまり、重力水を貯留しておく機能が損な
われるのを防止することができるという各種優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す芝生の床構造の断面
図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す芝生の管理装置の構
成図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す芝生の管理装置の
構成図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す芝生の管理装置の
構成図である。
【図5】従来の芝生の管理装置を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
10,10a,10b 管理装置 12 芝生育成面 14 側溝 16 給水管 18 育成土層 20 貯水礫層 22 防水シート 23 透水シート 24 排水管 26 マンホール 30 第1オーバーフロー管 32 第2オーバーフロー管 34 第3オーバーフロー管 42 給水タンク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝生育成面下の土中に育成土層を形成
    し、該育成土層の下層に地盤との間に防水層を介して貯
    水礫層を設けて、この貯水礫層を地下タンクとして上記
    育成土層内を重力の作用で流下する重力水を回収させて
    貯留するようにし、さらに該貯水礫層内に埋設した排水
    系で貯水量を調節することを特徴とする芝生の管理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記排水系が、前記育成土層から前記貯
    水礫層に亘って水位調整可能な水位調整手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の芝生の管理方法。
  3. 【請求項3】 上記育成土層中に給水を拡散させる給水
    系を埋設すると共に、該給水系に給水貯槽を接続し、該
    給水貯槽の水位で上記育成土層への給水を調節すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の芝生の管理方
    法。
  4. 【請求項4】 上記育成土層に透水壁を介して給水貯槽
    を併設し、該透水壁を介して該給水貯槽内の水を上記育
    成土層中に拡散すると共に、該給水貯槽の水位で上記育
    成土層への給水を調節することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の芝生の管理方法。
  5. 【請求項5】 上記育成土層に給水貯槽を併設し、該給
    水貯槽に上記排水系を接続して該排水系によって給水貯
    槽内の水を育成土層中に給水しかつ育成土層中の重力水
    を排水するようにするとともに、上記給水貯槽の水位で
    上記育成土層への給,排水を調節することを特徴とする
    請求項1または2に記載の芝生の管理方法。
  6. 【請求項6】 芝生育成面下の土中に形成した育成土層
    と、該育成土層の下層に、地盤との間に防水層を介して
    形成され、上記育成土層内を重力の作用で流下する重力
    水を回収して貯留する地下タンクとしての貯水礫層と、
    該貯水礫層内に埋設され、貯水量を調整するための排水
    系とを備えたことを特徴とする芝生の管理装置。
  7. 【請求項7】 前記排水系が、前記育成土層から前記貯
    水礫層に亘って水位調整可能な水位調整手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項6に記載の芝生の管理装置。
  8. 【請求項8】 上記育成土層と上記貯水礫層との間に透
    水層を設けたことを特徴とする請求項6または7に記載
    の芝生の管理装置。
JP8332498A 1996-12-12 1996-12-12 芝生の管理方法および管理装置 Pending JPH10164982A (ja)

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