JP4303504B2 - 屋上緑化システムと屋上緑化プランター - Google Patents

屋上緑化システムと屋上緑化プランター Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋上緑化システムと屋上緑化プランターに関し、特に、充分な保水性と根腐れを防止できる屋上緑化プランターを適宜の位置に簡易に配置できることで屋上の美観確保と汚染防止ができると共に給水管理をメンテナンスフリーにすることで保全を容易にする屋上緑化システムと屋上緑化プランターに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、身近な自然の減少、都市のヒートアイランド化及びCO2の抑制等が問題になってきており、これらの対策として、生物多様性を目指した自然環境の復元、大気の浄化、ヒートアイランド現象の緩和を図るために、建物の空調エネルギーの削減、景観面の向上を図る未利用空間の活用及びアメニティ空間の創出等を目的にして、建物の屋上における緑化対策が各種の形態で図られている。
【0003】
建物の屋上緑化については、屋上部における樹木を地上部と同様に植栽することで、従来技術の延長線上で維持管理を行うという工夫を凝らしながら早期緑化を可能にする状況を形成したり、各種の植物が植栽された緑化プランターを屋上部に配列させながら、適宜の給水設備を装備することで所望の緑化を維持管理するように構成する方法等が提案されていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−322651号公報(第3頁、段落番号「0013」、第1〜5図)
【特許文献2】
実開平6−31449号公報(第2頁、第1〜7図)
【0005】
しかるに、屋上緑化システムは、建物に過剰な負担を掛けずに躯体等に特別の補強や防水処置を施す等の対策を不要にするという根本的な問題点を解決する必要があると同時に、これに加えて、屋上緑化システムのメンテナンスを容易にする必要から、以下の問題点を解決するために、適切な屋上緑化システムとこれを達成できる屋上緑化プランターとの改善が嘱望されている。
【0006】
▲1▼ 緑化システムの困難な保全
建物屋上緑化には、防水層の改修等多くのメンテナンスを要するが、屋上緑化の植栽装置は重いのと相互間を給水管で結合していることから移動が容易でなく、メンテナンスが困難であった。
▲2▼ 屋上美観の損壊
緑化システムは、人工的な閉塞領域のためにスプリンクラーを用いた散水やホースを使用した給水を要して水の飛散を回避できず、屋上の美観を損ねていた。
▲3▼ 屋上面の汚染
多量の降雨や植物への散水多過によって植栽装置の排水孔から余剰水を流出するが、排水孔に直接設置しているフィルターが目詰まりすることで機能が低下して、屋上面を汚染していた。
▲4▼ 植物の根腐れ
従来の植物への給水手段は、水耕栽培を模倣した貯留水を繊維質等の素材を用いて毛細管現象による土壌の湿潤や、植物根を貯留水中に浸す底面給水栽培が採用されていたが、給水過多や酸欠状態のために根腐れを起こしていた。
▲5▼ 土壌の乾燥
植栽装置の軽量化で土壌厚を薄くするために多くの給水間隔を設定してエネルギー面の無駄も生じるが、対策としての給水調整は水不足を生じており、土壌を乾燥状態にして植物を枯死させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の状況に鑑みて現状の問題点を解決するためにその改善案を提案するものであり、屋上面の汚染を防止して美観を確保し、植物の根腐れや土壌の乾燥を防止すると共に、屋上緑化プランターの配置と灌水とを簡素化してメンテナンスフリーにする屋上緑化システムと屋上緑化プランターの提供を目的にしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による屋上緑化システムは、上部開口の有底容器の底部に容器上部との間に空間を確保している透水性多孔部材を敷設して上面の空間に土壌層を積層して成り、土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って配置される空隙形成用水抜き孔と給水管用貫通孔を形成し、給水管用貫通孔に管路側壁に給水孔を設けたシース管を嵌入すると共に、土壌層から延設する毛細管吸水機構を有底容器の内部に形成される貯留水部に配置して成る屋上緑化プランターと、屋上緑化プランターのシース管に挿入される給水管及び給水管にバルブを介して結合する給水装置から構成し、屋上緑化プランターを建物屋上の所定範囲に複数個配置し、一体の給水管をシース管に挿入することで相互間を連続的に接続して、シース管の設置区間内の給水管に給水穴を形成することを特徴としており、以下の機能を発揮するとともに、特に、土壌層への給水は、毛細管吸水機構によって湿潤状態の形成が維持され、また、空隙形成用水抜き孔により、土壌層の下部には、空気層が形成されていることから、空気層には、水抜き孔を介して植物の生育に必要な空気を取り入れることが出来るものであり、根が酸欠状態になるのを回避して植栽植物の根腐れを確実に防止できる。
【0009】
▲1▼ 軽量な屋上緑化プランターを適宜かつ簡易に屋上面に配置することで、 屋上面の汚染防止と屋上美観を確保している。
▲2▼ 植栽する植物の根腐れやこれを植え付ける土壌の乾燥を防止して植物の 健全な生育を可能にしている。
▲3▼屋上緑化システムの灌水管理をメンテナンスフリーにして、保全を簡便に している。
【0010】
又、本発明による屋上緑化プランターは、上部開口の有底容器と、有底容器の底部に敷設され容器上部との間に空間を確保する厚さから成る透水性多孔部材と、透水性多孔部材の上面に積層される土壌層と、土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に在って土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って形成される空隙形成用の水抜き孔と管路側壁に給水孔を設けたシース管を嵌入して成る給水管用貫通孔と、透水性多孔部材の内部に形成される貯留水部及び貯留水部に配置されて土壌層から延設する毛細管吸水機構で構成され、以下の機能を発揮するとともに、特に、土壌層への給水は、毛細管吸水機構によって湿潤状態の形成が維持され、また、空隙形成用水抜き孔により、土壌層の下部には、空気層が形成されていることから、空気層には、水抜き孔を介して植物の生育に必要な空気を取り入れることが出来るものであり、根が酸欠状態になるのを回避して植栽植物の根腐れを確実に防止できる。
【0011】
▲1▼ 軽量で移動が容易なので屋上面に適宜かつ簡易に配置でる。
▲2▼ 給水管の装着が容易なので屋上緑化プランターの配置換えを簡易にできる。
▲3▼ 屋上面の汚染防止と美観を確保出来る。
▲4▼ 適切な給水を可能にして植栽植物の根腐れや土壌の乾燥を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明による屋上緑化システムは、上部開口の有底容器の底部に容器上部との間に空間を確保している透水性多孔部材を敷設して上面の空間に土壌層を積層して成り、土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って配置される空隙形成用水抜き孔と給水管用貫通孔を形成し、給水管用貫通孔に管路側壁に給水孔を設けたシース管を嵌入すると共に、土壌層から延設する毛細管吸水機構を有底容器の内部に形成される貯留水部に配置して成る屋上緑化プランターを単独で設置することもできるが、建物屋上の所定範囲に複数個配置して置きながら、シース管の設置区間内の給水管に給水穴を形成している一体の給水管を給水管用貫通孔のシース管に挿入することで、相互間を連続的に接続して一体に構成することも可能であり、給水管には、バルブを介した給水装置を結合することで一括管理している。以下に、本発明による屋上緑化システムの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
図1は、建物屋上の所定範囲に複数個の屋上緑化プランターを配置した屋上緑化システムの実施の形態を示す斜視図である。
本実施の形態における屋上緑化システム1は、複数個の屋上緑化プランター2を縦横に配置しており、屋上緑化プランター2の相互間は給水管3によって連続的に接続することで、一体に構成されている。給水管3には、給水装置4が結合されているが、その間にはバルブ5を介在、配置することで、屋上緑化システム1に対する灌水管理を行っている。
【0014】
しかして、本屋上緑化システムの灌水管理は、後述するように二重に亘る自動給水機構の形態を採用している。本発明による屋上緑化システムは、これによって、植栽する植物の根腐れやこれを植え付ける土壌の乾燥を防止するために、土壌に対して必要とする適量の給水を自動化して適宜に施しており、植物の健全な生育をメンテナンスフリーの状態で可能にしている。
【0015】
一方、本発明による屋上緑化プランターは、上部開口の有底容器と、有底容器の底部に敷設され容器上部との間に空間を確保する厚さから成る透水性多孔部材と、透水性多孔部材の上面に積層される土壌層と、土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に在って土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って形成される空隙形成用の水抜き孔とシース管を嵌入して成る給水管用貫通孔と、透水性多孔部材の内部に形成される貯留水部及び貯留水部に配置されて土壌層から延設する毛細管吸水機構で構成されている。
【0016】
図2は、本発明による屋上緑化プランターの実施の形態を示す斜視図であり、部分的な断面を以てその構成を示している。
本実施の形態の屋上緑化プランター2は、側部と底部とから構成され上部を開口している容器6とその内部に透水性多孔部材として配置されている多孔発泡ポリスチレン7及びその上面に積層されている土壌層8から構成されている。
【0017】
土壌層8は、多孔発泡ポリスチレン7の上面に容器6の開口上部まで積層されているが、土壌層8への給水は、後述する毛細管吸水機構によって所望の湿潤状態を形成できるように恒常的に維持されているので、その積層厚さは、最低の土壌量を確保できるもので充分である。
【0018】
多孔発泡ポリスチレン7は、形成される多孔を連続的に通じさせることで透水性を有するように構成されており、容器6に多孔発泡ポリスチレン7を配置した場合に、多孔発泡ポリスチレン7の上面と容器6の上部開口との間に空隙9を形成して、所定の土壌層8を積層出来るようにその厚さが設定されている。
【0019】
又、多孔発泡ポリスチレン7の内部には、供給水を貯留できる貯留水部10を形成しており、容器側部の下方に設けた給水管用貫通孔11に嵌入しているシース管11−1の中に給水管3を貫通させている。従って、給水装置4からの水は、給水管3の給水穴17から供給されることによって、端部を密封されたシース管11−1の給水孔を通じて貯留水部10に土壌に必要な供給水として貯留されることになる。
【0020】
このシース管11−1は、管の側壁を貫通する複数の給水孔を設けられているが、シース管11−1が土壌と接する箇所では、土壌がシース管11−1内に入って管に目詰まりが生じないように、給水孔にフィルターを設けたり、シース管11−1自体を給水とフィルターを兼ね備えた多孔性材料で形成してもよい。
【0021】
さらに、容器側部の中間位置には、余分な貯留水を溢流させてその水位を規制できるように水抜き孔12を設けているが、水抜き孔12の設置位置は、土壌層8と後述する毛細管吸水機構との関連で決められている。
【0022】
即ち、水抜き孔12の設置位置は、土壌層8の底面との間に所定の間隔を保つことで、貯留水部10に水が貯留された場合に、土壌層8と貯留水の上面位置との間に任意の空気層13を形成すると共に、貯留水部10に土壌層8に供給する最大の灌水量を貯留するのに必要な容積が確保されるように設定されている。
【0023】
従って、土壌層8の下部には、貯留水の上面との間に空気層13が形成されていることから、空気層13には、水抜き孔12を介して植物の生育に必要な空気を取り入れることが出来るものであり、根が酸欠状態になるのを回避して植栽植物の根腐れを確実に防止できるものである。
【0024】
さらに、土壌層8に降雨したり散水される水は、土壌層8を流下して多孔発泡ポリスチレン7の内部に形成された貯留水部10に貯留されるが、余剰の貯留水は水抜き孔12を通じて容器6の外部に流出されることになる。
【0025】
従来の緑化プランター等では、排水口に濾過材が設けられていて、雨水等が土壌層8を通過した際に泥水と化しており、排水口を通じて集中的に流出する際に泥水によって排出口が目詰まり状態を生じていた。しかるに、本発明による屋上緑化プランターでは、土壌層8を流下してくる水を全域に亘って多孔発泡ポリスチレン7に通過させることによって土壌層8からの泥水を万遍に濾過しているので、水抜き孔12からの流出水は、泥分が濾過されていることで水抜き孔12の目詰まりや屋上の汚染を発生させることがない。
【0026】
又、屋上緑化プランター2の容器6は、給水管用貫通孔11に嵌入されているシース管11−1から給水管3を抜き取るだけで相互の関係を簡単に開放することができる。この開放は、同時に貯留水部10に貯留されている貯留水を給水管用貫通孔11から排出することになり、屋上緑化プランター2は、貯留水部10の貯留水を排出することで、その軽量化を図ることも可能にしているので、屋上緑化システムの変更や屋上緑化プランター2の保守に際しての運搬や移動作業を極めて容易にしている。
【0027】
一方、多孔発泡ポリスチレン7は、その中央部に上面から任意形状の凹部14が形成されている。凹部14の平面形状は任意であるが、その深さは、上記貯留水部10の内部の所定位置にまで到達するように設定されるものであり、多孔発泡ポリスチレン7の上面に積層される土壌層8は、その底部を凹部14に充填されている土壌15を介して貯留水部10と結合されている。
【0028】
従って、本実施の形態では、貯留水部10と土壌層8との間に土壌15で形成される毛細管吸水機構16が配置されているものであり、貯留水部10に水が貯留されている場合には、土壌15における毛細管現象によって貯留水を吸い上げて土壌層8に給水することになる。
【0029】
尚、本実施の形態では、毛細管吸水機構16として、多孔発泡ポリスチレン7に形成された凹部14に充填されている土壌15を配置しているが、本発明に用いる毛細管吸水機構16は、貯留水を毛細管現象による吸水作用で吸い上げながら土壌層に給水するものであるから、上記の実施の形態に何ら限定されるものでなく、綿糸や織布等に代表されるような毛細管現象を発揮するものであれば、当然に採用できるものである。
【0030】
しかして、毛細管吸水機構16の働きによって貯留水部10の貯留水が減少し、その上面水位が、多孔発泡ポリスチレン7に形成された凹部14の下端を離れるに至った場合には、毛細管現象による吸水作用は停止されて土壌層8への給水を終了することになる。
【0031】
そして、本実施の形態では、多孔発泡ポリスチレン7の上面に形成されている凹部14の深さを多孔発泡ポリスチレン7に貫通させて容器の底部に到達するように設定することで、貯留水部10の貯留水が無くなるまで毛細管現象による吸水作用を継続させて、土壌層8への給水を終了させない場合もあるが、凹部14の深さは、これに限定されるものでなく、貯留水部10の所定位置に留めておくことも任意である。
【0032】
以上の構成から、水抜き孔12の設置位置で決められる貯留水部10の上面まで貯留水が溜められた場合には、植栽に必要な水が、毛細管吸水機構16によって土壌層8に給水され続けるが、土壌層8への散水が行われずに貯留水部10の水位が低下する場合には、貯留水部10の上面と毛細管吸水機構16との関連が切れる段階に至ると、土壌層8への給水が終了することになる。
【0033】
一方、毛細管吸水機構16によって連続的に行われる土壌層8の水分は、植栽に必要な植物による吸い上げと土壌表面からの蒸発等によって消耗されることになるが、雨水等で追加される水分や土壌層8で消費されることのない余剰水は、土壌層8の底部から滴下して貯留水部10に帰還することになる。
【0034】
従って、貯留水部10での貯留水は、上記のような循環を繰り返しながら消耗されて、給水装置4からの供給水が無い場合は、貯留水部10の貯留水が減水することで毛細管吸水機構16との関連が切れることから、灌水が中断して土壌層8の乾燥へと移行するが、給水装置4からの供給水が適宜に継続される場合には、長期の日照りが続いたり、土壌への散水が全く行われなくなっても、屋上緑化プランターへの給水を自動的に継続する第1の灌水管理が、メンテナンスフリーの状態で確立されることになる。
【0035】
図3は、本発明による屋上緑化プランターの実施の形態を示す断面図であり、給水管の配置状態、灌水管理に関する毛細管吸水機構及び各種センサー等の配置との関連を説明するために示している。
【0036】
本実施の形態における屋上緑化プランター2は、容器6の下方に設けた給水管用貫通孔11に嵌入させたシース管11−1に給水管3を貫通させることで、他の屋上緑化プランター2と連続的な結合状態を形成している。
【0037】
本実施の形態におけるシース管11−1は、内径20φに形成され、素焼きの陶器管のように水分は通すが土壌や根等はこれを通過させないように構成されるか、その下部に下向きに開口する通水孔を設けながらフィルター等で土壌や根の侵入を阻止して成るものであるから、貯留水部10に該当する範囲に給水穴17の設けられた外径16φの給水管3を給水管用貫通孔11から貫通させることが簡易に実施できる。
【0038】
そして、給水管3を封鎖栓11−2によってシース管11−1に密封することによって、給水装置4から供給される水は、給水管3からシース管11−1を通じて貯留水部10に供給され、土壌に必要な供給水として貯留させている。
【0039】
以上のように、給水管3は、上記の構成によって多孔発泡ポリスチレン7と分離した状態でシース管11−1の内部に遊嵌しているものであるから、屋上緑化プランター2に対する給水管3の挿入、離脱は、多孔発泡ポリスチレン7や土壌から何らの抵抗を受けることなく円滑に実施できるものである。
【0040】
従って、屋上緑化プランター2を個別に分離する必要が発生した場合には、給水管用貫通孔11から給水管3を密封している封鎖栓11−2を取り外すことによって、給水管3は、シース管11−1から簡単に抜き取ることが可能になるので、それぞれの屋上緑化プランター2は、簡単に個別移動させることができる。
【0041】
本実施の形態での毛細管吸水機構16は、土壌層8の底面から延設させて容器6の底部まで到達させている。容器6の下方には、毛細管吸水機構16の下限位置aに下限水位センサー18を配置させており、上限水位センサー19は、水抜き孔12の設置位置を上限にして貯留水部10の任意の位置bに配置させている。
【0042】
下限水位センサー18と上限水位センサー19とは、バルブ5の開閉を制御しており、下限水位センサー18の作動は、バルブ5に開放を指令するものであって、上限水位センサー19の作動は、バルブ5に閉鎖を指令している。
【0043】
従って、上、下限水位センサー18、19の作動は、貯留水部10に深さHの水を貯留するものであり、貯留水部10の貯留水量20は、H×W×L×空隙率(cm3)になる。
【0044】
本実施の形態では、貯留水量20を土壌層8の必要灌水量に設定しているものであり、この貯留水量20が消費される期間を基準灌水サイクルにして、給水装置4からの給水を制御しているバルブ5の開閉動作を設定している。
【0045】
しかるに、図3の左側に部分的に表示するように、連続的に配置された屋上緑化プランター2の最終端に配置される屋上緑化プランター2のみには、容器6の外部に端部11−3を上方に折り曲げたシース管11−1を配備させて置き、その内部に開放された給水管3の端部を臨ませる場合には、一連の屋上緑化プランター2における水位管理の状況を確認することができる。
【0046】
即ち、屋上緑化プランター2に対する水分供給が正常の場合には、給水管3の端部から水分の異常な流出が無いので、シース管11−1の端部11−3における水位11−4は正常に維持されているが、シース管11−1の端部11−3から水分の流出が認められる場合は、いずれかの屋上緑化プランター2において給水管3或いはシース管11−1等の目詰まりが発生しているために、給水管3の端部から予期しない水分の流出が生じているものであるから、一連の屋上緑化プランター2を確認する必要を知ることができるものである。
【0047】
以上の構成によると、複数個の屋上緑化プランター2を連結した場合であっても、個々の屋上緑化プランター2に発生する目詰まり等のトラブルを、給水管3の給水状態によって一元的に管理することを可能にすることができるものである。
【0048】
図4は、以上の基準灌水サイクルの状態を、バルブ5の作動と水位との関連で表示しているものである。
図示のように、貯留水部10に貯留されている供給水の水位が、下限位置aのレベルまで減水するに至ると、バルブ5が開放側に作動して屋上緑化プランター2への給水を開始する。これによって、貯留水部10の貯留水量20が増加して行き上限位置bのレベルに到達すると、バルブ5は閉鎖側に作動して屋上緑化プランター2への給水を停止する。
【0049】
次いで、貯留水部10での貯留水は、上述したような毛細管吸水機構16を作動させて、土壌層8への給水と植物による消費によって消耗されるものであり、土壌層8に必要な供給を自動的に継続させながら、第1の灌水管理がメンテナンスフリーの状態で確立されることになる。
【0050】
しかして、貯留水部10の貯留水が減水して、水位が下限位置aのレベルに低下すると、バルブ5は再び開放側に作動することで給水を開始することで、上記のサイクルを反復することになって、土壌層8に必要な供給を自動継続させる第2の灌水管理がメンテナンスフリーの状態で確立されることになる。
【0051】
以上のように、本発明による屋上緑化システムは、植物によって消費される土壌層8の水を毛細管吸水機構16の作動によって自動的に供給するメンテナンスフリーの第1の灌水管理と、土壌層8に必要な供給を自動継続させるために必要な貯留水部10へ給水を下限水位センサー18と上限水位センサー19を用いて自動継続させる第2の灌水管理とをメンテナンスフリーの状態で確立させて、その保全管理を容易にしている。
【0052】
さらに、本実施の形態では、図3に示すように土壌層8に水分検知センサー21が配置されており、水分検知センサー21の指令によってもバルブ5の開閉を制御している。
【0053】
それ故に、本実施の形態では、上記実施の形態で説明したように土壌層8への供給水を毛細管吸水機構16の作動によって自動的に行っていることに加えて、土壌層8における実際の含有水分を水分検知センサー21によって計測し、バルブ5の開閉をその測定値に従って直接的に制御することを可能にしている。
【0054】
従って、本実施の形態における屋上緑化システムの灌水管理は、より高い精度の下に行われるものであり、屋上緑化システムのメンテナンスを容易にして、適切な屋上緑化システムの運用を確立させている。
【0055】
尚、H×W×L×空隙率(cm3)で決定される貯留水部10の貯留水量20は、土壌層8に必要な供給水の調整によって任意に変更することが可能である。その変更は、水抜き孔12の設置位置を上限にした上限水位センサー19の配置位置bの設定を移動させることによるものであり、これによって、貯留水部10の深さHを変えることで容易にできるものである。
【0056】
又、本発明による屋上緑化システムは、屋上緑化プランター2に給水管3を貫通させて一体化させながら給水装置4から水分を供給するように構成しているので、屋上緑化システム1を形成している複数の屋上緑化プランター2のいずれか一個所に、上記の上、下限水位センサーもしくは水分検知センサーを設置するのみで、屋上緑化システム全体の灌水管理が可能になることから、管理機構の簡素化とコスト低減を容易にしている。
【0057】
以上のように、本発明による屋上緑化システムと屋上緑化プランターは、実施の形態で詳細に説明したように構成されているので、以下の機能を発揮している。
【0058】
▲1▼ 軽量な屋上緑化プランターを屋上面に適宜に配置したり、配置換えを簡易することで、屋上面の汚染防止と屋上美観を確保している。
▲2▼ 植栽する植物の根腐れやこれを植え付ける土壌の乾燥を防止して、植物の健全な生育を可能にしている。
▲3▼ 屋上緑化システムの灌水管理をメンテナンスフリーにして、保全を簡便にしている。
【0059】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明による屋上緑化システムと屋上緑化プランターは、上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、土壌を支持する多孔発泡ポリスチレン、毛細管吸水機構等の具体的な形態については、本発明の上記の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然である。
【0060】
【発明の効果】
本発明による屋上緑化システムは、上部開口の有底容器の底部に容器上部との間に空間を確保している透水性多孔部材を敷設して上面の空間に土壌層を積層して成り、土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って配置される空隙形成用水抜き孔と給水管用貫通孔を形成し、給水管用貫通孔に管路側壁に給水孔を設けたシース管を嵌入すると共に、土壌層から延設する毛細管吸水機構を有底容器の内部に形成される貯留水部に配置して成る屋上緑化プランターと、屋上緑化プランターのシース管に挿入される給水管及び給水管にバルブを介して結合する給水装置から構成し、屋上緑化プランターを建物屋上の所定範囲に複数個配置し、一体の給水管をシース管に挿入することで相互間を連続的に接続して、シース管の設置区間内の給水管に給水穴を形成することを特徴としているので、以下の効果を発揮するとともに、特に、土壌層への給水は、毛細管吸水機構によって湿潤状態の形成が維持され、また、空隙形成用水抜き孔により、土壌層の下部には、空気層が形成されていることから、空気層には、水抜き孔を介して植物の生育に必要な空気を取り入れることが出来るものであり、根が酸欠状態になるのを回避して植栽植物の根腐れを確実に防止できる。
【0061】
▲1▼ 軽量な屋上緑化プランターを適宜かつ簡易に屋上面に配置することで、屋上面の汚染防止と屋上美観を確保していると共に、屋上緑化プランターの移動を簡易にして防水層の改修等のメンテナンスを容易にしている。
▲2▼ 植栽する植物の根腐れやこれを植え付ける土壌の乾燥を防止して植物の健全な生育を可能にしている。
▲3▼ 屋上緑化システムの灌水管理をメンテナンスフリーにして、保全を簡便にしている。
【0062】
又、本発明による屋上緑化プランターは、上部開口の有底容器と、有底容器の底部に敷設され容器上部との間に空間を確保する厚さから成る透水性多孔部材と、透水性多孔部材の上面に積層される土壌層と、土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に在って土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って形成される空隙形成用の水抜き孔と管路側壁に給水孔を設けたシース管を嵌入して成る給水管用貫通孔と、透水性多孔部材の内部に形成される貯留水部及び貯留水部に配置されて土壌層から延設する毛細管吸水機構で構成されているので、以下の効果を発揮するとともに、特に、土壌層への給水は、毛細管吸水機構によって湿潤状態の形成が維持され、また、空隙形成用水抜き孔により、土壌層の下部には、空気層が形成されていることから、空気層には、水抜き孔を介して植物の生育に必要な空気を取り入れることが出来るものであり、根が酸欠状態になるのを回避して植栽植物の根腐れを確実に防止できる。
【0063】
▲1▼ 軽量で移動が容易なので屋上面に適宜かつ簡易に配置できる。
▲2▼ 給水管の装着が容易なので屋上緑化プランターの配置換えを簡易にできる。
▲3▼ 屋上面の汚染防止と美観を確保出来る。
▲4▼ 適切な給水を可能にして植栽植物の根腐れや土壌の乾燥を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による屋上緑化システムの実施の形態図
【図2】本発明による屋上緑化プランターの実施の形態図
【図3】本発明による屋上緑化プランターの断面図
【図4】本発明による屋上緑化システムの灌水管理サイクル図
【符号の説明】
1 屋上緑化システム、 2 屋上緑化プランター、 3 給水管、 4 給水装置、
5 バルブ、 6 容器、 7 多孔発泡ポリスチレン、 8 土壌層、 9 空隙、
10 貯留水部、 11 給水管用貫通孔、 11−1 シース管、
11−2 封鎖栓、 11−3 端部、 11−4 水位、 12 水抜き孔、
13 空気層、 14 凹部、 15 土壌、 16 毛細管給水機構、
17 給水穴、 18 下限水位センサー、 19 上限水位センサー、
20 貯留水量、 21 水分検知センサー、

Claims (3)

  1. 上部開口の有底容器の底部に容器上部との間に空間を確保している透水性多孔部材を敷設して上面の空間に土壌層を積層して成り、該土壌層下部に空気層を形成するために有底容器の側部に土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って配置される空隙形成用水抜き孔と給水管用貫通孔を形成し、該給水管用貫通孔に管路側壁に給水孔を設けたシース管を嵌入すると共に、土壌層から延設する毛細管吸水機構を有底容器の内部に形成される貯留水部に配置して成る屋上緑化プランターと、
    該屋上緑化プランターのシース管に挿入される給水管及び該給水管にバルブを介して結合する給水装置から構成されることを特徴とする屋上緑化システム。
  2. 屋上緑化プランターが、建物屋上の所定範囲に複数個配置され、一体の給水管をシース管に挿入することで相互間を連続的に接続すると共に、シース管の設置区間内の給水管に給水穴を形成することを特徴とする請求項1に記載の屋上緑化システム。
  3. 上部開口の有底容器、該有底容器の底部に敷設され容器上部との間に空間を確保する厚さから成る透水性多孔部材、該透水性多孔部材の上面に積層される土壌層、該土壌層下部に空気層を形成するために該有底容器の側部に在って該土壌層の底面から下方に所定の間隔を保って形成される空隙形成用の水抜き孔と管路側壁に給水孔を設けたシース管を嵌入して成る給水管用貫通孔、該透水性多孔部材の内部に形成される貯留水部及び該貯留水部に配置され、土壌層から延設する毛細管吸水機構で構成されることを特徴とする屋上緑化システムに用いる屋上緑化プランター。
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