JPH1016474A - 筆記具 - Google Patents

筆記具

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JPH1016474A
JPH1016474A JP8169891A JP16989196A JPH1016474A JP H1016474 A JPH1016474 A JP H1016474A JP 8169891 A JP8169891 A JP 8169891A JP 16989196 A JP16989196 A JP 16989196A JP H1016474 A JPH1016474 A JP H1016474A
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JP
Japan
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air
groove
air flow
tip
cylindrical portion
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Pending
Application number
JP8169891A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Sugai
光治 菅井
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Zebra Pen Corp
Original Assignee
Zebra Pen Corp
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Publication date
Application filed by Zebra Pen Corp filed Critical Zebra Pen Corp
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Publication of JPH1016474A publication Critical patent/JPH1016474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外観上の見栄えを損なうことなく、軸筒の内
圧変化に応じた空気交換を効果的、かつ、速かに行う。 【解決手段】 内圧の減少に伴い空気が軸筒1内に取り
入れられる時には、空気流通溝9から入り込んできた空
気が流通溝の断面積よりも大きく確保されたインク吸蔵
体4の前端が臨む筒部7回りの空気交換空隙8へと空気
流通口10から流れ込む。そして、この空気交換空隙へ
流れ込んだ空気が更にインク吸蔵体の後端が内在する軸
筒の後端側へと空気流通路を通って流れ込む。一方、内
圧の上昇に伴い空気が外部に排除される時には、インク
吸蔵体の後端が内在する軸筒の後端側の空気は、空気流
通路を通ってこの空気流通路の断面積よりも大きく確保
されたインク吸蔵体の前端が臨む空気交換空隙へと流れ
込んで、空気交換空隙内の空気と共に空気流通溝から外
部に流れ出る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、サインペン、蛍光
ペン、マーカーペン等の様に、軸筒内にインクを浸透保
持させたインク吸蔵体を装填し、軸筒の先端には該イン
ク吸蔵体に接続させて該インク吸蔵体から毛細管力によ
りインクを誘導せしめて筆記用紙面に転写する例えば繊
維束からなるチップを具備してなる筆記具に係り、特に
筆記(使用)に伴って減るインク吸蔵体のインク吸蔵
量、或いは筆記中に軸筒内に伝わる使用者の体温や外気
温度等に左右されて生じる軸筒内の内圧変化により軸筒
内に空気が取り入れられたり、軸筒内の空気が外部に排
気される空気交換用の流通溝や流通路等を備えた筆記具
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から空気交換用の流通溝や流通路等
を備えた筆記具は数多く知られている(例えば実開昭51
−145228号、実開昭55−163188号公報等において知られ
ている)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、従来から
知られている筆記具の空気交換構造は軸筒内への空気交
換用の孔や切欠き等が外部から目視されやすい軸筒の表
面やチップを軸筒の先端に保持する先口の表面等に露出
した状態で設けられていることから、外観上の見栄えが
悪く、商品価値の低下を招いていた。又、表面等に露出
した状態で存在する前記空気交換用の孔や切欠き等から
インク吸蔵体が装填されている軸筒内に通じる内部の空
気流通溝や流通路等は狭いために、内圧変化に応じた空
気の流通が悪く、軸筒内の効果的な空気交換が期待でき
ないものであった。従って、従来の筆記具においては内
圧の減少によりインクの出が悪くなったり、逆に内圧の
上昇によりインク吸蔵体からチップにインクが必要以上
に押し出されて外部に吐出するボタ落ちの原因となるば
かりか、内部の空気流通溝や流通路等にインクが入り込
んで外部に吐出したり、該空気流通溝や流通路等に入り
込んだインクが硬化してしまって目詰まりを起こし、空
気交換機能が完全に失われてしまうと言った品質の低下
と信頼性を失う最悪の事態を引き起こす問題があり、そ
の改善策が長年に亘り望まれていた。
【0004】本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とする処は、商品価値の低下を招く
外観上の見栄えを損なうことなく、軸筒内の内圧変化に
応じた空気交換が効果的に且つ速かに行われ、しかも、
外部と軸筒内とを連通する空気流通溝等を簡単な金型構
造で成形し得るようにした筆記具を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を達成するための手段】課題を達成するために本
発明は、軸筒内にインク吸蔵体を装填せしめて軸筒とイ
ンク吸蔵体との間に、軸筒の内部前端側からその後端側
に通じる空気流通路を確保し、軸筒の先端にはインク吸
蔵体の前端に接続せしめた状態でチップを具備してなる
筆記具に於いて、前記軸筒の先口内部に、その先端から
インク吸蔵体の前端に至る途中部位に向けてチップ保持
孔を設けると共にこのチップ保持孔の開口後端からイン
ク吸蔵体の前端に向けて同芯円筒状に連設せしめた筒部
を設けて、この筒部と先口の内面との間に、インク吸蔵
体の前端が臨むと共に空気流通縦溝を介して前記空気流
通路に連通させた適宜の断面積を有する空気交換空隙を
確保形成する。そして、前記チップ保持孔の内面にその
開口先端から軸方向に延びる空気流通溝を設けると共
に、この空気流通溝と前記空気交換空隙とを連通する空
気流通口を筒部の周壁に設けてなることである。斯る技
術的手段によれば、内圧変化に応じた軸筒内の空気交換
はチップを保持するチップ保持孔の空気流通溝、この空
気流通溝と筒部の空気流通口を介して連通する該筒部の
回りの空気交換空隙、そしてこの空気交換空隙と連通す
る軸筒とインク吸蔵体との間の空気流通路により成され
る。つまり、内圧の減少に伴い空気が軸筒内に取り入れ
られる時には空気流通溝から入り込んできた空気がこの
空気流通溝の断面積よりも大きく確保されたインク吸蔵
体の前端が臨む筒部の回りの空気交換空隙へと該筒部の
空気流通口から流れ込む。そして、この空気交換空隙に
流れ込んだ空気が更にインク吸蔵体の後端が内在する軸
筒の後端側へと空気流通路を通って流れ込むことで行わ
れる。一方、内圧の上昇に伴い空気が外部に排気される
時にはインク吸蔵体の後端が内在する軸筒の後端側の空
気は空気流通路を通ってこの空気流通路の断面積よりも
大きく確保されたインク吸蔵体の前端が臨む空気交換空
隙へと流れ込んで、該空気交換空隙内の空気と共に空気
流通溝から外部に流れ出ることで行なわれる。又、空気
の出入り口となる空気流通溝は通常の使用状態(筆記
時)において目視され難いチップが突出する先口の先端
に開口存在する。
【0006】又、上記筒部の内径をチップ保持孔の孔径
と同径に形成し、この筒部の壁厚と同じ深さにて空気流
通溝をチップ保持孔の内面に設ける。そして、この空気
流通溝と筒部回りの空気交換空隙とを連通する空気流通
口を前記空気流通溝の溝延長線上における筒部の周壁に
該空気流通溝の溝幅と同幅の開口幅にて設けたことであ
る。斯る技術的手段によれば、チップ保持孔の空気流通
溝と筒部の空気流通口とは軸方向において直線的な関係
で位置し、しかも断面形状が同一の形状関係であること
から、チップ保持孔並びに筒部の内面側を成形するコア
ピン等からなる金型の棒状型部の周面にその軸方向に一
条に延びる同一断面形状の凸部を設けると言った簡単な
構造で、空気流通溝と空気流通口とを同時に成形するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の具体例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明筆記具の実施の一例を示
した縦断面図で、軸筒1の先端には先口2に保持された
チップ3が具備され、該チップ3は軸筒1内に装填され
ているインク吸蔵体4の前端により同内部に挿入接続さ
れて毛細管力によりインク吸蔵体4からインクを先端部
(筆記部)へと誘導せしめて該先端部から筆記用紙面等
に転写するようになっている。
【0008】軸筒1並びに先口2は合成樹脂材料等の所
望な材料からなる一体成型品であり、軸筒1はその先端
に接続される先口2の後述する縦保持リブ12にインク吸
蔵体4の前端側を係止保持させた状態で該インク吸蔵体
4を内部に装填することで、前記縦保持リブ12間に確保
される空気流通縦溝13を介して軸筒1の先端から後端側
に通じる空気流通路5がインク吸蔵体4との間に確保さ
れるようになっている。
【0009】先口2は、先端に向けて先細状に形成した
先部2-1 と、この先部2-1 から後方に向けてストレート
に連設開放させた接続部2-2 とからなり、この接続部2-
2 を軸筒1の先端に圧入やネジ込み等の適宜の接続手段
により接続するようにしてなる。そして、先部2-1 の先
端から接続部2-2 内のインク吸蔵体4の前端に至るその
途中部位に向けてチップ保持孔6を設けると共にこのチ
ップ保持孔6の開口後端からインク吸蔵体4の前端に向
けて同芯円筒状に連設せしめた筒部7を設けることによ
り、この筒部7と先口2-1 の内面との間にインク吸蔵体
4の前端が臨むと共に空気流通縦溝13を介して空気流通
路5に連通させた空気交換空隙8を確保してなる(図1
及び図6参照)。
【0010】チップ保持孔6は、先部2-1 の先端から外
部に所定の長さにて突出させた状態で後部側がインク吸
蔵体4に挿入接続される長さを有する繊維束等からなる
チップ3の前部側を貫通状に挿入保持させるもので、チ
ップ3の外径と略同径な内径にて形成して、その内面に
は空気流通溝9を設けてなる。
【0011】空気流通溝9は、軸筒1内の内圧変化に応
じて行なわれる空気交換時の空気の出入り口となるもの
で、適宜の溝幅で筒部7の後述する連設部7-2 の周壁の
厚さと同じ深さにてチップ保持孔6の内面の相対する2
カ所に設けてなる(図1乃至図2参照)。尚、この空気
流通溝9はできる限りその深さと溝幅を大きく、即ち、
開口断面積を大きくすることが好ましいものである。而
して、空気流通溝9をチップ保持孔6の相対する2カ所
にできる限り大きな開口断面積で設けることで、チップ
保持孔6と共に空気流通溝9を成形する金型15のコアピ
ン等からなる棒状型部16の構造の簡素化を図り得る。つ
まり、金型製作コストの低減を図る効果が期待できる。
【0012】筒部7は、先部2-1 の内面との間に軸筒1
内部の空気流通路5に連通させた空気交換空隙8を確保
すると共にこの空気交換空隙8に臨むインク吸蔵体4の
前端をその解放端部7-1 で保持する役目、そしてチップ
3を貫通状に保持する役目とを成すもので、チップ保持
孔6の孔径と同径とする内径にて該チップ保持孔6の後
端開口からインク吸蔵体4の前端に向けて同芯円筒状に
連設形成せしめて、チップ保持孔6との連設側から軸筒
1に対する先口2の接続部2-2 側に向けて漸次拡開する
ように先部2-1 の内面との間に空気交換空隙8を確保す
るように形成してなる(図3乃至図4、図6参照)。そ
して、インク吸蔵体4の前端が当接する筒部7の解放端
部7-1 側を、インク保持孔6の内径よりも小さくなるよ
うにその周壁を厚く形成して、その肉厚の解放端部7-1
からインク保持孔6との連設側に至る該解放端部7-1 側
に比べて肉薄の連設部7-2 の周壁に空気流通口10を設け
て、インク保持孔6の空気流通溝9と空気交換空隙8と
を連通させる(図1及び図3参照)。更に、この筒部7
の相対する周面2カ所から先部2-1 の内面に向けた2方
向に筒部7全長に亘る長さ(高さ)の支持壁11を設け
て、この支持壁11により筒部7全体を先部2-1 の内面に
一体に連設させて筒部7を補強支持させてなる(図3乃
至図4、図6参照)。
【0013】空気交換空隙8は、内圧変化に伴う軸筒1
内の空気交換時に空気の流通が効率的且つスムーズに行
われるように、その流れを制御する役目を成すもので、
チップ保持孔6との連設側からインク吸蔵体4の前端を
当接保持する筒部7の解放端部7-1 側に向けて漸次拡開
するように筒部7の回りに確保形成してなる(図1及び
図3、図4参照)。
【0014】空気流通口10は、チップ保持孔6の空気流
通溝9とインク吸蔵体4の前端が臨む筒部7回りの空気
交換空隙8とを連通するもので、相対する2カ所に設け
た両空気流通溝9の夫々の溝延長線上における筒部7の
連設部7-2 の周壁2カ所に、空気流通溝9の溝幅と同幅
の開口幅にて設けてなる(図1及び図3参照)。
【0015】図中12は、空気交換空隙8が確保されてい
る筒部7回りの先部2-1 の内面からその接続部2-2 の内
面に亘り周方向に適宜の間隔をおいて数カ所に設けた縦
保持リブであり(図4乃至図6参照)、この各縦保持リ
ブ12にインク吸蔵体4の前端周面を係止保持させると共
に、各縦保持リブ12間に確保された空気流通縦溝13を介
して軸筒1の後端側に通じる空気流通路5と空気交換空
隙8とを連通させて、空気流通路5、空気流通縦溝13、
空気交換空隙8、そして空気流通口10を介して連通する
空気流通溝9を流通する空気の流れにより軸筒1内の後
端側の空気交換が成されるようになっている。つまり、
インク吸蔵体4の後端側の空気交換が成されるようにな
っている。又、図中14は、チップ保持孔6の内面から筒
部7の内面に亘り周方向に適宜の間隔おいて数カ所に設
けた縦リブであり(図2乃至図3、図6参照)、この縦
リブ14によりチップ3が不用意に回らないようにその周
面を係止保持するものである。
【0016】而して、以上の如く構成した本実施例の筆
記具によれば、内圧変化に応じた軸筒1内の空気交換は
空気流通溝9、この空気流通溝9と筒部7の空気流通口
10を介して連通する該筒部7の回りの空気交換空隙8、
そしてこの空気交換空隙8から空気流通縦溝13を介して
連通する軸筒1とインク吸蔵体4との間の空気流通路5
これらを流通する空気の流れにより成される。つまり、
軸通1内の内圧が減少すれば、チップ3を保持するチッ
プ保持孔6の空気流通溝9から入り込んできた空気がこ
の空気流通溝9の断面積よりも大きく確保されてインク
吸蔵体4の前端が臨む筒部7回りの空気交換空隙8へと
該筒部7の空気流通口10から流れ込む。そして、この空
気交換空隙8に流れ込んだ空気が更にインク吸蔵体4の
後端が内在する軸筒1の後端側へと空気流通縦溝13、空
気流通路5を通って流れ込むことで、軸筒1内のインク
吸蔵体4の前後端双方の空気交換が成される。一方、軸
筒1内の内圧が上昇すれば、インク吸蔵体4の前端が臨
む空気交換空隙8の空気は空気流通口10から空気流通溝
9へと流れ、この空気流通溝9から外部に流れ出る。そ
して、インク吸蔵体4の後端が内在する軸筒1の後端側
の空気は空気流通路5、空気流通縦溝13を通ってこれら
の断面積よりも大きく確保されている筒部7の回りの空
気交換空隙8へと流れ、この空気交換空隙8内の空気と
共に空気流通口10を通って空気流通溝9から外部に流れ
出ることで、軸筒1内のインク吸蔵体4の前後端双方の
空気交換が成される。
【0017】又、本実施例の筆記具によれば、チップ保
持孔6の空気流通溝9と筒部7の空気流通口10とは軸方
向において直線的な関係で位置し、しかも断面形状が同
一の形状関係であることから、これらチップ保持孔6並
びに筒部7、空気流通溝9並びに空気流通口10、そして
筒部7回りの空気交換空隙8を内部に備えた先口2の成
形形態を示した図7乃至図8から明らかなように、チッ
プ保持孔6並びに筒部7の内面側を成形するコアピン等
からなる棒状型部16の相対する周面2カ所に、その軸方
向に一条に延びる同一断面形状の凸部17を設けた簡単な
構造で良い。つまり、金型15構造の簡素化が図られ、し
かも空気流通溝9と空気流通口10とを同時に成形するこ
とができることから、金型製作のコストの低減と生産歩
留まりの向上が期待できる。
【0018】因みに、図7乃至図8に示した成形形態に
おいて、上記した凸部17を周面に備えた棒状型部16が組
み込み支持されている左側の金型15が固定側で、前記棒
状型部16と係脱自在に連結せしめる凹部18を備え、該棒
状型部16及びその周面の凸部17との連結型合せにより筒
部7、空気流通口10、そして筒部7の回りに空気交換空
隙8を成形するコアピン等からなるもう一方の棒状型部
19が組み込み支持されている右側の金型20が可動側であ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の筆記具は叙上の如く構成してな
るから、下記の作用効果を奏する。 .内圧変化に応じた軸筒内の空気交換はチップを保持
するチップ保持孔の空気流通溝、この空気流通溝と筒部
の空気流通口を介して連通する該筒部回りの空気交換空
隙、そしてこの空気交換空隙と連通する軸筒とインク吸
蔵体との間の空気流通路により成される。つまり、内圧
の減少に伴い空気が軸筒内に取り入れられる時には空気
流通溝から入り込んできた空気がこの空気流通溝の断面
積よりも大きく確保されたインク吸蔵体の前端が臨む筒
部回りの空気交換空隙へと該筒部の空気流通口から流れ
込む。そして、この空気交換空隙に流れ込んだ空気が更
にインク吸蔵体の後端が内在する軸筒の後端側へと空気
流通路を通って流れ込むことで行われる。一方、内圧の
上昇に伴い空気が外部に排除される時にはインク吸蔵体
の後端が内在する軸筒の後端側の空気は空気流通路を通
ってこの空気流通路の断面積よりも大きく確保されたイ
ンク吸蔵体の前端が臨む空気交換空隙へと流れ込んで、
該空気交換空隙内の空気と共に空気流通溝から外部に流
れ出ることで行なわれる。
【0020】.空気の出入り口となる空気流通溝は通
常の使用状態(筆記時)において目視され難いチップが
突出する先口の先端に開口存在させてなることから、孔
や切欠き等を軸筒や先口の表面等に直接露出させていた
従来の筆記具に比べて外観上の見栄えを損なうことはな
い。
【0021】.チップ保持孔の空気流通溝と筒部の空
気流通口とは軸方向において直線的な関係で位置し、し
かも断面形状が同一の形状関係であることから、チップ
保持孔並びに筒部の内面側を成形するコアピン等からな
る金型の棒状型部の周面にその軸方向に一条に延びる同
一断面形状の凸部を設けると言った簡単な構造で、しか
も空気流通溝と空気流通口とを同時に成形することがで
きる。
【0022】従って、本発明の筆記具によれば、商品価
値の低下を招くことなく、軸筒内の内圧変化に応じた空
気交換が効果的に且つ速かに行われるようにしてなるこ
とから、品質の安定と信頼性の向上が期待できる。しか
も、外部と軸筒内とを連通する空気流通溝と空気流通口
とを簡単な金型構造で同時に成形することができること
から、金型構造の簡素化に伴う金型製作コストの低減
と、生産歩留まりの向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明筆記具の実施の一例を示した縦断面図
で、軸筒の後端側を省略して示す
【図2】 図1のII−II線横断面図
【図3】 図1の III−III 線横断面図
【図4】 図1のIV−IV線横断面図
【図5】 図1のV−V線横断面図
【図6】 一部を切欠して示した先口の斜視図
【図7】 先口の金型による成形形態の一例を示した縦
断面図で、インク保持孔並びに筒部の内面、そして空気
流通溝並びに空気流通口を同時成形するコアピン等から
なる棒状型部の周面からチップ保持孔内面の縦リブを成
形する縦溝を省略した状態で示す
【図8】 同横断面図で、(イ)は図7のイ−イ線拡大
断面図、(ロ)は図7のロ−ロ線拡大断面図
【符号の説明】
1…軸筒 2…先口 2-1 …先部 2-2 …接続部 3…チップ 4…インク吸蔵体 5…空気流通路 6…チップ保持孔 7…筒部 8…空気交換空隙 9…空気流通溝 10…空気流通口 13…空気流通縦溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸筒の内面との間に空気流通路を確保せ
    しめた状態で該軸筒内にインク吸蔵体を装填し、軸筒の
    先端にはこのインク吸蔵体の前端に接続せしめた状態で
    チップを具備してなる筆記具に於いて、 前記軸筒の先口内部に、その先端からインク吸蔵体の前
    端に至る途中部位に向けてチップ保持孔を設けると共に
    このチップ保持孔からインク吸蔵体の前端に向けて同芯
    円筒状に突設せしめた筒部を設けて、この筒部と先口の
    内面との間に前記空気流通路に連通させた空気交換空隙
    を形成し、更に前記チップ保持孔の内面にその開口先端
    から軸方向に延びる空気流通溝を設け、この空気流通溝
    と前記空気交換空隙とを連通する空気流通口を筒部の周
    壁に設けてなることを特徴とする筆記具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の筆記具において、 筒部の内径をチップ保持孔の孔径と同径に形成し、この
    筒部の壁厚と同じ深さにて空気流通溝をチップ保持孔の
    内面に設ける一方、空気流通口を前記空気流通溝の溝延
    長線上における筒部の周壁に該空気流通溝の溝幅と同幅
    の開口幅にて設けてなることを特徴とする筆記具。
JP8169891A 1996-06-28 1996-06-28 筆記具 Pending JPH1016474A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529339A (ja) * 2004-04-28 2007-10-25 シュヴァン スタビロ シュヴァンホイゼル ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー ペン先ホルダ
JP2019025857A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 株式会社サクラクレパス 塗布具

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