JPH10164714A - ガス絶縁スイッチギヤの板体取付装置 - Google Patents
ガス絶縁スイッチギヤの板体取付装置Info
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- JPH10164714A JPH10164714A JP8330407A JP33040796A JPH10164714A JP H10164714 A JPH10164714 A JP H10164714A JP 8330407 A JP8330407 A JP 8330407A JP 33040796 A JP33040796 A JP 33040796A JP H10164714 A JPH10164714 A JP H10164714A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/045—Details of casing, e.g. gas tightness
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Patch Boards (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス容器の装着板の板厚を薄くしてガス絶縁
スイッチギヤの軽量化を図る。 【解決手段】 内部にガス室2が形成されたガス容器1
と、容器1の装着板25の開口16の周縁部に環状のパ
ッキン20を介して当てがわれ,前記開口16を閉塞し
た機器取付板,蓋板等の板体30と、この板体30及び
装着板25のパッキン20より外側の周縁部にそれぞれ
形成された複数個の透孔21及び螺孔27と、各透孔2
1にそれぞれ挿通され,各螺孔27に螺合し,先端部が
装着板25から導出されたボルト22と、ボルト22そ
れぞれに設けられ,ボルト22の先端部を覆い,周縁部
が装着板25の裏面に気密に溶接により固着されたボル
ト受金物28とを備える。
スイッチギヤの軽量化を図る。 【解決手段】 内部にガス室2が形成されたガス容器1
と、容器1の装着板25の開口16の周縁部に環状のパ
ッキン20を介して当てがわれ,前記開口16を閉塞し
た機器取付板,蓋板等の板体30と、この板体30及び
装着板25のパッキン20より外側の周縁部にそれぞれ
形成された複数個の透孔21及び螺孔27と、各透孔2
1にそれぞれ挿通され,各螺孔27に螺合し,先端部が
装着板25から導出されたボルト22と、ボルト22そ
れぞれに設けられ,ボルト22の先端部を覆い,周縁部
が装着板25の裏面に気密に溶接により固着されたボル
ト受金物28とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス容器の装着板
の開口を機器取付板,蓋板等の板体により閉塞するガス
絶縁スイッチギヤの板体取付装置に関する。
の開口を機器取付板,蓋板等の板体により閉塞するガス
絶縁スイッチギヤの板体取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のガス絶縁スイッチギヤのガ
ス容器につき、斜視図の図5を参照して説明する。同図
において、1は内部にガス室2が形成されたガス絶縁ス
イッチギヤのガス容器であり、SF6 等の絶縁性ガスが
封入されている。3,4,5は容器1の底板,天井板,
側板、6は容器1の正面の板厚の厚い装着板、7は装着
板6の上部の両側に設けられた端子板、8は両端子板7
の下方に並設された3相のケーブルブッシング、9は各
ブッシングの下方の両側に機器取付板10を介して設け
られた遮断器である。
ス容器につき、斜視図の図5を参照して説明する。同図
において、1は内部にガス室2が形成されたガス絶縁ス
イッチギヤのガス容器であり、SF6 等の絶縁性ガスが
封入されている。3,4,5は容器1の底板,天井板,
側板、6は容器1の正面の板厚の厚い装着板、7は装着
板6の上部の両側に設けられた端子板、8は両端子板7
の下方に並設された3相のケーブルブッシング、9は各
ブッシングの下方の両側に機器取付板10を介して設け
られた遮断器である。
【0003】11は容器1内に設けられた断路器、12
は装着板6の両遮断器9の下方にそれぞれ装着された作
業用の蓋板、13は装着板6の下部の両側に並設された
3相の母線ブッシング、14は導体であり、ケーブルブ
ッシング8,遮断器9間、遮断器9,断路器11間及び
断路器11,母線ブッシング13間を接続している。1
5は装着板6の下部に設けられた充気弁である。
は装着板6の両遮断器9の下方にそれぞれ装着された作
業用の蓋板、13は装着板6の下部の両側に並設された
3相の母線ブッシング、14は導体であり、ケーブルブ
ッシング8,遮断器9間、遮断器9,断路器11間及び
断路器11,母線ブッシング13間を接続している。1
5は装着板6の下部に設けられた充気弁である。
【0004】つぎに板体取付装置につき、図5の一部の
拡大切断右側面図の図6を参照して説明する。同図にお
いて、16は装着板6に形成された開口、17は開口1
6の周縁部に形成された不貫通の複数個の螺孔である。
拡大切断右側面図の図6を参照して説明する。同図にお
いて、16は装着板6に形成された開口、17は開口1
6の周縁部に形成された不貫通の複数個の螺孔である。
【0005】18は機器取付板10,蓋板12等の板
体、19は板体18の裏面に形成された環状のパッキン
溝であり、パッキン溝19にパッキン20が嵌入され、
板体18が開口16の周縁部にパッキン20を介して当
てがわれている。21は板体18のパッキン20より外
側の周縁部に透設された複数個の透孔であり、装着板6
の螺孔17に対応した位置に形成されている。22は各
透孔21にそれぞれ平座金23,ばね座金24を介して
挿通されたボルトであり、各螺孔17に螺合し、ボルト
22により開口16の周縁部に板体18が装着され、板
体18により開口16が気密に閉塞されている。
体、19は板体18の裏面に形成された環状のパッキン
溝であり、パッキン溝19にパッキン20が嵌入され、
板体18が開口16の周縁部にパッキン20を介して当
てがわれている。21は板体18のパッキン20より外
側の周縁部に透設された複数個の透孔であり、装着板6
の螺孔17に対応した位置に形成されている。22は各
透孔21にそれぞれ平座金23,ばね座金24を介して
挿通されたボルトであり、各螺孔17に螺合し、ボルト
22により開口16の周縁部に板体18が装着され、板
体18により開口16が気密に閉塞されている。
【0006】そして、ボルト22の装着板6への螺合箇
所の気密の漏れを防ぐため、装着板6の板厚を厚くし、
この装着板6の螺孔17を不貫通にしている。
所の気密の漏れを防ぐため、装着板6の板厚を厚くし、
この装着板6の螺孔17を不貫通にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置の場
合、ガス容器1内部の気密を確保するため、ボルト22
の装着板6への螺合箇所の密閉性を確保する必要があ
り、装着板6の螺孔17を不貫通にしなければならず、
装着板6の板厚が厚くなり、ガス絶縁スイッチギヤの質
量も大きくなるという問題点がある。本発明は、前記の
点に留意し、ガス容器の装着板の板厚を薄くし、ガス絶
縁スイッチギヤの軽量化を図るガス絶縁スイッチギヤの
板体取付装置を提供することを目的とする。
合、ガス容器1内部の気密を確保するため、ボルト22
の装着板6への螺合箇所の密閉性を確保する必要があ
り、装着板6の螺孔17を不貫通にしなければならず、
装着板6の板厚が厚くなり、ガス絶縁スイッチギヤの質
量も大きくなるという問題点がある。本発明は、前記の
点に留意し、ガス容器の装着板の板厚を薄くし、ガス絶
縁スイッチギヤの軽量化を図るガス絶縁スイッチギヤの
板体取付装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載のガス絶縁スイッチギヤの板
体取付装置は、内部にガス室が形成されたガス容器と、
この容器の装着板の開口の周縁部に環状のパッキンを介
して当てがわれ,前記開口を閉塞した機器取付板,蓋板
等の板体と、この板体及び前記装着板の前記パッキンよ
り外側の周縁部にそれぞれ形成された複数個の透孔及び
螺孔と、前記各透孔にそれぞれ挿通され,前記各螺孔に
螺合し,先端部が前記装着板から導出されたボルトと、
このボルトそれぞれに設けられ,前記ボルトの先端部を
覆い,周縁部が前記装着板の裏面に気密に溶接により固
着されたボルト受金物とを備えたものである。
に、本発明の請求項1記載のガス絶縁スイッチギヤの板
体取付装置は、内部にガス室が形成されたガス容器と、
この容器の装着板の開口の周縁部に環状のパッキンを介
して当てがわれ,前記開口を閉塞した機器取付板,蓋板
等の板体と、この板体及び前記装着板の前記パッキンよ
り外側の周縁部にそれぞれ形成された複数個の透孔及び
螺孔と、前記各透孔にそれぞれ挿通され,前記各螺孔に
螺合し,先端部が前記装着板から導出されたボルトと、
このボルトそれぞれに設けられ,前記ボルトの先端部を
覆い,周縁部が前記装着板の裏面に気密に溶接により固
着されたボルト受金物とを備えたものである。
【0009】従って、ガス容器の装着板の開口の周縁部
にパッキンを介して板体を当てがい,開口を閉塞し、板
体の各透孔にそれぞれ挿通されて装着板の螺孔に螺合し
たボルトの先端部を,装着板から導出し、このボルトそ
れぞれに設けられたボルト受金物により,ボルトの先端
部を覆い、このボルト受金物の周縁部を装着板の裏面に
気密に溶接により固着したため、ボルトの装着板への螺
合箇所の気密の漏れを防止することができ、容器の気密
を確保することができる。
にパッキンを介して板体を当てがい,開口を閉塞し、板
体の各透孔にそれぞれ挿通されて装着板の螺孔に螺合し
たボルトの先端部を,装着板から導出し、このボルトそ
れぞれに設けられたボルト受金物により,ボルトの先端
部を覆い、このボルト受金物の周縁部を装着板の裏面に
気密に溶接により固着したため、ボルトの装着板への螺
合箇所の気密の漏れを防止することができ、容器の気密
を確保することができる。
【0010】そして、装着板の螺孔を、従来の不貫通に
対し貫通させることができ、装着板の板厚を薄くして、
ガス絶縁スイッチギヤの軽量化を図ることができる。
対し貫通させることができ、装着板の板厚を薄くして、
ガス絶縁スイッチギヤの軽量化を図ることができる。
【0011】また、本発明の請求項2記載の板体取付装
置は、ガス容器の装着板の開口を閉塞した板体及び前記
装着板のパッキンより外側の周縁部にそれぞれ形成され
た複数個の透孔及び挿通孔と、前記装着板の裏面に前記
各挿通孔毎に,周縁部がパッキンを介して気密に当てが
われたボルト受金物と、前記各透孔,挿通孔にそれぞれ
挿通され,先端部が前記ボルト受金物に螺合したボルト
とを備えたものである。従って、溶接が不要になるとと
もに、前記と同様の作用を奏する。
置は、ガス容器の装着板の開口を閉塞した板体及び前記
装着板のパッキンより外側の周縁部にそれぞれ形成され
た複数個の透孔及び挿通孔と、前記装着板の裏面に前記
各挿通孔毎に,周縁部がパッキンを介して気密に当てが
われたボルト受金物と、前記各透孔,挿通孔にそれぞれ
挿通され,先端部が前記ボルト受金物に螺合したボルト
とを備えたものである。従って、溶接が不要になるとと
もに、前記と同様の作用を奏する。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態につき、図1ないし図
4を参照して説明する。それらの図において、図6と同
一符号は同一もしくは相当するものを示す。 (形態1)まず、形態1につき、一部の拡大切断右側面
図及びその一部の背面図の図1A,Bを参照して説明す
る。25は板厚の薄い装着板であり、図6の装着板6と
同様に、開口16が形成されている。26は装着板25
の開口16の周縁部に形成された環状のパッキン溝であ
り、パッキン溝26にパッキン20が嵌入されている。
27は装着板25のパッキン20より外側の周縁部に貫
通して形成された複数個の螺孔、28は肉厚の円板状の
ボルト受金物であり、中央部に凹部29が形成され、装
着板25の裏面に、各螺孔27毎に、周縁部が溶接によ
り固着されている。
4を参照して説明する。それらの図において、図6と同
一符号は同一もしくは相当するものを示す。 (形態1)まず、形態1につき、一部の拡大切断右側面
図及びその一部の背面図の図1A,Bを参照して説明す
る。25は板厚の薄い装着板であり、図6の装着板6と
同様に、開口16が形成されている。26は装着板25
の開口16の周縁部に形成された環状のパッキン溝であ
り、パッキン溝26にパッキン20が嵌入されている。
27は装着板25のパッキン20より外側の周縁部に貫
通して形成された複数個の螺孔、28は肉厚の円板状の
ボルト受金物であり、中央部に凹部29が形成され、装
着板25の裏面に、各螺孔27毎に、周縁部が溶接によ
り固着されている。
【0013】30はパッキン溝が形成されていない板体
であり、図6の板体18と同様に、複数個の透孔21が
透設され、ボルト22が各透孔21に平座金23,ばね
座金24を介して挿通されて各螺孔27に螺合し、ボル
ト22の先端部が装着板25から内方へ導出され、ボル
ト受金物28の凹部29に位置し、ボルト22の先端部
がボルト受金物28により覆われている。
であり、図6の板体18と同様に、複数個の透孔21が
透設され、ボルト22が各透孔21に平座金23,ばね
座金24を介して挿通されて各螺孔27に螺合し、ボル
ト22の先端部が装着板25から内方へ導出され、ボル
ト受金物28の凹部29に位置し、ボルト22の先端部
がボルト受金物28により覆われている。
【0014】そして、ボルト22の装着板25への螺合
箇所の気密を溶接により固着されたボルト受金物28に
より確保でき、パッキン20と共にガス容器1の気密を
確保できる。
箇所の気密を溶接により固着されたボルト受金物28に
より確保でき、パッキン20と共にガス容器1の気密を
確保できる。
【0015】(形態2)つぎに、形態2につき、一部の
拡大切断右側面図及びその一部の背面図の図2A,Bを
参照して説明する。同図において、図1と同一符号は同
一もしくは相当するものを示し、異なる点はつぎのとお
りである。
拡大切断右側面図及びその一部の背面図の図2A,Bを
参照して説明する。同図において、図1と同一符号は同
一もしくは相当するものを示し、異なる点はつぎのとお
りである。
【0016】31は装着板25のパッキン20より外側
の周縁部に形成された複数個の挿通孔、32は平面が正
方形の肉厚のボルト受金物、33はボルト受金物32の
中央部に形成された不貫通の螺孔、34はボルト受金物
32の周縁部に形成された円環状のパッキン溝、35は
パッキン溝34に嵌入されたOリング等のパッキンであ
り、装着板25の裏面に、各挿通孔31毎に、ボルト受
金物32の周縁部がパッキン35を介して気密に当てが
われ、ボルト受金物32の螺孔33に板体30の透孔2
1に挿通されたボルト22の先端部が螺合し、装着板2
5に板体30がパッキン20を介して気密に装着されて
いる。
の周縁部に形成された複数個の挿通孔、32は平面が正
方形の肉厚のボルト受金物、33はボルト受金物32の
中央部に形成された不貫通の螺孔、34はボルト受金物
32の周縁部に形成された円環状のパッキン溝、35は
パッキン溝34に嵌入されたOリング等のパッキンであ
り、装着板25の裏面に、各挿通孔31毎に、ボルト受
金物32の周縁部がパッキン35を介して気密に当てが
われ、ボルト受金物32の螺孔33に板体30の透孔2
1に挿通されたボルト22の先端部が螺合し、装着板2
5に板体30がパッキン20を介して気密に装着されて
いる。
【0017】そして、ボルト22のボルト受金物32へ
の螺合箇所の気密がパッキン35により確保され、パッ
キン20と共にガス容器1の気密が確保される。
の螺合箇所の気密がパッキン35により確保され、パッ
キン20と共にガス容器1の気密が確保される。
【0018】また、装着板25に板体30を装着する
際、ボルト22の締め付け時にボルト受金物32が共回
りするため、装着板25の裏面からスパナ等で固定して
いる。
際、ボルト22の締め付け時にボルト受金物32が共回
りするため、装着板25の裏面からスパナ等で固定して
いる。
【0019】(形態3)つぎに、形態3につき、一部の
拡大切断右側面図及びその一部の背面図の図3A,Bを
参照して説明する。同図において、図2と同一符号は同
一もしくは相当するものを示し、異なる点は、装着板2
5の裏面に、各挿通孔31毎に四角形状の凹部36が形
成され、凹部36にボルト受金物32が挿入された点で
あり、装着板25に板体30を装着する際、凹部36に
よりボルト22の締め付けによるボルト受金物32の共
回りが防止されている。
拡大切断右側面図及びその一部の背面図の図3A,Bを
参照して説明する。同図において、図2と同一符号は同
一もしくは相当するものを示し、異なる点は、装着板2
5の裏面に、各挿通孔31毎に四角形状の凹部36が形
成され、凹部36にボルト受金物32が挿入された点で
あり、装着板25に板体30を装着する際、凹部36に
よりボルト22の締め付けによるボルト受金物32の共
回りが防止されている。
【0020】(形態4)つぎに、形態4につき、一部の
拡大切断右側面図及びその一部の背面図の図4A,Bを
参照して説明する。同図において、図2と同一符号は同
一もしくは相当するものを示し、異なる点は、装着板2
5の裏面の各挿通孔31毎に、円形状の凹部37が設け
られ、この凹部37の周面に逆ねじのめねじ38が形成
され、このめねじ38に、円板状のボルト受金物39の
周面に形成されたおねじ40が螺合している点であり、
ボルト受金物39は、図2のボルト受金物32と同様
に、前面の中央部にボルト22が螺合する不貫通の螺孔
33が形成され、周縁部にパッキン35が嵌入されたパ
ッキン溝34が形成されている。
拡大切断右側面図及びその一部の背面図の図4A,Bを
参照して説明する。同図において、図2と同一符号は同
一もしくは相当するものを示し、異なる点は、装着板2
5の裏面の各挿通孔31毎に、円形状の凹部37が設け
られ、この凹部37の周面に逆ねじのめねじ38が形成
され、このめねじ38に、円板状のボルト受金物39の
周面に形成されたおねじ40が螺合している点であり、
ボルト受金物39は、図2のボルト受金物32と同様
に、前面の中央部にボルト22が螺合する不貫通の螺孔
33が形成され、周縁部にパッキン35が嵌入されたパ
ッキン溝34が形成されている。
【0021】そして、装着板25に板体30を装着する
際、めねじ38及びおねじ40により、ボルト22の締
め付けによるボルト受金物39の共回りが防止されてい
る。
際、めねじ38及びおねじ40により、ボルト22の締
め付けによるボルト受金物39の共回りが防止されてい
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の請
求項1記載のガス絶縁スイッチギヤの板体取付装置は、
ガス容器1の装着板25の開口16の周縁部にパッキン
20を介して板体30を当てがい,開口16を閉塞し、
板体30の各透孔21にそれぞれ挿通されて装着板25
の螺孔27に螺合したボルト22の先端部を,装着板2
5から導出し、このボルト22それぞれに設けられたボ
ルト受金物28により,ボルト22の先端部を覆い、こ
のボルト受金物28の周縁部を装着板25の裏面に気密
に溶接により固着したため、ボルト22の装着板25へ
の螺合箇所の気密の漏れを防止することができ、容器1
の気密を確保することができる。
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の請
求項1記載のガス絶縁スイッチギヤの板体取付装置は、
ガス容器1の装着板25の開口16の周縁部にパッキン
20を介して板体30を当てがい,開口16を閉塞し、
板体30の各透孔21にそれぞれ挿通されて装着板25
の螺孔27に螺合したボルト22の先端部を,装着板2
5から導出し、このボルト22それぞれに設けられたボ
ルト受金物28により,ボルト22の先端部を覆い、こ
のボルト受金物28の周縁部を装着板25の裏面に気密
に溶接により固着したため、ボルト22の装着板25へ
の螺合箇所の気密の漏れを防止することができ、容器1
の気密を確保することができる。
【0023】そして、装着板25の螺孔27を、従来の
不貫通に対し貫通させることができ、装着板25の板厚
を薄くして、ガス絶縁スイッチギヤの軽量化を図ること
ができる。
不貫通に対し貫通させることができ、装着板25の板厚
を薄くして、ガス絶縁スイッチギヤの軽量化を図ること
ができる。
【0024】また、本発明の請求項2記載の板体取付装
置は、ボルト受金物32,39の周縁部が装着板25の
裏面に各挿通孔31毎にパッキン35を介して気密に当
てがわれ、このボルト受金物32,39に、板体30の
各透孔21及び挿通孔31にそれぞれ挿通されたボルト
22の先端部を螺合するようにしたため、溶接が不要に
なるとともに、前記と同様の効果を奏する。
置は、ボルト受金物32,39の周縁部が装着板25の
裏面に各挿通孔31毎にパッキン35を介して気密に当
てがわれ、このボルト受金物32,39に、板体30の
各透孔21及び挿通孔31にそれぞれ挿通されたボルト
22の先端部を螺合するようにしたため、溶接が不要に
なるとともに、前記と同様の効果を奏する。
【図1】Aは本発明の実施の形態1の一部の拡大切断右
側面図、BはAの一部の背面図である。
側面図、BはAの一部の背面図である。
【図2】Aは本発明の実施の形態2の一部の拡大切断右
側面図、BはAの一部の背面図である。
側面図、BはAの一部の背面図である。
【図3】Aは本発明の実施の形態3の一部の拡大切断右
側面図、BはAの一部の背面図である。
側面図、BはAの一部の背面図である。
【図4】Aは本発明の実施の形態4の一部の拡大切断右
側面図、BはAの一部の背面図である。
側面図、BはAの一部の背面図である。
【図5】従来例のガス絶縁スイッチギヤのガス容器の斜
視図である。
視図である。
【図6】図5の一部の拡大切断右側面図である。
1 ガス容器 2 ガス室 16 開口 20 パッキン 21 透孔 22 ボルト 25 装着板 27 螺孔 28 ボルト受金物 30 板体 31 挿通孔 32 ボルト受金物 35 パッキン 39 ボルト受金物
Claims (2)
- 【請求項1】 内部にガス室が形成されたガス容器と、 この容器の装着板の開口の周縁部に環状のパッキンを介
して当てがわれ,前記開口を閉塞した機器取付板,蓋板
等の板体と、 この板体及び前記装着板の前記パッキンより外側の周縁
部にそれぞれ形成された複数個の透孔及び螺孔と、 前記各透孔にそれぞれ挿通され,前記各螺孔に螺合し,
先端部が前記装着板から導出されたボルトと、 このボルトそれぞれに設けられ,前記ボルトの先端部を
覆い,周縁部が前記装着板の裏面に気密に溶接により固
着されたボルト受金物とを備えたことを特徴とするガス
絶縁スイッチギヤの板体取付装置。 - 【請求項2】 内部にガス室が形成されたガス容器と、 この容器の装着板の開口の周縁部に環状のパッキンを介
して当てがわれ,前記開口を閉塞した機器取付板,蓋板
等の板体と、 この板体及び前記装着板の前記パッキンより外側の周縁
部にそれぞれ形成された複数個の透孔及び挿通孔と、 前記装着板の裏面に前記各挿通孔毎に,周縁部がパッキ
ンを介して気密に当てがわれたボルト受金物と、 前記各透孔,挿通孔にそれぞれ挿通され,先端部が前記
ボルト受金物に螺合したボルトとを備えたことを特徴と
するガス絶縁スイッチギヤの板体取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8330407A JPH10164714A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | ガス絶縁スイッチギヤの板体取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8330407A JPH10164714A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | ガス絶縁スイッチギヤの板体取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10164714A true JPH10164714A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18232262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8330407A Pending JPH10164714A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | ガス絶縁スイッチギヤの板体取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10164714A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6722221B2 (en) * | 2002-02-01 | 2004-04-20 | Steven Frank Maxwell | Adjustable cam shaft sprocket |
CN106711813A (zh) * | 2017-02-13 | 2017-05-24 | 千盛电气集团有限公司 | 一种高稳定性的低压成套开关设备 |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP8330407A patent/JPH10164714A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6722221B2 (en) * | 2002-02-01 | 2004-04-20 | Steven Frank Maxwell | Adjustable cam shaft sprocket |
CN106711813A (zh) * | 2017-02-13 | 2017-05-24 | 千盛电气集团有限公司 | 一种高稳定性的低压成套开关设备 |
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