JPH0923520A - 絶縁ガス封入開閉装置 - Google Patents

絶縁ガス封入開閉装置

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Publication number
JPH0923520A
JPH0923520A JP7169448A JP16944895A JPH0923520A JP H0923520 A JPH0923520 A JP H0923520A JP 7169448 A JP7169448 A JP 7169448A JP 16944895 A JP16944895 A JP 16944895A JP H0923520 A JPH0923520 A JP H0923520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating
ring
insulating gas
conductor
bushing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7169448A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Fuji
一彦 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP7169448A priority Critical patent/JPH0923520A/ja
Publication of JPH0923520A publication Critical patent/JPH0923520A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】開閉機器の端子位置が異なる場合、または、開
閉機器の端子位置が変更された場合、絶縁ブッシングの
絶縁外筒は変えないで、接続導体のみ取り替えできるよ
うにした絶縁ガス封入開閉装置を提供する。 【構成】絶縁ガス封入室間の隔壁を貫通して配線する絶
縁ブッシングは、一端に気密を保持するOリング12の
保持溝13a、および胴部に隔壁の貫通穴10aを塞ぐ
取付座を有する絶縁外筒13と、一方に絶縁外筒13の
一端面を覆いOリング12を圧接する面を持つ座9a、
および他方に絶縁外筒13の他端面とで押さえ金具14
を介して固定する固定部を有する導体9と、前記押さえ
金具14と、Oリング12とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、断路器、遮断器、計
器用変流器、母線、等の開閉機器をブロック分けして、
ブロック毎に絶縁ガス封入室に収納し、各絶縁ガス封入
室に収納された開閉機器ブロック間を、各室間の気密を
保ようにして絶縁ガス封入室の隔壁を貫通する絶縁ブッ
シングで接続する絶縁ガス封入開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】20〜30KV用の自家用変電所等に使
用される絶縁ガス封入開閉装置は、例えば図4に示すよ
うに、20〜30KV用の断路器1、遮断器2、接地開
閉器3、避雷器4等がブロック分けされて、各ブロック
毎に特別高圧部を絶縁ガス封入室5、5aに適在配置し
て収納している。各開閉器の駆動装置6は絶縁ガス封入
室5、5aの外壁に密着取り付けされて、その取付面か
らの絶縁ガスの漏洩を防止する、とともに特別高圧電圧
がかからない部分を絶縁ガス封入室5、5a外に配置す
ることで絶縁ガス封入室5、5aを小さくしている。電
力供給側は固体絶縁母線7を絶縁ガス封入室5外に配し
て、気密を保持するようにして母線7に取り付けた絶縁
ブッシングを絶縁ガス封入室5内に取り込み、電力出力
側は絶縁ガス封入室5aの外壁に密閉式のケーブル端末
8を取り付けて、外部に配電するようにしている。
【0003】また、ブロック分けされた開閉器のブロッ
ク間の接続は、接続導体9が絶縁ガス封入室の隔壁10
を貫通する部分に絶縁物外筒が形成されるように絶縁物
で導体をモールドした絶縁ブッシング11を用いてなさ
れている。このように、絶縁物外筒と導体とは、一体に
モールドされているので、各絶縁ガス封入室は気密保持
が容易である。
【0004】なお、ケーブル端末8、固体絶縁母線7、
開閉機器の駆動装置6等は、絶縁ガス封入室5、5aに
取り付けられた金属製の箱内に収納されて、箱と絶縁ガ
ス封入室とが一体になって配電盤を構成するようにして
いる。絶縁物で導体をモールドした絶縁ブッシング11
が絶縁ガス封入室の隔壁10を貫通する部分について、
図5に従来例の構成図を示す。この図5において、9は
導体、10は絶縁ガス封入室5、5aの隔壁、10aは
絶縁ブッシング貫通穴、11は絶縁ブッシングを示す。
この図4において、絶縁ガス封入室5に収納された開閉
器から絶縁ガス封入室5aに収納された開閉器に回路接
続する導体9は絶縁ブッシング11と一体にモールドさ
れており、隔壁10に設けられた貫通穴10aを通して
隔壁10に取り付けられている。
【0005】絶縁ガス封入室5,5aの気密は絶縁ブッ
シング11の取付座と隔壁10との接触面で保たれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例で
は、例えば開閉機器の端子位置が異なる場合、その端子
と接続する導体は、端子位置が異なる全てのケースにつ
いて異なる形状の導体を用意しなければならないので、
それら導体をモールドした絶縁ブッシングの種類が増加
する。また、場合によっては、絶縁ブッシングが貫通す
る穴の位置も変えなければならないので、絶縁ガス封入
室の標準化の障害になる。
【0007】また、盤製造途中で端子位置が変更になっ
た場合、新しい絶縁ブッシングを用意しなければならな
いが、その場合、導体に絶縁物をモールドするので、対
応に時間がかかる。なお、導体を絶縁物でモールドした
部分の前後で切断して、その先にその都度適当な導体を
接続して対応することにより、上記の不具合に対処でき
るが、絶縁ガス封入室では、接続箇所の増し締め等のメ
ンテナンスができないので、接続箇所が増えることは好
ましくない。
【0008】この発明の目的は、開閉機器の端子位置が
異なる場合、または、開閉機器の端子位置が変更された
場合、絶縁ブッシングの絶縁外筒は変えないで、接続導
体のみ取り替えできるようにした絶縁ガス封入開閉装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、断路器、遮
断器、計器用変流器、母線、等の開閉機器をブロック分
けして、ブロック毎に絶縁ガス封入室に収納し、各絶縁
ガス封入室に収納された開閉機器ブロック間を、各室間
の気密を保ようにして絶縁ガス封入室の隔壁を貫通して
絶縁ブッシングで接続する絶縁ガス封入開閉装置におい
て、絶縁ブッシングは、一端に気密を保持するOリング
の保持溝および胴部に隔壁の貫通穴を塞ぐ取付座を有す
る絶縁外筒と、一方に絶縁外筒の一端面を覆いOリング
を圧接する面を持つ座を有する導体と、この導体の他方
を絶縁外筒の他端面とで固定する押さえ金具とから構成
される絶縁ガス封入開閉装置とする。
【0010】
【作用】各絶縁ガス封入室に収納された開閉機器ブロッ
ク間を接続する導体は、一方にOリングを圧接する座が
設けられており、その座で絶縁ブッシングの絶縁外筒の
一端面に設けられたOリング溝にOリングを装着して、
導体の座でOリングを圧接することにより、Oリングが
座とOリング溝の底面に圧接されて、その面からのガス
の漏洩を防ぎ、絶縁ガス封入室間の気密が保たれる。
【0011】導体の他方は段が付けられており、その段
の平面にはネジ孔が設けられており、段部に嵌められた
押さえ金具を介してボルトを締めると押さえ金具の端面
が絶縁ブッシングの絶縁外筒の反Oリング溝側に当接し
て、さらに締め込むことにより、Oリングに圧縮力を与
え、Oリングの反発力と平衡して、Oリング溝底面と、
導体の座と、Oリングとの圧接力を保つ。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の主要部の構成図
を示す。この図1において、従来例と同一の符号を付け
た部材はおおよそ同一の機能を有するのでその説明は省
略する。この図1において、9は導体、9aは座、9b
は段部、10は絶縁ガス封入室5,5aの隔壁、10a
は絶縁ブッシング貫通穴、12はOリング、13は絶縁
ブッシングの絶縁外筒、13aはOリング溝、14は押
さえ金具を示す。この図1において、絶縁ブッシングの
絶縁外筒13は絶縁ガス封入室5,5aの隔壁10の絶
縁ブッシング貫通穴10aに挿入されて取り付けられて
おり、絶縁外筒13の穴には導体9が、座9aでOリン
グ溝13aに装着されたOリング12に当接するように
取り付けられ、Oリングの反対側では、押さえ金具14
は段部9bにボルト締めされて、押さえ金具14の端面
と絶縁外筒13の端面が当接して、座9aとOリングと
の間、およびOリングとOリング溝13aの底面との間
に圧接力を与えている。
【0013】図2はこの発明の別の実施例の主要部の構
成図を示す。この図2において、91は導体、91aは
座、91bは段部、10は絶縁ガス封入室5,5aの隔
壁、10aは絶縁ブッシング貫通穴、12はOリング、
13は絶縁ブッシングの絶縁外筒、13aはOリング
溝、14は押さえ金具、91cは断路器のブレードを示
す。
【0014】この図2が図1と異なる点は、導体91の
先端に揺動可能に断路器のブレード91cを装着した点
である。このようにすれば、導体91が接続される機器
が断路器である場合、導体91は断路器のブレード取付
部品を兼用できるので絶縁ガス封入室5をその分縮小で
きる。図3はこの発明の他の実施例の主要部の構成図を
示す。この図3において、91は導体、9aは座、9b
は段部、10は絶縁ガス封入室5,5aの隔壁、10a
は絶縁ブッシング貫通穴、12はOリング、13は絶縁
ブッシングの絶縁外筒、13aはOリング溝、14aは
押さえ金具、15は可撓性リード線を示す。
【0015】この図3が図1と異なる点は、押さえ金具
をL字型にしてその先に可撓性リード線を接続した点で
ある。この例は、変圧器を接続する場合等に使用され
る。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、絶縁ガス封入室間の
接続位置が異なる接続点間を接続する際に、接続導体の
みを替えて、絶縁外筒は同一の物を使用できるので、絶
縁外筒は標準化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の主要部分の構成図
【図2】この発明の別の実施例の主要部分の構成図
【図3】この発明の他の実施例の主要部分の構成図
【図4】絶縁ガス封入開閉装置を示す図
【図5】従来例の構成図
【符号の説明】
5、5a 絶縁ガス封入室 9 導体 9a 座 9b 段部 10 絶縁ガス封入室の隔壁 10a 絶縁ブッシングの貫通穴 12 Oリング 13 絶縁ブッシングの絶縁外筒 14、14a押さえ金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断路器、遮断器、計器用変流器、母線、等
    の開閉機器をブロック分けして、ブロック毎に絶縁ガス
    封入室に収納し、各絶縁ガス封入室に収納された開閉機
    器ブロック間を、各室間の気密を保ようにして絶縁ガス
    封入室の隔壁を貫通して絶縁ブッシングで接続する絶縁
    ガス封入開閉装置において、絶縁ブッシングは、一端に
    気密を保持するOリングの保持溝および胴部に隔壁の貫
    通穴を塞ぐ取付座を有する絶縁外筒と、一方に絶縁外筒
    の一端面を覆いOリングを圧接する面を持つ座を有する
    導体と、この導体の他方を絶縁外筒の他端面とで固定す
    る押さえ金具とから構成されることを特徴とする絶縁ガ
    ス封入開閉装置。
JP7169448A 1995-07-05 1995-07-05 絶縁ガス封入開閉装置 Pending JPH0923520A (ja)

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JP7169448A JPH0923520A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 絶縁ガス封入開閉装置

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JPH0923520A true JPH0923520A (ja) 1997-01-21

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JP (1) JPH0923520A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106329434A (zh) * 2015-07-03 2017-01-11 伊顿电力设备有限公司 固体绝缘筒
KR20200120455A (ko) * 2019-04-12 2020-10-21 양명주 일체형 특고압 수배전설비

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