JPH10164552A - ビデオオンデマンド送信装置及びビデオオンデマンド端末装置 - Google Patents

ビデオオンデマンド送信装置及びビデオオンデマンド端末装置

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Publication number
JPH10164552A
JPH10164552A JP31895396A JP31895396A JPH10164552A JP H10164552 A JPH10164552 A JP H10164552A JP 31895396 A JP31895396 A JP 31895396A JP 31895396 A JP31895396 A JP 31895396A JP H10164552 A JPH10164552 A JP H10164552A
Authority
JP
Japan
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video
program
transmission
demand
terminal device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31895396A
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English (en)
Inventor
Mikihiro Ouchi
幹博 大内
Ippei Jinno
一平 神野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH10164552A publication Critical patent/JPH10164552A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴者が好きな映像番組を任意の時刻にアク
セスし、希望の画質(圧縮率)と料金で番組を視聴でき
るビデオオンデマンドシステムを実現する。 【解決手段】 放送局においては、端末装置から伝送路
Lを通して伝送されたリクエスト信号を送受信手段10
9が受信し、圧縮信号蓄積手段105に蓄積された希望
のプログラムの圧縮符号化信号を読み出す。そして視聴
者の要求する圧縮率のデータを送受信手段109に出力
し、所定の周波数帯のチャンネルでQAM変調して伝送
路Lに出力する。課金管理手段108は、圧縮信号蓄積
手段105に蓄積されたプログラムを同一プログラムで
あっても圧縮率が異なれば別料金として課金管理を行
う。伝送されたデジタル信号はリクエスト元の端末装置
で受信され、希望する画質と料金でモニタに出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像のプログラム
を視聴者の要求に応じて送信するビデオオンデマンド送
信装置と、ビデオオンデマンド送信装置に対して特定の
プログラムを要求して受信再生するビデオオンデマンド
端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、視聴者の要求に応じて映像のプロ
グラムを提供するビデオオンデマンドシステムに対する
注目が急速に高まりつつある。以下図面を参照しなが
ら、従来のビデオオンデマンド送信装置(以下、送信装
置という)、及びビデオオンデマンド端末装置(以下、
端末装置という)について説明する。
【0003】図12は第1の従来例のビデオオンデマン
ドシステムにおける放送局側に設けられた送信装置80
0Aの構成例を示すブロック図である。図12において
送信装置800Aは、映像入力手段801と、MPEG
(Moving Picture Experts Group)2符号化手段803
を有する符号化手段802と、MPEG2記憶部805
を有する圧縮信号蓄積手段804と、送受信手段806
とを含んで構成される。送受信手段806は、多重化手
段807と、通信制御手段808と、デジタル変調部8
10とデジタル変復調部811と周波数多重/分離部8
12からなるデジタル変復調手段809とを有してい
る。送受信手段806は伝送路Lを介して映像及び音声
からなるプログラムの信号の送信を行うと共に、リクエ
スト情報及びメニュー情報からなる制御信号の送受信を
行う。
【0004】また、図13は従来のビデオオンデマンド
システムにおける端末装置900の構成例を示すブロッ
ク図である。図13において端末装置900は、送受信
手段901と、復号化手段908と、端末操作手段91
3と、モニタ912とを含んで構成される。送受信手段
901は、送受周波数制御部903とデジタル復調部9
04とデジタル変復調部905からなるデジタル変復調
手段902と、端末制御手段906と、多重分離手段9
07とを有している。復号化手段908は、MPEG2
復号化部910からなるMPEG伸張部909と、D/
A変換部911とを有している。端末操作手段913
は、I/O制御部914と、選択スイッチ915とを有
している。送受信手段901は伝送路Lを介して映像及
び音声からなるプログラムの信号を受信すると共に、リ
クエスト情報及びメニュー情報からなる制御信号の送受
信を行う。
【0005】以上のように構成された送信装置800A
と端末装置900の動作について説明する。なお、事前
に映像入力手段801から入力されたプログラムの映像
及び音声信号は符号化手段802に与えられ、MPEG
2符号化手段803によりデータが圧縮符号化され、M
PEG2記憶部805で記憶される。このようにアクセ
スが予想されるプログラムの映像及び音声信号がデジタ
ル信号形式で圧縮信号蓄積手段804に保存されている
ものとする。
【0006】図13において視聴者が受信装置900の
選択スイッチ915によりビデオオンデマンド・サービ
スのリクエストをすると、その情報はI/O制御部91
4を通して端末制御手段906に入力されて制御信号に
変換される。この制御信号はデジタル変復調部905に
おいてデジタル変調(例えば、QPSK:Quarternary
Phase Shift Keying)され、そのデジタル変調波は送受
周波数制御部903において所定のチャンネルの周波数
に変換される。そして変換された信号は伝送路Lを通し
て放送局の送信装置800Aに送信される。
【0007】送信装置800Aにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部812で抜き取られる。
ここで抜き取られたデジタル変調波は、デジタル変復調
部811においてデジタル復調(例えば、QPSK)さ
れ、ベースバンド信号に変換される。ベースバンド信号
に変換された制御信号は、通信制御手段808を通して
圧縮信号蓄積手段804に転送される。
【0008】圧縮信号蓄積手段804は端末装置900
の制御信号を解読し、端末装置900に対するビデオオ
ンデマンドのサービスのメニュー信号を通信制御手段8
08に出力する。このメニュー信号はデジタル変復調部
811においてデジタル変調(例えば、QPSK)さ
れ、周波数多重/分離部812において所定のチャンネ
ルの周波数に変換される。そして伝送路Lを通して端末
装置900に送信される。
【0009】端末装置900においては、伝送路Lを通
して伝送されたメニュー信号を含むチャンネルの周波数
成分が、送受周波数制御部903で抜き取られる。ここ
で抜き取られたデジタル変調波は、デジタル変復調部9
05においてデジタル復調(例えば、QPSK)され、
ベースバンド信号に変換される。ベースバンド信号に変
換されたメニュー信号は、端末制御手段906を通して
D/A変換部911に与えられ、ここでアナログ信号に
変換される。そしてモニタ912にメニュー画面が映し
出される。
【0010】視聴者は、モニタ912に映し出されたメ
ニュー画面を見ながら、選択スイッチ915により、視
聴したいプログラムをリクエストする。その情報は、I
/O制御部914を通して端末制御手段906に与えら
れ、制御信号に変換される。以下、サービスのリクエス
ト時と同様に、デジタル変復調部905、送受周波数制
御部903を通して伝送路Lに出力される。そして放送
局の送信装置800Aに送信される。
【0011】送信装置800Aにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部812で抜き取られる。
以下、サービスのリクエスト時と同様に、制御信号がデ
ジタル変復調部811、通信制御手段808を通して圧
縮信号蓄積手段804に転送される。圧縮信号蓄積手段
804は制御信号を解読し、特定された端末装置900
に対するプログラム信号をMPEG2記憶部805から
読み出す。
【0012】ここで読み出されたプログラム信号は、多
重化手段807においてMPEG2のトランスポート・
ストリーム(TS:Transport Stream)に多重化され
る。多重化されたMPEG2のTSはデジタル変調部8
10においてデジタル変調(例えば、QAM:Quadratu
re Amplitude Modulation )され、周波数多重/分離部
812において所定のチャンネルの周波数に変換され
る。変換された信号は伝送路Lを通して端末装置900
に送信される。
【0013】端末装置900においては、伝送路Lを通
して伝送されたMPEG2のTS(映像・音声信号)を
含むチャンネルの周波数成分が、送受周波数制御部90
3で抜き取られる。ここで抜き取られたデジタル変調波
はデジタル復調部904でデジタル復調(例えば、QA
M)され、ベースバンド信号に変換される。ベースバン
ド信号に変換されたTSは、多重分離手段907におい
てリクエストしたプログラムのパケットのみが分離さ
れ、パケット信号に再構成される。ここで再構成された
パケット信号はMPEG伸張部909に与えられ、MP
EG2復号化部910で伸張される。伸張されたデジタ
ルデータはD/A変換部911でアナログ信号に変換さ
れる。そしてモニタ912にリクエストしたプログラム
の映像が映し出される。
【0014】次に、従来のビデオオンデマンドシステム
のもう一つの例について、図14を参照しながら説明す
る。図14は第2の従来例のビデオオンデマンド方式に
おける放送局側の送信装置800Bの構成例を示すブロ
ック図である。図12の映像入力手段801と圧縮信号
蓄積手段804に代えて、原信号蓄積手段820が設け
られている。その他の構成は図12と同一であり、同一
部分は同じ符号を付けて説明を省略する。また、この例
における端末装置の構成は図13に示すものと同一とす
る。
【0015】このように構成された送信装置800Bと
端末装置900の動作を説明する。図14において、全
ての映像及び音声からなるプログラムはアナログ信号又
はデジタル信号形式で原信号蓄積手段820に保存され
ている。視聴者が端末装置900の選択スイッチ915
によりビデオオンデマンド・サービスのリクエストをす
ると、その情報はI/O制御部914を通して端末制御
手段906に入力され、制御信号に変換される。以下、
第1の従来例と同様に、その制御信号はデジタル変復調
部905、送受周波数制御部903を通して伝送路Lに
出力され、送信装置800Bに送信される。
【0016】送信装置800Bにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部812で抜き取られる。
ここで抜き取られたデジタル変調波(制御信号)はデジ
タル変復調部811においてデジタル復調(例えば、Q
PSK)され、ベースバンド信号に変換される。ベース
バンド信号に変換された制御信号は、通信制御手段80
8を通して原信号蓄積手段820に転送される。
【0017】原信号蓄積手段820では端末装置900
からの制御信号が解読され、端末装置900に対するビ
デオオンデマンドサービスのメニュー信号が出力され
る。このメニュー信号はデジタル信号に変換され、通信
制御手段808に与えられる。以下、第1の従来例と同
様に、通信制御手段808を通ったメニュー信号は、デ
ジタル変復調部811、周波数多重/分離部812を通
して伝送路Lに出力され、端末装置900に送信され
る。
【0018】端末装置900においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたメニュー信号を含むチャンネルの周
波数成分が、送受周波数制御部903で抜き取られる。
以下、第1の従来例と同様に、抜き取られたデジタル変
調波(メニュー信号)はデジタル変復調部905、端末
制御手段906を通してD/A変換部911に与えら
れ、ここでアナログ信号に変換される。そしてモニタ9
12にメニュー画面が映し出される。
【0019】視聴者は、モニタ912に映し出されたメ
ニュー画面を見ながら、選択スイッチ915により、視
聴したいプログラムをリクエストする。その情報は、I
/O制御部914を通して、端末制御手段906におい
て制御信号に変換され、以下、サービスのリクエスト時
と同様に、デジタル変復調部905、送受周波数制御部
903を通して伝送路Lに出力され、送信装置800B
に送信される。
【0020】送信装置800Bにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部812で抜き取られる。
以下、この制御信号はサービスのリクエスト時と同様
に、デジタル変復調部811、通信制御手段808を通
して原信号蓄積手段820に転送される。原信号蓄積手
段820においては端末装置900からの制御信号が解
読され、リクエストのあったプログラム信号が読み出さ
れる。原信号蓄積手段820から読み出された原信号
は、符号化手段802中のMPEG2符号化手段803
において圧縮符号化される。ここで圧縮符号化されたプ
ログラムは、多重化手段807においてMPEG2のT
Sに多重化され、以下、第1の従来例と同様に、多重化
されたMPEG2のTSは、デジタル変調部810、周
波数多重/分離部812を通して伝送路Lに出力され、
端末装置900に送信される。
【0021】端末装置900においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたMPEG2のTS(映像・音声信
号)が送受周波数制御部903に入力される。ここでは
TSを含むチャンネルの周波数成分が抜き取られる。以
下、第1の従来例と同様に、抜き取られたデジタル変調
波(映像・音声信号)はデジタル復調部904、多重分
離手段907、MPEG伸張部909、D/A変換部9
11に与えられ、アナログ信号に変換される。そしてモ
ニタ912にリクエストしたプログラムが映し出され
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上に示したように、
従来のビデオオンデマンドシステムにおいては、映像及
び音声のプログラムは1種類の圧縮率(例えば、MPE
G2)でしか圧縮符号化されず、どの視聴者に対して
も、同一プログラムであれば同一の画質(圧縮率)、同
一の料金での画一的なサービスしか行えなかった。
【0023】一方、MPEG2と同一のプログラムのデ
ータを、MPEG1により圧縮したデータをバックアッ
プとしてバックアップディスク装置に蓄積しておく。そ
して通常時にはMPEG2でサービスを行い、例えばM
PEG2のデータを蓄積しているディスク装置が故障し
た場合のみ、バックアップディスク装置からMPEG1
のデータを読み出すという方式のビデオオンデマンドシ
ステムが考案されている。(例えば、特開平8−194
585号公報)
【0024】しかし以上の各システムは、画質は普通程
度(例えば、MPEG1)でもいいから低料金でサービ
スを受けたいという視聴者からの要求に応じて、柔軟性
のあるきめの細かいビデオオンデマンド・サービスを提
供することができなかった。また端末装置のモニタによ
っては、解像度が高くないものがあり、このようなモニ
タに対してMPEG2の映像信号を与えても、MPEG
1の画質と変わらない。また視聴者がプログラムを一旦
蓄積媒体に記録する場合、記録装置のデータ転送レート
がMPEG2規格のレートを満たすことのできない場合
がある。このように端末装置側の受信条件に送信装置が
対応できないという問題点があった。
【0025】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、原信号を少なくとも2つ以上
の異なった圧縮率でデジタル圧縮可能な圧縮符号化を
し、同一プログラムであっても圧縮率が異なれば、別料
金として課金管理を行うことのできる課金管理手段又は
プログラム管理手段を備えたビデオオンデマンド送信装
置を実現することを第1の目的とする。そして視聴者か
らの要求に応じて、画質は普通程度でもいいから低料金
でサービスを受けることのできるビデオオンデマンド端
末装置を実現することを第2の目的とする。このように
柔軟性のあるきめの細かいサービスを行うビデオオンデ
マンドシステムを提供することを本発明の共通の目的と
する。
【0026】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本願の請求項1の発明は、視聴者の端末装置か
らの要求に基づき、特定のプログラムの映像及び音声信
号を前記端末装置に伝送するビデオオンデマンド送信装
置であって、複数のプログラムの映像及び音声信号を信
号源より入力する映像入力手段と、 前記映像入力手段
を介して入力された各プログラムの信号を少なくとも2
つ以上の異なった圧縮率で圧縮符号化する複数の符号化
手段と、前記符号化手段によって圧縮符号化された映像
及び音声のデータを蓄積する圧縮信号蓄積手段と、複数
のプログラム内容と圧縮符号化方法を示す送信メニュー
を送出すると共に、前記端末装置から送信されたメニュ
ー選択結果を含む制御信号を受信し、前記圧縮信号蓄積
手段に対してメニュー選択結果を与えて指定された圧縮
符号化の映像及び音声データを読み出し、そのデータを
前記端末装置に送信する送受信手段と、前記圧縮信号蓄
積手段から読み出されたプログラムに対して、圧縮符号
化方法に応じて課金管理を行う課金管理手段と、を具備
し、前記端末装置で前記メニューにより特定のプログラ
ムが選択されたとき、そのプログラムの映像及び音声信
号を指定された方法で圧縮符号化し、映像及び音声デー
タを前記端末装置に伝送することを特徴とするものであ
る。
【0027】また本願の請求項2記載の発明では、前記
送受信手段は、送受信データをデジタル変復調するデジ
タル変復調手段を含んで構成されることを特徴とするも
のである。
【0028】また本願の請求項3記載の発明では、前記
送受信手段は、送信すべき映像及び音声データと制御信
号をATMのセルに変換して送信し、受信したセルを制
御信号に分解するATM伝送手段を含んで構成されるこ
とを特徴とするものである。
【0029】また本願の請求項4記載の発明では、前記
符号化手段は、MPEG1の符号化を行うMPEG1符
号化手段と、MPEG2の符号化を行うMPEG2符号
化手段とを含んで構成されることを特徴とするものであ
る。
【0030】また本願の請求項5記載の発明は、請求項
1記載のビデオオンデマンド送信装置から送信された映
像及び音声データを受信してプログラムを再生するビデ
オオンデマンド端末装置であって、前記ビデオオンデマ
ンド送信装置に対してプログラムの選択結果及び前記プ
ログラムの圧縮符号化方法を示す制御信号を発生する端
末操作手段と、前記端末操作手段で生成された制御信号
を前記ビデオオンデマンド送信装置に対して送信すると
共に、前記ビデオオンデマンド送信装置から送信された
映像及び音声データ並びに送信メニューを受信する送受
信手段と、前記送受信手段で受信された映像及び音声デ
ータを復号伸長する復号化手段と、を具備することを特
徴とするものである。
【0031】また本願の請求項6記載の発明では、前記
送受信手段は、送受信データをデジタル変復調するデジ
タル変復調手段を含んで構成されることを特徴とするも
のである。
【0032】また本願の請求項7記載の発明では、前記
送受信手段は、送信すべき前記制御信号をATMのセル
に変換して送信し、受信したセルを制御信号と映像及び
音声データに分解するATM伝送手段を含んで構成され
ることを特徴とするものである。
【0033】また本願の請求項8記載の発明は、視聴者
の端末装置からの要求に基づき、特定のプログラムの映
像及び音声信号を前記端末装置に伝送するビデオオンデ
マンド送信装置であって、複数のプログラムの映像及び
音声信号を信号源より入力する映像入力手段と、前記映
像入力手段を介して入力された各プログラムの信号を少
なくとも2つ以上の異なった圧縮率で圧縮符号化する複
数の符号化手段と、前記符号化手段によって圧縮符号化
された映像及び音声のデータを蓄積する圧縮信号蓄積手
段と、複数のプログラム内容と圧縮符号化方法を示す送
信メニューを送出すると共に、前記端末装置から送信さ
れたメニュー選択結果を含む制御信号を受信し、前記圧
縮信号蓄積手段に対してメニュー選択結果を与えて指定
された圧縮符号化の映像及び音声データを読み出し、そ
のデータを前記端末装置に送信する送受信手段と、前記
圧縮信号蓄積手段から読み出されたプログラムに対し
て、圧縮符号化方法に応じて課金管理を行うと共に、各
プログラムのリクエスト回数及び圧縮符号化方法の指定
回数を管理し、その集計結果に応じて前記圧縮信号蓄積
手段における各プログラムの管理方法を変更するプログ
ラム管理手段と、を具備し、前記端末装置で前記メニュ
ーにより特定のプログラムが選択されたとき、そのプロ
グラムの映像及び音声信号を指定された方法で圧縮符号
化し、映像及び音声データを前記端末装置に伝送するこ
とを特徴とするものである。
【0034】また本願の請求項9記載の発明では、前記
プログラム管理手段は、各プログラムのリクエスト回数
の少ない方を優先して前記圧縮信号蓄積手段からプログ
ラムデータを消去することを特徴とするものである。
【0035】また本願の請求項10記載の発明では、前
記プログラム管理手段は、各プログラムのリクエスト回
数に応じて圧縮符号化方法別の料金を変更することを特
徴とするものである。
【0036】また本願の請求項11記載の発明では、前
記プログラム管理手段は、各プログラムのリクエスト回
数に応じて、前記圧縮信号蓄積手段からプログラムデー
タの消去順序を決定すると共に、各プログラムの圧縮符
号化方法毎の料金を変更することを特徴とするものであ
る。
【0037】また本願の請求項12記載の発明では、前
記送受信手段は、送受信データをデジタル変復調するデ
ジタル変復調手段を含んで構成されることを特徴とする
ものである。
【0038】また本願の請求項13記載の発明では、前
記送受信手段は、送信すべき映像及び音声データと制御
信号をATMのセルに変換して送信し、受信したセルを
制御信号に分解するATM伝送手段を含んで構成される
ことを特徴とするものである。
【0039】また本願の請求項14記載の発明では、前
記符号化手段は、MPEG1の符号化を行うMPEG1
符号化手段と、MPEG2の符号化を行うMPEG2符
号化手段とを含んで構成されることを特徴とするもので
ある。
【0040】また本願の請求項15記載の発明は、請求
項8記載のビデオオンデマンド送信装置から送信された
映像及び音声データを受信してプログラムを再生するビ
デオオンデマンド端末装置であって、前記ビデオオンデ
マンド送信装置に対してプログラムの選択結果及び前記
プログラムの圧縮符号化方法を示す制御信号を発生する
端末操作手段と、前記端末操作手段で生成された制御信
号を前記ビデオオンデマンド送信装置に対して送信する
と共に、前記ビデオオンデマンド送信装置から送信され
た映像及び音声データ並びに送信メニューを受信する送
受信手段と、前記送受信手段で受信された映像及び音声
データを復号伸長する復号化手段と、を具備することを
特徴とするものである。
【0041】また本願の請求項16記載の発明では、前
記送受信手段は、送受信データをデジタル変復調するデ
ジタル変復調手段を含んで構成されることを特徴とする
ものである。
【0042】また本願の請求項17記載の発明では、前
記送受信手段は、送信すべき前記制御信号をATMのセ
ルに変換して送信し、受信したセルを制御信号と映像及
び音声データに分解するATM伝送手段を含んで構成さ
れることを特徴とするものである。
【0043】また本願の請求項18記載の発明は、視聴
者の端末装置からの要求に基づき、特定のプログラムの
映像及び音声信号を前記端末装置に伝送するビデオオン
デマンド送信装置であって、複数のプログラムの映像及
び音声信号を蓄積する原信号蓄積手段と、前記原信号蓄
積手段から出力された各プログラムの信号を少なくとも
2つ以上の異なった圧縮率で圧縮符号化する複数の符号
化手段と、複数のプログラム内容と圧縮符号化方法を示
す送信メニューを送出すると共に、前記端末装置から送
信されたメニュー選択結果を含む制御信号を受信し、前
記符号化手段に対してメニュー選択結果を与えて指定さ
れた圧縮符号化の映像及び音声データを出力するよう指
示し、そのデータを前記端末装置に送信する送受信手段
と、前記符号化手段から出力されたプログラムに対し
て、圧縮符号化方法に応じて課金管理を行う課金管理手
段と、を具備し、前記端末装置で前記メニューにより特
定のプログラムが選択されたとき、そのプログラムの映
像及び音声信号を指定された方法で圧縮符号化し、映像
及び音声データを前記端末装置に伝送することを特徴と
するものである。
【0044】また本願の請求項19記載の発明では、前
記送受信手段は、送受信データをデジタル変復調するデ
ジタル変復調手段を含んで構成されることを特徴とする
ものである。
【0045】また本願の請求項20記載の発明では、前
記送受信手段は、送信すべき映像及び音声データと制御
信号をATMのセルに変換して送信し、受信したセルを
制御信号に分解するATM伝送手段を含んで構成される
ことを特徴とするものである。
【0046】また本願の請求項21記載の発明では、前
記符号化手段は、MPEG1の符号化を行うMPEG1
符号化手段と、MPEG2の符号化を行うMPEG2符
号化手段とを含んで構成されることを特徴とするもので
ある。
【0047】また本願の請求項22記載の発明は、請求
項18記載のビデオオンデマンド送信装置から送信され
た映像及び音声データを受信してプログラムを再生する
ビデオオンデマンド端末装置であって、前記ビデオオン
デマンド送信装置に対してプログラムの選択結果及び前
記プログラムの圧縮符号化方法を示す制御信号を発生す
る端末操作手段と、前記端末操作手段で生成された制御
信号を前記ビデオオンデマンド送信装置に対して送信す
ると共に、前記ビデオオンデマンド送信装置から送信さ
れた映像及び音声データ並びに送信メニューを受信する
送受信手段と、前記送受信手段で受信された映像及び音
声データを復号伸長する復号化手段と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0048】また本願の請求項23記載の発明は、前記
送受信手段は、送受信データをデジタル変復調するデジ
タル変復調手段を含んで構成されることを特徴とするも
のである。
【0049】また本願の請求項24記載の発明は、前記
送受信手段は、送信すべき前記制御信号をATMのセル
に変換して送信し、受信したセルを制御信号と映像及び
音声データに分解するATM伝送手段を含んで構成され
ることを特徴とするものである。
【0050】また本願の請求項25記載の発明は、視聴
者の端末装置からの要求に基づき、特定のプログラムの
映像及び音声信号を前記端末装置に伝送するビデオオン
デマンド送信装置であって、複数のプログラムの映像及
び音声信号を蓄積する原信号保持手段と、前記原信号保
持手段から出力された各プログラムの信号を少なくとも
2つ以上の異なった圧縮率で圧縮符号化する複数の符号
化手段と、前記符号化手段によって圧縮符号化された映
像及び音声のデータを蓄積する圧縮信号蓄積手段と、複
数のプログラム内容と圧縮符号化方法を示す送信メニュ
ーを送出すると共に、前記端末装置から送信されたメニ
ュー選択結果を含む制御信号を受信し、前記符号化手段
に対してメニュー選択結果を与えて指定された圧縮符号
化の映像及び音声データを出力するよう指示し、そのデ
ータを前記端末装置に送信する送受信手段と、前記圧縮
信号蓄積手段から読み出されたプログラムに対して、圧
縮符号化方法に応じて課金管理を行うと共に、各プログ
ラムのリクエスト回数及び圧縮符号化方法の指定回数を
管理し、その集計結果に応じて前記圧縮信号蓄積手段に
おける各プログラムの管理方法を変更するプログラム管
理手段と、を具備し、前記端末装置で前記メニューによ
り特定のプログラムが選択されたとき、そのプログラム
の映像及び音声信号を指定された方法で圧縮符号化し、
映像及び音声データを前記端末装置に伝送することを特
徴とするものである。
【0051】また本願の請求項26記載の発明では、前
記プログラム管理手段は、各プログラムのリクエスト回
数の少ない方を優先して前記圧縮信号蓄積手段からプロ
グラムデータを消去することを特徴とするものである。
【0052】また本願の請求項27記載の発明では、前
記プログラム管理手段は、各プログラムのリクエスト回
数に応じて圧縮符号化方法別の料金を変更することを特
徴とするものである。
【0053】また本願の請求項28記載の発明では、前
記プログラム管理手段は、各プログラムのリクエスト回
数に応じて、前記圧縮信号蓄積手段からプログラムデー
タの消去順序を決定すると共に、各プログラムの圧縮符
号化方法毎の料金を変更することを特徴とするものであ
る。
【0054】また本願の請求項29記載の発明では、前
記送受信手段は、送受信データをデジタル変復調するデ
ジタル変復調手段を含んで構成されることを特徴とする
ものである。
【0055】また本願の請求項30記載の発明では、前
記送受信手段は、送信すべき映像及び音声データと制御
信号をATMのセルに変換して送信し、受信したセルを
制御信号に分解するATM伝送手段を含んで構成される
ことを特徴とするものである。
【0056】また本願の請求項31記載の発明では、前
記符号化手段は、MPEG1の符号化を行うMPEG1
符号化手段と、MPEG2の符号化を行うMPEG2符
号化手段とを含んで構成されることを特徴とするもので
ある。
【0057】また本願の請求項32記載の発明は、請求
項25記載のビデオオンデマンド送信装置から送信され
た映像及び音声データを受信してプログラムを再生する
ビデオオンデマンド端末装置であって、前記ビデオオン
デマンド送信装置に対してプログラムの選択結果及び前
記プログラムの圧縮符号化方法を示す制御信号を発生す
る端末操作手段と、前記端末操作手段で生成された制御
信号を前記ビデオオンデマンド送信装置に対して送信す
ると共に、前記ビデオオンデマンド送信装置から送信さ
れた映像及び音声データ並びに送信メニューを受信する
送受信手段と、前記送受信手段で受信された映像及び音
声データを復号伸長する復号化手段と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0058】また本願の請求項33記載の発明では、前
記送受信手段は、送受信データをデジタル変復調するデ
ジタル変復調手段を含んで構成されることを特徴とする
ものである。
【0059】また本願の請求項34記載の発明では、前
記送受信手段は、送信すべき前記制御信号をATMのセ
ルに変換して送信し、受信したセルを制御信号と映像及
び音声データに分解するATM伝送手段を含んで構成さ
れることを特徴とするものである。
【0060】請求項1,5,8,15の構成によれば、
視聴者が端末操作手段により送信装置にリクエストをす
る場合、その情報は送受信手段において制御信号に変換
され、伝送路を通して送信装置に送信される。送信装置
においては、伝送路を通して伝送されてきた端末からの
制御信号が送受信手段において受信され、圧縮信号蓄積
手段に入力される。圧縮信号蓄積手段においては端末装
置からの制御信号が解読され、視聴者の要求するプログ
ラム及び圧縮率のデータが送受信手段に転送される。そ
して送受信手段によって伝送路を通して、その映像及び
音声データが端末装置に送信される。端末装置において
は、伝送路を通して伝送されてきた放送局からの映像及
び音声データが送受信手段において受信され、受信され
たデータは復号化手段において伸張され、リクエストし
たプログラムがリクエストした画質(圧縮率)でモニタ
に映し出される。
【0061】特に請求項1,5の構成によれば、圧縮信
号蓄積手段に蓄積されたデジタル信号は、事前に映像入
力手段から入力された映像及び音声信号をもとに、少な
くとも2つ以上の異なった圧縮率でデジタル圧縮可能な
符号化手段により生成され、少なくとも2つ以上の異な
った圧縮率でデジタル圧縮された各プログラムが圧縮信
号蓄積手段に記憶されている。さらに、課金管理手段
は、圧縮信号蓄積手段に蓄積されたプログラムを、同一
プログラムであっても圧縮率が異なれば別料金として課
金管理を行う。
【0062】以上の動作により、視聴者からの要求に応
じて、画質は普通程度でもいいから低料金でサービスを
受けることができ、柔軟性のあるきめの細かいビデオオ
ンデマンド・サービスを行うことができる。
【0063】特に請求項8,15の構成によれば、圧縮
信号蓄積手段に蓄積されたデジタル信号は、事前に映像
入力手段から入力された映像及び音声信号をもとに、少
なくとも2つ以上の異なった圧縮率でデジタル圧縮可能
な符号化手段により生成され、2つ以上の異なった圧縮
率でデジタル圧縮された各プログラムが圧縮信号蓄積手
段に記憶されている。
【0064】さらに、プログラム管理手段は、圧縮信号
蓄積手段に蓄積されたプログラムを、同一プログラムで
あっても圧縮率が異なれば別料金として課金管理を行う
と共に、各プログラムの圧縮率毎のリクエスト回数を管
理し、そのリクエスト回数の情報に応じて各プログラム
に関する管理を行う。
【0065】以上の動作により、プログラム管理手段に
おけるリクエスト回数情報に応じて、各プログラム毎
に、例えばリクエスト頻度の少ない圧縮率のデータを圧
縮信号蓄積手段から消去することにより、圧縮信号蓄積
手段の記憶部を効率的に運用することができる。
【0066】また請求項18,22,25,32の構成
によれば、視聴者が端末操作手段により送信装置にリク
エストする場合、その情報は送受信手段において制御信
号に変換され、伝送路を通して送信装置に送信される。
送信装置においては、伝送路を通して伝送されてきた端
末装置からの制御信号が送受信手段において受信され、
原信号蓄積手段又は原信号保持手段に転送される。原信
号蓄積手段においては端末装置からの制御信号が解読さ
れ、リクエストのあったプログラム信号が読み出され
る。そして読み出された原信号は符号化手段において、
視聴者の要求する圧縮率でデジタル圧縮される。デジタ
ル圧縮された映像及び音声データは送受信手段に伝送さ
れ、送受信手段によって伝送路を通して、その映像及び
音声データが端末装置に送信される。
【0067】端末装置においては、伝送路を通して伝送
されてきた送信装置からの映像及び音声データが送受信
手段において受信され、受信されたデータは復号化手段
において伸張され、リクエストしたプログラムがリクエ
ストした画質(圧縮率)でモニタに映し出される。
【0068】特に請求項18,22の構成によれば、課
金管理手段は、原信号蓄積手段に蓄積されたプログラム
を、同一プログラムであっても符号化手段で行う圧縮率
が異なれば別料金としてリクエストに応じて課金管理を
行う。
【0069】以上の動作により、視聴者からの要求に応
じて、画質は普通程度でもいいから低料金でサービスを
受けることができ、柔軟性のあるきめの細かいビデオオ
ンデマンド・サービスを行うことができる。さらに、事
前に映像入力手段から映像及び音声データを圧縮信号蓄
積手段に蓄積する作業を省略することができる。
【0070】特に請求項25,32の構成によれば、伝
送路を通して伝送されてきた端末装置からの制御信号が
送受信手段において受信され、圧縮信号蓄積手段及び原
信号保持手段に伝送される。圧縮信号蓄積手段及び原信
号保持手段においては端末装置からの制御信号が解読さ
れ、圧縮信号蓄積手段に蓄積されているプログラムがリ
クエストされた場合には、圧縮信号蓄積手段から視聴者
の要求するプログラム及び圧縮率のデータが送受信手段
に伝送される。また原信号保持手段に蓄積されているプ
ログラムがリクエストされた場合には、原信号保持手段
から視聴者の要求するプログラムが読み出され、読み出
された原信号は符号化手段において視聴者の要求する圧
縮率でデジタル圧縮されて送受信手段に伝送される。送
受信手段に伝送された映像及び音声データは伝送路を通
して、端末装置に送信される。
【0071】端末装置においては、伝送路を通して伝送
されてきた放送局からの映像・音声データが送受信手段
において受信され、受信されたデータは復号化手段にお
いて伸張され、リクエストしたプログラムがリクエスト
した画質(圧縮率)でモニタに映し出される。
【0072】以上の動作により、視聴者からの要求に応
じて、画質は普通程度でもいいから低料金でサービスを
受けることができ、柔軟性のあるきめの細かいビデオオ
ンデマンド・サービスを行うことができる。さらに、プ
ログラム管理手段におけるリクエスト回数の情報に応じ
て、各プログラム毎に、例えばリクエスト頻度の少ない
圧縮率のデータを圧縮信号蓄積手段から消去することに
より、圧縮信号蓄積手段の記憶部を効率的に運用するこ
とができ、圧縮信号蓄積手段から消去されたデータ(プ
ログラム及び、圧縮率)がリクエストされた場合には、
原信号保持手段から読み出されたデータを、符号化手段
においてリクエストに応じた圧縮率の符号化を行うこと
により、引き続きサービスを継続することができる。
【0073】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の第1の実施の形態におけるビ
デオオンデマンド送信装置及びビデオオンデマンド端末
装置について図面を参照しながら説明する。図1は本実
施の形態のビデオオンデマンドシステムにおける放送局
側の送信装置100の構成を示すブロック図であり、従
来例と同一部分は同一の名称を付けて説明する。
【0074】送信装置100は、映像入力手段101
と、MPEG1符号化手段103及びMPEG2符号化
手段104を有する符号化手段102と、MPEG1記
憶部106及びMPEG2記憶部107を有する圧縮信
号蓄積手段105と、課金管理手段108と、送受信手
段109とを含んで構成される。送受信手段109は、
多重化手段110と、通信制御手段111と、デジタル
変調部113とデジタル変復調部114と周波数多重/
分離部115からなるデジタル変復調手段112とを有
している。送受信手段109は伝送路Lを介して映像及
び音声信号の送信と、制御信号の送受信とを行う。
【0075】また、図2は第1の実施の形態のビデオオ
ンデマンドシステムにおける端末装置200の構成を示
すブロック図であり、従来例と同一部分は同一の名称を
付けて説明する。端末装置200は、送受信手段201
と、復号化手段208と、端末操作手段214と、モニ
タ213とを含んで構成される。送受信手段201は、
送受周波数制御部203とデジタル復調部204とデジ
タル変復調部205からなるデジタル変復調手段202
と、端末制御手段206と、多重分離手段207とを有
している。
【0076】復号化手段208は、MPEG1復号化部
210及びMPEG2復号化部211からなるMPEG
伸張部209と、D/A変換部212とを有している。
端末操作手段214は、I/O制御部215と、選択ス
イッチ216とを有している。送受信手段201は伝送
路Lを介して映像及び音声信号を受信すると共に、制御
信号の送受信を行う。
【0077】以上のように構成された送信装置100と
端末装置200の動作について説明する。なお、事前に
映像入力手段101から入力された複数のプログラムに
おける映像及び音声信号は符号化手段102に与えら
れ、MPEG1符号化手段103及びMPEG2符号化
手段104により夫々圧縮符号化され、MPEG1記憶
部106及びMPEG2記憶部107に記憶される。こ
のようにリクエストの多いプログラムが複数の圧縮符号
化によりデジタル信号形式で圧縮信号蓄積手段105に
保存されているものとする。
【0078】視聴者が端末装置200の選択スイッチ2
16によりビデオオンデマンド・サービスのリクエスト
をする。その情報はI/O制御部215を通して端末制
御手段206に与えられ、制御信号に変換される。この
制御信号はデジタル変復調部205においてデジタル変
調(例えば、QPSK)され、そのデジタル変調波は送
受周波数制御部203で所定のチャンネルの周波数に変
換される。そして伝送路Lを通して放送局の送信装置1
00に送信される。
【0079】送信装置100では、伝送路Lを通して伝
送されてきた端末装置200の制御信号を含むチャンネ
ルの周波数成分が、周波数多重/分離部115で抜き取
られる。ここで抜き取られたデジタル変調波はデジタル
変復調部114でデジタル復調(例えば、QPSK)さ
れ、ベースバンド信号に変換される。ベースバンド信号
に変換された制御信号は、通信制御手段111を通して
圧縮信号蓄積手段105に転送される。
【0080】圧縮信号蓄積手段105では制御信号が解
読され、端末装置200に対するビデオオンデマンドサ
ービスのメニュー信号が通信制御手段111に出力され
る。通信制御手段111を通ったメニュー信号はデジタ
ル変復調部114においてデジタル変調(例えば、QP
SK)される。この信号は周波数多重/分離部115に
おいて所定のチャンネルの周波数に変換され、伝送路L
を通して端末装置200に送信される。
【0081】端末装置200においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたメニュー信号を含むチャンネルの周
波数成分が、送受周波数制御部203で抜き取られる。
ここで抜き取られたデジタル変調波はデジタル変復調部
205においてデジタル復調(例えば、QPSK)さ
れ、ベースバンド信号に変換される。ベースバンド信号
に変換された放送局からのメニュー信号は、端末制御手
段206を通してD/A変換部212に与えられ、アナ
ログ信号に変換される。そしてモニタ213にメニュー
画面が映し出される。
【0082】視聴者は、モニタ213に映し出されたメ
ニュー画面を見ながら、選択スイッチ216により、視
聴したいプログラムをリクエストする。モニタ213に
映し出されるメニュー画面の一例を図3に示す。視聴者
は、このようなメニュー画面を見ながら、希望するプロ
グラムの希望する画質(圧縮率)をリクエストする。図
3の場合では、(1)がMPEG2の画質(料金:50
0円)であり、(2)がMPEG1の画質(料金:30
0円)である。視聴者がリクエストした情報、即ちプロ
グラム及び画質は、I/O制御部215を通して端末制
御手段206に与えられ、ここで制御信号に変換され
る。以下、サービスのリクエスト時と同様に、デジタル
変復調部205、送受周波数制御部203、伝送路Lを
通して選択結果が送信装置100に送信される。
【0083】送信装置100においては、伝送路Lを通
して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波数
成分が、周波数多重/分離部115で抜き取られる。以
下、サービスのリクエスト時と同様に、デジタル変復調
部114、通信制御手段111を通して制御信号が圧縮
信号蓄積手段105に転送される。圧縮信号蓄積手段1
05においては端末装置200からの制御信号が解読さ
れる。そしてリクエストのあった視聴者の希望するプロ
グラム及び圧縮率の信号が、MPEG1記憶部106又
はMPEG2記憶部107から読み出される。
【0084】ここで読み出されたプログラムの信号は、
多重化手段110においてMPEGのストリームに多重
化される。多重化されたMPEGのストリームはデジタ
ル変調部113においてデジタル変調(例えば、QA
M)され、周波数多重/分離部115において所定のチ
ャンネルの周波数に変換され、伝送路Lを通して端末装
置200に送信される。
【0085】端末装置200においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたMPEGのストリーム(映像・音声
信号)を含むチャンネルの周波数成分が、送受周波数制
御部203で抜き取られる。ここで抜き取られたデジタ
ル変調波はデジタル復調部204においてデジタル復調
(例えば、QAM)され、ベースバンド信号に変換され
る。ベースバンド信号に変換されたストリームは多重分
離手段207において自端末がリクエストしたプログラ
ムのパケットのみが分離され、パケット信号に再構成さ
れる。再構成されたパケット信号はMPEG伸張部20
9に送られ、パケットのヘッダにより、そのパケットが
MPEG1か、又はMPEG2かが識別される。識別後
はMPEG1復号化部210又はMPEG2復号化部2
11において伸張され、伸張されたデジタルデータはD
/A変換部212においてアナログ信号に変換される。
そしてモニタ213にリクエストしたプログラムがリク
エストした画質(圧縮率)で映し出される。
【0086】なお、MPEG1及びMPEG2に従って
圧縮符号化されたプログラムが、MPEG1記憶部10
6及びMPEG2記憶部107に記憶されているが、課
金管理手段108はどちらのデータが送信されたかを識
別し、同一プログラムであっても圧縮率が異なれば、M
PEG1とMPEG2とは別料金として課金管理を行
う。
【0087】以上のように本実施の形態によれば、放送
局側において、複数のプログラムをMPEG1及びMP
EG2の2つの異なった圧縮率で記憶し、同一プログラ
ムであっても圧縮率が異なれば、別料金として課金管理
を行うようにしている。こうすることにより、視聴者は
好きなときに好きなプログラムを、希望する画質(圧縮
率)と料金でビデオオンデマンド・サービスを受けるこ
とができる。また放送局側は柔軟性のある、きめの細か
いビデオオンデマンド・サービスを提供することができ
る。尚ここでは2種類の画質をMPEG1,MPEG2
として記憶させているが、他の形式の情報記録方法を用
いてもよく、又3種類以上の画質の情報を保持し、任意
に選択できるようにしてもよい。
【0088】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態におけるビデオオンデマンド送信装置及びビデオオン
デマンド端末装置について図面を参照しながら説明す
る。図4は本実施の形態のビデオオンデマンドシステム
における放送局側の送信装置300の構成を示すブロッ
ク図であり、第1の実施の形態と同一部分は同一の名称
を付けて説明する。
【0089】送信装置300は、映像入力手段101
と、MPEG1符号化手段103及びMPEG2符号化
手段104を有する符号化手段102と、MPEG1記
憶部106及びMPEG2記憶部107を有する圧縮信
号蓄積手段105と、課金管理手段108と、送受信手
段109とを含んで構成される。送受信手段109は、
通信制御手段111と、ATMセル変換部302とAT
Mセル変換/分解部303とATM多重/分離部304
からなるATM伝送手段301とを有している。ATM
伝送手段301は非同期転送モード(Asynchronous Tra
nsfer Mode)でデータを伝送をする手段である。送受信
手段109は伝送路Lを介して映像及び音声信号の送信
を行うと共に、制御信号の送受信を行う。
【0090】また、図5は第2の実施の形態の端末装置
400の構成を示すブロック図であり、第1の実施の形
態と同一部分は同一の名称を付けて説明する。端末装置
400は、送受信手段201と、復号化手段208と、
端末操作手段214と、モニタ213とを含んで構成さ
れる。送受信手段201は、ATMセル分解部402と
ATMセル変換部403からなるATM伝送手段401
と、端末制御手段206と、MPEGパケット再構成部
404とを有している。
【0091】復号化手段208は、MPEG1復号化部
210及びMPEG2復号化部211からなるMPEG
伸張部209と、D/A変換部212とを有している。
端末操作手段214は、I/O制御部215と、選択ス
イッチ216とを有している。送受信手段201は伝送
路Lを介して映像及び音声信号を受信すると共に、制御
信号の送受信を行う。
【0092】以上のように構成された送信装置300と
端末装置400の動作について説明する。なお、事前に
映像入力手段101から入力された複数のプログラムに
おける映像及び音声信号は、符号化手段102に与えら
れ、MPEG1符号化手段103及びMPEG2符号化
手段104により圧縮符号化される。そしてこれらのデ
ータはMPEG1記憶部106及びMPEG2記憶部1
07に記憶される。このようにリクエストの多いプログ
ラムが複数の圧縮符号化によりデジタル信号形式で圧縮
信号蓄積手段105に保存されているものとする。
【0093】視聴者が端末装置400の選択スイッチ2
16によりビデオオンデマンド・サービスのリクエスト
をすると、その情報はI/O制御部215を通して、端
末制御手段206に与えられ、制御信号に変換される。
この制御信号はATM伝送手段401に与えられ、AT
Mセル変換部403でATMのセルに変換される。そし
てATMのセルは、仮想パス識別子(VPI:Virtual
Path Identifier )と仮想チャネル識別子(VCI:Vi
rtual Channel Identifier)が付加されて、伝送路Lに
出力される。こうしてATMのセルが放送局の送信装置
300に送信される。
【0094】送信装置300おいては、伝送路Lを通し
て伝送されてきた制御信号を含むセルが、ATM多重/
分離部304に入力される。ATM多重/分離部304
は、セルのヘッダ(VPI、VCI)を見てどの端末装
置からのセルかを認識し、特定のATMのセルを抜き取
る。抜き取られたATMのセルはATMセル変換/分解
部303に入力され、デジタルのストリームに変換され
る。デジタルのストリームに変換された制御信号は、通
信制御手段111を通して圧縮信号蓄積手段105に転
送され、制御信号が解読される。次に特定された端末装
置400に対してビデオオンデマンド・サービスのメニ
ュー信号が圧縮信号蓄積手段105から読み出され、通
信制御手段111に出力される。
【0095】通信制御手段111を通ったメニュー信号
はATMセル変換/分解部303に入力され、ATMの
セルに変換される。そしてATM多重/分離部304に
おいてVPI、VCIが付加され、ATMのセルが伝送
路Lに出力される。送信されたATMのセルは、伝送路
Lの途中に備えられた図示しないATMノードに入力さ
れる。
【0096】ATMノードは、例えばビルや集合住宅の
ような建物単位で設置され、各建物内の夫々の宅内に必
要とするセルを分配する機能を有している。ATMノー
ドでは、セルのヘッダ(VPI、VCI)によってどの
端末装置に送信されるメニュー信号かが認識され、スイ
ッチングによりリクエストのあった端末装置400に送
信される。
【0097】端末装置400においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたセルがATM伝送手段401中のA
TMセル分解部402に入力され、デジタルのストリー
ムに変換される。デジタルのストリームに変換されたメ
ニュー信号は、端末制御手段206を通してD/A変換
部212に入力されてアナログ信号に変換される。そし
てモニタ213にメニュー画面が映し出される。
【0098】視聴者は、図3のようにモニタ213に映
し出されたメニュー画面を見ながら、選択スイッチ21
6により、視聴したいプログラムと希望する画質(圧縮
率)をリクエストする。視聴者がリクエストした情報
(プログラム及び画質)は、I/O制御部215を通し
て端末制御手段206に与えられ、制御信号に変換され
る。以下、サービスのリクエスト時と同様に、リクエス
ト情報がATMセル変換部403によりセルに変換さ
れ、VPIとVCIが付加されて伝送路Lに出力され
る。ATMのセルはATMノードを介して放送局の送信
装置300に送信される。尚、ATMノードは、送信装
置にセルを送信する場合、VPIとVCIによるセルの
識別を行わない。
【0099】送信装置300においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたリクエスト情報を含むセルが、AT
M多重/分離部304に入力される。ATM多重/分離
部304は、セルのヘッダ(VPI、VCI)を見てど
の端末装置からのセルかを認識する。識別されたATM
のセルは、ATMセル変換/分解部303に入力され、
デジタルのストリームに変換される。以下、サービスの
リクエスト時と同様に、通信制御手段111を通して制
御信号が圧縮信号蓄積手段105に転送される。
【0100】圧縮信号蓄積手段105では制御信号が解
読され、視聴者が希望するプログラム及び圧縮率の信号
がMPEG1記憶部106又はMPEG2記憶部107
から読み出される。ここで読み出されたプログラムの信
号は、ATMセル変換部302でATMのセルに変換さ
れ、ATM多重/分離部304でVPI、VCIが付加
されて多重されて伝送路Lに出力される。送信されたA
TMのセルは、伝送路Lの途中に備えられたATMノー
ドにおいて、セルのヘッダ(VPI、VCI)によって
どの端末装置に送信されるセルかが認識され、スイッチ
ングによりリクエストのあった端末装置400に送信さ
れる。
【0101】端末装置400においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたセルがATM伝送手段401中のA
TMセル分解部402に入力され、デジタルのストリー
ムに変換される。そしてMPEGパケット再構成部40
4においてMPEGパケット信号に再構成され、MPE
G伸張部209に入力される。ここではパケットのヘッ
ダにより、そのパケットがMPEG1又はMPEG2で
あることが認識されると、MPEG1復号化部210又
はMPEG2復号化部211においてデータが伸張され
る。そして伸張されたデジタルデータはD/A変換部2
12においてアナログ信号に変換される。そしてモニタ
213にリクエストしたプログラムがリクエストした画
質(圧縮率)で映し出される。
【0102】なお、課金管理手段108は、第1の実施
の形態と同様に、圧縮信号蓄積手段105に蓄積された
プログラムを、同一プログラムであっても圧縮率が異な
れば(MPEG1、2)別料金として課金管理を行う。
【0103】以上のように本実施の形態例によれば、複
数の圧縮率でプログラムを蓄積する圧縮信号蓄積手段1
05と、同一プログラムであっても圧縮率が異なれば
(MPEG1、2)別料金として課金管理を行う課金管
理手段108とを備えることにより、視聴者は好きなと
きに好きなプログラムを、希望する画質(圧縮率)と料
金でビデオオンデマンド・サービスを受けることができ
る。また、放送局側は柔軟性のある、きめの細かいビデ
オオンデマンド・サービスを提供することができる。
【0104】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態におけるビデオオンデマンド送信装置及びビデオオン
デマンド端末装置について図面を参照しながら説明す
る。図6は本実施の形態のビデオオンデマンドシステム
における放送局側の送信装置500Aの構成を示すブロ
ック図であり、第1の実施の形態と同一部分は同一の名
称を付けて説明する。
【0105】送信装置500Aは、映像入力手段101
と、MPEG1符号化手段103及びMPEG2符号化
手段104を有する符号化手段102と、MPEG1記
憶部106及びMPEG2記憶部107を有する圧縮信
号蓄積手段105と、リクエスト回数管理部502及び
課金管理部503を有するプログラム管理手段501
と、送受信手段109とを含んで構成される。送受信手
段109は、多重化手段110と、通信制御手段111
と、デジタル変調部113とデジタル変復調部114と
周波数多重/分離部115とからなるデジタル変復調手
段112を有している。送受信手段109は伝送路Lを
介して映像及び音声信号を送信すると共に、制御信号の
送受信を行う。尚、端末装置の構成は図2に示す端末装
置200と同一とする。
【0106】以上のように構成された送信装置500A
と端末装置200の動作について説明する。なお、事前
に映像入力手段101から入力された複数のプログラム
の映像・音声信号は符号化手段102に与えられ、MP
EG1符号化手段103及びMPEG2符号化手段10
4により圧縮符号化され、MPEG1記憶部106及び
MPEG2記憶部107に記憶される。このようにリク
エストの多いプログラムが複数の圧縮符号化によりデジ
タル信号形式で圧縮信号蓄積手段105に保存されてい
るものとする。
【0107】視聴者が端末装置200の選択スイッチ2
16によりビデオオンデマンド・サービスのリクエスト
をすると、その情報はI/O制御部215を通して端末
制御手段206に入力され、制御信号に変換される。以
下、第1の実施の形態と同様に、その制御信号はデジタ
ル変復調部205、送受周波数制御部203を通して伝
送路Lに出力される。
【0108】送信装置500Aにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部115で抜き取られる。
以下、第1の実施の形態と同様に、抜き取られたデジタ
ル変調波(制御信号)はデジタル変復調部114、通信
制御手段111を通して圧縮信号蓄積手段105に転送
される。そして圧縮信号蓄積手段105においては制御
信号が解読され、端末装置200に対するビデオオンデ
マンドサービスのメニュー信号が通信制御手段111に
出力される。以下、第1の実施の形態と同様に、通信制
御手段111を通ったメニュー信号は、デジタル変復調
部114、周波数多重/分離部115を通して伝送路L
に出力される。
【0109】端末装置200においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたメニュー信号を含むチャンネルの周
波数成分が、送受周波数制御部203で抜き取られる。
以下、第1の実施の形態と同様に、抜き取られたデジタ
ル変調波(メニュー信号)はデジタル変復調部205、
端末制御手段206を通してD/A変換部212に与え
られ、アナログ信号に変換される。そしてモニタ213
にメニュー画面が映し出される。
【0110】視聴者は、図3のようにモニタ213に映
し出されたメニュー画面を見ながら、選択スイッチ21
6により、視聴したいプログラムの希望する画質(圧縮
率)をリクエストする。視聴者がリクエストした情報
(プログラム及び画質)は、I/O制御部215を通し
て、端末制御手段206に与えられ、制御信号に変換さ
れる。以下、サービスのリクエスト時と同様に、その制
御信号はデジタル変復調部205、送受周波数制御部2
03を通して伝送路Lに出力され、放送局の送信装置5
00Aに送信される。
【0111】送信装置500Aにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部115で抜き取られる。
以下、サービスのリクエスト時と同様に、デジタル変復
調部114、通信制御手段111を通して制御信号が圧
縮信号蓄積手段105に転送される。圧縮信号蓄積手段
105では制御信号が解読され、端末装置200からリ
クエストのあった視聴者が希望するプログラム及び圧縮
率の信号が、MPEG1記憶部106又はMPEG2記
憶部107から読み出される。
【0112】読み出されたプログラムの信号は多重化手
段110でMPEGのストリームに多重化される。以
下、第1の実施の形態と同様に、多重化されたMPEG
のストリームはデジタル変調部113、周波数多重/分
離部115を通して伝送路Lに出力される。
【0113】端末装置200においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたMPEGのストリーム(映像・音声
信号)を含むチャンネルの周波数成分が、送受周波数制
御部203で抜き取られる。以下、第1の実施の形態と
同様に、抜き取られたデジタル変調波(映像・音声信
号)はデジタル復調部204、多重分離手段207、M
PEG伸張部209を通してD/A変換部212に与え
られ、アナログ信号に変換される。そしてモニタ213
にリクエストしたプログラムがリクエストした画質(圧
縮率)で映し出される。
【0114】プログラム管理手段501の課金管理部5
03では、圧縮信号蓄積手段105に蓄積されたプログ
ラムを、同一プログラムであっても圧縮率が異なれば
(MPEG1、2)別料金として課金管理を行う。更に
リクエスト回数管理部502では、各プログラムの圧縮
率毎のリクエスト回数を管理する。例えば、各プログラ
ムにおいて、MPEG1とMPEG2に対するリクエス
ト回数の比が、予め決めていたスレッショルド値を超え
た場合に、そのプログラムをMPEG1で圧縮したデー
タ又はMPEG2で圧縮したデータの内、リクエスト回
数の少ない方のデータを消去する指示を圧縮信号蓄積手
段105に与える。そしてリクエスト回数の少ない方の
データを圧縮信号蓄積手段105から消去する。
【0115】または、リクエスト回数管理部502は、
例えば各プログラムのMPEG1とMPEG2に対する
リクエスト回数の比が、予め決めていたスレッショルド
値を超えた場合に、そのプログラムをMPEG1で圧縮
したデータ、又はMPEG2で圧縮したデータの内、リ
クエスト回数の少ない方のプログラムの料金を下げる指
示を課金管理部503に与える。このように該当する圧
縮率(MPEG1、2)のプログラムの料金を変更して
管理するようにしてもよい。または、リクエスト回数管
理部502は、上述の2つの処理(プログラムの消去、
料金の変更)を組み合わせるようにしてもよい。
【0116】以上のように本実施の形態によれば、放送
局側において、複数のプログラムをMPEG1及びMP
EG2の2つの異なった圧縮率で蓄積する圧縮信号蓄積
手段105と、同一プログラムであっても圧縮率が異な
れば(MPEG1、2)別料金として課金管理をし、各
プログラムのリクエスト回数の情報に応じて各プログラ
ムに関する処理(例えば、プログラムの消去、料金の変
更)を行うプログラム管理手段501とを備えることに
より、視聴者は好きなときに好きなプログラムを、希望
する画質(圧縮率)と料金でビデオオンデマンド・サー
ビスを受けることができる。また放送局側は、柔軟性の
ある、きめの細かいビデオオンデマンド・サービスを提
供することができる。さらに、圧縮信号蓄積手段105
の記憶部を効率的に運用し、各プログラムの圧縮率毎の
料金を変更することにより、視聴者の需要に合わせた料
金体系での経済効率の高いビデオオンデマンド・サービ
スを運用することができる。
【0117】(実施の形態4)本発明の第4の実施の形
態におけるビデオオンデマンド送信装置及びビデオオン
デマンド端末装置について図面を参照しながら説明す
る。図7は本実施の形態のビデオオンデマンドシステム
における放送局側の送信装置500Bの構成を示すブロ
ック図であり、第2及び第3の実施の形態と同一部分は
同一の名称を付けて説明する。
【0118】送信装置500Bは、映像入力手段101
と、MPEG1符号化手段103及びMPEG2符号化
手段104を有する符号化手段102と、MPEG1記
憶部106及びMPEG2記憶部107を有する圧縮信
号蓄積手段105と、リクエスト回数管理部502及び
課金管理部503を有するプログラム管理手段501
と、送受信手段109とを含んで構成される。送受信手
段109は、通信制御手段111と、ATMセル変換部
302とATMセル変換/分解部303とATM多重/
分離部304とからなるATM伝送手段301とを有し
ている。ATM伝送手段301は非同期転送モードでデ
ータを伝送する手段である。送受信手段109は伝送路
Lを介して映像及び音声信号を送信すると共に、制御信
号の送受信を行う。尚、端末装置の構成は図5に示す端
末装置400と同一とする。
【0119】以上のように構成された送信装置500B
と端末装置400の動作について説明する。なお、事前
に映像入力手段101から入力された複数のプログラム
の映像及び音声信号は符号化手段102に与えられ、M
PEG1符号化手段103及びMPEG2符号化手段1
04により圧縮符号化され、MPEG1記憶部106及
びMPEG2記憶部107に記憶される。このようにリ
クエストの多いプログラムが複数の圧縮符号化によりデ
ジタル信号形式で圧縮信号蓄積手段105に保存されて
いるものとする。
【0120】視聴者が端末装置400の選択スイッチ2
16によりビデオオンデマンド・サービスのリクエスト
をすると、その情報はI/O制御部215を通して、端
末制御手段206において制御信号に変換される。以
下、第2の実施の形態と同様に、その制御信号はATM
セル変換部403でATMのセルに変換され、VPIと
VCIが付加されて伝送路Lに出力される。送信された
ATMのセルはATMノードを介して放送局の送信装置
500Bに送信される。
【0121】送信装置500Bにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むセルが、ATM多
重/分離部304に入力される。ATM多重/分離部3
04は、セルのヘッダ(VPI、VCI)を見てどの端
末装置からのセルかを認識する。識別されたATMのセ
ルはATMセル変換/分解部303に入力され、デジタ
ルのストリームに変換される。デジタルのストリームに
変換された制御信号は、通信制御手段111を通して圧
縮信号蓄積手段105に転送される。圧縮信号蓄積手段
105において制御信号が解読される。そして特定され
た端末装置400に対するビデオオンデマンド・サービ
スのメニュー信号が読み出され、通信制御手段111に
出力される。
【0122】以下、第2の実施の形態と同様に、通信制
御手段111を通ったメニュー信号はATMセル変換/
分解部303でATMのセルに変換される。そしてAT
M多重/分離部304においてVPI、VCIが付加さ
れて多重され、伝送路LにATMのセルが出力される。
送信されたATMのセルは、伝送路Lの途中に設けたA
TMノードにおいて、セルのヘッダ(VPI、VCI)
によってどの端末装置に送信されるものかが認識され
る。そしてATMノードでスイッチングが行われて、リ
クエストのあった端末装置400に送信される。
【0123】端末装置400においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたセルが、ATMセル分解部402で
デジタルのストリームに変換される。以下、第2の実施
の形態と同様に、デジタルのストリームに変換された放
送局からのメニュー信号は、端末制御手段206を通し
てD/A変換部212に与えられてアナログ信号に変換
される。そしてモニタ213にメニュー画面が映し出さ
れる。
【0124】視聴者は、モニタ213に映し出されたメ
ニュー画面を見ながら、選択スイッチ216により、視
聴したいプログラムの希望する画質(圧縮率)をリクエ
ストする。視聴者がリクエストした情報(プログラム及
び画質)は、I/O制御部215を通して、端末制御手
段206において制御信号に変換される。以下、サービ
スのリクエスト時と同様に、ATMセル変換部403で
ATMのセルに変換され、VPIとVCIが付加されて
伝送路Lに出力される。送信されたATMのセルはAT
Mノードを介して放送局の送信装置500Bに送信され
る。
【0125】送信装置500Bにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた端末装置400からのリクエスト
情報を含むセルがATM多重/分離部304に入力され
る。ATM多重/分離部304は、セルのヘッダ(VP
I、VCI)を見てどの端末装置からのセルかを認識す
る。識別されたATMのセルはATMセル変換/分解部
303に入力され、デジタルのストリームに変換され
る。以下、サービスのリクエスト時と同様に、通信制御
手段111を通して制御信号が圧縮信号蓄積手段105
に転送される。
【0126】圧縮信号蓄積手段105においては制御信
号が解読され、視聴者が希望するプログラム及び圧縮率
の信号がMPEG1記憶部106又はMPEG2記憶部
107から読み出される。以下、第2の実施の形態と同
様に、読み出されたプログラムの信号は、ATMセル変
換部302でATMのセルに変換される。ATM多重/
分離部304ではVPI、VCIが付加されて多重さ
れ、ATMのセルが伝送路Lに出力される。送信された
ATMのセルは、伝送路Lの途中に備えられたATMノ
ードにおいて、セルのヘッダ(VPI、VCI)によっ
てどの端末装置に送信される信号かが認識される。そし
てスイッチングが行われて、リクエストのあった端末装
置400に送信される。
【0127】端末装置400においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたセルがATMセル分解部402に入
力され、デジタルのストリームに変換される。そしてM
PEGパケット再構成部404においてMPEGパケッ
ト信号に再構成され、MPEG伸張部209に入力され
る。ここではパケットのヘッダにより、そのパケットが
MPEG1又はMPEG2であることが認識されると、
MPEG1復号化部210又はMPEG2復号化部21
1においてデータが伸張される。そして伸張されたデジ
タルデータはD/A変換部212においてアナログ信号
に変換される。そしてモニタ213にリクエストしたプ
ログラムがリクエストした画質(圧縮率)で映し出され
る。
【0128】以上のように本実施の形態によれば、放送
局側において、複数のプログラムをMPEG1及びMP
EG2の2つの異なった圧縮率でプログラムを圧縮信号
蓄積手段105で蓄積する。そしてプログラム管理手段
501において、同一プログラムであっても圧縮率が異
なれば(MPEG1、2)別料金として課金管理を行う
とともに、各プログラムの圧縮率毎のリクエスト回数を
管理し、そのリクエスト回数の情報に応じて各プログラ
ムに関する処理(例えば、プログラムの消去、料金の変
更)を行うようにしている。こうすることにより、視聴
者は好きなときに好きなプログラムを、希望する画質
(圧縮率)と料金でビデオオンデマンド・サービスを受
けることができる。また放送局側は、柔軟性のある、き
めの細かいビデオオンデマンド・サービスを提供するこ
とができる。さらに、圧縮信号蓄積手段105の記憶部
を効率的に運用し、各プログラムの圧縮率毎の料金を変
更することにより、視聴者の需要に合わせた料金体系で
の経済効率の高いビデオオンデマンド・サービスを運用
することができる。
【0129】(実施の形態5)本発明の第5の実施の形
態におけるビデオオンデマンド送信装置及びビデオオン
デマンド端末装置について図面を参照しながら説明す
る。図8は本実施の形態のビデオオンデマンドシステム
における放送局側の送信装置600Aの構成を示すブロ
ック図であり、第1の実施の形態と同一部分は同一の名
称を付けて説明する。
【0130】送信装置600Aは、原信号蓄積手段60
1と、MPEG1符号化手段103及びMPEG2符号
化手段104を有する符号化手段102と、課金管理手
段108と、送受信手段109とを含んで構成される。
原信号蓄積手段601は、VTR、DVD再生装置、ビ
デオディスク再生装置のように各プログラムのAV情報
を蓄積して再生する装置である。また原信号蓄積手段6
01は、記録媒体に蓄積された各プログラムのメニュー
情報も記憶している。
【0131】符号化手段102は、原信号蓄積手段60
1の出力する信号をリアルタイムで圧縮符号化する手段
である。課金管理手段108は、原信号蓄積手段601
に蓄積されたプログラムを、同一プログラムであっても
圧縮率を変えて符号化すれば(MPEG1、2)、符号
化方法に応じて課金管理を行う手段である。
【0132】送受信手段109は、多重化手段110
と、通信制御手段111と、デジタル変調部113とデ
ジタル変復調部114と周波数多重/分離部115から
なるデジタル変復調手段112とを有している。送受信
手段109は伝送路Lを介して映像及び音声信号を送信
すると共に、制御信号の送受信を行う。尚、端末装置の
構成は図2に示す端末装置200と同一とする。
【0133】以上のように構成された送信装置600A
と端末装置200の動作について説明する。ここでは、
複数のプログラムがアナログ信号又はデジタル信号で原
信号蓄積手段601に保存されているとする。視聴者が
端末装置200の選択スイッチ216によりビデオオン
デマンド・サービスのリクエストをすると、その情報は
I/O制御部215を通して、端末制御手段206に出
力され、制御信号に変換される。以下、第1の実施の形
態と同様に、その制御信号はデジタル変復調部205、
送受周波数制御部203を通して伝送路Lに出力され
る。
【0134】送信装置600Aにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部115で抜き取られる。
ここで抜き取られたデジタル変調波はデジタル変復調部
114に入力されて、デジタル復調(例えば、QPS
K)によりベースバンド信号に変換される。ベースバン
ド信号に変換された制御信号は、通信制御手段111を
通して原信号蓄積手段601に転送される。
【0135】原信号蓄積手段601においては制御信号
が解読され、端末装置200に対するビデオオンデマン
ドサービスのメニュー信号が読み出される。そしてデジ
タル信号に変換されて通信制御手段111に与えられ
る。通信制御手段111を通ったメニュー信号はデジタ
ル変復調部114においてデジタル変調(例えば、QP
SK)され、周波数多重/分離部115において所定の
チャンネルの周波数に変換される。そして、伝送路Lを
通して端末装置に送信される。
【0136】端末装置200においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたメニュー信号を含むチャンネルの周
波数成分が、送受周波数制御部203で抜き取られる。
以下、第1の実施形態と同様に、抜き取られたデジタル
変調波(制御信号)はデジタル変復調部205、端末制
御手段206を通してD/A変換部212に与えられ、
アナログ信号に変換される。そしてモニタ213にメニ
ュー画面が映し出される。
【0137】視聴者は、モニタ213に映し出されたメ
ニュー画面を見ながら、選択スイッチ216により、視
聴したいプログラムと希望する画質(圧縮率)をリクエ
ストする。視聴者がリクエストした情報(プログラム及
び画質)は、I/O制御部215を通して、端末制御手
段206において制御信号に変換される。以下、サービ
スのリクエスト時と同様に、デジタル変復調部205、
送受周波数制御部203を通して伝送路Lに出力され
る。
【0138】送信装置600Aにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部115で抜き取られる。
以下、サービスのリクエスト時と同様に、デジタル変復
調部114、通信制御手段111を通して原信号蓄積手
段601に転送される。原信号蓄積手段601において
は端末装置からの制御信号が解読され、端末装置200
からリクエストのあったプログラムの信号が読み出され
る。読み出されたプログラムは、符号化手段102にお
いて、視聴者が希望する圧縮率でMPEG1符号化部1
03又はMPEG2符号化部104でリアルタイムで圧
縮符号化される。
【0139】圧縮符号化されたプログラムの信号は、多
重化手段110においてMPEGのストリームに多重化
され、多重化されたMPEGのストリームはデジタル変
調部113においてデジタル変調(例えば、QAM)さ
れる。そして周波数多重/分離部115において所定の
チャンネルの周波数に変換され、伝送路Lに出力され
る。
【0140】端末装置200においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたMPEGのストリーム(映像・音声
信号)を含むチャンネルの周波数成分が、送受周波数制
御部203で抜き取られる。以下、第1の実施の形態と
同様に、抜き取られたデジタル変調波(映像・音声信
号)はデジタル復調部204、多重分離手段207、M
PEG伸張部209を通してD/A変換部212に与え
られ、アナログ信号に変換される。そしてモニタ213
にリクエストしたプログラムがリクエストした画質(圧
縮率)で映し出される。
【0141】なお、課金管理手段108は、原信号蓄積
手段601から読み出されたプログラムが同一であって
も、符号化手段102で行われる圧縮率が異なれば(M
PEG1、2)、別料金として課金管理を行う。
【0142】以上のように本実施の形態によれば、放送
局側において、各プログラムをMPEG1及びMPEG
2の2つの異なった圧縮率で且つリアルタイムで圧縮符
号化を行う符号化手段102を設け、同一プログラムで
あっても符号化手段102で行われる圧縮率が異なれば
(MPEG1、2)、別料金として課金管理を課金管理
手段108で行うようにしている。こうすることによ
り、視聴者は好きなときに好きなプログラムを、希望す
る画質(圧縮率)と料金でビデオオンデマンド・サービ
スを受けることができる。また放送局側は、柔軟性のあ
る、きめの細かいビデオオンデマンド・サービスを提供
することができる。さらに、事前に映像入力手段から映
像・音声データを圧縮信号蓄積手段に蓄積するという作
業を省略することができる。
【0143】(実施の形態6)本発明の第6の実施の形
態におけるビデオオンデマンド送信装置及びビデオオン
デマンド端末装置について図面を参照しながら説明す
る。図9は本実施の形態のビデオオンデマンドシステム
における放送局側の送信装置600Bの構成を示すブロ
ック図であり、第4及び第5の実施の形態と同一部分は
同一の名称を付けて説明する。
【0144】送信装置600Bは、原信号蓄積手段60
1と、MPEG1符号化手段103及びMPEG2符号
化手段104を有する符号化手段102と、課金管理手
段108と、送受信手段109とを含んで構成される。
送受信手段109は、通信制御手段111と、ATMセ
ル変換部302とATMセル変換/分解部303とAT
M多重/分離部304からなるATM伝送手段301と
を有している。ATM伝送手段301はデータを非同期
転送モードで伝送をする手段である。送受信手段109
は伝送路Lを介して映像及び音声波信号を送信すると共
に、制御信号の送受信を行う。尚、端末装置の構成は図
5に示す端末装置400と同一とする。
【0145】以上のように構成された送信装置600B
と端末装置400の動作について説明する。ここでは、
複数のプログラムがアナログ信号又はデジタル信号で原
信号蓄積手段601に保存されているとする。視聴者が
端末装置400の選択スイッチ216によりビデオオン
デマンド・サービスのリクエストをすると、その情報は
I/O制御部215を通して、端末制御手段206で制
御信号に変換される。以下、第2の実施の形態と同様
に、その制御信号はATMセル変換部403に与えられ
ると、ATMのセルに変換され、VPIとVCIが付加
される。そしてATMのセルは伝送路Lに出力される。
送信されたATMのセルは、伝送路の途中に備えられた
ATMノードを介して送信装置600Bに送信される。
【0146】送信装置600Bにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むセルがATM多重
/分離部304に入力される。ATM多重/分離部30
4は、セルのヘッダ(VPI、VCI)を見てどの端末
装置からのセルかを認識する。識別されたATMのセル
はATMセル変換/分解部303に入力され、デジタル
のストリームに変換される。ストリームに変換された制
御信号は、通信制御手段111を通して原信号蓄積手段
601に転送され、原信号蓄積手段601において制御
信号が解読される。次に特定された端末装置400に対
してビデオオンデマンド・サービスのメニュー信号が原
信号蓄積手段601から読み出され、通信制御手段11
1に出力される。
【0147】通信制御手段111を通ったメニュー信号
はATMセル変換/分解部303でATMのセルに変換
され、ATM多重/分離部304においてVPI、VC
Iが付加されて多重され、伝送路Lに出力される。送信
されたATMのセルは、伝送路Lの途中に備えられたA
TMノードにおいて、セルのヘッダ(VPI、VCI)
によってどの端末装置に送信されるセルかが認識され、
スイッチングによりリクエストのあった端末装置400
に送信される。
【0148】端末装置400においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたセルがATMセル分解部402に入
力され、デジタルのストリームに変換される。デジタル
のストリームに変換されたメニュー信号は、端末制御手
段206を通してD/A変換部212に入力されてアナ
ログ信号に変換される。そしてモニタ213にメニュー
画面が映し出される。
【0149】視聴者は、モニタ213に映し出されたメ
ニュー画面を見ながら、選択スイッチ216により、視
聴したいプログラムと希望する画質(圧縮率)をリクエ
ストする。視聴者がリクエストした情報(プログラム及
び画質)は、I/O制御部215を通して端末制御手段
206に与えられ、制御信号に変換される。以下、サー
ビスのリクエスト時と同様に、リクエスト情報がATM
セル変換部403によりATMのセルに変換され、VP
IとVCIが付加されて伝送路Lに出力される。送信さ
れたATMのセルは、伝送路Lの途中のATMノードを
介して送信装置600Bに送信される。
【0150】送信装置600Bにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきたリクエスト情報を含むセルがAT
M多重/分離部304に入力される。ATM多重/分離
部304は、セルのヘッダ(VPI、VCI)を見てど
の端末装置からのセルかを認識する。識別されたATM
のセルはATMセル変換/分解部303に入力され、デ
ジタルのストリームに変換される。以下、サービスのリ
クエスト時と同様に、通信制御手段111を通して原信
号蓄積手段601に転送される。
【0151】原信号蓄積手段601においては制御信号
が解読され、端末装置400からリクエストのあったプ
ログラムの信号が読み出される。読み出されたプログラ
ムは、視聴者が希望する圧縮率でMPEG1符号化部1
03又はMPEG2符号化部104で圧縮符号化され
る。
【0152】リアルタイムで圧縮符号化されたプログラ
ムの信号は、ATMセル変換部302においてATMの
セルに変換され、ATM多重/分離部304に与えられ
る。ATM多重/分離部304ではATMのセルにVP
I、VCIが付加されて多重され、伝送路Lに出力され
る。送信されたATMのセルは、伝送路Lの途中に備え
られたATMノードにおいて、セルのヘッダ(VPI、
VCI)によってどの端末装置に送信されるメニュー信
号かが認識される。そしてスイッチングが行われて、リ
クエストのあった端末装置400に送信される。
【0153】端末装置400においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたセルがATMセル分解部402に入
力され、デジタルのストリームに変換される。そしてM
PEGパケット再構成部404においてMPEGパケッ
ト信号に再構成され、MPEG伸張部209に入力され
る。ここではパケットのヘッダにより、そのパケットが
MPEG1又はMPEG2の種別が認識されると、MP
EG1復号化部210又はMPEG2復号化部211に
おいてデータが伸張される。そして伸張されたデジタル
データはD/A変換部212においてアナログ信号に変
換される。そしてモニタ213にリクエストしたプログ
ラムがリクエストした画質(圧縮率)で映し出される。
【0154】なお、課金管理手段108は、第5の実施
の形態と同様に、原信号蓄積手段601から再生された
プログラムが同一プログラムであっても、符号化手段1
02で行われる圧縮率が異なれば(MPEG1、2)、
別料金として課金管理を行う。
【0155】以上のように本実施の形態によれば、放送
局側において、特定のプログラムをMPEG1及びMP
EG2の2つの異なった圧縮率で且つリアルタイムで圧
縮符号化し、同一プログラムであっても符号化手段10
2で行われる圧縮率が異なれば(MPEG1、2)、別
料金として課金管理を課金管理手段108で行うように
している。こうすることにより、視聴者は好きなときに
好きなプログラムを、希望する画質(圧縮率)と料金で
ビデオオンデマンド・サービスを受けることができる。
また放送局側は、柔軟性のある、きめの細かいビデオオ
ンデマンド・サービスを提供することができる。さら
に、事前に映像入力手段から映像・音声データを圧縮信
号蓄積手段に蓄積するという作業を省略することができ
る。
【0156】(実施の形態7)本発明の第7の実施の形
態におけるビデオオンデマンド送信装置及びビデオオン
デマンド端末装置について図面を参照しながら説明す
る。図10は本実施の形態のビデオオンデマンドシステ
ムにおける放送局側の送信装置700Aの構成を示すブ
ロック図であり、第3の実施の形態と同一部分は同一の
名称を付けて構成の説明を省略する。
【0157】図6に示す送信装置と異なり、本実施の形
態の送信装置700Aには、符号化手段102の信号源
として原信号保持手段701が設けられている。原信号
保持手段701は、VTR、DVD記録再生装置、ビデ
オディスク再生装置のように記録媒体に蓄積されたAV
情報を再生して出力するものである。尚、原信号保持手
段701は記録媒体に保持された複数のプログラムのメ
ニュー情報を保持している。符号化手段102は原信号
保持手段701から読み出されたプログラムの信号を圧
縮符号化するもので、MPEG1符号化手段103とM
PEG2符号化手段104とにより構成される。その他
の構成は図6に示す第3の実施の形態と同一であるた
め、構成の説明は省略する。また、端末装置の構成は図
2に示すものと同一とする。
【0158】以上のように構成された送信装置700A
と端末装置200の動作について説明する。ここでは、
各プログラムはアナログ信号又はデジタル信号で原信号
保持手段701に保存されているとする。また、事前に
原信号保持手段701から入力された一部のプログラム
の映像及び音声信号は符号化手段102に与えられ、M
PEG1符号化手段103及びMPEG2符号化手段1
04により圧縮符号化されてMPEG1記憶部106及
びMPEG2記憶部107に記憶される。このように利
用頻度の高いプログラムは事前に圧縮信号蓄積手段10
5に保存されているものとする。また、視聴者の需要に
合わせて使用頻度の低いプログラム、又は使用頻度の低
い圧縮率の符号化データは定期的に見直され、消去され
るものとする。
【0159】視聴者が端末装置200の選択スイッチ2
16によりビデオオンデマンド・サービスのリクエスト
をすると、その情報はI/O制御部215を通して端末
制御手段206に与えられ、制御信号に変換される。以
下、第1の実施の形態と同様に、その制御信号はデジタ
ル変復調部205、送受周波数制御部203を通して伝
送路Lに出力される。
【0160】送信装置700Aにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部115で抜き取られる。
以下、第1の実施の形態と同様に、抜き取られたデジタ
ル変調波(制御信号)はデジタル変復調部114、通信
制御手段111を通して圧縮信号蓄積手段105に転送
される。圧縮信号蓄積手段105では端末装置からの制
御信号が解読され、端末装置200に対するビデオオン
デマンドサービスのメニュー信号が通信制御手段111
に出力される。通信制御手段111を通ったメニュー信
号は、以下、第1の実施の形態と同様に、デジタル変復
調部114、周波数多重/分離部115を通して伝送路
Lに出力される。
【0161】端末装置200においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたメニュー信号を含むチャンネルの周
波数成分が、送受周波数制御部203で抜き取られる。
以下、第1の実施の形態とと同様に、抜き取られたデジ
タル変調波(メニュー信号)はデジタル変復調部20
5、端末制御手段206を通してD/A変換部212に
出力されてアナログ信号に変換される。そしてモニタ2
13にメニュー画面が映し出される。
【0162】視聴者は、モニタ213に映し出されたメ
ニュー画面を見ながら、選択スイッチ216により、視
聴したいプログラムをリクエストする。視聴者がリクエ
ストした情報(プログラム及び画質)は、I/O制御部
215を通して、端末制御手段206に与えられ、制御
信号に変換される。以下、サービスのリクエスト時と同
様に、デジタル変復調部205、送受周波数制御部20
3を通して伝送路Lに出力される。
【0163】送信装置700Aにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた制御信号を含むチャンネルの周波
数成分が、周波数多重/分離部115で抜き取られる。
以下、この制御信号はサービスのリクエスト時と同様
に、デジタル変復調部114、通信制御手段111を通
して圧縮信号蓄積手段105及び原信号保持手段701
に転送される。先ず圧縮信号蓄積手段105においては
転送された制御信号が解読される。そして、圧縮信号蓄
積手段105に蓄積されたプログラムがリクエストされ
た場合には、視聴者が希望するプログラム及び圧縮率の
信号が、MPEG1記憶部106又はMPEG2記憶部
107から読み出される。読み出されたプログラムの信
号は、多重化手段110においてMPEGのストリーム
に多重化される。
【0164】また、リクエストされたプログラム及び圧
縮率のデータが圧縮信号蓄積手段105から消去されて
いる場合には、端末装置200からリクエストのあった
プログラムの信号が原信号保持手段701から読み出さ
れる。読み出された原信号は符号化手段102に入力さ
れ、視聴者が希望する圧縮率となるようMPEG1符号
化部103又はMPEG2符号化部104においてリア
ルタイムで圧縮符号化される。圧縮符号化されたプログ
ラムの信号は、多重化手段110においてMPEGのス
トリームに多重化される。多重化されたMPEGのスト
リームは以下、第1の実施の形態と同様に、デジタル変
調部113、周波数多重/分離部115を通して伝送路
Lに出力される。
【0165】端末装置200においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたMPEGのストリーム(映像・音声
信号)を含むチャンネルの周波数成分が、送受周波数制
御部203で抜き取られる。以下、第1の実施の形態と
同様に、抜き取られたデジタル変調波(映像・音声信
号)はデジタル復調部204、多重分離手段207、M
PEG伸張部209を通してD/A変換部212に与え
られ、アナログ信号に変換される。そして、モニタ21
3にリクエストしたプログラムの映像がリクエストした
画質(圧縮率)で映し出される。
【0166】また、プログラム管理手段501内の課金
管理部503は、圧縮信号蓄積手段105に蓄積された
プログラムを、同一プログラムであっても圧縮率が異な
れば(MPEG1、2)別料金として課金管理を行う。
また課金管理部503は、原信号保持手段701に蓄積
されたプログラムが同一プログラムであっても、リクエ
ストに応じて符号化手段102で行う圧縮率が異なれ
ば、別料金として課金管理をする。さらに、リクエスト
回数管理部502で、各プログラムの圧縮率毎のリクエ
スト回数を管理し、例えば各プログラムにおいて、MP
EG1とMPEG2に対するリクエスト回数の比が予め
決めていたスレッショルド値を超えた場合に、そのプロ
グラムのMPEG1で圧縮したデータ、及びMPEG2
で圧縮したデータの内、リクエスト回数の少ない方のデ
ータを圧縮信号蓄積手段105から消去する。
【0167】さらに、一方の圧縮率のデータが圧縮信号
蓄積手段105から消去されたプログラムにおいて、他
方の圧縮率のプログラムに対するリクエスト回数が予め
決めていたスレッショルド値を下回った場合に、その圧
縮率のデータも消去する。即ちMPEG1、2の両方の
圧縮率のデータを圧縮信号蓄積手段105から消去す
る。
【0168】尚、リクエスト回数管理部502は、例え
ば各プログラムにおいてMPEG1とMPEG2に対す
るリクエスト回数の比が予め決めていたスレッショルド
値を超えた場合に、そのプログラムのMPEG1で圧縮
したデータ及びMPEG2で圧縮したデータの内、リク
エスト回数の少ない方のプログラムの料金を下げる指示
をする。そして課金管理部503は該当する圧縮率(M
PEG1、2)のプログラムの料金を変更して管理する
ようにしてもよい。
【0169】更に、リクエスト回数管理部502は、上
述の2つの処理(プログラムの消去、料金の変更)を組
み合わせる構成としてもよい。そして端末装置からリク
エストされたプログラム(及び、希望の圧縮率)が圧縮
信号蓄積手段105に蓄積されている場合には、該当す
るプログラム信号が圧縮信号蓄積手段105から読み出
され、伝送路Lを通して端末装置に送信されることにな
るが、端末装置からリクエストされたプログラム(及
び、希望の圧縮率)が圧縮信号蓄積手段105から消去
されている場合には、原信号保持手段701から原信号
が読み出される。そしてここで読み出された原信号は符
号化手段102に入力され、視聴者が希望する圧縮率で
MPEG1符号化部103又はMPEG2符号化部10
4で圧縮符号化をする。そして圧縮信号蓄積手段105
を介さずに端末装置に送信してもよい。
【0170】以上のように本実施の形態によれば、送信
装置において、複数のプログラムを蓄積する原信号保持
手段701と、原信号をMPEG1及びMPEG2の2
つの異なった圧縮率で符号化して蓄積する圧縮信号蓄積
手段105と、同一プログラムであっても圧縮率が異な
れば(MPEG1、2)別料金として課金管理を行うプ
ログラム管理手段501とを備えることにより、視聴者
は好きなときに好きなプログラムを希望する画質(圧縮
率)と料金とでビデオオンデマンド・サービスを受ける
ことができる。また、放送局側は柔軟性のある、きめの
細かいビデオオンデマンド・サービスを提供することが
できる。
【0171】さらに、プログラム管理手段501におい
て、リクエスト回数情報に応じて、各プログラム毎に、
例えばリクエスト頻度の少ない圧縮率のデータを圧縮信
号蓄積手段105から消去することにより、圧縮信号蓄
積手段105の記憶部を効率的に運用することができ
る。また圧縮信号蓄積手段105から消去されたデータ
(プログラム及び、圧縮率)が再びリクエストされた場
合には、原信号保持手段701からプログラムを読み出
し、そのデータを符号化手段102においてリクエスト
に応じた圧縮率の符号化を行うことにより、引き続きサ
ービスを継続することができる。
【0172】(実施の形態8)本発明の第8の実施の形
態におけるビデオオンデマンド送信装置及びビデオオン
デマンド端末装置について図面を参照しながら説明す
る。図11は本実施の形態のビデオオンデマンドシステ
ムにおける放送局側の送信装置700Bの構成を示すブ
ロック図であり、第4の実施の形態と同一部分は同一の
名称を付けて構成の説明を省略する。
【0173】図10に示す送信装置と同様に、送信装置
700Bには符号化手段102の信号源として原信号保
持手段701が設けられている。原信号保持手段701
は、VTR、DVD記録再生装置、ビデオディスク再生
装置のように記録媒体に蓄積されたAV情報を再生して
出力するものであり、その信号は符号化手段102に与
えられる。その他の構成は図7に示す第4の実施の形態
と同一であるため、構成の説明は省略する。また、端末
装置の構成は図5に示すものと同一とする。
【0174】以上のように構成された送信装置700B
と端末装置400の動作について説明する。ここでは、
複数のプログラムがアナログ信号又はデジタル信号で原
信号保持手段701に蓄積されているとする。また、事
前に原信号保持手段701に蓄積された特定のプログラ
ムの映像及び音声信号は符号化手段102に与えられ、
MPEG1符号化手段103及びMPEG2符号化手段
104によりデータが夫々圧縮され、MPEG1記憶部
106及びMPEG2記憶部107に記憶される。この
ように利用頻度の高いプログラムは圧縮符号化によりデ
ジタル信号形式で圧縮信号蓄積手段105に保存されて
いるものとする。また視聴者の需要に合わせて使用頻度
の低いプログラム、又は圧縮率の信号は定期的に見直さ
れ、消去されるものとする。
【0175】視聴者が端末装置400の選択スイッチ2
16によりビデオオンデマンド・サービスのリクエスト
をすると、その情報はI/O制御部215を通して、端
末制御手段206に入力され、制御信号に変換される。
以下、第2の実施の形態と同様に、その制御信号はAT
Mセル変換部403に入力されてATMセルに変換さ
れ、VPIとVCIが付加されて伝送路Lに出力され
る。出力されたATMのセルは、伝送路Lの途中のAT
Mノードを経て送信装置700Bに送信される。
【0176】送信装置700Bにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた端末装置400からの制御信号を
含むセルが、ATM多重/分離部304に入力される。
ATM多重/分離部304は、セルのヘッダ(VPI、
VCI)を見てどの端末装置からのセルかを認識する。
識別されたATMのセルはATMセル変換/分解部30
3に入力され、デジタルのストリームに変換される。デ
ジタルのストリームに変換された制御信号は、通信制御
手段111を通して圧縮信号蓄積手段105に転送さ
れ、制御信号が解読される。次に特定された端末装置4
00に対するビデオオンデマンド・サービスのメニュー
信号が通信制御手段111に出力される。
【0177】通信制御手段111を通ったメニュー信号
はATMセル変換/分解部303でATMのセルに変換
され、ATM多重/分離部304においてVPI、VC
Iが付加されて多重され、伝送路Lに出力される。送信
されたATMのセルは、伝送路Lの途中に備えられたA
TMノードにおいて、セルのヘッダ(VPI、VCI)
によってどの端末装置に送信されたセルかが認識され、
スイッチングによりリクエストのあった端末装置400
に出力される。
【0178】端末装置400においては、伝送路Lを通
して伝送されてきたセルがATMセル分解部402に入
力され、デジタルのストリームに変換される。デジタル
のストリームに変換された送信装置700Bからのメニ
ュー信号は、端末制御手段206を通してD/A変換部
212に入力されてアナログ信号に変換される。そして
モニタ213にメニュー画面が映し出される。
【0179】視聴者は、モニタ213に映し出されたメ
ニュー画面を見ながら、選択スイッチ216により、視
聴したいプログラムと希望する画質(圧縮率)をリクエ
ストする。視聴者がリクエストした情報(プログラム及
び画質)は、I/O制御部215を通して端末制御手段
206に与えられ、制御信号に変換される。以下、サー
ビスのリクエスト時と同様に、リクエスト情報がATM
セル変換部403に入力されてセルに変換され、VPI
とVCIが付加される。伝送路Lに出力されたATMの
セルは、伝送路Lの途中に備えられたATMノードを経
て送信装置700Bに送信される。
【0180】送信装置700Bにおいては、伝送路Lを
通して伝送されてきた端末装置400からのリクエスト
情報を含むセルは、ATM多重/分離部304に入力さ
れる。ATM多重/分離部304は、セルのヘッダ(V
PI、VCI)を見てどの端末装置からのセルかを認識
する。識別されたATMのセルはATMセル変換/分解
部303に入力され、デジタルのストリームに変換され
る。以下、サービスのリクエスト時と同様に、通信制御
手段111を通して圧縮信号蓄積手段105又は原信号
保持手段701に転送される。
【0181】先ず圧縮信号蓄積手段105において端末
装置400からの制御信号が解読される。圧縮信号蓄積
手段105に蓄積されたプログラムがリクエストされた
場合には、視聴者が希望するプログラム及び圧縮率の信
号がMPEG1記憶部106又はMPEG2記憶部10
7から読み出される。そして読み出された信号はATM
セル変換部302においてATMのセルに変換される。
【0182】また、リクエストされたプログラム及び圧
縮率のデータが圧縮信号蓄積手段105から消去されて
いる場合には、リクエストのあったプログラムが原信号
保持手段701から読み出される。読み出されたプログ
ラムの信号は、視聴者が希望する圧縮率でMPEG1符
号化部103又はMPEG2符号化部104において圧
縮符号化され、そのデータがATMセル変換部302に
与えられ、ATMのセルに変換される。
【0183】ATMセル変換部302で生成されたAT
Mのセルは、ATM多重/分離部304においてVP
I、VCIが付加されて、伝送路Lに出力される。送信
されたATMのセルは、伝送路の途中に備えられたAT
Mノードにおいて、セルのヘッダ(VPI、VCI)に
よってどの端末装置に送信される信号かが認識される。
そしてATMノードでスイッチングが行われて、リクエ
ストのあった端末装置400にプログラムの信号が送信
される。
【0184】端末装置400においては、伝送路Lを通
して伝送されてきた放送局からのプログラム信号がAT
Mセル分解部402において、デジタルのストリームに
変換される。そしてMPEGパケット再構成部404に
おいてMPEGパケット信号に再構成される。以下、第
2の実施の形態と同様に、再構成されたパケット信号は
MPEG伸張部209を通してD/A変換部212に入
力され、アナログ信号に変換される。そしてモニタ21
3に、リクエストしたプログラムの映像がリクエストし
た画質(圧縮率)で映し出される。
【0185】以上のように本実施の形態によれば、送信
装置において、複数のプログラムを蓄積した原信号保持
手段701と、原信号をMPEG1及びMPEG2の2
つの異なった圧縮率で符号化して蓄積する圧縮信号蓄積
手段105と、同一プログラムであっても圧縮率が異な
れば(MPEG1、2)別料金として課金管理を行うプ
ログラム管理手段501とを備えることにより、視聴者
は好きなときに好きなプログラムを、希望する画質(圧
縮率)と料金でビデオオンデマンド・サービスを受ける
ことができる。また放送局側は、柔軟性のある、きめの
細かいビデオオンデマンド・サービスを提供することが
できる。
【0186】さらに、プログラム管理手段501におい
て、リクエスト回数情報に応じて各プログラム毎に、例
えばリクエスト頻度の少ない圧縮率のデータを圧縮信号
蓄積手段105から消去することにより、圧縮信号蓄積
手段105の記憶部を効率的に運用することができる。
また圧縮信号蓄積手段105から消去されたデータ(プ
ログラム及び、圧縮率)がリクエストされた場合には、
原信号保持手段701から読み出されたデータを、符号
化手段102においてリクエストに応じた圧縮率の符号
化をリアルタイムで行うことにより、引き続きサービス
を継続することができる。
【0187】なお、実施の形態1〜8では、送信装置に
おける符号化手段を、MPEG1符号化を行うMPEG
1符号化手段及び、MPEG2符号化を行うMPEG2
符号化手段で構成されるものとしたが、上述の2種類の
符号化手段の他に、MPEG4符号化を行うMPEG4
符号化手段を加えた3種類の符号化手段の構成や、MP
EG2符号化手段とMPEG4符号化手段を組み合わせ
た構成、又はMPEG1符号化手段とMPEG4符号化
手段を組み合わせた構成としてもよい。
【0188】また、送信装置における符号化手段として
は、少なくとも2種類以上の異なった圧縮率を有する複
数の符号化手段を組み合わせた構成なら、MPEG以外
に、H261やH221など、他の符号化手段を有する
構成としてもよく、MPEG以外の符号化手段のみで構
成してもよい。
【0189】また、上記実施の形態1、3、5、7で
は、送信装置及び端末装置における送受信手段としてデ
ジタル変復調手段を有する構成とし、また上記実施の形
態2、4、6、8では、送信装置及び端末装置における
送受信手段としてATM伝送手段を有する構成とした
が、フレームリレーなどの他の送受信手段を用いて構成
してもよい。
【0190】また、上記実施の形態1、3、5、7で
は、送信装置及び端末装置における送受信手段中のデジ
タル変復調方法として、映像及び音声データの変復調方
法(放送局から端末への下り信号)はQAM、制御信号
の変復調方法(放送局から端末への下り信号及び、端末
から放送局への上り信号)はQPSKとしたが、それぞ
れOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiple
x )やVSB(Vestigial SideBand)など他のデジタル
変復調とする構成としてもよい。また制御信号の上り/
下り回線の変復調方法を必ずしも同一とする構成にする
必要はない。
【0191】また、上記実施の形態1〜8では、端末装
置における復号化手段が、MPEG1復号化を行うMP
EG1復号化部と、MPEG2復号化を行うMPEG2
復号化部とを有する構成としたが、MPEG2復号化部
のみで構成し、MPEG2のMPEG1に対する下位互
換性を利用して、MPEG1のパケットもMPEG2復
号化部でデジタル伸張する構成としてもよい。
【0192】また、上記実施の形態1〜8では、送信装
置及び端末装置の伝送路として双方向伝送路(例えば、
CATVの双方向伝送路)を仮定したが、上り回線を別
回線(例えば、電話線)とする構成や、制御信号の回線
を共通線や個別線とする構成としてもよい。
【0193】また、上記実施の形態1〜8では、端末装
置の復号化手段は、送信装置の符号化手段における全て
の圧縮率の符号化(例では、MPEG1及びMPEG
2)に対応する構成とした。しかし端末装置のコストダ
ウンのため、全ての圧縮率の符号化に対応しない構成
(この例では、MPEG2のみ、あるいはMPEG1の
みに対応する構成)としてもよい(端末を購入する際
に、各ユーザが選択する)。この場合、視聴者のビデオ
オンデマンド・サービス要求時に、端末装置が対応して
いる符号化の種類の制御情報も送信装置に一緒に送り、
その制御情報をもとに、送信装置がその端末装置の対応
できる復号化の種類に応じたメニュー画面を、リクエス
トのあった端末装置に送信する。こうすると支障なくビ
デオオンデマンド・サービスを提供することができる。
【0194】また、上記実施の形態1〜8では、ビデオ
オンデマンド・サービスの1プログラムの料金をMPE
G1では300円、MPEG2では500円としたが
(図3参照)、料金はこれに限るものではない。
【0195】また、上記実施の形態3、4、7、8で
は、プログラム管理手段におけるプログラムの削除及
び、プログラムの料金変更のアルゴリズムとして、各プ
ログラムの圧縮率毎のリクエスト回数の比または圧縮率
毎のプログラム回数と予め決めていたスレッショルド値
を比較する方法としたが、その方法に限らず、他の方法
としてもよい。
【0196】また、上記実施の形態3、4、7、8で
は、プログラムの削除及びプログラムの料金変更をプロ
グラム管理手段において制御信号を発生することによ
り、自動で行う構成としたが、リクエスト回数の情報を
放送局内のディスプレイに表示、あるいはファイルに保
存することにより、放送局のオペレータが人手でプログ
ラムの変更及びプログラムの料金変更を行う構成として
もよい。
【0197】また、上記実施の形態5、6では、送信装
置から端末装置に送信するメニュー信号を原信号蓄積手
段においてアナログ信号で蓄積し、A/D変換を行って
から送信する構成としたが、メニュー信号のみデジタル
信号で蓄積する構成としてもよい。
【0198】また、上記実施の形態7、8では、送信装
置からのメニュー信号を圧縮信号蓄積手段から送信する
構成としたが、原信号保持手段から送信する構成として
もよい。
【0199】また、上記実施の形態1〜8では、プログ
ラムの視聴開始後、その画質(圧縮率)を変更できない
構成としたが、例えば視聴開始後10分以内は端末操作
手段を操作して送信装置側に制御信号を送信することに
より、視聴途中に画質を変更可能な構成としてもよい。
その場合には、課金は変更後の画質の料金とすることが
考えられる。
【0200】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、放送局の
送信装置において、原信号を少なくとも2つ以上の異な
った圧縮率でデジタル圧縮可能な符号化手段及び、同一
プログラムであっても圧縮率が異なれば別料金として課
金管理を行う課金管理手段又はプログラム管理手段とを
備えることにより、視聴者は好きなときに好きなプログ
ラムを、希望する画質(圧縮率)と料金でビデオオンデ
マンド・サービスを受けることができる。このため、放
送局側は柔軟性のある、きめの細かいビデオオンデマン
ド・サービスを提供することができる。
【0201】特に請求項1,5の発明によれば、事前に
映像入力手段から入力された各プログラムの映像及び音
声信号を基に、少なくとも2つ以上の異なった圧縮率で
デジタル圧縮されて圧縮信号蓄積手段に記憶されてい
る。そして課金管理手段は、圧縮信号蓄積手段に蓄積さ
れたプログラムを、同一プログラムであっても圧縮率が
異なれば別料金として課金管理を行うことができる。
【0202】特に請求項8,15の構成によれば、事前
に映像入力手段から入力された各プログラムの映像及び
音声信号を基に、少なくとも2つ以上の異なった圧縮率
でデジタル圧縮されて圧縮信号蓄積手段に記憶されてい
る。そしてプログラム管理手段は、圧縮信号蓄積手段に
蓄積されたプログラムを、同一プログラムであっても圧
縮率が異なれば別料金として課金管理を行うと共に、各
プログラムの圧縮率毎のリクエスト回数を管理し、その
リクエスト回数の情報に応じて各プログラムに関する管
理を行うことができる。従って各プログラム毎に、例え
ばリクエスト頻度の少ない圧縮率のデータを圧縮信号蓄
積手段から消去することにより、圧縮信号蓄積手段の記
憶部を効率的に運用することができる。
【0203】特に請求項18,22の構成によれば、課
金管理手段は、原信号蓄積手段に蓄積されたプログラム
を、同一プログラムであっても圧縮率が異なれば別料金
としてリクエストに応じて課金管理を行うことができ
る。さらに、事前に映像入力手段から映像及び音声デー
タを圧縮信号蓄積手段に蓄積する作業を省略することが
できる。
【0204】特に請求項25,32の構成によれば、伝
送路を通して伝送されてきた端末装置からの制御信号が
送受信手段において受信されると、圧縮信号蓄積手段及
び原信号保持手段においては端末装置からの制御信号が
解読され、圧縮信号蓄積手段に蓄積されているプログラ
ムがリクエストされた場合には、圧縮信号蓄積手段から
視聴者の要求するプログラム及び圧縮率のデータを送受
信手段に伝送することができる。また原信号保持手段に
蓄積されているプログラムがリクエストされた場合に
は、原信号保持手段から視聴者の要求するプログラムが
読み出され、読み出された原信号は符号化手段において
視聴者の要求する圧縮率でデジタル圧縮されて送受信手
段に伝送することができる。
【0205】従ってプログラム管理手段におけるリクエ
スト回数の情報に応じて、各プログラム毎に、例えばリ
クエスト頻度の少ない圧縮率のデータを圧縮信号蓄積手
段から消去することにより、圧縮信号蓄積手段の記憶部
を効率的に運用することができる。また、圧縮信号蓄積
手段から消去されたデータ(プログラム及び、圧縮率)
がリクエストされた場合には、原信号保持手段から読み
出されたデータを、符号化手段においてリクエストに応
じた圧縮率の符号化を行うことにより、引き続きサービ
スを継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるビデオオン
デマンド送信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1、第3、第5、第7の実施の形態
におけるビデオオンデマンド端末装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】第1〜第8の実施の形態のビデオオンデマンド
端末装置におけるメニュー画面の一例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるビデオオン
デマンド送信装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2、第4、第6、第8の実施の形態
におけるビデオオンデマンド端末装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるビデオオン
デマンド送信装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態におけるビデオオン
デマンド送信装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態におけるビデオオン
デマンド送信装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態におけるビデオオン
デマンド送信装置の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態におけるビデオオ
ンデマンド送信装置の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第8の実施の形態におけるビデオオ
ンデマンド送信装置の構成を示すブロック図である。
【図12】第1の従来例のビデオオンデマンド送信装置
の構成を示すブロック図である。
【図13】第1及び第2従来例のビデオオンデマンド端
末装置の構成を示すブロック図である。
【図14】第2の従来例のビデオオンデマンド送信装置
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100,300,500A,500B,600A,60
0B,700A,700B 送信装置 101 映像入力手段 102 符号化手段 103 MPEG1符号化手段 104 MPEG2符号化手段 105 圧縮信号蓄積手段 106 MPEG1記憶部 107 MPEG2記憶部 108 課金管理手段 109 送受信手段 110 多重化手段 111 通信制御手段 112 デジタル変復調手段 113 デジタル変調部 114 デジタル変復調部 115 周波数多重/分離部 200,400 端末装置 201 送受信手段 202 デジタル変復調手段 203 送受周波数制御部 204 デジタル復調部 205 デジタル変復調部 206 端末制御手段 207 多重分離手段 208 復号化手段 209 MPEG伸張部 210 MPEG1復号化部 211 MPEG2復号化部 212 D/A変換部 213 モニタ 214 端末操作手段 215 I/O制御部 216 選択スイッチ 301 ATM伝送手段 302 ATMセル変換部 303 ATMセル変換/分解部 304 ATM多重/分離部 401 ATM伝送手段 402 ATMセル分解部 403 ATMセル変換部 404 MPEGパケット再構成部 501 プログラム管理手段 502 リクエスト回数管理部 503 課金管理部 601 原信号蓄積手段 701 原信号保持手段 L 伝送路

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視聴者の端末装置からの要求に基づき、
    特定のプログラムの映像及び音声信号を前記端末装置に
    伝送するビデオオンデマンド送信装置であって、 複数のプログラムの映像及び音声信号を信号源より入力
    する映像入力手段と、 前記映像入力手段を介して入力された各プログラムの信
    号を少なくとも2つ以上の異なった圧縮率で圧縮符号化
    する複数の符号化手段と、 前記符号化手段によって圧縮符号化された映像及び音声
    のデータを蓄積する圧縮信号蓄積手段と、 複数のプログラム内容と圧縮符号化方法を示す送信メニ
    ューを送出すると共に、前記端末装置から送信されたメ
    ニュー選択結果を含む制御信号を受信し、前記圧縮信号
    蓄積手段に対してメニュー選択結果を与えて指定された
    圧縮符号化の映像及び音声データを読み出し、そのデー
    タを前記端末装置に送信する送受信手段と、 前記圧縮信号蓄積手段から読み出されたプログラムに対
    して、圧縮符号化方法に応じて課金管理を行う課金管理
    手段と、を具備し、 前記端末装置で前記メニューにより特定のプログラムが
    選択されたとき、そのプログラムの映像及び音声信号を
    指定された方法で圧縮符号化し、映像及び音声データを
    前記端末装置に伝送することを特徴とするビデオオンデ
    マンド送信装置。
  2. 【請求項2】 前記送受信手段は、 送受信データをデジタル変復調するデジタル変復調手段
    を含んで構成されることを特徴とする請求項1記載のビ
    デオオンデマンド送信装置。
  3. 【請求項3】 前記送受信手段は、 送信すべき映像及び音声データと制御信号をATMのセ
    ルに変換して送信し、受信したセルを制御信号に分解す
    るATM伝送手段を含んで構成されることを特徴とする
    請求項1記載のビデオオンデマンド送信装置。
  4. 【請求項4】 前記符号化手段は、 MPEG1の符号化を行うMPEG1符号化手段と、M
    PEG2の符号化を行うMPEG2符号化手段とを含ん
    で構成されることを特徴とする請求項1記載のビデオオ
    ンデマンド送信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のビデオオンデマンド送信
    装置から送信された映像及び音声データを受信してプロ
    グラムを再生するビデオオンデマンド端末装置であっ
    て、 前記ビデオオンデマンド送信装置に対してプログラムの
    選択結果及び前記プログラムの圧縮符号化方法を示す制
    御信号を発生する端末操作手段と、 前記端末操作手段で生成された制御信号を前記ビデオオ
    ンデマンド送信装置に対して送信すると共に、前記ビデ
    オオンデマンド送信装置から送信された映像及び音声デ
    ータ並びに送信メニューを受信する送受信手段と、 前記送受信手段で受信された映像及び音声データを復号
    伸長する復号化手段と、を具備することを特徴とするビ
    デオオンデマンド端末装置。
  6. 【請求項6】 前記送受信手段は、 送受信データをデジタル変復調するデジタル変復調手段
    を含んで構成されることを特徴とする請求項5記載のビ
    デオオンデマンド端末装置。
  7. 【請求項7】 前記送受信手段は、 送信すべき前記制御信号をATMのセルに変換して送信
    し、受信したセルを制御信号と映像及び音声データに分
    解するATM伝送手段を含んで構成されることを特徴と
    する請求項5記載のビデオオンデマンド端末装置。
  8. 【請求項8】 視聴者の端末装置からの要求に基づき、
    特定のプログラムの映像及び音声信号を前記端末装置に
    伝送するビデオオンデマンド送信装置であって、 複数のプログラムの映像及び音声信号を信号源より入力
    する映像入力手段と、 前記映像入力手段を介して入力された各プログラムの信
    号を少なくとも2つ以上の異なった圧縮率で圧縮符号化
    する複数の符号化手段と、 前記符号化手段によって圧縮符号化された映像及び音声
    のデータを蓄積する圧縮信号蓄積手段と、 複数のプログラム内容と圧縮符号化方法を示す送信メニ
    ューを送出すると共に、前記端末装置から送信されたメ
    ニュー選択結果を含む制御信号を受信し、前記圧縮信号
    蓄積手段に対してメニュー選択結果を与えて指定された
    圧縮符号化の映像及び音声データを読み出し、そのデー
    タを前記端末装置に送信する送受信手段と、 前記圧縮信号蓄積手段から読み出されたプログラムに対
    して、圧縮符号化方法に応じて課金管理を行うと共に、
    各プログラムのリクエスト回数及び圧縮符号化方法の指
    定回数を管理し、その集計結果に応じて前記圧縮信号蓄
    積手段における各プログラムの管理方法を変更するプロ
    グラム管理手段と、を具備し、 前記端末装置で前記メニューにより特定のプログラムが
    選択されたとき、そのプログラムの映像及び音声信号を
    指定された方法で圧縮符号化し、映像及び音声データを
    前記端末装置に伝送することを特徴とするビデオオンデ
    マンド送信装置。
  9. 【請求項9】 前記プログラム管理手段は、 各プログラムのリクエスト回数の少ない方を優先して前
    記圧縮信号蓄積手段からプログラムデータを消去するこ
    とを特徴とする請求項8記載のビデオオンデマンド送信
    装置。
  10. 【請求項10】 前記プログラム管理手段は、 各プログラムのリクエスト回数に応じて圧縮符号化方法
    別の料金を変更することを特徴とする請求項8記載のビ
    デオオンデマンド送信装置。
  11. 【請求項11】 前記プログラム管理手段は、 各プログラムのリクエスト回数に応じて、前記圧縮信号
    蓄積手段からプログラムデータの消去順序を決定すると
    共に、各プログラムの圧縮符号化方法毎の料金を変更す
    ることを特徴とする請求項8記載のビデオオンデマンド
    送信装置。
  12. 【請求項12】 前記送受信手段は、 送受信データをデジタル変復調するデジタル変復調手段
    を含んで構成されることを特徴とする請求項8記載のビ
    デオオンデマンド送信装置。
  13. 【請求項13】 前記送受信手段は、 送信すべき映像及び音声データと制御信号をATMのセ
    ルに変換して送信し、受信したセルを制御信号に分解す
    るATM伝送手段を含んで構成されることを特徴とする
    請求項8記載のビデオオンデマンド送信装置。
  14. 【請求項14】 前記符号化手段は、 MPEG1の符号化を行うMPEG1符号化手段と、M
    PEG2の符号化を行うMPEG2符号化手段とを含ん
    で構成されることを特徴とする請求項8記載のビデオオ
    ンデマンド送信装置。
  15. 【請求項15】 請求項8記載のビデオオンデマンド送
    信装置から送信された映像及び音声データを受信してプ
    ログラムを再生するビデオオンデマンド端末装置であっ
    て、 前記ビデオオンデマンド送信装置に対してプログラムの
    選択結果及び前記プログラムの圧縮符号化方法を示す制
    御信号を発生する端末操作手段と、 前記端末操作手段で生成された制御信号を前記ビデオオ
    ンデマンド送信装置に対して送信すると共に、前記ビデ
    オオンデマンド送信装置から送信された映像及び音声デ
    ータ並びに送信メニューを受信する送受信手段と、 前記送受信手段で受信された映像及び音声データを復号
    伸長する復号化手段と、を具備することを特徴とするビ
    デオオンデマンド端末装置。
  16. 【請求項16】 前記送受信手段は、 送受信データをデジタル変復調するデジタル変復調手段
    を含んで構成されることを特徴とする請求項15記載の
    ビデオオンデマンド端末装置。
  17. 【請求項17】 前記送受信手段は、 送信すべき前記制御信号をATMのセルに変換して送信
    し、受信したセルを制御信号と映像及び音声データに分
    解するATM伝送手段を含んで構成されることを特徴と
    する請求項15記載のビデオオンデマンド端末装置。
  18. 【請求項18】 視聴者の端末装置からの要求に基づ
    き、特定のプログラムの映像及び音声信号を前記端末装
    置に伝送するビデオオンデマンド送信装置であって、 複数のプログラムの映像及び音声信号を蓄積する原信号
    蓄積手段と、 前記原信号蓄積手段から出力された各プログラムの信号
    を少なくとも2つ以上の異なった圧縮率で圧縮符号化す
    る複数の符号化手段と、 複数のプログラム内容と圧縮符号化方法を示す送信メニ
    ューを送出すると共に、前記端末装置から送信されたメ
    ニュー選択結果を含む制御信号を受信し、前記符号化手
    段に対してメニュー選択結果を与えて指定された圧縮符
    号化の映像及び音声データを出力するよう指示し、その
    データを前記端末装置に送信する送受信手段と、 前記符号化手段から出力されたプログラムに対して、圧
    縮符号化方法に応じて課金管理を行う課金管理手段と、
    を具備し、 前記端末装置で前記メニューにより特定のプログラムが
    選択されたとき、そのプログラムの映像及び音声信号を
    指定された方法で圧縮符号化し、映像及び音声データを
    前記端末装置に伝送することを特徴とするビデオオンデ
    マンド送信装置。
  19. 【請求項19】 前記送受信手段は、 送受信データをデジタル変復調するデジタル変復調手段
    を含んで構成されることを特徴とする請求項18記載の
    ビデオオンデマンド送信装置。
  20. 【請求項20】 前記送受信手段は、 送信すべき映像及び音声データと制御信号をATMのセ
    ルに変換して送信し、受信したセルを制御信号に分解す
    るATM伝送手段を含んで構成されることを特徴とする
    請求項18記載のビデオオンデマンド送信装置。
  21. 【請求項21】 前記符号化手段は、 MPEG1の符号化を行うMPEG1符号化手段と、M
    PEG2の符号化を行うMPEG2符号化手段とを含ん
    で構成されることを特徴とする請求項18記載のビデオ
    オンデマンド送信装置。
  22. 【請求項22】 請求項18記載のビデオオンデマンド
    送信装置から送信された映像及び音声データを受信して
    プログラムを再生するビデオオンデマンド端末装置であ
    って、 前記ビデオオンデマンド送信装置に対してプログラムの
    選択結果及び前記プログラムの圧縮符号化方法を示す制
    御信号を発生する端末操作手段と、 前記端末操作手段で生成された制御信号を前記ビデオオ
    ンデマンド送信装置に対して送信すると共に、前記ビデ
    オオンデマンド送信装置から送信された映像及び音声デ
    ータ並びに送信メニューを受信する送受信手段と、 前記送受信手段で受信された映像及び音声データを復号
    伸長する復号化手段と、を具備することを特徴とするビ
    デオオンデマンド端末装置。
  23. 【請求項23】 前記送受信手段は、 送受信データをデジタル変復調するデジタル変復調手段
    を含んで構成されることを特徴とする請求項22記載の
    ビデオオンデマンド端末装置。
  24. 【請求項24】 前記送受信手段は、 送信すべき前記制御信号をATMのセルに変換して送信
    し、受信したセルを制御信号と映像及び音声データに分
    解するATM伝送手段を含んで構成されることを特徴と
    する請求項22記載のビデオオンデマンド端末装置。
  25. 【請求項25】 視聴者の端末装置からの要求に基づ
    き、特定のプログラムの映像及び音声信号を前記端末装
    置に伝送するビデオオンデマンド送信装置であって、 複数のプログラムの映像及び音声信号を蓄積する原信号
    保持手段と、 前記原信号保持手段から出力された各プログラムの信号
    を少なくとも2つ以上の異なった圧縮率で圧縮符号化す
    る複数の符号化手段と、 前記符号化手段によって圧縮符号化された映像及び音声
    のデータを蓄積する圧縮信号蓄積手段と、 複数のプログラム内容と圧縮符号化方法を示す送信メニ
    ューを送出すると共に、前記端末装置から送信されたメ
    ニュー選択結果を含む制御信号を受信し、前記符号化手
    段に対してメニュー選択結果を与えて指定された圧縮符
    号化の映像及び音声データを出力するよう指示し、その
    データを前記端末装置に送信する送受信手段と、 前記圧縮信号蓄積手段から読み出されたプログラムに対
    して、圧縮符号化方法に応じて課金管理を行うと共に、
    各プログラムのリクエスト回数及び圧縮符号化方法の指
    定回数を管理し、その集計結果に応じて前記圧縮信号蓄
    積手段における各プログラムの管理方法を変更するプロ
    グラム管理手段と、を具備し、 前記端末装置で前記メニューにより特定のプログラムが
    選択されたとき、そのプログラムの映像及び音声信号を
    指定された方法で圧縮符号化し、映像及び音声データを
    前記端末装置に伝送することを特徴とするビデオオンデ
    マンド送信装置。
  26. 【請求項26】 前記プログラム管理手段は、 各プログラムのリクエスト回数の少ない方を優先して前
    記圧縮信号蓄積手段からプログラムデータを消去するこ
    とを特徴とする請求項25記載のビデオオンデマンド送
    信装置。
  27. 【請求項27】 前記プログラム管理手段は、 各プログラムのリクエスト回数に応じて圧縮符号化方法
    別の料金を変更することを特徴とする請求項25記載の
    ビデオオンデマンド送信装置。
  28. 【請求項28】 前記プログラム管理手段は、 各プログラムのリクエスト回数に応じて、前記圧縮信号
    蓄積手段からプログラムデータの消去順序を決定すると
    共に、各プログラムの圧縮符号化方法毎の料金を変更す
    ることを特徴とする請求項25記載のビデオオンデマン
    ド送信装置。
  29. 【請求項29】 前記送受信手段は、 送受信データをデジタル変復調するデジタル変復調手段
    を含んで構成されることを特徴とする請求項25記載の
    ビデオオンデマンド送信装置。
  30. 【請求項30】 前記送受信手段は、 送信すべき映像及び音声データと制御信号をATMのセ
    ルに変換して送信し、受信したセルを制御信号に分解す
    るATM伝送手段を含んで構成されることを特徴とする
    請求項25記載のビデオオンデマンド送信装置。
  31. 【請求項31】 前記符号化手段は、 MPEG1の符号化を行うMPEG1符号化手段と、M
    PEG2の符号化を行うMPEG2符号化手段とを含ん
    で構成されることを特徴とする請求項25記載のビデオ
    オンデマンド送信装置。
  32. 【請求項32】 請求項25記載のビデオオンデマンド
    送信装置から送信された映像及び音声データを受信して
    プログラムを再生するビデオオンデマンド端末装置であ
    って、 前記ビデオオンデマンド送信装置に対してプログラムの
    選択結果及び前記プログラムの圧縮符号化方法を示す制
    御信号を発生する端末操作手段と、 前記端末操作手段で生成された制御信号を前記ビデオオ
    ンデマンド送信装置に対して送信すると共に、前記ビデ
    オオンデマンド送信装置から送信された映像及び音声デ
    ータ並びに送信メニューを受信する送受信手段と、 前記送受信手段で受信された映像及び音声データを復号
    伸長する復号化手段と、を具備することを特徴とするビ
    デオオンデマンド端末装置。
  33. 【請求項33】 前記送受信手段は、 送受信データをデジタル変復調するデジタル変復調手段
    を含んで構成されることを特徴とする請求項32記載の
    ビデオオンデマンド端末装置。
  34. 【請求項34】 前記送受信手段は、 送信すべき前記制御信号をATMのセルに変換して送信
    し、受信したセルを制御信号と映像及び音声データに分
    解するATM伝送手段を含んで構成されることを特徴と
    する請求項32記載のビデオオンデマンド端末装置。
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