JPH10164216A - 回線自動切断装置 - Google Patents

回線自動切断装置

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JPH10164216A
JPH10164216A JP32059696A JP32059696A JPH10164216A JP H10164216 A JPH10164216 A JP H10164216A JP 32059696 A JP32059696 A JP 32059696A JP 32059696 A JP32059696 A JP 32059696A JP H10164216 A JPH10164216 A JP H10164216A
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JP
Japan
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line
communication
frequency component
unit
intensity
Prior art date
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Pending
Application number
JP32059696A
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English (en)
Inventor
Kenji Onodera
健二 小野寺
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH10164216A publication Critical patent/JPH10164216A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線を利用した通信において、通信終了を自
動的に検出して自動的に回線を切断する技術を提供す
る。 【解決手段】 通信機器10は、網制御装置(NCU)
20に接続され、さらに回線自動切断装置30を介して
電話回線等の通信回線に接続されている。周波数成分分
析部1は、NCU20からの出力周波数成分及びその周
波数毎の信号強度を分析して、その分析データを記憶部
2に送る。記憶部2では、その分析データを記憶する。
比較部3は、所定時間tが経過する毎に、周波数成分分
析部1からの出力を、時間tが経過する前における分析
データと比較する。この比較結果が所定時間以上にわた
って一致した場合と、回線切断部5が回線を切断してオ
ンフック状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線を自動的に切
断する技術に関し、特に、電話回線等の回線が無通信状
態にあることを検出して回線を自動的に切断する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電話機、モデム、ファックス等は、IS
DN回線や電話回線を通じて通信を行っている。また、
コンピュータ装置間の通信も、電話回線等の何らかの回
線を通じて行われる。上述した電話機やモデム等のよう
に、回線を通じて通信を行うシステムにおいては、通信
の終了後に直ちに当該回線を切断する必要があるが、シ
ステムのオペレータによる回線の切り忘れや回線切断コ
マンドの送信忘れ等によって、通信終了後も回線が切断
されないままの状態となることもある。この場合、電話
回線等の有料回線においては、実際に通信が行われてい
ないにも拘わらず課金がなされてしまうので、運用上好
ましくない状態が発生する。
【0003】また、無料回線を使用している場合でも、
無用のシステムが回線を占有していることによって、緊
急に通信を行うことが必要とされている他のシステムが
通信不能となるおそれがある。また複数システムの使用
が可能な回線においても、不急不要のシステムが回線を
使用することにより混線が生じるおそれがある。従っ
て、回線を通じて通信を行う場合は、通信終了後に自動
的かつ確実に回線が切断されるようにすることが必要と
なる。このための技術は、例えば特開昭63−2261
59号公報及び特開平3−116348号に開示されて
いる。
【0004】特開昭63−226159号は、主に電話
回線のオンフック装置に関するものであり、音声検出回
路によって回線における無音時間を検出し、また、タイ
マーを用いて無音時間を監視している。そして、所定時
間よりも長時間にわたって音声が検出されないときに
は、警告を発した後に回線を自動切断するように構成さ
れている。
【0005】一方、特開平3−116348号は、オン
ライン端末内に回線切断制御部を設けている。該制御部
では、ホスト装置からの有効データの有無、及び端末に
接続されたキーボードからのデータ入力の有無をそれぞ
れ検出し、所定時間が経過しても上記ホスト及びキーボ
ードからのデータ入力がないときに回線を自動切断する
ように動作する。このようにオンライン端末内に上記回
線切断制御部を設ける構成により、回線料金の無用な課
金をなくすようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にも下記のような難点があった。例えばモデム通
信を行う場合、データ通信が行われていない状態におい
ても、モデムではキャリア信号が音声帯域で変調されて
出力されている。従って、特開昭63−226159号
のような無音時間を検出して回線の切断を制御する技術
では、データ通信が行われていない状態でもキャリア信
号が検出されるので、オンフックがなされず、無用の課
金が生じてしまう。
【0007】また、特開平3−116348号において
は、オンライン端末内に通信状況の監視プログラム及び
回線切断手段を組み込む必要があり、既存の端末にこの
ようなプログラム及び手段を新たに組み込むには多大な
費用及び時間が必要であり、またメモリの拡張等も必要
となる場合がある。
【0008】そこで、本発明の課題は、回線を利用した
通信の際に、通信終了を自動的に検出して自動的かつ確
実に回線を切断することができる回線自動切断装置を提
供することにある。本発明の他の課題は、人間同士の会
話だけでなく、モデム間通信でも自動回線切断が可能で
あり、かつ、構成が簡素で、既存のシステムにも容易に
組み込み可能な回線自動切断装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、通信機器における回線の使用状況を監視
して回線の切断を行う回線自動切断装置を提供する。こ
の回線自動切断装置は、前記通信機器からの回線への出
力における周波数成分の強度を検出する強度検出手段
と、前記強度検出手段により検出された周波数成分の強
度が第一の所定時間以上にわたって変動しないときに前
記通信機器を前記回線から切断する回線切断手段と、を
備えて構成される。
【0010】上記回線自動切断装置は、周波数成分の強
度を検出して回線が使用状態にあるか否かを検出するの
で、人間同士の会話は勿論、モデム間通信等において
も、無通信状態が確実に検出される。また、通信機器か
らの出力を監視するようにしているので、通信機器に予
め組み込んでおく必要はない。本発明の回線自動切断装
置は、また、使用の際に既存の通信機器のプログラム等
を改変する必要は全くなく、該通信機器とその接続回線
との間に新たにこの回線自動切断装置を組み込むだけ
で、容易に回線の自動切断を実現することが可能とな
る。
【0011】なお、上記回線自動切断装置において、前
記検出手段に、第二の所定時間毎に前記各周波数成分の
強度を前記回線切断装置へ出力する出力手段をさらに設
け、前記回線切断手段に、前記出力手段からの連続する
二つの出力を比較することで前記周波数成分の各強度が
変動したか否かを判定する比較手段をさらに設けるよう
にしてもよい。このようにすれば、連続する二つの出力
を比較するだけで、通信機器からの回線への出力におい
て周波数成分に変動が生じたかどうかを判定することが
可能となる。従って、前記出力手段からの出力を所定時
間にわたってすべて記憶する必要がなくなり、最大でも
二つの出力を記憶するだけという、小さい記憶容量にて
変動の有無を判定することができる。
【0012】さらに、前記検出手段により検出された周
波数成分の各強度が、前記第一の所定時間よりも短い第
三の所定時間以上にわたって変動しないときに、警告を
発する警告手段をさらに備えるようにしてもよい。この
ようにすれば、予め警告が出されたうえで回線が自動切
断されるので、通信機器のオペレータ等に、通信の切断
を予め警告可能となる。従って、回線が使用されていな
くても回線の切断は望ましくない、といった状況でも、
オペレータ等によって、必要に応じて回線切断の阻止処
理等を講じることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1に、本実施形態に係る回
線自動切断装置の概略構成図を示す。この回線自動切断
装置において、通信機器10は、網制御装置(NCU)
20に接続され、さらに回線自動切断装置30を介し
て、電話回線等の通信回線に接続されている。回線自動
切断装置30は、周波数成分分析部1、記憶部2、比較
部3、タイマ部4、回線切断部5から構成される。
【0014】周波数成分分析部1は、NCU20からの
出力周波数成分及びその周波数毎の信号強度を分析し
て、その分析データを記憶部2に送る。記憶部2では、
その分析データを記憶する。比較部3は、所定時間tが
経過する毎に、周波数成分分析部1からの出力を、時間
tが経過する前の分析データと比較する。比較の結果、
両者が等しい場合には、一致信号をタイマ部4に出力す
る。両者が相異なる場合には、不一致信号をタイマ部4
に出力する。
【0015】タイマ部4においては、比較部3からの一
致信号が、適宜設定される所定回数以上連続して入力さ
れた場合には、回線切断部5に対して回線切断指令を出
力する。回線切断部5は、回線切断指令を受信すると、
回線を切断してオンフック状態とする。
【0016】次に、上記回線自動切断装置における実際
の信号処理を説明する。いま、時刻Tにおいて、通信機
器がこの回線切断装置を通じて通信を開始したとする。
このとき、NCU20からの出力周波数成分は、周波数
成分分析部1で分析され、その結果得られた分析データ
D(T)が記憶部2に記憶される。この最初の分析デー
タが入力された時点では、比較部3では特に処理を行わ
ない。
【0017】次に、t時間経過後、即ち時刻T+tにお
けるNCU20からの出力周波数成分がNCU20に入
力され、その分析データD(T+t)が周波数成分分析
部から得られると、比較部3において、D(T)とD
(T+t)との比較がなされ、その結果がタイマ部4に
入力される。この際、上述のように、D(T)は記憶部
2に記憶されているので、比較部3において記憶部から
D(T)を読み出す。D(T+t)は、一旦記憶部2に
記憶された後に、記憶部2から比較部3へと入力され
る。
【0018】次に、時刻T+2tにおけるNCU20か
らの出力周波数成分がNCU20に入力され、その分析
データD(T+2t)が周波数成分分析部から得られる
と、比較部3において、D(T+t)とD(T+2t)
との比較がなされ、その結果がタイマ部4に入力され
る。この際、上述のようにD(T+t)は記憶部2に記
憶されているので、比較部3において記憶部からD(T
+t)を読み出す。また、D(T+2t)は、一旦記憶
部2に記憶された後に、記憶部2から比較部3へと入力
される。なお、この時点以降においてD(T)が必要と
なることはないので、D(T+2t)をD(T)に上書
きして、記憶部2で必要となる記憶容量を節約してもよ
い。上記のように行われる比較結果は、順次タイマ部4
へと入力される。
【0019】タイマ部4では、比較部3から一致信号が
入力される毎にカウンタを1ずつ増加させ、不一致信号
が入力されると、カウンタ値を0にリセットする。そし
て、このカウンタ値が所定の値に等しくなったときに、
回線切断部5に対して回線切断指令を出力する。回線切
断部5では、回線切断指令により回線を切断する。
【0020】また、回線自動切断装置30に警告部を設
けて、上記タイマ部における回線切断を行う前に、予め
光や音等によって、まもなく回線が自動切断されること
を示す警告を発生させてもよい。
【0021】このように、本実施形態によれば、簡素な
構成にて確実に無通信状態を検出して回線を切断するこ
とが可能となる。特に、この回線切断装置は、通信機器
とは独立に構成されるので、既存の電話やモデム等の通
信機器端末のプログラムに新たに手を加える必要なく、
容易に回線自動切断を行うことができる。また、電話回
線を使用する場合、従来技術においては、通常の会話に
おける無通信状態は検出できるものの、モデム間の通信
における無通信状態の検出が困難であった。これに対
し、本実施形態の回線自動切断装置によれば、モデム間
通信であっても、無通信状態の検出を確実に行うことが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、周波数成分の強度を検出して回線が使用状態
にあるか否かを検出しているので、人間同士の会話は勿
論、モデム間通信等においても、無通信状態が確実に検
出される。また、本発明に係る回線自動切断装置は、通
信機器からの出力を監視するようにしているので、通信
機器に予め組み込んでおく必要はない。さらに、既存の
通信機器のプログラム等を行うことなく、通信機器とそ
の接続回線との間に新たに本装置を組み込むだけで、容
易に回線の自動切断を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る回線切断装置の一例
を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1 周波数成分分析部 2 記憶部 3 比較部 4 タイマ部 5 回線切断部 10 通信機器 20 網制御装置(NCU) 30 回線自動切断装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器における回線の使用状況を監視
    して回線の切断を行う装置において、 前記通信機器からの回線への出力における周波数成分の
    強度を検出する強度検出手段と、 前記強度検出手段により検出された周波数成分の強度が
    第一の所定時間以上にわたって変動しないときに、前記
    通信機器を前記回線から切断する回線切断手段と、を設
    けたことを特徴とする回線自動切断装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、第二の所定時間毎に前
    記各周波数成分の強度を前記回線切断装置へ出力する出
    力手段を含み、 前記回線切断手段は、前記出力手段からの連続する二つ
    の出力を比較することで前記周波数成分の強度が変動し
    たか否かを判定する比較手段を含んで成ることを特徴と
    する請求項1記載の回線自動切断装置。
  3. 【請求項3】 前記強度検出手段により検出された周波
    数成分の強度が、前記第一の所定時間よりも短い第三の
    所定時間以上にわたって変動しないときに、警告を発す
    る警告手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の回線自動切断装置。
JP32059696A 1996-11-29 1996-11-29 回線自動切断装置 Pending JPH10164216A (ja)

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JP32059696A JPH10164216A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 回線自動切断装置

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JP32059696A JPH10164216A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 回線自動切断装置

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JPH10164216A true JPH10164216A (ja) 1998-06-19

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ID=18123187

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JP32059696A Pending JPH10164216A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 回線自動切断装置

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JP (1) JPH10164216A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231248A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Toyota Motor Corp 通信制御装置
DE112017007136B4 (de) 2017-02-27 2023-06-15 Mitsubishi Electric Corporation Bodenfunkstation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231248A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Toyota Motor Corp 通信制御装置
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