JPH10163941A - ダイバーシティアンテナ装置 - Google Patents
ダイバーシティアンテナ装置Info
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- JPH10163941A JPH10163941A JP8324933A JP32493396A JPH10163941A JP H10163941 A JPH10163941 A JP H10163941A JP 8324933 A JP8324933 A JP 8324933A JP 32493396 A JP32493396 A JP 32493396A JP H10163941 A JPH10163941 A JP H10163941A
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Abstract
ンテナとして兼用する際に、そのFM波の相互変調成分
によるAM波の受信信号への妨害を阻止して高品位のA
M波の受信を可能にし、かつ構成を簡素化してコスト低
減を図る。 【解決手段】 AM受信時はスイッチSW11をオンに
設定し、かつ、FMSメータ信号がゼロレベルである。
切替制御回路22は抵抗器R12との接続点が0Vに設
定され、かつ、抵抗器R11との接続点が8Vに設定さ
れる。ピンダイオードD11が線形領域で導通し、強電
界強度のFM波を受信した際に、コンデンサC12から
の受信信号がピンダイオードD11に入力される。この
場合、ピンダイオードD11は非線形領域で動作してい
ないため、FM波の受信信号の相互変調成分が発生しな
くなり、AM波の受信信号に対する妨害が無くなる。
Description
ィアンテナの一方をAMアンテナとして兼用するダイバ
ーシティアンテナ装置に関する。
ンテナ装置の構成を示す回路図である。図2において、
この装置ではFMダイバーシティ方式のアンテナAnt
1,Ant2が端子T1,T2に接続されている。この
装置ではアンテナAnt1をAM受信用アンテナとして
兼用している。FM受信時はスイッチSW1がオフに設
定されて、切替制御回路2への電源Eの電圧が非印加状
態となっている。さらに、切替制御回路2への図示しな
いFM受信回路からのFMSメータ信号、すなわち、受
信電界強度レベルを示す信号がゼロレベルである。この
状態では、ピンダイオードD1,D2が無バイアス状態
であり、アンテナAnt1でのAM波の受信信号がFM
波の周波数帯域に設定されたバンドパスフィルタ(BP
F)1で阻止され、かつ、図示しないAM受信回路に出
力される。
に設定され、FM受信回路からのFMSメータ信号、す
なわち、受信電界強度レベルを示す信号がゼロレベル以
上となる。この結果、切替制御回路2、抵抗器R1,R
2,R3を通じてピンダイオードD1,D2にバイアス
が設定されて動通する。すなわち、切替制御回路2と抵
抗器R1,R2との接続点が0Vになり、ピンダイオー
ドD1,D2が導通する。この導通によってアンテナA
nt1,Ant2で受信したFM波の受信信号がBPF
1を通過し、かつ、直流カット用のコンデンサC1を通
過する。このBPF1及びコンデンサC1を通過したF
M波の受信信号が導通状態のピンダイオードD1,D2
を通過し、合成されてFM受信回路に出力される。
ンテナ装置では、FMダイバーシティ方式のアンテナA
nt1をAMアンテナとして兼用できる。
ダイバーシティアンテナ装置では、強電界強度のFM波
を受信した際に、BPF1を通過した受信信号でピンダ
イオードD1が非線形領域で動作してしまう。この動作
によるFM波の受信信号の相互変調成分がAM波の受信
信号に混入して妨害が発生する。さらに、BPF1はF
M波の全周波数帯域での受信信号に対する損失が発生し
ないように通過させるため、その構成が複雑であり、高
価になるという欠点がある。
課題を解決するものであり、FMダイバーシティアンテ
ナの一方をAMアンテナとして兼用する際に、そのFM
波の受信信号の相互変調成分によるAM波の受信信号へ
の妨害を阻止して高品位のAM波の受信を可能にし、か
つ、構成を簡素化してコスト低減が出来る優れたダイバ
ーシティアンテナ装置を提供する。
に、本発明のAM兼用FMダイバーシティアンテナ装置
は、AM受信時に一方のFM用アンテナ、コンデンサに
接続されるスイッチング素子を線形領域でオン動作させ
ている。
強電界強度のFM受信信号が一方のスイッチング素子に
入力された際にも、非線形領域で動作しないため、FM
受信信号の相互変調成分が発生しなくなる。すなわち、
AM波の受信信号に対する妨害が発生しなり、高品位の
AM波の受信が可能になる。この場合、従来例のように
BPFを用いておらず、コンデンサのみであり、他の回
路は従来例と同じであるため、その構成が簡素化され、
コスト低減が図られる。
ンテナの一方をAMアンテナとして兼用するダイバーシ
ティアンテナ装置であり、FM用のアンテナにそれぞれ
直列に一方及び他方のコンデンサが接続され、かつ、一
方及び他方のスイッチング素子のそれぞれの一方側が直
列に接続されるとともに、他方側が並列接続されてFM
受信信号を出力し、かつ、一方のコンデンサの接続点か
らAM受信信号を出力し、AM受信時に一方のスイッチ
ング素子を線形領域でオン動作させる制御部を備えてい
る。
界強度信号が入力された際にFM受信時を識別し、か
つ、スイッチング素子としてピンダイオードを用いてい
る。これにより、一方のコンデンサを通過した強力なF
M受信信号が一方のスイッチング素子に入力された際に
も、非線形領域で動作していないため、FM受信信号の
相互変調成分が発生しなくなる。すなわち、AM波の受
信信号に対する妨害が発生しなり、高品位のAM波の受
信が可能になる。
置の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
置の実施形態の構成を示す回路図である。図1におい
て、この装置は端子T11,T12に接続されるFMダ
イバーシティ方式のアンテナAnt11,Ant12を
有している。さらに、アンテナAnt11,Ant12
に直列接続された直流カット用かつアンテナAnt1
1,Ant12の受信信号の通過用であるコンデンサC
11,C12が設けられている。また、コンデンサC1
1,C12にそれぞれカソードが接続されたピンダイオ
ードD11,D12が設けられ、このピンダイオードD
11,D12のアノード側が並列接続されている。
M波又はFM波の受信切り替え時にバイアスを設定する
ための抵抗器R11,R12,R13を有している。A
M波又はFM波の受信切り替え時のバイアス設定を制御
する切替制御回路22が設けられており、この切替制御
回路22に図示しないFM受信回路からのFMSメータ
信号、すなわち、受信電界強度レベルを示す信号が入力
される。
電源Eからの電圧、例えば、ピンダイオードD11,D
12を線形領域で導通させるための8ボルト(V)を切
替制御回路22及び抵抗器R13に印加するスイッチS
W11を有している。コンデンサC11のアンテナAn
t11側から図示しないAM受信回路にAM波の受信信
号が送出され、ピンダイオードD11,D12のアノー
ド側から図示しないFM受信回路にFM波の受信信号が
送出される。切替制御回路22は抵抗器R11,R12
との接続点が、AM波又はFM波の受信切り替え時に電
圧0V又は8Vに設定される。
る。FM受信時及びAM受信時ともにスイッチSW11
をオンに設定する。AM受信時は切替制御回路22に図
示しないFM受信回路から入力されるFMSメータ信号
がゼロレベルである。この場合、切替制御回路22は抵
抗器R12との接続点が0Vに設定され、かつ、抵抗器
R11の接続点が8Vに設定される。したがって、電源
E、スイッチSW11、抵抗器R13を通じてピンダイ
オードD11に印加される電圧が、さらに抵抗器R12
を通じて流れる。すなわち、ピンダイオードD11は線
形領域で導通する。
される電圧はコンデンサC12で阻止されてアンテナA
nt11側に流れない。 この結果、強電界強度のFM
波を受信した際に、コンデンサC12を通過した受信信
号がピンダイオードD11に入力された際にも、このピ
ンダイオードD11が非線形領域で動作していないた
め、FM波の相互変調成分が発生しなくなる。すなわ
ち、AM波の受信信号に対する妨害が発生しなくなる。
この場合、従来例のようにBPFを用いておらず、コン
デンサC12のみであり、他の回路は従来例と同じであ
るため、その構成が簡素化され、コスト低減が可能とな
る。
オンに設定する。このFM受信時は切替制御回路22に
図示しないFM受信回路から入力されるFMSメータ信
号がゼロレベル以上になる。このとき切替制御回路22
は、抵抗器R12との接続点を0Vに設定し、かつ、抵
抗器R11の接続点も0Vに設定する制御を行う。
抵抗器R13を通じてピンダイオードD11に印加され
る電圧が、さらに、抵抗器R12を通じて流れる。同様
に電源E、スイッチSW11、抵抗器R13を通じてピ
ンダイオードD12に印加される電圧が抵抗器R11を
通じて流れる。これによって、このピンダイオードD1
1,D12が導通し、アンテナAnt1,Ant2で受
信したFM波の受信信号がコンデンサC11,C12を
通過し、かつ、ピンダイオードD11,D12を通過
し、合成されて図示しないFM受信回路に出力される。
のダイバーシティアンテナ装置によれば、AM受信時に
一方のFM用アンテナ、コンデンサに接続されるスイッ
チング素子を線形領域でオン動作させている。したがっ
て、強電界強度のFM受信信号が一方のスイッチング素
子に入力された際にも、非線形領域で動作していないた
め、FM受信信号の相互変調成分が発生しなくなり、A
M波の受信信号に対する妨害が発生せずに、高品位のA
M波の受信が可能になる。
おらず、コンデンサのみであり、他の回路は従来例と同
じであるため、その構成が簡素化され、コスト低減が出
来るようになる。
態の構成を示す回路図
示す回路図
Claims (3)
- 【請求項1】 FMダイバーシティアンテナの一方をA
Mアンテナとして兼用するダイバーシティアンテナ装置
であり、一方及び他方のFM用アンテナにそれぞれ直列
に一方及び他方のコンデンサが接続され、かつ、この一
方及び他方のコンデンサに、一方及び他方のスイッチン
グ素子のそれぞれの一方側が直列に接続されるととも
に、他方側が並列接続されてFM受信信号を出力し、か
つ、一方のコンデンサの入力側からAM受信信号を出力
するとともに、AM受信時に一方のスイッチング素子を
線形領域でオン動作させる制御部を備えることを特徴と
するダイバーシティアンテナ装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の制御部は、FM受信
時の電界強度信号が入力された際にFM受信時を識別す
ることを特徴とするダイバーシティアンテナ装置。 - 【請求項3】 前記請求項1記載のスイッチング素子と
してピンダイオードを用いることを特徴とするダイバー
シティアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324933A JPH10163941A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | ダイバーシティアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8324933A JPH10163941A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | ダイバーシティアンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10163941A true JPH10163941A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18171243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8324933A Pending JPH10163941A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | ダイバーシティアンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10163941A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005074165A1 (en) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device with antenna for wireless communication |
WO2010078605A1 (en) | 2009-01-09 | 2010-07-15 | Akg Acoustics Gmbh | Method for receiving digital audio data |
US8086201B2 (en) | 2006-12-19 | 2011-12-27 | Akg Acoustics Gmbh | Diversity receiving device |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP8324933A patent/JPH10163941A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005074165A1 (en) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device with antenna for wireless communication |
US7486955B2 (en) | 2004-01-30 | 2009-02-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device with antenna for wireless communication |
US8086201B2 (en) | 2006-12-19 | 2011-12-27 | Akg Acoustics Gmbh | Diversity receiving device |
WO2010078605A1 (en) | 2009-01-09 | 2010-07-15 | Akg Acoustics Gmbh | Method for receiving digital audio data |
US8463220B2 (en) | 2009-01-09 | 2013-06-11 | Akg Acoustics Gmbh | System for receiving digital audio data |
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