JPH10162937A - 自己較正温度コントローラ - Google Patents
自己較正温度コントローラInfo
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- JPH10162937A JPH10162937A JP9317918A JP31791897A JPH10162937A JP H10162937 A JPH10162937 A JP H10162937A JP 9317918 A JP9317918 A JP 9317918A JP 31791897 A JP31791897 A JP 31791897A JP H10162937 A JPH10162937 A JP H10162937A
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- Japan
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- temperature
- signal
- voltage
- supply unit
- controller
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1917—Control of temperature characterised by the use of electric means using digital means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着剤供給ユニットからの調合されたホット
メルト型接着剤の温度を精密に制御するのに使用される
自己較正温度コントローラの実現。 【解決手段】 接着剤供給ユニットからのホットメルト
型接着剤の温度を精密に制御するのに使用できる自動自
己較正温度コントローラ10であって、接着剤供給ユニッ
トの複数のゾーンにおける所望の温度を設定する手段1
8,20 と、接着剤供給ユニットのゾーンにおける温度を
測定してアナログ電圧信号を発生する温度検出手段64A-
64E と、アナログ電圧信号を周波数信号に変換する手段
52と、周波数信号を所望の温度に対して比較して温度制
御信号を発生するマイクロコンピュータ54と、低較正温
度信号と高較正温度信号を発生する自動自己較正手段4
6,54 とを備え、マイクロコンピュータは、低温信号と
高温信号を連続的に走査し、ドリフトを除去するように
測定した温度を補正するように動作する。
メルト型接着剤の温度を精密に制御するのに使用される
自己較正温度コントローラの実現。 【解決手段】 接着剤供給ユニットからのホットメルト
型接着剤の温度を精密に制御するのに使用できる自動自
己較正温度コントローラ10であって、接着剤供給ユニッ
トの複数のゾーンにおける所望の温度を設定する手段1
8,20 と、接着剤供給ユニットのゾーンにおける温度を
測定してアナログ電圧信号を発生する温度検出手段64A-
64E と、アナログ電圧信号を周波数信号に変換する手段
52と、周波数信号を所望の温度に対して比較して温度制
御信号を発生するマイクロコンピュータ54と、低較正温
度信号と高較正温度信号を発生する自動自己較正手段4
6,54 とを備え、マイクロコンピュータは、低温信号と
高温信号を連続的に走査し、ドリフトを除去するように
測定した温度を補正するように動作する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、ホッ
トメルト型接着剤などを塗布する装置に関する。特に、
本発明は、接着剤供給ユニットで調合されたホットメル
ト型接着剤の温度を精密に制御(コントロール)するの
に使用できる自己較正温度コントローラ(制御装置)に
関する。
トメルト型接着剤などを塗布する装置に関する。特に、
本発明は、接着剤供給ユニットで調合されたホットメル
ト型接着剤の温度を精密に制御(コントロール)するの
に使用できる自己較正温度コントローラ(制御装置)に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術で一般に知られているように、
調合されたホットメルト型接着剤の温度を制御する温度
コントローラで、接着剤の温度を検出して温度に比例し
たアナログ電圧を発生する温度センサを有する温度コン
トローラがこれまでは使用されていた。その後、これら
従来技術の温度コントローラは、アナログ電圧をディジ
タル信号に変換するA/D変換器(アナログ−ディジタ
ルコンバータ)を利用している。しかし、これらの従来
技術の検出機構には、A/D変換処理が本質的に電気的
雑音に対して敏感であるという欠点があった。その結
果、A/D変換が実行されている時に現れる雑音が温度
の読み取りに混入し、そのために不正確で信頼できない
測定になる。従来技術の設計における他の問題は、この
ような雑音のために較正が必要になり、そのために製
造、組み立て、及び労働のコストを増加させることであ
る。
調合されたホットメルト型接着剤の温度を制御する温度
コントローラで、接着剤の温度を検出して温度に比例し
たアナログ電圧を発生する温度センサを有する温度コン
トローラがこれまでは使用されていた。その後、これら
従来技術の温度コントローラは、アナログ電圧をディジ
タル信号に変換するA/D変換器(アナログ−ディジタ
ルコンバータ)を利用している。しかし、これらの従来
技術の検出機構には、A/D変換処理が本質的に電気的
雑音に対して敏感であるという欠点があった。その結
果、A/D変換が実行されている時に現れる雑音が温度
の読み取りに混入し、そのために不正確で信頼できない
測定になる。従来技術の設計における他の問題は、この
ような雑音のために較正が必要になり、そのために製
造、組み立て、及び労働のコストを増加させることであ
る。
【0003】従って、接着剤の温度を制御するより正確
で信頼性のある温度コントローラを提供することが望ま
れていた。更に、手動による較正の必要を無くした温度
コントローラを提供することが望ましい。米国特許商標
庁において行われたこの出願の主題に対する従来技術の
調査により、従来技術として次の米国特許が明らかにな
っている。
で信頼性のある温度コントローラを提供することが望ま
れていた。更に、手動による較正の必要を無くした温度
コントローラを提供することが望ましい。米国特許商標
庁において行われたこの出願の主題に対する従来技術の
調査により、従来技術として次の米国特許が明らかにな
っている。
【0004】USP4,059,204, USP4,065,034, USP4,847,4
70, USP4,889,440, USP5,098,196,USP5,130,518, USP5,
324,918, USP5,407,101, USP5,457,302 1977年12月27日付けでJ.E.Callanに付与された
米国特許第4,065,034号には、非商用プロジェクト中、
熱で柔らかくできる接着剤又はシーラントコンパウンド
を加熱及び調合するガンタイプ(銃型)のディスペンサ
(調合器)を開示している。このディスペンサは、ディ
スペンサのバレル(たる)の外側の端を加熱する電気的
な加熱要素を含む。
70, USP4,889,440, USP5,098,196,USP5,130,518, USP5,
324,918, USP5,407,101, USP5,457,302 1977年12月27日付けでJ.E.Callanに付与された
米国特許第4,065,034号には、非商用プロジェクト中、
熱で柔らかくできる接着剤又はシーラントコンパウンド
を加熱及び調合するガンタイプ(銃型)のディスペンサ
(調合器)を開示している。このディスペンサは、ディ
スペンサのバレル(たる)の外側の端を加熱する電気的
な加熱要素を含む。
【0005】1989年12月26日付けでC.L.Shano
に付与された米国特許第4,889,440号には、所望の表面
に溶融ワックスの塗布を行うローラアプリケータ(塗布
機)であって、第1の温度計の温度制御の下に、電気的
な加熱抵抗により高い動作温度に加熱してワックスを溶
融させるボール(皿)を有するローラアプリケータが開
示されている。第2の温度計を溶融したワックスに浸漬
するように配置し、ワックスのレベルが低下すると温度
が低下して、“ワックス低下”を示すようになってい
る。
に付与された米国特許第4,889,440号には、所望の表面
に溶融ワックスの塗布を行うローラアプリケータ(塗布
機)であって、第1の温度計の温度制御の下に、電気的
な加熱抵抗により高い動作温度に加熱してワックスを溶
融させるボール(皿)を有するローラアプリケータが開
示されている。第2の温度計を溶融したワックスに浸漬
するように配置し、ワックスのレベルが低下すると温度
が低下して、“ワックス低下”を示すようになってい
る。
【0006】1992年3月24日付けでM.J.O'Neill
に付与された米国特許第5,059,196号には、分析装置に
おける加熱及び温度測定のための回路配置が開示されて
いる。3つの回路部分は、基準と比較されるテストサン
プルにおける加熱と冷却の変化を測定するのに使用され
る抵抗要素に印加される電力の変化を演算するのに使用
される。この3つの部分回路は、第1のアナログ部と、
ディジタル部と、第2のアナログ部を有する。ディジタ
ル部は、アナログ電圧を周波数信号に変換する電圧/周
波数変換器で形成される。
に付与された米国特許第5,059,196号には、分析装置に
おける加熱及び温度測定のための回路配置が開示されて
いる。3つの回路部分は、基準と比較されるテストサン
プルにおける加熱と冷却の変化を測定するのに使用され
る抵抗要素に印加される電力の変化を演算するのに使用
される。この3つの部分回路は、第1のアナログ部と、
ディジタル部と、第2のアナログ部を有する。ディジタ
ル部は、アナログ電圧を周波数信号に変換する電圧/周
波数変換器で形成される。
【0007】1994年6月28日付けでB.J.Kadwell
に付与された米国特許第5,324,918号には、調理機械に
おける処理を制御するための温度安定化コントロールシ
ステムが開示されている。このコントロールシステム
は、オーブン内の温度を検出するRTD温度センサ手段
と、このRTD温度センサ手段とマイクロコンピュータ
の間に接続されたA/D変換器とを有する。センサに
は、マイクロコンピュータ、ネットワーク、及び演算増
幅器(オペアンプ)の手段による定電流の励起というよ
りもむしろ変化する電圧が印加される。
に付与された米国特許第5,324,918号には、調理機械に
おける処理を制御するための温度安定化コントロールシ
ステムが開示されている。このコントロールシステム
は、オーブン内の温度を検出するRTD温度センサ手段
と、このRTD温度センサ手段とマイクロコンピュータ
の間に接続されたA/D変換器とを有する。センサに
は、マイクロコンピュータ、ネットワーク、及び演算増
幅器(オペアンプ)の手段による定電流の励起というよ
りもむしろ変化する電圧が印加される。
【0008】上記のリストに挙げたが特に言及していな
い残りの米国特許は、一般的なもので、接着剤などの調
合やその温度の制御のためのシステムにおける技術の状
態を示すものである。
い残りの米国特許は、一般的なもので、接着剤などの調
合やその温度の制御のためのシステムにおける技術の状
態を示すものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検討し
た上記の従来技術は、自動自己較正動作を実行する記憶
プログラムの下で動作するマイクロコンピュータを備え
る温度コントローラを有する本発明の装置のような、ホ
ットメルト型接着剤を調合する接着剤供給ユニットを開
示していない。
た上記の従来技術は、自動自己較正動作を実行する記憶
プログラムの下で動作するマイクロコンピュータを備え
る温度コントローラを有する本発明の装置のような、ホ
ットメルト型接着剤を調合する接着剤供給ユニットを開
示していない。
【0010】本発明によれば、検討した上記の従来技術
に対して顕著な改善が実現される。本発明では、このよ
うな改善は、温度センサによって検出された温度に対応
する電圧を変換する電圧/周波数変換器を電気的な雑音
に対して高い防御性を有するようにすることで実現され
る。自動自己較正は、一方が高温に対応し、他方が低温
に対応し、マイクロコンピュータに値を送る2個の精密
抵抗の値を周期的に走査(スキャン)し、マイクロコン
ピュータは温度範囲にわたって変換機能を数学的に線形
化(リニアライズ)することで実現される。
に対して顕著な改善が実現される。本発明では、このよ
うな改善は、温度センサによって検出された温度に対応
する電圧を変換する電圧/周波数変換器を電気的な雑音
に対して高い防御性を有するようにすることで実現され
る。自動自己較正は、一方が高温に対応し、他方が低温
に対応し、マイクロコンピュータに値を送る2個の精密
抵抗の値を周期的に走査(スキャン)し、マイクロコン
ピュータは温度範囲にわたって変換機能を数学的に線形
化(リニアライズ)することで実現される。
【0011】従って、本発明の共通した目的は、自動自
己較正動作を実行する記憶プログラムの下で動作するマ
イクロコンピュータを備える温度コントローラを有する
ホットメルト型接着剤を調合するための改良された接着
剤供給ユニットを提供することである。本発明の目的
は、接着剤供給ユニットからの調合されたホットメルト
型接着剤の温度を精密に制御するのに使用される自己較
正温度コントローラを提供することである。
己較正動作を実行する記憶プログラムの下で動作するマ
イクロコンピュータを備える温度コントローラを有する
ホットメルト型接着剤を調合するための改良された接着
剤供給ユニットを提供することである。本発明の目的
は、接着剤供給ユニットからの調合されたホットメルト
型接着剤の温度を精密に制御するのに使用される自己較
正温度コントローラを提供することである。
【0012】本発明の更なる目的は、接着剤の温度の制
御をより正確で信頼性のある基準に基づいて行う改良さ
れた温度コントローラを提供することである。本発明の
更なる目的は、温度センサによって検出された温度に対
応する電圧の周波数へ変換する電圧/周波数変換器を電
気的な雑音に対して高い防御性を有するようにすること
で、それを有する温度コントローラを改良することであ
る。
御をより正確で信頼性のある基準に基づいて行う改良さ
れた温度コントローラを提供することである。本発明の
更なる目的は、温度センサによって検出された温度に対
応する電圧の周波数へ変換する電圧/周波数変換器を電
気的な雑音に対して高い防御性を有するようにすること
で、それを有する温度コントローラを改良することであ
る。
【0013】本発明の更なる目的は、2個の精密抵抗の
値を周期的にスキャンして温度範囲にわたって変換機能
を数学的に線形化するマイクロコンピュータを有する改
良された温度コントローラを提供することである。
値を周期的にスキャンして温度範囲にわたって変換機能
を数学的に線形化するマイクロコンピュータを有する改
良された温度コントローラを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の好適な実施例に
よれば、接着剤供給ユニットからの調合されたホットメ
ルト型接着剤の温度を精密に制御するのに使用される自
己較正温度コントローラが提供される。温度コントロー
ラは、接着剤供給ユニットの複数のゾーン(領域)にお
ける所望の温度を設定する手段を有する。接着剤供給ユ
ニットの複数のゾーンのそれぞれにおける温度を測定
し、測定した温度に対応するアナログ電圧信号を発生さ
せるために温度検出手段が設けられる。アナログ電圧を
測定した温度に対応する周波数信号に変換するための電
圧/周波数変換器が設けられる。
よれば、接着剤供給ユニットからの調合されたホットメ
ルト型接着剤の温度を精密に制御するのに使用される自
己較正温度コントローラが提供される。温度コントロー
ラは、接着剤供給ユニットの複数のゾーン(領域)にお
ける所望の温度を設定する手段を有する。接着剤供給ユ
ニットの複数のゾーンのそれぞれにおける温度を測定
し、測定した温度に対応するアナログ電圧信号を発生さ
せるために温度検出手段が設けられる。アナログ電圧を
測定した温度に対応する周波数信号に変換するための電
圧/周波数変換器が設けられる。
【0015】周波数信号を所望の温度と比較して、比較
結果に基づいて対応するゾーンに位置したヒータに供給
する電流を調整する温度制御信号を発生するマイクロコ
ンピュータが使用される。低温に対応する低較正温度信
号と高温に対応する高較正温度信号を発生するために自
動自己較正回路が使用される。マイクロコンピュータ
は、記憶されたプログラムの下で動作し、低温度信号と
高温度信号を連続してスキャンして、測定した温度をド
リフトを除くように調整する。
結果に基づいて対応するゾーンに位置したヒータに供給
する電流を調整する温度制御信号を発生するマイクロコ
ンピュータが使用される。低温に対応する低較正温度信
号と高温に対応する高較正温度信号を発生するために自
動自己較正回路が使用される。マイクロコンピュータ
は、記憶されたプログラムの下で動作し、低温度信号と
高温度信号を連続してスキャンして、測定した温度をド
リフトを除くように調整する。
【0016】
【発明の実施の形態】上記の本発明の目的は、付属の図
面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより十
分に明らかになるであろう。なお、図面では対応する部
分には同じ参照番号を付してある。以下に説明する実施
例は、本発明が明確に理解されるように、本発明を特に
接着剤供給ユニットからの調合されたホットメルト型接
着剤の温度を精密に制御するのに適用した例であり、本
発明の適用例の1つを説明する目的でのみ示したもので
あり、本発明の範囲を限定するものではない。本発明は
より正確で信頼性の高い基礎に基づいて温度を制御する
自動自己較正温度コントローラに関するので、本発明は
他の分野や装置において多くの応用が可能である。
面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより十
分に明らかになるであろう。なお、図面では対応する部
分には同じ参照番号を付してある。以下に説明する実施
例は、本発明が明確に理解されるように、本発明を特に
接着剤供給ユニットからの調合されたホットメルト型接
着剤の温度を精密に制御するのに適用した例であり、本
発明の適用例の1つを説明する目的でのみ示したもので
あり、本発明の範囲を限定するものではない。本発明は
より正確で信頼性の高い基礎に基づいて温度を制御する
自動自己較正温度コントローラに関するので、本発明は
他の分野や装置において多くの応用が可能である。
【0017】図面を詳細に参照すると、図1には、参照
番号10で示される本発明の自己較正温度コントローラ
が示されている。温度コントローラ10は、マイクロコ
ンピュータベースの多チャンネル装置であり、ホッパ、
2個のホース、及び2個のヘッド/アプリケータ(5個
のゾーン)のホットメルト型接着剤の温度を精密に制御
する接着剤供給ユニット(図示せず)に使用されたもの
である。これらの5個のゾーンに対する温度設定点は、
オペレータにより選択される。接着剤供給ユニットは、
空気駆動自動アプリケータ(ヘッド)、電気アプリケー
タ、手持ちアプリケータ、及び/又は特別のアプリケー
タを収容するようにしてもよい。
番号10で示される本発明の自己較正温度コントローラ
が示されている。温度コントローラ10は、マイクロコ
ンピュータベースの多チャンネル装置であり、ホッパ、
2個のホース、及び2個のヘッド/アプリケータ(5個
のゾーン)のホットメルト型接着剤の温度を精密に制御
する接着剤供給ユニット(図示せず)に使用されたもの
である。これらの5個のゾーンに対する温度設定点は、
オペレータにより選択される。接着剤供給ユニットは、
空気駆動自動アプリケータ(ヘッド)、電気アプリケー
タ、手持ちアプリケータ、及び/又は特別のアプリケー
タを収容するようにしてもよい。
【0018】温度コントローラ10は、電源のオンとオ
フ(電源の供給と停止)を切り換えるメインパワー(主
電源)スイッチ14と、ポンプのオンとオフ(ポンプの
駆動と停止)を切り換えるポンプスイッチ16と、アッ
プ(増加)用プッシュキー18と、ダウン(減少)用プ
ッシュキー20と、キースイッチ22とを有するキーパ
ッドレイアウト12を備える。キースイッチがロック位
置にある時には、プッシュキー18と20はプログラム
された設定点の変化を防止するため無効にされる。プロ
グラミングは、キースイッチ22が非ロック位置24に
ある時のみ行われる。このキーパッドレイアウト12
は、更に、7セグメントLEDディジタル表示器26
と、温度スケールインジケータ(指示器)用光源28
(摂氏温度用)と30(華氏温度用)と、ホッパ温度用
プッシュボタン/LED32と、第1ホース温度用プッ
シュボタン/LED34と、第2ホース温度用プッシュ
ボタン/LED36と、第1アプリケータ温度用プッシ
ュボタン/LED38と、第2ホースアプリケータ温度
用プッシュボタン/LED40とを有する。
フ(電源の供給と停止)を切り換えるメインパワー(主
電源)スイッチ14と、ポンプのオンとオフ(ポンプの
駆動と停止)を切り換えるポンプスイッチ16と、アッ
プ(増加)用プッシュキー18と、ダウン(減少)用プ
ッシュキー20と、キースイッチ22とを有するキーパ
ッドレイアウト12を備える。キースイッチがロック位
置にある時には、プッシュキー18と20はプログラム
された設定点の変化を防止するため無効にされる。プロ
グラミングは、キースイッチ22が非ロック位置24に
ある時のみ行われる。このキーパッドレイアウト12
は、更に、7セグメントLEDディジタル表示器26
と、温度スケールインジケータ(指示器)用光源28
(摂氏温度用)と30(華氏温度用)と、ホッパ温度用
プッシュボタン/LED32と、第1ホース温度用プッ
シュボタン/LED34と、第2ホース温度用プッシュ
ボタン/LED36と、第1アプリケータ温度用プッシ
ュボタン/LED38と、第2ホースアプリケータ温度
用プッシュボタン/LED40とを有する。
【0019】図2には、本発明の原理に基づいて作られ
た温度コントローラ10の簡略化されたブロック図が示
されている。図示のように、温度コントローラ10は、
温度検出ネットワーク42と、安定電圧発生器44と、
較正(キャリブレーション)用抵抗回路46と、アナロ
グマルチプレクサ48と、オペアンプ回路50と、電圧
/周波数変換器52とで形成される。温度コントローラ
10は、更にマイクロコンピュータ54と、タイマ回路
56と、デコーダ58と、ラッチ回路60と、ディジタ
ル表示回路62とを有する。図3は、図2の参照番号4
2、44、46、48、50、及び52で示したブロッ
クで使用されるのに適した回路を示す詳細な回路図であ
る。図4から図6は、図2の参照番号54、56、5
8、及び60で示したブロックで使用されるのに適した
回路を示す詳細な回路図を示し、図4から図6で全体の
回路を示す。
た温度コントローラ10の簡略化されたブロック図が示
されている。図示のように、温度コントローラ10は、
温度検出ネットワーク42と、安定電圧発生器44と、
較正(キャリブレーション)用抵抗回路46と、アナロ
グマルチプレクサ48と、オペアンプ回路50と、電圧
/周波数変換器52とで形成される。温度コントローラ
10は、更にマイクロコンピュータ54と、タイマ回路
56と、デコーダ58と、ラッチ回路60と、ディジタ
ル表示回路62とを有する。図3は、図2の参照番号4
2、44、46、48、50、及び52で示したブロッ
クで使用されるのに適した回路を示す詳細な回路図であ
る。図4から図6は、図2の参照番号54、56、5
8、及び60で示したブロックで使用されるのに適した
回路を示す詳細な回路図を示し、図4から図6で全体の
回路を示す。
【0020】図3に示すように、温度検出ネットワーク
42は、複数の抵抗温度検出器(RTD)センサ64A
−64Eを有し、5個のゾーン、すなわちホッパ(HOPPE
R)、第1ホース(HOSE1) 、第1ヘッド(HEAD1) 、第2ホ
ース(HOSE2) 、第2ヘッド(HEAD2) における各温度を測
定して検出する。RTDセンサ64A−64Eのそれぞ
れは、電気抵抗が検出器の温度の増加に従って直接増加
し、正の温度係数を有する100Ω(オーム)のプラチ
ナ抵抗温度検出器を備える。このため、各検出器で生じ
る電圧は非常に正確である。
42は、複数の抵抗温度検出器(RTD)センサ64A
−64Eを有し、5個のゾーン、すなわちホッパ(HOPPE
R)、第1ホース(HOSE1) 、第1ヘッド(HEAD1) 、第2ホ
ース(HOSE2) 、第2ヘッド(HEAD2) における各温度を測
定して検出する。RTDセンサ64A−64Eのそれぞ
れは、電気抵抗が検出器の温度の増加に従って直接増加
し、正の温度係数を有する100Ω(オーム)のプラチ
ナ抵抗温度検出器を備える。このため、各検出器で生じ
る電圧は非常に正確である。
【0021】ホッパRTDセンサ64Aは、高精度の抵
抗R13(0.1%精度)の一方の端に直列に接続さ
れ、電圧分割器を形成する。抵抗R13の他方の端は、
安定電圧発生器44に接続される。電圧発生器44は+
5.0VDCのような正確な基準電圧をその出力ピン6
に生じる電圧調整器(レギュレータ)である集積回路U
13で形成される。集積回路U13は、モトローラ社の
商業的に利用可能な型式REFO2に類似している。R
TDセンサ64Aの他方の端は、グランド電位に接続さ
れている。
抗R13(0.1%精度)の一方の端に直列に接続さ
れ、電圧分割器を形成する。抵抗R13の他方の端は、
安定電圧発生器44に接続される。電圧発生器44は+
5.0VDCのような正確な基準電圧をその出力ピン6
に生じる電圧調整器(レギュレータ)である集積回路U
13で形成される。集積回路U13は、モトローラ社の
商業的に利用可能な型式REFO2に類似している。R
TDセンサ64Aの他方の端は、グランド電位に接続さ
れている。
【0022】RTDセンサ64Aと抵抗R13の接続
は、ホッパ(HOPPER)RTDセンサ64Aの温度、すなわ
ちホッパ温度に直接比例する第1検出出力電圧をライン
(線)66に生じる。これはアナログマルチプレクサ4
8の第1の入力に送られる。マルチプレクサは、モトロ
ーラ社の利用可能な型式DG508に類似している集積
回路U16で形成される。このように、ライン66上の
第1検出出力電圧は、集積回路U16のピン4に接続さ
れる。
は、ホッパ(HOPPER)RTDセンサ64Aの温度、すなわ
ちホッパ温度に直接比例する第1検出出力電圧をライン
(線)66に生じる。これはアナログマルチプレクサ4
8の第1の入力に送られる。マルチプレクサは、モトロ
ーラ社の利用可能な型式DG508に類似している集積
回路U16で形成される。このように、ライン66上の
第1検出出力電圧は、集積回路U16のピン4に接続さ
れる。
【0023】第1ホース(HOSE1) RTDセンサ64B
は、高精度抵抗R14に直列に接続され、基準電圧とグ
ランド電位の間の電圧分割器を形成する。RTDセンサ
64Bと抵抗R14の接続が、第1ホース(HOSE1) RT
Dセンサ64Bの温度、すなわち第1ホース(HOSE1) 温
度に直接比例する第2検出出力電圧をライン68上に生
じる。この第2の検出出力電圧は、集積回路U15のピ
ン5に送られる。第1ヘッド(HEAD1) RTDセンサ64
Cは、高精度抵抗R15に直列に接続され、基準電圧と
グランド電位の間の電圧分割器を形成する。RTDセン
サ64Cと抵抗R15の接続が、第1ヘッド(HEAD1) の
温度に直接比例する第3検出出力電圧をライン70上に
生じる。
は、高精度抵抗R14に直列に接続され、基準電圧とグ
ランド電位の間の電圧分割器を形成する。RTDセンサ
64Bと抵抗R14の接続が、第1ホース(HOSE1) RT
Dセンサ64Bの温度、すなわち第1ホース(HOSE1) 温
度に直接比例する第2検出出力電圧をライン68上に生
じる。この第2の検出出力電圧は、集積回路U15のピ
ン5に送られる。第1ヘッド(HEAD1) RTDセンサ64
Cは、高精度抵抗R15に直列に接続され、基準電圧と
グランド電位の間の電圧分割器を形成する。RTDセン
サ64Cと抵抗R15の接続が、第1ヘッド(HEAD1) の
温度に直接比例する第3検出出力電圧をライン70上に
生じる。
【0024】同様に、第2ホース(HOSE2) RTDセンサ
64Dと第2ヘッド(HEAD2) RTDセンサ64Eは、そ
れぞれ抵抗R16とR17に直列に接続され、更なる電
圧分割器を形成する。RTDセンサ64Dと抵抗R16
の接続は、第2ホース(HOSE2) の温度に直接比例する第
4検出出力電圧をライン72上に生じる。同様に、RT
Dセンサ64Eと抵抗R17の接続は、第2ヘッド(HEA
D2) の温度に直接比例する第5検出出力電圧をライン7
4上に生じる。第3、第4及び第5検出出力電圧は、集
積回路U15の対応するピン5、6、12にそれぞれ接
続される。
64Dと第2ヘッド(HEAD2) RTDセンサ64Eは、そ
れぞれ抵抗R16とR17に直列に接続され、更なる電
圧分割器を形成する。RTDセンサ64Dと抵抗R16
の接続は、第2ホース(HOSE2) の温度に直接比例する第
4検出出力電圧をライン72上に生じる。同様に、RT
Dセンサ64Eと抵抗R17の接続は、第2ヘッド(HEA
D2) の温度に直接比例する第5検出出力電圧をライン7
4上に生じる。第3、第4及び第5検出出力電圧は、集
積回路U15の対応するピン5、6、12にそれぞれ接
続される。
【0025】較正用抵抗回路46は、3個の並行支線を
有し、第1の支線は直列の高精度抵抗R18とR21で
形成され、第2の支線は直列の高精度抵抗R19とR2
2で形成され、第3の支線は直列の高精度抵抗R20と
R23で形成される。3個の並行支線は、それぞれ安定
基準電圧(+5VDC)とグランドの間に接続された電
圧分割器を形成する。高精度抵抗R18とR21、R1
9とR22、R20とR23の接続点は、ライン76、
78、及び89に接続され、各ラインは集積回路U16
の対応するピン11、10、及び9に接続される。高精
度抵抗R21、R22、及びR23に生じる電圧は、3
8.6°C(101.5°F)、229°C(445.
9°F)、及び51.66°C(125°F)をシミュ
レートしている。ライン76上の電圧は、低温に対応す
る低較正温度信号を定義する。ライン78上の電圧は、
高温に対応する高較正温度信号を定義する。ライン80
上の電圧は通常は使用されない。
有し、第1の支線は直列の高精度抵抗R18とR21で
形成され、第2の支線は直列の高精度抵抗R19とR2
2で形成され、第3の支線は直列の高精度抵抗R20と
R23で形成される。3個の並行支線は、それぞれ安定
基準電圧(+5VDC)とグランドの間に接続された電
圧分割器を形成する。高精度抵抗R18とR21、R1
9とR22、R20とR23の接続点は、ライン76、
78、及び89に接続され、各ラインは集積回路U16
の対応するピン11、10、及び9に接続される。高精
度抵抗R21、R22、及びR23に生じる電圧は、3
8.6°C(101.5°F)、229°C(445.
9°F)、及び51.66°C(125°F)をシミュ
レートしている。ライン76上の電圧は、低温に対応す
る低較正温度信号を定義する。ライン78上の電圧は、
高温に対応する高較正温度信号を定義する。ライン80
上の電圧は通常は使用されない。
【0026】集積回路U16のピン1、16、及び15
に印加する信号を制御することにより、RTDセンサ6
4A−64Eからの各種の検出出力電圧と較正用抵抗回
路46からの較正用信号は、マルチプレクサの入力から
ピン8上のその出力(Vin)に選択的に接続される。
この電圧Vinは、オペアンプ回路50の入力に接続さ
れる。オペアンプ回路は、集積回路U14と、抵抗R
9、R10及び容量C24を有する。集積回路U14
は、非反転の形で、ゲイン(利得)11になるように接
続されている。マルチプレクサU16の出力する電圧V
inは、集積回路U14のピン3に接続され、増幅され
た電圧が集積回路U14のピン1に発生する。集積回路
U14は、ナショナル・セミコンダクタ社から出されて
いて商業的に利用可能なLM358型に類似している。
に印加する信号を制御することにより、RTDセンサ6
4A−64Eからの各種の検出出力電圧と較正用抵抗回
路46からの較正用信号は、マルチプレクサの入力から
ピン8上のその出力(Vin)に選択的に接続される。
この電圧Vinは、オペアンプ回路50の入力に接続さ
れる。オペアンプ回路は、集積回路U14と、抵抗R
9、R10及び容量C24を有する。集積回路U14
は、非反転の形で、ゲイン(利得)11になるように接
続されている。マルチプレクサU16の出力する電圧V
inは、集積回路U14のピン3に接続され、増幅され
た電圧が集積回路U14のピン1に発生する。集積回路
U14は、ナショナル・セミコンダクタ社から出されて
いて商業的に利用可能なLM358型に類似している。
【0027】電圧/周波数変換器52は、モトローラ社
から出されていて商業的に利用可能なAD654JN型
に類似した集積回路U15を有する。ライン82上の出
力電圧Voutは、集積回路U15のピン4に接続され
る。このアナログ電圧は、対応する周波数に変換され、
出力ピン1(Fout)に出力される。次の表においては、コ
ラムAの華氏温度で示した温度からコラムFのKHzを
単位とする出力周波数の完全なる変換機能が示されてい
る。
から出されていて商業的に利用可能なAD654JN型
に類似した集積回路U15を有する。ライン82上の出
力電圧Voutは、集積回路U15のピン4に接続され
る。このアナログ電圧は、対応する周波数に変換され、
出力ピン1(Fout)に出力される。次の表においては、コ
ラムAの華氏温度で示した温度からコラムFのKHzを
単位とする出力周波数の完全なる変換機能が示されてい
る。
【0028】
【表1】
【0029】図4〜図6を参照すると、マイクロコンピ
ュータ54は、モトローラ社から出されていて商業的に
利用可能な80C32型に類似した集積回路U11を備
える。タイマ回路56は、容量C28、C29、及び集
積回路U11とピン18と19で接続される水晶Y1を
有する。タイマ回路は、マイクロコンピュータU11の
サンプリングと計数(カウント)動作を実現するために
使用される。好適な実施例では、タイマ回路は水晶Y1
により約11.0592MHzの周波数に設定されてい
る。容量C28とC29は、水晶Y1を安定化するよう
に機能する。電圧/周波数変換器U14からの出力周波
数Foutは、マイクロコンピュータU11のピン1に
接続される。マイクロコンピュータは、この出力周波数
Foutをカウントして、水晶Y1によって決定される
正確な時間を求める。このカウント値は、集積回路(マ
ルチプレクサ)U16によって選択された入力電圧の1
つの温度値をディジタル表現したものである。
ュータ54は、モトローラ社から出されていて商業的に
利用可能な80C32型に類似した集積回路U11を備
える。タイマ回路56は、容量C28、C29、及び集
積回路U11とピン18と19で接続される水晶Y1を
有する。タイマ回路は、マイクロコンピュータU11の
サンプリングと計数(カウント)動作を実現するために
使用される。好適な実施例では、タイマ回路は水晶Y1
により約11.0592MHzの周波数に設定されてい
る。容量C28とC29は、水晶Y1を安定化するよう
に機能する。電圧/周波数変換器U14からの出力周波
数Foutは、マイクロコンピュータU11のピン1に
接続される。マイクロコンピュータは、この出力周波数
Foutをカウントして、水晶Y1によって決定される
正確な時間を求める。このカウント値は、集積回路(マ
ルチプレクサ)U16によって選択された入力電圧の1
つの温度値をディジタル表現したものである。
【0030】マルチプレクサのピン4−7と9−12上
の入力電圧は、ライン84、86及び88上に生じる端
子(ターミナル)MUX0、MUX1及びMUX2の値
に基づいて制御され、それらはデコーダ58とラッチ回
路60を介してマイクロコンピュータにより制御され
る。デコーダ58は74HC373型に類似した集積回
路U9を備え、ラッチ回路60は74LS259に類似
した集積回路U5を備える。更に、(マイクロコンピュ
ータを構成する)マイクロプロセッサは、ドライバU1
−U3を介してディジタル表示回路62を制御して5個
のゾーンの実際の温度を表示する。温度表示回路62
は、7セグメントLED表示ユニットDISP1−DI
SP3を有する。
の入力電圧は、ライン84、86及び88上に生じる端
子(ターミナル)MUX0、MUX1及びMUX2の値
に基づいて制御され、それらはデコーダ58とラッチ回
路60を介してマイクロコンピュータにより制御され
る。デコーダ58は74HC373型に類似した集積回
路U9を備え、ラッチ回路60は74LS259に類似
した集積回路U5を備える。更に、(マイクロコンピュ
ータを構成する)マイクロプロセッサは、ドライバU1
−U3を介してディジタル表示回路62を制御して5個
のゾーンの実際の温度を表示する。温度表示回路62
は、7セグメントLED表示ユニットDISP1−DI
SP3を有する。
【0031】本発明の自動自己較正温度コントローラ1
0は、各種の方法で公知の従来技術の温度検出回路に対
して大きな改良を行っている。第1に、5個のゾーンに
対応する検出された電圧は、周波数に変換される。この
検出技術は、本質的に検出された電圧の読みの時間平均
を生じさせ、電気的な雑音に対して高い防御性を有する
ので、改良された性能と精度を実現する。更に、温度コ
ントローラ10は、RTDセンサ64A−64Eの値に
おける許容値とブロック48−52の回路要素における
許容値を連続して比較することにより、自動自己較正を
実現する。その結果手動による較正の必要はなくなる、
時間によるドリフト変化もなくなる。
0は、各種の方法で公知の従来技術の温度検出回路に対
して大きな改良を行っている。第1に、5個のゾーンに
対応する検出された電圧は、周波数に変換される。この
検出技術は、本質的に検出された電圧の読みの時間平均
を生じさせ、電気的な雑音に対して高い防御性を有する
ので、改良された性能と精度を実現する。更に、温度コ
ントローラ10は、RTDセンサ64A−64Eの値に
おける許容値とブロック48−52の回路要素における
許容値を連続して比較することにより、自動自己較正を
実現する。その結果手動による較正の必要はなくなる、
時間によるドリフト変化もなくなる。
【0032】自動自己較正を行うには、マイクロプロセ
ッサが高精度抵抗R21とR22から得られたカウント
を連続的に走査(スキャン)する。上記で指摘したよう
に、ライン76上に現れる高精度抵抗R21に生じる電
圧は、RTDセンサの温度範囲の所望の下限の値(すな
わち37.78°C(100°F))に対応する正確な
電圧を有する。同様に、ライン78上に現れる高精度抵
抗R22に生じる電圧は、RTDセンサの温度範囲の所
望の上限の値(すなわち232.22°C(450°
F))に対応する正確な電圧を有する。マイクロコンピ
ュータU11は、高精度抵抗R21とR22から得られ
るカウントを記憶し、温度範囲にわたって変換機能を線
形化(リニアライズ)するアルゴリズムに使用する。言
い換えれば、その抵抗値に比例するRTDセンサからの
いかなる検出出力電圧も37.78°C(100°F)
と232.22°C(450°F)の間の温度に対応す
るように正確にディジタル化される。
ッサが高精度抵抗R21とR22から得られたカウント
を連続的に走査(スキャン)する。上記で指摘したよう
に、ライン76上に現れる高精度抵抗R21に生じる電
圧は、RTDセンサの温度範囲の所望の下限の値(すな
わち37.78°C(100°F))に対応する正確な
電圧を有する。同様に、ライン78上に現れる高精度抵
抗R22に生じる電圧は、RTDセンサの温度範囲の所
望の上限の値(すなわち232.22°C(450°
F))に対応する正確な電圧を有する。マイクロコンピ
ュータU11は、高精度抵抗R21とR22から得られ
るカウントを記憶し、温度範囲にわたって変換機能を線
形化(リニアライズ)するアルゴリズムに使用する。言
い換えれば、その抵抗値に比例するRTDセンサからの
いかなる検出出力電圧も37.78°C(100°F)
と232.22°C(450°F)の間の温度に対応す
るように正確にディジタル化される。
【0033】更に、プラチナ性製のRTDセンサは非常
に線形性がよい(リニアである)が、完全に線形である
わけではない。この非線形性を補正するため、上記のル
ックアップテーブル(対照表)がマイクロコンピュータ
のROMやEPROMのような不揮発性メモリに記憶さ
れており、マイクロコンピュータは測定した温度をシフ
トさせて、実質的に誤差がないようにする。
に線形性がよい(リニアである)が、完全に線形である
わけではない。この非線形性を補正するため、上記のル
ックアップテーブル(対照表)がマイクロコンピュータ
のROMやEPROMのような不揮発性メモリに記憶さ
れており、マイクロコンピュータは測定した温度をシフ
トさせて、実質的に誤差がないようにする。
【0034】通常の動作では、5個の各ゾーンに対応す
る温度設定点は、図1のキーパッドレイアウト12上の
プッシュキー18と20を介して最初に入力される。各
ゾーンの温度は、対応するRTDセンサ64A−64E
により測定又は検出される。特定のゾーンの温度測定を
行った後、マイクロコンピュータU11のソフトウエア
が、比例積分(PID:Proportional Integral Derivative)
アルゴリズムを利用して、関係する設定点信号を対応す
るRTDセンサからの温度信号と比較し、所望の設定点
に保持するのに必要なそのゾーンのための適当な出力加
熱電力を計算する。これは、ゾーンに配置されたヒータ
へのAC電流のスイッチング(切り換え)により加熱の
量を変えて実現される。言い換えれば、もしマイクロコ
ンピュータU11がソフトウエアから加熱が必要である
と決定すると、ヒータへのAC電流のデューティサイク
ルが増加される。一方、もしマイクロコンピュータが加
熱し過ぎたと決定すると、ヒータへのAC電流のデュー
ティサイクルが減少される。この方法が残りの各ゾーン
についても連続して繰り返される。
る温度設定点は、図1のキーパッドレイアウト12上の
プッシュキー18と20を介して最初に入力される。各
ゾーンの温度は、対応するRTDセンサ64A−64E
により測定又は検出される。特定のゾーンの温度測定を
行った後、マイクロコンピュータU11のソフトウエア
が、比例積分(PID:Proportional Integral Derivative)
アルゴリズムを利用して、関係する設定点信号を対応す
るRTDセンサからの温度信号と比較し、所望の設定点
に保持するのに必要なそのゾーンのための適当な出力加
熱電力を計算する。これは、ゾーンに配置されたヒータ
へのAC電流のスイッチング(切り換え)により加熱の
量を変えて実現される。言い換えれば、もしマイクロコ
ンピュータU11がソフトウエアから加熱が必要である
と決定すると、ヒータへのAC電流のデューティサイク
ルが増加される。一方、もしマイクロコンピュータが加
熱し過ぎたと決定すると、ヒータへのAC電流のデュー
ティサイクルが減少される。この方法が残りの各ゾーン
についても連続して繰り返される。
【0035】このような方法で、本発明の温度コントロ
ーラ10のマイクロコンピュータU11は、RTDセン
サにより検出された温度を連続的にサンプリングして所
望の設定点に対して比較し、ヒータからゾーンへの加熱
量を制御する。ここで、マイクロプロセッサが、自動自
己較正ステップを実行するため、高精度抵抗R21とR
22からの「温度」を連続的にサンプリングしてドリフ
トを除くようにしていること、及びルックアップテーブ
ル内のRTD値を利用してその非線形性を補正している
ことにも着目すべきである。
ーラ10のマイクロコンピュータU11は、RTDセン
サにより検出された温度を連続的にサンプリングして所
望の設定点に対して比較し、ヒータからゾーンへの加熱
量を制御する。ここで、マイクロプロセッサが、自動自
己較正ステップを実行するため、高精度抵抗R21とR
22からの「温度」を連続的にサンプリングしてドリフ
トを除くようにしていること、及びルックアップテーブ
ル内のRTD値を利用してその非線形性を補正している
ことにも着目すべきである。
【0036】これまでの詳細な説明から、本発明が接着
剤供給ユニットからの調合されたホットメルト型接着剤
の温度を精密に制御するのに使用される改良された温度
コントローラを提供する。温度コントローラは、記憶し
たプログラムの下で動作するマイクロコンピュータを有
し、自己較正動作を自動的に実行する。RTD値は、そ
の非線形性を補正するように不揮発性メモリ内にルック
アップテーブルとして記憶されている。
剤供給ユニットからの調合されたホットメルト型接着剤
の温度を精密に制御するのに使用される改良された温度
コントローラを提供する。温度コントローラは、記憶し
たプログラムの下で動作するマイクロコンピュータを有
し、自己較正動作を自動的に実行する。RTD値は、そ
の非線形性を補正するように不揮発性メモリ内にルック
アップテーブルとして記憶されている。
【0037】これまで現時点で本発明の好適な実施例と
思われるものを例示して説明したが、当業者には、本発
明の真の範囲を逸脱しない範囲で各種の変化や変形が可
能で、等価なものでそれらの要素を置き換えられること
が理解できるであろう。更に、本発明の主たる範囲を逸
脱しない範囲で、多くの変形例が特別の状態又は本発明
開示に関係するものに適用可能である。従って、本発明
は、本発明を実行するために熟慮されたベストモードと
して開示された特定の実施例に限られるものでなく、本
発明は特許請求の範囲内に入るすべての実施例を含むべ
きものである。
思われるものを例示して説明したが、当業者には、本発
明の真の範囲を逸脱しない範囲で各種の変化や変形が可
能で、等価なものでそれらの要素を置き換えられること
が理解できるであろう。更に、本発明の主たる範囲を逸
脱しない範囲で、多くの変形例が特別の状態又は本発明
開示に関係するものに適用可能である。従って、本発明
は、本発明を実行するために熟慮されたベストモードと
して開示された特定の実施例に限られるものでなく、本
発明は特許請求の範囲内に入るすべての実施例を含むべ
きものである。
【0038】
【発明の効果】接着剤供給ユニットからの調合されたホ
ットメルト型接着剤の温度の自動自己較正動作が可能に
なる。
ットメルト型接着剤の温度の自動自己較正動作が可能に
なる。
【図1】本発明の温度コントローラのキーボードのレイ
アウトを表す図である。
アウトを表す図である。
【図2】本発明の原理に基づいて作られた温度コントロ
ーラの簡略化されたブロック図である。
ーラの簡略化されたブロック図である。
【図3】図2の参照番号42、44、46、48、5
0、及び52で示したブロックで使用されるのに適した
回路を示す回路図である。
0、及び52で示したブロックで使用されるのに適した
回路を示す回路図である。
【図4】図2の参照番号54、56、58、及び60で
示したブロックで使用されるのに適した回路を示す回路
図(その1)である。
示したブロックで使用されるのに適した回路を示す回路
図(その1)である。
【図5】図2の参照番号54、56、58、及び60で
示したブロックで使用されるのに適した回路を示す回路
図(その2)である。
示したブロックで使用されるのに適した回路を示す回路
図(その2)である。
【図6】図2の参照番号54、56、58、及び60で
示したブロックで使用されるのに適した回路を示す回路
図(その3)である。
示したブロックで使用されるのに適した回路を示す回路
図(その3)である。
10…温度コントローラ 12…キーパッドレイアウト 42…温度検出ネットワーク 44…安定電圧発生器 46…較正用抵抗回路 48…アナログマルチプレクサ 50…オペアンプ回路 52…電圧/周波数変換器 54…マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリス エム.ジャミソン アメリカ合衆国,テネシー 37075,ヘン ダーソンビル,ウェストリッジ ドライブ 105
Claims (1)
- 【請求項1】 接着剤供給ユニットからの調合されたホ
ットメルト型接着剤の温度を精密に制御するのに使用で
きる自動自己較正温度コントローラであって、 前記接着剤供給ユニットの複数のゾーンにおける所望の
温度を設定する手段と、 前記接着剤供給ユニットのゾーンにおける温度を測定
し、測定した温度に対応するアナログ電圧信号を発生す
る温度検出手段と、 前記アナログ電圧信号を、前記測定した温度に対応する
周波数信号に変換する手段と、 前記周波数信号を前記所望の温度に対して比較し、比較
結果に基づいてゾーンに配置されたヒータに供給する電
流量を調整するための温度制御信号を発生するマイクロ
コンピュータ手段と、 低温に対応する低較正温度信号と高温に対応する高較正
温度信号を発生する自動自己較正手段とを備え、 前記マイクロコンピュータ手段は、記憶されたプログラ
ムの下に、前記低温信号と前記高温信号を連続的に走査
し、ドリフトを除去するように前記測定した温度を補正
するように動作することを特徴とする自動自己較正温度
コントローラ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/752,659 US5719378A (en) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | Self-calibrating temperature controller |
US08/752659 | 1996-11-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10162937A true JPH10162937A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=25027237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9317918A Pending JPH10162937A (ja) | 1996-11-19 | 1997-11-19 | 自己較正温度コントローラ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5719378A (ja) |
EP (1) | EP0843167A1 (ja) |
JP (1) | JPH10162937A (ja) |
KR (1) | KR100263595B1 (ja) |
CN (1) | CN1110733C (ja) |
TW (1) | TW353850B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007509744A (ja) * | 2003-10-31 | 2007-04-19 | ノードソン コーポレーション | 機械読取可能な情報を用いるホットメルト接着剤システムとその方法 |
Families Citing this family (80)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6654697B1 (en) | 1996-03-28 | 2003-11-25 | Rosemount Inc. | Flow measurement with diagnostics |
US6017143A (en) | 1996-03-28 | 2000-01-25 | Rosemount Inc. | Device in a process system for detecting events |
US7949495B2 (en) * | 1996-03-28 | 2011-05-24 | Rosemount, Inc. | Process variable transmitter with diagnostics |
US7630861B2 (en) * | 1996-03-28 | 2009-12-08 | Rosemount Inc. | Dedicated process diagnostic device |
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