JPH10162864A - 充電器 - Google Patents

充電器

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JPH10162864A
JPH10162864A JP8316323A JP31632396A JPH10162864A JP H10162864 A JPH10162864 A JP H10162864A JP 8316323 A JP8316323 A JP 8316323A JP 31632396 A JP31632396 A JP 31632396A JP H10162864 A JPH10162864 A JP H10162864A
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電器内に容易に液体が浸入しないようにし
て充電器に作動不良等のトラブルが生じないようにす
る。 【解決手段】 充電端子11と携帯型電話機の電源端子
を離間させる端子離間機構20を上ケース3の外上部に
配設すると共に、端子離間機構20を覆う蓋32と上ケ
ース3の縁部3aの蓋32側先端に形成された斜辺縁部
との間に排液用の溝を設け、携帯型電話機を上ケース3
の収納空間8内にロックするためのロック機構12のロ
ック爪15aの下方に、ロック爪15aを包囲すると共
に上ケース3内に位置する第1の液溜め15bを設け、
第1の液溜め15bの下方に第1の液溜め15bから溢
れた液体を受ける第2の液溜め9bを上ケース3内に位
置するよう設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電話機の二
次電池に充電を行うための充電器に関し、詳しくは液体
の浸入による作動不良のトラブルが生じないようにした
車載式の充電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型電話機の二次電池に充電を行うた
めには、従来から充電器が使用されており、斯かる充電
器の一例は、図12〜17に示されている。
【0003】而して、従来の充電器1は、平面形状が矩
形箱状の下ケース2と下ケース2の上部開口を覆う、平
面形状が矩形蓋状の上ケース3とを備えると共に、下ケ
ース2内の上部には、下ケース2開口部の略全体に亘り
配置された基板4が下ケース2内に突出させた座5によ
り支持されるよう収納されている。
【0004】上ケース3内に上側裏面から下方へ向けて
突出させた円筒6内には雌ねじが刻設されており、ビス
7を座5及び基板4を貫通させて円筒6内の雌ねじに螺
合させることにより、基板4を下ケース2及び上ケース
3に対して固定させるようになっている。
【0005】上ケース3の外上面幅方向D両側には、上
ケース3の側板3eに沿って全長に亘り上方へ突出する
縁部3aが形成されており、上ケース3の長手方向一端
側X端部から長手方向他端側Yへ向けた中途部までの上
面部3bは、縁部3aよりも低く形成されている。
【0006】又上ケース3の長手方向他端側Yには、所
定の長さに亘り上面の幅方向D全体が縁部3aと略同一
高さの平坦状の上面部3cが形成されており、上面部3
cは上ケース3他端側Yから一端側Xへ向けて下り勾配
に形成された斜面部3dを介して前記上面部3bに連な
っている。
【0007】而して、上ケース3の上面部3b及び縁部
3a並に斜面部3dにより包囲される空間は、充電時に
図17に示す携帯型電話機25を装着するための収納空
間8(図14参照)となっており、携帯型電話機25は
上ケース3の長手方向一端側Xから他端側Yへ向けて収
納空間8内へ挿入し得るようになっている。
【0008】上ケース3内の斜面部3d下方には、斜面
部3d側の上端角部9aが斜面部3dに沿って斜めに形
成された充電端子支持部材9が設置され、充電端子支持
部材9の下端は基板4に係合され充電端子支持部材9の
上端は、図示してないビスにより上ケース3内に固定さ
れている。
【0009】充電端子支持部材9の上端角部9aは、上
ケース3の斜面部3dから上面部3bへ向けて形成され
た孔10内に挿入されており、充電端子支持部材9の中
空部に嵌入した充電端子11は、上端角部9aから上ケ
ース3の長手方向一端側Xに向けて昇り勾配となるよう
上ケース3の外へ若干突出し、その先端は収納空間8内
に位置している。
【0010】上ケース3内の充電端子支持部材9設置位
置よりも一端側Xには充電時に上ケース3の収納空間8
に収納された携帯型電話機25を充電器1に対して固定
するためのロック機構12が設置されている。
【0011】すなわち、図12、14に実線で、又図1
3に仮想線で示すごとく、上ケース3の上面部3bの部
分には、上ケース3内に位置するよう、上面部3b下面
との間に所要の隙間Gを隔てて押え板13が固定されて
おり、押え板13には、上ケース3の他端側Yへ向けて
水平に延びる板ばね14の上ケース3長手方向一端側X
の端部が固定されている。
【0012】板ばね14の上ケース3の長手方向他端側
Yの先端部には、他端側Yへ延在するようアーム15が
取付けられ、アーム15の上ケース3長手方向他端側Y
先端には、上端が上ケース3の上面部3bに形成した孔
16を通って僅かに上方へ突出するロック爪15aが設
けられている。
【0013】而して、ロック機構12には板ばね14及
びロック爪15aを有するアーム15により形成されて
おり、携帯型電話機25を収納空間8に所定の状態に装
着した際にロック爪15aが携帯型電話機25の下面に
位置する係合片に係合し携帯型電話機25をロックし得
るようになっている。
【0014】上ケース3内のロック機構12設置位置近
傍には、図12〜14に示すごとくロック解除機構17
が設置されている。
【0015】すなわち、ロック解除機構17は、上ケー
ス3の上面部3b下面と板ばね14との間の隙間に配置
されて上ケース3の幅方向Dへ向って摺動し得るように
した水平なスライド片17aを有し、スライド片17a
の長手方向中途部には、上ケース3内をアーム15のロ
ック爪15a側に向って延在するアーム17bが一体的
に取付けられている。
【0016】又、アーム17bのロック爪15a側先端
には、下面がアーム15の上面よりも若干下方に位置す
ると共にアーム15側部に対向する先端下隅を所定の半
径の円弧状17dに形成された押圧片17cが取付けら
れている(図14参照)。
【0017】スライド片17aの一端には、先端が上ケ
ース3の側板3eに設けた孔18を貫通して外方へ突出
する押しボタン17eが取り付けられると共にスライド
片17aの他端には、押しボタン17eを介して上ケー
ス3の幅方向D一方側へ摺動されたスライド片17aを
もとの位置へ戻すよう付勢する圧縮コイルばね19が設
けられている。
【0018】而して、押しボタン17eを押すことによ
りスライド片17aを摺動させると押圧片17cはアー
ム15側へ移動すると共に押圧片17cは板ばね14の
抗力に打勝って板ばね14を下方へ撓ませ、板ばね14
と押え板13との接続点P(図13参照)を支点として
アーム15を下方へ移動させ、ロック爪15aを携帯型
電話機25から解除し得るようになっている。
【0019】上ケース3内の上ケース3長手方向他端側
における上面部3c下方には、図15、16に示すごと
く、携帯型電話機25への充電が終了し、ロック爪15
aを携帯型電話機25から解除したら、充電端子11を
携帯型電話機25の電源端子(図示せず)から離間させ
るための端子離間機構20が配置されている。
【0020】すなわち、端子離間機構20は、上ケース
3の上面部3c下面に取付けた案内板21により案内さ
れて上ケース3の長手方向へ移動し得るようにした水平
な左右2本の案内ロッド20aを備え、2本の案内ロッ
ド20aの先端は斜面部3d側において連結板20bに
より連結されている。
【0021】連結板20bには、上ケース3の斜面部3
d側へ延在し且つ斜面部3dに設けた孔22から上ケー
ス3外方へ収納空間8側へ向けて水平に突出する端子離
間ロッド20cが取付けられており、左右の案内ロッド
20a間には、連結板20bを斜面部3d内面に向けて
付勢し、端子離間ロッド20cを収納空間8側へ突出さ
せる圧縮コイルばね23が配設されている。
【0022】又、上ケース3の斜面部3dの内面には、
連結板20bが当接することにより、端子離間ロッド2
0cの突出量を規制するためのストッパ24が設けられ
ている。
【0023】なお、図17中、26は充電器1における
上ケース3の縁部3a内面に上ケース3の長手方向へ向
けて延在するよう設けられた案内部材、27は携帯型電
話機25のケース側部に形成されて案内部材26に嵌合
し得るようにした案内溝、28は充電器1を支持するス
タンドである。
【0024】携帯型電話機25の二次電池に充電を行う
場合には、携帯型電話機25を図17の矢印に示すごと
く案内溝27側から充電器1の上ケース3に形成された
収納空間8へ挿入する。
【0025】而して、携帯型電話機25を所定位置まで
収納空間8へ挿入すると、携帯型電話機25の案内溝2
7が充電器1の案内部材26に嵌合して携帯型電話機2
5は円滑に収納空間8内を案内される。
【0026】この際、携帯型電話機25のケース下面に
設けてある図示してない係合片はロック機構12のロッ
ク爪15aに当接し、ロック爪15aを介し板ばね14
の抗力に打勝ってアーム15を上ケース3内へ押下げ、
携帯型電話機25の係合片がロック爪15a上を通過す
ると、板ばね14の付勢力により、アーム15が上昇し
てロック爪15aは孔16より上方へ突出し携帯型電話
機25の係合片に係合し、これによって携帯型電話機2
5は充電器1に対して装着される。
【0027】携帯型電話機25の充電器1に対する装着
が完了すると、携帯型電話機25の端子離間ロッド20
c側端部は、圧縮コイルばね23の抗力に打勝って端子
離間ロッド20cを上ケース3の上面部3c内に押込ん
だ状態となり、携帯型電話機25の電源端子は、充電器
1の充電端子11に当接し、携帯型電話機25の二次電
池に充電が行われる。
【0028】斯かる従来例の場合、充電器1が車載用の
場合でも、携帯型電話機25は充電器1に対し確実にロ
ックされるため、車両の走行時に充電器1が振動しても
携帯型電話機25に対する充電を円滑に行うことができ
る。
【0029】携帯型電話機25への充電が終了したら、
ロック解除機構17の押しボタン17eを押し、スライ
ド片17aを圧縮コイルばね19側へ押込む。そうする
と、アーム17b及び押圧片17cは上ケース3の幅方
向中央側へ移動し、押圧片17c先端の円弧状17dの
部分がアーム15の上面に接触すると共に押圧片17c
の円弧状17dの部分及び下面がアーム15を下方へ押
下げる。
【0030】このため、ロック爪15aが下降してロッ
ク爪15aと携帯型電話機25の係合片の係合が解除さ
れると共に圧縮コイルばね23の付勢力により連結板2
0bを介して端子離間機構20の端子離間ロッド20c
が上ケース3の上面部3c内から突出し、携帯型電話機
25を押すため、携帯型電話機25の電源端子と充電器
1の充電端子11との接触が解除される。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】充電器1は携帯型電話
機25の着脱を容易に行い得るよう、図17に示すごと
くスタンド28により斜めに設置されている。
【0032】このため、ジュースや水等の液体を誤って
充電器1に零すと液体は収納空間8に溜り、溜った液体
は孔10,16,22から上ケース3内に浸入し、充電
器1に作動不良を生じさせる虞れがある。
【0033】この場合、充電端子支持部材9のように上
ケース3内に固定された部分においては、充電端子支持
部材9の上端角部9aが挿入された孔10の隙間にパッ
キンを嵌合すれば液体が孔10から上ケース3内に浸入
することを防止することができる。
【0034】しかし、孔16,22の部分には可動部品
であるロック爪15aや端子離間ロッド20cが挿入さ
れているため、孔16,22にはパッキンを設けること
ができず、従って孔16,22から上ケース3内へ液体
が浸入するのを防止することができない。
【0035】本発明は上述の実情に鑑み、可動部品が設
置されている部分からも液体が上ケース内へ浸入するこ
とを防止し、万一液体が上ケース内へ浸入しても浸入し
た液体が内部の主要部品に付着せず、充電器に作動不良
が生じないようにすることを目的としてなしたものであ
る。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明の充電器は、外上
部に携帯型電話機を収納する収納空間が形成された上ケ
ースと、該上ケース内に設けられた充電端子支持部材に
支持され、且つ前記収納空間内に収納された携帯型電話
機に電源端子を介し充電を行うための充電端子と、前記
収納空間内に収納された携帯型電話機をロックするため
のロック機構と、該ロック機構による携帯型電話機のロ
ックを解除し得るようにしたロック解除機構と、該ロッ
ク解除機構により携帯型電話機のロックを解除した際に
前記充電端子と携帯型電話機の電源端子との接触を解除
する端子離間機構とを備えた充電器であって、前記端子
離間機構を上ケースの外上部に配設したものである。
【0037】又、本発明の充電器は、外上部に携帯型電
話機を収納する収納空間が形成された上ケースと、該上
ケース内に設けられた充電端子支持部材に支持され、且
つ前記収納空間内に収納された携帯型電話機に電源端子
を介し充電を行うための充電端子と、前記収納空間内に
収納された携帯型電話機をロックするためのロック爪を
有し該ロック爪が前記上ケースの上面部に設けた孔を貫
通して外方へ突出し得るようにしたロック機構と、該ロ
ック機構のロック爪の携帯型電話機に対するロックを解
除し得るようにしたロック解除機構と、該ロック解除機
構により携帯型電話機のロックを解除した際に前記充電
端子と携帯型電話機の電源端子との接触を解除する端子
離間機構とを備えた充電器であって、前記ロック機構の
ロック爪の下方に、ロック爪を包囲すると共に該ロック
爪の挿通した孔を流下した液体を受ける第1の液溜めを
上ケース内に位置するよう設け、該第1の液溜めの下方
に第1の液溜めから溢れた液体を受ける第2の液溜めを
上ケース内に位置するよう設けたものである。
【0038】本発明では、上ケースに形成した収納空間
に液体を零した場合でも、端子離間機構の近傍には隙間
がないため、端子離間機構の近傍から上ケース内に液体
が浸入することはない。
【0039】又、ロック爪が挿通している孔から上ケー
ス内に浸入した液体は第1の液溜めに溜り、第1の液溜
めから溢れた液体は第2の液溜めに溜るため、上ケース
内に浸入した液体が充電器の重要部品に付着しにくい。
【0040】従って、本発明では、液体が上ケース内に
浸入せず、あるいは浸入しにくいため、充電器に作動不
良が生じる虞れが少い。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しつつ説明する。
【0042】図1〜11は本発明の実施の形態の一例
で、図12〜17に示すものと同一の構造のもの及び形
状は若干異なっても同一の機能を奏するものには同一の
符号が付してある。
【0043】而して、本発明の実施の形態における上ケ
ース3は図12に示す従来の充電器の上ケース3とは若
干形状が異なり、上面部3bよりも高い上面部3cは設
けられてはいないが、図12に示す上ケース3と略同
様、上面部3bと側板3eを有して略矩形蓋状に形成さ
れ、上ケース3の上面部3b幅方向D両側には、上ケー
ス3の長手方向一端側X端部から他端側Yへ向けて上ケ
ース3に沿い上ケース3の長手方向中途部まで延在する
縁部3aが側板3eと連なるよう一体的に形成されてい
る。
【0044】上述のごとく上ケース3の長手方向の一端
側X端部から他端側Yの中途部までの間に設けられた縁
部3aは、上面部3bよりも上方へ突出し、上面部3b
は、縁部3aよりも若干低く形成されている。
【0045】而して、上ケース3の長手方向一端側X端
部においては、上面部3bは長手方向他端側Yに向けて
若干下り勾配に形成され、中途部から上ケース3の長手
方向他端側Yの端部までは、上面部3bは略平坦に形成
されている。
【0046】縁部3aの上ケース3長手方向他端側Yの
端部は、図2に示すごとく平面的に見て上ケース3の長
手方向一端側Xから他端側Yへ行くに従い徐々に上ケー
ス3の幅方向外側へ向う斜辺縁部3fとなっており、上
ケース3の長手方向一端側Xを下にし、他端側Yを上に
して見た場合、左右の斜辺縁部3fにより逆ハの字状が
形成されるようになっている。
【0047】上ケース3の上面部3bに設けた縁部3a
における上ケース3長手方向他端側Y端部よりも上ケー
ス3長手方向他端側Yには、図4〜7に詳細に示すごと
く、平面形状がコの字型で上ケース3の長手方向一端側
Xに向いた側が開口する案内板29が、上面部3b上に
位置するよう固設されている。
【0048】又案内板29の開口している部分の左右は
図1、4、5、6に示すごとく断面形状が略逆L字状の
上ケース3幅方向Dへ延びる案内板30により接続され
ており、案内板30の案内板29に対する左右の接続部
近傍は、案内板30の上ケース3幅方向D中央側よりも
低くなって図7に示すごとく凹部30aが形成されてい
る。
【0049】従来の場合と略同一構造の端子離間機構2
0は、上ケース3における上面部3b上の案内板29の
部分に水平配置されている。
【0050】すなわち連結板20b及び連結板20bの
上ケース3長手方向他端側Yに取付けた案内ロッド20
aは、案内板29の左右内側面により案内されるように
なっており、連結板20bの上ケース3長手方向一端側
Xに固定して収納空間8(図17参照)側へ突出させた
端子離間ロッド20cは、前述の凹部30aに案内され
るようになっている。
【0051】端子離間機構20は案内板29の上ケース
3長手方向他端側Yの部分の内側に設けた案内板31と
連結板20bとの間に設置した圧縮コイルばね23によ
り付勢されて上ケース3の長手方向一端側Xへ摺動し、
端子離間ロッド20cは凹部30aから長手方向一端側
Xへ突出し、連結板20bは案内板30の内側に当接す
るようになっている。
【0052】又携帯型電話機25の装着時には、端子離
間機構20の端子離間ロッド20cは携帯型電話機25
により押され、その結果、端子離間機構20は案内ロッ
ド20aが案内板29に当接するまで、上ケース3の長
手方向他端側Yへ後退し得るようになっている。
【0053】上ケース3の長手方向他端側Yにおける上
面部3bの上方には、端子離間機構20を覆う蓋32を
着脱自在に設置し得るようになっている。
【0054】而して、蓋32の平面形状は、斜辺縁部3
fと対向する側が斜辺縁部3fと平行な斜辺縁部32a
となった略六角形状の浅い皿状に形成され、蓋32を上
面部3bに固定した際には、端子離間機構20は、端子
離間ロッド20cの上ケース3長手方向一端側Xの先端
以外の部分が蓋32の内部に収納されるようになってい
る。
【0055】又、蓋32の上ケース3長手方向一端側X
の縁部32bには、図7に示すごとく、端子離間機構2
0の端子離間ロッド20cが挿通し得るよう、凹部30
aの上方に位置して凹部30aと連なる切欠き33が設
けられている。
【0056】更に、上ケース3に蓋32を固定した場合
には、蓋32の斜辺縁部32aと縁部3aの斜辺縁部3
fとの間には、図2、3に示すごとく上ケース3の上面
部3b中央側に溜った液体が上ケース3の左右両側外方
へ流れ得るよう、溝34が形成されるようになってい
る。
【0057】図1に示すごとく上ケース3内の長手方向
中途部位置には、図12〜14に示すロック機構12及
びロック解除機構17と略同一構造のロック機構12及
びロック解除機構17が設置されている。
【0058】而して、本実施の形態例におけるロック機
構12においては、上面部3bに穿設した孔16から外
方へ突出するロック爪15aの外周を包囲するごとく、
アーム15の先端に上端がロック爪15aよりも低く且
つロック爪15aの突出を規制するストッパをも兼用し
得るようにした第1の液溜め15bが設けられている。
【0059】上ケース3内に端子離間機構20とロック
機構12のロック爪15aとの間に位置するよう配設さ
れた充電端子支持部材9の上ケース3長手方向一端側X
には、図1、10、11に示すごとく、充電端子支持部
材9の高さ方向中途部に位置して上ケース3長手方向一
端側Xへ向け突出する第2の液溜め9bが、ロック爪1
5aを包囲するよう設けた第1の液溜め15bの下方に
位置するよう設置され、液溜め15bから溢れた液体を
液溜め9bへ溜め得るようになっている。
【0060】而して、第2の液溜め9bの上ケース3長
手方向一端側Xへの突出量及び上ケース3幅方向Dの幅
は、第1の液溜め15bの突出量及び幅よりも大きく、
第2の液溜め9bの液体を溜める容積は第1の液溜め9
bの容積よりも大きく形成されている。
【0061】なお、図1中、35は充電端子支持部材9
の、孔10から上面部3b上方へ突出する頂部平坦部と
上ケース3の上面部3b上方に設けた案内板30下面と
の間に介在させたパッキン、36は上ケース3の上面部
3b下面と充電端子支持部材9高さ方向中間部の平坦部
(図11の斜線部参照)との間に介在させたパッキンで
ある。
【0062】次に、本発明の実施の形態の作動について
説明する。
【0063】携帯型電話機25(図17参照)を本形態
例の充電器1に装着する際の手順、充電終了後の携帯型
電話機25の充電器1からの取外し方は、図12、17
等に示す従来の場合と同様なので説明は省略する。
【0064】而して、ジュースや水等の液体が充電器1
の収納空間8(図17参照)に零れた場合には、大部分
の液体は収納空間8から溝34を通って充電器1外側方
へ流れ、充電器1内へ浸入することはない。
【0065】又、一部の液体は図7に示す、凹部30a
や切欠き33と端子離間ロッド20cとの間に形成され
る隙間から蓋32内へ浸入するが、上ケース3の上面部
3bにおける蓋32内の部分には上ケース3内と通じる
隙間がないため、蓋32内へ浸入した液体が上ケース3
内へ浸入することはない。
【0066】更に、一部の液体は、孔16を通ってロッ
ク機構12のロック爪15aの部分に設けた液溜め15
b内に溜るため、上ケース3内へは容易に液体が浸入す
ることがない。
【0067】液溜め15bに溜った液体が万一液溜め1
5bから溢れても、溢れた液体は充電端子支持部材9に
設けた液溜め9bに溜るため、液体が充電器1内の重要
部品に付着することがない。又液溜め9bに溜った液体
は、自然乾燥させるか、或いは上ケース3を外して拭き
取る。
【0068】更に、充電端子支持部材9の蓋32や上面
部3b下面に接触する部分にはパッキン35,36を設
けているため、孔10から上ケース3内に液体が浸入す
ることもない。
【0069】このように、液体が上ケース3内に浸入す
ることを確実に防止するよう、充電器1に液体浸入によ
る作動不良等のトラブルが生じることを確実に防止する
ことができる。
【0070】なお、本発明の実施の形態における充電器
は車載式のもの及び車載式でないものの何れに対しても
適用できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内で種々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0071】
【発明の効果】本発明の充電器によれば、何れの請求項
においても充電器内に液体が浸入することを確実に防止
することができ、従って液体の浸入による充電器の作動
不良等のトラブルを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充電器の縦断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のIII−III方向矢視図である。
【図4】本発明の充電器において、上ケース長手方向他
端側に設けた蓋を取外して見た、上ケースの上面部及び
端子離間機構を表わす平面図である。
【図5】図4のV−V方向矢視図である。
【図6】図4のVI−VI方向矢視図である。
【図7】図6のVII−VII方向拡大矢視図である。
【図8】本発明の充電器においてロック機構のロック爪
の部分に設けた液溜めの縦断面図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】本発明の充電器において充電端子支持部材に
設けた液溜めの縦断面図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】従来の充電器の縦断面図である。
【図13】従来及び本発明の充電器に使用するロック機
構及びロック解除機構の上ケース下側から見た平面図で
ある。
【図14】図13のXIV−XIV方向矢視図である。
【図15】従来の充電器の端子離間機構の部分の縦断面
図である。
【図16】図15のXVI−XVI方向矢視図である。
【図17】携帯型電話機を充電器に装着する際の状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 充電器 3 上ケース 3b 上面部 8 収納空間 9 充電端子支持部材 9b 液溜め 11 充電端子 12 ロック機構 15a ロック爪 15b 液溜め 16 孔 17 ロック解除機構 20 端子離間機構 25 携帯型電話機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外上部に携帯型電話機を収納する収納空
    間が形成された上ケースと、 該上ケース内に設けられた充電端子支持部材に支持さ
    れ、且つ前記収納空間内に収納された携帯型電話機に電
    源端子を介し充電を行うための充電端子と、 前記収納空間内に収納された携帯型電話機をロックする
    ためのロック機構と、 該ロック機構による携帯型電話機のロックを解除し得る
    ようにしたロック解除機構と、 該ロック解除機構により携帯型電話機のロックを解除し
    た際に前記充電端子と携帯型電話機の電源端子との接触
    を解除する端子離間機構とを備えた充電器であって、 前記端子離間機構を上ケースの外上部に配設したことを
    特徴とする充電器。
  2. 【請求項2】 外上部に携帯型電話機を収納する収納空
    間が形成された上ケースと、 該上ケース内に設けられた充電端子支持部材に支持さ
    れ、且つ前記収納空間内に収納された携帯型電話機に電
    源端子を介し充電を行うための充電端子と、 前記収納空間内に収納された携帯型電話機をロックする
    ためのロック爪を有し該ロック爪が前記上ケースの上面
    部に設けた孔を貫通して外方へ突出し得るようにしたロ
    ック機構と、 該ロック機構のロック爪の携帯型電話機に対するロック
    を解除し得るようにしたロック解除機構と、 該ロック解除機構により携帯型電話機のロックを解除し
    た際に前記充電端子と携帯型電話機の電源端子との接触
    を解除する端子離間機構とを備えた充電器であって、 前記ロック機構のロック爪の下方に、ロック爪を包囲す
    ると共に該ロック爪の挿通した孔を流下した液体を受け
    る第1の液溜めを上ケース内に位置するよう設け、該第
    1の液溜めの下方に第1の液溜めから溢れた液体を受け
    る第2の液溜めを上ケース内に位置するよう設けたこと
    を特徴とする充電器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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