JPH10162687A - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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JPH10162687A
JPH10162687A JP8319122A JP31912296A JPH10162687A JP H10162687 A JPH10162687 A JP H10162687A JP 8319122 A JP8319122 A JP 8319122A JP 31912296 A JP31912296 A JP 31912296A JP H10162687 A JPH10162687 A JP H10162687A
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Yubun Inoue
雄文 井上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/12Push-buttons
    • H01H3/122Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
    • H01H3/125Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser

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  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はパーソナルコンピュータやワードプ
ロセッサにキーボードとして使用される押釦スイッチに
関するものであり、非使用時に薄型化することが可能な
押釦スイッチを提供することを目的とする。 【解決手段】 スイッチ部材12上にドーム部13を装
着したスライド自在なフィルム14を設け、このドーム
部13と対向するステム16Aを有するキートップ16
を上方に配置する構成としたものであり、上記フィルム
14をスライドさせることによってドーム部13とステ
ム16Aの位置関係をずらし、ステム16Aとドーム部
13を当接しないようにしてキートップ16を下降さ
せ、非使用時に薄型化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示部折り畳み収
納式ワードプロセッサやコンピュータ等の薄型化を要求
される電子機器に使用される押釦スイッチに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図7〜図9により説明す
る。
【0003】同図において、1は金属からなる基板で2
は導電ペーストを印刷した2枚のフィルムを貼合せてス
イッチ部を構成したスイッチ部材、3はこのスイッチ部
材2のスイッチ部を押下する突起3Aを裏面に設けた弾
性を有するドーム部、4は樹脂成形されたケースで、中
央部にガイド孔4Aが、両側には一対の係合部4Bが設
けられている。
【0004】5はキートップで中央部にはケース4のガ
イド孔4Aと嵌合摺動する同筒状のステム5Aと両側に
は一対の係合部5Bが設けられている。
【0005】6,7は樹脂成形した2組の枠体で、それ
ぞれ両端に円柱状の支点部6Aと6B,7Aと7Bを設
けて平行に配置された一対のアーム6C1と6C2,7
C1と7C2の一端どうしが連結され、枠体6のアーム
6C1と6C2の略中央部に円柱状の軸6Dが設けら
れ、この軸6Dが回動摺動自在に軸支される長孔7Dが
枠体7のアーム7C1と7C2の略中央部に設けられ、
この2組の枠体6,7が交差連結されリンク部材8が形
成されている。
【0006】上記リンク部材8の下方の支点部6A,7
Aは上記ケース4の係合部4Bと上記スイッチ部材2間
に回動ならびに摺動自在に保持されている。また、上方
の支点部6B,7Bはキートップ5の係合部5Bに回動
自在に保持されている。
【0007】次に動作について説明すると、指先でキー
トップ5の上面の一部を押下げると、係合部5Bに保持
されたリンク部材8は円柱状の支点部6Bまたは7Bを
軸にして回動し、ケース4とスイッチ部材2に回動なら
びに摺動自在に保持された支点部6Aまたは7Aは回動
ならびに摺動する。
【0008】また、リンク部材8は2組の枠体6,7の
アーム6C1と6C2,7C1と7C2の略中央部に設
けた円柱状の軸6Dと長孔7Dで軸支されており動作が
連動されているので、キートップ5を押圧した場合、キ
ートップはほぼ水平な状態で図9のごとく押下げられ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、ワードプロセッ
サやコンピュータ等を持ち運ぶ場面が増える傾向にあ
り、それにつれ、ワードプロセッサやコンピュータ等に
装備されているキーボード等の入力装置も、小型、薄型
化が図られている。しかし、キーボードにおいては、単
に入力装置として機能すればよいだけではなく、オペレ
ータに対して優しい、すなわち、適度なストローク、ク
リック感など、オペレータが実際に使ってみた際の使い
勝手の良い人間の感性にあった押釦スイッチが求められ
ている。
【0010】しかしながら、キーボードの薄型化と使い
勝手の向上とは相反する関係にあるため、ストローク長
を確保しつつ、薄型化を図ることが困難であった。この
ことが、持ち運ぶことの多いノートワープロ、ノートパ
ソコン、サブノートパソコンの薄型化を妨げている要因
となっていた。
【0011】本発明はこのような従来の課題を解決し、
ストローク長を確保し、使い勝手を損なわず、キーボー
ドの非使用時は、ドーム部の高さ分だけ薄くすることが
できる押釦スイッチを提供することを目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、両端に支点部を設けて平行に配置された一
対のアームの少なくとも一端どうしを連結した2組の枠
体を、上記アークの略中央部が回動支点部となるように
交差連結したリンク部材と、このリンク部材のアームに
設けた上方の支点部が回動自在にはまり込む係合部を裏
面に設けたキートップと、同じくアームに設けた下方の
支点部が回動自在にはまり込む係合部を設けたケース
と、上記キートップを直接あるいはリンク部材を介して
上方へ付勢すると共にスイッチ部材のスイッチ部を押下
する突起を裏面に設けた弾性を有したドーム部を備えて
上記ケースの下面に水平方向に摺動自在に配置されたシ
ート状のフィルムと、スイッチ部を備えて上記フィルム
の下面に配置されたシート状のスイッチ部材と、このス
イッチ部材の下面に配置されて上記ケースと結合された
基板からなり、上記リンク部材の支点部の少なくとも2
つが水平方向に摺動自在となるように構成したものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、両端に支点部を設けて平行に配置された一対のアー
ムの少なくとも一端どうしを連結した2組の枠体を、上
記アームの略中央部が回動支点部となるように交差連結
したリンク部材と、このリンク部材のアームに設けた上
方の支点部が回動自在にはまり込む係合部を裏面に設け
たキートップと、同じくアームに設けた下方の支点部が
回動自在にはまり込む係合部を設けたケースと、上記キ
ートップを直接あるいはリンク部材を介して上方へ付勢
すると共にスイッチ部材のスイッチ部を押下する突起を
裏面に設けた弾性を有したドーム部を備えて上記ケース
の下面に水平方向に摺動自在に配置されたシート状のフ
ィルムと、スイッチ部を備えて上記フィルムの下面に配
置されたシート状のスイッチ部材と、このスイッチ部材
の下面に配置されて上記ケースと結合された基板からな
り、上記リンク部材の支点部の少なくとも2つが水平方
向に摺動自在となるように構成したものであり、押釦ス
イッチの非使用時は、ドーム部を備えたシート状のフィ
ルムのみを水平方向に摺動することにより、キートップ
をドーム部の高さ分だけ下方に落ち込ませ、薄型化を図
れると共に、シート状のスイッチ部材の破損を防止でき
るという作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、リンク部材のアームの略中央部を交差連
結した回動支点部が、一方の枠体には軸を設け、他方の
枠体にはこの軸が摺動自在に軸支される長孔を設けた構
成としたものであり、押釦スイッチの非使用時は、ドー
ム部を備えたシート状のフィルムのみを水平方向に摺動
することにより、キートップをドーム部の高さ分だけ下
方に落ち込ませ、薄型化を図れると共に、シート状のス
イッチ部材の破損を防止できるという作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1もしく
は2記載の発明において、キートップの裏面にドーム部
と当接する凸状のステムを設けた構成としたものであ
り、押釦スイッチの非使用時は、ドーム部を備えたシー
ト状のフィルムのみを水平方向に摺動することにより、
キートップをドーム部の高さ分だけ下方に落ち込ませ、
薄型化を図れると共に、シート状のスイッチ部材の破損
を防止できるという作用を有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、ドーム部の周縁に
弾性を有した突起を設け、シート状のフィルムが摺動し
た際にこの突起がリンク部材の下方をケースに弾接させ
るようにした構成のものであり、押釦スイッチの非使用
時は、持ち運び時におけるキートップのガタつきを、上
記弾性を有した突起により、シート状のフィルムの摺動
距離のばらつき、および、シート状のフィルムとドーム
部の取り付け時の位置ずれ等を弾接吸収し、異音を発生
させないという作用を有する。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
発明において、ドーム部の周縁に設けた弾性を有した突
起がリンク部材の下方に弾接した状態から解除される際
に、弾性と摩擦力を利用してリンク部材を突起と共に摺
動させるようにした構成のものであり、押釦スイッチを
非使用状態から使用状態にスムーズに復帰させるという
作用を有する。
【0018】以下、本発明の押釦スイッチの実施の形態
について、図1〜図6を用いて説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による押釦スイッチの断面図、図2は同平面
図、図3は同押釦スイッチの下降状態を説明する断面
図、図4と図5は同押釦スイッチのドーム部の他の固定
方法を示す断面図である。
【0020】同図において、11は金属からなる基板、
12は導電ペーストを印刷した2枚のフィルムを貼合せ
てスイッチ部(図示せず)を構成して上記基板11に装
着されたスイッチ部材、13は上記スイッチ部材12の
スイッチ部を押下する突起13Aを裏面に設けた弾性を
有するドーム部であり、シート状のフィルム14のフィ
ルム14A,14Bにより固定されている。15は樹脂
成形されたケースであり、中央部に開口孔15Aが、両
側には一対の係合部15Bが設けられると共に、上記ス
イッチ部材12との間を上記ドーム部13を固定したフ
ィルム14が水平方向に摺動自在に配置されている。
【0021】16はキートップで、上記ドーム部13に
より直接上方に付勢されるように裏面の略中央部に凸状
のステム16Aが設けられ、また両側には一対の係合部
16Bが設けられている。
【0022】17,18は樹脂成形した2個の枠体で、
それぞれ両側に円柱状の支点部17Aと17B,18A
と18Bを設けて平行に配置された一対のアーム17C
1と17C2,18C1と18C2の一端どうしがそれ
ぞれ連結部17E,18Eにより連結され、枠体17の
アーム17C1と17C2の略中央部に円柱状の軸17
Dが設けられ、この軸17Dが回動ならびに摺動自在に
軸支される長孔18Dが枠体18のアーム18C1と1
8C2の略中央部に設けられ、この2組の枠体17,1
8が交差連結されてリンク部材19が形成されている。
【0023】上記リンク部材19の下方の支点部17
A,18Aは、上記ケース15の係合部15Bと上記フ
ィルム14間に回動ならびに摺動自在に保持され、ま
た、上方の支点部17B,18Bは、上記キートップ1
6の係合部16Bに回動自在に保持されている。
【0024】上記ドーム部13のシート状のフィルム1
4への固定として、フィルム14Aには片面に接着剤が
塗布されており、かつドーム部13、固定用ボス13
B、リンク部材操作用突起13Cを通す穴があらかじめ
設けられている。ドーム部13、固定用ボス13B、リ
ンク部材操作用突起13Cを、フィルム14Aの接着剤
の塗布されている面から挿入し、フィルム14Aをフィ
ルム14Bに貼り合すことにより、ドーム部13をフィ
ルム14A,14Bに固定している。
【0025】また、ドーム部13をフィルム14に固定
する他の手段として、図4に示すように、フィルム14
にドーム部13が通る穴をあけておき、そこに、アウト
サート成形でドーム部13を形成してもよく、また、図
5に示すように、フィルム14にドーム部13を接着剤
20を介して接着してもよい。
【0026】次に、この押釦スイッチの動作について図
3により説明する。まず、図3(a)に示す押釦スイッ
チを使用する場合、指先でキートップ16の上面の一部
を押下げると、係合部16Bに保持されたリンク部材1
9は円柱状の支点部17B,18Bを軸にして回動し、
ケース15とフィルム14間に回動ならびに摺動自在に
保持された支点部17A,18Aは回動ならびに摺動す
る。
【0027】また、リンク部材19は2組の枠体17,
18のアーム17C1と17C2,18C1と18C2
の略中央部に設けた円柱状の軸17Dと長孔18Dで軸
支されているために動作が連動し、キートップ16を押
圧した場合、キートップ16はほぼ水平な状態で押下げ
られ、キートップ16のステム16Aがドーム部13を
押圧して座屈する。この時、突起13Aがスイッチ部材
12のスイッチ部を押圧し、オンの状態になることは従
来の押釦スイッチと同じである。
【0028】また、図3(b)に示す押釦スイッチを使
用しない場合は、固定用ボス13B、リンク部材操作用
突起13Cによりフィルム14に固定されたドーム部1
3を、フィルム14を引く、又は押すことによりキート
ップ16のステム16Aの真下にあるドーム部13をス
ライドさせ、ステム16Aの真下からドーム部13をず
らすことができる。これにより、キートップ16を上方
に押し上げる力がなくなり、キートップ16は自重によ
りドーム部13の高さ分下降する。
【0029】なお、この時図3(c)に示すように、フ
ィルム14をさらに引く、又は押すことによって、ドー
ム部13のリンク部材操作用突起13Cが、リンク部材
19の枠体18の連結部18Eの下にもぐり込み、下方
からリンク部材操作用突起13Cが連結部18Eをケー
ス15の係合部15Bの上方に押しつけることにより、
リンク部材19を固定させる。これにより、スイッチと
しての非使用時、キートップ16が下がった状態を保
ち、キートップ16のガタつきを防止することになる。
【0030】次に、押釦スイッチを非使用状態から使用
状態に戻すときは、上記の動作でフィルム14をスライ
ドさせた方向と逆の方向にスライドさせれば使用状態に
戻すことができ、この時、リンク部材19の連結部18
Eの下にもぐり込んでいるドーム部13のリンク部材操
作用突起13Cもキートップ16のステム16Aの方向
にスライドし、この際、リンク部材19の連結部18E
もリンク部材操作用突起13Cとの摩擦によりステム1
6Aの方向に回動ならびに摺動し、折り畳まれていたリ
ンク部材19の枠体17,18は上方に上がり、ドーム
部13の斜面部がキートップ16を持ち上げると共に、
ドーム部13がキートップ16のステム16Aの真下に
スライドしてきて入り込み、リンク部材操作用突起13
Cがリンク部材19の連結部18Eの下から抜けて使用
時の状態に戻る。
【0031】なお、本実施の形態ではキートップ16の
ステム16Aをドーム部13により直接上方に付勢する
構成としたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、キートップ16をドーム部13によりリンク部材1
9を介して上方に付勢することも可能である。
【0032】(実施の形態2)図6は本発明の第2の実
施の形態による押釦スイッチの断面図であり、本実施の
形態において上記実施の形態1で説明した構成部分と同
じ部分については同じ符号を付して説明を省略する。
【0033】同図において21は樹脂成形されたケース
であり、中央部に開口孔21Aが、両側には一対の係合
部21B,21Cが設けられると共に、スイッチ部材1
2との間をドーム部13を固定したフィルム14が水平
方向に摺動自在に配置されている。
【0034】22はキートップであり、上記ドーム部1
3により直接上方に付勢されるように裏面の略中央部に
凸状のステム22Aが設けられ、また両側には一対の係
合部22B,22Cが設けられている。
【0035】23,24は樹脂成形した2組の枠体で、
それぞれ両側に円柱状の支点部23Aと23B,24A
と24Bを設けて平行に配置された一対のアーム23C
1と23C2,24C1と24C2の一端どうしが連結
され、枠体23のアーム23C1と23C2の略中央部
に円柱状の軸23Dが設けられ、この軸23Dが回動な
らびに摺動自在に軸支される孔24Dが枠体24のアー
ム24C1と24C2の略中央部に設けられ、この2組
の枠体23,24が交差連結されてリンク部材25が形
成されている。
【0036】上記リンク部材25の下方の一方の支点部
23Aは上記ケース21の係合部21Bと上記フィルム
14間に回動自在に保持され、他方の支点部24Aは上
記ケース21の係合部21Cと上記フィルム14間に回
動ならびに摺動自在に保持されている。また、上方の一
方の支点部24Bは上記キートップ22の係合部22B
に回動自在に保持され、他方の支点部23Bは上記キー
トップ22の係合部22Cに回動ならびに摺動自在に保
持されている。
【0037】本実施の形態は以上のように構成されるも
のであるが、動作についても上記実施の形態1と同じ部
分については説明を省略し、違う部分のみ説明する。
【0038】押釦スイッチをスイッチとして使用する場
合は、指先でキートップ22の上面の一部を押下げる
と、係合部22Bに保持されたリンク部材25は円柱状
の支点部24Bと、ケース21の係合部21Bに保持さ
れた支点部23Aを軸にして回動し、またキートップ2
2の係合部22Cとケース21の係合部21Cに回動な
らびに摺動自在に保持された支点部23B、24Aは回
動ならびに摺動する。
【0039】また、リンク部材25は2組の枠体23,
24のアーム23C1と23C2,24C1と24C2
の略中央部に設けた円柱状の軸23Dと孔24Dで軸支
されているために動作が連動しキートップ22を押圧し
た場合、キートップ22はほぼ水平な状態で押下げら
れ、キートップ22のステム22Aがドーム部13を押
圧して座屈し、この時、突起13Aがスイッチ部材12
のスイッチ部を押圧し、オンの状態になる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明は簡単な操作で非
使用時は押釦スイッチの高さを使用時よりも薄くするこ
とができるとともに、操作性が良好な押釦スイッチを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による押釦スイッチ
の断面図
【図2】同平面図
【図3】同下降状態を説明する断面図
【図4】同要部であるドーム部の他の固定手段を説明す
る断面図
【図5】同要部であるドーム部の他の固定手段を説明す
る断面図
【図6】本発明の第2の実施の形態による押釦スイッチ
の断面図
【図7】従来の押釦スイッチの平面図
【図8】同断面図
【図9】同操作時の断面図
【符号の説明】
11 基板 12 スイッチ部材 13 ドーム部 13A 突起 13B 固定用ボス 13C リンク部材操作用突起 14 フィルム 14A フィルム 14B フィルム 15 ケース 15A 開口孔 15B 係合部 16 キートップ 16A ステム 16B 係合部 17,18 枠体 17A,17B,18A,18B 支点部 17C1,17C2,18C1,18C2 アーム 17D 軸 18D 長孔 18E 連結部 19 リンク部材 20 接着剤 21 ケース 21A 開口孔 21B,21C 係合部 22 キートップ 22A ステム 22B,22C 係合部 23,24 枠体 23A,23B,24A,24B 支点部 23C,24C アーム 23D 軸 24D 孔 25 リンク部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に支点部を設けて平行に配置された
    一対のアームの少なくとも一端どうしを連結した2組の
    枠体を、上記アームの略中央部が回動支点部となるよう
    に交差連結したリンク部材と、このリンク部材のアーム
    に設けた上方の支点部が回動自在にはまり込む係合部を
    裏面に設けたキートップと、同じくアームに設けた下方
    の支点部が回動自在にはまり込む係合部を設けたケース
    と、上記キートップを直接あるいはリンク部材を介して
    上方へ付勢すると共にスイッチ部材のスイッチ部を押下
    する突起を裏面に設けた弾性を有したドーム部を備えて
    上記ケースの下面に水平方向に摺動自在に配置されたシ
    ート状のフィルムと、スイッチ部を備えて上記フィルム
    の下面に配置されたシート状のスイッチ部材と、このス
    イッチ部材の下面に配置されて上記ケースと結合された
    基板からなり、上記リンク部材の支点部の少なくとも2
    つが水平方向に摺動自在となるように構成した押釦スイ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 リンク部材のアームの略中央部を交差連
    結した回動支点部が、一方の枠体には軸を設け、他方の
    枠体にはこの軸が摺動自在に軸支される長孔を設けて構
    成されたものである請求項1記載の押釦スイッチ。
  3. 【請求項3】 キートップの裏面にドーム部と当接する
    凸状のステムを設けた請求項1もしくは2記載の押釦ス
    イッチ。
  4. 【請求項4】 ドーム部の周縁に弾性を有した突起を設
    け、シート状のフィルムが摺動した際にこの突起がリン
    ク部材の下方をケースに弾接させるようにした請求項1
    〜3のいずれか一つに記載の押釦スイッチ。
  5. 【請求項5】 ドーム部の周縁に設けた弾性を有した突
    起がリンク部材の下方に弾接した状態から解除される際
    に、弾性と摩擦力を利用してリンク部材を突起と共に摺
    動させるようにした請求項4記載の押釦スイッチ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002367472A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Fujitsu Ltd キースイッチ及びキーボード
JP2009059716A (ja) * 2008-12-01 2009-03-19 Fujitsu Component Ltd キースイッチ装置及びキーボード
JP2009200542A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Panasonic Corp リモコン送信機

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