JPH10162624A - セード - Google Patents

セード

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JPH10162624A
JPH10162624A JP31640696A JP31640696A JPH10162624A JP H10162624 A JPH10162624 A JP H10162624A JP 31640696 A JP31640696 A JP 31640696A JP 31640696 A JP31640696 A JP 31640696A JP H10162624 A JPH10162624 A JP H10162624A
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shade
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thin sheet
arc shape
shape
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JP31640696A
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Shigeru Matsuoka
繁 松岡
Kazuhisa Ishizuka
一寿 石塚
Takashi Yuki
崇 湯木
Toshiaki Harada
利昭 原田
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄板状のセードであっても補強用のフレーム
が不要となり、見栄えならびに施工性に優れ、しかも趣
向性に富んだセードを得る。 【解決手段】 照明器具の正面を被覆するセード10で
あって、弾性を有した薄板状の複数枚のセード材11
a,11b,11cを略円弧状に湾曲させて重ね合わせ
る。複数枚のセード材11a,11b,11cは、互い
に重なり合う部位と重なり合わない部位を構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明器具の正面
を被覆するセードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、照明器具の正面を、紙などか
らなる薄板状のセードにて被覆した照明装置がある。薄
板状のセードの場合、強度不足を補うため、セードに補
強用のフレームを取付け、当該フレームを介して照明器
具に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、薄板状のセー
ドに補強用のフレームを設けたセードでは、照明装置を
点灯したとき補強用のフレームの影ができるため、見栄
えが悪くなるという問題があった。また、別途フレーム
を取付けることによる部品点数の増加、ひいては製造性
の低下にもつながるという問題があった。
【0004】この発明の目的は、薄板状のセードであっ
ても補強用のフレームが不要となり、見栄えならびに施
工性に優れたセードを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1は、照明器具の
正面を被覆するセードであって、弾性を有した薄板状の
複数枚のセード材を略円弧状に湾曲させて重ね合わせて
なることを特徴とするものである。請求項1記載のセー
ドによると、薄板状の複数枚のセード材を略円弧状に湾
曲させて重ね合わせてセードを構成しており、セードの
強度が向上し、薄板状のセードであっても補強用のフレ
ームが不要になる。
【0006】請求項2記載のセードは、請求項1におい
て、複数枚のセード材が同一形状に形成され、互いに重
なり合う部位と重なり合わない部位を構成するように位
置をずらして重ね合わせたことを特徴とするものであ
る。請求項2記載のセードによると、請求項1の作用に
加え、複数枚のセード材が互いに重なり合う部位と重な
り合わない部位を構成しており、セードの部位によって
光の透過率が変化する。
【0007】請求項3記載のセードは、請求項1におい
て、複数枚のセード材が、互いに重なり合う部位と重な
り合わない部位を構成するように形状が異なることを特
徴とするものである。請求項3記載のセードによると、
請求項1の作用に加え、複数枚のセード材が互いに重な
り合う部位と重なり合わない部位を構成しており、セー
ドの部位によって光の透過率が変化する。
【0008】請求項4記載のセードは、請求項1または
請求項2または請求項3において、複数枚のセード材の
うち少なくとも1枚の色が他のものの色と異なることを
特徴とするものである。請求項4記載のセードによる
と、請求項1または請求項2または請求項3の作用に加
え、セードの表面が色違いとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図6に基づいて説明する。図1は、照明器具の正面
を被覆するセード10の斜視図を示している。セード1
0は、3枚の同一形状のセード材11a,11b,11
cを互いに位置をずらして重ね合わせて形成されてい
る。
【0010】セード材11は、弾性および変形性を有し
た拡散透光性の薄板(例えば、紙や樹脂等)からなり、
図2に示すように、略半円形状に形成されている。セー
ド材11の両端と中央部には、取付孔12a,12b,
12cが形成されている。セード材11a,11b,1
1cは、図3の水平断面図に示すように、取付孔12ど
うしを一致させて略円弧状に湾曲させて重ね合わせる。
そして、図4に示す補強用筒体15と留め環16にてセ
ード材11a,11b,11cを接合する。すなわち、
補強用筒体15は、両端に一方が大径で他方が小径の拡
径部17,18が形成されており、図5に示すように、
セード材11a,11b,11cの取付孔12に挿通
し、小径の拡径部18に留め環16を嵌めて固定する。
図3に示すように、3箇所を補強用筒体15にて固定し
てセード10を組み立てると、図1に示すように、セー
ド10の下面には通気孔14が形成される。
【0011】つぎに、図6を用いて、セード10にて照
明器具の正面を被覆する構成について説明する。図6に
おいて、20は天井であり、天井20の開口部21に埋
込型照明器具22が埋設されている。埋込型照明器具2
2は、電気部品を内蔵した器具本体23と、反射板24
と、ランプ26を装着したソケット25にて構成されて
いる。器具本体23は、外周に突設した取付金具(図示
せず)を天井20の上面に係止して設けられている。器
具本体23の下端外周には化粧枠27が設けられてお
り、化粧枠27に3個の吊り具28を吊り下げ、固着具
29をセード10の取付孔12に設けた補強用筒体15
に挿通し吊り具28に締結してセード10を固定する。
【0012】このように構成されたセード10による
と、薄板状の3枚のセード材11a,11b,11cを
略円弧状に湾曲させて重ね合わせてセード10を構成し
ており、セード10の強度が向上し、薄板状のセード1
0であっても補強用のフレームが不要になる。よって、
点灯したときにセード10に補強用のフレームの影がで
きず、見栄えが向上するとともに、部品点数の削減が図
れ、施工性も向上する。
【0013】また、3枚のセード材11a,11b,1
1cが、互いに重なり合う部位と重なり合わない部位を
構成するように位置をずらして重ね合わせてある。例え
ば、図1において、A部分は、セード材11bとセード
材11cが重なり合って、光の透過率が低い部位とな
る。これに対して、B部分は、セード材11cのみにて
構成されており、光の透過率が高い部位となる。このよ
うに、部位によって光の透過率が変化するため、趣向性
に富んだセード10を構成することができる。
【0014】なお、セード材の形状ならびに枚数は、セ
ード10のような3枚のセード材11a,11b,11
cからなるものに限らない。例えば、図7に示すよう
に、セード材11と略同形状の4枚のセード材41a,
41b,41c,41dを位置をずらして重ね合わせて
セード40を構成してもよい。この発明の他の実施の形
態を図8に示す。
【0015】この実施の形態のセード50は、壁付型照
明器具の正面を被覆するセードに関するものである。セ
ード50は、弾性おび変形性を有した拡散透光性の薄板
(例えば、紙や樹脂等)からなる3枚のセード材51,
52,53を互いに重ね合わせて形成されている。セー
ド材51は矩形であり、略円弧状に湾曲させて最も外側
に設置される。セード材52は台形であり、略円弧状に
湾曲させてセード材51の内側に設置される。セード材
53はセード材52とは逆向きの台形であり、略円弧状
に湾曲させて最も内側に設置される。
【0016】各セード材51,52,53の両端には互
いに対向して、上下一対の取付孔54が形成されてお
り、各取付孔54どうしを一致させてセード材51,5
2,53を重ね合わせる。そして、図4に示した補強用
筒体15を取付孔54に挿通し、留め環16にて固定す
る。セード50は、壁面に取付けた壁付型照明器具の正
面を覆うようにして、取付金具を介して照明器具に取付
けられる。
【0017】このように構成されたセード50において
も、図1ないし図6に示した実施の形態と同様の効果が
得られる。なお、前記各実施の形態では、セード材11
a,11b,11c(51,52,53)が互いに重な
り合う部位と重なり合わない部位を構成して、光の透過
率に変化を持たせているが、部位によって光の透過率に
変化が生じないような形状の複数枚のセード材を重ねて
セードを構成したものであってもよい。例えば、円形状
の複数枚のセード材を重ねて図1のセード10を構成し
たり、あるいは同一矩形で同じ大きさの複数枚のセード
材を重ねて図8のセード50を構成してもよい。
【0018】また、セード材11a,11b,11c
(51,52,53)を、少なくとも1枚の色が他のも
のの色と異なるように着色してもよい。このようにする
と、セードの表面が色違いとなり、趣向性に富んだセー
ドを構成できる。しかも、この色違いによるセード材
と、セード材が重なり合う部位と重なり合わない部位を
構成して光の透過率に変化を持たせることを併用するこ
とで、より一層趣向性に富んだセードを構成できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載のセードによると、薄板状
の複数枚のセード材を略円弧状に湾曲させて重ね合わせ
てセードを構成しており、セードの強度が向上し、薄板
状のセードであっても補強用のフレームが不要になる。
よって、点灯したときにセードに補強用のフレームの影
ができず見栄えが向上するとともに、部品点数の削減が
図れ、施工性も向上する。
【0020】請求項2記載のセードによると、請求項1
の効果に加え、複数枚のセード材が互いに重なり合う部
位と重なり合わない部位を構成しており、セードの部位
によって光の透過率が変化し、趣向性に富んだセードが
得られる。請求項3記載のセードによると、請求項1の
効果に加え、複数枚のセード材が互いに重なり合う部位
と重なり合わない部位を構成しており、セードの部位に
よって光の透過率が変化し、趣向性に富んだセードが得
られる。
【0021】請求項4記載のセードによると、請求項1
または請求項2または請求項3の効果に加え、セードの
表面が色違いとなり、趣向性に富んだセードが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態のセードの斜視図であ
る。
【図2】この発明の一実施の形態のセードを構成するセ
ード材の展開平面図である。
【図3】この発明の一実施の形態のセードの水平断面図
である。
【図4】この発明の一実施の形態の補強用筒体と留め環
の斜視図である。
【図5】この発明の一実施の形態のセード材の接合部の
断面図である。
【図6】この発明の一実施の形態の照明器具の一部破断
正面図である。
【図7】この発明のセードの変形例の水平断面図であ
る。
【図8】この発明の他の実施の形態のセードの斜視図で
ある。
【符号の説明】 10,40,50 セード 11a〜11c,41a〜41d,51,52,53
セード材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 利昭 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明器具の正面を被覆するセードであっ
    て、弾性を有した薄板状の複数枚のセード材を略円弧状
    に湾曲させて重ね合わせてなることを特徴とするセー
    ド。
  2. 【請求項2】 複数枚のセード材が同一形状に形成さ
    れ、互いに重なり合う部位と重なり合わない部位を構成
    するように位置をずらして重ね合わせたことを特徴とす
    る請求項1記載のセード。
  3. 【請求項3】 複数枚のセード材が、互いに重なり合う
    部位と重なり合わない部位を構成するように形状が異な
    ることを特徴とする請求項1記載のセード。
  4. 【請求項4】 複数枚のセード材のうち少なくとも1枚
    の色が他のものの色と異なることを特徴とする請求項1
    または請求項2または請求項3記載のセード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2446209A (en) * 2007-01-30 2008-08-06 Richard Jonathan Yorke Interlocking elements forming a cone shape
JP2009289436A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2010182491A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Yamagata Promotional Organization For Industrial Technology 照明装置
CN116674892A (zh) * 2023-07-28 2023-09-01 江苏华恬节能科技有限公司 一种用于化工产品防泄漏储存罐

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CN116674892B (zh) * 2023-07-28 2023-10-03 江苏华恬节能科技有限公司 一种用于化工产品防泄漏储存罐

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