JP3025449B2 - セード - Google Patents
セードInfo
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- JP3025449B2 JP3025449B2 JP31640696A JP31640696A JP3025449B2 JP 3025449 B2 JP3025449 B2 JP 3025449B2 JP 31640696 A JP31640696 A JP 31640696A JP 31640696 A JP31640696 A JP 31640696A JP 3025449 B2 JP3025449 B2 JP 3025449B2
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- Japan
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- shade
- materials
- color
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- thin sheet
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明器具の正面
を被覆するセードに関するものである。
を被覆するセードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、照明器具の正面を、紙などか
らなる薄板状のセードにて被覆した照明装置がある。薄
板状のセードの場合、強度不足を補うため、セードに補
強用のフレームを取付け、当該フレームを介して照明器
具に固定していた。
らなる薄板状のセードにて被覆した照明装置がある。薄
板状のセードの場合、強度不足を補うため、セードに補
強用のフレームを取付け、当該フレームを介して照明器
具に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、薄板状のセー
ドに補強用のフレームを設けたセードでは、照明装置を
点灯したとき補強用のフレームの影ができるため、見栄
えが悪くなるという問題があった。また、別途フレーム
を取付けることによる部品点数の増加、ひいては製造性
の低下にもつながるという問題があった。
ドに補強用のフレームを設けたセードでは、照明装置を
点灯したとき補強用のフレームの影ができるため、見栄
えが悪くなるという問題があった。また、別途フレーム
を取付けることによる部品点数の増加、ひいては製造性
の低下にもつながるという問題があった。
【0004】この発明の目的は、薄板状のセードであっ
ても補強用のフレームが不要となり、見栄えならびに施
工性に優れたセードを提供することである。
ても補強用のフレームが不要となり、見栄えならびに施
工性に優れたセードを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1は、照明器具の
開口部を被覆するセードであって、弾性を有した薄板状
の複数枚のセード材を略円弧状に湾曲させて重ね合わせ
るとともに、前記複数枚のセード材のうち2枚のセード
材の端部と他のセード材の中間部を一体に固定したこと
を特徴とするものである。請求項1記載のセードによる
と、薄板状の複数枚のセード材を略円弧状に湾曲させて
重ね合わせてセードを構成しており、セードの強度が向
上し、薄板状のセードであっても補強用のフレームが不
要になる。
開口部を被覆するセードであって、弾性を有した薄板状
の複数枚のセード材を略円弧状に湾曲させて重ね合わせ
るとともに、前記複数枚のセード材のうち2枚のセード
材の端部と他のセード材の中間部を一体に固定したこと
を特徴とするものである。請求項1記載のセードによる
と、薄板状の複数枚のセード材を略円弧状に湾曲させて
重ね合わせてセードを構成しており、セードの強度が向
上し、薄板状のセードであっても補強用のフレームが不
要になる。
【0006】請求項2記載のセードは、請求項1におい
て、複数枚のセード材が同一形状に形成され、互いに重
なり合う部位と重なり合わない部位を構成するように位
置をずらして重ね合わせたことを特徴とするものであ
る。請求項2記載のセードによると、請求項1の作用に
加え、複数枚のセード材が互いに重なり合う部位と重な
り合わない部位を構成しており、セードの部位によって
光の透過率が変化する。
て、複数枚のセード材が同一形状に形成され、互いに重
なり合う部位と重なり合わない部位を構成するように位
置をずらして重ね合わせたことを特徴とするものであ
る。請求項2記載のセードによると、請求項1の作用に
加え、複数枚のセード材が互いに重なり合う部位と重な
り合わない部位を構成しており、セードの部位によって
光の透過率が変化する。
【0007】
【0008】請求項3記載のセードは、請求項1または
2において、複数枚のセード材のうち少なくとも1枚の
色が他のものの色と異なることを特徴とするものであ
る。請求項3記載のセードによると、請求項1または2
の作用に加え、セードの表面が色違いとなる。
2において、複数枚のセード材のうち少なくとも1枚の
色が他のものの色と異なることを特徴とするものであ
る。請求項3記載のセードによると、請求項1または2
の作用に加え、セードの表面が色違いとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図6に基づいて説明する。図1は、照明器具の正面
である開口部を被覆するセード10の斜視図を示してい
る。セード10は、3枚の同一形状のセード材11a,
11b,11cを互いに位置をずらして重ね合わせて形
成されている。
いし図6に基づいて説明する。図1は、照明器具の正面
である開口部を被覆するセード10の斜視図を示してい
る。セード10は、3枚の同一形状のセード材11a,
11b,11cを互いに位置をずらして重ね合わせて形
成されている。
【0010】セード材11は、弾性および変形性を有し
た拡散透光性の薄板(例えば、紙や樹脂等)からなり、
図2に示すように、略半円形状に形成されている。セー
ド材11の両端と中央部には、取付孔12a,12b,
12cが形成されている。セード材11a,11b,1
1cは、図3の水平断面図に示すように、取付孔12ど
うしを一致させて略円弧状に湾曲させて重ね合わせる。
このとき、複数枚のセード材11a,11b,11cの
うち2枚のセード材の端部と他のセード材の中間部を一
体に固定した。そして、図4に示す補強用筒体15と留
め環16にてセード材11a,11b,11cを接合す
る。すなわち、補強用筒体15は、両端に一方が大径で
他方が小径の拡径部17,18が形成されており、図5
に示すように、セード材11a,11b,11cの取付
孔12に挿通し、小径の拡径部18に留め環16を嵌め
て固定する。図3に示すように、3箇所を補強用筒体1
5にて固定してセード10を組み立てると、図1に示す
ように、セード10の下面には通気孔14が形成され
る。
た拡散透光性の薄板(例えば、紙や樹脂等)からなり、
図2に示すように、略半円形状に形成されている。セー
ド材11の両端と中央部には、取付孔12a,12b,
12cが形成されている。セード材11a,11b,1
1cは、図3の水平断面図に示すように、取付孔12ど
うしを一致させて略円弧状に湾曲させて重ね合わせる。
このとき、複数枚のセード材11a,11b,11cの
うち2枚のセード材の端部と他のセード材の中間部を一
体に固定した。そして、図4に示す補強用筒体15と留
め環16にてセード材11a,11b,11cを接合す
る。すなわち、補強用筒体15は、両端に一方が大径で
他方が小径の拡径部17,18が形成されており、図5
に示すように、セード材11a,11b,11cの取付
孔12に挿通し、小径の拡径部18に留め環16を嵌め
て固定する。図3に示すように、3箇所を補強用筒体1
5にて固定してセード10を組み立てると、図1に示す
ように、セード10の下面には通気孔14が形成され
る。
【0011】つぎに、図6を用いて、セード10にて照
明器具の正面を被覆する構成について説明する。図6に
おいて、20は天井であり、天井20の開口部21に埋
込型照明器具22が埋設されている。埋込型照明器具2
2は、電気部品を内蔵した器具本体23と、反射板24
と、ランプ26を装着したソケット25にて構成されて
いる。器具本体23は、外周に突設した取付金具(図示
せず)を天井20の上面に係止して設けられている。器
具本体23の下端外周には化粧枠27が設けられてお
り、化粧枠27に3個の吊り具28を吊り下げ、固着具
29をセード10の取付孔12に設けた補強用筒体15
に挿通し吊り具28に締結してセード10を固定する。
明器具の正面を被覆する構成について説明する。図6に
おいて、20は天井であり、天井20の開口部21に埋
込型照明器具22が埋設されている。埋込型照明器具2
2は、電気部品を内蔵した器具本体23と、反射板24
と、ランプ26を装着したソケット25にて構成されて
いる。器具本体23は、外周に突設した取付金具(図示
せず)を天井20の上面に係止して設けられている。器
具本体23の下端外周には化粧枠27が設けられてお
り、化粧枠27に3個の吊り具28を吊り下げ、固着具
29をセード10の取付孔12に設けた補強用筒体15
に挿通し吊り具28に締結してセード10を固定する。
【0012】このように構成されたセード10による
と、薄板状の3枚のセード材11a,11b,11cを
略円弧状に湾曲させて重ね合わせてセード10を構成し
ており、セード10の強度が向上し、薄板状のセード1
0であっても補強用のフレームが不要になる。よって、
点灯したときにセード10に補強用のフレームの影がで
きず、見栄えが向上するとともに、部品点数の削減が図
れ、施工性も向上する。
と、薄板状の3枚のセード材11a,11b,11cを
略円弧状に湾曲させて重ね合わせてセード10を構成し
ており、セード10の強度が向上し、薄板状のセード1
0であっても補強用のフレームが不要になる。よって、
点灯したときにセード10に補強用のフレームの影がで
きず、見栄えが向上するとともに、部品点数の削減が図
れ、施工性も向上する。
【0013】また、3枚のセード材11a,11b,1
1cが、互いに重なり合う部位と重なり合わない部位を
構成するように位置をずらして重ね合わせてある。例え
ば、図1において、A部分は、セード材11bとセード
材11cが重なり合って、光の透過率が低い部位とな
る。これに対して、B部分は、セード材11cのみにて
構成されており、光の透過率が高い部位となる。このよ
うに、部位によって光の透過率が変化するため、趣向性
に富んだセード10を構成することができる。
1cが、互いに重なり合う部位と重なり合わない部位を
構成するように位置をずらして重ね合わせてある。例え
ば、図1において、A部分は、セード材11bとセード
材11cが重なり合って、光の透過率が低い部位とな
る。これに対して、B部分は、セード材11cのみにて
構成されており、光の透過率が高い部位となる。このよ
うに、部位によって光の透過率が変化するため、趣向性
に富んだセード10を構成することができる。
【0014】なお、セード材の形状ならびに枚数は、セ
ード10のような3枚のセード材11a,11b,11
cからなるものに限らない。例えば、図7に示すよう
に、セード材11と略同形状の4枚のセード材41a,
41b,41c,41dを位置をずらして重ね合わせて
セード40を構成してもよい。
ード10のような3枚のセード材11a,11b,11
cからなるものに限らない。例えば、図7に示すよう
に、セード材11と略同形状の4枚のセード材41a,
41b,41c,41dを位置をずらして重ね合わせて
セード40を構成してもよい。
【0015】
【0016】
【0017】このように構成されたセード50において
も、図1ないし図6に示した実施の形態と同様の効果が
得られる。なお、前記各実施の形態では、セード材11
a,11b,11cが互いに重なり合う部位と重なり合
わない部位を構成して、光の透過率に変化を持たせてい
るが、部位によって光の透過率に変化が生じないような
形状の複数枚のセード材を重ねてセードを構成したもの
であってもよい。例えば、円形状の複数枚のセード材を
重ねて図1のセード10を構成してもよい。
も、図1ないし図6に示した実施の形態と同様の効果が
得られる。なお、前記各実施の形態では、セード材11
a,11b,11cが互いに重なり合う部位と重なり合
わない部位を構成して、光の透過率に変化を持たせてい
るが、部位によって光の透過率に変化が生じないような
形状の複数枚のセード材を重ねてセードを構成したもの
であってもよい。例えば、円形状の複数枚のセード材を
重ねて図1のセード10を構成してもよい。
【0018】また、セード材11a,11b,11c
を、少なくとも1枚の色が他のものの色と異なるように
着色してもよい。このようにすると、セードの表面が色
違いとなり、趣向性に富んだセードを構成できる。しか
も、この色違いによるセード材と、セード材が重なり合
う部位と重なり合わない部位を構成して光の透過率に変
化を持たせることを併用することで、より一層趣向性に
富んだセードを構成できる。
を、少なくとも1枚の色が他のものの色と異なるように
着色してもよい。このようにすると、セードの表面が色
違いとなり、趣向性に富んだセードを構成できる。しか
も、この色違いによるセード材と、セード材が重なり合
う部位と重なり合わない部位を構成して光の透過率に変
化を持たせることを併用することで、より一層趣向性に
富んだセードを構成できる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載のセードによると、薄板状
の複数枚のセード材を略円弧状に湾曲させて重ね合わせ
てセードを構成しており、セードの強度が向上し、薄板
状のセードであっても補強用のフレームが不要になる。
よって、点灯したときにセードに補強用のフレームの影
ができず見栄えが向上するとともに、部品点数の削減が
図れ、施工性も向上する。
の複数枚のセード材を略円弧状に湾曲させて重ね合わせ
てセードを構成しており、セードの強度が向上し、薄板
状のセードであっても補強用のフレームが不要になる。
よって、点灯したときにセードに補強用のフレームの影
ができず見栄えが向上するとともに、部品点数の削減が
図れ、施工性も向上する。
【0020】請求項2記載のセードによると、請求項1
の効果に加え、複数枚のセード材が互いに重なり合う部
位と重なり合わない部位を構成しており、セードの部位
によって光の透過率が変化し、趣向性に富んだセードが
得られる。
の効果に加え、複数枚のセード材が互いに重なり合う部
位と重なり合わない部位を構成しており、セードの部位
によって光の透過率が変化し、趣向性に富んだセードが
得られる。
【0021】請求項3記載のセードによると、請求項1
または2の効果に加え、セードの表面が色違いとなり、
趣向性に富んだセードが得られる。
または2の効果に加え、セードの表面が色違いとなり、
趣向性に富んだセードが得られる。
【図1】この発明の一実施の形態のセードの斜視図であ
る。
る。
【図2】この発明の一実施の形態のセードを構成するセ
ード材の展開平面図である。
ード材の展開平面図である。
【図3】この発明の一実施の形態のセードの水平断面図
である。
である。
【図4】この発明の一実施の形態の補強用筒体と留め環
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】この発明の一実施の形態のセード材の接合部の
断面図である。
断面図である。
【図6】この発明の一実施の形態の照明器具の一部破断
正面図である。
正面図である。
【図7】この発明のセードの変形例の水平断面図であ
る。
る。
10,40 セード 11a〜11c,41a〜41d セード材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 利昭 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (56)参考文献 実公 昭56−31781(JP,Y2) 実公 昭47−16397(JP,Y1) 実公 昭47−25195(JP,Y1) 実公 昭47−25196(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 1/02 - 1/14 F21V 17/00 310 - 17/06
Claims (3)
- 【請求項1】 照明器具の開口部を被覆するセードであ
って、弾性を有した薄板状の複数枚のセード材を略円弧
状に湾曲させて重ね合わせるとともに、前記複数枚のセ
ード材のうち2枚のセード材の端部と他のセード材の中
間部を一体に固定したことを特徴とするセード。 - 【請求項2】 複数枚のセード材が同一形状に形成さ
れ、互いに重なり合う部位と重なり合わない部位を構成
するように位置をずらして重ね合わせたことを特徴とす
る請求項1記載のセード。 - 【請求項3】 複数枚のセード材のうち少なくとも1枚
の色が他のものの色と異なることを特徴とする請求項1
または2記載のセード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31640696A JP3025449B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | セード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31640696A JP3025449B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | セード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10162624A JPH10162624A (ja) | 1998-06-19 |
JP3025449B2 true JP3025449B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=18076727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31640696A Expired - Lifetime JP3025449B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | セード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025449B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2446209A (en) * | 2007-01-30 | 2008-08-06 | Richard Jonathan Yorke | Interlocking elements forming a cone shape |
JP5269479B2 (ja) * | 2008-05-27 | 2013-08-21 | パナソニック株式会社 | 照明器具 |
JP2010182491A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Yamagata Promotional Organization For Industrial Technology | 照明装置 |
CN116674892B (zh) * | 2023-07-28 | 2023-10-03 | 江苏华恬节能科技有限公司 | 一种用于化工产品防泄漏储存罐 |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP31640696A patent/JP3025449B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10162624A (ja) | 1998-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000111 |